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【人】 大学生 要 薫…… ぁ [ベッドの上、もう動かれへん立たれへん。 そんな状態で寝転がっていたが、彼の方はまだ元気らしい。いや、若いわあ…と思いつつ、料理の話だと遅れて気づけば、ああ。と自分も忘れていたことを思い出し、ついでに先ほどまでの情事が浮かんで 顔を布団にうずめてしまった。 ――布団も大概汚れているせいで 色々あれなのだが] ぁあ [先ほどお風呂に入ったのがやはり無駄になったわ。 精液まみれ、赤い痕がついた肉体を見て、ベッドのサイドに置いたままの自らのカバンをあされば、デジタルカメラを撮りだした。コンパクトで普段使いのいい其れを、彼に向け。] (40) 2021/03/28(Sun) 13:12:49 |
【人】 大学生 要 薫忘れとった はい、ピース [写真撮ろう思っていたんや。と まだ力の入り切らぬ微笑みとともにそう告げ。彼がいいのならそのままカメラで写真を撮るが、その後、それから自撮りをはじめようとするだろう。白濁と痕まみれのいかにも激しい交わりをしました。 という身体を残そうとするのは彼の目にどう映るか。 カメラ越しの目を再び向けて] (41) 2021/03/28(Sun) 13:14:55 |
【人】 大学生 要 薫[確かに画面は少しぶれていたかもしれない。 けど目的は別にあったのだから、問題はなかった。カメラ越しに見つめる目はきっと彼には見せられない。真っ赤に染まった耳だけで許して欲しい。ふふふっと顔を隠したまま笑いかけて] やー、どれだけも。 もっともっと好きになってや。 [なあ、と少しばかり掠れた声でいう。 可愛い年下の恋人を翻弄するのは年上の特権。その立場はいつだってひっくりかえるのだから、こういうときぐらい赦してほしい。少しだけ拗ねた顔をカメラ越しに見つめる瞳は熱く。 恋をしていて、彼がバスルームに消えるのを見送れば カメラを手から落とし、ベッドの上で 大の字になろう] (45) 2021/03/28(Sun) 15:14:47 |
【人】 大学生 要 薫…… [待ている間 落ち着かず、何度か寝返りをうち 白いシーツに赤い痕が這う身体を擦らせていれば、タオルを濡らした彼が戻ってきたか。彼が丁寧に丹寧に汚れた箇所を拭いてくれるのなら、わざとらしく、ぁっとか細い声を零してみて。気だるい雰囲気の中で火照るのを見せたりもした。汚れた箇所を拭く彼はらしく。 おおきに、と片付けに感謝をしていたが] …ん? [苺のショートケーキのメインデッシュ。 赤い果実を口元に突き付けられれば、緩やかに笑み。軽く髪を耳にかければうつ伏せにと体勢を変え、少しばかり上半身を起こし、肘をついて、フォークに刺さる苺へ舌を伸ばそう。] (46) 2021/03/28(Sun) 15:15:07 |
【人】 大学生 要 薫― 次の日 ― [初めて抱かれた日の終わりは もう意識も朦朧としていて、帰りもタクシーを頼み彼に連れて帰ってもらうしかなかった。それから次の日。朝に講義が入ってなくてよかったわあ。彼の方は講義が入っていたはずだが、どうしただろう。とりあえず、昼の講義が始まるより前、昼食の時間にと部室へくれば、そのまま置かれた大き目のソファにぐったりともたれ。 携帯端末から連絡を] (49) 2021/03/28(Sun) 20:02:38 |
【人】 大学生 要 薫『昼飯買ってきて』 [なんでもええから。と 送れば、そのままごろんと横になった。なにやっているんだ。と入ってきた部員に言われたが、軽くあしらい。さっさと飯いきやと手を振って、追い出して、目を閉じた。彼が来るまで少し眠ろかと。 眼を閉じた。――何時も通り。を装い。 その実、笑っとった*] (50) 2021/03/28(Sun) 20:02:54 |
【人】 大学生 要 薫[絹の服というのは聊か自分を大切にし過ぎでは そのうち自分に貢ぐんじゃないか。と朧げに思うた記憶がある。彼の服はどうしたんやろか。とか、色々思った記憶はある。けれど、どれも朦朧としていて、あれは夢やなかったんやろか。とか、一瞬考えたけど。 身体の痛みが、肌の痕が彼を覚えていた。>>52 赤い、痕。 愛された痕を流石に見せびらかす気はなく。 珍しく部室でも長袖を。それも肌をほとんど見せないようなものを着てソファの上に居たのだが>>53気づいたら寝ていたようだ。ボロボロのソファは昨日、乱れたベッドよりも寝心地は悪かったが、其れが慣れたぬくもりであり。額の触れるのは、暖かく。手首にと触れるものに、緩やかに目蓋を開けば] (55) 2021/03/28(Sun) 21:17:16 |
【人】 大学生 要 薫…やぁ 騎士さま … [――昔の夢を見ていた。] 会いたかったわ。 [幼い頃の夢、可愛いごっこ遊び。 手の甲を差し出して、名前すら憶えていない。忘れかけた思い出の騎士役の少年に。あんなぁ、って柔らかく。なあ、聞いて。] (56) 2021/03/28(Sun) 21:17:40 |
【人】 大学生 要 薫……僕なぁ …好きな人できたねん [えへへ。と幼い顔で笑んだ 君と同じぬくもりの愛しい人。叶わない夢を思い出して、袖の内側に見える、手首へと赤い紐痕を見せる*] (57) 2021/03/28(Sun) 21:19:33 |
【人】 大学生 要 薫[冷ややかな目に息を飲んだ。 鼻で嗤うような声が彼の怒りを表しているようで、視線を戸惑うように更に逸らしてしまう。正直にいえば背筋が凍った。其れは嫌われたのではないか。と普段の自分なら考えないような思考に囚われたため。 息を深く吸って…それから 何かと考えるが 怒っても優しい彼に目を見開きて] (68) 2021/03/28(Sun) 22:50:06 |
【人】 大学生 要 薫………夢の中で、好きな人が出来たって 報告しただけやよ …幼馴染に [手の甲を差し出して 跪く騎士の子に。ああ、なんといえばいいんやろ。お姫さまという言葉が耳にのこって上手く話せない。普段、あれだけ口が上手く昨晩は甘く彼を誘った唇がたどたどしく。身体からどいた彼をおいかけるように、服の袖を掴み。] 昔、お姫さまごっこをよくしてたねん ……ほんでその相手が、初恋。 [男の子だったとは言わず] (69) 2021/03/28(Sun) 22:50:23 |
【人】 大学生 要 薫…その子に、寿って好きな子ができたって [ああ、これ浮気なんやろか。 不実なんやろか。わからへんけど。 ぎゅっと彼の服を掴み。それから引いて、視線を彼に} (70) 2021/03/28(Sun) 22:50:58 |
【人】 大学生 要 薫[いや勘違いされるような寝言を口にした自分が悪いやろ。 そう思いつつも何時もの彼の様子にほっとして、 息を深く吐いた。 心がまだ動転している。 こんな気持ち初めてで自分でも制御ができない。それぐらい彼に参っているのだと自覚すれば、余計に心臓がうるさく聞こえてきた。こんな俺に気づかんといて。と密かに思っていたが。 ん、と彼の語る思い出に 一つの疑念が巻き上がり] ……えっと。 [いや、まさか。 家の事情で引っ越さなあかんかった自分を思い出す。お姫さま役をしたのは自分。彼は自分を騎士役だと勘違いしているようだが。それならあんなマッチングはしないやろう。とか、いや、自分はバイやし、大学での噂相手は女の子ばかり。…騎士を啼かせるのが趣味やなんて 初恋を拗らせた感情を彼は知らないわけで あかん、分からんようになってきた。 けど] (79) 2021/03/29(Mon) 0:32:37 |
【人】 大学生 要 薫……や ……そのな [思い出は美化されるもの。 つまり、思い出の男の子は彼の中でそれはもうとびっきり美しく育っているだろう。いや今の自分が美しゅうないか。言われたらそんな事はないと思うけどや。純情はない。どう見ても純情はないな。 どちらかというと堕落の側だ] [果たして思い出に触れていいものか。 そんな風に思わないでもないが 此処ではっきりさせておきたい。ちゅうか 彼の心にある釘を抜いてしまいたくて] …それ、多分俺やで [くすくす笑う彼の頬をつんつんと突き。 それから開き直るように笑えば、やー偶然って恐ろしいわとだらけるように彼をソファの上、自らの上に引っ張り込み、寝ころぼう。いや、確実な証拠はないけど、お姫様ごっこが好きで喜んでお姫様役をするなんてなあ、偶然がすぎるんとちゃう。 ――あのマッチングアプリすごいわ、ほんま] (80) 2021/03/29(Mon) 0:33:22 |
【人】 大学生 要 薫やって俺、お姫様役大好きやったもん [恰好いい男の子に傅かれるんが好きやったんよ。 やなんて、言えば、そのまま彼の首に腕を回し。 ちゅっとキスでもしよか*] (81) 2021/03/29(Mon) 0:34:36 |
【人】 大学生 要 薫[彼の頬の赤さに此方も落ち着かなくなりかける。 彼との年の差分、面影が重なって、淡い記憶の答え合わせにひとつひとつ返していく。シロツメ草の花かんむりに指輪。廃屋の扉が倒れてきたことも、シーツをかぶっているときのことも、待ち合わせもひとつひとつ話すうちに鮮明になっていった。 まじまじと此方を見つめる彼からふいに視線を逸らすのは、今更純情を装ってみたからだが。 どう考えても遅いだろう。 そもそも恰好いい男にかしずかれるのが好きと暴露してしまっている。流石に其処から啼かせるのが好き。とは言わなかったが――その歪んだ性癖も彼に会ったことで 元の形に収まり、更に新たな扉を開いたが] (92) 2021/03/29(Mon) 21:26:20 |
【人】 大学生 要 薫…当たり前やろ。 そうじゃなきゃ、お姫様になってないで [可愛い後輩の恰好いい微笑みにそう返し 唇をちゅっと重ね合わせた。自分の性質ゆえ中々理解してもらえないかもしれないが、彼にメロメロなのだ。多分、彼よりも愛が重い。恰好よくなって、傅くという言葉に、くすくすと笑い。] …もう十分恰好いいで けれどそうやな。 [跪く彼に] (93) 2021/03/29(Mon) 21:26:36 |
【人】 大学生 要 薫もっと恰好よくなってや。 ――俺の、騎士様。 [なあ、と下から見上げる彼に告げ。 その足に口づけがくるのを満足そうに見守っていたのだが 此処は大学。二人だけの廃屋でもホテルでもないのだから、お邪魔むしもとい、部員が現れるのも当然でその顔に手をひらひらとふり] (94) 2021/03/29(Mon) 21:27:54 |
【人】 大学生 要 薫[窓の方に瞬間移動した彼を横目で見れば、 ぎこちない笑みで此方を振り返る彼の手から、おおきに。と焼き鮭入りののり弁をうけとり、何時も通り、ソファに陣取り、食べ始めただろう。最も小食の身は全部食べ切れず、余った分を後輩に渡し。] ごっそさんー、講義行ってくるわ。 [ふらふらと部室から抜けだし そのまま午後の講義を受けただろう。本番は、そのあと。 彼の講義が終わった頃に、彼のSMSに写真画像を一枚送ろか。] (95) 2021/03/29(Mon) 21:28:15 |
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