人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が1人、囁き狂人が10人、人狼が1人いるようだ。

【人】 若き領主 トラヴィス

さぁ、幕は上がった。
みな、望みのものを求めるがいい。

[男は一人、高らかに宣言する。

彼が望むのは、人が互いを求める姿。
金に、品に、愛と肉欲に。
代価を差し出し、自らの欲を満たす。

その間に生まれる物語こそ、彼が欲してやまない品なのだ。]
(0) 2021/12/10(Fri) 4:00:00

【人】 『人形屋』 サダル

 
―裏街 「人形屋」―
 
「人は…?」
 
 
>>0:437人は悩み。獣は悩まない。
ゴーレムもオートマタも悩みはしないと言うのなら。
今、この自分は何者だと言うのだろう。
ホムンクルスは人か、と言われたら。
私は即座に頷くことができない。
マスター創造主は親ではない。
しかし獣とも機械とも死体とも違う。
確かに生きていて。確かに生まれていて。
確かに存在しているのだ。
我々は。
いや。
違う。
 
(1) 2021/12/10(Fri) 4:04:36

【人】 『人形屋』 サダル

 
「私は…。」
 
 
自分の口をついて出た名前。
初めて口にするその名前が自分のものだと確信している。
なのに、何故それを口にしたのかもわからなくて。
 
 
先程は苛立ちを覚えたその笑顔に。
何故か今はとても目元が熱くなって。
目から雫が溢れて。
胸の奥底が重くて熱くて冷たくて。
彼に。しがみついてしまっていた。
 
(2) 2021/12/10(Fri) 4:05:11
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a0) 2021/12/10(Fri) 4:12:24

天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/12/10(Fri) 5:28:48

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー昨日・噴水広場ー

バラニの語ってくれる勇者の話を聞いていた。
彼の語る勇者の人となりはまるで見てきたようで。
そういう設定だと理解しつつ、勇者の実像について納得させるだけのものがある気がした。

「僕が聞いたことがあるのは魔王討伐の話周りくらいでしたけど…
 そうですよね。勇者も人間だったんだし、僕らと同じように楽しんだり、
 悩んだりしてたかもしれないですよね。
 人間、ですもんね。」
(3) 2021/12/10(Fri) 6:16:17

【人】 魔剣持ち ヘイズ

腰の魔剣に手を当てる。今は少し変わった装飾の剣にしか見えないけれど。剣も振るえない自分の元になぜ来たのだろう。
いや、剣は練習すれば振るえるようになるかもしれないけれど。

「はい。僕がこれを持ってる事には何か意味があるはずです。
 最初は厭わしかったけど、今はそう感じるようになってきました。
 どう扱うかは僕次第、ですよね。

 …うん、ありがとう、バラニさん。すごく参考になりました。」

付け加える質問はもう、特にはない。だから、少し気分が晴れやかになるのを感じつつ、そうお礼を言った。それから、ポルクスにももう一度。
心置きなく祭りを楽しめそうだと思って、その場を後にした**
(4) 2021/12/10(Fri) 6:17:00

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー祭りの日・向日葵ー

裏町ではなさそうだけれど、町外れと言っても差し支えなさそうな2階建ての骨董品店。
祭りの日ではあるけれどまだ割合に早い時間。
ラヴァンドラさんを探すのは道すがら。
ポルクスからの紹介で地図を片手に訪れたら、店主だという女性の姿はあっただろうか。

「こ、こんにちは。イクリールさんはいらっしゃいますか?」

中に入れたら、辺りを見回す。マジックアイテムばかりというわけではなさそうだけれど、珍しいものはとにかく多い。魔力のなさそうな雑貨でも、面白い。

「あの、ここって銀貨は使えないんですよね。
 …見てほしいものがあって、持ってきました。
 代価になるか見てもらえませんか?」
(5) 2021/12/10(Fri) 6:36:05

【人】 魔剣持ち ヘイズ

テーブルに置くのは指先ほどの大きさのスタールビーのブローチ。山賊達のアジトで持ち出した銀貨の袋の中に紛れていた、高価だけれど何の変哲もない装飾品だ。

…裏にこのあたりの子爵家の紋章が刻まれていて、下手な場所に売れないという事を抜きにすれば。

「どう、でしょうか。」

不安げに上目でうかがっていたところ、店内を動く銀色のスライムらしきものが見えて

「わっ!これ…魔法で動いてるんですか?」

やっぱりすごいな、魔法。そう思った。

これ、何で出来てるんだろう、とふと思い、尋ねた。**
(6) 2021/12/10(Fri) 6:36:33
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a1) 2021/12/10(Fri) 6:40:59

【人】 半淫魔 メレフ

ー祝祭当日 市場街ー


[例年通り、エオスには雪が降り積り、街全体が白く染め上げられている。
なんとも美しい光景だが、その下にどす黒い欲望も渦巻いている。]


ラヴァに使った静鳴の鈴はあくまで一時凌ぎにしかならない、何か根本的な解決方法を…。
人魚の店長にも、人形屋の店長とも約束もあるし、向日葵にも…。

[またいつこの街を離れなければならないハメになるか、わからない。
なるべく心残りは残したくない。

浮かれる街の住人たちの間を縫って、市場街を練り歩いていた。**]
(7) 2021/12/10(Fri) 6:47:14
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a2) 2021/12/10(Fri) 6:48:36

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 前夜祭の真珠堂 ―



  ……ひとつ言っておくが、ここは猫の託児所ではない。

[不思議な光景を目にしたような様子は猫のような丸い目と、
 何かを考え込んでいるかのようにも窺える様子に>>0:445
 重要な説明は先ずそこからだろう、と考えて。]

  …見ない顔だから観光客だと思うから伝えておくが、

  表のマーケットや店舗と違って此処に並ぶ店は、
  大方『明日』の祭りで楽しむようなものを
  扱っていることが多いぞ。

[なごなご、と懐く猫に困惑する彼女にとって>>0:446
 この店がどう映っているかは定かではないけれど。]
(8) 2021/12/10(Fri) 6:50:43

【人】 薬屋 テレベルム


  託児所ではないし…。
  この猫たちは商品でもない、ということだ。

[彼女からの明確な拒絶がないのであればお節介だが
 客として来ている可能性も無ではないので。

 猫が邪魔なら追い払わねば、と主張するように
 カウンターから猫好きのする『白の真珠薬』の染み付いた
 猫用の遊び道具――毛糸玉を床へと放る。
 猫の群れは好物を心得ているかのようにそちらへと
 ワッ、と密集していくのだが。
 
 獣の血を継いでいる者にとっても、毛玉が発する香りは
 多少感化されるもの>>0:212はあるかもしれないが。]
(9) 2021/12/10(Fri) 6:51:00

【人】 薬屋 テレベルム


[迷子、との申告。>>0:446
 ならば催しに近い話が聞けたりする
 人通りの多い場所>>0:226や待ち合わせになりやすい
 噴水広場>>0:427に案内すべきかと考えるが
 彼女が明日以降も滞在するのなら、と思慮を巡らせ。]

  何処に行くのも良いのだろうが、
  目指す場所が明確ではないのだとしたら
  宿だけは取っておく方が良いだろうな。

  ――案内するか?

[もっとも、名物の店>>0:75より先に宿を取っているのなら
 いらぬお節介でもあろうが、問いかけることにして。
 漠然と表通りに出たいだけであれば
 そこまでの案内をしてもいいのだし。

 如何すると、視線で彼女に問いかける男は、
 裏路地に捨て置くほど無情な男では無いけれど――]
(10) 2021/12/10(Fri) 6:52:34

【人】 薬屋 テレベルム



  ちなみに此処は、薬屋だ。



[いちおうは、猫屋敷ではないこの場所の説明もしておく。
 
『裏街』の。

 と付け加えるまでせずとも、囁きで伝えた通りだから**]
(11) 2021/12/10(Fri) 6:52:46
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a3) 2021/12/10(Fri) 6:55:36

冒険者 ルイージは、メモを貼った。
(a4) 2021/12/10(Fri) 7:02:17

坊っちゃん バラニは、メモを貼った。
(a5) 2021/12/10(Fri) 7:27:08

【人】 半淫魔 メレフ

ー???ー


さて、と。

[目的のものを手に入れて、渡す相手の元へと歩く。
めでたい祝祭の日だ、早めに渡しておかないとどこかへ行ってしまうかもしれない。

以前彼女から依頼を受けた時の記憶から、彼女の住居はこの辺りの筈なのだが。]

ラヴァ、まだ居るか?
渡したいものがあるんだが。

[無事目的の建物を見つけて、ドアをノックする。
さて、反応はどうだろう。* *]
(12) 2021/12/10(Fri) 7:39:11
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a6) 2021/12/10(Fri) 7:41:18

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 祭りの日・向日葵 ──

   
  いらっしゃい。

[  朝方のこと、お店を早めに開いて
   嵐の前の静けさのような時間を堪能していたところ
   >>5珍しく1人お客様が来た。
   珍しかったのは、腰に差した剣の方もで
   少し驚いたけれど直ぐに店員として対応した。]
(13) 2021/12/10(Fri) 9:37:56

【人】 向日葵 店主 イクリール


  金銭ではやり取りしてないの。
  珍しい古い硬貨とかなら勿論引き取るけれど。

  えぇ、勿論。


[  お客から受け取ったのはブローチで
   特に変わった所のない装飾品のように見えるけど
   客の様子が不安げなので更に見ていると
   紋章を裏面に見つける。

   子爵の関係者でなければ、盗品の可能性が高いから
   少し考え込んでいると]
(14) 2021/12/10(Fri) 9:38:13

【人】 向日葵 店主 イクリール


  うちは、この銀の正体を当てるクイズをしててね。
  当てた人には何でもあげるサービスがあるの。
  このお店の中にあるものなら『何でも。』

  それと……このブローチは買い取れないけど
  代わりにここの地図に書かれたお店に行くといいよ。
  盗品でも何でも、高価であれば
  何でも買い取ってくれるお店だよ。


[  ブローチについてはここでは買い取れないけど
   買い取ってくれるお店を紹介して。

   クイズの報酬には
   お店の中にあるものを何でも、と。]*
(15) 2021/12/10(Fri) 9:39:22
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。
(a7) 2021/12/10(Fri) 9:56:54

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 人間を、人ならざる者に。
     人魚を、地に足のついた人間に。

        ―――― 種族を変える方法は、
             この世界に存在する。


 高位とはいえ、其れが一介の魔術師に可能なのか?
 ―― そもそもの噺
  人間になる ≠セけで、女の願いは
 本当の意味で叶うのか ……

 
(16) 2021/12/10(Fri) 10:09:53

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 
       ―――― 祝祭当日 / 街外れ ――――



 魔術師は何かと敵の多い生業だから、
 人が好い女でも、住む場所と教える相手は弁えている。
 居を構えるならば静かな方が何かとやりやすい。
 ―― 祝祭で賑わう期間などは特に。

 いつもは魔術で楽なんてしないのだけれど、
 祝祭期間だけは余分に魔力を使わなければ不味いから
 部屋を術式で暖め、散らかった本や器具を宙に浮かし
 片付けに勤しんでいた … ところで。

 
(17) 2021/12/10(Fri) 10:10:08

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 はぁい? ……メレフ?
    どうしたの、こんな時間に。 」


 ドアをノックする音を耳に入れ、扉を開ける。>>12
 そこには予想通りの彼の姿があって
 朝早くから何の用だろう、と首を傾いだ。
 ―― 自宅だからとローブを着ない儘出てしまったから
 外と室内の気温差に、ふるり、肩を震わせて。

 
(18) 2021/12/10(Fri) 10:10:16

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 …… えっと、中入る?
    外寒いでしょ。
    お茶くらいなら出せるけど―― 」


 断られるかもしれない、という可能性が脳裏を過ったのは
  種族的に相性が良すぎる ≠ニ
 彼が言っていたことを思い出したからだ。>>0:118

 それが一体どの程度のものなのか。
 獣人であるだけの自分には、想像くらいしか出来ないから
 彼の判断に任せるつもりで。**

 
(19) 2021/12/10(Fri) 10:10:23
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a8) 2021/12/10(Fri) 10:12:45

【人】 行商人見習い ポルクス

―― 噴水広場にて ――

[勇者の話を聞いた>>3ヘイズは、
何処か吹っ切れたような、或いは
道標の1つを得た旅人のようにも見えた>>4

ヘイズのお礼には、良い祝祭をと返す。
前途明るい青年の旅路に幸あれと**]
(20) 2021/12/10(Fri) 10:32:26
行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a9) 2021/12/10(Fri) 10:33:12

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー向日葵ー

店主の女性は物腰柔らかで、確かにポルクスから聞いていた通り美人だった。その正体まで悟ってはいなかったけれど、これも話通り普通の通貨でやり取りをしていないと確認すれば、「普通の人間ではないのかな」くらいの当たりはついた。

もっとも、ポルクスの紹介する人だから警戒はしなかったけれど。

「…どうでしょうか?」

自分が盗んだものでないと言え盗品には違いない。
あるいは、と思ったけれど、ここでも引き取ってくれるのは難しそうだと知ると、落胆を隠せなかった。

ただ、それとは別に思いがけない収穫を得た、と直後に理解する。

「へっ?あ、そうだったんですか?
 僕の地元だと、鉛を掘った時に出てくるんです。

 えっと、このお店にあるものなら、何でもですか?じゃあ…」
(21) 2021/12/10(Fri) 12:16:20

【人】 魔剣持ち ヘイズ

それなら改めて何か珍しそうなマジックアイテムを、何ならおすすめを…と言おうとして。

(違うだろ)

(お前の欲しいものはそうじゃないだろ)

声が聞こえた気がした。*
(22) 2021/12/10(Fri) 12:17:01
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a10) 2021/12/10(Fri) 12:26:19

【人】 半淫魔 メレフ

―――― 祝祭当日 / 街外れ ――――


[幸い、彼女はまだ家に居た。
無駄足とならずに済んだようだ。]

昨日の様子から、渡しておいた方がいい品があったんでね。
ーーもちろん、タダでは無いけど。

[どれだけ仲のいい間柄でも、貰うものはしっかり貰うし、渡すものはしっかり渡す。
互いに利益があり、平等の立場。
良好な関係を続ける為の、個人的な秘訣。]

助かる。
これ以上外にいると、手がかじかむところだった。
手先が冷えると、魔具を上手く扱えない。
それは困る。

[彼女に促されるまま、家の中へと入る。
以前であれば躊躇したかもしれないが、幸い今は対策を持ってきている為、特に躊躇う事もなかった。
そのまま、後ろ手に扉を閉めてしまおう。]
(23) 2021/12/10(Fri) 12:56:17

【人】 半淫魔 メレフ

ーー…先に渡しておこうか、その方が安心できる。

[「こっちに背中向けて」と彼女の動きを手で制すると、懐から小さな箱を取り出して、中身を取り出す。

箱の中身は細く、特別な装飾もない、簡素なネックレス。
けれど、ネックレスは僅かに黄金色に輝いて、絶えず表情を変える。
特異なのは、光を反射しているのではなく、ネックレスそのものが淡く光を発しているのだ。

それを彼女の首にかけて、後ろで固定する。]

黄金樹の葉から繊維を作って、編んだネックレス。
周囲の余剰な魔力を吸い取って、光を放つ。
光は、持ち主の心を落ち着ける力を持つ。

[これがあれば、魔力に敏感な彼女でも大抵のことは心配あるまい。
ーーネックレスがきちんと機能していれば、だが。
これからそれを確かめる。]
(24) 2021/12/10(Fri) 12:57:22

【人】 半淫魔 メレフ

[もふっ!]

お、本当に尻尾がある。
確かにこれは揉み心地がいい。

[もふもふもふと、彼女が背中を向けているのを良いことに、服の上から尻尾を揉み込む。
指先に力を込めると、柔らかく沈み込んでいるのが服越しにも感じられた。]

どう?
ちゃんと機能してる?

[揉み込む手を休める事はない。
今回の代金徴収としての意味も込めているので、機能万全で問題無かろうが、存分にモフらせて貰うが。

果たして、このネックレスは彼女のお気に召すかどうか。**]
(25) 2021/12/10(Fri) 12:58:13
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a11) 2021/12/10(Fri) 12:59:25

箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。
(a12) 2021/12/10(Fri) 14:23:00

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 向日葵:ヘイズ ──


  ごめんねぇ。

[  >>21ブローチを買い取れないと返事をすると
   彼は落胆した様子だったのでそう言った。]


  クイズだから、分かる人には直ぐ分かっちゃうよね。
  
  うん。何でも。
  貴方が────。


[  貴方がその魔剣で困ってるなら
   と言おうとしたけれど、それよりも早く
   彼の言葉が聞こえて来た。

   私はにこり、といつものように微笑んだだろう。]
(26) 2021/12/10(Fri) 16:09:17

【人】 向日葵 店主 イクリール


  でもちょっと意外。
  君、そう言うのに興味あるんだ。


[  10代半ばで可愛らしい外見なので
   そんな事を。
   それとも男の子はそう言うものだろうか。]*
(27) 2021/12/10(Fri) 16:22:43

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 ふふ、それは勿論。
    次は何が食べたいの? 」


 昨日もパイを食べていたのだから、
 流石に今日は違うものの方が良いだろうと首を傾いで。

 断られることを予想していた誘いの言葉は、
 想定を外れる形で彼に受け入れられた。
 寒空の中外に立たれるよりは余程良いのだけれど。

 ―― まあ、彼がそう判断したなら平気なのだろう。
 
 
(28) 2021/12/10(Fri) 16:23:23

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 
 温かい飲み物でも用意しようとした女を止めたのは、
 後ろ手に扉を閉めた後の彼本人だ。>>24
 数秒の逡巡が頭を駆けて、それから頷きを返す。

 ―― いつもなら纏っているローブが無い状態で、
 背中や首筋を無防備に晒すのは、少しだけ落ち着かない。
 被捕食者側としての種族本能が訴えかけるのを
 魔術師の理性で抑え込む。


  「 …… きれい、 」


 彼の手で首に掛けられたネックレスを見詰め、
 流れるような説明を耳に入れれば
 昨日の出来事を思い出し、「噫」と苦く笑う。
 
(29) 2021/12/10(Fri) 16:23:35

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 気遣わせちゃったかな、と謝ろうと ―― して。


  「 ひゃん、っ!? 」


 ネックレスに意識を割いていたせいか
 尻尾を掴まれるまで、伸びる手に気付かなかった。>>25
 服越しとはいえ何の遠慮も無く尻尾を揉まれ、
 垂れた兎耳は焦ったようにぱたぱたと揺れる。

 兎族が耳や尻尾を人に触らせようとしないのは、
 快感神経と直に繋がっている急所だからだ。
 魔力に過敏な者でなくとも、
 必要以上に触れられれば発情状態に陥る。

 
(30) 2021/12/10(Fri) 16:23:50

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 や、 ば、ばかっ
    尻尾触られたら、わかんな、ぃ…… 」


 事故を起こしたくないなら離してくれ、と
 一切手を止めようとしない彼の手に、掌を重ねて。**


 
(31) 2021/12/10(Fri) 16:28:17
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a13) 2021/12/10(Fri) 16:29:48

冒険者 ルイージは、メモを貼った。
(a14) 2021/12/10(Fri) 16:31:09

『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a15) 2021/12/10(Fri) 17:18:02

【人】 半淫魔 メレフ

[手を揉み込む度に声が上がり、耳が揺れる。
平時の彼女からはあまりお目にかかれない姿に、もう少し悪戯したい気持ちが芽生える。

けれど、それはそれ。
彼女の言葉と共に、尻尾から手を離す]

わかった。
じゃあ今度はゆっくり呼吸して、ネックレスに魔力を流すんだ。
そうすれば、光の効果は強くなる。

[今の自分は、客に魔具を届けに来た職人だ。
その立場を崩すことはない。
何より、彼女の抱える問題が一つ解決すればいいと思っているのも本心だ。
――理由をつけて、尻尾をモフりたかったのも本心だが。


彼女がこれで自分の状態を制御できるようであれば、ネックレスは問題なく機能しているということ。]
(32) 2021/12/10(Fri) 17:27:35

【人】 半淫魔 メレフ

――…問題はないか?

[しばし後、彼女へと問いかける。
ネックレスに不備がなければ、すぐにでも効果は表れるはずだ。

黄金樹は生命力が強い、たとえ葉を加工して繊維になっても、まだ生きている。
注がれた魔力を吸い上げて、持ち主の心に平穏をもたらす。

彼女の顔を覗き込みながら、様子を伺おう。**]
(33) 2021/12/10(Fri) 17:28:19
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a16) 2021/12/10(Fri) 17:30:22

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー向日葵ー

「いえ、いいんです。
 実際、ちょっと面倒なものなので、ブローチは
 紹介してもらった方で片付けます。」

イクリールさんがどれほどカタギかは知らないけれど、迷惑を掛ける訳にはいかない。
続く答えには、多分目に見えて目をきらきらとさせただろう。

それに呼応するかのように、魔剣の魔力が膨れ上がり、マグマの泡のようにぼこり、と弾けただろうけど。

もし魔剣の事を言葉巧みに言われたら、あるいは迷ったかもしれない。ポルクスとバラニに会う前だったら。

「は…はいっ!もちろんですっ。
 というか、そのためにアルブルクからエオスまでやって来たようなものなので…」

思わず本音が漏れた。*
(34) 2021/12/10(Fri) 17:51:36

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 
        ―――― 回想/向日葵 ――――



 >>0:431 約束の取り付け方は、ちょっとだけ
 狡いことをした自覚もあったのだけれど。
 ―― 彼女がダメと言えないことも予想したうえで
 甘えてしまったのだから。
 彼女のお店と、個人の用事が無ければという前提があるから
 はっきり時間までは決めなかったけれど。
 

  「 んん …… 物質かぁ。
    死ぬまでには当てたいなぁ 」


 銀と言えば連想出来る物事は数多あれど
 何となく、考え抜いてから答え合わせがしたくて。

 
(35) 2021/12/10(Fri) 18:12:44

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 うん、勿論!
    一口交換っこしようか。

    東の方のハーブ、って
    珍しいもの貰ったね、リル。
    何て言うんだっけな……アロエ……? 」


 調合も請け負うけれど、東の国のものは貴重だ。>>0:433
 見せて貰ったお土産を見やる瞳は真剣そのもので、
 知識を掘り起こそうとする姿は
 すこしばかり子どもじみて見えたかもしれない。

 泊まりにおいで、という誘いの言葉には
 ぱっと顔を輝かせて肯いたりもして。
 魔術師は友人と、暖かな夜を過ごした。*

 
(36) 2021/12/10(Fri) 18:12:52

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 向日葵:ヘイズ ──


[  彼が瞳を輝かせると
   腰に差した剣から魔力が溢れて来た。
   少しびくりとしたけれど、すぐに平静を装う。
   少々忌々しい記憶のある魔剣は
   今代では彼を主人としているらしい。]


  ……ふふっ!
  そうなんだ。
  それじゃあ旅の苦労に見合うような
  体験をして帰ってね。えと、お名前は?
  

[  >>34彼は欲望を隠そうとせず
   素直に心の内を話してくれたので
   そんな姿は好ましいし、可愛く思えた。]
(37) 2021/12/10(Fri) 19:01:55

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 回想:ラヴァ ──


  それじゃあ当たるまで
  ラヴァは死んじゃダメね。

[  >>35ラヴァなら遠くないうちに
   当てられると思うけれど
   私は冗談めかしてそんな事を言った。]
(38) 2021/12/10(Fri) 19:13:33

【人】 向日葵 店主 イクリール

 
  あろえ?
  やっぱりラヴァは物知りね。すごい。
  ポルクスに後で伝えてみる。

  
[  >>36彼女は東の国の香草を
   少し考えてから、正体について名前をあげてくれた。
   彼女の真剣に取り組む姿は
   真面目な彼女の性格を表してるようだし
   少し躍起になる感じは子供っぽさもある。]
(39) 2021/12/10(Fri) 19:13:56

【人】 向日葵 店主 イクリール



  ラヴァは可愛いね。


[  私は自分のアップルパイを切り取って
   一口彼女の方に差し出した。
   あーん、と言ってみたけれど
   応えてくれただろうか。

   どちらにしても、私は口を開いて
   彼女があーん、とやってくれる事を待つんだけど。

   私は魔術師の友人には
   少し甘えてしまうのかもしれない。
   そんな事を思い直す、楽しい夜だった。]*
(40) 2021/12/10(Fri) 19:14:09

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 
            ―――― 現在 ――――



 とんだ大事故だった。
 耳は自分の意思に反して忙しなく動き、尻尾も揺れ
 一度刺激された神経回路がすぐに落ち着く訳もなく。
 >>32 手が離れれば、視線は僅かに彷徨った。


  「 ――――― …  ん、 」


 それでも背中を晒したままなのは、
 警戒心の欠片も無いように映るだろうか。
 ―― 実際は言われた通りにするのが精一杯で
 体勢を整える余裕が無かっただけなのだが。
 
(41) 2021/12/10(Fri) 19:14:16

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 深く息を吸って、吐いて。
 揺れるネックレスに魔力を流す作業は恙無く終わったのに、
 ―――― その過程には問題も欠落も
 なにも無かったのだけれど。


  「 ………… 、ある…… 」


 問いかけに返す声は、思ったよりも小さくて。
 魔力の循環がこれ以上乱れてしまわないよう、
 ネックレスを握っていた指先を解いた。

 周囲の音を聴くのには適さない垂れた耳でも
 至近距離での呟きなら、普通よりは拾えるものだ。
 燻る熱に浮かされたように、心臓が早鐘を打つ。

 
(42) 2021/12/10(Fri) 19:14:23

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 覗き込んでくる鮮烈な赤い双眸を、
 常よりも潤んだ月光のような瞳で見つめ返す。


    ちいさな声の囁きは、
    きっと消えることなく彼の耳に届くのだろう。*


 
(43) 2021/12/10(Fri) 19:16:20
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a17) 2021/12/10(Fri) 19:18:26

向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。
(a18) 2021/12/10(Fri) 20:21:46

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 祭り一日目:真珠堂 ―


[裏街の方にまで祭りの喧騒は幾らか聞こえてくる。]

  仕込みの邪魔だ、退け。

[相変わらず我が家と勘違いしていそうな野良猫を追いやり、
 店の裏で腕を抜き出し、乱雑に縛る事で血管を浮かせ
 注射器を用いて血を抜き、幾つかの瓶へと詰める。

 この躰が金になると知ってから至った手段には
 もはや慣れたものだが、採血が好きかと言われたら否だろう。
 眉間をきゅっとさせて不快を隠す事は無く。

 今日こそはアップルパイを買いに行くのだと決め込んでいる。
 さっさと目安の分だけ終わらせねばと考えて
 雑念で時折手元が狂い、皮膚を引っ掻いては舌打ちをした。*]
(44) 2021/12/10(Fri) 20:21:56

【人】 行商人見習い ポルクス

 ― 祝祭一日目 ―
 
 はぁーあ……やっぱり親方は出てこないよなぁ。

[同じ宿で別部屋なんだけど、絶対これは初日から娼館行ってるやつだ。
今日は親方に代わって仕入れを行う必要がありそうだ。
郷心が付くからと、街に滞在中自分は実家で泊まることはない。連れ込み宿化してる宿屋は、あちらこちらから
朝っぱらからとても欲に正直な声があちこち、聞こえている。]

 ゲイザーのパイに、真珠堂の薬に。
 あとは魔物の加工品に……。

[東の国のものも卸さねば。なのに今日明日の2日間を
早々にばっくれた我が師匠よ。親方よ。

気持ちはわからいでもない。俺も放り出された仕事を片付けたら、祭りの喧騒に耳欹て、雰囲気を楽しんでしまおう。
現金、売るもの諸々をバッグに詰め込み、宿の外。
甘い空気の中を掻きわけるようにしてか、
俯き加減に歩く商人見習いであった*]
(45) 2021/12/10(Fri) 20:38:42

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 回想 ―


  まあ……交易が盛んなだけに商店は多いからな。

  ただ、あんたの店については魔術師に聞いた。
  雑貨から奇妙な物まで扱っていると。

[一店一店挨拶をする手間をしていたら大変な労力であり
 ましてや裏の社会に店を出しているのだから
 街のはずれとはいえ表に屋号を出している店にまで
 挨拶回りをする道理は無いのは確かであったが。>>0:382

 彼女にとっては有数な友人>>0:162の名を前言に置き、
 訪れる機会は未だ無いが、関心が無い訳ではないと言いおいて]
(46) 2021/12/10(Fri) 20:43:51

【人】 薬屋 テレベルム


  もう少し洒落気に意識が向けば家具も探す所だが…。

[居抜きで元あった家具だけの並ぶ店。
 扱うものが並べる程では無いのと
 望むものが明確な手合いが訪れるのが相場であるから
 店内の内装に難癖をつけるような客があまりいない為
 なかなか機会を得れない、というのが本音。]

  そういうことも、聞かないと身につかないものだな。
  客商売は考える事が多いらしい。
  ――あんたはその点、心得ていそうだが。

[店に立つ者の外見的特徴に対する気遣いの有益さは
 先人たる女店主の示唆を受け、納得した。>>0:383
 男が口にした通り、美貌で評判の彼女に関しては
 なにを取り繕う必要も片方が盲であれ感じない。]
(47) 2021/12/10(Fri) 20:44:13

【人】 薬屋 テレベルム



  本来はこういった物を挨拶に使うべきでは無いだろうから
  ……そう遠くない頃に、何か持っていくさ。

  生憎、物は思いつかないが。

[この『白』はあくまでオーダ―であった事もあり>>0:384
 相手を敬っての引き出物、とは呼べない為、
 考えておく姿勢は見せることにして。]

  ん。悪いな。
  …、……っう。

[木製だが表面加工された義眼は軽くて瞼にも馴染むものだが
 扱いをまったく知らない人になりたてにとっては
 過ぎた積み木とあまり変わらず、彼女の世話になる。
 窪地となった瞼の疵はとっく癒えているから
 はめる為に広げても痛くはないのだけれど
 目という場所に近い手に怯え、生理的な涙が右目を伝った*]
(48) 2021/12/10(Fri) 20:44:25
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a19) 2021/12/10(Fri) 20:47:10

【人】 『人形屋』 サダル

 
―祭り1日目 市場街―

「Lakht der vint in korn
 Lakht un lakht un lakht
 Lakht er op a tog a gantsn
 Mit a halbe nacht」

 

時々「人形屋」から聞こえて来る、暗い調子の澄んだ声。
それは店主のものと同じだが、今歌っているのは店主ではない。
店主が繰り返し歌う歌が、ホムンクルス商品たちにも馴染んだのだ。
今日も今日とて、果物を買いに。
店主はいつもと様子が違うようだけれど。
ホムンクルスたちは気付かない。気付けない。
気付こうとも、しない。
 
(49) 2021/12/10(Fri) 21:00:46

【人】 『人形屋』 サダル

 
ああでも。今日は。パイを買おうか。
>>0:1>>0:L0毎年恒例で、毎年買う。
今年はアプリコットパイがあると良い。
そんな記憶が薄らぼんやり、あって。
果物の籠を手に街を歩く個体が、一体。*
 
(50) 2021/12/10(Fri) 21:01:05
『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a20) 2021/12/10(Fri) 21:02:41

魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a21) 2021/12/10(Fri) 21:20:14

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 前夜祭/真珠堂 ――


  えっと、まぁそうですよね……?


[ やっぱり、というべきか。
 この状況で?、というべきか。

 どちらにしても、多少の違和感を持って。 ]


  明日のお祭りで楽しむような物ですか?


[ そこに意味する意味など知らないけど、
 心が、そこに一歩踏み出すことを、直感的に止めていた。 ]
(51) 2021/12/10(Fri) 21:31:34

【人】 坊っちゃん バラニ

――昨日・噴水広場――

[そういう設定と思われたままなのはもう仕方がないとして>>3

なんだかんだ言っても頭ごなしに否定されずにすむのは
此方としては有難い]

そりゃあね。
僕の知ってる勇者だって、生まれたその瞬間から
そういう存在だったじゃないし。
むしろ、そうでなかった頃のほうが長かったよ。

[彼ら亡き後の数百年の歳月は、
人間にとってはとてもとても長いもので。

今もなお吟遊詩人に語られる話だって、
彼らが実際に生きた時間のほんの一欠片に過ぎない。
人の言の葉に載らない時間のほうがずっと、長い]
(52) 2021/12/10(Fri) 21:31:44

【人】 箱庭の雛 フェレス



  流石に猫達を飼いに来た訳じゃないので……
  それに僕じゃ面倒みれませんし


[ 男性の注意>>9に苦笑いを浮かべた。
 猫を飼う程、余裕があるという訳でもなく、
 そもそも、このお店を訪れた理由もたまたまであったから。

 猫の取引など元々からするつもりはないです、と。
 そんな風にいうつもりだったのに、 ]
(53) 2021/12/10(Fri) 21:32:14

【人】 箱庭の雛 フェレス



  ……?


[ 男性の床に放り投げた毛糸玉。
 なぜだか惹かれるような、どうしても気になるような、

 意味のわからない、感情に埋もれて。
 その訳など知る由もなく。 ]
(54) 2021/12/10(Fri) 21:32:42

【人】 箱庭の雛 フェレス


  ……お願いします


[ 男性の言葉>>10で思い出した。

 
今日止まる宿を取っていなかった。


 初めての一人の外なんだから仕方ないんだ。
 そんな言い訳と共に男性の厚意に甘えることにした。 ]
(55) 2021/12/10(Fri) 21:33:26

【人】 箱庭の雛 フェレス



  えっ!?


[ 驚いたのは、薬屋なのに猫屋敷な点だったか、
 話に聞いていた薬屋とは違って薬草の匂いがしないことか、
 それとも、* ]
(56) 2021/12/10(Fri) 21:33:47

【人】 坊っちゃん バラニ


だから、君もいつか数百年後の未来では
伝説の魔剣使いとして語られていたりするのかもね。

[はは、と冗談めかして。

尤も、この魔剣が活躍するような時代が訪れるのは
個人的にちょっと、ご遠慮願いたいが。

――そうして、彼を見送れば。>>4

祝祭に向けて一層短くなった
陽の傾きを感じる頃だったかもしれない]<aqua></aqua>
(57) 2021/12/10(Fri) 21:34:48

【人】 坊っちゃん バラニ


…さて、そろそろお姫様たちも家に帰ったほうがいい。

『えーやだー』
『お祭りなんだしいいじゃんかー』

だーめーでーすーぅ。
僕では君たちを送っていくには力不足なんだから
陽が出てるうちに帰りなさい。

お話はまた今度、お休みのときに沢山聞かせてあげるからさ。

『じゃあ、そのときは王子様の話もね』

…わかったよ。
あとほら、これも渡しておくから。ね?

[むすーとなっている子供たちに、駄賃代わりに小さな紙を握らせる。
支払先に僕の名前を記入したパイ屋の引換え券だ。
こういうとき、下手に人前でお金を渡すと子供たちが危ない目に合うかもしれないから]
(58) 2021/12/10(Fri) 21:37:51

【人】 坊っちゃん バラニ

[そうして彼らが去るのを見送れば>>0:462
いい商談になった?なんて此方が話しかけるより先に
幼馴染に話しかけられる]

えー。
折角楽しみにしてたのになぁ。

[むぅ、と今度は此方が膨れ面になる番。
とはいえ、半分は冗談のつもり、だったのだけど。
意味深な顔で差し出された『妙薬』の、それが何かに気づけば]
(59) 2021/12/10(Fri) 21:42:08

【人】 坊っちゃん バラニ



……は?
いやポル、なんでこれ……?

[自分の頬が湯沸かしの魔法さながらに赤くなっていくのを感じる]

……、なんでポルがこんなの持ってるんだよ……。

[誤魔化すように片手で顔を覆うものの、
旬の林檎さながらに染まった耳まではとてもじゃないが隠し切れない。

……悪かったな、この程度で赤くなる童貞で。

ついでにこんな情けない男でも、
街一番の大店の一人息子ってだけで確かに縁談は来るよ。
なんのかんのと言い訳をしてのらりくらり躱してはいるけど、
それもいずれ時間の問題だろう。]

……。
(60) 2021/12/10(Fri) 21:45:58
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。
(a22) 2021/12/10(Fri) 21:46:25

【人】 坊っちゃん バラニ

[正直今も実感がわかないけれど、
僕もポルもカストルも、今年でもう成人だ。
いつまでも子供のままでいられないことくらい、
頭では、わかってる。

――商家の跡取りとして、いつまでもほら吹きだなんて
周りから笑われるような奴ではいられないことも。

たとえ周りの男たちと比べて腕力で劣っていても、
意気地のない臆病者でも、…それをどんなに情けなく感じていても。
それでも、少しでも前に進まなければいけないと]
(61) 2021/12/10(Fri) 21:50:14

【人】 坊っちゃん バラニ

[……それでも]

ポルは、さ。

もし、行商人になる以外の道があったとしたら。
なりたいものになれるとしたら、何になりたい?

[思えば三年前、彼が行商人になると
家族の下を飛び出していったときは少なからず驚いた。
物心ついて、家の外で遊ぶようになってから
ずっと傍にいることが当たり前だった彼。
いつの間にか彼のことをなんでも知っているような
そんなつもりでいた癖に。

実際は、彼が考えていること、思っていることの半分も
自分は知らなかった]
(62) 2021/12/10(Fri) 21:52:59

【人】 坊っちゃん バラニ


……僕は。

[言いかけた言葉は、ぐっと飲み込んだ。

いつだったか、子供の頃の言葉を思い出す>>0:412

あの頃の僕は、今よりもずっと、自分のことに精一杯で
彼の言葉を上手く飲み込むことができなかった。
それでもずっと、此方の言葉を受け止めて信じてくれた彼の言葉を、今度は此方が受け止められたらと、そんなことを思う]*
(63) 2021/12/10(Fri) 22:05:20

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 前夜祭:真珠堂 ―


  この道を通って愛猫をあずけたがる奇人もそう居まい。

  祭りの間方々はせわしなくなるだろうから
  猫の手も借りたくなる――のは、分かるが。

[先刻首輪付きの一匹が迷い込んでいたものの。
 今此処で集会を開くは、どれも首輪の無い野良ばかり。
 流石に言葉の真意を疑われる羽目にならずに済んで>>51
 猫の話はこのあたりで良かろうと切り上げる。
 彼女もまた、求めるものが猫で無い>>53のならば尚の事。]

  ……ん?

[どこかそわそわしい娘>>54に、こちらもまた疑問を抱くが
 流石に猫に混ざって床で遊びだすまでの低落が無ければ
 ちいさな違和として頭に留め置くのみに。]
(64) 2021/12/10(Fri) 22:08:44

【人】 薬屋 テレベルム

  ――…物分りは良いんだな。

[小声の忠告に明朗な返答があったので、ふぅん、と。
 相槌程度の仕草で返しはしたが、
 更に意味を突っ込んで来るような幼さは無い。
 どうやら小柄な体格と釣り合わないだけに
 男の見立てよりかは長く生きているのだろうか、と。]

  まあ、時間としてはまだ
  部屋も空いているから…大丈夫だろう。

[雪が降っていても彼女が訪れた頃合は昼。>0:55
 理想を追い求めるなら朝一番の屯所探しが一等良いが
 部屋に困る事は恐らく…まぁ、無いだろうと。]
(65) 2021/12/10(Fri) 22:09:15

【人】 薬屋 テレベルム


  構わないぞ。
  どうせ今日の分の在庫はそろそろ尽きる頃だからな。
  店を離れようとも。

[束の間の案内人の役は買うことにした。>>56
 最も、長年この地に住んでいる者の方が余程適任だが
 宿へ案内する程度なら困る事もない。]

[仰天する少女に、>>56心外だ、とまでは口にしない。
 実際に所狭しとあらゆる薬を置いている訳でも無しに。
 売れ残りのひと瓶を手に取り、あとは、と考えるが
 残念ながら相応しい蝋燭の類は無かったから
 ちいさな小皿を添えて、少女の手に瓶と共に渡そうと。]
(66) 2021/12/10(Fri) 22:09:29

【人】 薬屋 テレベルム


  様子を見る限り初めてこの街に来たのだろう?
  気が騒いで寝れなくなりそうなら
  就寝の時にでもこの薬を皿に垂らしておけ。

[本来は火で熱して香りを増させる使い道>>0:212だが、
 枕元に薬を垂らしたソーサーを置いても
 緊張や興奮を和らげる一助になるのだろう。]
(67) 2021/12/10(Fri) 22:09:44

【人】 薬屋 テレベルム

[傘をひとつ持ち、店の戸を開ける。
 なにも置き傘はひとつでは無い。>>0:358
 とくに祭りの時期は何本あっても困るものではないから
 
 傘を開き、軽く手招いて。]

  そら行くぞ、この雪の中で野宿したくはないだろう。


  ――そいつの代金はいらない。
    売れ残りだからな。

[それなりな値段がする事はあえて口に出すまい。
 それよりは案内する宿のことを歩きながら考えねば。
 安宿も心当たりはあるにはあるけれども、
 純朴な観光客が根をおろすような宿>>0:62がいいか。
 酒場>>0:386も近くにあるだろうし、食に困らない。]
(68) 2021/12/10(Fri) 22:11:04

【人】 薬屋 テレベルム


[傘が少女を雪から守る歩調で歩きながら――
 



 ふと視線に気づき、目線を下げる。*]

 
(69) 2021/12/10(Fri) 22:11:25
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a23) 2021/12/10(Fri) 22:15:57

【人】 行商人見習い ポルクス

[魔剣の主も、子供たちも。聴衆も
人込みに紛れ、消えてゆく。
茜色に空が染まる頃、俺は幼馴染に
行商の土産を――否、成人の祝いを渡したところ>>59

いやぁ、いい表情ですなぁ!
]


 あ、赤くなってら。
 ははは、成人祝いに親方から貰ったんだよ。


[少しだけ安心した。童貞は俺だけではなかったと!
大人の階段を登ってたのはうちの弟だけだったと。]
(70) 2021/12/10(Fri) 22:17:35

【人】 行商人見習い ポルクス

[でも

知ってるさ。お前も俺ももう大人なんだ。
いずれは大人として、家のこと。或いは自分が任された仕事を
こなすようになる。その間に家庭をもって
家族を育てて、また次代に繋いでいくんだって。

思考の渦に囚われる前に。
もしもを君が尋ねた。>>62 なりたいものになれるなら
どんなものに。何になりたいか。

斜陽が、君と俺の顔を一瞬だけ隠す]


 んー。そうだなぁ。
 なりたいもの。


 ……。
(71) 2021/12/10(Fri) 22:18:14

【人】 行商人見習い ポルクス

 やっぱ一旗あげて、金を稼いで
 目指せ美人な嫁さんゲットして1国の城主。
 つまり店持ち、かな。相手は現在絶賛募集中!

[兄が綺麗な花嫁さんを隣に、抱き寄せ誓いの口づけを。
そんな美しい光景を生み出す姿が眩しくて。
父親の顔をしている姿が、とても大人に見えた。

決して、叶わない光景だった。
でも、彼の幼馴染の、男としてのポルクスなら
きっとこれが、正解だ。]
(72) 2021/12/10(Fri) 22:19:21

【人】 行商人見習い ポルクス

 で、君は何になりたかった?
 もしも色んな意味で『大人になりたい』

 ……っていうのなら。

 手伝ってあげてもいいんだよ?丁度明日から祝祭だ。
 前夜祭に一皮むけるってのも乙じゃない?

[そりゃあばっちり好みの女の子を
ご用意できる娼館を親父さんから聞いて知ってるんだから。
と、おどけて尋ねるわけさ。*]
(73) 2021/12/10(Fri) 22:20:17

【人】 半淫魔 メレフ

[囁かれた言葉に、僅かに目を開く。

「――…落ち着け、一時の気の迷いだ。」
と、言うべきなのだろう。
このまま事に及んだ場合、踏みとどまる事ができないかもしれない。
それだけ、淫魔としての本能が彼女に惹かれている。
事実、今までそうした事態に直面しても、全て断ってきたのだから。]
(74) 2021/12/10(Fri) 22:42:50

【人】 半淫魔 メレフ

――加減、できそうにない。
それでもいいか?

[口を衝いて出た言葉は、今までとは異なるもの。

いい加減、本能を隠し続ける事の辟易したのか。
彼女が獲物として上等すぎるのか。
それとも―――己が思うより、彼女に心を許していたからなのか。
自分でも理由はわからなかった。]
(75) 2021/12/10(Fri) 22:43:14

【人】 半淫魔 メレフ

ただし、一つだけルールを決めさせてくれ。
己れと、君の為に。

[己の瞳に、魔力を集める。
淫魔としての能力である、「魅了」と「催眠」。
他者を虜とし、意のままに操るもの。
けれど、今はこの能力を自衛の為に使う。]

己れの言う事には、なるべく従う事。
いいね?

[これは、セーフティ。
自身が指示を出す側だと、立場を明確にさせる事で己を律する為。
そして万が一、己が自我を忘れそうになった時は、有無を言わさず中断させる為。
思うまま彼女を貪る様な醜態を晒すのは、断固として避けたい。]

――奥に案内してくれ。

[彼女に、案内を促す。
しっかりと能力が発動しているか、確認する意味も込めて。*]
(76) 2021/12/10(Fri) 22:43:52
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a24) 2021/12/10(Fri) 22:46:07

【人】 行商人見習い ポルクス

― 祝祭1日目 ―

[親方の放棄した仕入れの為に、
最初に向かうはパイの店。
保存魔法付きカバンって本当に便利だと思う。
問題はそれがべらぼうに高いことだけど、それはさておき。

少し俯いて歩いていたから、
急に目の前に人が現れたように見えて>>50
思わず、急ブレーキ。]

 わ、ととごめん!見てなかった!
 ……あれ、サダルさんだ。お久しぶり。

[3年前までこの街の子であった、シリウスさんちの6番目は
お客さんとして来店したことはないけれど
大体この街のお店屋さんの人なら顔見知りである。
果物籠手に歩いていた、顔見知りに声をかけるのでした。*]
(77) 2021/12/10(Fri) 22:53:48

【人】 箱庭の雛 フェレス

  
ワルツを踊りましょ!



[ 嘘と約束と秘密、
 慢心と裏切りと虚栄、

 あなたが望むなら、
 叶え、叶え、と願い頼る。

 
偶像
に囚われたあなたの、

 教えの通りに。 ]
(78) 2021/12/10(Fri) 22:55:53

【人】 箱庭の雛 フェレス

く       
る          
り         
        く
          る
         り
  め       
 ぐ        
 り     
             め   
              ぐ  
                っ
                て 


幸せのひとかけらが――     
           " 私 "を刺し殺した。
(79) 2021/12/10(Fri) 22:56:11

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 朝の陽ざしを望んで ――



  ―――っ!


[ 何かを恐れて、何かを求めるように。
 硬いベットの上、飛び起きた私は、
 確かめるように胸に手を当てた。 ]


  げほっ、


[ 手に取ったそれを、流し込むように。
 少しずつ、少しずつ、大丈夫だって言い聞かせて、
 まだ、安全なんだって言い聞かせてる。 ]
(80) 2021/12/10(Fri) 22:56:38

【人】 箱庭の雛 フェレス



  クレアお水を……って、そっか


[ なんて言いかけて気が付く、
 ここはいつもの場所ではなくって、
 人が住んで、生活している場所であることに。 ]


  ふぅ……やっぱ、ダメかぁ


[ 宿の部屋の隅。
 硬いベットの上で猫のように包まって、熱を探す。
 強張って震えた体に光が差した。

 また、朝が来た。
 ただ繰り返される朝が。 ]
(81) 2021/12/10(Fri) 22:56:54

【人】 箱庭の雛 フェレス



  でも、今日はちょっとだけ楽だったなぁ
  ……お礼を言わないと


[ 視界の端に映った小さな小皿に、
 昨日よりも減った透明な液体。

 それが何の薬だったのかはわからない、
 けれど、それは確かに僕の支えになっていた。 ]
(82) 2021/12/10(Fri) 22:57:16

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ 乱れた髪を直して、朝の支度。
 リボンの位置を気にして四苦八苦。
 服にしわが付いちゃって、仕方がないか、なんて。

 最後に、耳を隠すように帽子を被ればできあがり。 ]


  これでよしっ


[ 街も少しずつ起き始めて、人の声がちらほらと聞こえ始めて、
 その街に加わるために、傘を手に持って、
 部屋のドアを開けた。* ]
(83) 2021/12/10(Fri) 22:57:39

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 前夜祭/真珠堂 ――


  お兄さんに案内してもらわないと戻れる気がしないので……


[ 物分かりがいい>>65なんて言われ、苦笑いが零れでた。
 最も、それが守れるとは言っていないのだけど。

 忠告を聞いたようで聞いてなくて、迷子になった物だから、
 自分でも自分のことが信用ならないようだった。

 それに、―― ]
(84) 2021/12/10(Fri) 22:58:00

【人】 箱庭の雛 フェレス



  そうなんですね、
よかったぁ……



[ 宿屋の部屋がまだ空いているだろうという言葉にほっとして、
 構わないという男性の気遣い>>66に感謝の思いを抱いて、
 そんな風に色々な感情に振り回されていたから、
 差し出された小皿と瓶を反射的に受け取ってしまった。 ]


  えっ、あっ、はいっ!


[ 説明>>67の途中に口をはさめなくて、
 それでも断ろうと、声を出そうとして、
 野宿したくはないだろう>>68と手招きした男性の後を
 急いでその傘に入り込んだ。 ]
(85) 2021/12/10(Fri) 22:58:32
行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a25) 2021/12/10(Fri) 22:58:41

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ 雪が降る。
 手も足も、心さえも凍らしてしまいそうなほど、
 冷たくて、綺麗な雪が。

 男性……お兄さんの歩幅が、
 僕に合わせてゆっくりなことに気が付いて。 ]


  あのっ、ありがとうございます


[ 少しだけ、あったかい気持ちになれたんだ。* ]
(86) 2021/12/10(Fri) 22:58:48
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。
(a26) 2021/12/10(Fri) 23:02:02

【人】 坊っちゃん バラニ

[どうやら此方の反応は、相手のお気に召した様子>>70
ぐぬぬ、と睨んでみせるものの、未だ収まらない頬の熱は
その迫力の大半を削いでいる。

そうして、半ば諦めにも似た気持ちで、
問いかけへの返答を待っていたその刹那、
応えた幼馴染の顔は、斜陽に隠れて見えない。

ただ、林檎の色が残る耳がとらえたその言葉に]

 
―――…。
 
 
[どうして、僕のほうが顔を隠したくなるんだろうね。
いや、その答えは自分自身、よくわかっているけれど]
(87) 2021/12/10(Fri) 23:10:03

【人】 坊っちゃん バラニ

[どうやら此方の反応は、相手のお気に召した様子>>70
ぐぬぬ、と睨んでみせるものの、未だ収まらない頬の熱は
その迫力の大半を削いでいる。

そうして、半ば諦めにも似た気持ちで、
問いかけへの返答を待っていたその刹那、
応えた幼馴染の顔は、斜陽に隠れて見えない。

ただ、林檎の色が残る耳がとらえたその言葉に]

 
―――…。
 
 
[どうして、僕のほうが顔を隠したくなるんだろうね。
いや、その答えは自分自身、よくわかっているけれど]
(88) 2021/12/10(Fri) 23:10:03

【人】 坊っちゃん バラニ

[浮かんだ自分の考えに、その狡さにくらりと眩暈がする]


……ばか。


[此方の胸中を知ってか知らずか、
おどけてみせる幼馴染の額をこつんと指の先で弾く。>>73

手加減なんてしなくても、きっとちっとも痛くはない。
仮にそのへんの子供と腕相撲をしたとしても、十中八九勝てやしない。それが、今の『僕』なのだ]
(89) 2021/12/10(Fri) 23:23:26
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2021/12/10(Fri) 23:23:45

【人】 坊っちゃん バラニ



……僕の、なりたいものはね。


[幼馴染をそっと此方に引き寄せて、囁いた言葉は
きっと降り始めの雪と雑踏に掻き消されたことだろう]*
(90) 2021/12/10(Fri) 23:25:36

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 ―――― 良いよ。
    優しくしようとか、気遣わなくていいの
    …… ね、メレフ 」


 >>75 囁いた言葉へ返された問いかけに、
 女は少し掠れた声でそう紡いだ。
 これは彼が言うところの 等価交換 ≠ネのだから
 ―― そう扱われる方が、互いの為だろう。

 大事に扱われるのなんて、慣れていない。
 だからこそ、
 己に掛けられた彼の術は都合が良かった。>>76

 
(91) 2021/12/10(Fri) 23:27:14

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 ん、…… 分かった。 」


 とはいえ女も術そのものへの耐性は、人より強い。
 淫魔の魅了や催眠なんかは流石に初めてだけれど、
 だからこそ効いたと言うべきか。

 彼の約束事には、素直にこくん、と頷いて。
 案内を促されれば彼の手を引き
 自室の方へと足を進める。

 
(92) 2021/12/10(Fri) 23:27:19

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 前夜祭:宿場まで ―


  道理だな。
  戸を叩くのが此処で良かったとは思うぞ。

  勇者の霊験とやらの導きか

[実際は猫が彼女を此処に連れてきたが、
 偶然にはどんな名を付けても構いやしない。>>84

 交換条件を引き合いにする店なら
 意思を問うて意思を返すだけまだ良いが
 人さらいめいた稼業も闇に存在するのだから
 暖かい宿へ無事に届けること>>85は彼女にとって幸いだが
 男にとっても夢見の良いものになるだろう。]
(93) 2021/12/10(Fri) 23:32:23

【人】 薬屋 テレベルム

[二人用とは世辞にも称せないそう大きくも無い傘だが、
 入るのが小柄な手合いで良かった。>>85
 日中の明るさも宿場の軒並み並ぶころには潜み始め
 霜が降りそうな薄ら寒さを感じずにはいられないが 
 猫のような奇妙な少女>>86は、何処か機嫌も良さそうだ。]

  ……っは、

[なにが嬉しいのだか、と言いたげに小さく散らす笑気も
 白い薄靄となって、冷え切った外気に溶けていく。
 女性の客も停泊しているだろうとあたりをつけた宿の前。
 男は足を留め、それから不思議な少女をもう一度見遣る。]
(94) 2021/12/10(Fri) 23:32:37
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a27) 2021/12/10(Fri) 23:33:56

坊っちゃん バラニは、メモを貼った。
(a28) 2021/12/10(Fri) 23:35:17

【人】 薬屋 テレベルム


  風邪でも引いて祭りがつまんなくなるのは
  あんたも困るだろう。


  冷え切る前に入んな。
  良い夜を。

[ちいさな娘が宿の奥へ消えていくのを見送り。
 白い世界に溶け込むようにして、
 白絹纏う男は街の風景の一部になり、


   ――暗がりの道へ戻る**]
(95) 2021/12/10(Fri) 23:35:19

【人】 坊っちゃん バラニ

――祝祭一日目――

[ふああぁ…とベッドに寝転がったまま大きく伸びをする。

ひさしぶりの朝寝坊。
こんな時間まで寝ていられたのは彼是数か月ぶりか。

今日明日は使用人たちの殆どが暇を貰っていることもあって
屋敷の中はいつもよりずっと静かだ。
……と、いうことにしておこう。

使用人たちが使っている棟のほうから
なんだか得体の知れない香が漂ってきたり、
艶のある声が男女ともにしているなんていうのは
そっと目を瞑るのが、大人というものだ]

――さて、と。

[自分で身形を整えてから食堂で珈琲を一杯。
それで朝食をすませたことにして、屋敷を出て街へと繰り出すとしようか]*
(96) 2021/12/10(Fri) 23:38:00
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a29) 2021/12/10(Fri) 23:41:08

【人】 行商人見習い ポルクス

[とても楽しい反応で、俺はとても愉悦でございますれば>>87
なんて、昔馴染みの気安い、やり取り。

それを曇らせたくないから、
冗談に紛れて本音を隠す。

――心を、本音を隠したのはどちらなんだろう。]
(97) 2021/12/10(Fri) 23:44:58

【人】 行商人見習い ポルクス

 あいたっ

[額への攻撃は痛くないけど
こういうのがお約束の気がする>>89

でも、なんでかすっごく痛かったのだ。

それから。
子供の頃、勇者ごっこの作戦会議の時みたいに
内緒話のために。引き寄せられた顔。
君のなりたい、ものに。俺はそっと目を伏せた。*]
(98) 2021/12/10(Fri) 23:45:58
行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a30) 2021/12/10(Fri) 23:59:12

【人】 坊っちゃん バラニ

――ある御伽噺――

[子供たちに物語を聞かせるとき、
特に饒舌になるのは、結婚式のときの話だ。

魔王を倒した勇者と、彼に救われた王国のお姫様が
生き残った仲間たちと国民に祝福される幸福な結末。

実をいうとそのときの僕は、もうこの世にはいない。
だからそのときの光景をさも見てきたように語るのは
僕のほら吹きとしての本領発揮というかなんというか。

きっと、素敵だったのだろうなと
目一杯脳裏に夢を描きながらその光景を語り聞かせる。

誰もが純粋に、恋人たちを祝福する世界。
恋に破れた王子なんていない、そんな美しい世界


子供たちのお気に入りの物語の後は、
いつもほんの少しだけ、胸に穴があいたような気持ちになる]*
(99) 2021/12/11(Sat) 0:04:15

【人】 薬屋 テレベルム

[品を用意し、客が足を運ぶ頃合としては
 やや早い時分であるのをいいことに、店を留守にして
 積もった雪の絨毯を足跡を刻みながら歩き出す。]
(100) 2021/12/11(Sat) 0:05:25

【人】 薬屋 テレベルム


  
― 「ゲイザーのパイ屋」 ―


[名物のミートパイを始めとして、ジャガイモとポテト
 ベーコンに卵とチーズといった惣菜のパイから
 林檎に桃、ベリーといった果物の菓子パイの中には
 札に記されているが祝祭一日目の新作であるらしい
 葡萄のコンポートとカスタードチーズのパイも並んだ。]

  ……ひとりで食べきれるか?

[猫は店に戻れば居るだろうが、食べさせていいものかと
 疑問を抱きながらも、それはそれとして。
 
 贅沢な悩みに顎へ手を宛行い、頭を悩ませる。

 この世の果てでも探すような真剣な眼差しを
 硝子のウィンドウに注いでいるが―――…
 好物の林檎と新作何方を選ぶべきかという
 平穏な二者択一を男は迫られていた。*]
(101) 2021/12/11(Sat) 0:05:40

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 祝祭一日目/噴水広場 ――



  ううっ、寒い……


[ 意気揚々と宿から出て来た筈だったのに、
 今はただ噴水に腰を下ろして辺りを見渡すだけ、
 傘を持つために出していたはかじかんでいた。 ]


  こんな朝にやってるお店なんて中々ないよね……


[ まだまだ、朝の始まりと言うにも微妙な時間帯。
 時間を潰すためにも歩こうか、とも思うけれど
 迷子になったのは昨日の話、流石にそれもできなくて。

 寒さに震える中、どうしようかと一人思案中。* ]
(102) 2021/12/11(Sat) 0:11:26

【人】 『人形屋』 サダル

 
―祭り1日目 市場街―

「お久しぶり。…おひさしぶり?
 お客様? すいません、おひさしぶり…。」
 
 
>>77声をかけられて。脳内チェックをする。
さて誰かの記憶に目の前のこの人の顔は残っていたか。
この街のお店屋さん、とは言え裏街の。言ってしまえば真っ当ではない店の一つだから。
それでもこちらを把握している相手はすごいと思う。
やがて。記憶の中に面影を見た。
 
 
「ポルクス…さん。ですか?
 お久しぶり。です。」
 
 
やっと記憶が繋がった。
だから改めて挨拶する。
(103) 2021/12/11(Sat) 0:11:31

【人】 『人形屋』 サダル

 
「お祭りだから、こちらにきたのですか?」
 
 
なんて。
挨拶をつなげることも、なんとかできた。**
 
(104) 2021/12/11(Sat) 0:11:55

【人】 『人形屋』 サダル


「別にご遠慮、なさらずに。」
 
 
何がどうしてそうなったのか。
>>104会話の繋ぎのその後に。
相手の手を取り、自分の胸に導く姿があった。

ただし真顔である。**
 
(105) 2021/12/11(Sat) 0:14:22

【人】 行商人見習い ポルクス

― 1日目にて ―

 さ、サダルさん……?

[陽気な子とも、すこしおっとりした子とも違うような気がする。
けど、こんなぼうっとした様子のサダルさんに
出会ったことは初めてである。俺は混乱した>>103
もしかして俺が街にいない間に生まれた、新しいサダルさんなのだろうか。

この街に住む子供らは、大体裏街のことも表通りのことも知っている。
俺の場合は行商人の弟子なので、裏街の方に顔を出すとかもあり
割と覚えてるもんなのだけど……おおぅ]

 そう、ポルクス。6番目の。
 俺んちの10兄弟、見分けがつくの凄いね。

 ある意味ではそう、かな。
 祭りに合わせて、行商の商売品の仕入れにね。

[と、いう会話が途切れたのは――]
(106) 2021/12/11(Sat) 0:21:43

【人】 行商人見習い ポルクス

 いや、遠慮はしてないけど……
 あとここ、往来……。

 ……。
[たゆ、もにゅ。
導かれし右手が思わず揉んだ。男の本能だから仕方ないね。
いや、俺の場合どっちもだけど
これくらい俺もあればなぁあああ……]
(107) 2021/12/11(Sat) 0:23:03

【人】 行商人見習い ポルクス

 とても気持ちいいですね……?

[酷い感想である。*]
(108) 2021/12/11(Sat) 0:23:32

【人】 半淫魔 メレフ

「優しくしよう」、というより。
こうしないと己れが後で後悔するから、これでいいんだ。
この関係を、嫌な思い出にしたくない。

[彼女の言葉>>91に、心のままを返す。

いっそ本物の淫魔らしく、襲い掛かる事が出来ればよかったのかもしれないが、生憎それはできない。
胸の奥底がブレーキをかけるのだ。
「それをしたら、己れが己れを許さない。」
身体は今も浸食され続けているが、心は変わらない。

幸い、淫魔の術はちゃんと彼女に効いたようだ。
彼女の後を、一歩遅れてついて行くことにしよう。]
(109) 2021/12/11(Sat) 0:30:17
行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a31) 2021/12/11(Sat) 0:30:35

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 回想:テレベレム ──

  ガラクタの方が多いけどね。
  気が向いたらぜひ来てね。

  ……お店は、ラヴァにでも聞いたのかな?


[  >>46新参者と話をする魔術師と言うと
   人の良い彼女のことが思い浮かぶから。]
(110) 2021/12/11(Sat) 0:32:36

【人】 『人形屋』 サダル


―祭り1日目 市場街―

>>106残念ながら個体は常に増産中である。
長生きしている、店に長くいる個体は少ない。
よって、彼の認識はそう間違ってはいなかった。
見分けがついたのは奇跡といえよう。
ある意味の勘である。
 
 
>>107もにゅ。触れた手が、胸を揉んだ。
>>108とても気持ち良いらしい。
ふむ。と、その個体は自分でも胸を揉んでみる。
自分で揉んでもよくわからないものだった。
 
(111) 2021/12/11(Sat) 0:32:37

【人】 向日葵 店主 イクリール


  秘薬、妙薬。
  そんな秘伝の薬がある場所なら
  綺麗なお店より、寂れたお店の方が
  意外と評判が良かったりするんだよ。

 
[  >>47だから真珠堂と言う名前のお店は
   外観まで含めて良いのかも。
   あるいは、そんな事を気にならないぐらい
   品物が良い、貴重なものであるか。

  ……噂が本当で、人魚由来だと言うなら
  それも妥当なように思う。]
(112) 2021/12/11(Sat) 0:32:52

【人】 『人形屋』 サダル

 
「ポルクスさんは、良いですね。
 揉むだけで気持ちよくなれるのですか。
 おーらい。alright?
 揉まれるだけでは気持ちよく無いんです。」
 
 
にょき。手を伸ばす。
今度は相手の胸に手を伸ばした。
狙うは彼の胸の頂。
見つけたならくりくりと服の上から。
 
 
「こうして。こう?
 店主もただ揉まれるだけは平気でした。
 けど、違う触られ方をしてると気持ち良いらしいです。」
 
 
どうですか。真顔です。**
 
(113) 2021/12/11(Sat) 0:33:01

【人】 向日葵 店主 イクリール



  ……客商売は、最近始めたんだ?


[  >>47確かに考えてみると
   商売を始めたてでもおかしくはないと思うけど
   余程ツテがしっかりしてるのか知らないけど
   彼は本当にどこで妙薬を仕入れているのだろう。]
(114) 2021/12/11(Sat) 0:33:11

【人】 向日葵 店主 イクリール


  そしたら──、ゲイザーのパイが良いな。
  あそこのパイは美味しいから。

  
  ……あ、ごめんね。痛かったかな?


[  義眼を彼の瞳にはめると
   彼の目から涙が零れ落ちる。
   ハンカチを取り出して、それをさらりと拭って
   痛くなかったかと聞くだろう。

   義眼はしかりとはまれば
   色合いこそ違うものの、遠目から普通の瞳に
   見えるはずだ。]*
(115) 2021/12/11(Sat) 0:33:24

【人】 行商人見習い ポルクス

― 祭り1日目 ―

[なるほど。勘が冴えているサダルさんが
現在籠をもって移動中のサダルさん。
今俺におっぱい揉ませてくれてるサダルさん。
往来で、もんでいいよどうぞ!してくれるサダルさん。

おーけい、わかった。

でもなんで、続いて自分で胸を揉むのか。
俺はちょっとよくわかんなかった>>111]

 ……サダルさん?

[えっと。どうしたのかな?とお話を聞いていたら――]
(116) 2021/12/11(Sat) 0:43:57

【人】 行商人見習い ポルクス

 ひゃんっ!?!?

[まさかの俺の胸へのご指導である>>113
思わず漏れた、変な声。
なにせ大平原に近いけれど、俺だって胸はある
脂肪の膨らみはほんのりだけど、ちゃんと胸だ。
その頂をくりくりとされたら、当然芯を持つ。
普段男の格好だから、胸を隠す布なんてしてないので
当然服越しにダイレクトなのだ。]
(117) 2021/12/11(Sat) 0:44:22

【人】 行商人見習い ポルクス

 ひっ、ぁぅ。
 ……まって。なんかじんじんするんだけどっ。

[何度でもいう。ここは往来である。
真顔のお姉さんにおっぱい触られて気持ちいい
……これは、祭りの日でなかったら
警備の兵隊さんにちょっとお兄さん詰所までコースである。
あと、店長さん揉まれたんだ。誰かに、お胸。
という情報も仕入れたのであった。]

 えっ、と。つまり

 俺はもうちょっと、胸の触り方を勉強した方が、
 よかった、って、こと、かな?

[確かに、違う触られ方すると気持ちいいね……と
ちょっぴり耳元を赤くして言うのでした。*]
(118) 2021/12/11(Sat) 0:44:39

【人】 冒険者 ルイージ

ー 祝祭一日目 ー>>102

[その日は 寒空から白い雪が降っていた。
早朝の道は白く染められていて幾つもの足跡がその白さを踏み荒らしている。]


 寒いってよりは痛いって感じだな


[ 毛皮を防寒具としてはいるものの雪国の人間ではないからかそんなことでは雪の降るほどのこの寒さは防ぎきれるものではなかった。
それなのに朝早く店も開いていないような時間に出歩いたのはそんな冷たい空気が気持ちよかったからだった。
吸い込むと喉と灰を冷やしていくその冷たい空気に小さく身震いをうする。]


 おはよう…お嬢ちゃん。
 こんな寒い中で何してんだ?


[ ただの気まぐれで声を掛けたのは噴水に腰を下ろしていた少女。
こんな寒空に傘を差して、でも座ったまま何をするでもなさそうさ小さな少女だった。*]
(119) 2021/12/11(Sat) 1:02:58
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a32) 2021/12/11(Sat) 1:16:24

魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a33) 2021/12/11(Sat) 1:18:07

坊っちゃん バラニは、メモを貼った。
(a34) 2021/12/11(Sat) 1:29:56

行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a35) 2021/12/11(Sat) 1:34:05

向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。
(a36) 2021/12/11(Sat) 1:38:52

魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a37) 2021/12/11(Sat) 1:52:35

冒険者 ルイージは、メモを貼った。
(a38) 2021/12/11(Sat) 7:36:15

【人】 薬屋 テレベルム

 
 ― 「ゲイザーのパイ屋」 ―


[目当てを買い求めた客足もいくらか去って、
 彼此蝋燭が一本尽きようかという刻限まで
 黙して考え込む男に店員が気を砕いてか声を掛ける。
 試食されますかと、数種のパイを一口サイズに揃えたものを
 提供皿に並べてカウンターに提示してくれた。]

  ありがとう。

[おそらくは一番の売れ筋であるミートパイは……。
 肉食では無いから、避ける事にして。
 代わりに、目当てのアップルパイと葡萄のものを。
 
 林檎のパイを口に入れるとバターの香りが広がって、
 さくりとした口あたりの良い記事は歯を喜ばせ
 ぎしりと詰まった林檎は加熱によって蜜の甘さは
 やや薄まっているものの、ジャムに練られた林檎煮が
 砂糖と練られた製法で甘味を補強し
 くどすぎないシナモンのアクセントが効いている。]
(120) 2021/12/11(Sat) 8:19:36

【人】 薬屋 テレベルム

[生の林檎と違う歯ごたえ。
 シャリ、とはいかず、しっとりと、やわらかい心地。

 さくさく、と栗鼠のように試食をもひとつと手を付けかけ
 流石に二つ三つと手をつけるのは……
 人であるなら流儀に反するのだろうと想像を膨らませたので
 遠慮をしなければ、と自制を掛けた。]

  ……こっちも、貰っていいか?

[――だが、迷いの好敵手である葡萄の新作に指を向け
 不安そうな右目で店員を見つめる。
 窺ってはいるものの、拒否をしづらい物言いと視線。
 どうぞ、と返さざるを得ない確認にイエスを貰い
 今度は葡萄の方にも手を伸ばす事にした。]
(121) 2021/12/11(Sat) 8:19:50

【人】 薬屋 テレベルム

[皮ごとコンポートにした葡萄。紫と緑の色彩に食指が誘われる。
 パイと名はついているがビスケットに近い
 薄めのタルト生地の上に実が飾られている。
 あくまで試食なので見た目はいまいちではあるが
 ウィンドウに飾られた完成の形は愛らしいものだった。

 皮ごとの葡萄だが蜂蜜を隠し味にした砂糖に煮られて
 苦味はあまり感じられず、つるんと賞味出来てしまう。
 こちらの方が生地は薄いせいか香ばしさも感じられて
 幾つでも入りそうだ、と雑感を抱いてしまう。
 カスタードチーズのまったりとした甘味は癖を感じるが
 少なくとも男の舌には合うものだった。]
(122) 2021/12/11(Sat) 8:20:12

【人】 薬屋 テレベルム


  じゃあ、こっちを…いや、林檎もやっぱり。

[試食で心が決まったかと思えば、逡巡を巡らせて。
 決断力に欠けた精神で、結局は両方購入してしまう。

 何処かに土産として持参するのも少し考えた。

 土産物なら、と好みを告げた店主>>115や、
 居候の際に食卓にパイを並べてくれた魔術師の顔を
 なんとなしに思い出すが、…

 前夜祭より人が増えている町並みを思えば
 祭りの後のほうが商売の邪魔にならないだろう、とか。
 食べ慣れたものを持参して果たして喜ぶか、だとか。

 ―― 包まれていく二枚のパイを横目にしながら
 まあいいか、と考えは霧散していった。]
(123) 2021/12/11(Sat) 8:20:34

【人】 薬屋 テレベルム

[侵入者たちと密やかに口にするのも良いと思い直したから。
 それはそれで、欲望の渦巻く街でありながら、
 ひとつの楽しみ方、祝い方ではないか…とも。
 
 不思議なものだ。
 寒波は厳しくも平穏を絵に書いたようなこの地も
 かつては魔王の軍勢に踏み荒らされて
 焦土に近い状態で、瓦礫ばかりの廃墟であったのだから。

 その時代のエオスの街を余所者の男が知る機会は無いけれど
 一度だけ海の魔物を退治する勇者一行の船旅を
 遠目に眺めたことはある。
 あれはそう、妹が生まれる前の時代だから、
 何百年前だったか…思い出せないが。]
(124) 2021/12/11(Sat) 8:21:14

【人】 薬屋 テレベルム


[マーケット通りのはずれに簡易の休憩所として
 設置された屋根付きのベンチへと腰を下ろす。


  祝いの歌が何処かからまた聴こえて――
  それを少し聞いて居たいから
  店への帰路を少しだけ遅らせたかったのだ。


 途中で勧められたホットワインを伴に。*]
(125) 2021/12/11(Sat) 8:21:25

【人】 『人形屋』 サダル

 
―祭り1日目 市場街―

>>116勘は冴えてるかもしれないが、基本よりおそらく
アホ
である。
 
彼、と思っていたが。
その胸の脂肪の付き具合。皮下脂肪の集まり方。
それにふと疑問を覚える。
大平原らしいが周りから脂肪を寄せ集めるとそこに確かに胸はあったし。
>>117何より悲鳴が乙女チック。
 
(126) 2021/12/11(Sat) 8:22:15

【人】 『人形屋』 サダル

 
「じんじん…。刺激が強かった?
 布越しだから、そこまで強く無いと思います…。
 つまり。ポルクスさんは敏感?
 乳首が弱点でしょうか。」
 
 
真顔。声量は普通。往来。
つまり周りに通りすがりがいたら普通に聞こえる。
この個体にはあまり恥じらいがないようだ。
はた迷惑な話である。
 
そして。数秒の間。
>>118彼の言い分にぽん、と手を打った。
そして彼の手を引き、グイグイと。
連れて行ったのは往来でこそないが、単なる物陰。そこに彼を壁際に立たせ。
ドン、と両手で彼の両側の壁を突いた。
壁、ドーン。
 
(127) 2021/12/11(Sat) 8:22:53

【人】 『人形屋』 サダル

 
「胸の触り方を勉強したい。承りました。
 胸でイけるようにご奉仕ですね。」
 
 
真顔なアホがいる。

彼がここで逃げ出さなければ、すぐ横に往来の騒めきが聞こえる中。
彼の首筋に顔を寄せて唇を触れて。
彼の衣服のボタンをぷつ、ぷつり。外して行ってしまうだろう。
きっと誰かが来てしまっても。
彼が逃げ出さなければその手は止まらないのだ。*
 
(128) 2021/12/11(Sat) 8:24:12

【人】 行商人見習い ポルクス

― 1日目 ―

[基本(ベース)のサダルさん、の正常なる状態を
知らない身からすれば、サダルさん達って全員
こんな感じで実はぐいぐい来るタイプなのかな?

と、誤解し始めるのが俺である。>>126

実際は違うかもしれないが、そこまでは今は思い至らない。]

 弱点とか言わないで!?
 布ってね。擦れるんだよ。
 指の刺激とざらっとした着る物のやつが
 よりぐりっと……って説明させないで!?

[誰も説明しろとは言っていないが、
ここは往来。何言ってるんでしょうね本当に。
此方も声量は普通なので、ある意味通行人にはた迷惑
祭りじゃなかったら通報されてるよねぇこれぇ]
(129) 2021/12/11(Sat) 10:25:26

【人】 行商人見習い ポルクス

 ……?

[あれ。なんだか動きが止まった?
俺は危機感もなく、手を引かれるままにぐいぐいっと
移動した場所はというと、物陰。

つまり往来じゃないけどお外である。
え?なぁに?と疑問を顔に張り付けていたところ。


まさかこれは。 うわさに聞く壁ドン。
とぅんく
。]
(130) 2021/12/11(Sat) 10:26:20

【人】 行商人見習い ポルクス

 ほぇ?
 ………??????

[胸でイケるようにご奉仕?
えっどうしてそうなったんだろう。


俺の頭はフリーズした。すぐ横には往来ってことも忘れて。
それに気づいたのは唇が首筋に触れてからで]

 え、ちょ。

[待って、という前に、衣類のボタンが外される。
服の下はシャツ1枚。つまりはブラも何もない。
薄手のそれが外気に晒され、思わずぶるっと身を震わせ
ご奉仕してくれているサダルさんの腕に縋ってしまう。

人間、混乱すると通常と違った行動をしがちである。
つまり逃げ出す選択肢は、なかったのであったとさ*]
(131) 2021/12/11(Sat) 10:26:44
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a39) 2021/12/11(Sat) 10:27:29

行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a40) 2021/12/11(Sat) 10:30:15

魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a41) 2021/12/11(Sat) 11:09:59

魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a42) 2021/12/11(Sat) 11:15:19

半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a43) 2021/12/11(Sat) 12:06:53

半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a44) 2021/12/11(Sat) 12:11:59

【人】 坊っちゃん バラニ


……。

[囁いた言葉に、彼の反応はどうだったろう。

にこ、と浮かべた笑みは先程の意趣返し。
に、なっているかはともかくとして]

ほら、行こう?

[彼に手を差し出して促してみせる]*
(132) 2021/12/11(Sat) 12:17:50
坊っちゃん バラニは、メモを貼った。
(a45) 2021/12/11(Sat) 12:23:12

【人】 行商人見習い ポルクス

 ……。

[おっかしいな。立場がなんだか逆転している気がする。
ぐぬぬ、と羞恥を噛み潰すかのような、
或いはもだもだしているような不思議な顔を、
笑顔の君とは対照的に俺はしてたんだろうけど。

――差し出す手に、己の手を重ねるのが、答えであった。*]
(133) 2021/12/11(Sat) 12:47:19
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。
(a46) 2021/12/11(Sat) 13:04:56

行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a47) 2021/12/11(Sat) 13:06:44

『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a48) 2021/12/11(Sat) 13:38:54

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 回想 ―


  それが謙遜かどうかは俺には分からないが
  何を見ても珍しいと感じるだろうな。

[海の中にあるもの以外は珍妙だと感性が訴えかけるのだから
 価値があろうと無かろうと関心は満たされよう。>>110
 情報の出処には首を縦に振ることで示し。
 内装が居抜きのままであるのも一つの味であろうと
 先人が見立て>>112るのなら
 そういうものかと信じてしまった。]

  そうだな。
  以前は……ええと、肉体労働というべきか。

[彼女の問いかけに一度沈黙を挟んでから、
 思いつく限りの表現を伝える事にした。>>114
 貝類や海藻を取っていたと仔細に伝えたら
 肌の黒さもあってか漁師かと勘違いされそうで。]
(134) 2021/12/11(Sat) 14:16:53

【人】 薬屋 テレベルム

  だから解らない事のほうが多い。
  世間話も、客の扱いも。

[飲食店のように茶や菓子を振舞う必要は無いとは思うが
 表情をそう動かさない接客になってしまう。
 それもまた裏の業界では普通であるかもしれないが。

 流石に未知の接触を受けた時ばかりは>>115
 冷静沈着とはいかなかったが
 自分で嵌めようとしたらこうスムーズにはいかないだろう]

  ………、いや、なんだ。すまない。
  ありがとう、使い方を教えてくれて。

[黒目にあたる部分の位置も調整して貰えば
 はあ、と一息をついてぱちぱちと瞬きをした。
 その際に右目から溢れる涙も散って、
 態々添えられたハンカチに水分は含まれる。]
(135) 2021/12/11(Sat) 14:17:09

【人】 薬屋 テレベルム

[ハンカチに移る涙は、普通の涙ではなく、
 彼女に渡した薬とまったく同様の製品。>>112
 直に溢れるだけより強い違和を持たせるもの。]

  ――ゲイザーのパイは俺も好きだから、
  覚えておくよ。

  ええと、あんたはイクリールだったか?

[改めて己もまた自身に付けられた名を告げて、
 感謝の意を会釈として返し、女店主を見送ろうか**]
(136) 2021/12/11(Sat) 14:17:28
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a49) 2021/12/11(Sat) 14:19:47

【人】 薬屋 テレベルム

  …………あ、

[暫し表の街の賑やかな気配を遠巻きに楽しみながら
 ワインを口にし時間を過ごしていたが
 よく考えずともパイが冷める可能性をはた、と思い出す。

 もう少し浸っていたい気持ちもあったものの
 折角なら固く冷たくなる前に賞味したい。
 残念ながら、魔法の類にはからっきしで
 パイを温め直す方法を持たないもので。

 その足で通り慣れた裏路地に続く道を歩き、
 店の戸へと手を掛けて、開けば若干の埃っぽさと
 パイの甘い香りを損なう獣臭に苦笑を浮かべた。]
(137) 2021/12/11(Sat) 14:45:45

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 真珠堂 ―


[何処に行っていたのかと言いたげないくつもの黄色い光。
 蝋燭を灯さないと不気味な光景だが慣れたもの。]

  …………そう、揃って睨むな。
  土産がある。

[客用があればベルを鳴らせるようにカウンターに鈴はある。
 奥へと引っ込み、猫の群れをいなしながら
 葡萄とカスタードチーズのタルトを食べやすいようにし
 結局どの部分を食わせると腹を壊すのかが解らないので
 ビスケットの生地を砕いて猫用の皿にいれておく。

 マタタビさながらの男の肉への関心はあるのだろうが
 食欲が優ったようで、猫らは皿を取り囲み餌を食べ始めた。]

  ん……、うまい。

[降り積もった外の雪を一望しながらタルトに舌鼓を打つ。**]
(138) 2021/12/11(Sat) 14:46:00
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a50) 2021/12/11(Sat) 15:09:43

行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a51) 2021/12/11(Sat) 16:55:40

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 回想:テレベレム ──


[  >>136男店主に見送られて真珠堂を後にする帰り道。
   テレベレムという男性は基本的には誠実だけれど
   全部本当の事を言うわけではないと思った。

   ……なんて。
   普通誰しも全部本当の事を話す人は居ないのだけど。

   彼の瞳から溢れた涙。
   それを拭ったハンカチが手元にある。
    
   赤と白の真珠薬。
   その原材料が人魚の由来とすれば
   彼は人魚の肉も、手に入れる事が出来るのだろうか。

   不老不死自体に興味はないけれど
   不老不死は、完全で、それは黄金で。
   私としては気になる対象だから。]
(139) 2021/12/11(Sat) 17:37:23

【人】 向日葵 店主 イクリール



  ……ゲイザーのパイは
  彼も好きだって言ってたよね。


[  >>136互いに自己紹介をした時に
   そう言っていた気がするから。
   また今度差し入れを持って顔を出してみよう。
   
   新しく来た商人は、まだまだ知りたいことだらけだ。

   ハンカチを丁寧にしまうと
   それからは真っ直ぐ家に帰るのだった]*
(140) 2021/12/11(Sat) 17:37:35

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 祝祭一日目/噴水広場 ――



  ……確かに、少し痛いです


[ 突然かけられた声>>119に驚いた。
 けれど、近づいてきていた男性には気が付いていたから、
 親切なのかな、なんて思って。

 冷たさの痛みに同意をした。 ]


  僕は、少し早く起きてしまったので、街を見てたんです


[ 見たことがない景色。
 多くの人が、建物が、真っ白な雪に囲まれた景色。
 それが綺麗なように見えていた。 ]
(141) 2021/12/11(Sat) 17:51:46

【人】 箱庭の雛 フェレス



  ところで、あなたはこんな朝早くに何をしに?


[ 男性に問いかけるように、その目を合わせた。
 ただ純粋な疑問、それだけの理由で。* ]
(142) 2021/12/11(Sat) 17:51:58

【人】 冒険者 ルイージ

ー 一日目 噴水広場 ー>>142

[ 少女ちびっこはあまり警戒した様子もない様子だった
この子は迷子だろうかそれとも誰かを待っているのか、なんて思っていれば街を見ていたらしい。
まだ早い時間だからか祭りの喧騒は未だ眠ったままで街は白く染まり降り積もった雪が音を吸収して静けさだけがそこにはあった。]


 俺も街を見に来たんだよ。


[ 半分は嘘だし半分は本当のこと。
せっかくこの街に来たのだからいつまでも眠りこけているのが惜しくなったので雪の街というものを見に外に出てみたのだ、何か面白いことはないかと、何か面白い出会いはないものかと。]


 迷い猫でもいないものかって思ってな。


[ まっすぐに見つめてくる少女ちびっこには悪意も害意もなく危険の欠片も感じない。
ふっと柔らかく笑んで見つめ返す男の頭には白い雪の冠が乗っていた。]
(143) 2021/12/11(Sat) 18:17:21

【人】 冒険者 ルイージ

 
 この街の子…じゃあなさそうだな。
 ダレカと一緒じゃないのか?


[ 比較的平和とは言え大きな街には裏もあれば影もある。
小さな少女が一人で出歩くのを心配したわけではないがただ何をしているのだろうとは思っていた。*]
(144) 2021/12/11(Sat) 18:17:36
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a52) 2021/12/11(Sat) 18:24:54

向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。
(a53) 2021/12/11(Sat) 18:26:35

【人】 魔剣持ち ヘイズ

ー祭1日目・市場街ー

向日葵での一時は、長かったような、あっという間だったような。出る頃にはきっとそれなりの時間だったはず。

ひとまず、紹介してもらった裏街でブローチは換金した。
やはりというか、足元は見られたけれど、とにかく売り捌いてしまうのが大事だったから、構わなかった。
銀貨にして十数枚か、二十枚に満たない程度。叩き売りに近いけれどこんなものだろう。

で、ようやく肩の荷が一つ降りたので祭りの散策に来ている。
(145) 2021/12/11(Sat) 18:47:11

【人】 魔剣持ち ヘイズ

後の目的と言えば、一つはサダルの店での受取。
いつでも構わないが、行かねば。

もう一つはラヴァンドラさんとの約束。
時折道行く、地元の魔術師とか、魔術関係の品物を取り扱っていそうな人に彼女の所在を尋ねたりしつつ、街行く人や品物を眺めていた。

そこまでかっちりした約束ではないし、あるいは他の人に出会っても、それはそれで楽しいもの。祭りの最中だからこその旅の醍醐味。そう思いながら**
(146) 2021/12/11(Sat) 18:49:07

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 真珠堂 ―


[朝昼と食べても飽きない名店のパイではあったが、
 猫と分けたところでやはり二枚は多すぎて、
 結局アップルパイは完食できたものの、
 タルトの半分は葡萄は兎も角チーズクリームが重くて
 半分持て余してしまった。]

  ――流石に夕食にすると…硬すぎるか。

[夕食でも、明日の分としても気温は低い為保存は効くが
 再加熱しなければ食べられそうに無く、その術を持たない。

 差し入れに持ち込むのもどうか、と悩むところ。
 訪客が何人かあり、中にはカストル…では無くて、
 ええと何だったか多すぎて候補が出てこない
 大兄弟のひとりが『赤』を求めてやってきた>>0:364が、 
 流石に怪しげな薬と共にパイを押し付ける訳にもいかず。]
(147) 2021/12/11(Sat) 19:09:08

【人】 薬屋 テレベルム


  魔法の心得が無くても
  温められるような魔具があればな。

[ラヴァンドラに頼んでも良いが、パイを余らせるたびに
 呼びつけたり押しかけるのも些か問題があるなと考えて。
 こういったマジックアイテムに詳しい職人に相談するにも
 今年来ているかは確証を持っておらず。

 黒い向日葵の店を頭に描き、そんなものも在庫にないかと
 探しに行くのも悪くない気がして。
 訪客も途切れた折に店をあけて外に出る事にした。]
(148) 2021/12/11(Sat) 19:09:24

【人】 薬屋 テレベルム

  
― 向日葵 ―


[女店主もまたいつか差し入れをと考えていると知らず>>140
 ゲイザーのパイ屋でポテトグラタンの惣菜パイを土産にし
 男は町外れにある店を少々迷いながら訪ねてみる事にした。

 時分としては――…
 夕刻に差し掛かった頃合だったか。]

  …店主、居るか?
  尋ねたいことがある。

[万が一店を間違えていないかと、やや不審な陰。*]
(149) 2021/12/11(Sat) 19:11:33
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a54) 2021/12/11(Sat) 19:13:04

薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a55) 2021/12/11(Sat) 19:13:44

【人】 向日葵 店主 イクリール

[  ヘイズを見送り
   その後は身体を清める為に水浴びをする。
   湯を沸かすこともできるけど
   身体の熱を冷やす為にも、少し冷たい水にした。]

  
  ……。


[  今代の魔剣の持ち主は普通の人間だった。
   その身に勇者の片鱗を感じさせる物はない。
   勿論私が気付かなかっただけの可能性もあるけど。

   やっぱり勇者とは過去の産物で
   それに手を伸ばすには、私は遅すぎたのだろう。]
(150) 2021/12/11(Sat) 19:15:03

【人】 向日葵 店主 イクリール



  ……。


[  身体を流れる水が排水口に流れて行く。
   黒い、穴へと、真っ逆さま。]*
(151) 2021/12/11(Sat) 19:15:15

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 向日葵:テレベレム ──


  いらっしゃ……
  
  あら、珍しいお客様。


[  >>149店先から掛かった言葉に振り向くと
   綺麗な瞳を持つテレベレムの姿が目に入る。
   祝祭の日にうちを訪ねるのは
   何か用事があるのだろうか?と少し不思議に思った。

   夕刻前、私は鮮やかな青色のローブを着て
   店番をしていた。]
(152) 2021/12/11(Sat) 19:21:19

【人】 向日葵 店主 イクリール



  どうしたの?何か御用?


[  と私は訪ねるだろう。
   身体は清め、服も変えたので
   男の子と朝方にした事は気取られないと思う。]*
(153) 2021/12/11(Sat) 19:21:28
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。
(a56) 2021/12/11(Sat) 19:23:10

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 幸せになるのはいつだって人間の女の子。
 御伽噺はそれでハッピーエンド、
  みぃんな幸せに暮らしました。 


 同族とは違い垂れた耳に、異質な魔力量
 魔術師として生きようにも
 彼らは基本的には一人でいようとする生き物だ。
 ―― そこに温もりなんて欠片もない。
 勿論全ての魔術師がそうだという訳ではないけれど、
 殆どのケースに当て嵌まる、というだけで。



 
(154) 2021/12/11(Sat) 19:31:34

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

  


 いつだったか友人が送ってきた包みの中>>0:L1
 入っていた手紙と、魔術師ならば一度は求めるような
 桃色の宝石を思い出す。
 ―――― 愛と幸福に満ちた人生を約束する、なんて
 それこそ、泣いている幼子のための御伽噺だ。



     或いは。
     女がそれを信じ切れる程に純真で、無垢で、
     …… 欲深い者でなければ … 。



 
(155) 2021/12/11(Sat) 19:31:57

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 



   
      ×× の 作り方  




 
(156) 2021/12/11(Sat) 19:32:38

【人】 魔術師 ラヴァンドラ




  …… この街では、対価さえ支払えば
          あらゆる願いが叶う。*



(157) 2021/12/11(Sat) 19:33:07

【人】 薬屋 テレベルム

[怖々と店内を覗くようにして見やれば、
 なるほど骨董屋とも雑貨屋とも
 物置とも呼べる様相だが>>0:83
 ざっと見て値札が無い為、間違えたかと戸を閉めかけて
 探していた店主が青衣に実を包み視界に入った為>>152
 安堵しながら、首肯で客であることを示す。]

  この時分にすまないな。
  ……夕食はもう用意してしまったか。

  これは土産で…
  つまらないものと口にするとゲイザーが泣きそうだが。

[片手にずしり、と香ばしさと食欲を誘うグラタンの香り。
 手提げにされた包みを彼女の前に差し出すも、
 夜分の客に備えて既に満腹であろうかと首を傾ぎ。

 ミートパイがやはり定番ではあるのだが、
 肉食ではない性分からか、選ぶのは土産にしても憚られた。]
(158) 2021/12/11(Sat) 19:39:09

【人】 薬屋 テレベルム


  ああ、相談がある。
  扱っている中に、マジックアイテムの類は無いかと。


  ………………パイを温められるような。

[男は魔力を蓄えていても、魔法の才覚は無く。
 どうしたものかと言いたげな顰め顔。
 店の中へと進もうとして … 足を留める。

 ローブのあちこちついていた猫の毛を、
 店外で落としてから会釈と共に店内へと進もうか。*]
(159) 2021/12/11(Sat) 19:39:54

【人】 向日葵 店主 イクリール

 
  ううん、夕食はまだ。
  せっかくの祭りだし、外で食べようと思ってたの。
  誰かと一緒だと尚良いんだけど。

  ……ゲイザーのお店の?
  ふんふん、……パイじゃ無さそうだね?
  ──あ、グラタンだ。

  ありがとう、テレベレムさん。


[  >>158ゲイザーのお店と聞くと
   やはりパイが頭に浮かぶけれど
   他にも美味しい物はちゃんとある。
   普段は定番を頼んでしまうので
   こうしてお土産で、いつもと違うものを貰えるのは
   なかなか嬉しかった。

   受け取って、一旦カウンターの上に置く。]
(160) 2021/12/11(Sat) 19:52:13

【人】 向日葵 店主 イクリール



  パイ。

  ……温めるやつね。
  どうかなー……ちょっと待って。


[  >>159彼は相変わらず
   猫に纏わりつかれているらしい。
   ローブについた猫の毛の量が物語ってる。

   魔力を流せば自動で温め始めるものもあるが
   そう言ったものがこの中にあったか。

   暫く探していたけれど
   これ、と言った物は見つからなかった。]
(161) 2021/12/11(Sat) 19:52:32

【人】 向日葵 店主 イクリール


  ……うーん。
  ここには無いみたい。

  ……そうだ、売ってそうなお店を知ってるよ。
  一緒に街の中に行かない?


[  私は彼にそう言ってみた。
   私自身、祭りを見てみたいのもある。
   1人では少し物足りないと
   思っていたところだったから。]*
(162) 2021/12/11(Sat) 19:52:50

【人】 魔剣持ち ヘイズ

(それにしても)

彼女>>150が勇者と魔王の戦いに因縁ある人だとは知るよしもなかった。
再び身につけた魔剣グラムベルクも、今はあの湧き上がるマグマのような魔力の滾りをひそめている。

自分には、勇者の素質はない。
仲間と共に、みんなのために。そういうことはきっとできない。

それに、魔王を共に倒すような仲間も、作ることはないだろう。
目的のために一時誰かと手を組む、せいぜいそこまで。
だから、きっと勇者の資格はない。

自分が戦うとしたら、それは自分の欲のためだ。
それでも…自分の欲する通りに行動した結果、巡り巡って他人のためになる事はあるかもしれないけれど。
(163) 2021/12/11(Sat) 19:53:30
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a57) 2021/12/11(Sat) 19:54:11

【人】 魔剣持ち ヘイズ

たとえば、魅力的な人…

そう。それこそイクリールさんをもう一度抱くために

伝説の秘宝が必要だと言われたら。

地底の迷宮を踏破しなければならないとしたら。

知略を絞って賢者の試練に挑まなければならないとしたら。

きっと僕はやるよ。
それは、どんな手を使っても、成し遂げたいと思う、と思う*
(164) 2021/12/11(Sat) 20:07:52

【人】 魔剣持ち ヘイズ

(もっとも、息張ってみても、そのための力が
 どうしたって全然足りないんだけど)

賑わう町中、ふとついた溜息は、雑踏にかき消えた*
(165) 2021/12/11(Sat) 20:10:59

【人】 薬屋 テレベルム

  へぇ。
  食べ歩きも良いものだな、あぁ、それとも酒場か。

[祝祭の出店でいくつか好みを見繕うも良かろうし、
 宿場並びの近くにある酒場も酒だけではなく
 料理の揃えも良いと聞いたことがあった。>>160]

  ああ、プレーンのビスケットも付けてくれたから。
  それも一緒に食べると合うらしいぞ。

[おそらくは、グラタンをパイ生地のビスケットに付け、
 パン代わりにして食べるような料理らしい。
 冬らしい組み合わせが目についたから試しに仕入れたが
 困られる土産では無かったようで、ひとつの安堵。

 所狭しの諸々からそれ、といった品を探すのは
 物の善し悪しも理解できない男には難関で
 探し物を請け負ってくれる彼女>>161に短く礼を告ぐ。]
(166) 2021/12/11(Sat) 20:18:43

【人】 薬屋 テレベルム

  …そうか。
  やはりラヴァに頼むのが良いものか。
  自分でも温められたら便利と考えたが。

[残念ながら在庫には無いと口にする彼女に>>162
 落胆の色を右瞳に宿すも、提案を受ければ
 右目も、嵌めてもらった義眼を包む左瞼も
 ぱちぱち、と瞬きの回数が増えた。]
(167) 2021/12/11(Sat) 20:19:31

【人】 薬屋 テレベルム


  ――本当に。

[しかし、店を開けていいのかと問いかけようとしたが
 夕刻にも差し掛かれば店舗型の店よりも
 それこそ出店に集客も賑わうだろうなと思いもして。]

  あんたが面倒で無ければ連れて行って欲しい。
   
  肌寒いし、防寒の支度があるなら待とう。

[ローブだけで無く他にも外出に時間を要するのなら
 ゆっくりと支度をして欲しいと暗に秘め。
 それまでは、店内の不思議な品々を眺める心算で居るから*]
(168) 2021/12/11(Sat) 20:20:04

【人】 『人形屋』 サダル

 
―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

店主は、先ほどからホムンクルス商品たちが言っている様、様子がおかしかった。
 
 
「ンッ、うぐぐ…い、痛ぁー!!?」
 
 
何か身動きをするたびこの様子である。
この店主、普段から店の外に出ないのである。
諸用を済ませるのはホムンクルス商品たちの役目。
店主は店で店を守り管理するのが役目。
その為、普段から運動不足である。
そんな店主が、激しい運動をしたらどうなるか。
 
 
翌日、激しい筋肉痛に見舞われる。
当たり前の真理であった。**
 
(169) 2021/12/11(Sat) 20:35:30

【人】 向日葵 店主 イクリール


  寒い日に温かいお店の中で食べるのも良いけど
  雪が降る中での食べ歩きも良いものよ。
  
[  >>166正確にいうと
   外で食べ歩きをしてから
   温かいお店の中でお酒を嗜む、が
   人気の巡り方の一つだったりする。]


  グラタンをビスケットで付けるんだ。
  美味しそう。


[  しっかり温めたグラタンに
   ビスケットを付けて食べる様を想像すると
   それだけでお腹が空きそう。
   ついでにお酒があれば、より良いと思う。]
(170) 2021/12/11(Sat) 20:37:56

【人】 向日葵 店主 イクリール


  嘘は付かないよ。
  グラタンは冷めちゃうかもだけど
  それこそ、買ってきたもので温めてみよう。


[  >>168その時に使い方を教えて
   どれくらい温まるか見て貰えば
   彼が1人で使う時も苦労はしないだろう。]
(171) 2021/12/11(Sat) 20:38:13

【人】 向日葵 店主 イクリール


  ふふ。防寒はもう済んでるんだ。
  このローブ、耐寒の魔術を編み込んであるの。
  
  物だけ取ってくるから、少し待ってて。
  ──ぁぁ、そうそう。
  店の奥の水瓶は覗き込んじゃダメだよ。


[  彼にそう言うと、ひょいとグラタンの包みを持って
   カウンターの奥に消える。
   それから10分もしないうちに
   片手に小さなバッグを持って現れる。]
(172) 2021/12/11(Sat) 20:38:28

【人】 向日葵 店主 イクリール

 
  テレベレムさんはお金持ってる?
  
  今から行くのは大通りにあるお店で
  家具を専門に扱う『アダマイ』ってお店。


[  そんなに遠く無いよ、と言って
   私は自然と彼と腕を組もうとしてみたが
   どうだっただろう。]*
(173) 2021/12/11(Sat) 20:38:45
冒険者 ルイージは、メモを貼った。
(a58) 2021/12/11(Sat) 20:46:39

『人形屋』 サダルは、メモを貼った。
(a59) 2021/12/11(Sat) 20:50:48

魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a60) 2021/12/11(Sat) 20:58:56

【人】 薬屋 テレベルム

  俺はまだこの土地の寒さには慣れていないが
  昼前に口にしたホットワインは良かったぞ。

[流石、長く此処に住んでいる先人といった物言い。>>170
 出店で買ったホットワインを記憶から引き出す。
 宵もふけぬうちに酒を飲むとは商売人らしかぬ嗜好を明かし。
 彼女もまた飲む口であると知れる機あれば、
 飲み比べでもするかと堕落を口にしそうだが、
 今は食品を温められる手筈を探すのが最優先。>>171]

  良いな、それは。
  俺も少し食べてみたいと考えていた。

[土産物に口を付けたがるのは常識で測れば不遜だが、
 必要な嘘はつくが>>139不要な嘘はつかない主義だ。]
(174) 2021/12/11(Sat) 21:03:36

【人】 薬屋 テレベルム

[男の躰より冷やすべきではない女である彼女を案じたが>>172
 自信もありそうな気配で、防寒は充分のようだ。
 見目からはあまりそう感じられないが、
 それが魔法によるものと聞けば、便利なものだと相槌を。]

  ああ、待つ。
  
  …水瓶?

[それは見るな、見るなよの見ろという伏線であろうか。
 それとも言葉通り、何かしらマズいものがあるのかと
 馬鹿真面目に悩む間にも彼女はいつの間にか
 手荷物を持ち戻ってきていた。]
(175) 2021/12/11(Sat) 21:04:18

【人】 薬屋 テレベルム


  ……マンドレイクでも水瓶の中で栽培しているのか?

  ―― ああ、心配には及ばない。
  行こうか。

[祝祭に死人が出るようなとんでもない想像をしたものの、
 広い袖口の中から財布を出して見せる。>>173

 彼女の腕が造作も無く男の腕に絡む。
 野暮ったいローブに包まれた腕は、
 肉体労働者だった、といつの日かに告げたように
 薬屋に似合わず存外筋肉もあるが、屈強な冒険者程でもない。]
(176) 2021/12/11(Sat) 21:04:49

【人】 薬屋 テレベルム



  これは妬かれそうだな。
  あんたはファンが多いと聞く。

[顔を赤らめたり興奮に息巻きもせず、すずしい瞳。
 男好きのする柔和な面差しと
 ローブを纏っていても整っている想像がつくプロポーション。

 これで腕を引かれない事があろうかと想像を巡らせはしたし、
 男の知るところでは無いが熱心なファン>>164も増えている。
 
 冥利につきる接触に腕を払うような真似はせず、
 豊満な胸もいくらか当たり、柔い肉だと感想を咬み殺す。*]
(177) 2021/12/11(Sat) 21:06:27
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a61) 2021/12/11(Sat) 21:10:00

【人】 魔剣持ち ヘイズ

―祭1日目 裏街「人形屋」―

「こんにちは。店主さん…います?」

結局、大金を持ち歩いたまま過ごすというのは少し落ち着かないこともあり、先に件の店への支払いに来ていた。

裏街はやはり危険だけれど、少し気もそぞろな雰囲気もある。
ただ、この店はなんだか少し雰囲気も違っていた。

「お金持ってきましたが…」

もし店が開いていて店主がいつも通りいても、様子がおかしそう>>169なら、恐る恐る声をかけたはず*
(178) 2021/12/11(Sat) 21:16:04

【人】 向日葵 店主 イクリール


  昼前から飲んでたの?
  いーな。私も誘ってくれれば良かったのに。

[  >>174テレベレムとはそこまで親しい仲ではないので
   誘われない方が普通なのだが
   今度から誘ってもらえるように
   一言、今のうちに言っておく。

   それにお堅い人間かと思っていたけれど
   昼間から酒精を嗜む辺り
   色々と大らかなタイプなのかも知れないと思う]
(179) 2021/12/11(Sat) 21:37:51

【人】 向日葵 店主 イクリール


  ふふ、じゃあ決まりね。
  うちで少し食べていきましょ。


[  >>174買い物が終わった後に
   家で食べていこうとお誘いをして。
   グラタンだけでなく、他の食べ物と飲み物でも
   ついでに買って帰ろうかとも思う。
   相手の予定次第ではあるけれど。]
(180) 2021/12/11(Sat) 21:38:11

【人】 向日葵 店主 イクリール


  マンドレイク?
  ……そうだね、そういうのが入ってるのかも。
  
  うん、お金も大丈夫だね。
  ───。


[  >>176彼の腕を直に触ってみると
   思ったよりは筋肉が付いていた。
   >>134『以前は肉体労働をしてた』
   なんて言われた時は、分かりやすい嘘を……
   と思っていたけれど
   あながち嘘では無いのかも知れない。]
(181) 2021/12/11(Sat) 21:38:25

【人】 向日葵 店主 イクリール


  大丈夫だよ。いつもの事だし。
  
  テレベレムさんは勘違いしない人だと思ってるしね。


[  >>177理由になってない理由を話しつつ
   勘違いとは、恋愛的な意味で。
   ただ、綺麗な瞳が揺らぐことも無いのは
   ちょっぴり悔しいけれど。

   彼と腕を組んだまま店の外に。
   外出中の立て看板を出しておいて
   はらはら、と雪の舞う街に繰り出していく。]
(182) 2021/12/11(Sat) 21:38:39

【人】 向日葵 店主 イクリール



  予算はこれぐらい。……足りそうだね。

  
[  雪の舞う街を歩き、目的地に向かう。
   彼の目的の品はそこまで高価ではないから
   おそらく問題なく買えるだろう。

   4階建ての大きな建物が、目的地のアダマイ店。
   歩いて20分程度だろうか。
   
   腕を組んでいると2人のフードや
   頭の上に雪がちろちろと積もっていく。]
(183) 2021/12/11(Sat) 21:38:57

【人】 向日葵 店主 イクリール


  もうすぐ着くけど。
  少し何か飲んで温まらない?


[  防寒はしっかりしているとはいえ
   身体の中から温まりたい気持ちはあって
   出店の一つを指差して、彼に提案してみる。

   そのお店では
   ホットミルクなどのノンアルコールのものや
   やたらと強いアルコールのお酒などが売っている。]*
(184) 2021/12/11(Sat) 21:39:07
向日葵 店主 イクリールは、メモを貼った。
(a62) 2021/12/11(Sat) 21:52:55

【人】 『人形屋』 サダル

 
―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

「いらっしゃいませ…。」
 
 
>>178客人の姿に、一度普段の姿を取り戻そうとした。
だが、痛みにうめいたあと。
普段の感情が読みにくい表情ではあるものの、そこに少しの悲壮感というか疲労感はぬぐい切れるものではなかった。
しかし彼の姿を確認すると、こくり、頷く。
パチンと指を鳴らすと、商品が奥から姿を表した。
白の下着姿である。
 
(185) 2021/12/11(Sat) 22:07:43

【人】 『人形屋』 サダル

 
胸は所謂スイカップ。
顔や表情はいつもと同じだが。
 
 
「隆起状態になると、これが約三倍になります。」
 
 
どこがとは言わない。
通常時は平均よりやや大きめなのだから、そこそこ大きくなるのだろう。
 
 
「一般のホムンクルスと同じく妊娠機能はありません。
 自活できる程度の知能あり。
 戦闘能力はそこそこ。
 魔法は生活に必要なレベル程度です。
 
 契約書にサインし、彼女に名前を与えれば
 彼女は貴方だけのホムンクルスとなります。」
 
(186) 2021/12/11(Sat) 22:08:05

【人】 『人形屋』 サダル

 
そうして彼からお金を受け取り。
枚数を確認しては、契約書を差し出した。
今は、このホムンクルスはぼんやりとしていてどこを見ているかもわからない。
瞳に光は宿っていなかった。*
 
(187) 2021/12/11(Sat) 22:08:19

【人】 向日葵 店主 イクリール

── 回想:ラヴァ ──


  ラヴァは
  どうやって人間になるつもりなの?
 
(188) 2021/12/11(Sat) 22:18:35

【人】 向日葵 店主 イクリール


[  今年の祝祭が始まる何日か前のこと。
   外のお店で友人である魔術師のラヴァと
   お茶会をしていた。

   ティースタンドの最上段に残ったカップケーキを取り
   口に運んでいく。
   こくん、と喉を鳴らし
   それから彼女にそんなことを聞いた。

   ラヴァが人間になりたい、
   という望みがあるのは知っている。
   その理由について、深く聞いた事はない。

   私はその望み自体ではなく
   叶える手段について聞いた。]
(189) 2021/12/11(Sat) 22:18:51

【人】 向日葵 店主 イクリール


  変化とかのレベルの話ではないんでしょ。

  ……それなら、転生?
  かなり高位の魔術だけれど、不可能とまでは
  言えないと思うから。


[  転生の難点は、記憶の保持。
   それから転生先の指定が困難、という事だろうか。
   私の知識程度なので、彼女はまた違う見解を
   持っているかも知らないけど。]
(190) 2021/12/11(Sat) 22:19:07

【人】 向日葵 店主 イクリール



  それか。


[  少し間を開けて呟く。]*
(191) 2021/12/11(Sat) 22:19:21

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 祝祭一日目/噴水広場 ――


  そうなんですか?
  なんか馴染んでるような気がしたのでてっきり街の人かと


[ その根拠なんて物はなかった。
 僕よりは街のことに詳しそう、そう思っただけ。
 というか、僕に比べればほとんどの人がこの街について
 知っているという物ではあるのだけど。

 あとは、この街に多分住んでる人と良く出会っていたから。 ]
(192) 2021/12/11(Sat) 22:21:46

【人】 箱庭の雛 フェレス



  迷い猫ですか……?


[ 迷い猫なんて探してどうするんだろう?

 白い雪の冠が乗った男性>>143の目的に頭を傾げた。
 猫と言えばで思い出す昨日の場所>>0:445
 ただただそちらにしか意識が向いていなかった。 ]


  裏街のお店に猫がたくさんいましたよ?


[ 猫が好きなのかな、と結論ずけて、
 その言葉には善意の思いしかなかった。 ]
(193) 2021/12/11(Sat) 22:22:02

【人】 箱庭の雛 フェレス



  ……この街には僕だけです
  あの人は仕事で来れないので


[ きっと僕は困ったような顔をしていた。

 困るというか、気まずいような感覚。
 きっと、そういう物。

 
そういう、ことにしておこう。*
 ]
(194) 2021/12/11(Sat) 22:22:26

【人】 薬屋 テレベルム

  流石に昼から酒臭い女にするのは気の毒でな。
  いいのか?ひとりで飲む酒より進みそうだぞ。

[彼女も酒好きというのは初耳だったのと、
 気安い仲かと問われればそうではないだけに>>179
 窘めも冗談半分と受け取るが、
 半分は正気かと確かめるように釘を刺しておき。]

  …、おいおい。
  お尋ね者になるようなものを育てているのか。
 
[流石に面食らった表情で女を二度見するのは、
 マンドレイクに匹敵するような何を
 この店は揃えているのだと不穏に感じて。>>181]
(195) 2021/12/11(Sat) 22:31:20

【人】 薬屋 テレベルム

[だいぶ積りもしたと雑感をわかせながら往来を行き
 一介の信頼を得ているらしい様子>>182
 思わず苦い笑みを浮かべてしまった。

 真意を図らず、猫か犬とでも
 思われているのだろうかと取り違いをしているもので。
 そうと思えば高価なリードを付けられている。]

  その程度なら問題ないだろう。
  昨日と今日の売上で持ち合わせはあるからな。

[家具屋>>173は観光も交易も盛んな都市に
 見合いの規模>>183であるようだ。
 共に歩くうち、あれか?と思わしき高さの建造物を眺め。]
(196) 2021/12/11(Sat) 22:31:47

【人】 薬屋 テレベルム

  …やはり、冷える。
  この気候で元気な連中は、余程皮膚が厚いのか…
  あんたのように良い防寒を心得ているのか。

[夕刻でも祝祭の歌や手拍子などを何処となく寒風が運び
 感慨めいた感傷を覚えながらも、穏やかに目を細め
 さくり、さくり、と白く柔らかな絨毯に足跡を刻む。

 そんな、異国出身を主張していた事もあり
 彼女の提案は恵みと言っていい。>>184
 人が集う出店のほうに返事も惜しみ靴先を向けてしまう。
 男を侍らすのにも慣れていそうな女が
 蹈鞴を踏む事は無かろうが。少し歩調は緩めた。]
(197) 2021/12/11(Sat) 22:32:23

【人】 薬屋 テレベルム


  あんたは話の分かるいい女だな。
  そろそろ指も喉も凍てつきそうだった。

[はあ、と酷く白い息を霧に変えて、大いに頷こう。
 ホットワインよりは度数の高いウォッカを頼む心算。
 海の中で暮らしていた頃から酒は彼方にも存在した事もあるが
 すきま風が厳しい襤褸店舗では
 強い酒を煽るのが一番温まる――と相場で決まっている。]

  この払いくらいは奢らせろ。

[案内と、女店主という酒の良い肴を提供してくれたお礼に。**]
(198) 2021/12/11(Sat) 22:32:42
箱庭の雛 フェレスは、メモを貼った。
(a63) 2021/12/11(Sat) 22:39:15

【人】 冒険者 ルイージ

ー 一日目 噴水広場 ー>>194

[ もちろんそういう意味ではなかったのだが少女が口にした言葉に男はくすりと笑った。]


 あー…
 確かに裏路地の売春婦alley catは沢山居るな


[ きっとそんなこととは知らずに言ったのだろうが。
その顔を見れば善意でしかないのがまた男には面白くて。]


 確かに猫は好きだな。


[ 迷子の猫に向けてまた笑った。]
(199) 2021/12/11(Sat) 22:50:30

【人】 冒険者 ルイージ

 
 じゃあ本当に一人なのか?
 その歳で小さいのによくこんなところに一人で来たな


[ この街がどういう街か知らないのだろうか。
見れば本当に一人の様で、だとしたら一体何しにきたのだろうか。
親が仕事でこれないことに拗ねて家出でもしてきたのか、この街の子ならそれもありえただろうけど。]


 探し物は見つかったか?


[ それが何なのかは知らないこの街にこの少女は何を求めているのか少しだけ気になってそう尋ねた、少女の傘と男に白い雪が降り積もる中で。*]
(200) 2021/12/11(Sat) 22:53:53

【人】 向日葵 店主 イクリール

 
  平時なら流石に良くないけど
  休みの日や、お祭りの日なら良いと思うよ。
  
  美味しいお酒が飲める方が大事だと思うな。

[  >>195 一人より、複数で飲む方が
   お酒が美味しいと感じるたちなので。
   と、私は笑ってみせた。]
(201) 2021/12/11(Sat) 22:59:47

【人】 向日葵 店主 イクリール


  
  言葉の綾だよ。
  ちゃんと犯罪には手を出さないようにしてる。

[  >>195多分。
   犯罪に手を出さないようにしてる。
   ……事故が起こらないとは言ってないけれど。
   ちゃんと危険なものには触らないように
   忠告するから許して欲しい。]
(202) 2021/12/11(Sat) 23:00:04

【人】 向日葵 店主 イクリール


  寒いのは苦手な方?
  暖かいところから来たのかな。

  良い防寒の道具は
  祭りが終わった後に買うと良いよ。
  今は観光客向けに、高いからさ。


[  冷たい空気は音をよく伝えてくる気がする。
   祭りを楽しむ人の声や、コップをぶつける音。
   がらん、と大きな鐘の音が鳴ると
   バサバサと烏が飛び去っていく。

   私の提案に彼は乗り気で
   直ぐに向かおうとするのについていく。
   歩調が少しゆっくりになるのを見ると
   私はこっそりと微笑んだ]
(203) 2021/12/11(Sat) 23:00:21

【人】 向日葵 店主 イクリール



  話の下手な商売人だと困るでしょう。

  ……あら、そう?
  お言葉に甘えるね。ありがとう。


[  >>198お土産を貰った手前
   私が奢るつもりだったけれど
   彼がそう言うならば、勿論尊重する。

   私は琥珀色の蒸留酒を。
   度数の高い物は飲み慣れていないけれど
   温まるにはこれぐらいが丁度良い。
   急いで飲まなければ、酔いすぎることも無い。]
(204) 2021/12/11(Sat) 23:00:38

【人】 向日葵 店主 イクリール



  乾杯。


[  使い捨ての木のコップに入ったお酒を
   彼と飲み交わす。
   琥珀色の液体が唇に触れて、喉に流れれば
   ほっ、と身体が火照るように感じる。

   吐く息は白いけれど
   先ほどよりもずっと身体が温かい。]
(205) 2021/12/11(Sat) 23:00:55

【人】 向日葵 店主 イクリール


  じゃ、行こっか。


[  お酒を持ったまま道を歩く。
   目的のお店はもうすぐだ。
   
   アダマイというお店は
   魔力で動く品を扱っている。
   魔力によって生じたエネルギーを
   光や、熱に変えているのだとかなんとか。
   魔力が無いと全く使えないので注意。]
(206) 2021/12/11(Sat) 23:02:35

【人】 向日葵 店主 イクリール


[  店の中はその製品を使って
   かなり明るくなっている。
   魔力によって光を作り出してるのだとか。
   眩しすぎるきらいがあるのは
   細かな出力の調節が出来ないからだとか。

   テレベレムが購入予定のものは
   2階で直ぐに見つかった。
   四角い箱のようなもので、中に食べ物を入れて
   外の鉱石に触れて魔力を流すと
   中のものが温まるらしい。]


  こういうので良かった?


[  彼に確認をとって良ければ
   そのマジックアイテムを買おう。]*
(207) 2021/12/11(Sat) 23:03:11
冒険者 ルイージは、メモを貼った。
(a64) 2021/12/11(Sat) 23:08:29

行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a65) 2021/12/11(Sat) 23:14:57

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

          ―――― 回想/友人 ――――




  飲もうとしていたはずのハーブティーを、
  危うく口に入れる前に落とすところだった。>>188


 
(208) 2021/12/11(Sat) 23:21:00

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 祝祭が始まる数日前の、友人とのお茶会で
 魔族たる彼女はカップケーキを食べながら
 可愛らしい声でそんな疑問符を投げてきた。

 尋ねるのが理由では無いのはやはり、
 互いに深入りすることを避けているからだろうか。
 …… 理由なんて訊かれたところで
 素直に明かせるかと言われれば、否、なのだけど。


      とにかく女は 真ん丸に開いた双眸を
      へにゃりと緩めた。
      ―――― 小さな呟きが耳に入って。
 
 
(209) 2021/12/11(Sat) 23:21:07

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

  「 …… うぅん、そうだなぁ。
    変化じゃないのは正解。
    それじゃ意味がないから。

    転生 ―― は、理論上の話だね。
    それこそ魔王とかなら可能かもしれないけど 」


 それに彼女なら、そのデメリットも知っているだろう。
 常識を逸した魔力量に魔術の才覚が必要なうえ、
 高位魔術師でも手を出す者は殆どいない。

 運よく成功すれば、記憶を持たずに生まれ直す。
 ―― ただし、その先がまた同族である可能性はあり
 失敗すれば、術者は死ぬ。
 
 
(210) 2021/12/11(Sat) 23:21:13

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 思い出すのは、自宅に置いてある一冊の手帳。
 随分古くもうボロボロで、
 魔術書などでもないから。
 来客などもまさか読まないだろうと、いつも大抵は
 机の上などに放置してあるけれど。


      ×× の 作り方  


 過去の自分が書いた研究命題を思い出し、
 魔術師は友人へと囁いた。

 
(211) 2021/12/11(Sat) 23:21:31

【人】 魔剣持ち ヘイズ

―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

「ええ、昨日以来ですね。」

店主の少女>>185には心なしか疲労感が見られたけれど、彼女の昨日の事情まで知るわけではない。
それに、実のところ彼女の事情に深入りする立場でもない。

彼女というよりは、他の子達と彼女の立ち位置の違いとか、そういう事は気になったけれど。

「えっと、これを。
 色を付ける分のアイテムはないので、約束通り、銀貨二袋半です。
 どうぞ。」

どす、どすと重たい音を立ててテーブルに一掴み分の銀貨がぎっしり詰まった皮袋を2つと半載せる。ブローチの売却分と合わせて、きっちり有り金の半分出した。
店主が指を鳴らして現れた子に、視線を向け、説明を聞いた。
(212) 2021/12/11(Sat) 23:23:01

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 



   「  …… 後はね、内緒。  」


 ころころと鈴を転がすように笑い、
 彼女から身体を離す。

 
 
(213) 2021/12/11(Sat) 23:23:16

【人】 魔剣持ち ヘイズ

「…お、おおう。
 確かにお伝えした通り、だと思います。
 戦闘もそこそこできるんですか?それは、すごいな…」

これは、本当にうかうかしていられなそうだ、と妙な危機感を抱いた。本当に魔剣を持っているだけになってしまう。

もっとも、一番に目を引かれたのはやっぱりたっぷり膨らんだ胸のあたりだったけれど。それからそう、下着のままではよくわからないけれど下半身と。

後は、感情や知性を感じない曇った瞳。

差し出された契約書を受け取る間も、そこは気になった。
(214) 2021/12/11(Sat) 23:23:21

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 



         ―――――――  …… 


 
(215) 2021/12/11(Sat) 23:24:04

【人】 魔剣持ち ヘイズ

「…えっと。扱いは、普通の人と同じで構わないものですか?

 ……はい。これを。確かにサインしました。」

そうして、彼女(?)の前に立ち、目を見つめる。

「君の名前…うん。今は曇ってるけど、緑の綺麗な目。

 今日から君の名前は『ベリル』。

 …よろしくね、『ベリル』。」

そう告げて、彼女の反応を待った*
(216) 2021/12/11(Sat) 23:24:13

【人】 魔術師 ラヴァンドラ

 


  女はティーカップを置いて、
  友人へ穏やかに微笑みかけた。*


 
(217) 2021/12/11(Sat) 23:25:10
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a66) 2021/12/11(Sat) 23:37:08

【人】 箱庭の雛 フェレス

―― 祝祭一日目/噴水広場 ――

[ くすり、そんな風に笑う男性>>199にまた首を傾げて、
 何か面白いことでもあったのかな?

 それが自分のことなんて、ひとかけらもわからず。 ]


  僕も猫は好きです
  ふわふわで、あったくて、かわいいくて
  ――とっても優しいから


[ 相手が猫が好きなんていうから、
 思わず語ってしまって。

 言い終わってからすこし恥ずかしくて顔を下げた。 ]
(218) 2021/12/11(Sat) 23:37:51

【人】 箱庭の雛 フェレス



  あはは、これでも18ですから
  普通ですよ、普通
  
……僕ってそんな小さいのかなぁ



[ 正直なところ、比べる対象はいなかったが、
 自分のことがそんなに小さいとは思っていなかった。

 18歳は既に家を出ていてもおかしくないと聞いていたから、
 そんな気にされることもなかったと思っていたのに。

 昨日の宿を取る時だって、親と一緒だと勘違いされたし。
 なんというか不自由だ、なんて。 ]
(219) 2021/12/11(Sat) 23:38:07

【人】 箱庭の雛 フェレス

[ その質問を聞いてすぐには答えられなかった。
 それが何を意図した質問だったのかはわからなかった、
 探し物、それが何を指すかなんて。

 けれど、確かに僕の心に引っかかった。 ]


  ……探し物なんて、ありませんから


[ 寒く震えた手を温めるよう、口元に。 ]


  お兄さんはどうなんですか?


[ 逃げるように。* ]
(220) 2021/12/11(Sat) 23:38:29

【人】 『人形屋』 サダル

 
―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

「基本的には人間と同じですが。
 定期的に…契約者の体液が必要です。
 唾液を少量で構いません。
 それが無いと契約が途切れる場合があります。
 その場合、この個体は価値を失うでしょう。
 寿命は基本的にマスターである貴方と同じです。
 貴方がなくなれば契約が消え、個体も、と言うわけです。」
 
 
そんな事を淡々と告げていく。
そうして個体花を与えられると、ぱち。ぱち。目を瞬かせて。
その目には光が宿る。
 
(221) 2021/12/11(Sat) 23:38:43

【人】 『人形屋』 サダル

 
『素晴らしい名前をありがとうございます、マスター。
 これからこのベリル、貴方に懸命に仕えさせて頂きます。』

 
 
そして彼に向けて。
胸元に拳を添えながら一礼した。
前屈みになるとたゆん、と胸が揺れて。
 
 
「…服を着せて構いませんか?」
 
 
そんな事を尋ねた。
このまま連れていくのか。
味見、もしくは検分していくのか。
それを確認してから着せるつもりだったから。**
 
(222) 2021/12/11(Sat) 23:39:04

【人】 向日葵 店主 イクリール


[  >>209私が突然切り出したのもあるけど
   随分と驚いた様子だったから
   まだ話してくれないか、とも思ったけど。
   彼女は口を開いて話してくれた。]


  そうだね、理論上の話。
  やっぱりその辺りも勉強したことはあるんだね。


[  ……変化では『意味がない』というのに
   彼女の拘りを感じ取れるけど
   そこには私は関与しない。
   ……私も触れられたくないから。

   >>210転生では無いという。
   やっぱり、とも思うけど
   同時に人間になる方法の候補が一つ減った。]
(223) 2021/12/11(Sat) 23:43:33

【人】 向日葵 店主 イクリール



  ……もう。
  私にも話してくれないんだ。


[  >>213私の答えは彼女の考えを
   正確には見抜けなかったみたい。
   身体を離す彼女を困ったように眉を下げて見つめた。]
(224) 2021/12/11(Sat) 23:44:58

【人】 向日葵 店主 イクリール



  …………。


[  ティーカップを置いて笑う彼女。
   彼女の考えの全てを理解できるとは思わないけれど。

   私は、私自身の歩んできた道を否定しない為に
   私は、願いを否定しない。]
(225) 2021/12/11(Sat) 23:45:18

【人】 向日葵 店主 イクリール

 

            ── 回想/友人 ──**
 
(226) 2021/12/11(Sat) 23:46:28
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。
(a67) 2021/12/11(Sat) 23:49:46

【人】 坊っちゃん バラニ

 
……ふふん。

[>>133自分でもびっくりするくらい、悪い顔ができたと思う。

時に――というより殆どの場面で、
この幼馴染には助けられたり、時にしてやられたりしたけど。
こんなふうに逆転する機会なんて滅多にないから。
つい上機嫌でその手を取って道を歩く]
(227) 2021/12/11(Sat) 23:49:55

【人】 坊っちゃん バラニ

[それでも、ふと横目に見たその顔に]

……。

[あ、やばい]
 
……その顔は、ずるい。
 

[なんて、耳の先を林檎の色に染めて呟くくらいには
こくんと頷くその表情が、堪らなく愛おしくて

僕が知らない君の表情に、ときめいてしまうんだ]
(228) 2021/12/11(Sat) 23:50:45

【人】 冒険者 ルイージ

ー 一日目 噴水広場 ー>>220

[ 思わず目をパチパチとさせてしまった。
それから色んな角度で少女ちびっこを眺めてみる、上から前から横から下から。]


 …18?


[ 眺めてわかったことは小さいということだった。
改めて眺める前にもわかっていたことだったが。]


 …小さい


[ 背もたぶんおっぱいも。
このなりで私脱いだら凄いんです、なんてことはあり得るのだろうか…多分無い。]
(229) 2021/12/11(Sat) 23:52:00

【人】 冒険者 ルイージ

探しものでないのなら益々何しにこの街へ来たのかってことになる。
だけど自分のことから話を逸らすようにこちらに問い返したことでそれは確信に変わる。]


 俺はそうだな…面白い事といい女…だな。


[ ニヤっと笑ってそう答えた。
それを本気と取ってもいいし冗談だと思っても構わない。*]
(230) 2021/12/11(Sat) 23:52:12

【人】 魔剣持ち ヘイズ

―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

ベリルについての説明は、簡潔でよく理解できた。

「なるほど。僕がもし死んだらベリルも、って事ですね。
 分かりました。今の話、確かに覚えておきます。」

名前を呼ぶと、さっきまで曇って視線の定かでなかった瞳に、確かに光が宿る。丁寧な、はっきりとした返答に目を見開いた。

「う、うん。僕はヘイズレク。ヘイズでいいよ。
 今日からは僕が君の御主人様…になるから。
 きちんと言うことを聞いて…は大丈夫そうかな。

 えっと。もう少し砕けた話し方でも大丈夫だよ?」
(231) 2021/12/11(Sat) 23:57:54

【人】 魔剣持ち ヘイズ

どうもマスターとしての自覚が足りないのは自分のほうかも、と思わないではなかったけれど。

服の事は、少し考える。

「…そうですね。この場で引き取る事になるんでしょうけど。
 でも、祭りはまだあるし、宿の部屋に残すのは悪いし。
 いや、でもそれはどうとでもなるか…

 …うん。すみません、ベリルに服を着せてください。」

一度宿に戻るつもりで、そう告げた**
(232) 2021/12/11(Sat) 23:59:14
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a68) 2021/12/11(Sat) 23:59:15

【人】 『人形屋』 サダル

 
―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

『部屋に残されても構いません。マスター。
 あの。えっと。
 砕けた話し方は、練習します。』

 
 
至極真面目な顔でそんな事を言う。
>>232部屋に残されても構わないとは言ったけれど。
店から出る前に、一度店主は体液を与える様に言うのだろう。
なるべく早く契約を安定させるために。
それが唾液か。血液か。他のものかは分からないが。
 
 
着替えの許可を得たので、ミニスカのメイド服に着替えさせる。
その後はベリルのことは彼に任せよう。
 
 
商品の受け渡しがきちんとできたことで、私は少しほっとしたのだった。**
(233) 2021/12/12(Sun) 0:08:18
半淫魔 メレフは、メモを貼った。
(a69) 2021/12/12(Sun) 0:09:40

坊っちゃん バラニは、メモを貼った。
(a70) 2021/12/12(Sun) 0:13:49

【人】 行商人見習い ポルクス

[夕暮れの道を2人で歩くのは幼い頃と一緒だけど

幼い頃と違うのは、俺が泣いてる君を慰めるのではなく
俺が君にしてやられたってところである。

うう、その顔普段から誰かに見せてたら
婚約申し込みの数倍に増えないかな。と思うのは
欲目だけじゃないと思うんだよね。]
(234) 2021/12/12(Sun) 0:19:52
行商人見習い ポルクスは、メモを貼った。
(a71) 2021/12/12(Sun) 0:34:56

【人】 魔剣持ち ヘイズ

―祭り1日目 裏街 「人形屋」―

「そっか。…うん、そう言ってくれるのは嬉しい。
 でもまあ、今日は僕もずっと宿でいるよ。
 君の、ベリルの事もきちんと知りたいし。」

健気な言い分に、逆にやっぱり放っておくのも申し訳ないな、と思い直す。それに、店主の言った事もある。
契約の安定。体液を与えるというのは、そういう事だ。

「着替えたら宿の部屋に行こう。そこでゆっくり話と、契約の安定化をしたい。」

ベリルが着替えるのを待っていた…けれど、装いはなんたか自分の想像を超えていた。
なんていうか、なんかすごかった。
(235) 2021/12/12(Sun) 0:35:53

【人】 魔剣持ち ヘイズ

「ミニスカートの…これ、貴族の屋敷とかのメイド服?
 (えっちだ…)

 うん。じゃあ、行こうか。
 店主さんの方も、お世話になりました。」

彼女にそう告げて、ベリルを連れて店を出る。
町中でメイド服は少し珍奇にも感じるけれど、祭りの最中だからさして気にはされず。

酒場の2階、宿泊しているベッドと机、椅子くらいの簡素な部屋にベリルを通す。自分はベッドに、ベリルは椅子に促す。

「えっと。ひとまずそこに腰掛けて。
 今日はゆっくり話をしよう。
 君の事も知りたいし、僕の事も話さないとね。

 でも、それより先に契約の安定化だっけ。
 …いいかな?」

彼女はこの種のことの経験を、知識をどこまで知っているのだろう。それすらまだ知らないままに、問いかけた**
(236) 2021/12/12(Sun) 0:36:38
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。
(a72) 2021/12/12(Sun) 0:38:58

【人】 薬屋 テレベルム

[祝いなどの催しは必然と人が集まりやすいだけに、
 普通は、一人酒になりにくいものらしい。>>201
 そういうものなら、彼女を誘ってみようと心に留めた。
 一人で長閑に景色を眺めながら飲むのも趣は深いが
 つい考え事に現を抜かしがちで、酒の味を忘れそうになるから

 だが、大丈夫と言われたが怪しげな気配を感じるので>>202
 極力、酒場や、街の中、共通の知人のテリトリーあたりに
 飲み場所を定めようと思うところである。
 自身の店舗を候補から外したのは隙間風が申し訳ないから。]
(237) 2021/12/12(Sun) 0:46:28

【人】 薬屋 テレベルム


  そうだな、――ここからは大分遠い。
  旅をして、そしてこの大きな街に来たよ。
  泳げない海がある、暖かい。

    ありがとう、参考にしよう。

[遊泳禁止区域、波が荒く高い場所、港にも適さない。
 人魚の一族が根城にする地帯であった。
 何かを伝え倦ねるよう、迷うように口を開きかけたが、
 良いタイミングの酒の提案に気は逸れて。>>203]

  道理だが皮肉か?

[彼女と違い、男は商売に向いていない。>>204
 しかし、それは仕方がないし、当然ともいえる。
 この生業は、一時の資金繰りのつもりであったから。]
(238) 2021/12/12(Sun) 0:47:06

【人】 薬屋 テレベルム

[同じように寒さに背を押され酒を求める者たちを一瞥し、
 ふたり分の所望する酒を買い求めた後は、
 カタン、と金属よりは音も弾まないコップで
 互いに祝杯を取り>>205一時の暖を喉と躰に与えよう。]

  ……たしかに、旨いな。

[恐らくは朝に口にしたワインの方が風味深いものだが、
 集って飲む酒は、良いものなのだな、と納得。

 瞼を伏せ、暫しの気付としてアルコオルを嗜み。
 飲み干しそうになりかけ、誘う声にはっとして。>>206]
(239) 2021/12/12(Sun) 0:47:29

【人】 薬屋 テレベルム

  ああ。

[隣り合って歩く先の建物へ入ると、物珍しそうに見渡す。
 いっそ男もまた観光客と変わらない田舎臭さがあった。
 店内の光源は強く、いっそ薬屋の蝋燭にも
 見習って欲しいと思うくらいだ。>>207

 階を上がって二階へと上がってみれば利便性の高い
 匣のマジックアイテムに出会い、じ、と奥を睨みつけたり
 どうなっているのかと食品を出入りさせる小窓を開け閉めし
 好奇心を隠せずに過ごしていたが、首を縦に振る]

  ン。 これにする。
  抱えて…雪道は少し厳しいか?

[この匣よりも大きなエネルギー製品>>206もあるらしく
 定期的に出している馬車がある、と店員から聞いた為
 購入した後は、向日葵の近くまで馬車で戻る事としよう。
 馬車に乗る前には酒を飲みきり、揺られる間
 不思議な匣を大事そうに両手で抱えながら。]
(240) 2021/12/12(Sun) 0:47:58

【人】 薬屋 テレベルム

   
― 向日葵 ―



[再び彼女の店へ到着したところで、
 カウンターに置かせて貰おう。]

  しかしこれが本当に温まるのだろうか?
  ……俺には金庫のように見える……。

[珍妙そうにしげしげと匣と睨めっこをしながらも、
 使ってみたいとうずうず肩を揺らして、彼女を見つめた。*]
(241) 2021/12/12(Sun) 0:48:41
薬屋 テレベルムは、メモを貼った。
(a73) 2021/12/12(Sun) 0:53:23