【人】 半淫魔 メレフ―二日目 市場街― [祝祭の雰囲気に、人々が浮かれ騒ぐ間を縫って歩く。 ――どうにも、思考がまとまらない。 向日葵の店長との約束、人形屋への商品受け取りの件、そして昨日のラヴァの事。 やらなければいけない事と、果たしてひと時でも彼女の手助けになれたのだろうかと、二つが頭の中でぐるぐると渦を巻く。] いかんな、散々ラヴァに語っておいて、己れがこの様じゃ恰好がつかない。 [雑念を振り払う様に、頭を振る。 ――いい加減腹も空く頃合いだ、さっさと何か口に入れなければ。 そうして、どこか腹を満たせそうな場所を目指して歩くのだった。*] (49) 2021/12/12(Sun) 10:32:43 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a10) 2021/12/12(Sun) 10:33:49 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a12) 2021/12/12(Sun) 11:58:04 |
【人】 半淫魔 メレフー市場街ー [掛けられた言葉に振り返る。 声の主は、前夜祭の人形の一体。 今まさに頭を悩ませていた、店長の商品受け取りの件についてであった。 目の前の彼女からの言葉では詳細までは把握しかねるが、あちらも何やら考えているらしい。] ーー準備していた物なんだが、色々あって無くなってしまってね。 それでよければ、今すぐ向かう。 [彼女たちと、店長は繋がっていると言う。 ならば、この言葉も店長に伝わるだろうか。 どちらにせよ、自分の件で店長が悩んでいると聞いて仕舞えば、さっさと向かって解決した方が自分にとっても良い。 最低限の言葉だけを伝えて、さっさとその場を後にする。 裏街で待つ人形屋の店長の元へ向けて。*] (99) 2021/12/12(Sun) 15:19:25 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a21) 2021/12/12(Sun) 15:20:40 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a26) 2021/12/12(Sun) 19:15:00 |
【人】 半淫魔 メレフ―裏街 「人形屋」― 待たせたね、店長。 [再び訪れる事になった店内は、相変わらず店主が一人きり。 けれど、あの時と違うのは店主の表情。] タイミングが悪かったか? [注意せねば気付かない程微かに、彼女の頬が強張っている。 先日彼女の表情を見ていた事、商売柄相手の顔色を見るのに長けていた事が幸いした。 彼女の事情を根掘り葉掘りすることはしない。 幸い、昨日はたらふく魔力を味わったことで腹には余裕がある。 多少そこらで時間を潰す程度なら、何も問題は無いが。*] (134) 2021/12/12(Sun) 19:31:44 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a27) 2021/12/12(Sun) 19:33:51 |
【人】 半淫魔 メレフそうか、来てはダメだったかと少し心配した。 [店長の様子は、先日とは微かに、けれど明らかに違う。 何かがあったのだろうが、わざわざ問い詰める必要もあるまい。] 約束通り、店長の精気を貰いたいんだが。 己れはどうすればいい?それとも、己れが決めた方がやりやすいか? [さっくりと商談に移る。 ――昨日の一件で腹が満たされているとはいえ、こうして彼女を見ていると腹が減る。 彼女もまたラヴァやイクリールと同じ、上等な精気の持ち主であるから。 淫魔の本性に導かれるまま、求めるものを得ようとする。*] (136) 2021/12/12(Sun) 20:01:40 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a29) 2021/12/12(Sun) 20:04:37 |
【人】 半淫魔 メレフ―祭り2日目 裏街 「人形屋」― ――支払いというより、己れは二人で食事に来たぐらいの感覚だからな。 せっかく一緒に食べるなら、なるべく互いの好みに合わせた方が楽しい。 当たり前だと思ったが、言葉が悪かったかな。 [精気を貰うにも、相手がより興奮している方がこちらも吸収できる量は多くなる。] 店長を選んだのは、「一番美味しそうな料理」だったからだな。 あの時は。 今は別の理由で、店長がいいけれど。 [彼女の事情はわからない、詮索もしない。 所詮流れの職人、何事も必要以上に干渉しない方がいい。 けれど、今の彼女はなんとも人間らしいもので、こうして話していると楽しい。 始めて会った時とは、まるで違う様子だ。] (152) 2021/12/12(Sun) 21:16:28 |
【人】 半淫魔 メレフ今の店長ならからかうと面白そ――…、もとい、一緒に食事をしても楽しそうだ。 でも、本当に己れに支払方法を任せていいのか? こう見えても半分淫魔だ、もしかしたら目いっぱい恥ずかしい目に会うと思うが、本当に後悔しないか? [意地悪に問いかける。 もっと、彼女が恥ずかしがったり、慌てたりする姿を見たい。 そう思ったから。*] (153) 2021/12/12(Sun) 21:16:40 |
【人】 半淫魔 メレフ── 向日葵:イクリール ── 己れは、ちゃんとラヴァの願いに答えられたんだろうか? [夕暮れ時、すっかり赤くなった陽が差し込む中で、店の主に質問をする。 めずらしく眉根に皺を寄せて、うんうんと頭を悩ませている。 イクリールとラヴァが友人だという事は知っていた。 どうやって知ったのかは、彼女たちのどちらかから聞いたか、それともたまさか見かけたか、それは忘れたけれど、そんなところだったと思う。] (172) 2021/12/12(Sun) 22:12:42 |
【人】 半淫魔 メレフラヴァに、 「己れ以上に彼女を理解してくれる人」 が出来てくれればいい、己れはその間の繋ぎでいい。――…そう思ってたんだけど、結局己れがやった事ってただ淫魔として腹を満たしただけで、何の助けにもなってないような…。 [思考が、頭の中でまわる。 黙ってただ女を抱くことだけを考えていられれば、楽だったろうに、我ながら面倒な性分だ。] ―――…店を騒がせて申し訳ない。 相談できる人がおねぇさん以外思いつかなくてさ。 そろそろ腹も減る頃合いだし、宿に戻るよ。 [これ以上、彼女に迷惑はかけられない。 店の出口に向かって、歩みを進めようとする。*] (173) 2021/12/12(Sun) 22:12:51 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a30) 2021/12/12(Sun) 22:15:16 |
【人】 半淫魔 メレフ―祭り2日目 裏街 「人形屋」― [「この話を、無かったことに。」 彼女の言葉には少し驚いた。 ――前夜祭での彼女は、もっと淡々としていた。 そんな事を言うようには思えなかったから。] そうだな、なかった事にはできない。 実際、ここで食事をとらないと今日中に腹が減る。 [彼女の言葉を、きっぱりと否定する。 ラヴァから得た精力も、無限ではない。 今日の夜までには、食事にありつけなければ枯渇してしまうだろう。 だから、ここで食事にありつけないのは非常に困るのだ。] (209) 2021/12/12(Sun) 23:18:09 |
【人】 半淫魔 メレフ――そうだな、ゲイザーのパイ屋でいいや。 ミートパイ以外にも、グラタンやらアップルパイやら色々あるんだ。 いつまたエオスに来れるかわからないから、今の内に食い溜めておきたい。 最初に伝えておいただろ、「飯代になればいい」ってさ。 ――流石に食事まで嫌だとは言わないよな? [彼女の返事を待たず、さっさと歩みを進める。 彼女が何に悩んでいるかは知らない、解決しようなんて毛頭思わないし、思えない。 けれど、美味い食事を共にすることぐらいはできる。 少なくとも、今はそれでいいと思う。] (210) 2021/12/12(Sun) 23:18:25 |
【人】 半淫魔 メレフ[もっとも、パイ屋でテーブルを埋め尽くすほどの料理を頼んで、軽く平らげてみせた後にテイクアウトまで頼んだのは、また別のお話。**] (211) 2021/12/12(Sun) 23:18:35 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a34) 2021/12/12(Sun) 23:19:55 |
【人】 半淫魔 メレフ── 向日葵:イクリール ── ――「ラヴァが決める事」。 うん、おっしゃる通りです。 [薄々わかっていた事、そのものズバリを言われてしまった。 これからラヴァがどうするかは、彼女自身が決める事。 自分なぞが、横から口を出していい問題ではない。 それでも、やっぱり心配なものは心配だが。] (220) 2021/12/12(Sun) 23:42:25 |
【人】 半淫魔 メレフ報酬。 今でいいの? [彼女の言葉を反芻する。 意味が分からない程、鈍感ではない。 店から漂う性交の香り、店主から感じ取れる強い精力。 どちらも自身の血を騒がせる。] (222) 2021/12/12(Sun) 23:42:46 |
【人】 半淫魔 メレフ── 向日葵:イクリール ── 大丈夫、おねぇさんを傷つけるようなことはしない。 ただ、一つだけ。 お互いが楽しむ為のスパイスぐらいは、いいでしょう? [そっと彼女の傍へと寄ると、ローブの隙間から彼女の首元へ指を差し入れる。 途端、彼女の首元に細い鎖を模した紋が浮かび上がる。] 「淫魔の虜囚」の紋――淫魔が、自身の食事として選んだ相手に刻む。 主となった淫魔に触れられたり、体液に接触したり、命令に従う事に陶酔するようになる。 ただし、あくまで 従う事に快感を得られるだけで、抵抗する事にはリスクはなく、短時間で消滅する。 (242) 2021/12/13(Mon) 0:19:22 |
【人】 半淫魔 メレフ――おねぇさん、純粋に気持ちいい事が好きなタイプでしょう? じゃなきゃ、この店の中にこんなに濃い精気が溢れてるわけない。 だったら、なるべく気持ちよくなれるようにしてあげた方がいいかなってさ。 [ただ純粋に、快楽だけを求める関係。 そういった立場の方が、彼女は楽しめるのではないか。 そう思ったから。] (243) 2021/12/13(Mon) 0:19:51 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a44) 2021/12/13(Mon) 1:21:15 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a47) 2021/12/13(Mon) 13:53:26 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a49) 2021/12/13(Mon) 17:01:37 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a52) 2021/12/13(Mon) 20:27:50 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a53) 2021/12/13(Mon) 21:23:13 |
(a61) 2021/12/13(Mon) 23:40:05 |
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