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【人】 光彩楽禍 テンガン>>4 「そう問われれば、ええ。でも」 破滅をした。 それを見届けた。 それ自体は、良かった。ただ。 「俺は貴方がそうなった様を喜ばない。 楽し気に踊るナフが嘘だったとは、思わない。 ……俺は、最初からナフが嫌いだったり、憎かったりするわけじゃない」 その代償は、あまりにも重すぎる。 「お前があの時、“人の破滅を喜んだ”ように。 今のお前を見て喜ぶ連中を俺は許せない。 ナフが……そんな形になってまでここで働かされなくてもいいように。この先の生活に不便が出ないように、手を尽くしたいと思う。償いになるはずもないが」 「……お前は俺を憎んでくれても構わないが」 (5) 2021/07/09(Fri) 23:28:26 |
テンガンは、自分には幸運が残っていないのだと悟る。 (a6) 2021/07/09(Fri) 23:38:02 |
テンガンは、白い右眼にどんなに願っても、火が灯らないことを感じた。 (a7) 2021/07/09(Fri) 23:38:35 |
テンガンは、それでいいとも思った。 (a8) 2021/07/09(Fri) 23:38:53 |
テンガンは、これ以上ないところに堕ちてこそ、また上がって行けるのだと思った。 (a9) 2021/07/09(Fri) 23:39:34 |
テンガンは、幸運じゃなくても。皮肉にも、幸せなのだ。 (a10) 2021/07/09(Fri) 23:40:15 |
【人】 光彩楽禍 テンガン>>6 ナフ 「お前を逃さなかったことに、 褒められるべき気持ちはない。 綺麗事は何も言わないよ」 彼の仕事の内容も。自分のやったことも。 そう、決して褒められるべきものではない。 正しかったことなんて、最初から何もない。 「いつかその羽を下ろす時が来る。来させる。 無論直ぐではないだろうがな。 ……何年でも。お前が待てるなら。 遠い未来で家族のもとに帰りたいと思うなら。 俺はその手伝いがしたいんだ」 その行動理念が、歪んだ他者を破滅させる喜びからでも。少年の身を案じる気持ちに、偽りはない。 「……俺は、お前がまた踊るのを、見たい。 だから少しだけ──俺に『賭け』てみないか?」 (8) 2021/07/10(Sat) 0:08:06 |
テンガンは、ハンバーグの出所をこの眼で見た。 (a30) 2021/07/10(Sat) 21:50:31 |
テンガンは、当たり前のように食べなかった。 (a31) 2021/07/10(Sat) 21:50:39 |
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