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【人】 音楽家 宵闇「……あー……元気な声がいくつか聞こえてくるなあ……」 知ってる声だっただろうか。 10年も経つと忘れてしまったことの方が多い。 男はぼんやりと木陰でひとり音に耳を傾けていた。 「……おや、みなさんなにかのお集まりで? ん、……知ってる顔がいるような気がするけど気のせいかな。 本日はお日柄もよく……くそ暑いことで」 じゃらん、わざわざギターケースからギターを 取り出して、ひと鳴らし。わざとらしく主張して見せた。 外見は10年前よりかはさほど変わっていないけれど 落ち着いたいで立ちをした男がそこにいる。 (35) 2021/08/09(Mon) 22:12:55 |
宵闇は、竹村茜の声に苦笑いしてから「誰が妖怪だ〜」とあの頃を真似たように気の抜けた返しをした。 (a17) 2021/08/09(Mon) 23:14:31 |
【人】 音楽家 宵闇>>73 清和 「"怒られるのはお前だけでいいんだよ。ばーか"」 あの頃より幾分気の抜けた、というよりは気だるそうに笑う。 昔そう言って、バックレようとしたことが何度もある。 『鬼』には、普通に捕まっていたけれど。 「あー……なんか思い出してきた」 「あれはなー……若気の至りってやつだよ。 ……もう、ガキじゃないんだ。 お前はなんか、全然変わらないね……」 「まあ、でも俺はさ、順調だぞ 音楽に関してはな。プロになった」 苦笑いひとつ、ギターを鳴らす。 自分よりも都会をよく知る清和が教えてくれた楽器だ。 今までプロになったことを連絡した人はほぼいない。 10年前は、気合十分だったにも関わらずだ。 驚かせたかったのだろうか。 今は対抗心のかけらもない。それはプロになったことの余裕か。 「そういうお前は今なにしてんの」 (104) 2021/08/10(Tue) 1:19:33 |
宵闇は、スイカを切ってる御山洗と清和を応援してる「がんばれ〜」手伝わない (a27) 2021/08/10(Tue) 1:21:04 |
宵闇は、「俺はモテモテだが……?」真偽は不明 (a30) 2021/08/10(Tue) 1:31:50 |
宵闇は、スイカをもらい、食べた。人の切ったスイカはうまいな (a32) 2021/08/10(Tue) 1:41:26 |
【人】 音楽家 宵闇>>80 卯波 「俺は写真には詳しくないが 便利というとやっぱり、 ……俺が数倍色男に撮れるとか?」 はいチーズ! 無駄にかっこうつけた 黒づくめの男が四角形に切り取られる。 「にしても俺に負けないくらいか ……はは、そりゃあ、楽しみだなー……。 背もいつか追い越されるかな……」 手を伸ばす、ちょうど撫でやすい位置にあるから そう言わんばかりにそのまま頭をぽん、ひと撫でする動き。 「いいね、その夢に満ち溢れた瞳。 その意気でがんばりたまえよ、若者よ……」 なんだか10年前昔プロを目指すのに燃えていた 自分をみているようで、懐かしかった。 (141) 2021/08/10(Tue) 14:24:47 |
【人】 音楽家 宵闇>>111 御山洗 「いいねえ。都会でできないことを 10年ぶりにやりつくすってのもいいかもな 原っぱで昼寝とか……あぜ道で昼寝とか? えーと、……セミを大量につかまえて セミアンサンブル会を行うとか?」 全部冗談だ。男は田舎で暮らしてきたくせ、虫が苦手だ。 スイカを頬張る、みずみずしくて甘い果実が喉を潤す。 「こうしてスイカ食ったのも久々だな〜…… いやあ、田舎の空気に当てられて気分まで昔に戻りそうだ」 「……って、アレ、デビューしたのバレてた? 驚かそうと思って今の今まで秘密にしてたのになぁ……」 苦笑いをする。 "覆面ミュージシャン"と呼ばれるようなそれは メディア露出をほとんどしていない。 (143) 2021/08/10(Tue) 15:08:33 |
【人】 音楽家 宵闇>>116 清和 「──どうも。ぎゃふんの"ぎ"くらいは出たかな」 短く礼を言って、薄く笑う。 がむしゃらだった少年時代よりは落ち着き払った笑み。 生ぬるい夏風が頬を撫でた。 「祝賀会。売れないシンガーソングライターなんて もう言えなくなっちゃうねえ、嫌味になる」 盛大に祝われるのは柄じゃないが、と零しながらも 悪い気はしないようだった。酒は好きだ。 「うん、やっぱ全然変わらない。 俺が困った時は助けてくれんのかい、正義の味方さん」 その、誰にも掴ませないところはやっぱり変わらない。 昔なら「生意気だ」なんて、つっかかっていたところだ。 (144) 2021/08/10(Tue) 16:13:36 |
【人】 音楽家 宵闇>>145 御山洗 「さんじゅ……むぐ……今スイカの種飲んだ。 死ぬかもしれない。 俺、今、おっさんだよって現実をつきつけられた? 今だって大地を風のように駆けたいが……なんてな」 名前負けしてるな〜と笑いながら独り言ちる。 翔れないし、駆けれない、カケル。 教える、それすらできるか危うい。やる気と体力的な意味で。 「なんだ、音でバレてたんだ。癖ってのはあるからな。 俺がガキの頃弾いていたピアノと、ルカが弾いていたピアノ。 子供ながらに違うって思ってたことはあるし。 それとも彰良……お前よっぽど俺のこと好きなのかい」 冗談っぽく言う。 それにシンガーソングライター"YORU"は この田舎の情景を参考にして作詞をしている。 頭に浮かぶのも、不自然ではないのだろう。 「はは、どうも。うれしいよ。デビューしたのはここ数年だ。 まだまだひよっこと言ったところかな」 (148) 2021/08/10(Tue) 17:09:24 |
【人】 音楽家 宵闇「……あー……時期が時期だし、偶然なのかな。 知っている顔がこんな大勢で帰省するなんてな」 久しい顔と話しをしながら ふと、集まっていたであろうひとりひとりの顔を見る。 昔の面影があるひとも、全くないひとも。 「え、添木いた? 金髪ヤンキーじゃなくなってた? まあ、大人になったしそりゃそうか〜……」 「で、さっき俺のこと妖怪って呼んでたのは誰だったかな シメようかな〜……」 冗談を独り言ちた。 (163) 2021/08/10(Tue) 18:30:02 |
宵闇は、「問題児って俺以外の誰かかな〜……」 (a56) 2021/08/10(Tue) 18:40:02 |
【人】 音楽家 宵闇「宵お兄さんは昔より落ち着いたクールな大人に なったと、思わないか……?」 夕凪の視線に、ギターをひと鳴らし。 「俺はガキの頃からピアノ教室でお上品にピアノ弾いていた 経験を生かしてシンガーソングライターになりました」 不良、とまではいかずともやんちゃしていた頃もあって、ピアノが似合わない少年という印象のほうが強かったかもしれない。 年下には比較的やさしかったけれど。 (179) 2021/08/10(Tue) 19:33:08 |
【人】 音楽家 宵闇「妖怪影男はいつまでも根に持つ妖怪だぞ〜…… 覚えておくといい……」 「しかしすごいイメチェンしたな、茜か、あれ」 昔の懐かしいあだ名で今更気づいたらしかった。 (180) 2021/08/10(Tue) 19:37:08 |
宵闇は、あ、やべ。なんて言いながら花守から御山洗の後ろに隠れた (a58) 2021/08/10(Tue) 20:31:25 |
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