根暗 ミヤノは、メモを貼った。 (a6) 2021/04/04(Sun) 4:10:37 |
【人】 根暗 ミヤノ─月曜日・正午/私立野薔薇大学・校舎横─ っえ、あ、俺? どうぞ…。 [夢の世界へあと一歩、というところで突如頭上から降ってきた声>>12にびくりと身体を震わせて声の主を見上げ、次いで閑散とした周囲を見て質問の相手が自分であることを理解する。 静かに頷きながら乱雑に置いていた荷物を自分の方へと引き寄せ、再び相手を見上げればそれが少人数制の授業で何度か同じグループになった相手だと気づく。 同学年の同学部で、いかにも己の苦手そうなさっぱりとした雰囲気の男。それだけで名前を覚えるには充分だ。 視線を手元の本に落としつつ、低く気だるげな声で話しかける] あー、黒峰さん……だっけ。 次から許可とらなくていいから。 (13) 2021/04/04(Sun) 13:09:11 |
根暗 ミヤノは、メモを貼った。 (a8) 2021/04/04(Sun) 13:15:01 |
【人】 根暗 ミヤノ─月曜日・正午/私立野薔薇大学・校舎横─ あー……悪い、別に、派手だから適当そうって意味じゃなくて。 俺なら返すの面倒だから貰うなって、それだけっつーか。 [相手>>32の言葉に気まずそうに視線を彷徨わせ、雑誌を渡した手をそのまま首元に添える。けして悪意は無いのだと伝えようにも、普段から人とのコミュニケーションを疎かにしているせいで言葉は途切れ途切れになった。 運動が出来て、文学が好きで、オカルトにも興味を持てて。あまつさえこんな自分にも普通に接することが出来る。相手の器用さに居たたまれなさを感じ始めるとベンチから立ち上がり] 俺、そろそろ行くわ。 ……本好きなら、今度あんたのおすすめ教えて。それ貸した分の礼とかいいから。 (39) 2021/04/05(Mon) 20:16:03 |
【人】 根暗 ミヤノ─月曜日・夕方/私立野薔薇大学・喫煙所─ [授業が終わり、スマホを見ながら器用に人混みの間を縫うように歩いて行く。手元のそれには今日連絡先を交換したばかりの同級生の名前が表示されていた] ……こういう時って挨拶送るべきなのか? [人と関わるのは得意ではない。自分は他人が好きでは無いし、きっと他人もこちらのことは気味もノリも悪い奴だと思っているはずだ――、そういう思考が幼い頃から拭えない。 とはいえ、親切にしてくれる人まで無下に扱いたいわけではないのだ。 慣れないことに煮えそうな頭を休めるべく電子タバコの入った袋を手に喫煙所へと入ったところで、先客>>38に気が付いて足を止めかけ、けれども何とか歩を進めた] っ……。 [授業を取ったのは一度きりだが、確かにそこにいるのは教授だった。 自分はまだ19歳。喫煙しているのがバレるのはまずい。 しかし、そうは言っても彼の授業はかなりの大人数だったから己のことなど覚えてはいないだろうと、目立たぬよう喫煙所の端へと移動して] (46) 2021/04/06(Tue) 19:55:47 |
根暗 ミヤノは、メモを貼った。 (a14) 2021/04/06(Tue) 19:56:17 |
【人】 根暗 ミヤノ─月曜日・夕方/私立野薔薇大学・喫煙所─ [喫煙所の端へと無事に辿りつけたことでほっと息をつく。 自分が何年生なのか分かるのならすぐ声を掛けてくるはずだ。そう思って油断していたせいか、相手>>47が発した言葉に思わずそちらを見てしまった。 ――木曜三限の文学史。自分の学科の生徒であればほとんどが1年生で取り終える授業であり、自分も昨年取っていた、相手の担当授業。] えっ、あ……何で……。 [明らかに動揺した様子で相手を見る。 手に持っていた袋をそれとなく背後に隠しはしたものの、喫煙所にいる時点で言い逃れのしようもない。 ばつの悪そうな顔で項垂れながら一歩後ずさった] ……俺のこと、覚えてるんです、か。 (48) 2021/04/06(Tue) 22:00:43 |
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