【人】 三谷 麗央今、か。 好きかどうかは、……どうだろうな。 しょせんは、お試し。 って思ってるのかもしれないし。 誰かに恋愛感情持ってて、此処に泊まりに来るのは普通、 しないだろ? [言って、不意に可笑しげな笑みを月子へ向けた。] (72) 2020/08/15(Sat) 0:13:25 |
【人】 三谷 麗央……そういや学生の頃、な。 俺と月子さん、付き合ってんのって聞かれたこと、あったよ。 観光案内のサークルでね。 一時期、お客さんえらい続いた頃あったやん。 その辺の頃に。 [といっても、その頃には付き合い始めた相手が他に居たのだが。 社会人になって一年が過ぎようとした頃に関西を旅行して、 そして別れることになった彼女。] ……まあ実際、月子さんのことも好きやったけどね。 あの頃に彼女と付き合うてなかったら、 ……うーん。でもやっぱ、なかったな。告白とかは。 [しばらく考えて、軽い笑いと共にそう昔を語るのだ。 いま現在、から逸らすように。]* (73) 2020/08/15(Sat) 0:21:05 |
【人】 三谷 麗央 ――ロビーにて [破顔一笑する彼女を>>75見て、 なぜかほっとするような感情を抱いた。 その出所を探れるはずもなく、追想を口にする。] 所詮は噂だったしなぁ。 その始まりだって、聞いてみたら 週に四、五回も行ってるってどうよとか、 案内先の下見に居たとこを見かけたとか、 そんなんだったし。 [今思えば他愛ない学生同士の噂話。 たぶん今よりもっと純粋で、何も知らなかったから こその好奇心や熱意があったのだ。 何も知らないことが良いことだけとは言えなくとも。] ――ん。可笑しいか。なんだろうな。 月子さんは、捕まえきれる気にならなかった。 ……今なら、そう言えるかな。 [と、往時の印象を語る言葉には 素直に笑んで、ほ、と息を吐いた。] (86) 2020/08/15(Sat) 1:43:07 |
【人】 三谷 麗央[演技めいて首を傾げると向かいのソファへ身を乗り出し、 月子を間近に見詰めて囁いた。] 「ひと時の間だけ、俺の物になってくれ」 なんて、伝えたら。 [ 彼女が肯んじることはきっと無いだろう。 そう思ったからこその気安い言葉に過ぎなかった。]** (89) 2020/08/15(Sat) 1:47:42 |
【人】 三谷 麗央 ――ロビーにて >>99>>100[ 好奇心からか口角を上げて、 月子の顔が間近に寄せられる。>>98 ゆらぎつつ絡む視線、細まる眼差し。 片方の目を閉じるようにして姿勢を戻す彼女。>>99 続いた言葉は口上書きのようにも聞こえて、 麗央の眉をぴくりと上げさせた。] 対等じゃないと。 ……か。 [ 商売人だから。もちろん、それは、 彼女のスタンスを表す為の修辞に他なるまい。 情交を互いの商うサーヴィスのようにやりとりする。 それ自体を目的にして訪れているとは感じられなかったし、 商取引を行う両者が常に対等であるなどという 原始的な理論上の幻想でしかない命題を 無邪気に信じ込んでいるような彼女にも思えなかった。 どちらもあくまで、建前。 だがそれを指摘するのは先の言葉>>58>>65以上に 野暮な行いなのは間違いなく。 だから、麗央はふっと息を吐いて破顔する。] (143) 2020/08/15(Sat) 17:03:40 |
【人】 三谷 麗央[立ち上がり、向かいのソファへ歩み寄る。 背凭れに手を付き、覆い被さるようにして。] 今なら、言うのに丁度いいかな。 月子を初めて見た時。 俺は、君に見惚れてた。 今、ここにいる間だけでいい。 俺の物になってくれ。 [ それは、演技か、真実か。 麗央本人にすら境目は確かではなく。 けれど彼の手の平は内に秘めた情を宿してゆっくりと、 彼女の頬を捉え上向かせようとしていった。]* (148) 2020/08/15(Sat) 17:30:32 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a25) 2020/08/15(Sat) 22:14:51 |
【人】 三谷 麗央 ――ロビーにて >>150 >>151 >>155[ ソファの後ろ側から囁く声。>>151 「月子の手には余るんだろ?」と挑発のように。>>155 全て受け入るなどしない、というのなら、 どこまでがその限度なのか。 落とした口づけは短くとも濃やかな想いを伝えるように。 滑べらかな彼女の頬を捉えて唇を合わせれば 軽く開くようにして舌で愛撫するように舐めなぞり。 先に伝えられた言葉>>99を引き合いに取る。] 対等の取引、っていうなら。 与えた分だけ、頂けるもの、と。 云うことに成ると思うけど。 [ 背凭れに片手を突いてソファを軽く乗り越え、 月子の隣に収まった。] (163) 2020/08/16(Sun) 0:59:42 |
【人】 三谷 麗央[ 身動ぎするまでもなく触れ合う近さ。 傍らを見つめて麗央は 彼女の頬へ人差し指で触れる。] ただの好意。ただの欲求。ただの――好奇心。 そういうのくらいで、跳ねのけるかな。 [ 指先はすい、と頬をなぞり、首筋から浴衣の襟元へ。 わずかに開くような力を加えて、そこで手を止め 月子の瞳をじっと見つめた。]** (164) 2020/08/16(Sun) 0:59:53 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a29) 2020/08/16(Sun) 1:02:46 |
【人】 三谷 麗央[ 麗央の指を止めた彼女の指。 手に取り、口元へ引き寄せて。] 俺は、ここで月子を求めるのでも、構わないんだから。 [ ちゅ、と音立て口づけて、 綺麗な形の爪ごと、咥えてしまおうか。]* (170) 2020/08/16(Sun) 2:19:46 |
【人】 三谷 麗央――ロビー→睡蓮 見られるて決まった話やないやろに。 月子、意外にビビりやな。 [明らかな挑発混じりに笑って] それか他に知った人でも居った? [と繋ぐアクセントは純正の関西のもの。 別段、関西生まれという訳ではないが。] (186) 2020/08/16(Sun) 11:58:11 |
【人】 三谷 麗央[ 首へと腕が上がりくれば、 浴衣の袖は麗央を包むように持ち上がる。 首筋に触れた彼女の唇、ゆっくりひとつ瞬きをして、] ーーああ。長かった。 [ と、頬を寄せ囁き返しつつ 両の腕で彼女の身体を抱き寄せた。] 月子に逢えへんの、ほんましんどかったんやで? [ 月子の頬から唇へ、軽いキスを進めて行く。 瞳を覗きこむように見つめる双眸。 紛れもない思慕を瞳の中に宿して、いっそう強く抱き寄せた。]* (220) 2020/08/16(Sun) 20:26:42 |
【人】 三谷 麗央 ――睡蓮 [唇どうしが触れ合う直前、囁きに聞こえた月子の声。 柔らかな口づけの感触に目を閉ざしつつ、 麗央の手が小さな衣擦れの音を生ませていく。 女の細い身体を愛おしむように優しく、 浴衣越しの輪郭を確かめるようにはっきりと。 背から腰、上がって脇腹、再び下りて臀部。 濃やかな口づけに重なる音を立てさせながら、 そっと一言、囁いた。] (224) 2020/08/16(Sun) 22:38:18 |
【人】 三谷 麗央――こっち。 [ く、と引き寄せる腰。 柔らかく笑んで瞼を開き、月子を抱いて見つめたまま 後ろ退りに向かう先には整えられたベッド。 彼女の肩口を撫でるように手をやって。囁きをひとつ。]* (225) 2020/08/16(Sun) 22:43:35 |
(a50) 2020/08/16(Sun) 23:42:30 |
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