数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a9) 2021/07/25(Sun) 0:35:48 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――花巻庵の屋台付近―― どら焼きもいいよな、なんて話をしだすと キリがない。花巻庵のお菓子はそれだけ美味しい そういう結論でいいんじゃないだろうか。 「 その何かが何なのか知るためにも 話してみたらいいんじゃないかな。 」 名前のない関係……お互い通じていると思って 一緒にいた相手がいつの間にか離れていた そんな苦い経験の一つくらいある。 でもそれは今話さなくてもいいことだろう。 (40) 2021/07/25(Sun) 12:44:22 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 男同士でしかできない話? そうだな、酒飲めるようになったら いくらでもいいよ。 」 なんて笑って言った。別に成人してなくても いいと言えばいいのだが…… 万一女子生徒の耳に入ってセクハラ教師とか 言われたら困るなんて頭によぎったなんてそんな。 花火メンバーの確保をしようとしてたとは 知らず、でももし事情を聞いていたとしても それは生徒同士で行ってこい、としか言えないだろう。 そもそもそこに混ざる方が気まずい空気増すはずで。 「 またなんかあったら話は聞くよ。 いい場所、取れるといいな。 」 頼りになる、という言葉に頬を緩めて>>11 吹っ切れたような笑顔になった稲出を見送った。* (41) 2021/07/25(Sun) 12:44:42 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――少し前:花巻庵屋台―― 美味しい、と言えば心底嬉しそうに笑っているから こちらも感想を言ってよかったと思えるものだ。 季節限定の栗あん最中の宣伝を聞いて 「 それは是非ともいかないとな。 季節限定だと多く買ってしまいそうだ。 」 なんて言ってみせた。限定ってつくとそれだけで 魅力が三割増しにはなる気がする。 秋になったらいつも買うより多く買っていく姿を 教え子に見られることになるのだろう。 (42) 2021/07/25(Sun) 13:09:47 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 ……なるほど。 この町の人が食べ慣れてるなら 安心して買えるな。 」 挨拶として持っていくものを買った時に 対応してくれた看板娘がまさか教え子になるとは、 思ってもみなかった。>>15 世の中は広いようで狭い。さすがに驚いたものだ。 お財布事情もあっての饅頭だったけど、 皆にとって馴染み深いものだったのは 本当だったみたいで 見た限りでは喜んでもらえていたのを覚えている。 (43) 2021/07/25(Sun) 13:10:22 |
【人】 数学教師 長尾 浩明生徒としての彼女は成績面で特に心配事はなく 授業態度だって真面目…なのだが。>>16 最近は少し眠そうに見えるのが気にかかる。 客として店に行くこともある関係で 顔と名前を覚えているのと…教壇に立ってみると よくわかるのだが、案外生徒の顔がよく見える。 後ろの席なら大丈夫、なんてこともない。 「 ところで。最近よく眠れてるか? 授業中眠そうに見えたけど……。 俺は担任じゃないけど、なんかあったら 話は聞けるから、いつでも頼って。 俺に言いにくいことなら別の人でもいいし 何か困ったこととか悩んでることがあったら、 誰かに話聞いてもらうと いいんじゃないかな。 」 (44) 2021/07/25(Sun) 13:13:41 |
【人】 数学教師 長尾 浩明一番相談しやすい相手に相談すればいいと思うから 無理に自分に、とは言うつもりはない。 ただ、自分の中だけでは解決しないことはある。 そんなときに話をする人がいればいいと思って 言ってみたけど、お節介かもしれないから 杞憂だったらごめん、なんて言って 何か彼女が言っていたらそれを聞いてから ベンチの方へ向かったかな。* (45) 2021/07/25(Sun) 13:13:56 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――現在:お面屋付近―― 昨日の準備で運び込みを手伝ったお面は よく売れているようで。>>3 狐面が少なくなっているように見えるのは お面が好きな生徒の影響…と考えるのは 流石に考えすぎか。 せっかくだから何か買おうか、 でも買ったとしてつけるのも… と暫し悩んで、そこに佇んでいた。 傍目から見たらぼーっとしているように 見えたかもしれないけど。** (49) 2021/07/25(Sun) 13:29:06 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a20) 2021/07/25(Sun) 13:30:56 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――お面屋付近―― お面屋の目の前…ではなくちょっと離れた場所から 買うかどうか悩んでいたわけだけど。 そうこうしていたら ひゅるるーなんて音が聞こえて。 ふと空を見上げれば、色とりどりの華。 稲出は無事に花火の場所取りできたのか なんて考えていたけど、 SOSが飛ばされかけていたとは知らない。 ……知ったとしても。 そこは自分で考えてって言ったかもしれないな。 (161) 2021/07/25(Sun) 23:10:33 |
【人】 数学教師 長尾 浩明さておき、花火が始まったのなら どこかで腰を据えて見たいなんて思った。 お面は……普段なら買わないのだけど。 たまにはいいか、なんてで店に近づく。 狐のお面を手に取って 小銭を渡せば、顔の左側に着けてみた。 どうして買ったのかって……? (162) 2021/07/25(Sun) 23:11:19 |
【人】 数学教師 長尾 浩明お祭りを楽しんでるって、見せたい人がいるから。 楽しんでる人を見るのが好きだと、 聞いてしまったから。>>1:260 楽しんでいれば、心からお祭りを好きな君に>>1:153 会える気がして、もし会えたなら聞きたくて。 (163) 2021/07/25(Sun) 23:12:16 |
【人】 数学教師 長尾 浩明それは余計なお節介かもしれない。 だって、望んでそこにいるのだとすれば 自分の問いは水を差すことになるだろうし。 そもそも、本当に自分の想像通りとも限らない。 自分の推測が、勘違いであってほしい。 間違いであると証明出来たらいいのに、と。 お面をつけて、花火の音を聞きながら。 入り口の方へとゆっくり歩いていけば… さて、探し人は見つかっただろうか。* (165) 2021/07/25(Sun) 23:14:54 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a41) 2021/07/25(Sun) 23:18:55 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――入り口付近―― 花火が始まれば皆いい場所で見ようと 高いところだったり見晴らしのいい場所に行く。 だから入り口は人が少なくて、それでいて視界は 開けている場所だから案外花火はよく見える。 そして。探し人を、見つけた。 親し気に話しかけられて>>166 「 こんばんは。 折角だから楽しもうと思って。 花火、すごく綺麗だな。 」 そんな風に軽く、話しかけた後。 聞きたかったこと>>164を聞いた。 一瞬、自分が間違っているのかと 錯覚してしまいそうな答えが返ってくる。>>167 顔を曇らせた彼女を見れば 傷つけてしまったのだろうか、と 罪悪感もわいてくるけれど。 きちんと、確認しよう。 帰れって言いたいわけじゃないんだ。 ただ………… (169) 2021/07/25(Sun) 23:47:55 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 ごめん。言い方が悪かった。 ……神崎紅葉さん。君は二年生だよね。 君は……自分の生年月日を覚えている? 」 ひやりとした空気を肌に感じながら問いかける。 もし答えてくれたなら。 今の西暦を彼女に教えることになる。 そして。西暦から逆算すれば、 君がまだ二年生であるのは有り得ない 、と諭すように教えることになるはずだ。 覚えていないと言われたならその時は… 自分が四月にした自己紹介について 覚えているか、聞いてみようか。 ―――きっと君は、知らないはずだから。* (170) 2021/07/25(Sun) 23:48:40 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a43) 2021/07/25(Sun) 23:51:26 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a44) 2021/07/25(Sun) 23:52:01 |
【人】 数学教師 長尾 浩明普通、自分の生年月日を忘れる人はいない。 例えば和暦で言えないとか。 例えばそもそも誕生日を知らないとか。 そういうことはあっても完全に忘れることは 稀だろう。両親や友人に祝ってもらえる、 高校生なら、そんな年ごろじゃないかって そう思うのは、常識に囚われた考え…ではないはず。 今年転任してきたことは 聞こうと思えば風の噂などで聞けるだろう。 でもそうだな、自己紹介の内容なんて その場にいなかった君には、分からないだろうな。 (195) 2021/07/26(Mon) 0:45:34 |
【人】 数学教師 長尾 浩明分からなさそうな様子の彼女を見ていると。 様子が一変した。制服を着た、普通の女子高生は 事故で亡くなった女子高生へと変わっていて。>>184 悲鳴をあげる彼女へそっと手を伸ばす。 「 神崎さん、ごめん。 帰れって言いたかったわけじゃないんだ。 ただ、君はやっぱり…… ――幽霊だったんだな、って。 」 (196) 2021/07/26(Mon) 0:46:35 |
【人】 数学教師 長尾 浩明幽霊であったなら、手はすり抜けてしまうのか。 それとも悲鳴が聞こえるのなら触ることも叶うのか。 もし触れられたなら、宥めるように頭をなでよう。 少しでも落ち着いてくれたなら。 事故の話を、しようか。 前の学校にいた同僚が、事故を起こしたこと。 被害者は花一高校の二年生の女子で。 ――――――神崎紅葉という人であったこと。 「 君はもしかしたら。 ここにいるべきでは、ないのかもしれない。 神崎さん、君が本来いるべき場所は。 現世ではなくて、常世なのかもしれない。 」 楽しいはずの夏祭りに水を差すようなことだけど。 気づいていないのなら、迷っているのなら。 導きたいと思うのは、 ……教師として間違っているだろうか。 「 神崎さん。君は今、どうしたい? なにを、したい……? 」* (197) 2021/07/26(Mon) 0:47:59 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a49) 2021/07/26(Mon) 0:51:25 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――花巻庵屋台:人生相談の約束―― 頑張って授業を聞いているように もちろん見える。 実際、よく頑張っていると思うし、 教壇がよく見渡せるって言っても目の隈までは 見えないから…そうだな。 なんとなく、そう感じただけ。 隠している“無理”を感じ取ったのかもしれない。 別に違うって言われるのなら そのまま誤魔化されてしまう可能性もあったけど。 反応を見るに図星だったみたいだ。 (238) 2021/07/26(Mon) 15:43:46 |
【人】 数学教師 長尾 浩明悩んでいることを聞けたなら。>>203 花巻楓、が接客してくれるのも お店に行く理由の一つなのだと、言うだろう。 どんなお菓子か聞けば、詳細に説明してくれて 和菓子が大好きだと伝わってくる接客は きっと他の人と全く同じになるなど有り得なくて。 花巻楓だけの接客だと、自信を持って言う。 それは、特別とは違うのかもしれない。 でも、やりたいことをやっているからこそ 出せる魅力が、確かにそこにはあるのだ。 たとえそれが特別でなくとも。 頑張っている姿を見てくれている人はいる。 そしてそれを応援してくれる人も、きっと。 (240) 2021/07/26(Mon) 15:44:48 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 人生相談?もちろん。 まだまだ俺も道半ばだし、 生徒から教えられることも多いけど 話を聞くことは出来るから、いつでも。 」 今は忙しいだろうから、 次学校で会った時になるだろうか。 お互いの都合のいいときに、話を聞こうと決めた。** (241) 2021/07/26(Mon) 15:45:07 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a63) 2021/07/26(Mon) 15:47:17 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――入り口付近:神崎さんと―― 花火をずっと見ていたい。 楽しそうな人々をずっと見ていたい。 それが彼女の願いなら。“今は”まだ… 「 花火が…夏祭りが終わるまでは。 終わったら……そうだな……。 」 ここに居ちゃいけないの?という問いに ゆっくりと口を開いて答えた。 一人で行きたくない、 ここに居たい、そんな悲痛な願い。 とどまっていれば、彼女は幸せなのだろうか。 永遠に高校二年生として過ごすのは。 幸せ、と言えるのだろうか。 どうせなら一緒に、という声を聞いて 本能が危ない、と警鐘を鳴らす。 撫でていた手を離して一歩、下がった。 その手をとるわけには、いかない。 だって―――― (260) 2021/07/26(Mon) 20:25:59 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 それは…出来ない。 俺は皆から好かれる教師ってわけじゃないけど それでも、約束があるから。 同僚や、成人した生徒とお酒を飲もうとか。 人生相談を聞いてほしいとか。 置いてきたキュウリだって取りに行かないと 迷惑をかけてしまうだろうし。 俺は一緒に行くことは出来ない。 今俺にできるのは、神崎さんと話をしたり お祭りを楽しむことくらい、かな。 ……ここに残っても。 君の時は進まない。永遠に高校二年生のまま。 それは…違う場所に行くことより 寂しそうに見えるけどな、俺には。 」 見えるだけだから、彼女にとっての幸せが 本当にここに残ることだと、心から言えるなら いるべき場所は常世ではないかもしれないけれど。 先ほどより少しだけ距離を離した状態で まっすぐに彼女の方を見据えた。* (261) 2021/07/26(Mon) 20:26:50 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a66) 2021/07/26(Mon) 20:30:59 |
【人】 数学教師 長尾 浩明ふと、空気が賑々しいものへと戻った。 目の前の子は昨日見たときの姿へと変わっている。 寂しくない、大丈夫。 その言葉に寂しさが載っている気がするのは ……気のせいでは、ないんだろう。 それでも自分には何もできない。 もどかしくても、こればかりはどうしようも、ない。 同僚の悩みを聞くようなことをしていれば もしかしたら事故も起こらなかったのかもしれない。 でも、起こり得ないもしもなんて、無意味だ。 だから黙ってうなずいた。 それしか、できなくて。 (302) 2021/07/26(Mon) 23:23:47 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 意外とは余計だろ? なんてな、確かに自分でも少し驚いてる。 」 来て日が浅いし、面白い授業をしてるわけでもなく つまんない先生だって思われていても不思議はない。 ただ、話を聞いて、向き合っていただけで。 一緒に祭りを楽しみたいという願いには、>>288 「 それはもちろん。まだ食べたりないし。 」 なんて笑って、今度こそ、手を取った。 ……誰かに見られたら? 気にならないと言えば嘘になるけど このひと時だけの願いを断れるような そんな非情な人間にもなれないから。 (303) 2021/07/26(Mon) 23:25:09 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 え、お揃い?!?いや、それは…。 」 一瞬教えるのは躊躇ったけど、>>289 狐面が売れているらしいことを思い出して まあ、流行りに乗っかったとみられるのか…? などと考えながら歩いていたから 他の人にはどこか困り顔に見えたかもしれない。* (304) 2021/07/26(Mon) 23:25:52 |
(a79) 2021/07/26(Mon) 23:30:37 |
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