双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a3) 2020/07/15(Wed) 1:33:56 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 天野の部屋 ─ [雪菜は備え付けのタオルケットと 救急箱に入っていた絆創膏を持ってきて。 タオルケットは裸の姉、吹雪に掛けてやり 絆創膏は天野に手渡す。] 『噛み傷はバイ菌が入りやすいので よく水で洗ってきてください。』 [雪菜はどことなく満足気な顔をして 天野にそう言った。 姉をチラリと見る視線は どことなく柔らかさを感じるだろう。]* (9) 2020/07/15(Wed) 10:23:28 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・天野の部屋 ─ 『無理はしてたでしょうね。 時雨さんは遠慮なしに最後動いてましたし』 [>>11くすくすと笑いながら言うが 特別強く責めたい訳ではない。 時雨がバスルームに向かったのを見つめ ベッドの上にいる吹雪の髪の毛を さらさらと撫でる。] 『…………くふ』 [すっ、と立ち上がって 音をあまり立たぬままドアの方に歩き バスルームで流される水の音を聞きながら 雪菜はそっとドアを開けて、そのまま廊下に出た。 ガチャ、とドアが閉まる音。 ゆっくりと歩いていれば、 ぁ。下着をソファに置いたまま、なんて 呑気に思いながら、雪菜は楽しそうに鼻歌を歌いながら 天野の部屋から離れて行こうとした。]* (12) 2020/07/15(Wed) 11:59:31 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 回想・204室内 ─ 『……ふ……。』 [>>16溢れるような小さな笑み。 ルームサービスの下りはその通りで。 もう何度か、この催しには参加するつもりで (共に行ってくれる男が居ないといけないが) スタッフと懇意にしておけば、何かと良いことが あるだろうという気持ちもあった。 事実、次回の4回目の時には 雪菜は数人のスタッフと褥を共にしていた。 それなりに顔を覚えられたと思っている。] 『ん……ぷ……ぁ……』 [少し驚いたのは ホットレモンを御子柴が口移しで こちらに飲ませてきたこと。 けれど喉をこくりと鳴らし 薄く感じるレモンの味を覚えれば お礼とばかりに唇を長く触れさせ 去り際に、ちう、と下唇に吸い付いた。] (18) 2020/07/15(Wed) 13:37:37 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『…………』 [御子柴の>>17言葉には 何か答えることはなく、ただこくん、と首を縦に振る。 慣れた手付きは流石と言うべきだろうか。 冷えた氷枕は首元にあたり、効率よく身体の熱を下げるだろう。 それを見ながらも 濡れてタオルを雪菜のそばに置く時 御子柴の手を掴む。] ・・・・ 『貴方も熱っぽいですよ。 少し休んでいたかれた方が良いんじゃないですか?』 [少し肌が顕になった手首のあたりわ掴みながら そんなことを言う。 首元をくつろげて、汗の浮かんだ胸の谷間をチラリと見せて 御子柴の気を引こうとする。 弱っていた自分は、また一人になるのを嫌がって。 ]*そこで一番手慣れた手段に走るのは 他に人を繋ぎ止める術を知らないからか (19) 2020/07/15(Wed) 13:38:12 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a10) 2020/07/15(Wed) 13:43:01 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a12) 2020/07/15(Wed) 14:41:50 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 過去・204室内 ─ 『ふふ、本当?』 [>>23初め、雪菜は 自分の誘い通りに男の足を止めることに成功したと喜び 薄く笑みを浮かべた。 けれど自分の手を 行儀良く布団の中に戻されると 不思議そうに目を丸くした。 タオルで拭かれる時も 事務的だったり、慈しみがあったりするも 邪な動きなど無くて。 むむむ、と頬を少し膨らませて 思い通りに行かないイラつきを溜めたけれど ……ふ、と息を吐くと その子供じみた思いを自覚して、冷静になる。] 『…………ん。』 [ベッドの端から中央。 中央から、もう少し動き。 空間を開けると 布団を少し持ち上げて、御子柴の方を見た。 (24) 2020/07/15(Wed) 17:20:47 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[誘おうとはもう思わず 自分に素直になりながら 人の温もりを求めたが 病人のベッドなので汗をかいたり あまり清潔なものでは無い。 拒否されたら、手を握って欲しいと言い あの手この手で、わがままを通そうとするか。]* (25) 2020/07/15(Wed) 17:21:06 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・天野の部屋 ─ …………。ぅ。 [それは何時ごろだったか。 目をしぱしぱと瞬きさせながら 部屋の中の明かりを眩しそうに見つめる。 覚醒していくと共に ずきん、と下腹に痛みが走る。 顔をしかめながらも、吹雪はとある顔を探す。 裸のまま掛けられていたタオルケットを 胸元に手繰り寄せ、身体を起こすと キョロキョロと顔を動かすが] ………… 天野さん? [部屋の中にその姿はなく>>22 スーツが痕跡として残される以外は どこにも誰も居なかった。 そして妹の姿も無いのに遅れて気付き 胸に暗い思いが灯る。 二人ともどこかに行っただけ。 特に妹の雪菜が、私一人を置くことなんか …………しないと、思う。] (26) 2020/07/15(Wed) 17:46:17 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[裸のまま、タオルケットを胸に押し付けて そっと、ベッドから降りる。 ズキズキとする身体で、天野のスーツがある所まで行くと それを手にすると、ぎゅぅ、と両手で握りしめた。] ………… どうして、居てくれないの? [震えた声は、一人だけの部屋では 誰の耳に届くことも無かっただろう。]* (27) 2020/07/15(Wed) 17:46:36 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a17) 2020/07/15(Wed) 17:48:52 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 過去・204室内 ─ 『………………分かってますよ。』 [>>28御子柴の言葉には、少しツンとした声を返しつつも 人にうつさないように、と言う言葉に頷く。] 『……な。。なんですか。』 [頬をぷに、と突かれれば よく意味が分からないと、疑問符を頭に浮かべながら 今はされるがまま。 我儘を聞いてもらった側だから 少しの非礼には目を瞑るつもり。] 『そんな符丁があったんですね。』 [先程から 御子柴の雰囲気が違うのは 言葉遣いが変わったからか。 ふぅん、と思いながら 雪菜は手を彼の胸元に伸ばすとその服を軽く握る。 皺にならない程度に……とは思うが難しかったかも。 それから瞳だけを閉じ] (30) 2020/07/15(Wed) 22:12:22 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『エイト………… くふ…………駄洒落じゃないですか』 [そう言って 雪菜は横向きに身体を寝かせながら ゆっくりと眠りに落ちていった。 すぅ、すぅ、と小さな寝息を立てて 服を掴んでいた指の力も幾らか弱まる。 それから何もなければ ──何かあっても、雪菜は夕方ごろまでは起きなかった筈だ。 異性と共に眠りながらも 手出しをしなかったのは、初めてのことだっただろう。 雪菜はそれから、4回目の催しで 8番のメニューが食べたい。と口にした筈だ。 その時雪菜は人が変わったように 御子柴の事を強く求めて、いつも通りの雪菜として 振る舞っただろう。 今この時の、風邪をひいた私は 夢か幻だったかのように。]* (31) 2020/07/15(Wed) 22:12:37 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目夕方・204室内 ─ >>32[呼び鈴が聞こえた。 吹雪は涙を流して スーツに染みを作ってしまっていたのに気付き 慌てて服をソファに下ろす。 それから、先ほど聞こえた呼び鈴の音。 まさか、と思う。 タオルケットで前面だけを隠した裸体で パタパタと素足で扉に向かう。 『ルームサービスでございます』……そんな言葉も 今の吹雪の耳には入って来なかった。 きっと外に、彼が待っているのだと思って 流行る気持ちを抑えるのに必死だったから。] ─────あま、の…… さん [けれど扉を開けた先にいた男の人は 期待していた男ではなかった。 それを目にした時、ぺたん、とその場に 座り込んでしまった。]* (34) 2020/07/15(Wed) 22:39:38 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目 天野の部屋 ─>>47 [茫然自失とした様子でへたり込む吹雪。 >>46御子柴はその吹雪の顔に、見覚えがあったかもしれない。 身長はもっと低く、こんなショックを受けた顔を見せた事は無かっただろうが。] …………いや。 ……話したくない。 [お姫様抱っこで運ばれるのに抵抗せず けれど、スタッフに話すのを拒む。 ベッドまでか、ソファまでか運ばれて 吹雪は御子柴の服を掴んで離さず ともすれば一緒に柔らかな寝具や家具の上に 引き込んでしまいかねなかった。] ……ルームサービスを呼んだ覚えはないの。 眠ってたから。 ……誰かが、呼んだの? [両手でしがみついているのは 見知らぬ男でさえも、離れて部屋の外に消えていくのが 何かを想起させるようで恐ろしかった。]* (60) 2020/07/16(Thu) 19:02:43 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目23時50分・屋外オープンデッキ ─ [黒い海の上を 煌びやかな船がざざ、ざざ、と進む。 星や月の灯りを除けば 船以外に一切の光のない闇の中の航海。 深淵のような海を見ていれば そこに引き摺り込まれてしまうよう。 屋外のオープンデッキで オレンジジュースの入ったグラスを片手に 吹雪は立っていた。 潮風が髪を靡かせる。 ベタつきを覚えるその風は 正直、苦手。 けれど、地面から離れたこの船の上では 現実の生活を思い起こさせるものはない。 テレビだけが外界の事を伝えてくるけれど スイッチ一つでその繋がりも断ち切れる。 ネットも同じ……死刑囚が逃げただの何だのと、対岸の火事どころか、その対岸すら今は遠く……。 長めのカーディガンを羽織り その下は、黒のベビードール。 着の身着のままで出てきたのか、 船内の室内用のスリッパを履いて。 (62) 2020/07/16(Thu) 19:47:11 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[寝室ですらなかなか見ない 扇情的な格好で外にぽつん、と立っている。 つい先ほどまで雪菜は男と寝ていた。 40代ぐらいの男で 『首を絞めると、締まるんだよ』なんて言って 雪菜の首を絞めながら、腰を振っていた男だ。 別に雪菜は襲われたとかではなく 合意の上でそんな事をされた訳だが。 確かに意識がトぶ瞬間は気持ちが良かったけれど 何度もやると頭がおかしくなりそう。 絶倫だったのか、歳を感じさせる事もなく 今の今まで雪菜は男に組み敷かれ、組み敷いて 快楽の中にどっぷりと浸かっていたわけだけど。 どことなく、つまらなそうな顔をしていたのは 雪菜の普段の顔を知る人間なら気付いただろう。] [この気持ちが続くようなら 部屋に帰った後に、8番のメニューでも頼んでみようかと 雪菜が思っていれば、携帯にメッセージが来ていた。>>41] (63) 2020/07/16(Thu) 19:47:47 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『…………』 [雄吾にメッセージを返そうとして、やめた。 メッセージに返信する時間もない というのが一番、『楽しんでいる』と伝わるだろうから。 カーディガンのポッケに仕舞い込みながら 暫くは潮風の中、その闇に佇んでいただろう。 誰を待つ訳でもなく。]* (64) 2020/07/16(Thu) 19:48:02 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a34) 2020/07/16(Thu) 20:10:27 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a38) 2020/07/16(Thu) 22:51:50 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・天野の部屋 ─ [>>65バスローブの柔らかな感触を肩に感じて 漸く自分が裸同然だと言うことに気付く。 それを恥ずかしいと思う気持ちはあれど 慌てる程の気力は今の吹雪には無かった。] ……おはよう。 …………そう。 [会話をしていると、先程の物腰丁寧な口調から 少し、というか割と砕けた口調になっている気がしたが なんとなくそちらの方が話していて気は楽だった。] ……………… うん [男に言われた言葉に 吹雪は声を震わせて、小さく頷いた。 途端に涙が溢れてしまうのを タオルケットを掴んで目元に押し当てる。 わっ、と泣き出さなかったのは そんな元気も無かったからかもしれない。]* (78) 2020/07/16(Thu) 23:00:15 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・天野の部屋 ─ [>>86涙を零していれば、男に抱きしめられる。 柔らかく、泣いているのを 優しく包んでくれるかのように。 髪の毛を撫でられながら 吹雪は手をゆっくりと男の背中の辺りに回し 弱々しく掴むと、その胸の中で嗚咽を漏らす。 見知らぬ男に、こんな姿を晒して あまつさえ、胸に暖かいものを感じてしまう 自分の底浅さに少し嫌気が差した。 それでも誰かに頼りたくて 吹雪は男の優しさに甘えた。] …………。 [10分には行かないだろう。 けれど吹雪にとっては長い間涙を流していて 漸く顔を上げた時には目元が軽く腫れていたか。 手の甲でぐし、と涙を拭く。] ……ごめんなさい。 ありがとう。 [鼻声になりながらもスタッフにお礼を言う。 漸く男の顔を見た気がした。]* (89) 2020/07/16(Thu) 23:44:05 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・オープンデッキ ─ 『仲は良いですよ。 こんな場所だから私がリードしてますけど 本来、姉さんの方がずっと出来た人間なんです。』 [>>91確かに雄吾と会う時は 親戚の集まりだし、吹雪と一緒にいることは多かっただろう。 大学でもある程度つるんでいるけれど。 姉が私にべったり頼りきりと言うことはない。 私が姉に意図的に近くにいようとしてるのはあるけれど。] 『姉は私よりも大抵の事はよく出来るのに 男の人を見る目が無いんです。 みんな、みんな。私に目移りする奴らばかり。 みーんな、お姉に相応しくないんです。 その意味で、良さそうな人を見つけたので 寂しいけど、良い夢なんです。』 [くふくふ、と雪菜は笑う。]* (95) 2020/07/17(Fri) 0:00:32 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[天野の言葉を聞いた時 やっぱり雪菜は笑った。 あぁ。 ・・ まだまだお姉は私が居ないとダメだなぁって。] 『────。』 [近づいた天野の服を掴む。 強く引っ張り、余程抵抗されなければ 雪菜はそのまま唇を重ねる。 雪菜の服は、>>62外に出た時の黒いベビードールで 屈み込んだ時に、その大きな胸の谷間も見えるだろう。 勿論意図的に。 この人が、私に釣られちゃう人で、良かったなぁ…… お姉は私が支えてあげないと、やっぱり、ダメだね。] 『時雨さん』 [会いたいと言っていた割には 帰った方がいい?だとかなんだとか。 姉のことまで引き合いに出しながら 優柔不断なことを口にしてる。] (98) 2020/07/17(Fri) 0:14:47 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『……会いたかったんでしょ? 顔を見れば、それで終わり?』 [私は、そっと彼に寄りかかり その顔を見上げながら、囁く。] (99) 2020/07/17(Fri) 0:15:21 |
【人】 双子 吹雪/雪菜…………御子柴さんに 抱いて欲しい、って言ったら…… …………嫌かな? [不安そうな瞳で、その男の方を見る。 女なりの理屈はある。 けれど弱った状態なのも確かだ。 どう答えるかは、優しい男の反応を待つ。]* (107) 2020/07/17(Fri) 0:38:13 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『そんな物好きが居たら考えますけど。 私と寝た人の言葉は信用しませんよ? 睦言がどれだけ嘘偽りに塗れているのか 私自身が一番よく知ってるので。』 [>>108私と夜を共にしない人間の言葉であれば、あるいは。 ただ、雄吾が聞いているのは そう言うことじゃない気がした。 でも私はそれ以上会話を続ける気はなかった。 だって、雄吾は怒ったけれど ちゃんとお姉、吹雪には相応しい相手が現れたんだもの。 私の誘いに乗らずに、お姉を抱いてくれた人。] [掴まれたカーディガンを引っ張って 破けてしまえばそれでも構わない。 雄吾から離れるとそのまま船内に戻り 自分の部屋に向かっただろう。>>80 力づくで止められるなら、近くのスタッフを呼んで 対応してもらう。 そのまま潮風を背に受けながら 別れることができたはずだ。]* (111) 2020/07/17(Fri) 0:59:33 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・204室 ─ ………………ごめんなさい。 [>>112男の言葉を受けて 吹雪は自分の発言の非礼を謝る。 当然の話であるし、怒らないだけでも 彼は立派な人間だと思う。] ……わたし、吹雪って言います。 ……服、ありがとうございます。 涙も……助かりました。 [頭を下げるのは、今度はお礼を言うために。 そして、わたしはもう一度だけ ぎゅう、と彼を抱きしめると。 いち、に、さん、とゆっくり時間を数えて それから離れた。 布団の中に入り、目だけを彼にやって。] おやすみなさい、御子柴さん。 [そうして瞳を閉じて 吹雪はもう一度疲れた精神を休めようと 眠りにつくのだった。]* (114) 2020/07/17(Fri) 1:17:24 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 1日目・204室 ─ [吹雪が御子柴を誘って確かめたかったのは 自分は抱かれた男を好きになっただけなのでは ないかと言う疑問のため。 御子柴に抱かれて 胸の内が暖かくなるようなら それは錯覚なのだと、気付けたから。 それも、小さな頭で考えた 机上の空論でしか無かったかもしれないが。] (117) 2020/07/17(Fri) 1:50:00 |
【人】 双子 吹雪/雪菜エイト………… ふふ…………駄洒落じゃないの。 分かったわ、ハチばんさん。 [その時、男が来てから初めて吹雪は笑った。 駄洒落と言ったら、髪をくしゃくしゃとされたので 頬を膨らませて、ちょっと怒ったフリ。] …………分かった。約束するわ。 ハチばん、さん。 [瞳を閉じて眠りに落ちる前に 柔らかな唇の感触を覚えた。 その口付けは心を昂らせる事はなく きっと親にされたお休みのキスのように 心を落ち着かせるものだっただろう。 私は心を安らげながら眠ることが出来たのだった。]** (118) 2020/07/17(Fri) 1:50:45 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『…………ぇ』 [>>120その言葉を聞いた時 雪菜は分かりやすく動揺を見せただろう。 これからのことを考えていた。 天野とどう夜を過ごそうかとか 寝た後に、姉の元に帰ってあげて慰めてあげないと、とか。 服に絡めた指先が するりと解かれて、男が離れていくなど 想定もしていなかった。 ぽかん、として 男が去っていくのをずっと見つめていた。 角に消えて、見えなくなった辺りで 雪菜はふるふると震え、顔を赤くして。] 『もぉー!なんなのよぉ!』 [姉と似た口調で──子供心に姉よりも大人びて見えたいと背伸びして丁寧に話すようになった── カーディガンの裾を掴みながら 幼い子供の癇癪のように、廊下に響き渡る声で叫んだ。]** (129) 2020/07/17(Fri) 7:38:05 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 目が覚めたとき ─ [>>121それは4時か、5時頃の早朝。 目が覚めた時に吹雪は一人で居るものだと思っていた。 >>122だから天野の姿を見つけた時 驚きはしたけれど、喜びは抑圧される。 「ここに来るのはやめておきな」>>115 おそらくこの船に最も精通するスタッフ達の 一人に言われたこと。 ここで一喜一憂しても きっと疲れるだけだ。 少し離れて眠る天野の額にそっと口づけを。 良い夢が見られますように、と。 バスローブを羽織りながら 自分の服を手の中に抱え込み 吹雪は出来るだけ音を立てずに部屋を出て行った。 自室に帰れば 妹の雪菜は、青と白のジェラピケを着て すぅ、すぅと寝息を立てている。 ソファには黒の、なんだか凄い下着があるけれど こんなの持ってたかしら。 (132) 2020/07/17(Fri) 8:05:54 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a47) 2020/07/17(Fri) 8:58:43 |
【人】 双子 吹雪/雪菜─ 2日目・S室 ─ 『お姉、風邪!?』 [雪菜は驚いた顔をして 姉の顔をまじまじと見ていた。 姉の姿は普段と変わりないし、触った感じも熱はないのだが こほ、こほ、と咳き込んでいるところを見ると どうやら軽い風邪みたい。] (138) 2020/07/17(Fri) 11:52:10 |
【人】 双子 吹雪/雪菜うん。 だから、わたしは寝てるね。 [姉は口元を覆って なんだか具合悪そうな顔をしてる。 だから雪菜は、看病しますよ、と言ったけれど 移すと悪いから、と 部屋の外に追い出されそうになる。] (139) 2020/07/17(Fri) 11:52:35 |
【人】 双子 吹雪/雪菜はいはい、早く行きなさいっ……! [吹雪は、ぐーっと妹の背中を押して 部屋の外に出す。 がちゃ、とオートロックがかかり 吹雪は、ふぅ、と一息つく。 元に戻り、それからテレビをつけて音を出す。 バルコニーの方に出て、潮風を受けながら 青い大海原を見て、物思いにふける。 実際のところ、吹雪は風邪をひいていない。 ただこのパーティに参加するのが 少し疲れたから、今は休憩してるのだった。 向いてないんだろうな。 そんな思いも 青い海と、空を見つめていれば ゆっくりとだけれど小さな雲のように霧散して行った。]* (141) 2020/07/17(Fri) 11:54:38 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a53) 2020/07/17(Fri) 12:55:54 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a57) 2020/07/17(Fri) 18:28:09 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a58) 2020/07/17(Fri) 18:46:40 |
【人】 双子 吹雪/雪菜 『……貴方はこの場に慣れてないと思いましたけど 今からここで、って言う男は好きですよ』 [海側に追いやられ 腰の辺りに軽く木製の手すりの感触がある。 顎に当てられる手。 グイ、っという音が似合うような力強い手の動き。 自然と目線は上がり、男の目が見える。 あぁ、分かりやすい。 分かりやすくて、好ましい。 煩わしいものを脇に置いて 欲望をぶつけられる相手に会えるのは この船だからこそ。 手のひらをそっと、下腹に伸ばし 男のズボンを服の上から撫でる。] 『ウェイターさん、すみません』 [そっと離れようとしていたスタッフの一人を呼び寄せて] (157) 2020/07/17(Fri) 21:16:30 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『お酒を飲みながら 咥えられた経験はありますか? 気持ちが良くて、おすすめです』 [そのウェイターに、男が欲しい酒を持って来させるだろう。 勿論、別に頼まなくても。 やりとりをする間に 床に膝をついて、男の股の前に顔を持ってくるか。 別にキスをしても良いけれど 男のように欲を滾らせる人間には 男根を気持ちよくさせた方が良いのかな、と思ったから。]* (158) 2020/07/17(Fri) 21:16:44 |
【人】 双子 吹雪/雪菜『早くても笑ったりしないですよ』 [>>159挑発には挑発を。 現れたソレを見たときは もう固くなっていたのかと思ったけれど まだ勃起に至ってないと気付けば 雪菜は頬をピンク色に染めた。 大きければ良いなんて馬鹿な考えはない。 けれどセックスに貪欲そうな男に そうしたものが備わっているのは 交わりの激しさを想像させて 気付けば軽くその穂先に ちゅぅ、と唇をつけていた。 男がグラスを一つ飲み干す時には ちゅ、ぶ、っと口の中に傘の部分を咥えていた。 頬にかかる髪をどかして、耳に掛けながら 温かな口の中に含みながら、小さな手で男の竿を 前後に扱き始める。 酒を持ってきたスタッフと、目が合えば 雄を咥え込みながら、軽く手を振った。 ゆるゆると、頭を前後に揺らす。 動きの緩慢さの代わりに、強く頬を窄める事で じゅる、る、ぶっ、と音を分かりやすく鳴らし圧を掛ける。 (160) 2020/07/17(Fri) 21:41:30 |
【人】 双子 吹雪/雪菜[半分まで飲み込み、分厚い舌で 先端を円を描くように舐め回しながら しゅ、しゅ、と手を速く、絶妙な力加減で 竿に気持ちよさを感じさせていく。]* (161) 2020/07/17(Fri) 21:41:49 |
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