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【人】 風来人 ユピテル「うま〜、…」 浮かれた風来人は既にどこからか買い食いを始めている。 ほんのり紅茶の香りのスコーンに花のジャム。 口いっぱいに頬張れば、ふんわり優しいこの街の味。 うん、やっぱこれが好きなんだな。 「──あ、ねえねえ! 今年のお祭りは何が要チェックかな? 個人的な楽しみでもいいからさ、ちょっとだけ教えてよ〜!」 口元の食べ滓をささっと拭って。 小瓶の首飾りを眺める人々に倣うようにもう一度掬い上げ、 それから、他愛ない問いを近くの人々に投げ掛けています。 (32) 2022/03/21(Mon) 22:40:29 |
ユピテルは、首飾りから聞こえる声に……ニコ! (a13) 2022/03/21(Mon) 22:54:01 |
【人】 風来人 ユピテル>>44 テレベルム 「ご名答、ユピテルおにーさんだ! 覚えててくれて嬉しいな、クイズ大会も悪くない! それでそう、前の話だけど──」 どちらも正解の答え合わせにまた一つ表情を綻ばせて。 言葉を噛み砕く間をのんびりと待って、続く言葉に、おや。 「…覚えてない?っていうとまたなんだって… も、わかんないのか今は。んん、そっか〜… まあ随分前のことだものなあ…覚えてなくとも仕方ないか」 「ま、覚えてなくたって仲良くはできるさ! 元気なら一緒にお祭りを楽しむ事もできる! 困ったことがあったらユピテルおにーさんにお任せだ〜!」 そのうちに何か思い出すかもしれないしさ。 ほんの少し訝しげに滞った表情をまた明るいものにして、 そんな言葉を投げ掛けつつ蝶に手を伸ばすさまを見守った。 今度は指先にとまってくれるといいね。 (49) 2022/03/22(Tue) 0:11:45 |
【人】 風来人 ユピテル「あんまりからかってあげないんだよ〜」 どこぞの串焼きの屋台の方を見て茶々を入れている。 止める気はあんまりなさそう。じゃれてるだけだと思うから… (65) 2022/03/22(Tue) 1:06:56 |
【人】 風来人 ユピテル>>72 テレベルム 「へえ、君がそんなにお寝坊さんだったなんて初めて知った! うんうん、いいとも! そういうことならおにーさんが一肌脱いじゃおう!」 淡々とした言葉を額面以上に受け取る事は無くて。 ただ素直に受け取って、ただ知らない一面だと笑った。 鈴の音と言うには少し勢いがよろしい気がするけれど、 でもまあ、ころりと転げるように笑う奴だった。 「まっかせて! 景色がよくて、気持ちいい風の吹く場所を探しておくよ! 眠気覚ましには澄んだ朝の風と相場が決まっているし… 前とは少し違うかもだけど、君の絵は今もきっと素敵だとも」 今度こそ指先にとまった蝶を見て、ぱっと笑って。 あなたに一つ手を振って、また跳ねるように踵を返していった。 「楽しみにしてるから、楽しみにしてて!」 (74) 2022/03/22(Tue) 3:02:45 |
【人】 風来人 ユピテル>>78 ラキ 「おや、へえ?よく知らないランタン屋の親父にも なんだか随分辛辣みたいだけど?」 いいじゃないか、売り物に自信があるって事なんだから。 なんてけらけら笑って脇腹をちょいとつつく。 まあ、つついたのは言葉でだけかもしれないけど。 何にしても祭りも始まったばっかりなわけだから、 それは一旦置いといて。 「なんてね、"知らない"なら知らないで気にしないよ。 さあて、お詫びと言っちゃなんだけど、何か奢ろうか? あそこの屋台のクレープが美味しそうなんだけどね、 しょっぱいのと甘いのどっちも食べたくて困ってる所でさ!」 言って、少し先に見える屋台を指差した。 これはそれぞれ食べたいものをシェアしようという魂胆のやつ。 奢りというていで自分が食べたいもの両方食べようとしてる。 そもそもこの大食いは難なく一人で両方食べられるのでは? 深く気にしてはいけない。 「あ、家出ごっこなら手伝えるけど」 ちょっとだけ蒸し返した。 何の話とは言わないけど。 (83) 2022/03/22(Tue) 10:29:53 |
【人】 風来人 ユピテル>>85 ラキ 「あは、ごめんって! 命を賭けてるなら大変、冒険、大冒険! そういう事なら本気の家出を誠心誠意お手伝い──ああでも。 もっと楽しそうな言い方するなら『小旅行』とかがいいね!」 屋台を指していた指をぴっと上に向けて。 家出が楽しくていいのかは、ともかくとして。 旅行なら先輩風を吹かせる事くらいはできますね。 「ええと、それで。 ほらあれだ、関係ない話で時間を取らせたお詫びをね? あまり関心のない世間話に使ってしまうにはさ、 お祭りでの時間はちょっと勿体ないからね!今もそう!」 足取りは軽く、ステップを踏むように。 悪びれた様子もなくクレープ屋の屋台の前まで歩いていって、 メニューの立て看板を見て、うーん。 「甘いのはさっきスコーン食べたし… 甘じょっぱいのもいいけど、しょっぱいのにしようかな。 君はどれにする?あ、アイス乗せてもいいよ!贅沢!」 (88) 2022/03/22(Tue) 11:19:49 |
【人】 風来人 ユピテル>>92 ラキ 「いいね!その時はあれこれ入れ知恵してやろう〜っと」 今はまだまだ本気らしいので、ちょっとした冒険心を後押し。 溜飲が下がってたとして、たまには旅行に出るのも悪くない。 悪戯を画策する子どものように笑って、 それからほんのり良い匂いのする屋台を覗き込んだ。 「やっほ、繁盛してる?注文いい?えーっとねえ、 レモンとマスカルポーネ、それからチョコレート… トッピングにアイスとクリーム、うんと盛っていいよ! あとチーズとトマトとチキンの香草焼きのやつね!」 「え?なんだって?カップル割?せめて親子割でしょ!」 旅人と顔見知りらしき店主は冗談一つ飛ばして、暫くの後。 具材たっぷりのできたてのクレープを二つ差し出した。 ちょっと奮発した贅沢の味、二人でちょっとずつ交換こ。 (99) 2022/03/22(Tue) 18:35:44 |
ユピテルは、「じゃ、お礼は『美味しい』の笑顔で!」 (a33) 2022/03/22(Tue) 18:35:51 |
ユピテルは、美味し〜い!になった。お粗末さまでした。 (a35) 2022/03/22(Tue) 19:43:10 |
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