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【人】 声無きを聞け マユミ喋れない少女は施設内を軽く見回ってきて、 使えそうなタブレットを数台、拾い集めてきたようです。 「使えるもの」の内に入るかもしれません。 とはいえ大半は重要な部分にロックがかかっているでしょうし、 バッテリーはまちまちな気もします。 少女もそれらに関しては「使いやすいメモ帳」 程度にしか認識していないようです。 1、2台を自分用に抱えながら、残りは会議室の机に置きました。 その後はパイプ椅子にいい姿勢で静かに座っています。 目だけがきょろきょろ、人々の声を追っているでしょう。 (6) 2022/05/30(Mon) 21:36:46 |
【人】 声無きを聞け マユミ画面をなぞって、誰にともなく画面を見せています。 『そういえばお腹空かないのです』 『街で噂の最新サプリとかいうのでも貰ったのです?』 『プロジェクターが置いてある部屋はあったのです』 『タブレットもそこから頂いてきたのです』 『お手洗いみたいなドアもあったのです』 『用がないので中は見なかったのです』 『触らぬ神に祟りなし』 画面を文字が流れていくでしょう。 (9) 2022/05/30(Mon) 21:58:49 |
【人】 声無きを聞け マユミ褒められて、伊縫の方を凝視しています。 それはそれは、ぢっ…………………………と。 不意にタブレットをなぞって、画面を見せました。 『v(╹◡╹)』 嬉しかったようです。 タブレットを下ろしたら人々を見回して また画面をスライドスライド。 『弓矢があればもっとよかったのですが』 『流石にパッと見つからない気がするのです……』 『一応僕も多少足腰には自信があるのですが』 『見ての通り意思疎通に難アリなので』 『自分でも僕と組むのはどうかと思うのです』 それでも、一人で知らぬ間に消える状況は避けたいようで。 『次に行く時は誰かと一緒に行くのです』 タブレットが文字を流しました。 (14) 2022/05/30(Mon) 22:35:57 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>15 ナオアキ 頷いて渡すでしょう。 一番最初に見つけた端末なので、 便宜上『端末0』と登録されました。 『そういえば僕のいつも使っているタブレットも どこかにあるかもなのです。 見つけたら外への連絡が出来るかもしれないのです。 望み薄な気はしますが。見つけたら教えて欲しいのです』 弓矢共々別所に隔離されている可能性も高いのですが。 (17) 2022/05/30(Mon) 22:49:00 |
【人】 声無きを聞け マユミ『じゃあ曲がった鉄パイプとコンドームと プラスチック筒辺りの調達をお願いするのです』 ほんとに作りかねません。 そんな余裕があるかはともかく。 『相互安心◆激しく同意◆実際危険な』 胡散臭いキャッチコピーのようなものが画面を流れています。 (19) 2022/05/30(Mon) 23:03:12 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>22 ナオアキ 画面をたぷたぷ。 『移動中で電源切ってたので多分鳴らないのです……』 『お心遣いに感謝するのです』 >>20 ロク 画面を少し遠くのあなたに向けています。 文字はぐっと拡大して。 『……無理はしないように、お気をつけて、です』 『ノシ』 特に止める様子もないようでした。 (26) 2022/05/30(Mon) 23:14:43 |
【人】 声無きを聞け マユミ『 よく伸び、束ねると頑丈で、用途も多いのです 』女子の発言がこれでいいのでしょうか。 いいのでしょう。今は緊急時ですので。 『ひとまずお留守番してるのです。 何かあったらタブレットに メッセージでも送ってほしいのです』 言う間に、残ったタブレットにも 端末0を登録したようです。 (30) 2022/05/30(Mon) 23:28:25 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>31 カジヤマ(表示名) タブレットをてちてちして、 そちらに画面を向けています。 『声出ないのです。風邪ではないのです。 カテゴリ的には病気なのです。 慣れたのでへーきなのです。 ご心配ありがとうございます』 頭を下げて感謝の意を表しました。 >>32 ヌイバリ 歌うような褒めに身体を左右に揺らしています。 嬉しそうついでにまたぢっ…………と見ました。 『寝る場所、大事です。ところで伊縫様。 以前どこかで会った事があるのです? なんだか聞き覚えがある気がするのです、 その歌みたいな褒め方』 薄っすら目を細めて、思い出そうと頑張っています。 何分、見た目は随分違うし10年くらい前ですし。 (33) 2022/05/30(Mon) 23:51:42 |
マユミは、指をぱきぱき。結構な速度で入力していますから。 (a6) 2022/05/30(Mon) 23:57:23 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>35 カジヤマ 『黒電話。今日び聞かない表現なのです。 実家で実物を見てなかったら迷宮入りだったのです』 あわやカルチャーショックでした。 アラームに黒電話のようなベル音を設定する仕草が見えます。 『あんまり大きい音出すと変なのが来るかもしれません。 緊急時以外は使わないようにするのです』 唇の前に指を一本立てるジェスチュアを見せました。 (36) 2022/05/31(Tue) 0:12:31 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>45 ヌイバリ 『どこ住み?てかSNSやってる?w』 口角を僅かにあげて半笑いで画面を見せています。 遊んでいる場合ではないのですぐにひっこめました。 『冗句はさておき。10年前だと僕は6歳。 妹と一緒に神社の手伝いをしてた頃なのです。 伊縫様、もしかして昔は髪が短かったのでは? そうならたまに参拝にいらしていた方に似ているのです』 小さく首を傾げています。 (49) 2022/05/31(Tue) 10:43:22 |
【人】 声無きを聞け マユミ諸々、会話がひと段落した後の事です。 >>48 コゴマ 塩ビや細いパイプを切れば、矢の代わりになるかも。 そんな風に考えたのでしょう。 画面をたぷたぷしながらその後ろについていきます。 『手空きなのでお手伝いするのです』 そう見せました。 (51) 2022/05/31(Tue) 11:18:44 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>52 ヌイバリ 『草』 笑っているようです。本人は無表情ですが。 『なるほど。あのお兄さんだったのです。 妹がかくれんぼに参戦した結果 後で僕がメチャクチャ怒られたのを思い出したのです』 変な記憶が呼び起こされてしまいました。 『それにしても随分なイメチェンをなさったのです。 全く気付きませんでした。 意外な場で再会というのもありますが』 こてんこてんと首を傾げています。 視線はあなたの三つ編みおさげに。 (53) 2022/05/31(Tue) 11:56:31 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>57 コゴマ 頷いて、ついていくでしょう。 相変わらずタブレットをなでくりまわして、 警戒歩行もひと段落した頃に画面を見せました。 『聴覚:問題なし 補聴器:聴唖につき不要 メッセージ通信による連絡:タブレットがあれば可能』 あなたの性格上余計な修飾は要らないと思ったのでしょう。 簡素なまとめ書きがそこにありました。 まとめ書きには続いて、 『基本方針:いのちだいじに 探索目標:裁断機および細いパイプ・塩ビ 危険物発見時:タブレットによる報告及び撤収』 というふうに大まかな探索方針が記されています。 『指示の際毎回タブレットを操作するのも手間でしょうし、 「何か潜んでそうな所を見てこい」のような 危険及び僕には難しい指示以外には基本的に従うのです』 最後にはそんな言葉も添えてあるでしょう。 読み終えたなら、タブレットを和装の懐に押し込んで むん、と気合をいれるようなポーズをして見せました。 (63) 2022/05/31(Tue) 18:49:41 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>60 ヌイバリ 『大変お可愛らしくてよろしいかと思うのです』 ふっ、と吐息だけで小さく笑いました。 『お気になさらず。今は何しても怒る者もいませんし、 妹も色々と楽しんでいると思うのです。 さて、少ししたら僕も探索側に入ってくるのですよ』 画面を見せて、瞑目しながら微笑みました。 これから少し後、古後さんについて部屋を出ていくでしょう。 (66) 2022/05/31(Tue) 18:57:23 |
マユミは、しまった傍からタブレットが震えてびっくりしちゃいました。 (a17) 2022/05/31(Tue) 19:08:14 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>73 コゴマ ひとつ頷いて、部屋の外周沿いに あれやこれやと見繕っています。 そのうち1台の裁断機を見つけるでしょう。 卓上型の裁断機で、ゆるく曲がった刃は 埃を被っているけどぴかぴかです。 側面だか下部だかのラベルには重量25kg、 アルミ切断可などと書いてあります。 少女は刃がきちんと固定されている事を確認すると、 それをずりずり引っ張ります。 卓上から三分の一くらい引き出せたら、 ぐっと力を込めて持ち上げました。 1、2歩よたつきましたが、持てない事はなさそうです。 細い腕をちょっとだけぷるぷるさせながら、 裁断機を抱えてあなたの元へ戻ってくるでしょう。 (77) 2022/05/31(Tue) 20:27:12 |
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