人狼物語 三日月国


51 【完全RP】ポムペッシュ・フェーリンコロニー【R15】

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視点:

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【人】 受験生 雨宮 健斗


[はぁ、と息を吐いて、ベッドに腰掛ける。
 ようやく落ち着いて、煙草に火をつけた。

 あ、と思い出してポケットと鞄から
 旅の相方を取り出して、窓辺にそっと。

 
 追いかけてきた母親がそれを見て、
 可愛い折り鶴、誰に貰ったの?と
 しつこかったのは、想定外の話。  ]**
 
(187) 2020/12/02(Wed) 18:10:59

【人】 テニス部 ちあ

ーキャンプファイアー:赤羽とー

[啄ばむようなキスをした。>>@87
そのまま、強く抱きすくめられる。これは、自身の鼓動だろうか、赤羽の鼓動だろうか。]

今は、誰も見てません…。
ブレーキ、しなくて…、いいんですよ…。

[小さい子をあやすように、回した手で、赤羽の背中をポンポンと叩く。
赤羽の髪がちあの顔をくすぐり、より一層愛おしくなった。

そんな二人を見守るように、うさぎのぬいぐるみが揺れた。

二人一緒に、これからも歩いていけたら。]*
(188) 2020/12/02(Wed) 18:20:23

【人】 学生 五反田 健吾

─ それからの話 ─


[ 靴に足を入れて、しっかりと履いたなら立ち上がり後ろを振り返る。

 誰もいない、狭い部屋。

 寂しさを感じない訳でもないけれど。
 たまに来てくれる幼馴染が、馴染みの友達が、……他にもきっと、見知った人が。
 灰色の空気を彩ってくれるから。]


   ───行ってきます。


[ 誰にでもなく、言葉を呟いて。
 鞄を持ったのならドアノブを掴んだ。]
(189) 2020/12/02(Wed) 18:47:52

【人】 学生 五反田 健吾


[ 二年生も終わりに近かったもの、
 一年なんてきっとあっという間に
 過ぎ去ってしまう。

 クリスマスはどうしたか。
 年末は誰と過ごせたか。
 正月は初詣に行ったか。

 どんどんと過ぎ去る月でも、
 きっと、遠くではないどこかに幼馴染はいて。
 幼馴染のそばには、馴染みの友達がいて。]
(190) 2020/12/02(Wed) 18:48:26

【人】 学生 五反田 健吾


[ 愛はお互いを見つめ合うことではなく、

  ともに同じ方向を見つめることである。 ]>>21

 
(191) 2020/12/02(Wed) 18:49:46

【人】 学生 五反田 健吾

 

   ああ、……俺は。


[ きっと、
をしれたのだろう。**]
(192) 2020/12/02(Wed) 18:50:02

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里




         ─── それから。
             
 数年後

  
(193) 2020/12/02(Wed) 20:08:29

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ 人生において高校三年間が占める割合。
  それは、とても短くて。
  ましてやそれが二泊三日の林間学校となれば、
  まるで瞬きする程の時間。

  ─── それでもあの日の出来事は、
  今でも鮮やかに、思い出せた。 ]


  あ、もしもし、私だよ。今大丈夫?
  うん。リップクリームが無くなっちゃって。
  新しいのを選ぶの付き合って欲しいなぁって。


  ( ……長くて早い時の流れの中には。
    ほんの一瞬だけすれ違って。
    今は何処かで遠くて、
    その幸せを願うしかできない人達もいるけれど。 )
   
(194) 2020/12/02(Wed) 20:08:56

【人】 叶わぬ想い 日下部 汐里


[ …… 当時の私は、>>0:55>>0:56
  変わらないものなんてないと思っていた。
  形あるものはいつか壊れるし、
  人の心も移ろいゆくものだから。

  嗚呼、それでも。 ]


  待ち合わせ場所は、あのオムライス屋さんでどう?
  そうそう。
  オープン当初、私を置いて二人が行った所。
  うぅ、食べ物の恨みは怖いんだよ?  

  うん。今度また行こうよ、三人で。


[ きっと、大切なものは変わらず残るのだ。
  色を失い、形を変えて。
  何十、何百の時を刻んでも。 ]


       ( それでも、大切な人達の幸せは。
         私自身の手で紡ぎたいと願うんだ。
         それも、叶う事ならば。 )


(195) 2020/12/02(Wed) 20:09:17

【人】 “君の隣で” 日下部 汐里



  それじゃあ、またね。


[ 柔らかく微笑み、携帯端末を仕舞い込めば、
  両手に向かって、はぁと白い息を吐く。
  その拍子に胸元で、
  年季の入ったハートのネックレスが静かに揺れた。 ]**
 
(196) 2020/12/02(Wed) 20:09:54

【見】 3-A 矢川 誠壱



[ 恋とは難儀なものである。


結ばれたとて、そこがゴールではない。
ひとつのチェックポイントになるだけで
そこからまたひとつ、またひとつ、
何かと起こるいろんな出来事の中で、
ときにぶつかったり、一緒に乗り越えたり、
そんな日々を過ごしていく。
今まで知らなかったいろんな感情に
名前をつけて、それをぶつけたり、
ぶつけられたりして、ときには
言い合いになって、眠れない夜もある。
暖かさに、安らぐ昼の微睡もあれば、
愛しさに、胸が締め付けられる朝もある。

それが恋であり、愛であると知った。]

 
(@88) 2020/12/02(Wed) 20:50:53

【見】   矢川 誠壱



[ あのとき、ひとりの後輩に
言われたことがきっかけで
やっと知ることのできた感情。
あのとき彼女が知り得たことと、
その先の未来を己は知らない。

いつだか、ひとりの後輩と
自分たちは全く難儀な恋に
身を置いているな、と話したことがある。
あのとき彼女が選んだ答えを
己は聞かなかったし、今も知らない。

きっとこれからも知ることはないだろう。]

 
(@89) 2020/12/02(Wed) 20:52:12

【見】   矢川 誠壱




   すみませーん、


[ 呼びかけたカウンターの奥。
出てくる影はあっただろうか。

最近オープンしたというおはぎやさん。
思い出す。思い出してくださいね、と
言われたからじゃない。
忘れたこともなかったのだから。

だが、そこに見えた姿が
思い出した人と重なったなら、
少し驚いて、それから笑うだろう。

「ひさしぶり」
「最近どう?」
「あれからどうなった?」
「相変わらず難儀だよな」
「俺はさ、」

何一つ口にすることはない。]
 
(@90) 2020/12/02(Wed) 20:52:30

【見】   矢川 誠壱




   このきな粉のやつ、ふたつと
   こっちのあんこのやつも、ふたつで


[ そういって指した左手の薬指に
光る銀色のシンプルな輪っか。

語るつもりはない。
彼女には彼女の日々があって
俺には俺の日々があって

それはきっとどんな形であれ、
かけがえないもののはずだから。

比べることはない。
ここにいる彼女はきっと、幸せなのだろうから。

会計をするとき、首筋に光る
年季の入ったネックレスが目に入った。

目尻を下げて微笑み、お釣りを受け取る。]

 
(@91) 2020/12/02(Wed) 20:53:02

【見】   矢川 誠壱




    またきます


[ とひとこと残して、店を出る。
歩く足取りは軽かった。

自宅のドアを開く。
なかから聞こえた「おかえり」は
もう聞き慣れたものだけれど、
何度聞いたって嬉しいし、愛しい。]


    ただいま、おはぎ買ってきたよ


[ コーヒーを淹れて、おはぎを皿に出す。
春の陽気差し込む窓辺には、
小さな折り鶴と、雪の結晶が肩を並べて
穏やかな休日の昼を微睡んでいた。]**

 
(@92) 2020/12/02(Wed) 20:53:14

【人】 音楽教師 雨宮 健斗

  
 いつかの 
  



   おまえら!
   未成年が煙草なんか吸ってんじゃねぇ!
   没収だ没収!


[はー?先生ふざけんなよ返せよー、と笑う声に
 こちらもにやりと笑って凄む。  ]


   お?やんのか。
   お前らの卒業は俺次第だっつーのを
   忘れてんじゃねぇだろうな?ああ?


[なんの因果か林間学校。
 キャンプファイヤーの炎に揺らされて、
 少し離れたベンチで上がる紫煙を
 目敏く見つけた。

 ひょい、と没収したそれにこれ見よがしに
 火をつけて、深く吸い込む。

 わーまじかよ最悪、と言う声に笑いながら
 吐き出した白が、月に向かって登る。   ]
 
(197) 2020/12/02(Wed) 21:24:41

【人】 音楽教師 雨宮 健斗


[なんで全員必須なのか、なんとなくわかった気がする。
 希薄になっていく未来のために。
 そうならないための絆を。
 解けかけた糸があるならもう一度結んで。

 そんな願いが、きっと込められているのだ、
 と思う。


 会ったばかりの煙草臭いパーカーに吸わせた涙も、
 敷かれたレールから少し外れて出逢った恋にも
 同じ方向を向いた愛も、
 年季の入ったネックレスも

 思い出したら頭を抱えるような不器用な恋も、

 きっと全部まとめて、月は見ていた。  ]
 
(198) 2020/12/02(Wed) 21:26:29

【人】 音楽教師 雨宮 健斗


[───さぁ、明日。
 朝食ブッフェ食ったら帰ろう。

 首から下げた銀色が、キャンプファイヤーの
 炎で僅か煌めいた。



 ただいま、って言う相手はあの頃と変わって。
 
 図体のデカい二人にはちょっと不似合いな、
 折り鶴と雪の結晶がちょこんと佇む家に。


 深く吐き出した紫煙は、


 ───細く、白く、月に伸びた。   ]**
 
(199) 2020/12/02(Wed) 21:30:12

【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香

[私は高校卒業して、就職した。
この街に住むことに決めたんだ。
汐里ちゃんに一人暮らしの家を紹介して、合鍵を渡して、それからそれから。
何度も約束を重ねて、唇を重ねて、想いを重ねて、私は今日も生きている。

いろんなことを言う人もいる。
けれど、世の中にはいろんな色があるのだからと、私はいつも彼女と共にいた。
いつのまにか、思考の中心に彼女がいることに気づく。
馴染みの友達と、彼女と、沢山のひとたちと。
出会いも別れもあって生きてきた中で、また一つ約束をかわす。>>195>>196]


んー、でもね。
わたし、これから毎日汐里ちゃんのおはぎ、食べたいなあ。


[他のお料理はわたしが作るから、と笑う。
お揃いのものはネックレスだけじゃなくなっていた。
歯ブラシに、マグカップ。
キーホルダーに鍵にスリッパ、それから?
ほんのり頬を染めて、彼女の手を取ってその甲に口付ける。]
(200) 2020/12/02(Wed) 22:00:21

【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香

汐里ちゃん。
……きっとこの気持ちが、愛なのかな。
わたしね、ずっとずっと、汐里ちゃんと。


[その左手の薬指に、そっと指輪をはめよう。
おはぎを作る手だから、後でチェーンもプレゼントするんだ。
受け取ってくれたかな?
私の首元にも、昔からの三日月が揺れる。]
(201) 2020/12/02(Wed) 22:00:39

【見】 会社員 矢川 誠壱

  ──少し先の話



[ 教師になると言われた時は、
正直目が点になってしまった。
たしかに教員免許を取れる課程ではあるが…]


   雨宮が、先生…?


[ 頭をぐるりと巡らせて、想像する。
真面目な顔をして挨拶して、授業して
不真面目な生徒を叱って、諭して、嗜めて?

ほんとに?理科室でコーヒー淹れるわ
授業はサボるわ、タバコは吸うわ、の
あの雨宮が?]


    ふ、っく、くくく……


[ 眉根を寄せて、噴き出した。
そのまま静かに顔を伏せて肩を震わせる。
我慢できなくて笑っていたら怒られた。]

 
(@93) 2020/12/02(Wed) 22:11:19

【見】 会社員 矢川 誠壱




   いやだって、ふりようのお前がさ。
   要が聞いても笑うぞ、絶対。


[ そういってWふりよう仲間Wの
友人の名前を出せば、余計に笑えた。
ひとしきり笑ってしまった後、
ふう、と息を吐いて、微笑みかける。]



   でもまあ、雨宮は、向いてるよ。

   優しいし、人のいいとこ引き出したり
   伸ばしたり、上手いなあって思うし。

   あと、親身になってくれるし、
   …慕われる、先生になるよ、お前は。


[ そういって、くるり、視線を動かして
「でも」と落として、少し迷う。
続けるべきか、カッコ悪いしな、
でもまあ、今更かなあ、なんて。
んー…と詰まった後、またそちらを見つめ。]
(@94) 2020/12/02(Wed) 22:11:48

【見】 会社員 矢川 誠壱



   女子高生に囲まれて、きゃーきゃー
   言われてる未来が見える気がする。

   …それだけ、ちょっと癪だなって。


[ 羨ましいとかじゃない。
なんか、ムカつくなって。
いつだか、彼が己にいった言葉が
ふと過ぎったから、両手のひらで口元に
蓋をして、目を逸らす。
ふう、と息を吐くと、
「こんな気持ちだったの?」と
籠った声で小さく呟いた。
聞こえたかどうかは分からない。

ふ、と頬を緩めて、両手を下ろす。]

 
(@95) 2020/12/02(Wed) 22:12:08

【見】 会社員 矢川 誠壱



   牽制、しなきゃだな


[ と笑った。
どういう意味?と聞かれても
「なんでもない」と答えるだろう。

そうして、彼の着任のその日の朝。
呼び止めて、渡すのだ。
ちゃんとつけといてよ?と笑って、
こっそり買っておいた
銀色に輝く輪っかを。]**

 
(@96) 2020/12/02(Wed) 22:12:34

【人】 音楽教師 雨宮 健斗


   ──笑いすぎ。


[だから言いたくなかった、と、目の前で
 顔を伏せて笑い続ける彼をギロリと睨んで。

 友人の名前を出してまた笑いを増やされて。
 しぶしぶ口を開いたら、きっとさらに笑うくせに。]


   …もう笑われた。
   理科室に灰皿もうないですよ、だって。
   ──マジムカつくあいつ…

 
(202) 2020/12/02(Wed) 22:32:10

【人】 音楽教師 雨宮 健斗


[ひとしきり笑ったあとで褒められてもな、と
 また睨んで、残ったおはぎをぽいと口にした。

 そうして、口を掌で抑えながら
 ぼそりと告げられた言葉には、
 息を呑んで、ふ、と笑んで。  ]


   まぁーな。
   モテちゃうかな。


[にやりと笑ってやった。
 籠った小さな声には、ちらりと視線を流して、]


   …おっそ。気づくの。


[とそっぽむいてやるのだ。  ]
 
(203) 2020/12/02(Wed) 22:33:39

【人】 音楽教師 雨宮 健斗


[着任の日。
 珍しくスムーズに起きた彼から渡された、
 銀色に目を見張る。
 まじかよ、と言いながら、完全に赤くなった顔を
 誤魔化すように、そっと、唇を合わせた。


 せんせー、彼女いるんですかー?
 なんて、早速きゃっきゃする声に、  ]


   いまーす。
   わかったからとりあえずはやく座れ!


[と、相変わらずの言葉使いで、
 お世話になった校長室に呼び出されたと言えば、
 きっとまたお前は笑うんだろう。  ]**
 
(204) 2020/12/02(Wed) 22:36:32

【人】 兄妹揃って物好き 柊 真理絵

−いつかの話

「どうしていつもは避ける6月に帰ってきたの?」
「僕が偶に雇われ教師になってるのは教えたよね?
その学校の文化祭があるらしいから、
なんとなく帰ってきちゃった。一緒に回ろう?」



  かの音楽教師は愛くるしい彼女を連れて、
  梅雨の文化祭に足を運んでいた。
  彼女の見たいもの、試したいものをとNOとは言わずに
  一緒に楽しみながら、体育館の催し物を見ることに。

                           ]

「バンドって、かっこいいわねぇ……」
「なぁに、好きなの?」
「好きとは言ってないでしょ?」
「年下にお熱になっちゃ嫌だよ?」
「ふふ、ヤキモチ屋さんね本当」
(205) 2020/12/02(Wed) 23:44:53

【人】 兄妹揃って物好き 柊 真理絵



  双子のバンドをふたりで遠くから見ていると、
  グランドピアノが移動してきた。
  飛び入り参加らしいその生徒は、
  将来を有望されていた、青年のような気が。

  心に響く音色。
  隣にいる彼女も途中から食い入るように
  舞台を見つめている。
  別にピアノ弾きがどうなろうと、関係ない。
  演奏が終われば、彼女を連れて
  廊下ででも待ち伏せをしただろうか。

                       ]

「誰かお探しかな?」
「……」
「別に僕は何もしてないよ。一言だけ。
今日の演奏は、数年前にどこかで聞いたものより
格段によかったよ。自愛してあげるんだよ」
「な、っ………っるせぇよ、ばーか!!」
(206) 2020/12/02(Wed) 23:47:42

【人】 兄妹揃って物好き 柊 真理絵




  感想を述べただけなのに、
  何故か罵られてしまった。
  彼は、彼女に満面の笑みを見せて、

  『あぁいうのが照れ隠しっていうんだよ』

  なんて、誰かを探して校舎の方へと
  戻っていく彼の背をふたりで見つめたはず。
  それから、偶に気にかけていたのは本当。
  わざわざ、林間学校へ彼の妹を投入したのは、
  仮教師の小さな心遣い。

  教師を目指して、その目標を達成したなんて
  彼が知ったら、人がどれだけ成長するのか、と
  観察対象になったかも。
  でもまぁ、仮教師も雇われることもなくなって、
  多分会うことは、ないだろうけれど。

                        ]*
(207) 2020/12/02(Wed) 23:48:15