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夕凪は、台所へ向かうと用意していた食材を切って料理を始めました。 (a73) 2021/08/11(Wed) 22:08:09 |
夕凪は、弟の手際を思い出します。自分より少し器用で細かいことが得意な、一番近くの存在を。 (a74) 2021/08/11(Wed) 22:12:17 |
夕凪は、夕凪の失敗を思い出します。ちょっとぐらい、大雑把でもいいじゃない?と我慢ができない自分を。 (a75) 2021/08/11(Wed) 22:13:40 |
【人】 巡査長 清和「はー……びしょ濡れになってしまった。 こんなにバカやったの、本当に10年ぶりかもしれないな」 良い大人たちが子供みたいにはしゃいで、全身びしょ濡れになっている。 鍛えているとはいえ、もう若くはないなと思う水も滴る良い男であった。 せっかくなので釣りもやっておこうと思い、水面に釣り糸を垂らしてみる。 のんびり待ちの姿勢。 (103) 2021/08/11(Wed) 22:33:59 |
【人】 花守>>101 夕凪 「私に求められてもねってだーけ。 私は私、気にしてもいないんだから」 嘘だ、ちょっと気にしてたから、口からこぼれてしまった。 でもね。 「そう!寂しいだけじゃない。 大きくなって子供じゃなくなっても、ユウちゃんはユウちゃんで、こうやって私を見て、またお話が出来て、それが嬉しいのよ。 そういう事、あるでしょ?」 彼女は昔から双子を区別して接してきていた。 だから双子の弟とは違う、すこしへにゃっとした笑顔に、確かにあなたを感じていた。 「ハイ、じゃあ頑張ってらっしゃい! ユウちゃんをユウちゃんとしてちゃんと見てるのは、私だけじゃないぞ!」 笑顔には笑顔で返して。 時任宅前に原付バイクを停めたままにして。 さて!お姉さんも張り切りますか! 彼女も戦場に向かっていった。 (104) 2021/08/11(Wed) 22:37:48 |
【人】 夕凪>>89 編笠 「そのへんって何よ、……もう。 こほんっ…えーと…… 改めてただいま。 そしておかえりなさい、編笠くん。 代わりになんてしなくたっていいわ、これからずっといればいいの! 10年のブランクなんて、きっとあっという間よ」 釣りの餌探しに向かう彼女を都会に染まった女の子扱いをする人間はもういないだろう。 水気を纏った髪に、蝉の鳴き声と混ざる音。 やんちゃ娘は昔の笑顔のよう、それはあなたが、みんながいるから戻ってきた姿だった。 双子は二人だけの世界に閉じこもることが多いのだとか。 夕凪たちは、はじめから同じではなかったからそんなことはなかったな。 男と女、得意なことや興味が湧くものも違った。 二人の違いがある度に何処かで怖がっていたから。 変わらず与えられ続けていた優しさを見逃していたのね。 あの時においてきた忘れ物、まだ見つかるのかな。 (105) 2021/08/11(Wed) 22:43:52 |
【人】 おかえり 御山洗「なんか結構貸し出して貰っちゃったな、やっぱり話が回ると……。 みんな、あの子達にいい思い出を作って帰って欲しいんだよな」 必要な道具をかき集めているうちに村中に話が回ったようで、バーベキューセットまで借りてしまった。 みんなで囲めるくらいの網に、別口で魚を塩焼きにするための七輪まで。 材料まで乗せられた様子を見ると、やっぱり助言通り軽トラを借りてよかった。 「あとは夕ちゃんを迎えに行くか……縁ちゃんはどっちにいるかな」 面倒見のいい彼女のことだから、夕凪についているとも元気な年少たちについてるとも考えられる。 二歳しか変わらないとは言え、思わず頼ってしまいそうなほど、頼れる子だ。 ひとまず、夕凪の家の近くに停車して待つことにした。 (106) 2021/08/11(Wed) 22:48:03 |
【人】 少年 編笠「懐かしいなぁ。 御山洗の旦那にとって貰った後も、 その二日後まで抜け殻出てきたもんな。 あれから俺えび食えなくなったからなぁ。 ……そういやアオ、夕凪の姉さんと正面で向き合ったか? 昔から可愛かったけど物凄い美人になってたぞ……。 あんまり長く見つめられなくなってた」 嬉しいになった。美人は無条件に嬉しいので。 (107) 2021/08/11(Wed) 23:20:04 |
卯波は、「俺にとっては昔から綺麗側だったな〜」などといってる。 (a76) 2021/08/11(Wed) 23:23:54 |
【人】 少年 編笠「俺ぁ大体の水遊びと泥遊びと火遊びは、 清和の旦那と添木の旦那に叩きこまれた気ぃするな……」 なんか歳行くと趣味が釣りの方に傾くのか? と失礼な感想を持った。 (108) 2021/08/11(Wed) 23:24:00 |
夜長は、大物がかかったはいいものの、釣り上げきれないでいる。 わた…わた…… (t8) 2021/08/11(Wed) 23:45:33 |
【人】 青嵐「夕凪ねーちゃん後光でも射してたんか? いやでもまじでめっっ(物凄い溜め)っちゃくちゃ美人だった。 昔から可愛かったけどあん頃そんなの気に留めてなかったからなぁ 釣りしてた姿も絵になってたわ。美人ってすげぇな。 …夕凪ねーちゃんって絶対初恋キラーだよなぁ… 」美人に癒された。美人は存在するだけでマイナスイオン発生しているので。 (110) 2021/08/11(Wed) 23:54:10 |
花守は、ちんちくりんで悪かったなのオーラを無意識に飛ばした。 (a77) 2021/08/12(Thu) 0:00:47 |
【人】 少年 編笠「わかる。(わかる) あの頃の年上と今の年上だと ちょっと破壊力が違うんだよなぁ……。 外見変わっても中身が全然 未だ霊長類最強みたいなのもいる中、あれは奇跡……」 うっ、何か寒気がするオーラを背中に感じる。 これは恐らく、大人の色気とは縁遠い何かが発するやつ。 「そういえば。 ……アオは今付き合ってる相手とかいるのか?」 急に聞く。 (111) 2021/08/12(Thu) 0:09:09 |
【人】 夕凪 和風だしの香りがいつもより特別だ。 野菜を切る音がいつもよりも明るい。 隣に君がいないのに、心は穏やかで。 なんだろうね、これがズル休みって感じ。 順当に出来上がった豚汁を魔法瓶に入れて、汗を拭う。 火の側にいたからか少し気だるい。 味見以外で水分をとっていないことを思い出した。 「二本もあるし……ううん……。 本当に迎えに来てくれるのなら、頼ってしまいまいけれど」 魔法瓶を抱えながら家の外へと向かう、運ぶ予定の荷物をまとめるのも一苦労だ。 パズルかな……?腕が4本ぐらいあればいいのになぁ。 (113) 2021/08/12(Thu) 0:11:11 |
【人】 巡査長 清和「ふふ、編笠はまだまだ遊び足りないんじゃないか? 他の遊びするなら今のうちだぞ。警察学校は……恐ろしいところだからな」 わざとらしーく含みのあるような表情で言った。 実際、厳しいところらしいが、それはもう恐ろしいところのように。 「なんだ、お前ら……夕凪ちゃんのこと気になってるのか? まあ、あの頃からしっかり者だったが…… 大学生にもなればすっかり、大人って感じだもんな」 それに比べてお前らはまだまだ子供だな。といじわるに笑った。 垂らした釣り糸には、何かがかかる様子はない。 (114) 2021/08/12(Thu) 0:18:08 |
【人】 青嵐「それな。(それな) 儚げ美少女が色気もある美人に成長してた時の 気持ちを今噛み締めてるよ俺は。 一粒で二度美味しいってこういうこと? 夕凪ねーちゃんまじで一生憧れかもしんねー。 おいばかその話するとまた来るからやめとけって。」 背後から何か重たいオーラを受けてやや冷や汗を感じているが ここは気づかないフリが得策な気がする。気づかないフリ気づかないフリ…。 「急すぎね? 今っつーかずっといねーけど。アキラはいんの?」 (115) 2021/08/12(Thu) 0:20:20 |
青嵐は、うわ!モテ男がきた!と思った。 (a78) 2021/08/12(Thu) 0:25:23 |
【人】 少年 編笠「げぇ、今一番聞きたくねぇ現実……。 警察学校噂には聞いてるけど、 そんなやばいトコなのかい清和の旦那?」 言うて旦那の時代の頃の警察学校だけの話じゃないのか? という若者特有の甘えがある。 「おお、清和の旦那もこの手のハナシ話せんだな。 俺とかアオの世代であの人に憧れんかった人いないでしょ。 年上から見たらどうなんだい、清和の旦那」 青嵐の方を向いて首を振る。 「多分今居たら先にアオに 『俺は当然いるんだけどお前は彼女いる?』って聞き方で マウント取ってるよ。そうか……同志……」 彼女がいない者同士特有の"絆"みたいなものを感じて、優しい目をした。 (117) 2021/08/12(Thu) 0:28:45 |
編笠は、青嵐とモテ男だ、塩撒け塩!と身を寄せ合った。 (a79) 2021/08/12(Thu) 0:29:39 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>109 宵闇 「翔兄、色男って自分で言うことじゃなくない? 百歩譲って色男だったとしてもみんな結構毛色違うから クールなだけじゃ人気は出ませんぞ〜?」 モモチは可愛い色男になって独占市場を展開するもんね なんて口ぶりからすれば、 特に可愛さの種類に拘りがあるわけではないようで。 意地悪な笑みと冗談に、脇腹をつついて応えた。 「それを言うなら素直にクールでかっこいいね〜って 言ってもらえない我が身を省みるところじゃないのさ、 プロの歌手になった宵闇翔さん?」 「なぁんちてね!おめでと、翔兄!」 (119) 2021/08/12(Thu) 0:39:19 |
青嵐は、編笠とどこからか取り出した伯方の塩を撒いた。 (a80) 2021/08/12(Thu) 0:41:24 |
清和は、塩を撒かれても涼しげな顔で、ふたりに近付いてこう言った。「そんなことしてるとモテないぞ」 (a81) 2021/08/12(Thu) 0:48:53 |
【人】 青嵐「俺は大学デビュー狙ってるっていうのに早々に脅されてて可哀想だな…。大学でも俺はアキラが居そうな方向に敬礼でも捧げて過ごすわ。」 げんなりしてる親友を横目にしながら、 アキラに比べたらお気楽できそうでよかった等と脳天気に考えた。他人事なので。 「確かに年上からみた夕凪ねーちゃんの印象気になるな。 基本しっかりしてるけどたまに天然っぽいとこあるし意外と庇護欲掻き立てられる系だったりする?」 続けて首を横に振りながら生暖かい視線を向けてきた親友に 超絶微妙な表情を返した。 「…そのマウント取られたら多分3時間ぐらいアキラとは口きかんね、俺。っていうか…やめろよ…その…その顔……。」 やめろよ………。 (120) 2021/08/12(Thu) 0:49:32 |
宵闇は、塩を撒かれてる清和を見てくつくつ笑っている。 (a82) 2021/08/12(Thu) 0:50:24 |
青嵐は、「この人いたいけな青少年の心抉ってくる!大人げない!」と反論した。 (a83) 2021/08/12(Thu) 0:50:53 |
編笠は、「正論は他人を傷つけるだけじゃねぇですか旦那!!」と反論した。 (a84) 2021/08/12(Thu) 0:52:26 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥「あーあ!やっぱり着替えてくればよかった!」 大の大人二人の水遊びに参戦した後、 言葉とは裏腹に、心底愉快そうな様子で言う。 賄賂よりも楽しさを取って乱戦に持ち込んだ最年少は、 上手く漁夫の利を得る事はできたのかどうか。 それからぺたぺたとサンダルの底を鳴らして、 一休みついでに釣り糸を垂らす大人達の方へと向かった。 (121) 2021/08/12(Thu) 0:56:31 |
清和は、悔しかったらモテてみるんだな〜?と、大人気なく笑った。 (a85) 2021/08/12(Thu) 0:59:27 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>@5 >>t8 夜長 「……あれっ、ええっと…」 そうだ、和臣さん。 少し前にそう呼ばれていた人がわたわたとしている所を見て そんなふうに独り言を零してから、少し考えた。 魚が掛かって、釣り上げようとしている最中のようだから 声を掛けずに見守った方がいいのだろうか? 遠い記憶の中、釣りをしている所を見ていた覚えはあるけれど 何か有益なアドバイスができそうにはない。 「…だいじょうぶ?」 結局、サンダルを鳴らしながら声を掛けてしまった。 活きの良い大物は、そろそろ釣り上げられただろうか。 (123) 2021/08/12(Thu) 1:05:01 |
【人】 巡査長 清和「ああ…… 厳しい上下関係、過酷な環境、自由も何もない…… あそこでの生活はまさに……地獄だったと言ってもいい……」 かなり誇張されているけれど、嘘は言ってないような微妙なライン。 清和は大卒でのノンキャリア組なので、情報としては6年前ほどのものだ。今もきっと、あまり変わっていないのだろう。 「お前らの世代だとあの双子が直接のまとめ役だったものな。 気持ちはよくわかる。しかし、俺から見た夕凪ちゃんか……」 ふむ、と顎に手を当てて考える仕草。 「しっかり者で、あまり手のかからない子って印象が強いな。 だからこそ、ついつい抱え込んでしまっていないかが心配。 美人になったとは思うが、俺にとっては面倒見てた子のままだ。 鬼走さんから見る俺やカケルやアキラと一緒だからな。歳の差」 ああいう子ほど、意外と寂しがり屋だったりするんだよな。なんて、軽く付け足しながら。 (124) 2021/08/12(Thu) 1:05:07 |
清和は、「あ、アキラって御山洗のほうな」と付け足した。言わなくてもわかるだろうけど。 (a86) 2021/08/12(Thu) 1:07:05 |
【人】 夕凪>>116 >>118 花守 御山洗 「御山お兄さん、よかっ 」 あれ? どれぐらい、ここにいてくれたのだろう? トラックから降りてくる姿を無言で目で追いながら。 感謝の言葉よりも先に驚きと困惑が先に口をついた。 「……ま、待たせすぎましたか? トラック、まで――あっ花さん!」 上手く笑えないほど緊張をしながら、魔法瓶をぎこちなく渡して。 言葉を迷っていれば、助け船と届いたお姉さんの声に逃げるように駆け寄ってしまいました。 「ご褒美? ふふふ…やりましたっ! 丁度喉が渇いていたんです、料理に夢中になりすぎました」 慌てて、それでもゆっくりと喉に水分を通していく。 あまりお行儀はよくないけれど、3分の1ほど飲み込んで、一度深呼吸をした。 「お二人とも、迎えに来てくれてありがとうございます。 えへへ……早く戻りましょう? 上手に出来たんですよ〜豚汁、二人にも早く食べて欲しいです」 (125) 2021/08/12(Thu) 1:13:20 |
【人】 少年 編笠「俺は真面目に大学で勉強したくなかったから、 警察なろうとしたトコあんのにこんな現実辛いことあるかい?」 そういえば携帯の類も取り上げられるって聞いたな。 青嵐の顔を見るのもここが見納めかもしれない。 「……声掛けるのには何も躊躇いないんだけど、 その後話続けるのが難しくないか? 何話していいのか分からなくなって 沈黙に責められてる感じがして」 その点この村の女子は夕凪以外全く気を遣わず話せるので楽と言える。 「へえ、なんか旦那のそれ、兄さんみてぇな感じだなそれ。 添木の旦那もそんな感じなんかな……」 しかしもしかしたらここが羽延ばせるラストチャンスだとしたら ここで彼女を作るという選択肢が浮上する。 だが……どう頑張っても技キメられたり蝉投げられたりしか思い浮かばねえ。 (126) 2021/08/12(Thu) 1:17:33 |
【人】 巡査部長 鬼走「夕凪よりもさらに小さかった奴らはそりゃ俺は知らんだろう。 覚えてる方が稀で、俺はお前達の親に世話になったから生まれた際に聞いたり、引っ越してきた時に会ったりしてるから一方的に覚えているだけでな。……名乗り直すべきか?構わんか」 被写体を探していた卯波に、何か夕凪が釣った場合補佐でもするかと構えていた網を向けて名前を告げる。 「一ノ瀬さん家の卯波。 編笠さん家の晶。 涼風さん家の薫。 竹村さん家の茜。 都々良さん家の百千鳥。 あと昨日虫捕りしてた髪置さん家の優。 10年前が最後だった気がするが、一応それまで全員毎年、見、」 ・・・ ・・・ 架空と知らない空と響く飛鳥の声に変な違和感を覚えた。おかしい事を口走ったつもりはない。村に生まれた子供相手なら、その両親に抱きかかえられてるのをその年のお盆から、1年毎に見かけそれを短くて5年、長くて7年ほどはあった はずだ。 何かを忘れている気がした。 (127) 2021/08/12(Thu) 1:22:50 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>122 宵闇 「ざーんねん!モモチは弟子は取らない主義なんで! 参考にするくらいならまあ許してしんぜよう!」 師と仰ぐには随分と軽い調子で笑う男に対し これまた大げさにふんぞり返って見せて笑って、 ふ、と何かが引っ掛かって、まだ遠い上背を見上げた。 「……あんまり嬉しくない?」 ただの杞憂かもしれない。 目の前の人はたとえ褒めそやされたとしても 自分のように、それこそ大喜びするようには見えないし その違和感は、本当に何となく、でしかないけれど。 (128) 2021/08/12(Thu) 1:25:59 |
【人】 巡査部長 鬼走編笠と清和の警察学校の話を聞いて、口を挟む。 「入ってしまったなら仕方ないだろう。あと自衛官を育成する防衛大学校に比べれば、あっちは普通に4年生と共同寮生活だ。警察学校は同期だけじゃなかったか。 学生時代から上下開係を叩きこまれないという点では自衛官の方面よりマシだったと諦めるんだな。厳しい上下関係と過酷な環境で嘆いてるなら、上には上がいると思え」 最も防衛大学の方は文武両道の上に偏差値が飛びぬけた入る事すら困難な狭き門なため、本来比較するのもおかしいが慰めに引き合いに出した。実際の若者の慰めになれたかはともかくだ。 (129) 2021/08/12(Thu) 1:30:14 |
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