【恋】 赤い靴 キファ「アンタレスの殺害に与したのは……、 表向き、ヘイズ、シトゥラ、 それからヌンキだったな。 吾らは裏方に過ぎぬ。……ふ」 自嘲的な笑いが響く。 「吾の思考を告げなければならぬ点が、幾つかあるな。 一つずつ話していこう」 → (?23) 2021/04/21(Wed) 17:46:04 |
ラサルハグは、満足した。 (a88) 2021/04/21(Wed) 17:47:25 |
【恋】 赤い靴 キファ「ひとつ。吾は、 おまえが”犯人側”になっても 良いとすら考えている それならば、もう事件の解決などどうでも良い 」「吾は確かに、心底から事件の解決を願っていた。 そういう人間だった。 ……でもな。おまえが無事で、幸福であることが。 吾にとっては今、一番大事なのだ。 どうしてもというのなら、 吾が犯人側に与したって構わない 」 (?24) 2021/04/21(Wed) 17:49:10 |
【恋】 赤い靴 キファ「ヌンキには、すまぬと思っている。 無論、おまえとて。 自らの正義の為に行動したのだろう。 そしてサダルの最終目的は、この事件を解決することではない。 その過程で、このような所業をする必要があったというだけ。 だが、アンタレスの殺害を頼んだのは吾らでもあるから。 故、吾らが犯人側になっても、 吾はヌンキを誘わぬ。 おまえに罪を背負わせぬ。 おまえ自身の意志で行動せよ」 「無論、この話は ”吾らが本当に犯人側に着いたら”という仮定の話だ」 (?25) 2021/04/21(Wed) 17:53:29 |
【人】 裏方 サダルふと顔を上げて、辺りを見渡した。 喉に手を当てて声が出ないのを確認すれば悲しそうに目を伏せる 立ち上がってペンを握れば、ホワイトボードに一筆書いておいた そろそろ、出会って3日目だ。 『サダルです、風邪の件で迷惑をかけていますね。 実は心因的な事情で治る見込みが遅くなっていて、 これからも不調な面を見せてしまいます。 できるだけ過度な心配をしないでください。 食事をして羊を愛でていれば健康も近いと思います、 もうしばらくの間不便をかけます』 (139) 2021/04/21(Wed) 17:55:53 |
【恋】 赤い靴 キファ ……だが、その時は。 ”自分たちにとって”、ヌンキはスパイと同様の存在になる。 目的の阻害に繋がる。 仮定の話はやめよう。次だ。 「吾は、奴らが”暗殺”を用いてくると思っている。 何故なら、我々は仮にもギルド代表。 戦闘能力が高い人間もいる。 故、実行犯は一人と予想する。 1人ならば対処も容易。 ……『狛犬』のカウスだって居るのだから」 だが果たして、そう簡単に彼らの目的を阻害出来るのだろうか。 キファの予想は、予想に過ぎない。 → (?26) 2021/04/21(Wed) 17:58:04 |
【恋】 赤い靴 キファ「次。 吾々はこれからどう動くべきかの提案だ」 沈黙。 「……──吾々は、生きてさえ居れば良い。 すべてが血の海に染まろうと。 最後までこの場に立っていたのなら……。 吾々の、勝ちだ 」キファは今、恐ろしいことを口にしている。 「故、吾らは”犯人側”に着き。 彼らを誘導して、吾々からヘイトを逸らし。 謀略知略を巡らせて。 ”一般市民側”側に、事件の解決を促し。 ”一般市民側”に、”犯人側”達を倒して貰うことを提案する 」 (?27) 2021/04/21(Wed) 18:01:36 |
【恋】 赤い靴 キファ「……サダル。吾と一緒に夜明けを見よう」 「ヌンキ」 「すまぬ」 これは念話だ。 サダルの星の力が繋げている。 キファの表情は、見えない。 (?28) 2021/04/21(Wed) 18:02:49 |
ルヘナは、ラサルハグに猫騙し!パァン!!!!!!!!!!!!!! (a89) 2021/04/21(Wed) 18:11:52 |
【恋】 裏方 サダル「キファ それ は」彼女を狂わせたのはこの事件だろうか、恋だろうか、自分だろうか。 それとも―――――― 「どうして、そんなことを」 (?29) 2021/04/21(Wed) 18:12:09 |
ラサルハグは、!!!!????????!!!!!!????? (a90) 2021/04/21(Wed) 18:12:58 |
ラサルハグは、その場で数秒固まった。それからルヘナへ視線を戻した。 (a91) 2021/04/21(Wed) 18:13:36 |
ラサルハグは、奇妙なクマの刺繍されたハンカチを手にしている。 (a92) 2021/04/21(Wed) 18:13:54 |
サダルは、????????????? (a93) 2021/04/21(Wed) 18:14:08 |
ルヘナは、ラサルハグをじっと見つめた。 (a94) 2021/04/21(Wed) 18:15:16 |
【恋】 赤い靴 キファ「無論、吾も無駄な死は望まぬ。 だが。 ……ふふ、こんなこと。 前の吾なら思いもしなかった。 制するべき人間だと思ったことだろう」 「ふ。駄目か? ……駄目なら、今。 どうか、吾を止めてくれ」 (?31) 2021/04/21(Wed) 18:16:22 |
キファは、面白そうなことをしている二人にうずうずしている。 (a95) 2021/04/21(Wed) 18:17:20 |
キファは、自分も混ざりたいと思っている。 (a96) 2021/04/21(Wed) 18:17:33 |
ルヴァは、サダルの書き置きを心配そうに眺めた。 (a97) 2021/04/21(Wed) 18:27:22 |
【人】 人形師 ラサルハグキファとサダルの視線に気づいたラサルハグは、 ハンカチを手近な机に広げておいた。 それには以下の刺繍がなされている。 ・ばんざいポーズのにっこり笑顔のクマA ・Aとそっくり同一のクマが フランスパンを両手に掲げている ・Aとそっくり同一のクマが 尖らせた爪の先端で鮭を突き刺している 鮭もまたにっこり笑顔で、 血飛沫を撒き散らすのを赤い糸で表現されている (140) 2021/04/21(Wed) 18:28:23 |
【恋】 裏方 サダル「聞いた作戦は、全て横においておく ヌンキ、キファ、今から言うのは自分の本当の意志だ」 「自分は、 キファが生きてさえいればそれでいい 」「最初から隣に自分がいることは望んでいなかった」 「だけど、夜明けを見たいというのなら共に向かおう」 「君の味方で有り続けるよ、こんな」 「正義もなんもありやしない、 こんなふざけた台本は愚かな死にたがりを生かした罰なんだ 」 (?32) 2021/04/21(Wed) 18:31:48 |
【恋】 赤い靴 キファ「…………」 キファの念話は、一度静かになった。 それから、こう続く。 「ヌンキから耳打ちだ。こういう訳らしい」 キファは、彼の言葉をそのままサダルに送る。 ”『もし……そういう時がきたならば。』 少しの間。 『その時は、迷わず俺を殺せ』 そう、耳打ちするだろう。 俺は、騎士であることをやめることはできない。 裏切ることも出来ない。 だけど自身の死以上に望むのは、あなた達二人の生なのだ。” → (?33) 2021/04/21(Wed) 18:34:36 |
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