情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
フカワは、……『篝屋さん?』と、会議室で声を溢していたことだろう。 (a6) 2022/06/04(Sat) 0:33:08 |
フカワは、吐き気を催して会議室から出て行った。 (a23) 2022/06/05(Sun) 22:27:32 |
フカワは、そう遠くまで離れないから心配しなくても大丈夫。 (a24) 2022/06/05(Sun) 22:27:47 |
フカワは、カナイを案ずるようなメッセージをそちらの端末に送っているはず。 (a28) 2022/06/05(Sun) 23:43:04 |
フカワは、コゴマにそれとなく『叶さんと出くわしたので、できれば来てもらえたら』と、付近の目印と共に送っておいた。 (a29) 2022/06/05(Sun) 23:43:19 |
【人】 トラジディ フカワ>>15 >>22 叶 古後 「……あ、古後さん……」 一人きりの足音に気づいて視線を向けたら、 メッセージで呼び出した相手が目に入って安堵。 喉から抜けるのは、なんだか疲弊、摩耗しているような声色だ。 「ええ、気分が優れなくて出たところに、 偶然会って……ちょうど今、会議室に戻るところで。 この状況では一人より二人、二人よりできれば三人、 付近にいらっしゃればご一緒できれば、と。 来ていただけたようで何よりです」 理由も理由だからパイプなんて持ってきてない。 どうにもまだ危機管理意識が足りてないなと、 内心でいつものように卑下しながら、其方へ近づく。 ──古後が来た方とは真反対。 何かが駆けるような足音も、近づいてきているような。 (23) 2022/06/06(Mon) 8:33:33 |
【人】 トラジディ フカワ>>24 >>26 古後 叶 「知り合って間もない人たちが、 最初から最後まで問題なく、スムーズになんて、 それは土台無理な話じゃありませんか」 自分に対する言い訳でもあり、 二人に対する気遣いでもあり。 どことなく皮肉げに言ってのけて。 「……全て上手くいくんだったら、 もとより、こんな事態にはなっていないはず──」 遠くの方を見つめて、ひりついた空気に気付かず。 腕を引かれてやっと「え?」だの呆けた声をあげる始末。 ようやく足音を認識したのか、 焦った様子でその長身の背後へと転がり込み── 『───────────!!!!』 息吐く間もなく どろどろと崩れた人か獣か が、深和とそれを庇う形になった古後に向かって両手を振り上げ、 明確な殺意の下襲いかかってくる! (27) 2022/06/06(Mon) 12:14:10 |
【人】 トラジディ フカワ>>28 >>30 古後 叶 「古後さ───ッ!」 尻もちをついた体制から、 まるで夢か映画みたいな光景を低い視線から見ている。 目の前で血が弾け、骨が砕ける音までもがすぐそばで、 それを現実のものだと認識した時には、叶の方を向きかけて。 『─── またそうやって頼ってばかりなんですか?』 『まだ耳を塞いでいるつもりなんですか』 『貴方は無関係なんかじゃない』 『けれど責任と罪は、決して痛みばかりではない』 その奥に、微かな黄色い光を垣間見る。 言おうとしたことはその声のなかに搔き消えて、 次に視線を動かせば獣は深手を負いつつももう一度こちらへ襲い掛かろうとしている所だ。 何かを迷っている場合ではない。ないんだ。 「あ、あ、───……!」 自分が招いた結果を、 人に拭わせてばかりでは、 それこそ───やがて自分の首を絞めることになる。 (31) 2022/06/06(Mon) 19:42:17 |
【人】 トラジディ フカワ>>28 >>30 古後 叶 「う、う゛ぅ、う〜〜〜〜ッ!!」 頭を抑えながら低く呻いて、 隈の濃い眼は力強く獣を睨み付ける。 どうして?何故?なんで? 相手にも、自分にも問いかけるような一片の迷い。 きっとその答えは全てが終わってからじゃないと分からない。 『さ わ るなああああああああああ゛ああああ゛!!!』 目を見開き、蹲り、唾液が零れる。 割れそうな頭を無理やり手で押さえつけるみたいに。 そうじゃないと、自分の能力の使い方に耐えられない。 脳に直接刻むような命令を聞いた獣は吠え苦しんで。 けれど勢いを止めず、がむしゃらな低い姿勢で正面、 会議室のある方向へと突っ込もうとしている───!! (32) 2022/06/06(Mon) 19:58:01 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新