180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
全て表示
| そうだね。魂を投げ出すな、って言った。 >>710 あの時は、何かのために命を賭けるなんてこと、 ありえない、って思っていたから。 それでも結果的にあたしは記憶を投げ出した。 誰かのためじゃない。 ほかならぬあたしを守るために。 小鳥遊に相談していたら、 何か未来は違っていたのかな。 ……あたしの知らないあたしは、 そんなことを、こっそりと、思うよ。 (733) 2022/10/24(Mon) 21:07:23 |
| 「 そっかぁ。短かったかあ 」 ぽつ、と溢す。 憶えているわけじゃないあたしは 適切な言葉を探す、選ぶ、 そして何も言えなくなって、押し黙る。 「 ……でも、そうだね 小鳥遊が生きていて、良かった 」 なんとなくそんなことを思ったのはさ、 ときどき、本当にときどき。 小鳥遊がどっか遠くに行っちゃうような、 そんな気がしてならなかったから >>1:521 (734) 2022/10/24(Mon) 21:07:50 |
| あたしは、小鳥遊が案外 自分の優先順位が高いことも それでいて、最上位じゃなかったことも憶えてない だからこそ、これは、本心だよ。 居なくならないで、欲しいんだよ。 尤もそれは、 ……覚えていたとしても、だけど。 (735) 2022/10/24(Mon) 21:08:52 |
|
そのあときっと、あたしは日常に戻るよ。 もう、片道切符は貰ったから、あたしは、戻れるよ。*
(736) 2022/10/24(Mon) 21:09:06 |
| ── 見舞い・世良 ── 大きなくしゃみが出た。 誰かあたしのことを噂してるんだろうか。 >>715 それもこう、なんか 太字 とかそういう… 太字?あたしは何を言ってるんだろう。 世良が、騒々しく部屋に入ってきたのは それから間もなくのことだった。 >>717 「 そっかー 寒くなってきたもんねー アイスの季節だねー 」 決して棒付きだったから棒読みだったわけではない 決して違う。断じて。 でもあたしの手はちゃっかりアイスを受け取った。 その合間にひとつだけ深呼吸したのは、 世良には気づかれてなくていい。 (751) 2022/10/24(Mon) 21:28:58 |
|
「 おかげさまで十分サボらせてもらってるよ でもこのままだと期末やばいなって思ってる 」 アイスをひと口かじりながら あたしは何気ない調子で世良に言う。 何も変わらない。文化祭前の、あたしの姿だ。 世良があたしの記憶喪失を知らないのなら どうしてこんなに普通にしてられるんだろうって 戸惑うレベルで、いつものあたしだったかもしれない。
(752) 2022/10/24(Mon) 21:29:10 |
|
「 世良、きいた? あたしさ、記憶喪失になっちゃった 」 それも三日間だけ。 世良の顔色をうかがいながら、 なんでもない風を装って、そんなことをいう。 アイスを持っていない指は堂々と3を作って見せた
(753) 2022/10/24(Mon) 21:29:21 |
|
「 高熱のせいなんだろうけど もしかしたら、そう願ったのかな それとも代償に取られちゃったのかな わかんないけど。 」 ………どれでもいっか、って付け加えてから 世良の反応を見て、そうだなあ。って溢して。 「 でもね、もし。 あたしが望んで記憶を喪ったんだとしたら ……あたしね。 取り戻したかったんだと思うことにしてる。 今までのあたしを。今までの生活を。 」 だからきっと後悔なんてしてないと思うよ。 そんなふうに、言うの。
(754) 2022/10/24(Mon) 21:29:36 |
|
食べ進めたアイス、 その棒に描かれていたのは ──── ハズレ 確率は25%。 ハズレてたら、また今度買いに行けばいいよね。 これからめっちゃ寒い時期が来るけれど、 逃げる目的じゃなくったって、一緒にサボるくらい、 またきっと、付き合ってくれるでしょう? 当たってたら、そうだなあ。 今日の運は、使い果たしちゃったかも。 *
(755) 2022/10/24(Mon) 21:29:49 |
| あたしは スターチスの花>>450 を撫でる (778) 2022/10/24(Mon) 22:11:27 |
| そう、 花言葉は ───────────────── (779) 2022/10/24(Mon) 22:11:47 |
|
……。
(780) 2022/10/24(Mon) 22:12:20 |
| ねえ知ってる? 憶えていないことに対して “あの三日間” なんて表現、しないんだよ >>428 (781) 2022/10/24(Mon) 22:12:34 |
| (782) 2022/10/24(Mon) 22:12:59 |
| 記憶にもないのに、 あたしは空の写真を送るのを躊躇ったりはしない >>=20 言葉に滲んだのは諦観でも悲しみでもなく このまま忘れていよう というあたしの決意だった >>453 いつそれがぼろを出すか、怖かった だから、その話を、どうしても避けたがった >>470 せめて大木の役に立てていたらいいな >>508 あたしは、世良の役にもかなちゃんの役にも ましてや自分の役にさえも、立てないから >>471 自分の願い事 すら叶えてあげられなかった あたしの記憶は失われることなくここにある (783) 2022/10/24(Mon) 22:13:38 |
| 大木は、何も願わない、と言ったね。 それが嘘でなかったことを確認したくて あたしはあの日、勇気を出した。 >>509 本当は 叫び たかった あたしだって。願いたいことがあったんだ。 だけど願わせてすらもらえなかった。 最後の願いも届かなかった。 だって旧校舎にはいなかったから そんな心の内側の叫びを隠して、 あたしは大木に淋しそうな顔を向けるに留まった >>517 (784) 2022/10/24(Mon) 22:14:02 |
| 小鳥遊とのやりとりだって、 全部、もちろん覚えているんだよ。 全部言えたらどんなに楽かって思って、 あたしはあの時視線を伏せた。 >>732 あたしは想像しながら語る。 あたしの知らないあたし、ではなくて >>733 あたしのことを知らないあたし、に想いを馳せて。 適切な言葉を充分探した。 >>734 だけどなにも語らなかった頃のあたしと小鳥遊の やり取りがもう思い出せなくて何も言えなかった 惜しんでくれたほんの数分。 >>710 あたしは本当に大切だったんだな、って気づく。 手放したことにするのが、こんなにも辛いなんて。 もちろんあの時の言葉は本心。 尤もそれは憶えていたとしても、ってモノローグ >>735 ……きっとこれが小説か何かだったら、流れてる。 (785) 2022/10/24(Mon) 22:15:02 |
| でも、世良に会ったときは危なかったな ちゃっかりアイスを受け取ったとき、 思わず表情に滲んでしまいそうで、 あたしね、深呼吸で胡麻化した >>751 もちろん世良からのアドバイスも憶えてる。 そう、忘れちゃえばいいんだよね。 憶えてたからこそ、世良の顔色を窺った >>753 ……あたしさあ。世良とサボるの、楽しかったよ 世良の役に立てなかったのは残念だけど、 世良のおかげで、願い事を見つけることもできた 本当にそれは感謝してるし、 (786) 2022/10/24(Mon) 22:15:46 |
|
……アイス。受け取った時点で、 もうすでに、楽しかったなあ。こういうやりとり、って どうしたって……元通りにしたかったよ。
(787) 2022/10/24(Mon) 22:16:17 |
| だからね。伝わればいいと思った。 記憶を喪ったのは、あたしが望んだからなんだって >>754 誰かに傷つけられたとか、悲しい思いをしたんだとか そうじゃないんだよ、って。 そういう風に 伝わればいいと思った。 ましてや世良のせいなわけじゃないのは事実だからさ 俺のせいでもしかして記憶失った?なんて ……ときどき世良、ナイーブだからさ。 あたしが望んだ。 今までのあたしに戻りたかった。 せめてそういう風に伝わればいいと思った。 …………伝わったかな。 だってまた一緒にサボってほしいじゃん。 >>755 え?世良には大切な人がいる? じゃあその人が男女の友情認めてくれれば、って 心の中で付け加えとくね。 (788) 2022/10/24(Mon) 22:16:41 |
| かなちゃんの姿を見たときも 一瞬だけ、表情が固まってしまった。 >>667 あたしも、しまった、と思った。 そのあとは努めて明るく。 あたしは、何も覚えていないのだ、というふりをした この三日間は 無かったことになっている >>669 ううん、憶えていたって、かなちゃんの提案は突飛で それが全然彼女の未来にどうつながるのか、 あたしにはさっぱりわからなかった。 これは、かなちゃんを理解しきれてなかったせい だけどかなちゃんを応援したい気持ちは ずっと変わらなかったんだよ >>687 どんなことがあったって。 (789) 2022/10/24(Mon) 22:17:12 |
| 心の声がこぼれた >>672 せめて、かなちゃんの声は 本心 だったんだ、って あたしは、それだけでも、聞きたかった >>673 本心を語ってくれたらしいこと、 それだけは安堵した。 >>685 もちろん。 本心の内容すべてを、未だ受け止められる心の広さはない あたしのことを理解してくれなかったことも、 あたしを全否定したことも、忘れるわけなんてない。 本心を知ったことで、 あたしは無かったことにしようと決めた。 だから今のあたしがある。 だけど、本心を語っていたのだとしたら かなちゃんは「願いが叶った」んだって 思い込むことができる >>675 あたしの願い事も叶った、って騙されていてくれる。 それでいいんだよ。 (790) 2022/10/24(Mon) 22:17:55 |
| 聖奈は、もう傷ついていないんだ、って そう思っていてほしかったの この場所が、笑顔の絶えない場所だったんだ、って ずっと信じていてほしかったの >>763 (791) 2022/10/24(Mon) 22:18:10 |
| 優しかったんじゃない >>-1155 自分の願い事は、憶えているからだよ せめて、かなちゃんの本心であったことを 信じたかったからだよ。 互いに言葉にしないそれは、 お互いに伝わることがない (792) 2022/10/24(Mon) 22:18:22 |
| だけど全部、エゴだったのかな 忘れたふりをするのは勝手だったのかもしれない >>678 そう気づいたって、もう取り返しはつかなかった (793) 2022/10/24(Mon) 22:18:37 |
| あたしの見立ては 正しかったのかどうかすらわからない。 >>686 (794) 2022/10/24(Mon) 22:18:55 |
| 伝わってるよ >>765 かなちゃんの気持ち。 知ってる?何度も言うよ。 伝わったからこそ、 理解してもらえていないことに、 あたしは絶望しているんだよ。 いつか話すね、なんて 残酷なことを、かなちゃんが言うから >>684 あたしは、あの日のあたしには絶対戻らない。 >>765 (795) 2022/10/24(Mon) 22:19:21 |
| あたしね。 こうでもしないと生きていけなかったんだ >>-913 エゴだとしたって、守りたかったよ 本当に願い事が叶うって思ってたよ あたしは二度も絶望したんだよ。 一度目はかなちゃんに伝わらなかったこと。 二度目はあたしの記憶が残っていたこと。 (796) 2022/10/24(Mon) 22:19:39 |
| だからせめて、忘れるふりをして生きていこうって あたしは、決めたんだ。 あの時、他でもないあたしが望んだあたし あたしの唯一の願い事。 最初から最後まで、一番大切にしたかったもの。 ごめんね、やっぱり自分勝手かな。 誰かのための願い事なんかじゃない。 あたしは、あたしを大切にしたいの。 それを守るためなら、 幽霊に願い事が届かなくったって、 代わりにあたしが願い事をかなえてあげるんだ。 (797) 2022/10/24(Mon) 22:19:56 |
| あたしが撫でていたのは スターチスの花>>450 それを手にして、あたしはまた日常へ戻っていく** (798) 2022/10/24(Mon) 22:20:08 |
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
トップページに戻る