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【人】 四角形の記憶 卯波>>91 編笠 「ふふ、だって俺は田舎が大好きでしたから。 晶兄も勿論帰ってきてくれてると信じてたよ」 笑みを溢して、自分からもちゃぷちゃぷと近づいていく。 「うん、持ってきた? ゲーム機なら持ってきましたけど、多分違いますよね。田舎にあったもんじゃないし。 フィルム一杯なんてそんな、カメラみたいな───あ」 記された自分の名前を、認めて。 忘れるものか、幼い頃にどこからどこまでも連れ回して、今でこそデジタルカメラにとって変わられているものの、ありとあらゆる四角形の思い出を残してくれた大切な、形。 ふと、頭がちくりと、痛んだ。 現実味のないような。思い出せたはずなのに、まだ何かを忘れているような。そんなちょっとしこりの残る感覚。 あの写真達の奥深く。示したものは、何だ。 「──うん、持ってきてる! 今ここにはないんですけど……それでも、ちゃんと荷物の中に入れてきました。負けじと、沢山の思い出を詰め込んで」 答えの出ない思考に陥る前に、いったん切り上げて。また笑みを深めて、そう返した。 (130) 2021/08/12(Thu) 1:32:45 |
【人】 少年 編笠「もしかして鬼走の旦那のその 灼熱の熱湯は溶岩よりも温度が低いから 人間は耐えられるみたいなやつ、 旦那の中では優しい年長者のフォローに 分類されてたりすんのかい?」 不器用と厳しさのダブル正論パンチが 顎に決まってねえかいこれ。 (132) 2021/08/12(Thu) 1:35:41 |
【人】 巡査長 清和「……だそうで。ありがたい、大先輩からのお言葉でした。 ちなみに高卒は大卒よりも研修期間が長い。 まあ、せいぜい頑張ることだな。将来有望な後輩くん」 現場で会えるのを楽しみにしているよ。と茶化し。 実際にどうなるかはわからないけれど、その時はまた面倒見てやろうと言って。 「そうだな、俺にとっては弟や妹みたいなもんだ。お前らは。 特に世話の焼けるやつだったのは、その久と縁ちゃんだったが…… それでも、お前らにとっては兄さん、姉さんなんだよな」 (133) 2021/08/12(Thu) 1:39:09 |
【人】 四角形の記憶 卯波「俺は鬼走の兄さんの写真がありますから…… そう、そんな人がいたんだよ〜って、両親が教えてくれました」 俺は物心ついてなさすぎて、 ほっとんど覚えてませんでしたけど。 途中で言葉を切り上げたのをみて、 だが何も追求せずに、そのまま。 「警察学校、大変ですねえ。 もし兵役がある時代に生まれてたら俺はもう醤油を飲むしかありませんでしたよ」 (134) 2021/08/12(Thu) 1:43:10 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>@6 >>131 夜長 鬼走 「だ、だいじょうぶではない…!!」 成程。ではやらねば。 百千鳥は固く決意した。 殆ど人の見様見真似ではあるものの、 釣りに興じていた人々の様子を覚えていないわけでは… ない……………はずだから!! 「わっ、えっと… わ、わかった!力入れて、握り込んで、流されないように…!」 突然の助太刀に驚いて、それでもちゃんと網を受け取った。 言われた通りに網を持って、しっかり踏ん張って…… これでいいのかな、記憶の中のみんなはどうしていたっけ。 鬼走の助けもあって、夜長の釣りを上手く手伝えた! (135) 2021/08/12(Thu) 1:43:18 |
【人】 青嵐「真面目に勉強したくなかったから 警察っていうのも中々ぶっ飛んでるけどな…。」 行動力すごいんだな〜、この子。 「緊張で何話せばいいかわからんとかではなく? 普通にここの女子と同じ接し方じゃ駄目なのか? …まぁそれはダメか。 俺意外とそういうの思ったことないな。」 ここの人たちほぼ家族みてぇなもんだしそのせいか? 「は〜ん…兄ね〜… そういうのってやっぱ年上の余裕?包容力?」 うっ、自分で言って自分で自分にないものを痛感してきた。 俺は大人の男になればいいのか? 「アキラもまだ諦めんなって…卒業式で告白とかワンチャンあるから。 女子って寡黙系好きだったりするから実は裏で『キャー編笠くん今日もクールでかっこいい〜!(裏声)』とか言われてるかもしんねぇじゃん。」 (136) 2021/08/12(Thu) 1:46:23 |
【人】 おかえり 御山洗>>118 >>125 花守 夕凪 あんまり夕凪は元気いっぱいという風には見えなかった。準備に力を尽くしたのだろう。 自分なら一言聞いて流されてしまいそうなところを、花守はさっと動いてくれる。 お互いをよく見ているのだな、という間柄に安心しながら。 「まだ荷物あるみたいだね。玄関先入って大丈夫かな。 もし食べきれなかったら俺がなんとかするから、大丈夫」 一度外に出した食材でも早く食べ切るコツはわかるし、何より用意したのは自分だ。 今しがた夕凪が出てきたばかりの家屋を除いて、荷物運びを手伝う。 「今頃遊び疲れてお腹すいてる頃だろうね。 あの子達にたくさん遊んだご褒美をあげないとな……俺も、食べたいし」 これだけ張り切ってくれたのだから、そのぶんたくさんの笑顔をみせてあげたい。 荷物運びが終わったなら、軽トラックはゆったりと出発するだろう。 (137) 2021/08/12(Thu) 1:48:12 |
【人】 インスピレーション 竹村茜>>100 薫 「あはは、そんなに変わってなかった?あの時よりお淑やかになったつもりなんだけどなあ。 オシャレは女子の嗜みだからね〜。薫だって、あの時よりずっと綺麗になったと思うよ。 お肌とか、髪とか羨ましいくらい…!!」 どんなお手入れしたらこうなるの……とその整った顔をまじまじと見ている。 さらりとした髪も、きめ細かな肌も女子からしてみれば喉から手が出る程欲しいものだ。 「楽しかったね〜、あの時はホントにそれくらいしか楽しみなかったっていうか。 まだ小さかったからヤンチャ放題だったっていうか〜 ん〜、卒業したわけじゃないよ。何となく見てただけ」 考え事してたっていうのもあるけどさ。と川で遊ぶ友人たちを眺めながら答える。 なんとなく覚えた胸の痛みと、妙な寂しさで 楽しいだけの気持ちではなくなってしまった ということもあるけれど。 「あ、薫も一緒に遊ぶ?せっかくこんなところまで来たんだしさ」 (138) 2021/08/12(Thu) 1:50:32 |
【人】 少年 編笠>>130 卯波 「よっし、やっぱ覚えてたか。卯波。 俺だけやってたら勘違いヤローみたいになるし、 とりあえずの賭けは勝ちだな」 それは、この村を離れる前の提案で、 ここから先、互いの人生は二つに分岐するけれど、 どこかでまた会う機会もあるだろうからと。 どちらともなくした提案だった。 ここから離れて暮らしていても、 お互いの人生がちゃんとある証明として。 互いの名前を書いたインスタントカメラを持ち、 そのフィルムがいっぱいになるまで、 歩んできた人生の中のここぞという楽しい一頁を 全て四角に収めるという遊びだ。 「悪くないだろ、この遊び。 少なくともここ以外での暮らしを想像できないって思ってた、 ガキだった俺らが毎日を楽しむにはまあ、いい提案だったよな」 (139) 2021/08/12(Thu) 1:52:28 |
【人】 巡査部長 鬼走「こんなに警官が溢れてる今の内に内情を聞いて腹を括るか、退学を決めて一般の大学の方向を考えたらいいだろ」 気遣いのつもりだ。勿論この手の言葉は受け手に寄るので、思い切りダメージを与えただけかもしれない。 「最悪辞める道だって普通にある。それで人生が終わりもしない。金だって永遠に借金する羽目にもならん。渋々勢いで決めてしまって入った後に後悔するくらいなら、考えてみるといい」 気遣いのつもりなのだが、普段聞き慣れてないとやはりただの攻撃にしか感じないかもしれない。聞き慣れている28と26歳組と、長く連絡を取り続けてくれていた夕凪と夜長家系は別だ。 (140) 2021/08/12(Thu) 1:55:22 |
【人】 インスピレーション 竹村茜>>0 添木 「どーしたってそれはこっちの台詞なんですけど〜! 何その髪!真面目っこになったの添木〜!」 小さい頃から馬鹿やって盛り上がっていたからか、その空気にスッと入ってしまえた。 見目が変わっても、性格はあの頃とそう変わらない。 いたずらっ子の顔で、貴方を見上げた。 「あたしだってオシャレくらいするんです〜、もう高校生だからね」 (141) 2021/08/12(Thu) 2:01:49 |
【人】 少年 編笠「いうほど醤油飲んで体調って崩れるか?」 確かにきつい気がするが やったことないので分からないが所詮調味料だろ。 「いや卒業式で告白したら10ヶ月近く会えないだろアオ。 その間にどんな女子でも別に彼氏できるわ絶対。 それに俺は俺のことを格好いいと言ってくれる女子は好きだが、 クールでかっこいいなんて評価する節穴と付き合って、 上手くやれる自信が微塵もない」 最低のスタンス。 「いや入る前から退学を視野に入れさせるの 厳しさとかいうレベルじゃなく鬼すぎるだろ鬼走の旦那。 そんなに根性ねえように見えるのか俺。ねえけど」 (142) 2021/08/12(Thu) 2:02:08 |
竹村茜は、川にいる友人たちに向かって「今何の話してんのー?」と投げかけた。 (a87) 2021/08/12(Thu) 2:03:12 |
【人】 少年 編笠遠くからこっちに声を掛けながら歩いてくるアカネを見て 感心した無表情で顎に手をやって。 「へえ、最近の暴力って美少女の皮被ってんだな。 ………ガキのころ、アカネと暮らした日々思い出したら、 なんか警察学校くらい余裕な気がしてきた。なあアオ」 (144) 2021/08/12(Thu) 2:11:52 |
【人】 巡査部長 鬼走「戦時中に確かに徴兵を逃れようと醤油を大量に飲んで病気になろうとした人が聞くとは言うが、お前らくらいの男なら1リットルを一気飲みすると、病気以前に致死量だ」 そんな事で死なれたらさすがに素で手が出るかもしれない。元々暴力は添木などのワルを除く奴らにした事はほぼないが。 「職務中は自覚はあるが、今はオフだ。そこまで鬼でもない、と思うが。俺は入った後に問われたぞ。 お前の根性の有無に口出し出来るほど俺はお前を詳しく知らないからな。自己申告に話しを合わせただけだ。ただ親が根性鍛えさせるために警察学校に入れようとする苦労話は上司に聞いた事がある」 (145) 2021/08/12(Thu) 2:12:17 |
【人】 巡査部長 鬼走>>42 >>a20 夕凪 「わすれんぼう……何か忘れていた事、あったか?」 やや居心地が悪そうな顔をした。土産については遅刻の嵐だった事は覚えているが、警察学校卒業後にいきなり盆に帰る難しさも黙っていたので許してほしい。なお、この性格なので間違いなく無謀と言う夜凪が諭すのは当然だろう。実際に無謀だったかは、本人に直接言う日でも来ない限り謎だろうが。 「ほう。一回目でよくやるじゃないか。俺より才能があるな」 パシャン、と水音からのウグイの姿を見て素直に称賛した。釣りの一回目に何も釣れないより余程よかったと内心夕凪異常に喜んでいるかもしれない。顔に出ないと思ったが。僅かに柔らかかった。 (146) 2021/08/12(Thu) 2:18:45 |
【人】 青嵐「俺が悪かった、ちょっとチョイスミスったな。アキラ全然クールでも寡黙でもないからな。表情筋死んでるけどそこはかとなく表情あるしな。 絶対付き合ってからお互い傷付いておわるやつな。」 ちょっとボロクソに言いすぎたかもしれない。ごめんアキラ。 「アキラ、お前はここでただの都会っ子には無いものを沢山学んだ筈だ…主に人から。その経験を活かして逆境にも負けず頑張れよ… ほら、アキラにそう言ってもらえてアカネもこんなに喜んでるぞ。」 警察の人たち、そんな地獄の学校生活を頑張ってから警察になってるんだなぁ、今度からあんま迷惑かけないようにしよう…。かけた事ないけど…。 (147) 2021/08/12(Thu) 2:19:18 |
【人】 巡査長 清和「包容力ねえ。俺はいろんなことやって年取ってきただけだよ。 あえて言えるとすれば……見栄と意地は張れるだけ張っとけ。 張れる以上に張るのはやめとけ。……それくらいだな、うん」 言葉選びがどうにも下手な上司にやれやれ、と苦笑いして。 「鬼走さんなりの気遣いだよ、これは。 俺が一番に願ってるのはお前の幸せだって言いたいんだよ。 もちろん、警察に入って活躍してくれるなら嬉しいけどな」 (148) 2021/08/12(Thu) 2:20:22 |
鬼走は、まさに清和が言った事を言いたかったのだが、復唱するのも何か複雑な気がしたので唐突に無言を決め込んだ。 (a88) 2021/08/12(Thu) 2:29:02 |
卯波は、ぼんやりとした笑みを浮かべている。 (a89) 2021/08/12(Thu) 2:29:58 |
【人】 少年 編笠「その自覚は悲しいけどある。 クールキャラが長続きした試しがねえ。 いやアオもお前純粋なところが好きかもみたいな女子が、 思ったより子供だったみたいな理由で離れていくだろ?」 ちょっとボロクソに言いすぎたかもしれない。ごめんなアオ。 「………。やめよう。不毛すぎる」 少なくともお互い同レベルで足引っ張り合っても仕方がない。 清和の言葉と鬼走の言葉を聞き比べて。 「わかんねえ……鬼走の旦那の言葉にどこの翻訳機使ったら、 そう聞こえるんだ……? もうちょい歳行ったらわかるのか? ていうか、そうか……俺配属になったら、 添木の旦那か清和の旦那か鬼走の旦那の部下になる可能性あるのか。 どれでも詰んでねえかいこれ?」 (149) 2021/08/12(Thu) 2:31:08 |
竹村茜は、投げかけた言葉に返された言葉がよく聞こえた (a90) 2021/08/12(Thu) 2:31:18 |
清和は、鬼走が黙りこくってしまったので「そうですよね?」と確認するように訊ねた。 (a91) 2021/08/12(Thu) 2:35:28 |
【人】 学生 涼風>>138 茜さん 「誰だっていくつになっても一つや二つ変わらないものがあるんだよきっと。茜さんはその元気な部分や明るい笑い声だったんだ。 ふふ、ありがとう。この見た目はきっと母さんからの贈り物だから、ほったらかしにして汚したいとは思わないし最低限の手入れくらいならしているけど……きっと茜さんの方が詳しいよ。オシャレは女の子の嗜みなんだろ?」 隣の芝生はなんとやら。人形みたいと時折言われる少年は、親しみある貴方の可愛さの方が少しだけ羨ましかったのはちょっとだけ内緒だ。 「勿論。勉強禁止と言われたから暇なんだ。遊ぼうよ茜さん」 人形めいた顔の少年の表情に悪戯心がほんのちょっぴり乗せられる。 「君の考え事も気になるけど、今はぱあっと遊ぼう。どうせきっと考え事しようにも、周りがほうっておかないさ」 抱える痛みがどんなものかは分からないけれど、少しでも紛れればいいと思ったから。 少年は立ち上がって微笑んで、貴方の話に乗っかった。そのまま引っ張って賑やかな方へとぶん投げてやろうとさえも思いながら。 (150) 2021/08/12(Thu) 2:36:31 |
夕凪は、川の流れるその場所へと再び訪れた。 (a92) 2021/08/12(Thu) 2:37:06 |
【人】 巡査部長 鬼走無言で腕を組んでいる。もう一度同じ文を言い直すのも今更だ。 「否定してない時点でわかるだろう」 いや、わからない。そう誰からも言われそうな言い方だが不器用なのでそれを最初からうまく翻訳して伝える事が苦手なのも事実。 なので清和の問いにもそう返すしかできなかった。20代組ならまだしも、善意とは言えそう思われるのも仕方ないと把握しつつも、誰も言わないよりもいい。そんな考えを昔から持っている。当然の様に部下とはよく摩擦を起こしている。 (151) 2021/08/12(Thu) 2:48:33 |
【人】 夕凪「ただいま、なんだか難しい話でもしていたかな?」 収穫はどうだっただろう? チヌにまず視線が向かった。とても大きい。 夜長におめでとうございますと、手を叩いて喜びながら合流をした。 荷物はたくさん、準備ができたらバーベキューでもなんでもできるだろう。 「お腹空いたでしょう、豚汁作ってきたよ〜。 明日もたくさん遊ぶけど、ここでいっぱい元気になってもらわないと」 網で焼く用意はお兄さんがしてくれるかなとか期待をして。 料理の成果を披露するという一つの目標を叶えるのだ。 (152) 2021/08/12(Thu) 2:48:56 |
涼風は、夕凪に気づき、おかえりなさいと手を振る。遊んでもいいし、ご飯食べるのが先でもいいかもしれない。 (a93) 2021/08/12(Thu) 2:53:12 |
【人】 学生 涼風>>154 卯波 「それは頼もしいな。じゃあこれからは私が卯波に甘えてしまおうか?なんてね」 飛び付いたらまた受け止めてね、なんて戯けるように付け加えて頭を撫でる手を離した。 「うん、私も会えて嬉しい。同じ気持ちだよ卯波。ここの人たちはみんな良い人たちで、みんな大好きだからさ。 まさか大きくなってからこんなに集まっていると思わなかったけどね。……これ、絶好のシャッターチャンスが沢山あるんじゃないか?迷ってしまうくらいに」 話しながら昔から写真好きな貴方の幼い頃を思い出す。可愛い頃を思い出したので、またちょっと口元が緩んだ。 (155) 2021/08/12(Thu) 3:30:08 |
【人】 夕凪>>146 鬼走 「……いーえ? もう、平気なことです。 あのときはわかりませんでしたがどうしようもいことにヤキモチをやいていたのが、いい思い出なんです」 忙しさに気付いたのは本当に最近か、もしかしたらついさっきかもしれない。 甘えたいざかりの小さな子供にとっては、大事で変えがたいあなたの帰省。学業や仕事に追われて来ることのできない大変さを今この瞬間に痛いほど感じている。 拗ねた子供の私たちの文句はこれっきりでしょう。 「餌とお兄ちゃんの教えが良かったんですね! もし、焼いて食べるなら、一緒に食べてください。私の初めての成果ですから」 嬉しそうにはにかんで、この一匹目が大切であることを告げる。また次にチャレンジするかと思いきや、聞こえてきた声に反応した。 あなたに、またチャレンジする旨を伝えれば、またたく間に世話やきで少し落ち着かないやんちゃ娘が、せわしなく村に戻る姿が見られだろう。 (156) 2021/08/12(Thu) 3:40:54 |
【人】 学生 涼風>>157 夕凪 「ううん、むしろお礼を言わないと。差し入れとっても嬉しいよ、ありがとう。沢山動いて疲れなかった?夕凪姉ちゃんも一息つかなきゃ」 言葉を一つ一つ受け取っては嬉しそうに目を細める。 「私は元気。引きこもってばかりいたけど日差しも平気。姉ちゃんこそ暑い中無理していないか心配だよ」 そこまでは淀みなく答えられた。そこまでは。 「……ううん。書けていないんだ。都会に引っ越してから、ノートに書くものなんて黒板や参考書の写しばかり。 でも夕凪姉ちゃんは続けられているみたいでよかったよ。夕凪姉ちゃんの絵も夜凪兄ちゃんの絵も好きだったからさ、嬉しい」 つくりものめいた顔に笑みを乗せる。ちょっとだけ、陰りを帯びていたけれど。 (158) 2021/08/12(Thu) 4:24:45 |
【人】 夕凪>>158 涼風 「ちょっとたくさんやりたいことをしすぎて疲れてしまったわ。 だけど花さんがご褒美くれたり、御山お兄さんが迎えに来てくれたから元気いっぱいよ」 お喋りだった夕凪たちを相手にしていた彼らしい丁寧な答え方。 一つ一つが、胸に染み渡って私の気を和らげていく。 あのときは、みんな一緒で同じように見えていたのに。 あなたが、一番驚いてしまったかも。 「あ……そうなの。 今一番忙しくて、あっという間に過ぎちゃう時期だから、仕方ないのかな」 余計なことを、言ってしまっただろうか。 勉強は学生の本分というが、趣味の時間すらとれないほど忙しいかともどかしく思ってしまう。 どちらにしろどことなくあなたの表情が言葉と似合っていなくて、つられるように眉を下げた。 「二人でコンクールで賞を取ったりして、ちょっと自慢なの。 大学にはいったら時間の使い方が変わるわよ、あまり気落ちしないで」 私が、続けられていたのは好き、だから。 だけど趣味か、仕事かを選ばなくてはいけない時期、この先―― 頭がツキリ、悩みはゆっくりと霧散して泡のようにはじけて消えていった。 (159) 2021/08/12(Thu) 5:36:45 |
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