人狼物語 三日月国


140 【身内】魔法使いの弟子と失われた叡智

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【人】 魔法使いの弟子 リアント


[ だからオペラの頬が赤くなったのを
  見つけたら>>39
  同じようにほんのりこちらの頬も色付いて。 ]



   そうだな。急ごうか

  
[ 足早に向かうオペラへ声で追いかけて
  足はゆっくり進んでいた。 ]*
 
(59) 2022/04/14(Thu) 20:06:34

【人】 魔法使いの弟子 リアント



   先生
   私の腕はそう簡単に無くなりませんよ


[ 相変わらずな先生の様子に>>44
  すんっと冷静に返して
  でも心配してくれることには
  有難いと思っていますよ。

  今では私のことを心配してくれるのは
  先生ぐらいしかいませんから。
  そのことは言いませんけどね。 ]

 
(60) 2022/04/14(Thu) 20:07:11

【人】 魔法使いの弟子 リアント



   
叡智
Grimoire
……

   ええ、言われなくとも
   
私は引き継ぐ気は満々ですよ


   なんていったって先生の弟子ですからね
   何でも吸収させてもらいますよ


[ 不敵に笑ったのも束の間。
  夜に、と聞けば緊張が走り
  いよいよ……と気が早る。 ]
 
(61) 2022/04/14(Thu) 20:08:03

【人】 魔法使いの弟子 リアント



   禊……

       先生……私は良いですけど

   
   女性もいるのですから
   そういうことは早めに言っていただかないと


[ そうだった。
  先生はそういうところは大雑把だったな。
  楽しそうに禊へと向かう先生は
  多分最初に人払いの魔法などしっかり準備は
  してくださるのだろうと思うのだけれど
  説明が足りないのだ。

  オペラが戸惑っていたのなら
  安心してほしいと
  湖の準備のことを伝えるだろう。 ]**
 
 
(62) 2022/04/14(Thu) 20:08:49

【人】 紅玉の魔女 ルービナ


 ─ いつか ─ 

 
Glück幸運


       
Reue後悔



   
Heilung癒し


           
Verzicht諦め

       

 
Freude喜び



        
Klagen嘆き



                 
Liebe私の止まった心


 
(63) 2022/04/14(Thu) 21:38:32

【人】 紅玉の魔女 ルービナ



[ 
────




     
山奥の人里離れた
古城



             
────────





         今もこの歌を届けられているかしら? ]


 
(64) 2022/04/14(Thu) 21:39:05

【人】 紅玉の魔女 ルービナ








 
          
  [ 
この物語はまだ終わりじゃない。
 ]**
(65) 2022/04/14(Thu) 21:39:26

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[固まってしまったルービナ様を見て>>40
少し苦笑が浮かんだ。

この方は、隠し事をなさるわりに
反応が出やすいというか、
隠し事があるのを隠すのが下手というか…
昔からそういう所のある人だった。

ええ、わかりますよ。
仕方のないお人だ。


そんな風に考えて、いつも口を閉じてきた。
隠し事には理由があるものだから。
深く突っ込んだりはせずに。]



 …ご無理はなさいませんよう。


[とはいえ無理は禁物。
疲れを忘れたようだと言う師匠に>>41
一言添えるのは忘れなかったが。
言われた内容に、口調が柔らかくなってしまうのは
致し方ない事だろう。]

 
(66) 2022/04/14(Thu) 21:51:48

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[外聞を建前にできない今、頭を撫でられれば
己の羞恥心との戦いが始まる。

しかし、この時間が大切だと言ったルービナ様の
優しい手つきを、撥ね退けられるわけもなく。
……遠ざけたいわけでもないのが、複雑な所だ。


この時間が続きますようにと。>>42
その願いが実行に移されたなら、
そうだな、もう少しだけ。

…ただし、少し≠ェ過ぎてしまったら
今度はその手を直接掴まえて。]



 …ルービナ様。
 もう、子供ではないと申し上げました。


[そっと下ろさせた手を、離す前の一瞬。
ルービナ様の顔を見ながら、
わずかばかり、握る手に力を込めてそう言おう。

        そうすれば、もう少し
        色々とわかって頂けただろうか。]
 
(67) 2022/04/14(Thu) 21:51:51

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[楽しみだわ、という言葉に>>43
こちらも頷いて返し。

そうして、どれくらい経っただろうか。
弟子が戻って来たのを
私もルービナ様と共に出迎えて。

こちらは言葉少なに、二人の無事を確かめる。
…オペラを撫でるルービナ様の姿を見れば>>44
先程、己も撫でられていたのを思い出し。

そういえば、自分は弟子に対して
ああいった事をした覚えがない。
……してやるべきなのだろうか?
――――オペラは、嫌そうに見えないが。しかし…


と、思考がそちらに逸れて行った。]
 
(68) 2022/04/14(Thu) 21:51:55

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[リアントは
思った以上に
ゴミについて
しっかり考えていたので>>53
私もその話に納得して、拾ったものは
しっかり持ち帰ってきた。

それを置いてから、師匠たちに
ただいま戻りました、と挨拶の言葉をかける。
リアントの心配をするルービナ先生を>>44
横目で見ていたら、こちらにも手が伸びてきたので]


 わぁ。 だ、大丈夫です。


[と、少し慌てながら無事の報告をした。
やっぱりこういうの、慣れないから照れくさくて…


ところで、師匠がやけに静かな気がするけれど。
きっとルービナ様があれこれ説明してくださるから
楽をしているのね…という視線を、つい、
いい話>>45の最中に投げてしまったわ…]

 
(69) 2022/04/14(Thu) 21:52:04

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[ちょっぴりよそ見はしてしまったけど。
先生のお話はしっかり聞いていたから。

浄化が大切だということ。
それから、失敗すれば、

真逆の毒になってしまうこと。
>>47

それを聞いて少し青ざめ。
…ふと視線を感じてそちらを見れば、師匠がまた、
こちらの様子を窺っているのに気付いて。
少しの間、そちらを見返してから
大丈夫、と今度も頷きで返した。
…そう、昨日よりも。私は大丈夫なはず。


湖での禊が必要と聞いて>>49
また少し怯んでしまったけど。
リアントが声をかけてくれた時には>>62
そちらにも大丈夫、と言える余裕があった。]
 
(70) 2022/04/14(Thu) 21:52:07

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[弟子の疑るような視線を感じたが
私もルービナ様の話はしっかり聞いていた。
お任せしてしまって申し訳ないとは思っている


…しかしやはり、撫でてやるだとか
そういった事は不得意で。
せいぜい、話の途中で気になる事があれば
視線で問いかける程度しかできず。

大丈夫、やれる、という意思が見えれば
それを尊重するだけ、なのだが。]


 …もし、禊の番が必要なら
 私が引き受けよう。

 こちらは最後で構わないから。


[誰に、というわけでもなく。
全員に向けて、そう付け加えておいた。
ルービナ様の魔法を>>62
信用していないわけではない。勿論。]*

 
(71) 2022/04/14(Thu) 21:52:12

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[ルービナ様から託された花の状態は>>49
その場で確かめておいた。
萎れる事なく、活き活きとしているのを見て
「良くやった」と弟子達を労い。

その他、必要な道具なども改めて確認し。
禊も済ませて、あとは夜を待つだけ、
という少しの空き時間に、
私はルービナ様へ声を掛けた。]


 少し宜しいでしょうか。
 …集中しておいででしたか?


[儀式の準備をされていたのなら、
終わるまで待って。それから本題に入る。]
 
(72) 2022/04/14(Thu) 22:10:14

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 

 先程の依頼の話ですが、
 素材の提供をお願いしたいと思いまして。

 ほんの飾り程度、欠片でも構いません。
 貴女の魔力を宿した紅玉を一粒、
 預けていただきたい。


[仕事の前に気を散らすのは、
自分でもどうかと思ったのだが。
ふと、作りたいものが浮かんだので
そのように願い出た。

魔術の行使のために持ち歩いている石が
あるのではないかと、そう考えて。]
 
(73) 2022/04/14(Thu) 22:10:16

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[禊の時間。一人で、湖に入るのは
やっぱり怖かったけれど。
今はそれよりも――]


 …………


[私は、外した仮面と向き合っていた。]
 
(74) 2022/04/14(Thu) 22:45:39

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[呪いといっても防犯の一種みたいなもの。
もちろん、仮面の下の魔眼を守るために
つけているのであって、ルービナ先生の言う
邪≠ノは当たらないのかもしれない。

私が自分で外す時は問題ないし、
万一間違いが起こっても
解呪の方法だってちゃんとある。

だけど、解呪するかどうかは私次第。
――私は
もしも
の時、解呪してやるつもりなんか
これっぽっちも無かった。


いつかこれが、復讐の道具になるんじゃないかって。
そんな思いで被り続けていた仮面は。]

 

 …やっぱり、浄化の場には相応しくない…よね。


[仮面の向こう、いつも自分の眼≠ェあった
その位置を、じっと見つめて。]
 
(75) 2022/04/14(Thu) 22:45:48

【人】 魔法使いの弟子 オペラ

 
[湖から戻る時。
私の顔に、仮面はなかった。
剥き出しの頬を撫でる風の感触に、肩が震える。

…ここに、私を害する人はいない。
そんなことを疑っているわけじゃない。
それでも、どうしても心許ない気分になって。


だけど、人前で素顔を出すのは何年ぶりだろう。
そう思って、どこか清々しい気持ちになる
自分がいるのも不思議だった。


足取りは、まっすぐに。
私はこのまま、儀式に臨むと決めた。]*
 
(76) 2022/04/14(Thu) 22:45:50

【人】 魔法使いの弟子 リアント


[ ヴァイスシュヴェルト

  という国がかつて存在した
  今では地図から消えた国
  白き剣に誓いを立てる騎士の国であった

  勿論宝石魔術とは縁が無く
  輝く宝石を体に持って生まれた俺は
  魔物や悪魔といった卑しき者、異形として恐れられた。


  この国の王家のものは白き剣の声が聞こえるらしい
  俺には一度も聞こえたことはなく
  代わりに聞こえたのは動物たちの声だった。 ]

(77) 2022/04/14(Thu) 23:34:12

【人】 魔法使いの弟子 リアント



[ 剣の声の聞けない出来損ない。
  それどころか人間としてすら認められず。

  俺は牢から出してはもらえなかった。

  この国は綺麗だと人は言う。
  そうだろうな
  見られたくない汚い部分は隠しているのだから。 ]


(78) 2022/04/14(Thu) 23:34:35

【人】 魔法使いの弟子 リアント



[ それでも俺の味方になってくれる人は
  少なからず居た。
……居たんだ。


  白き剣と黒き盾の話を教えてくれた人がいた。

  白き剣と黒き盾は元は共にあった。
  お互いがお互いを認め
  二つが揃って”強”とされた。

  だが単体では……?
  盾は剣のおまけであり
  剣は盾がないと役に立たないと言われ

  二つは一つになることを恐れ”個”となった。 ]


(79) 2022/04/14(Thu) 23:34:57

【人】 魔法使いの弟子 リアント



[ この話は実話を元に作られたらしい。
  白い剣は文字通りヴァイスシュヴェルト

  黒い盾もそうなのだろうか。
  そうであれば名は


       
シュバルツシルト



             
なのだろうな。 ]


(80) 2022/04/14(Thu) 23:35:31

【人】 魔法使いの弟子 リアント


[ この時は単純に物語を知った者として
  白き剣の者として会ってみたかった。黒き盾に。

  けれど

  国が滅ぶ時
  そのまま崩れた城の牢で埋もれて死ぬはずだった俺を
  助けてくれた人。
  俺の恩人。
  俺に物語を話してくれた人。

  俺を逃す為に殺された人。


  逃げる傍らで振り返れば
  黒き盾の紋章が目に入った。 ]


(81) 2022/04/14(Thu) 23:36:35

【人】 魔法使いの弟子 リアント



[ これが、黒き盾……。


  焼かれ炎の上がる城
  朽ち果てた身内、そして恩人。
  その残骸の上に立つ黒き盾の紋章が
  目に焼き付いて離れない。


  感謝をすればいいか? 城から出るきっかけになったと。
  憎めばいいか? 恩人を殺されたと。


  わからない。どうすればいいのかわからない。

  確かめなくてはと思った。

  けれど小さな子供である俺は力を持たなかった。
  先生に拾われるまでの二年間。
  それはとても人に言える生活ではなかったと
  自分でも思う。 ]

 
(82) 2022/04/14(Thu) 23:37:28

【人】 魔法使いの弟子 リアント



[ それでも生きることに必死だった。
  魔法の才があることを知った。
  この体にある宝石が悪いモノではないと知った。
  無知は罪だ。


  だから”私”は知りたいと思う。

    
白き剣
黒き盾

  この二つの因果関係を。
  それはまたいつかの話。

  遠く近い物語。
の物語。






  
はじまりはすぐそこに───────。 ]**


 
 
(83) 2022/04/14(Thu) 23:38:37

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
― 夜 ―

[オペラの顔に仮面がないのを見て、少し驚いたが。
それでいい、大丈夫だ、と
私はまた頷きを――……


――すれ違いざまに。肩をひとつ叩いて。


そうして、儀式の時立つ位置などを指示し始めた。]
 
(84) 2022/04/14(Thu) 23:46:37

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[全員が位置につき、準備が整えば
ルービナ様の詠唱が始まる。>>50

歌うように紡がれる声は耳に心地良い。
――いつだって、この声を聞くのが好きだった。
  いつだって。伝えた事は、終ぞ無かったが。


ここで失敗しては台無しだと、
わずかに固くなっていた体の緊張も解けて行く。

自分は、歌の得意な方でも無いけれど。
今はそういう時ではないから、
唱和を求められればすぐに応じて。>>51

の下、魔法の力が降り注ぐ。]
 
(85) 2022/04/14(Thu) 23:46:39

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[そうして、場が清浄な空気に満ちたなら
一歩前に進み出て、最後の仕上げにかかる。

魔力を注ぎ続けながら、月の力、花の力、
全ての力が調和するよう、
調合鍋に入れた素材を丁寧にかき混ぜて。

――幼少期は出来損ないと罵られもした己だが。
だからこそ、こういう繊細な力の扱い方を
覚えられたとも言える。皮肉なものだ。
]
 
(86) 2022/04/14(Thu) 23:46:41

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 

 ……完成です。
 薬が安定するまで、この箱を開けないように。
 今夜はこのまま休みましょう。


[零時を回る前に調合は終わった。
つまり、無事に万能薬が完成したという事である。

そうは言っても、出来上がったばかりの薬は不安定。
これからしばらくは邪の時間であるから、
瓶に詰めた薬をさらに箱に入れて、
安定するまで、中に閉じ込めた浄化の力で
守らなければならない。

下手に動かすなどして、
薬の質が落ちてはいけないし。
何よりも皆、疲れているだろうからと
休む事を提案しつつ。]
 
(87) 2022/04/14(Thu) 23:46:43

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 

 しかし、最高の薬が調合出来たな。
 皆のお陰だ。お疲れ様。
 これならアガーテ様にも十分ご満足頂けるだろう。

 弟子の二人には、ルービナ様の仰った通り
 この経験を糧にして欲しいと思う。

 そして、ルービナ様。
 この度のご協力、本当にありがとうございました。
 …私にとっても、素晴らしい経験になりましたよ。


[夜の空気の中、いつもより饒舌になって。
――そう、陽光の下で、別れの空気の中、
こういう事を言うのは不得手なものだから。
解散する前。今のうちに、

皆への感謝を伝えたのだった。]*
 
(88) 2022/04/14(Thu) 23:46:45