【人】 Another Story セレスティア[あれから直ぐ父親が変死体で見つかって。 後ろ向きで友達もいなかった少女を変えたのは、 泉の畔で蒼銀の狼と出会ったのがきっかけで。 ( 真夜中に狼と出会うなんて、 シリアルキラーに出会うのと同等だってわかってるけど 不思議と恐怖は感じなかった。 ……自分と父親の守護霊だったからだろうか。 ) 隠れん坊の約束までして逃げだした夜間の逃避行。 潤いが与えられた世界の中で、 寮に入れなければ物理的に羽ばたけばいいんじゃないかって 父親の御下がりのクイーンスイープを握りしめて 飛行訓練からクィディッチ競技場に飛び出したのはそれから。] (141) 2019/04/14(Sun) 15:51:28 |
【人】 Another Story セレスティア[ビーターとして認められたのはつい最近だったから、 少女は彼の豹変した姿しか 印象に残っていないかもしれない。>>96 自分の思想と相手の思考は根本から矛盾していたし、 マグル生まれも多い自身の寮は 蛇寮と張り合えば毎度の様に被害も大きい。 恐怖に染まるチームメイトのかんばせも、 スリザリンのおっかなさだって十分にわかってた。 ───────だからこそ 、だ。] (142) 2019/04/14(Sun) 15:51:32 |
【人】 Another Story セレスティアいっ けぇぇぇぇええ!!!! ( 目を覚ませっていくように、 彼の方向へいつも勢いよくブラッジャーを向ける! ) [純血の家系だからって調子に乗っているわけじゃあない。 暴れ玉そのものであるそいつが脳天に当たれば 正気に戻るんじゃないかって、そう思った時もある。 立ちすくんでばかりじゃ何も始まらない。 自分から動かなきゃ望んだ結末にはならないんだって、 当たり前のことがわかっていたから。 隠れん坊は鬼が探さなきゃ終わりがないように。] (143) 2019/04/14(Sun) 15:51:36 |
【人】 Another Story セレスティア( ……だから、舞台から降りられないように “犠牲の印” ご丁寧に所有印じみた狼の噛み跡まで付けられて 隠れん坊の鬼の順番が回ってきたなら 見つけなきゃ、いけないでしょう? 遊戯の傍観者は面白くないんだもの!>>98 ) [重荷を押し付けるようで申し訳がないけれど、 少女が全てを終わらせるには学も手掛かりもなかったから。 彼に足りないものを補うことしかできなかった。 "ハッフルパフに行くならば 君は正しく忠実で 忍耐強く真実で 苦労を苦労と思わない " 勇気は獅子の貴方が持つべきもの。 自分はそれを苦だと思わずに 己が正しいと思う問いかけをしたまで。 寮に恥じない行いをしただけで、実際何もしていない。] ( 震えていても、貴方が諦めていないって、 それがわかっただけで、きっとよかった。 ) (144) 2019/04/14(Sun) 15:51:41 |
【人】 Another Story セレスティア( ……最初っから言っているじゃないか。 本当のところは予測不可能なんだって。 天才だって失敗するように、 最善にこだわらなくたっていいのに。 まずはこの悲劇を終わらせる 前を向いて恐れずに飛び込むことが大切で それができたなら、また次も飛びこめばいい。 下手くそだって全然問題なんかない。 足りない分を補うことは、不可能じゃない。 ……貴方も親から教わっているでしょう? ) (145) 2019/04/14(Sun) 15:51:46 |
【人】 Another Story セレスティア[父親のように学も無ければ 吸収できるような才能があるわけでもなくって。 組み分け帽子が導いた少女の行き先は 夢見てた鷲を象徴する寮なんかじゃあなくって 羽ばたける蒼穹とは正反対の地下潜る穴熊寮。] [休暇で家に帰った途端大泣きする少女に 父親は怒るでもなく憐れむでもなく笑って、 「 忍耐強い寮に入れたんだから、 それ相応の贈り物を贈らないとな! 」 マグルの遊戯で使う正方形の箱の玩具をくれたのだ。 その中にありったけの思いを込めた秘宝を隠して。] [最初はダメダメでもいい。 未来って本当のところは予測不可能なんだから。 つまづいたってきっといつかそれが正解になる。>>92 最終的に恐れずに手を伸ばせたなら百点満点!] [──────……だけれど、] (146) 2019/04/14(Sun) 15:52:01 |
【人】 Another Story セレスティア( どっちが凄いとか、 どっちが偉いとか、関係ない。 互いがいたから、できたこと。 終わらせなきゃ、始められないでしょう? )* (147) 2019/04/14(Sun) 15:53:52 |
Another Story セレスティアは、メモを貼った。 (a28) 2019/04/14(Sun) 15:56:44 |
【人】 Another Story セレスティア[『日刊預言者新聞』や『ザ・クィブラー』よりも 魔法生物と戯れていた方がよっぽど楽しいと思っているので 少女はきっと情報だとか、一般常識には疎い。 ( 自分の父親の死が新聞の一面に載った。 十代前半になったばかりの精神では 容易に耐えられることでもない。 ……情報媒体が苦手なことには理由が数多あるけれど そこに内包された真実とは、そういうことだ。 ) 要するに、気分転換のようなものが皆無なのである。 対策で勉強浸けの脳みそはもう破裂寸前だった。 羊皮紙は真っ白のままだけれども。] (151) 2019/04/14(Sun) 16:20:07 |
【人】 Another Story セレスティア[ほんの悪戯心で額を弾いたのだけれど、 彼にはやっぱり刺激が強すぎたご様子で。>>103 それでよくあんな勇敢なことができたな、なんて 自分しか知らない忘却の記憶を思い浮かべながら 厳しさしか感じない言いっぷりに顔を顰めた。] 何デスカ、何デスカ、 折角起こしてあげたノニ! アレクサンもセンセイみたいなこと言って! アレクサンのイジワル!ケチ!悪魔!デビルマン! [思いつく限りの乏しい罵倒 (一部おかしい) を投げながら逃げられもしない迫る試験のことで頭はぐちゃぐちゃ。 ……それでも、彼のことは先ほどから見えすぎていたから。] (152) 2019/04/14(Sun) 16:20:14 |
【人】 Another Story セレスティア[好きな事への集中力だけはいいのだ。 嫌いなことの集中力が欠落しているだけ。 人間観察は得意分野だったから、 彼の表情変化、動きの遅さ、その心情。 確定はできずとも、推測なら容易。 突いたように問いかけたならば、 後に続くほんの少しの沈黙に確信したのだ。] …………フゥン? 随分回りくどい言い方デェスネエ? [以前の影響か、唇を尖らせて返事を引っかけた。] (153) 2019/04/14(Sun) 16:20:20 |
【人】 Another Story セレスティアセレスには言えないことだったりしマス? 知らないものってセレスも知らない? ( 好奇心だけは無駄にあるもんだから、 踏み入れるべきではない領域に首を突っ込むのも 良くも悪くも彼女の個性のひとつであった。 )** (154) 2019/04/14(Sun) 16:20:23 |
Another Story セレスティアは、メモを貼った。 (a29) 2019/04/14(Sun) 16:21:21 |
(a44) 2019/04/15(Mon) 22:55:12 |
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