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【人】 高野 景斗 家で待っててくれているから 美味しいもの作ってくれているんだろうなぁって 楽しみにしてたんだけど。 [ 先にしたいことが出来てしまった、という言い訳は 言うまでもない、というところ。 ] 何をしたらいいかな? [ 率先するというよりは、手伝いを買って出る形に 落ち着いてしまうのがなんとも情けないが、 しっくりくる、形なので。 ] (3) 2024/01/08(Mon) 17:56:08 |
【人】 高野 景斗[ そばの出汁が湯気を立てるころ、 つけっぱなしだったテレビからは、 夜通しと銘打たれた生放送の音楽番組の 音がする。 さっさと退散してしまった己と違い、 年末特番で共演したアーティスト達が 夜通し、仕事をしている。 御苦労なことこの上ない。 ] いただきます [ 夜更けも近いが二人揃って食事を始めよう。 ] いつかお店で食べた鴨そばも美味しかったけど これも美味しいね。 ………市販の調味料の他になにか 使った? [ 温かな出汁からはふくよかな香りが漂って。* ] (4) 2024/01/08(Mon) 17:56:22 |
【人】 高野 景斗 そうなんだ、ウチは昼だったな。 夜は母さんと、ばあちゃんが張り切るから。 三が日何もしないためにって。 そういえば、母さんがウチ来ればいいのに 那岐くんもくればいいのにって言ってたよ。 忙しくて伝え忘れちゃってた。 [ ラップのかかった皿>>5を受け取り、レンジへと入れる。 以前は惣菜と飲み物を温める程度にしか 活躍の場がなかった電子レンジ。時代と共に 進化した家電のありがたみを感じるのは 彼に教わった調理法を試したりするようになった、 近頃のこと。 そんな機能もあったのか、と合鍵を渡した前後あたり 説明書を読み漁って目を見張ったものだ。 結果的に、高性能高額を勧めてくれた店員さんに 感謝したほど。 ] (9) 2024/01/09(Tue) 21:17:39 |
【人】 高野 景斗[ 簡単な仕事を自分に任せてくれた彼は そばの準備に取り掛かっていたか。 たっぷりの湯にそばを投入した頃、 レンジがピッと鳴り、程よく天ぷらが温まった。 二人分の蕎麦がこたつの上に並ぶ。 テレビの画面では、アイドルグループが 深夜だと言うのに、元気いっぱいに 舞い踊っている。 二人揃って、食事の前の挨拶をして。 美味しさの秘密を聞き出そうとすれば 特別なことはさほどしていないみたいな 顔をするから、目を丸くする。 ] 塩かぁ基本だけど、基本だからこそ 変わるのかなぁ [ ――たいがい、何を食べても美味しいを口にして しまう己に繊細な違いが分かるかどうかは 怪しいが、これでも最近、ささいな違いには 気付けるようになってきた。 ] (10) 2024/01/09(Tue) 21:18:09 |
【人】 高野 景斗 ――明日はさ、 [ 残る蕎麦も半分、天ぷらに至っては ほぼなくなった頃、 ] なーーんにもしないで、だらだらしてよう [ 日頃のデート、とそう変わらない提案をする。 出かけるのを厭うわけではないけれど、 家の方が、ゆっくりできるし、何かと便利なもので。 ] 昼過ぎまで、寝てよう [ 初日の出は、眠る前に見る算段。 その後はきっと二人揃って、泥のように眠ることに なるだろうから。* ] (11) 2024/01/09(Tue) 21:18:44 |
【人】 高野 景斗 そうだね、しばらくは好きな時に 休み取り放題らしいから。実家もいいけど。 旅行もいいなぁいつも俺の行きたいとこに 付き合ってくれるから、どこか行きたいとこ あれば、行こう。 [ ほぼ忘れかけていたが。年末の大型番組に 出演する代わりに、差し出されていた休暇を 思い出して、笑う。 ] 忙しくなる前に良く夢の国の映画見てたし 遊園地も良いかもしれないなぁ [ 夢の国は多様性に寛容な国である いつも違うデートが楽しめるかもしれない。 乗り気なようなら次の週末にでも、ガイドブックを 買って帰ることは間違いない。 ] (20) 2024/01/10(Wed) 19:13:39 |
【人】 高野 景斗[ 天ぷらをそのまま食べる、なら。 サクサクとした衣に齧りつくのが醍醐味、だが 天ぷらそば、になると出汁を吸って じゅわりとした所>>7が、良い所だ。 出汁の染みた海老の天ぷらの最後の 一口、を平らげると はふ、と満足のため息が出る。 ] ああ、そうかも天ぷらを塩で食べる人いるよね そういえば大昔、刺し身を塩で食べたことがあったけど なるほどあれも良い塩だったのかな [ 食にこだわりがある人なら尚更、 料理に付いて詳しく聞きたくなるものなのだろう。 自分は、だいぶ優しく噛み砕いてくれなければ 理解できないことがほとんど、だが。 空腹具合は相当だったらしく、つゆまで 飲み切り、明日の誘いをかけると、 誘い>>17を返されて、二つ返事で頷いた。 ] (21) 2024/01/10(Wed) 19:13:56 |
【人】 高野 景斗 いいね、おみくじも引いておかないと。 じゃあ俺は家内安全のお守りを買おうかな。 [ 交通安全のお守り、はこの国で暮らす人たちには 等しく必要なものではあるが。 ――俺の好きなものを否定はしない けれど心配だから。そんな思いを感じ取って。 腹だけでなく、胸までぽかぽかと暖かくなる。 ] 少し休んでて。洗い物片付けてくる。 [ くしゃり、と彼の前髪を乱して、立ち上がる。 これは気遣い云々ではなく、おいしいものを 作ってくれた功労賞といったところ。 ] そういえばアイスあるよ。食べる? [ こたつを設置した翌々日あたり。これもまた こたつの醍醐味、と買っていたカップアイス。 頷くようなら片付けを終えた後、コーヒーカップと 一緒に、カップアイスが炬燵の上に並ぶだろう。** ] (22) 2024/01/10(Wed) 19:14:20 |
【人】 高野 景斗[ 買い出しを立派な仕事だと言う彼>>23の家の、家族のことは 話に聞くばかりだっただろう。それに不満などはないし、 姉のように慕う人物とは懇意にさせてもらっている。 が、彼が料理人という職を選んだ由縁については 僅かには聞いていたか。 幼少の頃の初恋、を含め思い出話は、 懇意にさせてもらっている彼女からも、しばしば 聞いているだろう。 口下手を自称するだけあり、自分から積極的に 話してくれることは少なくとも、聞けば教えてくれるので あまり問題はない。 ある意味実家に招待し、幼少の頃のものも含めて アルバム鑑賞までされている分、こちらはかなり オープンではあるが。 ] (28) 2024/01/11(Thu) 20:44:19 |
【人】 高野 景斗 健康成就、とかでもいいんだけど。 [ 家内安全。 家族が安泰で災厄がなく 健康で過ごせること この時先の未来を予見していたわけではない。 が、今一番身近なひと、として君の顔が思い浮かぶから。 ] あるよ、定番のカップアイスだけどね [ 二人分の食器を洗うのも慣れたものだ。 このくらいなら食洗機を使うまでもないので、 手早く済ませ、カップアイスとコーヒーカップを こたつの上へと運んで。 バニラアイスの蓋をぺり、と剥がす。 先程まで熱々のそばを食べていたところに、 アイスというのがまた贅沢を感じさせて。 ] (30) 2024/01/11(Thu) 20:44:44 |
【人】 高野 景斗[ アイスを食べ、コーヒーカップの中身がぬるくなった頃 夜通し放送していた音楽番組も、終盤となる ] そろそろベッドに入ろうか [ 声を掛けてから洗面所に向かうべく立ち上がろうとして ] ………抱っこ、要る? [ 聞けば遠慮されてしまいそうだが、じゃれてるだけ といえばそう。じゃれている。つまりまだ、 眠る気はあまり、ない。* ] (31) 2024/01/11(Thu) 20:44:56 |
【人】 高野 景斗[ 美点でもあるだろうが欠点でも、ある。 事にあまり自覚がないので、更に数点減点されるだろう。 己の見た目が優れているという自覚も以前に比べれば ないし、年末という近々に大型特番に出演したことで 知名度が上がっていることも、特殊メイクの腕を 信じすぎている。 己のことに関しては無頓着で。 そこはかなり、恋人に補って貰っていることに 気づかない点。美点且つ欠点である。 ] そうだね、いっそ次の休みをどう過ごすか 一日考える日、でもいいかもしれないな。 [ 出かけるにしても、そうでないとしても。 隣に君>>32がいるなら、それは幸せな日になるのだから。 ] (36) 2024/01/11(Thu) 21:58:52 |
【人】 高野 景斗 すごく小さなことなんだけどね 温かいもののあとに、冷たいもの食べるって 贅沢だなって今俺も思ってて、 なんか嬉しくて。 [ ほんの、ささいなことを。嬉しいと口にして 笑えるのだから、今日という日は幸福だし、 一年の始まりにそう感じられるのだから、 僥倖と言えるだろう。 ] (38) 2024/01/11(Thu) 21:59:18 |
【人】 高野 景斗[ いくつかの過去を共有して、思い出を積み重ねて いつの日にか、今日のことも思い出になるだろう ] うん、とても。 幸せだね [ 取るに足らないことだ。 冬にこたつでアイス、などどこにでもありふれた事柄。 けれどそれを共有する相手がいて、同じ気持ちだと 伝え合うことで、何にも代えがたい特別な日、に なっていくのだ。 ] (44) 2024/01/12(Fri) 22:05:55 |
【人】 高野 景斗[ 窓際から差し込む光。 見よう、と言っていた朝日、やけに優しい世界が 広がっていく。 その光は、目に収めるではなく、浴びるだけにしておく。 ] (45) 2024/01/14(Sun) 23:50:22 |
【人】 高野 景斗[ 起きたら、何をしようか。 いつものように、先に起き出して。 コーヒーマシンのスイッチを入れて。 軽い朝食は、崩した卵と、少し焦げた食パン。 いつか行った場所で気に入って、切らしたことのない 苺のジャム。それに、お湯に溶かすだけのスープ。 寝ぼけ眼の君を起こす前に、 ] 昨日の那岐くんも好きだったけど 今日の那岐くんがもっと、好きだな [ 呟く言葉は聞こえているけど、まだ少し眠たそう だから、受け取るのは少し後からになるだろう。 こうして毎日、君に 恋 をする。* ] (46) 2024/01/14(Sun) 23:50:40 |
【人】 高野 景斗[ その日々の先に――。 ] こんばんは、高野景斗です。 随分暖かくなりましたね。桜はまだもう少し掛かりそうですが 今日梅の花が咲いているのを見かけました。 梅の花とてんとう虫の話はしっていますか? 随分昔に教科書で読んだ話を思い出しました。 皆様にお知らせしたいことがあります。 私事ではございますが、 高野は人生をともに歩んでくれる 最愛の人と出会うことができましたこと、 また"彼"と婚約致しましたことをここでご報告させて いただきます。 [ ――彼と二人、生きていく。これからもずっと。 この先も、永遠に。** ] (47) 2024/01/14(Sun) 23:52:12 |
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