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【人】 勢喜 光希………え、あ、 [見せられたスマホの画面にぱちりと瞬きをする。 もちろん、覚えているとも。 いつぞや……というかあの冬の日に 彼が行きたいと言っていた場所。 別に忘れたわけではなかったが 自分からは何となく照れくさくて切り出しづらく、 何だかんだ月日が流れて 有耶無耶になっていたのだった。] ……い、いいけどさ。 [てっきり忘れたのかと思ってた、と じわ、と頬を染めて小さく頷く。**] (10) 2023/04/18(Tue) 11:57:17 |
【人】 勢喜 光希[ところで、あの日以降も元親と 倒錯的なプレイ―――管理的なこととか――を する機会はちょこちょこあっただろうか。 それ関係を別にしても 所謂アダルトグッズに興味があることは 前々からそれとなく仄めかされてはいたし 色々試してみたいのだろうな、 ということも何となく悟っていた。 自分としても別に興味がないわけではない。 元親は――…まあ、ちょっと意地悪な所は多々あるけれど 本当の本当に嫌だと言ったらしてこないし、 愛ゆえの欲求なのだと、そのあたりは信頼している。 なので、柔らかく耳にキスを落として囁く元親に 頬を染めて頷いたのだった。>>12] (14) 2023/04/18(Tue) 18:11:26 |
【人】 勢喜 光希って、ずっと考えてたのそんなこと? ……元親のえっち。 [むう、と少し拗ねたように嘯くけれど 照れ隠しなことはすぐに悟れるだろう。] ……う、うん……… [性の匂いなんてどこにもなかった筈の穏やかな昼。 端正な顔でそんなことを言われると やたらとドキドキしてしまって。 きゅ、と柔く指を握り返し、こくりと首を縦に振った。] (15) 2023/04/18(Tue) 18:11:54 |
【人】 勢喜 光希[そんなわけで元親と共に簡単に食事を摂り、 身なりを整えてマンションを出、公共機関を乗り継ぐ。 店の場所をしっかり把握しているわけではないので 元親に先導される形ではあるだろう。 店に入る時はきょろきょろと落ち着かなくあたりを見回し いかにもこういう場所慣れてません童貞です、というような―― まあ事実童貞 では あるけれど――そんな態度で心許なさそうにしていた筈だ。**] (16) 2023/04/18(Tue) 18:12:45 |
【人】 勢喜 光希[どうやら品揃えが階で分けられているらしい。 一階の化粧品やら石鹸やらが置かれたゾーンを通り過ぎ、 二階へ続く階段をあがる。] (へえ……結構カップルで来てる人とかいるんだな……) [目が合わないように気にはしつつ それとなく周囲の様子を窺ってきょろきょろはしてしまう。 ちらほらいる客は男性の一人客や男女連れが殆どで さすがに男二人、というのは自分たちだけだった。 元親に手を引かれ、そっと後に続いて 色とりどりのポップが並ぶ通路へ。] (22) 2023/04/18(Tue) 19:58:41 |
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