【人】 空閑 千秋─夜の帳に紛れて─ 黎哉、さん。 ……ああ、私は、千秋と言います。 ナンパというよりは、そうですね。 本当に貴方を見た気がして、つい。 ここでは日常を忘れて過ごしているのに まさか知り合いが、と肝が冷えてしまいました。 [素直にナンパでは無いと 安堵の息を吐きつつ、首輪を浴衣の合わせにしまう。 しかし真面目な顔が一転、笑顔に変わったなら 此方もその表情を和らげて。] (35) 2020/08/14(Fri) 20:15:47 |
【人】 空閑 千秋でも、こういう場ですもの。 お相手して頂けるなら喜んで。 ……火遊びは、お好き? [そっと手を伸ばして彼の腕に私の腕をからめよう。 そして首を傾げて問うのだ。 …もしあの子との見合い話が進むなら。 やめた方が良いと忠告する事も吝かではないのだが それは自身の秘密を晒す諸刃の剣。 それならば、巻き込んでしまえと密かに思いながら く、と彼の腕を軽く引いた。]* (36) 2020/08/14(Fri) 20:16:05 |
【人】 空閑 千秋─売店前にて─ [かけられた声に目を、ぱちり。>>34 周りには今私しかいなかったものだから 男性の声は此方にかけられたものだろう。 黒革の首輪をしたまま、振り返る。 此方は生憎勉強ばかりが得意な身で 仕事柄情報を詰める事が得意な方で。 その声に、姿に。 今この場所に似つかわしく無い記憶がふわりと過ぎる。 一度きり、人々行き交う駅の中。 仕事に疲れたそんな時のことが頭をよぎって……。] ……ミント飴……? [ぽつり。そんな言葉を落とした後。 彼に近づいていってみる。 あれ切り会ってはいないからか 日常に強く結びつくとは思わないまま、 彼の前に立つと袋の中身を軽く掲げた。] (37) 2020/08/14(Fri) 20:25:17 |
【人】 空閑 千秋ふふ、一人酒は先ほどラウンジで。 このお酒は、お供えに使おうかと思います。 ……ここにはね、 優しい幽霊さんがいるんですよ。 [なんて微笑みながら告げて、袋を下ろして 彼をまっすぐに見てみよう。 あのときの悩みは知らないけれど 大事な人とはどうなったろうか。 …この場所にいることと。 消えた指輪が答えなのかと微かに目を細め。] ……貴方は? [一人酒? それとも? 少なくとも今は一人に見えるその姿に、 ほんの少し、身を近づけた。]* (38) 2020/08/14(Fri) 20:25:35 |
【人】 空閑 千秋……ほら、わたし。 前は女性として、扱われなかったと言ったでしょう。 [それで彼女に慰めてもらったのだ。 女性の部分を愛でてもらって、 少しでも破瓜の時に苦痛のないようにと。 そしてお返しにわたしも彼女の女の部分を愛で返した。 そんな、艶めいた記憶とともに蘇る劣等感。] …男の人を誘って見たの。 でも、周りに人が増えて、 可愛らしい人も綺麗な人も。 だからきっとまた選ばれないかもしれないって、 人が増えてきて怖くなって……。 [ここは、一人の人とだけ肌を重ねる場所じゃない。 そう、知ってはいるけども。] (44) 2020/08/14(Fri) 21:35:55 |
【人】 空閑 千秋…あの時もう、声をかけられなくても 逃げ出したくなってたの。 だから和宮さんのせいじゃないわ。 ごめん、ね? [ただ私が選ばれない事に怯えただけだと、 深く、頭を下げたのだった。]* (45) 2020/08/14(Fri) 21:36:11 |
【人】 空閑 千秋─夜の帳に紛れて─ あ、流石に奥様や婚約者がいらっしゃる方は 本当に自衛してくださらない限りは ごえんりょねがっているのですが。 いらっしゃらないなら、良かった。 [そう、まだ"候補"を募っている段階だとは 友人情報、それも少し前のこと。 だから念のための確認を言葉に混ぜて、 休憩所へと辿り着いたならそっと彼の手を引いた。 その畳の上に腰を下ろしてほしいと。] ここで起きることは、泡沫の夢のようなもの。 お互いに、楽しみましょう? そうして、私に、 女であることを刻み付けてほしいんです。 [そっと、彼の頬に手を伸ばす。 彼が腰を下ろしてくれたなら隣に腰を下ろして身を寄せて。 立ったままならそのままに。 唇を寄せたならば、 重ねることはかなっただろうか。]* (49) 2020/08/14(Fri) 21:58:02 |
【人】 空閑 千秋忘れられなくなったなら、 一人寂しく泣きましょうか。 忘れられなくなっても、 貴方に責任は求めませんよ。 ……ん。 [彼に身を寄せ、腰を抱かれ。 頬に手を添え唇を寄せ、甘く唇を食む。 瞳を伏せて頬に添えた手をするりと彼の首裏へ。 舌先を忍ばせ、くちゅ、と小さく水音を立てては その体に強くすがりつこう。 赤い舌先をくねらせて、彼の舌先に絡ませて。 ちゅく、ちゅく、と甘く吸い付いて蜜を飲み込む。 こくりと喉を鳴らしたなら唇を離して そうっと、その胸板に掌を押し付けよう。 その心臓の音がよく感じられるように。]* (56) 2020/08/14(Fri) 22:37:34 |
【人】 空閑 千秋[したとしてもそれは吸うだけの話になる。 それにこの場であるなら そのまま自分が疼いたままになってしまいそうだが。 しかし、実の所まだ疼いたままなのだ。 身体の奥、触れられなかった女淫が ひくん、と震えているのがわかる。 わかるから、売店の前だと言うのに 彼の手をそっと手にして、 浴衣の自分の胸元へと導いた。] …………でも、わたし、いまは。 添い寝よりも、 シたい気分、です。 …………いますぐにでも。 [どこで暴かれても、痛めつけられても。 眠れなくされて良いんだと彼を誘うことは うまく、できていたろうか?]* (63) 2020/08/14(Fri) 23:15:15 |
【人】 空閑 千秋─和宮さんと─ [彼女の問いかけに、少し答えに窮した。 落ち着いてはいるけれど、 これは様々な状態でハイになっているともいえる。 それは、女として抱かれたからだ。 女として、気持ちが落ち着いたからだ。] そうですね、女として抱かれて 少し自信は取り戻せたと思います。 だって、ほら。 ……こんなものも、付けてますし。 [こつ、と指先で首輪を示す。 先ほどまではなかった、白を彩る黒だ。 そうしてから浴衣の下側に手を伸ばし、 スルスルとその裾を割りたくし上げて見せるのだ。]* (66) 2020/08/14(Fri) 23:25:27 |
【人】 空閑 千秋─売店前にて─ ……彼は、さわれましたよ。 半透明でしたけどね。 [少し考えて、ぽ、と頬を染める。 泣いていたのが自分だと告解するようで なんだか過去の自分が恥ずかしく。 けれど話題にしたのはわたしの方なのだから、と 彼の問いかけにはそうして控えめに答えて。>>84] あら。 なら、特別優しくしてくださいます? [乱暴に。いつもそれを求めてばかりではないし、 優しくしてくれるならそれはそれで好きなのです。 激しくされて良い。乱暴にされて良い。 けれど優しくされたって良い。 大切に、大切に、宝物のように。 …ただ、優しくされると。され過ぎると。 一抹の不安が私によぎるだけで。] (90) 2020/08/15(Sat) 6:57:31 |
【人】 空閑 千秋─→桔梗の間─ [彼の求めにもちろんと応じて>>85 私は彼の腕を引いて桔梗の間に戻ってきた。 ここは完全なる和室で、布団が二枚敷いてある。 露天があるような高い部屋ではないけれど 一人で寂しく露天に浸かるのは遠慮したかったから この部屋で十分なのだと思う。 彼の腕を引いて、布団の上に座らせた。 そして手提げを置いてからその横に自分も腰を下ろして、 そっと彼の左手を取る。 親指の腹ですり、とその手の甲を柔く撫でた。] ……不思議なものですね。 またお会いできるなんて。 [ポツリと呟いたのはそんなこと。 刹那のひとときを、ただ日常の行き交う中の ただ一度きりの言葉の掛け合いを思い出して。 彼が覚えてないと言うならそれはそれで、 ふふ、と淡く笑ってごまかしてしまおう。 あの時あれからどうなったかなど 此方から検索すべきではないと思う、けど。] (91) 2020/08/15(Sat) 6:57:51 |
【人】 空閑 千秋お疲れ様、です。 [そっと身を寄せて彼を抱きしめて ぽすぽす、その背を軽く叩き、撫でた。 あの時疲れ切っていたのは自分だけれど 彼も色々あったのだろうと、そう思って。]** (92) 2020/08/15(Sat) 6:58:10 |
【人】 空閑 千秋─和宮さんと─ ……和宮さんは、立ち止まっているの? [私がそう見えていると言うことは 貴方もそうなのだろうか。 浴衣の裾を直しながら問いかける。 私がそうなっているのなら、 理由は分からないでもないのだ。 そうしてもう年齢的に そろそろここで火遊びできる年齢でも無いだろうと。 熟女、と言われるような年齢になってまで 色に耽けるのは………、無しでは、無いだろうけど。 むしろ姑と夫の近親相姦からの離婚案件とか 違法販売されたデータに六十代熟女とかあるから ない世界ではないけれども! ……、閑話休題。 今は、目の前の彼女と私の話であって。] (93) 2020/08/15(Sat) 7:40:15 |
【人】 空閑 千秋貴方は。まだ進めないの? それとも、進むかどうか迷ってる……? [なんなら、彼女の手を引いてどこかに座ってしまおうか。 話が続くならそれも良い。 無論、終わるなら見送る事になるだろうけど。]** (94) 2020/08/15(Sat) 7:40:40 |
【人】 空閑 千秋…じゃあ、あの時は? [あの、互いに肌を重ねたあの日。 私を慰めてくれ、そしてその代わりに口淫した そんなひとときを思い出して。 そっと、彼女の頬から顎に手を添えて そのまま私の方に向けたなら 静かに唇を重ねてみようか。 彼女のその鈍い感覚と。 どこにもいくことはできないという感覚と。 この宿の一夜の夢がどう繋がるのか、 私にはまだ分からなかったけれど。]** (102) 2020/08/15(Sat) 9:34:54 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a20) 2020/08/15(Sat) 9:37:37 |
【人】 空閑 千秋─和宮さんと─ …私と似たようなものなのね。 [彼女は体の感覚。 私は心の問題。 それぞれ抱えるものがあってここに癒されに来ている。 彼女と唇が重なったなら その細い腰を抱き寄せて、背伸びを支えよう。 ぱたん、とスリッパの音が鳴れば 彼女の背伸びが終わって、キスも終わったろうか。 いいえ。 私の方から身をかがめてもう少し口付けを。 唇を擦り合わせて、ちゅ、と啄んでから 舌先で彼女の唇を割って、舌先を探る。 頭の後ろへと手を添えながら更に奥へ。 腰に添えていた手は、柔らかな丸みへと。] …あなたのように綺麗な人でも 特定の恋人は、できないの? [それは純粋な疑問。 それとも、いる上でここに療養に来ているのか。 自分とは違う女性らしい女性なのにと 私は、こつりと額を合わせながら問いかけた。]** (106) 2020/08/15(Sat) 10:42:06 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a22) 2020/08/15(Sat) 10:56:39 |
【人】 空閑 千秋─和宮さんと─ 夢………か。 夢を見たいの? 日常から逃れて。 [体をすり合わせながら、唇を重ねて。 絡め合わせて小さな水音を奏でた後に額を重ねて 交わした言葉に更に言葉を紡ぐ。>>110>>112 夢を見させてくれなかったから。 いまこうして夢を見ようとするのか。 それは現実から逃げたいのだろうか。 ….それは過去から、今から、未来から? わたしがとらわれ続けているのは、過去。 あなたの場合はどちらなのだろう。] 私は、過去を断ち切れてないのかな。 ずっと、母に男として見られて、育てられて、 母の恋人役をさせられて。 …それを拒絶できなくて、でも、 今もうまく女性として立ち振る舞える気がしなくて。 私という形を、探してるのかも。 (125) 2020/08/15(Sat) 13:51:49 |
【人】 空閑 千秋[彼女に語らせるなら、と 私も私でなぜここに来ているのかを 端折りながらも語っていた。 そして目を閉じてこちらを向く彼女を抱き寄せ 空いた手で彼女の浴衣の裾を割る。 ツ………、と。指先が触れたのは下着か、下生えか。 意に介さず、指先が密やかに蜜の泉を探した。] (126) 2020/08/15(Sat) 13:52:44 |
【人】 空閑 千秋─桔梗の間─ ふふ、ここでの事はご内密に。 仕事が仕事なので、 弱みがない方が良いに決まってるんです。 [自分との邂逅を思い出したらしい相手に 悪童めいた笑みを浮かべて唇に一本指を立てた。 こんな所で淫欲に溺れるだなんて、 上に知られたらどうなることかわかったものじゃない。 是非、個人的嗜好で留めておいて欲しいものだ。 無論、ここに来ている人間が 進んで自分"たち"の秘密を暴露するとは 本気では思っていないけれども。] (132) 2020/08/15(Sat) 14:40:33 |
【人】 空閑 千秋─休憩所→部屋→ロビー─ […人というのは不思議なものだ。 この人はこうでもあの人はああで。 求められるものは様々に違ってくる。 中に出してと言った方が良いと言われたり、 そうされなかったりもするのだ。 私はぼんやりと舞戸さんの立ち去る背中を見送ってから 汚れた体をそのままに売店に向かう。 改めてお酒を買って、部屋に戻って身を清めて。 お酒と干菓子をそっと部屋の一角に並べると 一人、手を合わせた。] (211) 2020/08/16(Sun) 15:35:00 |
【人】 空閑 千秋[それから、少し仮眠をとって。 荷物の確認をしてからまた部屋の外へと出よう。 ポーチの中には色々と入っている。 ロビーに移動してコーヒーを手に入れたなら そこのソファに座って、ぼんやりしよう。 珈琲は夢の終わりに近づいた印。 夜明けはもう直ぐの頃合いだった。]** (212) 2020/08/16(Sun) 15:35:16 |
(a40) 2020/08/16(Sun) 15:37:03 |
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