【人】 厨房担当 ゲイザー― 本日のバックヤード ― [あの目が回るようなボロネーゼ日和の日から時は流れ。 今日も通し出勤で昼から『うさぎ』にいた速崎が、この店で遠藤と顔を合わせるのも、あのボロネーゼ日和以来>>7>>8だった。] シャミーおかえりえり〜! いやマジでお久だね。今日もよろしくねん。 [つい、「おはよう」でも「こんばんは」ですらもなく、「ただいま」に合わせての挨拶になってしまったが、実際そんな気分だった。 昔と違って、今の遠藤がケータリングという形で自分の事業を構えていることは知っている(しかも今は時期が時期だ)。 だから日が空いての「古巣」での再会に、こんな返しが自然と口を吐く。] (35) 2023/03/03(Fri) 8:14:25 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[さて、店長が今日仕入れてきたオススメ食材>>2。 季節のそれらの中から、鯛の昆布締めにカルパッチョ、豚の煮込み、といった案が早速出てくる>>18>>23。 まだ夜に向けてプレートをOpenに戻していない時間帯だからこそ、余裕をもってできる情報交換。] それにしても芽キャベツいいっすね……。 それこそポークと合わせて バター炒めのサイドディッシュとかー。 あ、ポークは今日のイベリコ豚じゃなくて、 いつもの厚切りベーコンでも全然いいんだけれど。 [イベリコ豚の余りに余裕ができそうであればそれを使えるかな、という程度。 無論、お客様からのオーダー次第でまた話は変わってくる。 ここでは、ひとまず案を事前に共有する程度のこと。] (37) 2023/03/03(Fri) 8:19:54 |
【人】 厨房担当 ゲイザー……そういやなんだけど。 ナギー、今日どうしたん? [速崎はここで、瑞野から感じた違和感について口に出す。 未だ冷えるとはいえ、この時期に、見慣れない眼鏡。 そこから例のアレを連想するというのは、安直ではあったかもしれないが――] もしかして……アレ……? (42) 2023/03/03(Fri) 8:35:50 |
【人】 厨房担当 ゲイザー花粉症デビューかい……? 音はガンガンうるさくなるけど、 空清の出力キツめにしちゃってもいいんだぜ? [口調は大分ふざけているが、これでも速崎はわりと心配している。 ヘイヘイフィーバーなんて他人事めいた戯言は口にせず、バックヤードやホールの空気清浄機の方をそれぞれ一瞥しながら、瑞野に一応問うていた。] (43) 2023/03/03(Fri) 8:36:06 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[瑞野の反応がどうであれ、また店内の空気清浄機がどうなろうとも。 速崎は食材のこと――というより単純に「ディナーの最後のほうのこと」を、ふと考えて] デザートは今日のオススメ的に オレンジ使ったオーダー増えそうだし、 私ももうちょっと色々考えてみる。 チョコレートまだストック余裕あるし、ガトーショコラオレンジとか…… [もうひとりの同僚が、『うさぎ』の穴を落ちていく――もとい道を辿るまでの間の物語>>30>>31>>32は、少なくともこの時の速崎は知らない。 知らないまま、「デザートを作れない者がいる」ことを考慮した上での言葉を、ここで口に出していた。 こうしてブレインストーミングや仕込みが終わるうちに、店のプレートはCloseからOpenに反転する。 さあ、今夜も『不思議の国の扉』を潜るお客様をお迎えしよう。**] (45) 2023/03/03(Fri) 8:51:55 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a10) 2023/03/03(Fri) 8:57:02 |
【人】 厨房担当 ゲイザー― 本日の、開店前のバックヤード ― マジか。泣いてくれたかシャミー……! おおお〜嬉しいぜ〜! 星の導きに感謝せねば……! [パイの中の死んだ魚ではないその人の言葉>>44に、冗談めかして泣き真似しながら告げた言葉は、「大先輩」に対してのそれではない。 勤務当時には一応意識していた筈の先輩後輩関係は、年を経る程に、次第に呼称の上で曖昧になっていた>>0:92。 「遠藤さん」は「シャミさん」になり、やがて「シャミ」に、そして、今の通りの「シャミー」に。 どこから呼び方が変遷したのかの記憶も、かつて「ちゃん」付けされていたゲイザーの中で曖昧になっている。 ともあれ、そんな他愛ない挨拶から、自分では頭に過らなかった「瑞野イメチェン説」>>46にぱちりと瞬いたり。 何はともあれ、お客様内でも花粉症者続出の件を考慮して、空気清浄機のパワーを強めたり>>47。 こうして鯛の昆布締めやポトフなどなどの仕込みを終えて、今日の夜の開店を迎えたのだった。] (49) 2023/03/03(Fri) 9:29:07 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[母方の祖父母が、結婚直後に数年間暮らして青春を謳歌したイギリス。その思い出話の中にパンク・ロックがあった訳ではなかったけれど――。 輝かしき思い出の品と話とを通じて、星から星に移るみたいに璥の関心は広がり、自然とロンドン・パンクのことも知るようになる。 ……祖父母にせよ璥にせよ、悪く言ってしまえば「イギリスかぶれ」の面も否めなかったが。 丁度璥が10代だった時代にも、日本の都心の一部(?)で賑わっていたロリータ絡みのパンクファッションが注目を浴びていたことがあって。 もうちょっと昔にはすごいパンクの人たちもスナップ誌にもっといっぱい載ってたんだよ、とは親戚のおばさんの言。 「好きな姿でいていい」への期待抱くことになる>>0:259速崎璥が、『うさぎの遠藤さん』にすんなり慣れたのには、こうした背景もあったのだろう。 そんな「遠藤さん」の髪はいつしか少しずつ伸びていき。 「がっつり」なレザー以外のコーディネートも増えていったのだけれど。] (62) 2023/03/03(Fri) 10:43:41 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[さて、速崎が自己アピール欄に「英語対応可能」と書いたのは、見栄や伊達からではない。そんな見栄書いたら「英語できない」とバレた時にクビにされかねない。 受験対策でも国際化でもなんでもなく(受験英語は確かに一通りやったが)、ただ祖父母が教えてくれた文化への親しみだけで、速崎は英会話も英文も身につけた。親しみだけでこのティーンは身につけた。 それが結果的に、履歴書でもアピールできる程度のスキルになったというだけだが――。 あのボロネーゼ日和のランチタイムに、その「お初」の若い客>>0:436が来たことは速崎も把握していた。 直接応対したのは遠藤らだったが、ところどころで英語の返答が混じっていた>>0:451>>0:482のが微かに聞こえてはいた。 英語ができるのが自分だけ――と考えていた訳では勿論なかったが、つい、そちらへと意識は向く。 けれども日本語をきっちり喋っているのもちゃんと聞こえたから、とりあえずは日本語での受け答えでいいという判断。 そのお初さん――美澄大河が今夜、どんな形で『Madam March Hare』に姿を見せるか。 それについてはまだ、今はここで話すことではないだろう。*] (63) 2023/03/03(Fri) 10:44:32 |
【人】 厨房担当 ゲイザー― 本日、夜開店後の『Madam March Hare』 ― タカノんいらっしゃいませ〜! [早速夜の『うさぎ』の扉を潜った高野>>20に、遠藤>>48の後から、カウンター越しに挨拶を。 なんとはなく、今日の常連さんは上機嫌な気がして、普段から明るい速崎の声にも、そんな調子の良さが少し上乗せされたのだが――] お、カンちゃーん! らっしゃーい! [続いて来店してきた神田>>59>>60の――僅かに伏された瞼の動きにまでは、気付けなかった。 高野のちょうど隣の席を選ぶその人のオーダーを聞き――。 遠藤や他のスタッフたちの方も見やりながら、注文内容のメモを取る。] (67) 2023/03/03(Fri) 11:03:40 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[速崎璥は、ラジオ放送までは聞いていなかった。 けれどもストリーミングでのドラマ配信サイト好きから講じて、音楽のストリーミング配信のアプリを開くのも日課になっていた。 音楽配信とはいっても、特に最近の楽曲の中では、MVも一緒に流れるようなアプリもある。速崎が好んで開くのもそのアプリだ。 ……が、この速崎璥、動画はともかく音楽は音楽として楽しもうという傾向があるようで。 残念ながら、楽曲中の台詞>>16は聴こえていても、MV>>14>>15まではスルーしているという 制作側にとってはありがたくない リスナーだった。だからすぐには、神田が話題に挙げた「離さない」>>64の真の意味には気づけない。 ストリーミング上でそのヒット曲の台詞を聞き流していたその時には、少し引っかかったような何かもあった気がしたけれど、それもすっかり忘れてしまっていて――] (73) 2023/03/03(Fri) 11:20:08 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[……余談だが、貝沢の声、栗花落の声に対しての速崎の聞き覚えもまた、ストリーミング配信によるものだ。 貝沢の方は音楽アプリ、栗花落の方は動画配信サイト、という違いはあったが。 今をときめく綺羅星のごときヒットチャートも。 今はもう解散したユニットの隠れた名曲も。 往年の名作映画にドラマやアニメも。 去年や今年公開されたばかりの、新人の勢い目覚ましい作品も。 星の探索者のように、あれこれと新しいもの、旧いものをあちらこちら訪ね歩く視聴者。その最中に出会ったレコーディング上の声に、とりわけ深く関心を抱くわけではなかったけれど――。 それでも「いいな」と思った作品をマイリストに入れて、折に触れて繰り返し再生するそんな心は、速崎にもあった。 そんな速崎は、ストリーミング越しの声の主が三人も店に集うなんて思ってはいない(そういう可能性も考えはするなりに)。 そのひとりである「セロ」がまさか店に通うようになっていて――しかも勝手に呼んだ「ツユリん」の愛称を密かに気に入って貰えている>>0:437なんて、知らなかったのである。**] (79) 2023/03/03(Fri) 11:33:38 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a11) 2023/03/03(Fri) 11:40:37 |
【人】 厨房担当 ゲイザー― 現在:オープンキッチン ― [「離さない」とか格好いいとか、そうした話は一先ず置いて。 速崎は『うさぎ』の店員として、キッチンで手早く作業を進めながらも幾らかのお喋りをする。 高いテンションで喋りまくると唾が料理に入りかねないので、聞き取りはできる程度に抑えた声量で。] そういえばタカノん、この前さー、 タリアテッレの名前ちゃんと覚えててくれたの ちょっと嬉しかったんですよ〜。 [あの時>>0:50直接その名称を高野の口から聞いた訳ではなかったので、「覚えててくれた」という速崎の認識が正しいかは知れない。ただ少なくとも、タリアテッレが何なのか問い返されはしなかった。 一度の説明では覚えて貰えないということ>>0:79もままあったので、密かに抱いていた嬉しさをここで告げていた。] 今日も珍しいメニュー出しちゃうかもですけど、 覚えて貰えるかなーかなーかな〜? ……美味しい、だけでも十分嬉しいんですけどね? [そんなことを笑って告げたりもしたのだが、さて、今日の高野からのオーダーはどのようなものだったか。*] (95) 2023/03/03(Fri) 13:19:05 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[葉月>>85が夜の『うさぎ』のドアを開けた時には、ちゃんとカウンター越しに挨拶を。] ハヅキんいらっしゃいませ〜! 好きな席選んでくださいねー。 [とはいつも通りに声を掛けたものの] ( ……うんん? なんか思いつめてる? 覚悟決めてる? 気のせいかな。 ) [けれどこの時、速崎が笑顔を崩すことは無かった。 今日の神田と遠藤のこともそうだが、下手に自分まで眉を下げたり辛気臭い顔をしたりする心算は無かった。 自分の所為でもないのにそんな顔をする店員がいては、落ち着ける店>>0:330>>0:331にもなれやしない、と。] (109) 2023/03/03(Fri) 13:56:05 |
【人】 厨房担当 ゲイザー真鯛はカルパッチョにー、 イベリコ豚は生ハムでチーズ巻きー、ですね。 かしこまりました〜 [葉月>>112からのオーダーを復唱しながら、オーケー、と なおイベリコ豚は脂の乗った生肉だけでなく、生ハムの方もストックがある、と速崎は確認していた。] あ、チーズのリクエストあったら言ってくださいね。 各種チェダーとモッツァレラ、カマンベール、 パルミジャーノとゴルゴンゾーラ……とかとか。 [ここに挙げなかった種類のチーズも、キッチンやバックヤードを探してみればあるかもしれない。 ともあれ、シェフのお任せならお任せでいい心算で、一応葉月に尋ねておく。] (118) 2023/03/03(Fri) 14:49:04 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[さて、その栗栖と共に店の扉を潜った、この時未だ私服姿の大咲>>107が掲げていたのは――。 多分出勤中に栗栖と鉢合わせたのかなーとかそういう思考も、この時にはぶっ飛んでいた。] って、マシロんの差し入れだと……!? [洩らした感想は、けれども、努めてテンションを上げ過ぎない抑えめの声で。 ちょうど今日、件の店の記事を神田が仕上げていた>>58とのだとは知らぬまま、袋に記されたスイーツ店のロゴを目に留めていた。 それから、バックヤードで『うさぎ』の仕事着に着替えた大咲>>111に] 差し入れ、ありがと。 仕事上がりにでも貰ってくね。 そんでもって今日もよろしく、マシロん! [やはりいつも通りの笑顔で、お礼と今夜の仕事始めの挨拶を。] (124) 2023/03/03(Fri) 15:14:54 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[さて、先程花粉症疑惑の出ていた瑞野のことだが――。 本人はきっぱり否定する>>100も、お客様の方の花粉症事情を考えて、空調等の調整は行われることになる。 ……厨房の担い手がアレにかかってないならかかってないで一安心、ではあったのだが。] ( ……なんかあったら、でいいや。 私が変に心配してもアレだし。 ) [キャスケットがないなりに、顔を覆うネイビーのグラスのために表情を伺いづらい今日の瑞野>>101。 少しの様子の違和感を目に留めながらも、春かぶを手にまな板に向かう料理人に対し、特にこれ以上の詮索はしなかった。] (125) 2023/03/03(Fri) 15:17:07 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[チーズは「シェフのお任せ」、のオーダーを葉月から>>126確認した後。 まず速崎が取り掛かるのは、真鯛のカルパッチョ。 刺身としても提供できる今日の真鯛の、昆布締めにしたもの>>18を薄く削いでいく。 薄くといっても、紙のように薄くはなく、ちゃんと歯ごたえが出る程度の厚さを持たせて。 真鯛のスライスを敷きつめるのは、無地の白磁の皿。これは今日の食材がきちんと目立つようにするため。 そして鯛の上に、薄切りにした赤タマネギや、瑞々しい新緑のスプラウトといった生野菜をあしらう。 仕上げのドレッシングは、オリーブオイルに白ワインビネガー、更に今日の香り高いオレンジの果汁を絞って加えてから、少々の塩や粗挽きの黒胡椒で風味を整えたもの。 盛り付けた鯛と野菜にこのドレッシングをさっとかければ、今夜限りのカルパッチョの完成だ。] (134) 2023/03/03(Fri) 16:08:15 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[それから、イベリコ豚の生ハムを、真鯛よりもさらに薄く削ぎ落す。 「お任せ」注文のチーズであれば、一つの種類ではなく、食べ比べできるように幾つかの種類を。 一つは、柔らかく爽やかなモッツァレラ。 一つは、目に色鮮やかなレッドチェダー。 さらにもう一つ、ピリッとしたゴルゴンゾーラもお試しあれ。 生ハムにも幾らかの脂身はあれど、のんびり抓んでいるうちに乾いてしまわないよう。 こちらの小品にも、オリーブオイルが数滴掛けられる。 おつまみにするにも丁度いい小ぶりさの、生ハムチーズ巻き三種。 盛り付ける器は、薄く淡く白に近い緑色に、白いデイジーの花の模様があしらわれた小皿。] (138) 2023/03/03(Fri) 16:18:09 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a18) 2023/03/03(Fri) 16:31:46 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a19) 2023/03/03(Fri) 16:44:47 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[カウンターからは少し離れたテーブル席に着いていた貝沢>>116>>117のもとには、大咲がオーダーを尋ねに来ていた>>122>>123。 ついでに言えば、栗栖も同じテーブルの元にいま赴いたところ>>154。] カッチもいらっしゃいませ〜! のんびりゆっくりしちゃってくださいね。 [挨拶だけは元気よく掛けながら、ひとまずはテーブルの方には向かわずにいた。 ……店に辿り着くまでの間の元「ローレライ」の貴重な生歌唱>>78も、当時『うさぎ』内にいた速崎の耳には、当然届くことなく。 あくまでただの「カッチ」こと貝沢としてのその人を、この時は目に留めるのみだった。] (158) 2023/03/03(Fri) 18:18:27 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[速崎の意識は一度、もうひとりの新たな来店者――空きのあるカウンター席を選んだ美澄>>142の方へと。] いらっしゃいませ〜… お客さん、また来てくださったんですね? ディナーの方も来ていただけて嬉しいです〜! [なんて、相変わらずの笑顔で告げながら、少しだけ身を乗り出してカウンター上のブラックボードを指し示す。] うち、夜は特にメニューとかないんで、 上のボードのオススメ>>2見たりしながら なんか食べたいなーって思った料理、 なんでも気軽に言っちゃってくださいね〜。 [「気軽に」が必ずしも財布事情>>141に優しくなれるか否かは定かではないが、それはさておいて] (168) 2023/03/03(Fri) 18:34:18 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a23) 2023/03/03(Fri) 18:40:52 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[さて、先程は(物理的な)距離の近さや客入りの少なさもあり、神田からの遠藤宛てのオーダーについ口を挟んでしまっていたが――。 その神田当人から遠藤ご指名の旨>>160を言われ、速崎ははっとしながら振り返った。 ついでに、アレルギーの心配はしなくても良い、ということもここで知る。] あ、カンちゃん! うん、りょーかーい。 シャミーとごゆっくりね〜。 [先ほどの両者の間の空気の微妙さを察すればこそ、ここは自分の出るところではない、と。 けれども、体質上の理由じゃない「オレンジ抜き」オーダーの件のフォローに対しては、やはりどうしても「オレンジのうさぎ」としては返さなければならない訳で……] おお……家に大量にあるならしゃーない。 タイミング悪かったねカンちゃん……。 まあその分、別の食材で美味しいやつ 食べさせて貰ってけばだいじょーぶだし。 (208) 2023/03/03(Fri) 19:34:16 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[……実のところ、真なる意味での「ゲイザーの日」が、もうちょっとだけ後に迫ってはいた。 ゲイザーこと速崎璥が生まれたのは3月の終わりごろ。璥はもうすぐ28歳になる。 自身の誕生日のことは店でもあまり話題にはしていないが、特別隠している訳でもない。 勿論、履歴書の生年月日欄には、確り記載されている。*] (210) 2023/03/03(Fri) 19:36:46 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[カウンター席に着いたままの葉月>>185>>186に、速崎は笑う。 とにかく明るいテンションの高さよりも、確かな安堵の方が出た笑顔だ。] いえいえ。 胸つっかえたまんまなのが苦しいの、解るんで。 すっきりする助けになれたなら何よりですよ。 [オレンジの爽やかさで喉を潤す様を嬉し気に見やりながら、のんびりとした口調で返す言葉。 ところで葉月の意識の中>>179にあったもう一人に、たった今自分がカウンター越しにめっちゃフランクにお伺いをかけていたとか。 そんなことには当然気付いていないこの店員なのであった。**] (220) 2023/03/03(Fri) 19:52:33 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a30) 2023/03/03(Fri) 19:59:58 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a31) 2023/03/03(Fri) 20:00:47 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[すぐに、元通りの笑顔を高野に向ける。 尤も「酔っ払っちゃったら」と続けられた時には、苦笑を浮かべてみせたけれども。] べろんべろんになっちゃったら、その時は、うん、 覚えられなくてしょーがないって感じですしー… 苦手なことは無理してやらなくていい、とは思うんです。 それでもすこーしづつでも、覚えてて貰えてたら、 やっぱり私としては嬉しいんですよね〜。 うん、言葉を覚えるのには、繰り返し、大事大事! [なんて他愛なく笑って、ひとまず速崎のお喋りはここで落ち着いた。 神田からの「かっこいい」なんて感想に対して高野が顔を覆う姿を>>137を、速崎が見たのはこの後のこと。 この後の葉月や美澄への応対のこともあって、まじまじと話の次第に耳を澄ませることはなかったけれども。 微笑ましさをこっそり胸に抱いていた>>70、そんな速崎だったとさ。] (408) 2023/03/04(Sat) 8:21:10 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[ 「なんで発音し辛いの?」 そんな疑問符を、さも当たり前のように、すぐさまに口から出さなくなった程度には、速崎璥は大人になった――少なくとも、そう自認している。 日本語とイタリア語の音韻の違いくらいは、ちゃんと解っている心算だったけれど。*] (409) 2023/03/04(Sat) 8:21:26 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a54) 2023/03/04(Sat) 8:37:30 |
【人】 厨房担当 ゲイザーミスミ、タイガ、さん? じゃあね〜… タイガー って呼んじゃいますね![速崎はあくまで笑顔のまま――「じゃあね」の後に幾らかの間をおいて――元気よくあだ名を提示した。] タイガー、もしかしたら向こうでも 「タイガー」って呼ばれてたのかな〜…… えっと、この前のランチで英語話してたし、 宗教のこともちゃんと気にかけてくれてたから タイガー、外国で暮らしてたのかなってー……。 ……いきなりこんなこと言って、失礼だったかな。 [「タイガー」呼びの理由を連ねるうちに、(相手の心証は兎も角として)自分で大変きまり悪い思いに陥ってしまい、再び苦笑を浮かべてしまう。] (425) 2023/03/04(Sat) 10:55:05 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[さて、『うさぎ』のスタッフたちや常連たちであれば、察しているかもしれないが――。 速崎が他者にあだ名をつける時、 スタッフには、下の名前を元にしたあだ名を。 客には、苗字を元にしたあだ名をつけるのが常。 けれどもこの時、速崎は、事実上初対面と言っていい美澄に対し、いきなり下の名前であだ名をつけた。 理由は単純。速崎も、「みすみ」の店を記憶していたから。 7年近く前に姿を消し、道にされた定食屋>>341。 大学時代の記憶の中のその店は、最後の姿に近いもの>>256だったのだろう。 もっともこの時速崎が「みすみ」の名であだ名を作るのを避けたのは、殆ど反射的な行為だったけれど。] (426) 2023/03/04(Sat) 10:55:46 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[美澄からの注文>>248>>341>>348は、ホールの嘉数を通して>>336>>340厨房の大咲が担当する>>369>>370>>371。 その間に、大咲との話で涙ぐんだりおしぼり貰ったり>>306>>396……なんてこともあった訳だが、そのやり取りについては、いつも通りの笑顔のまま口を挟まずに見遣るに留めた。] あ。ツユリん、いらっしゃいませー! [この時の店全体の賑わいもあってか、ひょっとして今日は特別なことあった?……等と栗花落の顔を見て察することもないまま。 元気よく挨拶を掛けた先の栗花落は、カウンターで大咲に注文を>>272>>295。 昨日が誕生日だった、という話>>380までは、この時は他所の声に紛れてよく聞こえなかったけれど――] (427) 2023/03/04(Sat) 10:56:38 |
【人】 厨房担当 ゲイザーなんっていうか、せっかく告られたのに、 告白バッサリ切って縁まで切れた、みたいな。 それが後からじわじわ堪えてきたり、とか。 高校の時ねー、部活一緒だった子…… あー、テンちゃんって言うんだけれど。 [実名は流石に告げないが、まあ当時のあだ名だけなら別にいいだろう、と。] テンちゃんに告られたんですよー。 夕焼けの放課後にー、誰もいない教室でー、 なんて、漫画かドラマかよって感じで。 (430) 2023/03/04(Sat) 10:58:09 |
【人】 厨房担当 ゲイザーでも言ってくれたことは全然誠実?なんですよ。 「料理とか英語とか一生懸命なとこ好きです」、 「だからお付き合いしたいです」、って。 実際テンちゃん、すっごく真面目なやつで。 料理部の中でも私、テンちゃんのことは 普通にダチとして好きだったと思うんですよ。 (431) 2023/03/04(Sat) 10:58:32 |
【人】 厨房担当 ゲイザーでもさ、私きっぱり断っちゃったんですね。 だって、「一人の女の子として好き」って 言われちゃったんだもの。 「私は女の子じゃないから、付き合えない。」 まあ真顔でサクっとそうぶった切って。 で、告る以外の用事もなかったみたいだから、 そのままテンちゃん置いて帰っちゃった。 [ここまで告げる速崎の口ぶりに、言い淀みは全くない。 そして顔色もまた、なんの変哲もない、いつものゲイザーの笑顔だった。] (432) 2023/03/04(Sat) 10:58:55 |
【人】 厨房担当 ゲイザーで、なんとなーくそれから距離できちゃって、 そのまま受験モードになって、高校卒業して、 それっきり、テンちゃんとは音信不通です。 ……ぶった切ったその時よりも、 距離できちゃってからの方がしんどくて、 それでも何って言えばいいのか、 当時の私には判らなかった。今でも判んないかも。 [ここで速崎はふっと目を伏せるも、それでも口元の笑みは変わらない。] ま、そんなしんどさも受験とか大学とか、 それにここでのバイトとかもやってるうちに、 いつの間にかどっかに消えちゃった感じですね。 (433) 2023/03/04(Sat) 11:00:05 |
【人】 厨房担当 ゲイザー……「今でも判んない」って言いましたけど、 それでも、「一方的に分かれてごめん」くらいは、 テンちゃんに謝れてれば違ってたかも。 だから、ハヅキんがちゃんとクリリンに謝れて 仲直りできたかなーって思った時、 なんか、マジ、良かったなーって思ったんですよ。 って、この話の流れで言うと、 なんかそっちも告白云々の話みたいになっちゃいますね。 [へらへらと苦笑いしながら、速崎はここで一度話を止めた。 ちなみにだが、ここまでの打ち明け話>>429>>430>>431>>432>>433は、葉月以外に対しても特に隠す気はない。 カウンター席や厨房近くにいる者であれば、聞き拾うこともできるだろう。 意識はすぐに、瑞野からのヘルプ要請へと>>422。] (434) 2023/03/04(Sat) 11:04:01 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a56) 2023/03/04(Sat) 11:28:16 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a57) 2023/03/04(Sat) 11:29:52 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[こうして、皮付きの真鯛の身の水気を切り、一口大サイズに切り分ける。 それから、ソテーの種類に応じて身を二分する。 ひとつはイベリコ豚巻き用に皮を取り除き、 もうひとつは、皮をそのまま生かす方向でそのままに。 皮を取った方の切り身は、イベリコ豚の生ハムをスライスしたものを巻いて包む。 切り身の表面には二種類とも、適量の塩と、薄らと覆う程度の小麦粉を。 フライパンに引く油は、オリーブオイルとバターを合わせて。 切り身の中心まで火が通り、けれども身が硬くならない程度の時間、火にかける。 焼き上げたソテーを取り出した後、そのフライパンに入れるのは追加のバター、塩胡椒に水。 フライパンの残り油と合わせて、乳化したバターソースに仕上げていく。 無地の白磁の皿に盛り付けたソテーにバターソースをかけ。 その上に飾りとしてスプラウトを散らす。 生ハム巻きのほうには豆苗、皮付きのソテーの方にはクレソン、という違いを細やかに添えて。] (449) 2023/03/04(Sat) 12:17:50 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[もう一つ、芽キャベツの付け合わせ、お任せで>>328。 速崎は意気揚々と(実に意気揚々と)芽キャベツに包丁を入れる。 予め根元を切って外葉を落とし、下茹でしてえぐみを抜いた芽キャベツ。 丸い形そのままを生かす形で、縦半分に切り分けながらも、ぎゅっと詰まった葉が散らないように。] ( バターはソテーの方でも使っちゃってるから、 ただのバター炒めじゃ面白くないな。 ) [オーブンシート上に並べた淡緑色の半球にかけるのは、 オリーブオイルに塩、さらにマスタードと蜂蜜を加えたもの。 予熱を加えたオーブンでそれを焼き上げてから、皿に盛り付け、粗粒の胡椒を振る。 こちらの盛り付けに使う小皿は淡いベージュ色。皿の中央には、ドードー鳥のシルエットが白地で描かれている。] (461) 2023/03/04(Sat) 12:46:50 |
【人】 厨房担当 ゲイザーでっきあがり〜! じゃ、私がこのままサーブしちゃうねー。 ゲイザー出動〜〜〜!! [二つの皿を持って、速崎は厨房からホールに出る。 その際、淡々とだらだらと打ち明けた思い出話に付き合ってくれた葉月>>450>>451>>453に、にっこりと屈託なく笑いかけて] ハヅキんも、頑張ってるだけ偉いと思いますよ。 でも頑張り過ぎないのも大事だから、 時々は息抜きとか本音とか、自然体?とか、 そういうの大事にしちゃってくださいね〜。 [「男の子だから頑張る、とかないよ」という言葉も脳裏には一瞬過ったが、そういう話でもないかと思えばすんなりと頭から抜け落ちてしまい。 そのまま、チーズ生ハム巻きを味わう葉月の内心の動き>>454に気づかないまま、厨房を後にした。] (466) 2023/03/04(Sat) 12:56:54 |
【人】 厨房担当 ゲイザー― テーブル席へ ― カッチーっ、たいへんお待たせしました〜! こちら、真鯛のバターソースソテー二種。 皮付きのと、ハモン・イベリコ巻きと。 付け合わせの芽キャベツは、 ハニーマスタードソースグリルにしちゃいました。 [タイミングとしては瑞野の後>>474辺りか。 ヘルプのシェフ兼ホール担当は、貝沢のテーブル席に二つの注文の品>>449>>461を差し出した。 栗栖との会話を妨げないよう、さりげなく料理を持ってくる速崎に、先程の大咲のような>>216>>222>>232チャレンジャーの気迫は見られない。 ……遠目にこのような雰囲気を>>438>>469>>471(聞き拾わないなりに)察してもなお、何一つとして動じはしなかった。 9年の歳月がおそらく、この速崎に、自然体の堂々としたサーブを可能にさせたのだろう。] それじゃ、ごゆっくりん。 [ささやかな声でそう告げてから、速崎は再びキッチンへと。**] (477) 2023/03/04(Sat) 13:23:45 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a59) 2023/03/04(Sat) 13:28:57 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[栗花落のオーダーに大咲が提案したこと>>313>>314、それに対し、確かにケーキの要望があったこと>>380。 美澄>>369>>370>>371や神田>>381>>382への案件を抱え、先ほどの貝沢のオーダーに対しても手が回っていなかった様子だったのを思い出しながら――。 ちなみに美澄が追加したパンは、嘉数がお茶と共にサーブ済み>>492>>493だ。] マシロん、ヘルプ要る? ツユリんからの真鯛のお任せに、 辛口じゃないスパークリングワイン、 あとお誕生日向けのケーキ、だよね。 [メインの鯛が「お任せ」ということで、一応オーダーを直に受けたシェフ本人に問いはするが、少なくともケーキについては大咲の管轄でない、と認識している。 ちなみにケーキなら自分で仕上げることもできたけれど、ここは黒原=ベイカーの腕前も見たいところ>>421。 焼き上げるところは、ベテランの厨房勢の仕事になるけれども。] (504) 2023/03/04(Sat) 15:48:39 |
【人】 厨房担当 ゲイザー― 少しだけ、先の話 ― [夜の営業時間が終わりに近づき手も空いてくれば、あの話題>>503がやってくる。 そう。癒しの賄いタイム、である。 癒しとはいっても誰かが実際に作る訳なのだが、その辺りも含めてとして。] そうだねー、芽キャベツ食べたい。 ベーコン刻んでバターでざっと炒めて〜… ってなんかオープン前にも似たようなこと言ってたね私。 あと、鯛の皮余ってるやつ取ってるから、 湯引きポン酢とかできるよ〜。 [生ハム巻き真鯛ソテーの余り物>>449が生み出す可能性も一つ添えつつ、「うさぎ」たちの顔を見渡しながら軽い要望と提案を。*] (509) 2023/03/04(Sat) 16:20:20 |
【人】 厨房担当 ゲイザー― 現在:ケーキのおはなし ― [お誕生日のケーキ……といっても、ホールに蠟燭を大量に立てて出すものではない。 あくまで食後のデザートとしての小さなもの。 それでいて、ささやかであってもお祝いに相応しいもの。 黒原=ベイカーが作ってくれた生地を用いた、クランブル風のケーキ。 あの「紫のうさぎ」が腕を示す一品としてはうってつけの品だろう>>0:182。 型に流し込まれたケーキ生地の上には林檎が、さらにその上にそぼろ状のクランブルが敷き詰められている。 低温のオーブンでじっくりと焼き上げられたケーキは、予熱を取った後に冷蔵庫で少し寝かせて――。 そんな工程で作られたクランブル風ケーキは、四角いピースに切り分けられた状態で盛り付けられる。 シナモン香るさくさくのクランブルに、林檎の甘さがよく馴染んでいるしっとりとしたケーキ。 盛り付けるケーキ用の小皿の中央には、四葉の新緑のクローバーをくわえた青い鳥が描かれている。] (512) 2023/03/04(Sat) 16:53:50 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[さて、この誕生日ケーキや、雛あられピザに添えられたお祝い>>421とは別に。 一度バックヤードに引っ込んでから、程なくして再びキッチンに戻ってくる。] ツーユーリーん。お誕生日、おめでと! 私からもささやかに、お祝いしちゃいますね。 [カウンターの上にさっと差し出したのは――。 緑のリボンが結ばれた透明な袋に入れられている、白いうさぎの線画がアイシングされたブラウニーが一切れ。 これは市販品ではなく、『うさぎ』で焼き上げられたもの。昼営業時にお土産としてカウンター上で売られていた品だが、夜営業前にバックヤードに引っ込めていた商品。 ここで食べるも良し、持ち帰るのも良し、といった小品だ。] これ、私が焼いたものなんですけど、 サービスってことで受け取っちゃってください。 ツユリん、私と誕生日近いんだーって知って…… うん、そんな感じのお祝い、ってことで。 [普段は自分からは特に切り出さない話>>210をここでつい口走ったのは、3月生まれのよしみ、だったのかもしれない。] (515) 2023/03/04(Sat) 17:34:09 |
【人】 厨房担当 ゲイザー……って、これ『ラスト・サタデー』みたいだな。 お誕生日プレゼントが緑のリボンつけたブラウニーとか。 きのせい、きのせい……。 [主要キャラクター含め、若手の声優が多数起用されているアニメのタイトルを一つ口ずさみながら、ひとりごちる。 具体的なキャスト名はちゃんと見ていないという速崎故に、目の前の栗花落がその作品に出演しているかも、なんて考えは過っていない。 ただちょっと、ぼんやりと、作中の誰かさんの声がふっと思い起こされたりはしたのだけれど――ここでの呟き通り「気のせい」でひとまず片付ける、そんな一視聴者だった。] (516) 2023/03/04(Sat) 17:43:13 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a65) 2023/03/04(Sat) 17:59:27 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a66) 2023/03/04(Sat) 18:02:10 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[さて、「お誕生日ケーキ置いておく」>>514、とはスタッフたちに言い置いたものの、結局ケーキをサーブする時に手が空いていたのは自分だったので――。 ブラウニーのお祝いを届ける>>515前に、速崎自らがカウンター越しに栗花落に応対することになる。] こちら、クランブル風ケーキになります。 林檎とシナモンだけのシンプルなものだけど、 フィエちが手がけてくれた本格派なんですよん。 お誕生日、おめでとうございます! [これは速崎個人ではなく、『うさぎ』としてのお祝い。 本来ならこの場は、デザート担当にしてフロア担当でもある黒原=ベイカー本人の出番だったかもしれないが――先ほどの不調の件>>513も鑑みて、速崎が届けに行く次第となった訳だ。 なのでこの後、速崎の口から二度目の「おめでとう」が栗花落に掛けられるという顛末になるのだが。 まあ、それはここでは些細な話としておこう。**] (521) 2023/03/04(Sat) 18:17:39 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a68) 2023/03/04(Sat) 18:20:22 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a69) 2023/03/04(Sat) 18:21:41 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a70) 2023/03/04(Sat) 18:22:28 |
【人】 厨房担当 ゲイザー― そして魅惑の賄いタイム来たれり ― [賄いを見越して予め塩を振っていた鯛の皮の余りを、冷蔵庫から引っ張り出してくる。 それを沸騰させたお湯の鍋にさっと入れ、10秒程度で引き揚げて。 湯切りをして氷水で締めた後、おつまみに丁度いい程度の手ごろな小ささに切り分けて。 ベージュ色の小鉢に盛って、ポン酢と少量のわさびを和えればできあがり。 ちなみに小鉢の縁に描かれた模様はいずれもハートマークだが、その色は――。 ダークレッド、ネイビー、ピンク、紫、白、オレンジ……。 ちょうど各人のトレードカラー色が全部揃っているものだったりするのだった。] ふっふふ〜かんせ〜い! (540) 2023/03/04(Sat) 19:31:50 |
【人】 厨房担当 ゲイザー― さらに、もう少し後のこと ― [さて、賄いとは別に、大咲からの差し入れ>>107のことも忘れてはいない。 宣言通り、退店時に、冷蔵庫の中のシュークリームを一つ手に取っていく。小食の遠藤のように「はんぶんこ」>>236>>242ということは特に考えずに、1個分そのままを。 あの時のテンション上昇>>124に嘘はなく、賄いのお供として他店の品が来ること>>31を速崎は特に悪くは思わない。] いや〜、やっぱり差し入れってものは 嬉しいものですにゃあ〜。 [なんてひとりごちるように呟きながら、大分おどけた調子で頬を緩めてはいたのだけれど――] (543) 2023/03/04(Sat) 19:57:02 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[バックヤードの、電話台の上に置かれていた事務用品のペンとメモを手に取り。 その場でささっと走り書きした内容を、少し考えた後、大咲のロッカーの扉に挟む形で差し入れた。] 『もし気が向いたら、 どっかで一緒に、クッキー作ろうよ 気が向いたら、でいいから ゲイザー 』 (544) 2023/03/04(Sat) 19:58:30 |
【人】 厨房担当 ゲイザー[あの時の試作品のうさぎバニラクッキーは「商品化には向かないかも」、とあの日の昼営業>>0:72>>0:73の後に店長に意見したことを思い出す。 意見したその時、その場に大咲は居合わせていたか、否か。 どちらにせよ、この出来事を未だ引きずっている速崎の提案は、けれども真正面からではなく「置き手紙」めいたメモという形で告げられる。 ……実際のところ、大咲がこのメモを見つけるか否かすら、解らないけれども。 今晩のはじまりに、頬を緩めて「よろしく」>>174>>175を返したその人の顔を思い返しながら、速崎は帰路に就く。**] (545) 2023/03/04(Sat) 19:59:12 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a74) 2023/03/04(Sat) 20:08:44 |
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。 (a75) 2023/03/04(Sat) 20:11:37 |
(a76) 2023/03/04(Sat) 20:12:21 |
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