【人】 二年生 神崎 紅葉……自分の、生年月日? [もちろん覚えている、と口を開きかけて。 ……言葉の続きが出てこないことに気付いた] (……あれ、なんで?わたしは高校二年生で、このお祭りの準備係で) [目の前のこの人はわたしの通っている高校の先生で。 そう、今年転任してきたーー] (……あれ?そうだよね。わたしは花一高校に通ってて、長尾先生が転任してきたときだって、その場にいて) [あれ?じゃあなんで思い出せないの? 気付けば、じっとりと掌が濡れていた。 汗をかいてしまったのかな、と思って見てみると、それは汗ではなく 真っ赤な血 だった] (183) 2021/07/26(Mon) 0:21:26 |
【人】 二年生 神崎 紅葉きゃあっ!! な、なんで……!?やだ、こわいよ……!! [怯えて悲鳴を上げる。 その声に、花火を見ている周りのひとたちは気付かない。 「二年○組 夏祭り準備係の神崎紅葉」ではないーー「事故で死んだ女子高生」の悲鳴には、周りは気付いてくれないーーほんの一握りの例外を除いて。 その例外の一人である目の前の男性教師は、怯える少女を見てどう思っただろうか**] (184) 2021/07/26(Mon) 0:21:55 |
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。 (a47) 2021/07/26(Mon) 0:24:31 |
【人】 二年生 神崎 紅葉幽霊……?わたしが……? [怯えて震える頭に、優しい体温が伝わる] ……常世……。 [知っている。 それは、死んだ人間が行く場所だ] わたし、もう行かないといけないのかな。 こんなに綺麗な花火があるのに……。 みんな楽しそうで、幸せそうで……。 ずっと見ていたいのに……。 [少女の瞳に、再び大輪の花が映る。 きらきらと煌くそれ。 それを見る、幸せそうな人々の顔。 まだ小さな子供の頃からずっと、大好きな光景] (208) 2021/07/26(Mon) 2:01:17 |
【人】 二年生 神崎 紅葉ねえ、わたしはここに居ちゃいけないの? 一人で、違う場所に行かなきゃいけないの? そんなのやだよ……ねえ、先生。 どうせなら一緒にーー [血塗れの少女は手を伸ばす。 今までずっと、誰のことも恨んでこなかった。 今だってそうだ。 この手を伸ばしている相手は、自分を殺したあの男性教師じゃない。 恨んではいない。ただ寂しいだけ。 もうここに自分の居場所がないことが、ただ悲しいだけ。 それだけで、少女は手を伸ばす。 どうしようもない自分に、微かに自己嫌悪を感じながら] 一緒に来てよ、先生。 (お願い、この手をとらないで)** (209) 2021/07/26(Mon) 2:01:40 |
二年生 神崎 紅葉は、メモを貼った。 (a55) 2021/07/26(Mon) 2:02:49 |
【人】 二年生 神崎 紅葉[伸ばした手が握られることはなかった。 ……当たり前だ。わかっていたことだ。 相手は生きている人間なのだから。 ……わたしとちがって] ……なーんて。冗談ですよ、先生。 わたし、寂しくなんかないですから。 ひとりで行けます。だから大丈夫。 [伸ばしていた手を引っ込めて、ひらひらと振って見せて。 気づけば血に塗れた手は、元の白い肌に戻っていた] (287) 2021/07/26(Mon) 22:37:09 |
【人】 二年生 神崎 紅葉ところでその狐面、似合っててとっても素敵です! どこで買ったんですか?わたしもお揃いのやつ欲しいなー! [そうして数分後には、制服姿の女子高生と教師がお揃いの仮面をつけている ちょっと危ない 微笑ましい光景が誕生していたかもしれない(姿が戻ったので周りからも見えるようになっている)**] (289) 2021/07/26(Mon) 22:38:00 |
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