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【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[仕事にかまけて、おろそかにしていた事は まだ他にもあった。運動である。 どんな職に就こうが、体が資本なのは変わりなく。 私もルービナ様に師事していた頃は、 身体能力向上のため、鍛錬に励んだ覚えがあるが。 さて、現在の弟子の訓練内容までは知らないもので。 同じメニューを与えられていたかどうかは… 私がものを教える上で参考にするのは、 無論、我が師の元で学んだ日々であるから。 健康維持に必要な運動は欠かさぬよう 弟子にも指示しているので、師たる自分も その程度の取り組みはしているものの。 ――少なくとも、あの頃より鈍っている気がした。] (2) 2022/03/29(Tue) 19:45:05 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[言い訳をさせて貰えるなら。>>0:116 そうだな、うっかり組み付かれてしまったのは 弟子の一言に気を取られていたからだろう。>>0:107 当然、羽交い締めにされながら それについてゆっくり考えている余裕はなかった。] …師匠。お久し振りですね。 そちらはお変わりないようで、何よりです。 [しかし多少鈍っていても、こちらは成人男性だ。 まだ肉体の衰えに悩まされる年齢でもない―― 師匠の見た目よりは随分、年上になってしまったが。 避けはしなかったものの、子供の頃のように 体勢を崩すような事は無い。 …天下一武闘会出場を狙える実力が 存分に発揮されていたら、どうなるかわからないが。 鍛錬が足りていないのはその通りなので、 成長したと胸を張る事はできないけれど。 及第点は頂けたでしょうか、と問えば 懐かしい挨拶からは解放して貰えただろうか。 (3) 2022/03/29(Tue) 19:45:15 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[だがしかし。こちらを見る目が 他にある事を忘れたわけではない。 再会を喜んで下さるのは嬉しく思うが、 弟子の手前、決まりが悪かった。] ルービナ様。弟子の前ですので、 その程度に…… [頭を撫でようとする手が伸びれば、 少しの間、それを受け入れたものの。 遠慮がちに声を掛けてから、弟子の方へ目を向けた。 ――が、その黒い目は こちらを向いていなかったかもしれない。]* (4) 2022/03/29(Tue) 19:45:27 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[弟子の会話を小耳に挟み、 遅れて来た少年の正体を知った。>>0:117] ルービナ様も、弟子をお連れだったのですね。 [なぜだろうか、あまり考えていなかった。 存在は知っていたというのに。 言葉が上手く続かなくて、暫し沈黙する。 …紹介するつもりの弟子は いつの間にか離れた場所にいたので。 後程挨拶させますが、と前置きしながら あそこにいるのが弟子で、姪のオペラだと、 こちらは軽く説明しておいた。] (10) 2022/03/29(Tue) 19:45:58 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[それから。弟子の話はまだ続いていただろうか、 一段落してからになったか。 頃合いを見て移動しようと、 近くに置いていた荷物を手に取り。 ルービナ様に向かって、村外れの方を指さした。] あちらに拠点を確保してあります。 空き家を見付けたので、村長に交渉して しばらく借り上げました。 宿より不便は多いかもしれませんが、 作業のためには都合が良いかと。 荷物は……いや、 そちらも弟子をお連れでしたね。 [自分の弟子は姪であるから、 荷物は各自で、としているが。 私が弟子だった頃は 率先して荷物持ちを行っていたため、 つい、その癖が出かけた。 しかし今、その役目は別の人間のものだろう。 余計な事はせず、皆の準備ができたなら 案内のみを務めようと、口を閉じた。]** (11) 2022/03/29(Tue) 19:46:01 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト組手は遠慮しておきますが…… …まあ、体格には恵まれましたので。 [女性のそれに比べれば、とまでは口にしなかったが 筋肉の付きを確かるような手には>>12 そっと身を引いて、適切な距離を取った。 …変わりないのは喜ばしいが、 いつまでもそのように扱われては困ってしまう。] ……師匠。もう子供ではないのですよ。 あまり、揶揄わないでいただきたい。 逸らした目が合わないのは当然の事。 元々、人と視線を合わせるのは得意でない。 気まずい時 動揺した時 は特にだ。] (23) 2022/03/30(Wed) 22:48:02 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[ルービナ様が弟子の方に気を取られている間に>>17 こちらも、気を取り直したつもりだったが。 立派な師匠として、しっかりやれているか。>>18 そう言われて素直に頷けるほど、自惚れてはいない。 返答を考えている間に、噂について口にされれば] …随分耳聡くていらっしゃる。 噂の元はアガーテ様でしょうか。 [私程度の者の噂が耳に入るなら、 国中の魔術師の事をご存じなのでは。 などと、皮肉めいた思考も頭をよぎったが。 自分がアガーテ様に話を聞いていたように>>0:103 師もそうであったかもしれないと。…あるいは、 かつての弟子を気にかけていて下さったのか。 今もその可能性を考える程度には 世話になった自覚もあるから、 情けない発言は思考までに留める。] (26) 2022/03/30(Wed) 22:48:37 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[含みのある笑みを向けられれば>>19 ぎこちなく笑って返した。] この村にいる間だけでも、 見てやって下さればありがたいですが。 …私では、貴女のようにはいきませんよ。 がっかりされてしまうかもしれない。 [お近付きに、という言葉に否やはないが。 弟子に実態を晒されてしまう前に、 こちらは肩を竦めるより他になかった。 手配の礼に対しては>>21] いえ、ルービナ様の手を 煩わせるわけにはいきませんので。 [と軽く返しつつ。 ご満足いただけた事に、内心安堵する。] (27) 2022/03/30(Wed) 22:49:02 |
【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト[ルービナ様から手土産があると聞けば、 まずはその場で礼を述べたが。 茶会の席に着くと、改めて口を開く。] お心遣いありがとうございます。 こちらは気が利かずに、申し訳ない。 [仕事の方で不便がないよう色々準備はしても、 手土産を持参するような気遣いは足らず。 ルービナ様にとっては、今更かもしれないが。] ルービナ様。それから、リアント君だったか。 改めて、この度はよろしく頼みます。 [全員揃った所で、挨拶の方も改めて。 弟子の方へも視線で促した。] (29) 2022/03/30(Wed) 22:49:28 |
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