人狼物語 三日月国


237 【身内R18】冬来たりなば春遠からじ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


一日目

村人:1名、霊感少年:2名、黙狼:1名

【人】 街路灯 冬の街路樹

聖夜を迎える街は、より一層明るく輝いて
(0) 2023/12/22(Fri) 0:00:00
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a0) 2023/12/22(Fri) 0:22:39

【人】 瀬戸 海瑠

― イブイブパーティー ―

[あの刺激的な内緒話から、何日経ったんだったか。
12月23日のパーティーは日中、有名ホテルの広間でおこなわれた。
モデル仲間の他、友達や彼氏っぽい人たち、スタッフさんと、
参加者は合わせて50人くらい。
自前のドレスで来る子もいれば、
衣装を貸してもらう気満々で、ジャージで来る強者もいた。
隅に仕切りが設置されていて、内側で着替えた子達が出て来る]


  あ、かわいい。


[ドレスが着れるって聞いていたけれど、
仲良くしているモデル仲間が着ているのはメイド服だった。
コスプレ衣装なんかも用意があるらしい。
その子に誘われて衣装を見繕うけど……]


  え、ま、待って、いやこれ、むりだって……


[絶対似合うって差し出された衣装に、全力で首を振る。
負けじとぐいぐい衣装を押し付ける彼女は、
そっと耳元で囁いてくる。

「彼氏もきっと喜ぶよ」

その一言で、ぴたりと動きが止まってしまう]
(1) 2023/12/22(Fri) 1:37:12

【人】 瀬戸 海瑠



  ……翡翠さんも、こんなの、好きなの……?


[ぽつと疑問を零したら、彼女が嬉しそうに頷いた。
「うん!絶対好き!」って、翡翠さんの事全然知らないくせに自信満々に押して来る。その後もうにゃうにゃ悩む自分を
色んな手で乗せて来て、結局着てみる事にする。

でも流石にこの格好で広間に戻る勇気はなくて、]


  ……写真、撮ってくれる?


[と彼女にお願いして、一枚だけ撮ってもらった。
翡翠さん宛に送ったら、すぐに着替えた。

「これで人前には出てませんから」と添えて送った写真には、
恥ずかしそうなバニーガール姿の自分が映っている。
ゆるく折れた長い耳に、胴を頼りなく包む黒のオーソドックスな衣装だけど、手首のカフスや胸元にフリルがついていて、ちょっとかわいい。
でもやっぱり、他の人に見せようという気にはならない。
翡翠さん、だけ。

喜んでくれたら嬉しいけど……どうだっただろう]
(2) 2023/12/22(Fri) 1:38:41

【人】 瀬戸 海瑠

[その後はドレスを着る気にもならず、
髪はストレートで下ろしたまま、
めちゃくちゃ仕立てのよい黒のパンツスーツを着て広間に出た。

メイクはしていたから男っぽくはなかったと思うけれど、
長身も相まってか女の子達からきゃあきゃあと喜ばれて、
写真一緒に撮ってといっぱい誘われた]


 (……なんかこういうの、久し振りだな……)


[学園で女の子達に囲まれていた事を懐かしく思い返す。
翡翠さんと付き合ってるって公言してから、
そういうのは随分減った。
モデルの仕事で着る服は女の子らしいものが多いし、
メンズライクを着る事はあっても、
こんな風にかっこいい系に振り切ったものは全然なかったから、
よく顔を合わせているモデル仲間からも新鮮だったみたいで。

こっちの写真も撮ってもらって、翡翠さんに送った。
こっちの方が枚数が多かった事から、
自信のほどが透けてしまったと思うけれど、
さっきの自分もこっちの自分も、好きでいてほしい、
なんて―――贅沢で我が儘な願いを持て余していた]
(3) 2023/12/22(Fri) 1:38:47

【人】 瀬戸 海瑠

[翡翠さんが心配していた様なナンパはなく、
寧ろ女の子からいっぱい連絡先を渡されたり、
SNSに載せていい?って聞かれたりしながら、
ビンゴ大会で服を当てたり、二次会に行かずに友達とぎりぎりまで悩んだ買い物に行ったりしながら、

イブの日を迎えたのだったと思う。**]
(4) 2023/12/22(Fri) 1:38:54
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a1) 2023/12/22(Fri) 13:39:52

【人】 北神 翡翠

[あれから数日経った12月23日。
今日はバイト先のパーティがあるって言ってたね。
有名ホテルの広間で行われて、業界人関係者が集まるんだっけ。
君が華々しい催しに参加している頃、俺はというと自宅にいて、年末に向けての大掃除の最中だった。

年の瀬が迫ると人や物の往来が増えて、裏世界に潜む魔の活動も活発になる。
本来であれば現役の退魔士たちが一斉に出払って
一年で最も忙しい時期だ。

なのに俺はというと、去年までは学生だったので免除され
今は事故後の療養中ということで引き続き、
今年ものんびりと過ごさせてもらっている。
しかも、明日からは恋人と楽しい嬉しい温泉旅行だ。

 (みんな忙しいのに、何だか悪いね)

と、多少なりとも後ろめたさはあるが、そもそも俺が負傷したのはミスをした仲間のフォローに入った(おかげで仲間は命を落とさずに済んだ)が故なので、周りはむしろ休んでくれと強く勧めてくる始末。
今後はフォローの後も無事である事が俺の課題だけど。]
(5) 2023/12/22(Fri) 14:11:28

【人】 北神 翡翠

[で、君と会った後の別の日に、服は買いに行ったし。
体力づくりに欠かせないジムは、年明けまで休む予定だし。
明日は出かけるから、今日は外出を控えようと思った次第。

というわけで、俺は自室で簡単に物の要不要の整理をしつつ、
時々ベッドに横になりながら、適当に掃除らしき事をしている。
大体ね、家中の大掃除をする面々は既に決まっていて、
彼らが仕事を全うする以上、俺がいようがいまいが変わらないわけで]
 

 ……ふぁ…


[単調作業に退屈して欠伸がでた頃、ベッドの上に伏せておいたスマホが震える。
拾って画面を確認すると、君からのメッセージ>>2]


 え〜〜、何なに?
 ドレスの写真かな……、…───って、うおっ


[パーティのドレスと聞いていたから、てっきりカクテルドレスみたいなのを想像していたのに、開けてみたら何とも愛らしいバニーちゃんの登場だ]
(6) 2023/12/22(Fri) 14:12:42

【人】 北神 翡翠



 何コレ?ええっ、コスプレパーティなの?


[人前には出てないって何のことかすぐには分からなかったけど、
数ある衣装の中から試着したって事かな。
それをわざわざ、俺に見せてくれるなんて、こんなん
……好きに決まっている!
]
(7) 2023/12/22(Fri) 14:13:07

【人】 北神 翡翠

 

 クッ、
 ……今、目の前に居ないことがこれほど悔しいだなんて


[パーカーの胸元を引き掴んで、口元を抑えながら嘆く。
泣くほど悔しい……って、涙は出ないけどさ。
すぐに服から手を離すと、まずは画像を素早く保存。
フォルダの中を確認して、誤操作で消さないようにロックを掛けて。
あ、待ち受け画面にも設定しちゃおう、ふふふ。

再びSNSのトーク画面に戻ると、ハートマークを飛ばして悶える(ただしあまり気持ち悪くのない)スタンプを……って、勢いで三回送っちゃった。まあいいか。それから続けてメッセージを作成して送信。]
(8) 2023/12/22(Fri) 14:14:34

【人】 北神 翡翠

[特大フォントで送りたいけど、生憎本文の文字サイズは
変更できない]
 

 ……それにしても、


[君のバニーガール姿をもう一度開き、写真を拡大して凝視する。
ウサ耳を付けて照れくさそうにしている顔や、剥き出しの肩。胸元のフリルや手首のカフスは可憐だし、黒のボディも細い腰のラインがあらわになってセクシーだ。
いや、でも、でもさ……]


 送ってくれるなら、……後ろの写真も欲しかった、な……


[何度か再読み込みを繰り返したけど、
バニーの写真はこれ一枚だけだ。
これ、背中はきっと大きく開いてるだろ?(見たい)
あと、お尻。ウサギの白くて丸い尻尾があるはずだろ?
そこを拡大して見たかったの、、、にっ!ギリィッッッ]


 あ、後ろ姿も送って、って今頼めばいいか


[今頃それに気付いて、あわてて一文を足して送ったけど
既読が付かない。
残念ながら、俺の願いは果たされない事が確定した。]
(9) 2023/12/22(Fri) 14:17:15

【人】 北神 翡翠

[それからしばらくして、君からもう一度メッセージが届いた。>>3
今度は先程とは打って変わった、クールでバシっと
決まった出で立ち。
隙のないパンツスーツ姿は、男装の麗人とかヅカなんて
呼び名が当てはまりそう。
かつて、学園には君のファンクラブがあったのを思い出したよ。
俺が最初に見た君の写真も、この雰囲気に近かったと思う]


 ……ふふ、か〜っこいい
 俺、君のこんな恰好も割と好きだけどね


[それでも君の女の子らしい恰好の方が好きなのは、
君が俺の隣で女の子らしくあろうと努力した成果の表れだから、
その気概も込みで、そちらに軍配が上がるのはやむなしだ。
それにね、]


 ……そもそも俺はね、君を写真で最初に見た時から、
 女の子と見ていたわけで……。


[だから好きは好きだけど、女の子たちがクールな君を
見てキャーキャーと熱を上げるのとは違う感覚。
この写真の君は、どこからどう見ても、綺麗な女の子で]
(10) 2023/12/22(Fri) 14:19:42

【人】 北神 翡翠

 

 それに、俺はもう……知ってるし。


[何枚も送られてきた写真を順番に見ながら、時折画像を
拡大して、襟元から覗く肌や服の下の姿を想像する。
いくら男のような恰好をしたところで、
その服の下には、君がいつも俺に見せてくれるレースやリボンが可愛くあしらわれた下着を着けているんじゃないか?とか。
シャープに見える体のラインも、抱き締めれば思った以上に柔らかい弾力を返してくるんだよ、とか…───、]
(11) 2023/12/22(Fri) 14:20:59

【人】 北神 翡翠

[君に聞かせられないような、嗜虐的な欲望が湧きそうになって、
慌てて頭を振る。明日には本物の君に会うのだから、ダメだぞ俺。]


 ……でも、…でもさ、


[君の事が足りないよ。
この間は別れ際に軽くキスをして>>0:77
その前にも帰りに駅へ向かう途中で路地裏に引き込んで、強引に君の唇を奪ったけれど。

一度火がついたら、衝動を押し留めるのが本当に辛くて難儀で。
明日からの温泉旅行デートは怪我の功名だけど、君に触れられない期間がこんなに長くなってしまったから、つくづく怪我をするものではないな、と思う]


 ……明日になれば、また…


[ベッドの上に仰向けに寝転がって、君の写真を表示したままのスマホを胸の上に伏せる。
今目を閉じれば、君を胸に抱いた夢が見られるかな。
会えない間もそうして君を夢に呼んでいたから、
きっと今回も出来るはず。そうして明日を迎えれば、]


 今度は生身の君を抱いて眠る事ができる、……ハズ。



[一抹の寂しさの癒しを夢の中に求めて、俺は静かに目を閉じた。**]
(12) 2023/12/22(Fri) 14:24:05
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a2) 2023/12/22(Fri) 14:30:25

【人】 北神 翡翠

──翌日──


[12月24日。
俺たちは、いつものデートで利用する駅で待ち合わせた。
時間はちょうどお昼時。
君は昨日も出かけているから、少しゆっくりめの時間に
したんだよね。
今日はここから、特急列車に乗って温泉地へと向かう]


 弁当買って行こっか。列車の中で食ってこ。


[君と合流したら、駅構内にある駅弁売り場へと向かう。
チキンピラフ弁当にサンドイッチ、有名な某シ〇マイ弁当もある。俺たちのデートもそうだし、普段よく利用する駅だけど、ここで駅弁を選ぶのは初めてだ。ここから遠出をするって事は、まずないもんな]


 幕ノ内弁当と……焼き鳥弁当も美味そうだな。
 う〜ん、……海瑠は何にする?


[駅構内はクリスマスイブの街へ繰り出す人たちで、かなりの混雑ぶりだが、この店の中は比較的ゆったりしていた。
この時期に限っていえば、都会へ向かう人たちに比べて地方へ向かう方が少ないのかもしれない。クリスマスが過ぎて一気に年越しモードに変われば、今度は地方への人の流れが一気に増えるのかもしれないが]
(13) 2023/12/23(Sat) 0:26:54

【人】 北神 翡翠

[結局俺は焼き鳥弁当にした。
ついでにお茶のペットボトルと、列車内で軽く
摘まめるスナック菓子も一緒に買う。
もちろん、お会計は君の分と一緒だよ。
だって俺、社会人だもんね。
ただし、アイスクリームを買うんだったら、
それは君のお任せにしたかもしれないけど]


 よし、それじゃ行こう。
 もう列車、来てるからさ。


[特急列車のホームに降りると、既に指定列車は
入線していて、出入り口のドアも開いていた。
切符の券面に書かれた号車に向かって、中へと乗り込む。
目当ての座席に到着したら、横並びの窓際を君に勧めて
拒否られなければ先に入ってもらう。
君から受け取った荷物と、上着も乗せるんだったら網棚へ。
隣に自分のも並べて入れて、ついでに脱いだ
ダウンジャケットも丸めて突っ込んだ。
二人で並んで座席に腰を下ろすと、シートに備え付けの
簡易テーブルを引き出して、買って来たばかりの弁当や
お茶等を並べる。]
(14) 2023/12/23(Sat) 0:29:00

【人】 北神 翡翠

 

 あ、そうだ。……これ見て


[不意にスマホを取り出して、君の方へと画面を向ける。
昨日受信したばかりのウサギちゃんの写真を、
ウサ耳ヘッドバンドから胸元までを拡大して待受画面に
設定したよ、と得意げに。]


 ふふ、かぁわいいよねぇ
 ……えっ?もちろん変えないよ。
 ロックを解除する度に、俺の指が君の上を撫でるんだ。
 たまんないよね


[君に取り上げられる前にスマホを引っ込めて]


 ね、どうしてこの服着たの?
 あとお尻にやっぱり、尻尾はついてたわけ?
 丸いポンポンみたいなやつ


[食い気味に昨日の出来事について、根掘り葉掘り聞いたかもしれない。続けてパーティは楽しかったのかと聞けば、>>4辺りの話が聞けたかな]
(15) 2023/12/23(Sat) 0:32:08

【人】 北神 翡翠

 

 それじゃ、昨日の今日で疲れてる?
 今日は温泉に入って、ゆっくりしようね。
 あ、部屋に露天風呂がついてるらしいよ。一緒に入ろうか


[なんて話をしてたら、いつの間にか列車はホームを
出発していた。
君の肩越しに見える窓の景色が動いているのに気付いたら、
空腹も一緒に思い出して、ようやく弁当に手を付ける]


 いただきます


[と両手を合わせた。**]
(16) 2023/12/23(Sat) 0:33:32
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a3) 2023/12/23(Sat) 0:41:32

【人】 北神 翡翠

[買った弁当のおかずを交換したりしながら、
ア〜ンは流石に車内じゃ少し恥ずかしいかな…!
したかもしれないけど

食べた後も列車の旅はまだ続くわけで。
並んだシートの中央にあるひじ掛けを押し上げて、
君とぴったりくっつくように腰かけると、
指を絡めて手を繋いだり、君の太腿を撫で上げたり、
いやぁ、……楽しいね()

ただ、車内には小さな子どもの声がしてたから、
万が一見られて、恥ずかしい大人の見本を示したくは
なかったから、それ以上の刺激的なアレソレは
グッと堪えて控えたよ、
たぶんね。
]
(17) 2023/12/23(Sat) 10:57:16

【人】 北神 翡翠

[そして、列車は目的地へ到着する。
車内でちゃんと着込んで降りたけど、覚悟を決めた以上に
キンと冷えた空気は、都会のものとは桁が違って寒い。
吹きっ晒しのホームを、心なしか足早に移動して
無人改札を通る。
駅舎を出ると、目の前のロータリーには既に
送迎用のマイクロバスが停まっていて待機していた]


 寒空の下で待たなくて良かったね


[運転手にお世話になります、と声を掛けながら乗り込む。
俺たちの他にも同じ列車で来た客を数名乗せて、
バスはここから30分かけて山奥へと向かった。**]
(18) 2023/12/23(Sat) 10:59:46
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a4) 2023/12/23(Sat) 11:04:32

【人】 瀬戸 海瑠

[翡翠さんがお家の大掃除をしたり
していなかったりした頃――
パーティーの雰囲気に呑まれてしまったのか、色んなかわいい衣装を見て、どれか着たいって思ってしまったのか、
いずれにせよ「翡翠さんに見てもらいたい」という気持ちに付け込まれる様に恥ずかしい格好をして、
写真を撮って、彼に送ってしまった。

……やめた方がよかったかもしれない、
はしたなかったかもとからしくなかったかもとか……。
言い様の無い後悔からすぐに着替えて、
返事があるもないのもちょっと怖くて、
次に写真を送るまでスマホを伏せておいた]


  ……え、


[スーツに着替えて、その姿を撮った写真を送る時に、スマホに届いていた通知に気付く。

何かかわいい様なかそうでない様なスタンプがみっつも並んでいて>>8、それから、それから……]


  えっと……


[スマホをぎゅうと握って文面に見入る。
「後ろ姿も送って」……?>>9

「もう着替えちゃいました」ってシンプルな返事を打ったけれど、見たいと思ってくれたのかなってどきどき騒がしい心臓が、スマホを持つ手を震えさせた。
あの衣装は確かに背中は空いていて尻尾もあった……]
(19) 2023/12/23(Sat) 16:39:45

【人】 瀬戸 海瑠

[もう服を着てしまった背に、彼の視線を感じてしまう。
彼はここにいないのだから、そんな事あり得ないのに。
尻尾をつけていたあたりも何だかむずむずと疼く様で、
はぁ、とため息と零して、
もうひとつ前のメッセージを指でなぞる]


  
…………、



[どうしたらいいんだろう。
……いや、彼が、望むなら………

「海瑠?」って後ろから声をかけられて、
はっとして我に返る。
彼氏からいい反応返って来た?とかこっちも着てみない?とか弄られながらも、スーツ姿の写真と一緒にメッセージを送って、
明日に響かない程度に、パーティーを楽しんだ。

帰りに寄った買い物に付き合ってくれたのは、
このバニーガールをすすめてきてくれた友人だった]
(20) 2023/12/23(Sat) 16:39:50

【人】 瀬戸 海瑠

― 24日 ―

[翌日の待ち合わせは、お昼頃だった。>>13
こちらが前日出かけていたからという気遣いに
頭が下がる思いだった。
疲れは全然残らなかったけれどよく寝れたから、
こちらも元気で万全の状態で逢える事は、純粋に嬉しかった。

翡翠さんも、今日は前よりもっと元気そうに見える。
きれいな色のコートが似合ってるなって、
姿を見た時はちょっと見惚れてしまって]


  お弁当……うーん……


[田舎出身だけど、駅弁を買うという経験は一人では無かったから、ラインナップを眺めて視線をきょろきょろさせる。
そこまで人の多い店内ではなかったので、
ゆっくり見れてしまうのも相まって少し悩んだ末、
選んだのは焼売のお弁当だった。

お茶やお菓子も一緒に手早くお会計をしてくれる彼にあわあわと頭を下げて、お礼を伝える。アイスクリーム、は、冷えちゃうといけないから今回は止めておこう。
今日もスカートだし]
(21) 2023/12/23(Sat) 16:40:02

【人】 瀬戸 海瑠

[増えた荷物を持って、
既に到着していた列車に気持ち急ぎ足で乗り込んだ。
窓際の席に勧められるまま>>14座って、
荷物や上着を彼に預けて、ほっと息をつく。

それからじっと彼の今日の服装を見つめて、柔らかい色と生地感の服が本当に似合うなあと、素敵ですって視線で告げる。
なに?って聞かれたら、実際に言葉にもしてしまおう。

そんなやり取りの後だったか、
不意に彼のスマホがこちらに向けられる。>>15
なんだろう?と画面に視線が行けば、]


  ―――??!


[そこに映っているのは、
自分によく似たバニーガール姿の女の子……
否、拡大されているから一瞬わからなかったけど、
その写真は、間違いなく自分で……]


  か、変えて下さ……ふ、ぇ?
  ゆ、指でって、そん、な……


[待ち受け画面から変えてほしいとの願いは秒で却下され、
何だかとんでもなく破廉恥な事を口にしている。
思わずスマホを引っ手繰りそうになったけど、
読まれていたのか、残念ながら手は空を切って]
(22) 2023/12/23(Sat) 16:40:06

【人】 瀬戸 海瑠



  
……そんなの、誰かに見られたら
どうするんですか……
変態とか言われませんか……?



[ぷつぷつと文句を呟いて]


  ……尻尾、ありましたよ。
  自分が送った写真じゃ見えなかったですね。

  どうして着たか……
  そうですね……内緒です。


[待ち受け画面変えてくれるなら教えてもいいですって
顔を赤く染まらせながら少しむくれた顔で答える]
(23) 2023/12/23(Sat) 16:40:32

【人】 瀬戸 海瑠

[そのあたり以外の事なら大抵の質問にも答えただろうし、
こちらからもパーティーでの出来事を楽しそうに語った。

「この服、ビンゴ大会で当たったんです」と
自身の腿のあたりをそっと撫でて見せる。
上半身はアイボリーの地厚のVネックで、
ウエストからはふわっと広がるピンクとモーヴから成るチェックのミモレスカートというワンピース。
チェックで有名なブランドだけどこんなかわいいピンクのチェックがあるなんて知らなかった。
開けた瞬間に一目惚れしてしまって、
これを着て、逢いに行きたいって思ってしまった。

パーティーの後にすぐにこのブランドのお店に行って
知見を深めたりもしながら……。

本当は違うの着て来る予定だったんですけど、
それは明日着ますね、と微笑みながら付け足して]
(24) 2023/12/23(Sat) 16:44:01

【人】 瀬戸 海瑠



  はい、ゆっくりしましょ……
  一緒、に…… 
はい。



[そんなに疲れてないけれど、
温泉に入ってゆっくりする事には賛成だったから頷いて、
……一緒にと言われて、それにも静かに頷いた。

変な事を想像してしまう前に、
彼に倣って、手を合わせて、割り箸を手に取った。**]
(25) 2023/12/23(Sat) 16:45:08

【人】 瀬戸 海瑠

[お裾分けできる様にお弁当を選んだ……のは、
自分だけだったかもしれないけど、
おかずを交換したらにこにこしてしまう。
ア〜ンって、夏は結局しそびれたんだったかな……
でも今ここでしようとはしなかった……筈!
でも、]


  ……ひすい、さん、



[窓側に座らせた意図を見た気がする……のは
考えすぎかもしれないけど。
二人の間を隔てていた肘掛けを取り払って
身を寄せて来た彼>>17をそっと見上げて、
手を繋ぐくらいはてれてれしながら応じたけど、
太腿を撫でられたら、ぴくっと震える。
小さく制止する声を上げて、彼の手に手を重ねて……]


  本当にげんきになったみたいで、
  よかったです……


[そんなところで確認するものじゃないと思うけど。
……あの居酒屋ではしそびれてしまった事。
少しだけ足を開いて、彼の手を内腿へ潜らせる。
自分が変な声を上げたりしなければ、
他の人に気付かれる事はない筈と、
すりすりと何度か擦らせて、彼の肩にしなだれかかった。
乗務員が見回りに来るまでの、ほんの少しの間だけ]
(26) 2023/12/23(Sat) 22:29:38

【人】 瀬戸 海瑠

[恥ずかしい大人だったのは自分だけだろうか。
やがて辿り着いた目的の駅。>>18
都会と明らかに違う空気は、
火照りの残る身体を爽やかに冷やしてくれた]


  わあ、寒いですね。


[東北生まれゆえか、
彼よりもけろっとした顔であたりを見渡す。
次に乗るバスはもうそこに来ていて、
彼の身体を冷やしてしまわない事にほっと白い息を吐く。

彼に倣って運転手に頭を下げて、
再び温かい車内で、揺られながら山道を移動する。
車内では何の話をしたかな。
どんどん腕を上げている同級生の事とか、
おしゃれを教えてくれた後輩の話とか……

薄く塗った白っぽい爪は、
彼女に教えてもらったネイルを使っている、とか、
嬉しそうに話したかもしれない。
一緒に温泉に入ったら、足の爪も同じ色になっているのが見えるだろう。*]
(27) 2023/12/23(Sat) 22:29:49
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a5) 2023/12/23(Sat) 22:39:29

【人】 北神 翡翠

[マイクロバスの座席は小さくて、二人用のシートはあるものの、並んで腰を下ろすとお互いに密着して、ギリギリ収まるスペースだった。
これ、男同士だったらキツくて座れないのでは……。
]


 なんかペアシートみたいだな……


[君とのデートで、ペアシートの映画館に行った事があったかな。
その時を思い出しつつ。ただ、前のシートとの間隔も狭いので
ひたすら窮屈だ。
その代り、乗客に対してシートの数は余裕があるので、
一人で二シート分を利用すれば、ゆったりと過ごす事ができる]


 きつかったら別々に座る?


[一応聞いたけど、結局並んで腰かけただろう。>>27
君と密着するのは全然いいし、何なら膝の上に乗せてもいいけど。
(狭くて出来ないけど)

急な角度のついたカーブで遠心力が掛かる時、君から俺の方に倒れてくるのは全然問題ないけど、逆の場合は君の体を押し潰しそうになるからこわい。というか申し訳ない。
なので、重かったらゴメンしつつも、体を押し付けるように密着するのは、俺的には得なわけで。]
(28) 2023/12/23(Sat) 23:22:36

【人】 北神 翡翠

[狭い苦しいしつつも、狭い車内で声が響きやすいから、トーンを落とす代わりに密着して、囁き合うように会話をする。

話題は列車の中からの続きかな。
列車の中では、会話どころじゃない間>>26もあったしね。

君が語る同級生や後輩の話を聞きつつ。
君にお洒落を教えた後輩って、俺も会った事のある子だっけ]


 …ふぅん……


[相槌を打ちつつ、俺の思考が向かう先は話題から
少しずつずれていく。
メイクもネイルも。昨日ビンゴで当てたばかりだという服は、
俺も知ってる某ブランド物だろう。
会うたびに進化して、どんどん綺麗になっていく]
(29) 2023/12/23(Sat) 23:24:26

【人】 北神 翡翠

[俺たちがすれ違うきっかけになったあの日、俺の側で女の子として可愛くある自信がないみたいな事>>0:14を言ってたっけ。
あの時の君の心境については、俺の理解がまだ及んでいないかもだけど。


でも、もう自信を取り戻したのかな?
この間のおでんデートの時といい、
昨日送ってくれた写真といい、今日といい。
今の君は俺の為に目一杯お洒落をしてる、
まさに俺にとっての完璧で究極の恋人なわけで。]


 ……、…───

 ……あ、

 ホラ。見て?
 あそこに鹿が居る。


[思い詰めて意識が現実から離れそうになる前に、
窓の外に見えた野生の鹿を指で指し示す。
窓に置いた俺の指の隣に君の指が置かれたら、その爪先が薄っすらと白く輝いているのに気付いて、君が教えてくれたネイルをはっきりと認識したかもしれない。

その色合いは、窓から見える山々の雪化粧にも似て、とても、]
(30) 2023/12/23(Sat) 23:28:28

【人】 北神 翡翠

[窓の外の景色を堪能しつつ、信号のない山道をひたすら
走り抜けた後で、ようやく目的地へ到着する]


 ……うわぁ……


[バスから降りて、旅館の佇まいのスケールに思わず圧倒される。
駅から遠い山奥だからか、広大な敷地に威厳をも感じさせる、いかにも高級な老舗旅館だ。今回の話が来た時に、高い宿だと聞いていたけど、これほどとは……。
ちなみに平日宿泊で一泊八万〜十万くらいするらしいよ
]


 なんかすごい所に来ちゃったね
 まあ、せっかくだし……楽しんでいこっか


[旅館の周りには何もなさそうだけど、館内には色々ありそう。
広大な庭園の美しさも自慢らしいので、部屋に荷物を置いてから
散策に出てもいいかもね。
などと予定を立てつつ、君を促して中へと入っていった。*]
(31) 2023/12/23(Sat) 23:31:10
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a6) 2023/12/23(Sat) 23:36:11

【人】 北神 翡翠

[チェックインにフロントへ向かったら、
名前を出すなりロビーのソファー席の方へと促された。
君と並んで腰を下ろし、ロビーの真ん中にある
大きなクリスマスツリーを眺めながら待っていると、
間もなく和服姿の女将が出てきた(!)
慌てて席を立とうとしたけど、そのままでと丁寧な
素振りで押し留められる。
続けて、
「この度は大変ご苦労様でした。私どもから精一杯
おもてなしをさせていただきますので、
どうかごゆるりとお過ごしください」
などと直々に頭を下げられる]


 ……あ、いや……こちらこそ、お世話になります。
 このような立派な旅館で恐縮してますけど、
 よろしくお願いします


[思わぬVIP扱いにビビッたけど、
女将の方が先に「固くならないでくださいよ」と
朗らかに笑って、こちらの緊張を解してくれた。
流石接客のプロ。
すぐに案内人が呼ばれて、荷物を預けると
部屋まで案内された。]
(32) 2023/12/24(Sun) 0:57:51

【人】 北神 翡翠

[エレベーターに乗って最上階へ。
厚い絨毯敷きの廊下を往きながら、大浴場や朝食の会場についての案内を聞く。
他にもサウナやスパや、色々なレジャー施設があるそうだが、
詳細は部屋にある案内冊子に記載されているらしい。
格子戸の扉の前に立つと、鍵を開けて部屋の中へ通された。]
 

 ……うわ……、
広ッ



[自分で荷物を持っていたら、衝撃で足元に落としていたかもしれないから、持ってきてもらって良かったね
(違うか)

おそらく、ホテルだとスイートルームほどの広さがあるのではないだろうか。
和室なのにセミダブルサイズのベッドが二台、並んでいる。
畳敷きの部屋には和テーブルと、座椅子が二つ向かい合わせに置かれている。
夕食は部屋に運ばれるそうだ。

くつろげそうなソファーやテレビもあって、冷蔵庫の中の
ドリンクはいくら飲んでも追加料金は掛からないらしい。
他にもトイレ、洗面所、内風呂、広いテラスには
露天風呂もある。
部屋にこれだけ揃っていれば、明日の朝食まで部屋から一歩も
出なくても、何ら不都合はなさそうだが。

案内人が淹れてくれたお茶を飲みつつ、食事の時間を伝える。
夕食には特別サービスで、スパークリングワインと
クリスマスケーキも付くらしい]
(33) 2023/12/24(Sun) 1:01:26

【人】 北神 翡翠

 

 ……はい、以上で…
 では、よろしくお願いします


[退室前に丁寧に頭を下げる案内人に、こちらからも深々と頭を下げる。そして、このだだっ広い空間に二人だけになると、君と顔を見合わせて大きく息を吐いた]


 いや〜〜、……広いね。
 ビックリしたぁ……


[君と泊りがけの旅行に来たのは三回目。
スキーのペンション、海水浴場近くの旅館、そして今回の温泉宿。すべてにおいて、今が一番格が高い]
(34) 2023/12/24(Sun) 1:03:04

【人】 北神 翡翠

[館内パンフレットを開いて、施設を確認する]


 とりあえず、夕飯の時間までまだあるし……何かする?
 …んと、
 カラオケルームに、ミニボウリング場
 キッズコーナーに、スポーツジムもある…、
 それと、ビリヤードとミニシアター……
 プロジェクターで動画が観れるんだね…ふぅん…すげ

 あとは、お土産屋とカフェと……
 散歩できる庭園

 選択肢たくさんあるね、どうする?


[パンフレットを開いたまま、君の方へと向きを変えて示して]


 大浴場にも行く?それか、……部屋の露天風呂でもいいけど


[テラスの方を見てから、君へ意味深な視線を向け、
口元にいやらしい笑みを浮かべる。君からの反応はどんなかな]
(35) 2023/12/24(Sun) 1:06:04

【人】 北神 翡翠

 
 ん……、でも風呂は食後の楽しみにしようかな
 時間を気にしないで、ゆっくりしたいし、ねぇ

 それに風呂に入ると浴衣に着替えるよね
 今君が着てるその服、せっかく新しいしすごく可愛いから、
 もう少しその恰好を眺めていたいし。

 あ、ロビーのツリーの辺りで写真撮ろうか。


[また写真か、と君に思われてそうだな。
けれど、君と離れていた期間が長かったせいか、君の写真がもっと欲しくなったみたいなんだよね。とまあ、そんな訳で。
君を促して、館内の探索へと出かけた。**]
(36) 2023/12/24(Sun) 1:06:51
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a7) 2023/12/24(Sun) 1:09:13

【人】 瀬戸 海瑠

[バスの中では、ペアシート、とは言い得て妙という具合の席に座った。
別に狭くても気にしなかったからくすりと笑ったけど、
「狭い……」という声も車内で聞こえたかもしれない。
映画また行きたいですねって小声で告げて、]


  いえ、問題ないです。


[別々に座るという提案>>28をやんわりと断る。
膝の上に乗せてもいいなんて思われているとは思いもよらず、
自然と密着しそうな距離に、嬉しいと言うか、
どこか安心する様な気持ちで座っていた。
山道を登る過程で相手に体重をかけてしまう事を
お互いに遠慮してしまう様な空気は、
間柄の問題じゃなくて、多分気質の問題で]
(37) 2023/12/24(Sun) 3:21:11

【人】 瀬戸 海瑠

[でもこんな少し窮屈な思いも、
彼と過ごす非日常で、楽しい、とすら思える。
色々お喋りしようかと思ったけれど、
意外と声が響いてしまう様だったから、
学園のみんなの事を、手短に話す事になったかも。
彼が返してくれるのが相槌だけでも>>29
にこにこしていた。

彼とこうして長い時間一緒にいるのは久し振りだし、
折角おしゃれをしたから、
いつもより笑顔でいたいと思ったし。
――けど自信、というとどうだろう。
取り戻している最中、というところかも]


  え、どこですか。


[不意に彼が窓の外を指す。>>30
走行している車の外の事だから、
急いで身を乗り出して、靄で見えにくかった窓をそっと拭いて、
茶色い生き物をほんの一瞬目に映して]
(38) 2023/12/24(Sun) 3:21:38

【人】 瀬戸 海瑠

[また身体があったまってしまったかも……暖房のせいではなく。
車内の様子も相まってなかなか大変な道のりだったけれど、旅館を目の前にすると、何か全部吹っ飛んでしまった]


  ……すごい


[彼の家もすごかったけれど、
学生の身分でここに泊まるというのは、
また別の驚きや、気後れみたいな感情が湧く。
こんなところに本当に泊まるんですかって目で彼を見上げたら、
彼も「すごい所」って言っていて。>>31
促されたけど、先に入って下さいって背を押しただろう。
昨日もパーティーなんて煌びやかな場に参加していたけれど、こんなすごいところに颯爽と入れるほど大人ではない。

勿論楽しみたいけど、
外観の立派さに負けない内装にも驚かされて、
あまつ予想外にもてなされて>>32
部屋に着くまで、落ち着かなかったと思う]
(39) 2023/12/24(Sun) 3:22:16

【人】 瀬戸 海瑠

[……部屋も広くて豪華で>>33、落ち着かなかったかも。
こんなところ、家族旅行でも修学旅行でも立ち入った事ないし、
写真ですらなかなかお目にかかれないんじゃないだろうか。
ともあれ、荷物を置いてもらったらお茶を淹れようとして……
案内をしてくれた人に、その役割を取られてしまう。
ケーキもつくんだすごいなってそわそわしながら、
二人きりになってから、ようやくお茶を啜った]


  翡翠さんもびっくりしてて、
  何か安心しました。

  お疲れじゃないですか?


[御曹司の彼が驚いている事に何だかほっとしながら、
身体を気遣いつつ、パンフレットを覗き込む。
娯楽には疎いので、お土産屋(気が早い)とかカフェとか、
庭園の方に興味が惹かれる]


  ……大浴場だったら、一緒に入れないじゃないですか。


[折角来たから大浴場も入りたい気がするけど、
彼の視線>>35を受け止めて、そう返す。
視線に含まれた色を理解しながらこの回答、
色々伝えてしまっている気がするが……]
(40) 2023/12/24(Sun) 3:26:22

【人】 瀬戸 海瑠

[順序には頷いて、]


  あ、ありがとうございます……


[服を褒めてもらって顔を赤らめながら、
ロビーへ>>36と聞いたら、立ち上がろうか。
街中で撮るのとはまた別の気恥ずかしさがあるけど、
写真が欲しいっていう彼の要望には応えたくて。

促されるまま廊下に出てロビーへ戻って、
彼が満足する様な写真を撮れたら、
当てがなくとも館内をうろうろしてみようか……]
(41) 2023/12/24(Sun) 3:26:38

【人】 瀬戸 海瑠



  ……ぁ?


[館内があまりに広く様々な施設が充実しているせいか、
軽く道に迷った先で、
いちゃついているカップルを目撃してしまう。
咄嗟に翡翠さんの手を引いて、物影に隠れる。
少し入り組んだ道の先だったから、
カップルは安心して抱き合って、キスをしている様だった]


  ……、


[彼らに気付かれたかなと、そっと様子を窺うと
全然気付いていないっぽくて、
男性は女性の身体をまさぐり始めている]


  こんなところで…… すごいですね……
  クリスマス、だからかな……


[覗き見るのを止めて物影に隠れ直して、
翡翠さんの顔を見上げる]
(42) 2023/12/24(Sun) 3:28:01

【人】 北神 翡翠

[部屋では中のグレードの高さに恐れおののいていたら、
俺も驚いてて安心したって言われたっけ>>40]


 ウチは昔からある家でデカいはデカいけど、
 贅沢できるほど稼ぎがあるって訳じゃないしさ
(無償で祓ったりすると無茶苦茶怒られるし)

 こんな旅館、滅多には泊まれないよ
 ましてや、自分の稼ぎではね…


[とはいえ、レアな稼業だし国家という太い客もいるんで、
一般的な家庭よりは儲けてるかもしれない?
知らんけど


とまあ、そんな訳で。
滅多に踏み入れる事のない高級旅館の中を探索しよう、
という事になった。
まずはロビーまで戻って、ツリーの前で君を撮影。
続けて仲居さんにお願いして、二人揃った写真を撮る。
庭園の散歩は明日の朝でいいかな。外に出るための上着は部屋に置いてきたしね。
窓際に立って庭園を一望してから、レジャー施設のある区画へと向かう。
館内はクリスマスイブだからか、なかなかに賑わっていた。
それでも日曜日だからか、昨日に比べれば少ないのだろうが]
(43) 2023/12/24(Sun) 10:07:19

【人】 北神 翡翠

 
 カラオケボックスがあるの面白いね。
 まあ、ここでなくてもいいって気はするけど……

 ビリヤードはちょっと懐かしいな
 高校の時、なんかすげーハマった時期があって、
 友達と毎週近くのプールバーに通ったっけ

[もちろん高校生だから、昼間の時間帯だし酒の提供はなかったわけだけど。]


 君はやったことある?
 昨日のあのスーツ姿でやると、滅茶苦茶似合いそうだね
 一部の女子にすげー受けそうじゃね?


[その写真があれば高く売れるんじゃないか?と
邪な考えが過って、すぐに無かったことにする]


 ゲームは、プリクラにUFOキャッチャーか
 機種はさすがに少し古いかな
 あ、マ〇オカートあるね。
 前に君と対戦レースしたのは、スケートで遊んだ帰りだっけ。
 君の誕生日だったから、もうすぐ一年か。早いな……


[そのたった一年の間に、二ヶ月以上も会わない時期があって。
普通だったら関係が途絶えてもおかしくないのに、
今もこうして縁があって、本当に良かったと思う。]
(44) 2023/12/24(Sun) 10:10:03

【人】 北神 翡翠


 ボウリングやジムは、体を動かし足りない人がするのかな…


[ガラス張りの壁越しに中の施設を覗く。
ボウリングを楽しむファミリーやカップルは居るみたい。
ジムは……だだっ広い施設に、一人か二人くらいしかいないようだ。ここが賑わう事ってあるのかな。
それから館内をもう少し巡る。
この渡り廊下を往けば、元の本館に戻れるんだっけ]


 館内なか少し暑いね。喉乾いてこない?
 カフェに行ってみようか


[部屋に戻ればドリンク飲み放題だが、淹れたてのコーヒーを飲むならカフェの方がいい。
そして記憶を頼りにカフェの方へ向かおうとするけど、]


 ……ん?
 こっちが大浴場、で……


[大浴場の場所を示す矢印を見て、ここは一緒に入れないから>>40って、先程部屋で交わした君との会話を思い出す。少なくとも今はずっと一緒に居たいから、今日は行かないかもな、と]
(45) 2023/12/24(Sun) 10:12:15

【人】 北神 翡翠

[いや、そんな事より今はカフェに向かっていて、]


 ……ウーン?


[あれ、もしかして迷った?
館内が広すぎて、現在地が分からなくなってしまった。
壁には何か所か案内図が貼られていたから、それを見れば分かるかも]


 ちょっと、地図がある処にいかない?


[迷ったと口に出すのは恥ずかしい。視線を向けた先、何となく見覚えのあるあの角辺りを曲がれば、地図があったかな、と。君を促してそちらへ向かおうとする。
だけど、]
(46) 2023/12/24(Sun) 10:12:45

【人】 北神 翡翠

[角を曲がるや否や、君に急に後ろから手を引かれて立ち止まると、二、三歩後退する事になった]


 ん、どした?


[君を振り返り、それから視線の先を追うように、
そっと角から顔を出す。
あ〜、なるほど……。
君が止めた理由は分かった。>>42]


 何あいつら……、前に海で会った奴らと同じだったりして
 そんなわけないか


[他人のラブシーンに遭遇するのは初めてではない。
前にも君とこうして覗いた(わけではないが)時の事を思い出して思わず苦笑を浮かべる。で、しばらく息を潜めて見守るも、彼らは二人だけの世界に没頭していて、すぐに止める気配はない]
(47) 2023/12/24(Sun) 10:15:20

【人】 北神 翡翠

 
 こんなところで、……そうだね
 メリークリスマスだね。部屋まで我慢できなかったんかな


[君の囁きに頷きつつ、そこにある地図は諦めて別の場所を探すか、となった時に]


 ……?


[俺を見上げる君の視線と目が合った。
顔を赤くしてその瞳は少し潤んでいる。情熱的な眼差しに吸い込まれて声を失っていると、君の瞼が伏せられた]


 ……、刺激を受けちゃった…?


[顎にそっと手を掛けながら、周囲をざっと見回す。
悪い大人の見本を示してはいけないキッズはいない、
他に人の気配もない。
どこかに監視カメラはあるかもしれないけど、すみません、バカップルです、という事で
(48) 2023/12/24(Sun) 10:16:35

【人】 瀬戸 海瑠

[こんな豪華な場所も似合うというか、様になっていると自分の目には映っていたけど、そうそう泊まったりしないらしい。>>43
へえ、と納得した様なそうでない様な声を上げて、
促されるまま、一旦この素敵な部屋を後にする。

予定通りツリーの前に行って>>43
二人の写真も撮ってもらって、
庭園を中から眺めて明日行きましょうかって予定を考えたり、
レジャー施設をうろうろしたり。

娯楽に詳しい彼から話を振られて、]


  バーに行ってたんですか?すごいですね……
  ビリヤードはやった事ないですね……
  スーツには合うかもしれないですけど、
  出来なさすぎて様にならないんじゃ?


[高校生でバーとか大人だなあ。
写真、とまで考えが及ばなかったから、
格好だけ立派で腕はへっぽこな自分の姿を想像して、
何だか笑ってしまう。

そのあとも思い出を語りながら館内を見て回っていたら、
確かに喉が渇いたかも。>>45]
(49) 2023/12/24(Sun) 19:08:43

【人】 瀬戸 海瑠

[散策の様な足取りが続く。
カフェどこだろう……と記憶や案内図に助けてもらおうとするが見付からなくて、
地図のあるところへ、と言う彼>>46に頷いた。

そうして曲がった角でカップルを見てしまって、
彼を引っ張って身を隠した。
説明する前に自分で確認した彼>>47が、納得した様な声を出した後、夏に見た人達じゃないかと言い出す]


  そんな事もありましたね……


[意外と世の中にはカップルって溢れているのかも。
まあ夏の海は開放的だし、クリスマスは人恋しくなるのかもしれないから、こういう場面に出くわす事もそこまでおかしな話ではないんだろう……多分]
(50) 2023/12/24(Sun) 19:08:49

【人】 瀬戸 海瑠

[「部屋まで我慢できなかった」>>48……それに、
自分も当てはまってしまう。
軽蔑、されないかなって少しだけ不安もあったけど、
見つめ返してくれる瞳は優しくて、瞳を閉じてから聞こえる声も自分を咎める様な色は含んでいなくて。

顎に彼の指が触れる。
……少しの間があってから、人肌が近付くのを感じた]
(51) 2023/12/24(Sun) 19:08:53

【人】 北神 翡翠

[ビリヤードの話を出したら、君は興味を持ったのだろうか>>49
プールバーに行った事あるのをすごいというので、
そうでもないよと返した上で、]


 夜はバーだけど、昼間はただのビリヤード場だよ。
 1ゲーム数百円だかで遊べるの。

 今度、ポーズだけでも教えようか?
 打てなくてもキューを構えるだけで、恰好いい画が
 撮れると思うけど。


[写真の話はまあ、半分冗談みたいなものだけど。
あと、俺の方も大して上手いわけではないけど、
初心者の君から見れば、俺がブレイクショットする姿は
割と恰好良く見えるんじゃないか、なんてね]
(52) 2023/12/24(Sun) 21:48:25

【人】 北神 翡翠

[そんな感じで話をしながら館内を探索していたら
途中で迷って。
館内案内図を探してる途中で、他人のラブシーンに
遭遇したってわけ。
その様子を
覗き見
伺っている内に、こちらも刺激を
受けてしまって、……]
(53) 2023/12/24(Sun) 21:52:00

【人】 北神 翡翠


 ……、居ない


[しばらく経ってからもう一度あちらを見ると、そこに
彼らの姿は無かった。
ようやく角を曲がると、壁に掛かった館内案内図を確認する]


 ……カフェはもう、寄らなくていいよね
 部屋に飲物あるし、それで


[案内図に指を添わせ、現在地から最短で部屋に戻る
ルートを確認する。
もう一方の手は、君の手と固く結んだままで。**]
(54) 2023/12/24(Sun) 22:02:38
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a8) 2023/12/24(Sun) 22:12:33

【人】 瀬戸 海瑠

[プールバーというものが聞き覚えの無いものだったから、
高校生でバーというだけですごいと思う対象だった。
でも毎週行っていたというだけあって、
何でもない事の様に彼は話している。>>52
ひとつ上だからというだけでなく、彼は大人っぽいし色々経験しているんだなあと改めて思う。
でも数百円で遊べるというのは
確かにそんなに敷居が高くはないかも……?]


  画……?えっと、
  遊び方も教えてほしい、です。


[彼がそんなにハマっていたものなら、知りたいし。
ここじゃなくて帰ってからでも、
そんな機会があるといいなと思う]
(55) 2023/12/25(Mon) 14:07:58

【人】 瀬戸 海瑠

[角の向こうでいちゃいちゃしていたカップルは
いつの間にか姿を消していたみたいだ。>>54
彼についていって、その先にある案内図を一緒に見つめるけど、
自分の頭には何も入って来ない……]


  ……はい。


[頭から消えていたカフェの事を思い出しても、
微塵も心惹かれない。
繋がれた手は、彼とは反対にゆるく握り返して、
逸る足取りを何とか抑えながら部屋を目指す]


  ……ごめんなさい。
  振り回してしまって……


[部屋に辿り着いて扉を閉めたら、寮でしていたみたいにすぐに甘く触れ合いたい気持ちに駆られるけど、
零したのは謝罪の言葉だった]
(56) 2023/12/25(Mon) 14:09:30

【人】 北神 翡翠

[部屋に戻るまでの間、君はどこか申し訳なさそうにして、
戻っていいのか、と確認してきたね。
滅多に泊まれないような旅館で、館内のレジャー施設を
一通り見て回ったのに、寄らなくていいのかって事だと
思うけど、]


 いや……今まで見て来たのって、都内でいつでも遊べるし
 ここでわざわざしなくてもいいでしょ……


[そもそも、温泉宿に求めるのは風呂と飯くらいで、
そこに部屋の良さが加われば十分だ。
今探検したのだって、夕食までの時間潰しくらいにしか
考えていない。
道すがら、君にそう伝えれば安心したかな]
(57) 2023/12/25(Mon) 19:04:37

【人】 北神 翡翠

[とはいえ、俺の頭の中は別の事でいっぱいで、
移動中は会話を交わす余裕はなかったかもしれないけど。
君の手を引いて、案内図でなぞったルートを進む。
エレベーターに乗り込んだ時は、他に乗客が居なかったから、
中にいる僅かな間だけど、君の事を抱き締めた。
そうして部屋に辿り着けば、鍵の操作ももどかしく、
やっとの事で扉の内側へ入り込む]


 ……ん?振り回すって?


[部屋に戻るや否や、すぐに甘えてくるのかと思いきや、
謝罪を口にされて軽く目を瞠る。
もしかして、さっきの会話の続きかな。
確かに滅多に来れないランクの宿だけど、
そもそも今回はタダで来てるし、何なら来ようと思えば
また来ることもできるし、]


 海瑠の今の気持ちは、…俺と一緒じゃないの?


[そっと頭に手を置いて撫でると、指先で軽く髪を梳いて、
君の目元を覗き込む。
返答を待つまでもなく、否定は返って来ないと確信して、]
(58) 2023/12/25(Mon) 19:07:32
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a9) 2023/12/25(Mon) 19:21:11

【人】 瀬戸 海瑠

[わざわざここじゃなくていいって言われると>>57
ほっとしてしまう。
こちらを気遣う様な言い方じゃなかったから、
それは本心だと思えて。

手を引かれるまま、
彼の後ろを歩く様なかたちで部屋まで移動する。>>58
エレベーターの中では短い間抱きしめられて、
……抱きしめ返して、
嬉しくて幸せな様な、焚きつけられて困る様な、
入り混じった様な気持ちになってしまった。

クリスマスに好きな人に可愛がってもらうなんて、
幸福で満たされるのが普通だし、
彼に何の不満もない筈なのに。
部屋に着いて口をついて出たのは、謝罪の言葉だった。

めんどくさい事をしている自分に疑問を持ちながらも、
頭を優しく撫でてくれて、今日もつやつやにしてきた髪を梳いて、揺れる瞳を覗き込んでくれた]


  ……わかんないです、
……教えてください……



[言葉じゃなくていい。
気持ちを通わせたいと、願って]
(59) 2023/12/25(Mon) 21:37:35
瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a10) 2023/12/25(Mon) 22:01:21

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a11) 2023/12/25(Mon) 23:01:09

【人】 北神 翡翠

[部屋の入口付近から、「ごめんください」という女性の声がする。「お食事の支度に参りました」と続いて]


 はーい、どうぞ


[少し大きめの声で返事をする。ちゃんと声を張らないと、
廊下に居る従業員には聞こえないからね。
俺の声が届いたのか、襖を開けて着物姿の仲居さんが現れる。
中に居る俺たちを見て、部屋の入口で丁寧にお辞儀をした。

それからすぐに立ち上がると、俺たちが見守る前で、
手際よく膳の準備を整えて行く。次々と運ばれる器には、
あらゆる料理が盛り付けられていて、一通り食べるには時間が
かかりそうだ。]
(60) 2023/12/26(Tue) 23:49:23

【人】 北神 翡翠

 

 すごいね……


[豪華な料理が並べられる様子を見守りながら、
傍らに居る君にそっと耳打ちする。
君の手元のグラスには、まだ烏龍茶は入っていたかな。

ペットボトルの烏龍茶を二人で半分に分けて、飲みながら
一息吐いた頃に、この仲居さんが訪れた。
その前に俺たちは急いで部屋の縁側まで移動して、
向かい合わせになったソファーに腰を下ろして、
何食わぬ顔でお茶を飲んでいた、というわけだけど。]
(61) 2023/12/26(Tue) 23:50:30

【人】 北神 翡翠

[果たして仲居さんは気付くかな。
食事の支度で忙しく入口と部屋を往復しているけど、入口付近の板張り廊下が妙に温かいって事にさ。まあ、気付いたところで「何で?」ってなるわけだけどね。

少し前までそのあたりに溢れていた男女の愛し合う声を、彼女が聞いていたかどうかは、定かではない。**]
(62) 2023/12/26(Tue) 23:51:00
北神 翡翠は、メモを貼った。
(a12) 2023/12/26(Tue) 23:55:06