人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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【人】   シオン

―― 婚儀の儀 ――

 ──アルステラの元に祝福を。

[決められた言葉を言い、決められたように杯を掲げ、作法通りに杯を口元へ。ふくよかな香りの液体は、飲みやすいわりに酒精が強いようだが、酒の度数や味や香りを感じている余裕はなかった。

 女の目の前に座っているのがツェンだったから。]

(なんで。どうして。どういうこと?)

[俯き加減で浮かべた微笑みの下、しずかに混乱していた**]
(15) 2021/12/05(Sun) 11:24:19

【人】   シオン

>>22
 >>3リル族の長の挨拶だからリル族の名前を先に言っただけで、ヴィス族の族長も挨拶をしているならヴィス族の名前を先に出しているだろうし、上下とか考えてはいないだろう。
 世界が滅ぶというような時に、苦渋の決断を下した族長たちが、全てを台無しにするようなことをするはずが無いはずで。

 でも>>婚姻相手(?)が能天気な様子の下でそのようなことを考えているのはわからないし、ツッ込む機会も訪れない。

 >>23名前を呼ばれても顔を上げないくらいに頭がぐるぐるしているくらいだし、周囲を窺う余裕なんかない。

 >>24それでも、彼のコンへのお願いを聞くと驚いて顔を上げた。席を移動なんてしていいのだろうか、いや、長老も好きに過ごしていいと言っていたし大丈夫なんだろうけど>>4

 この身内のやらかしを見ていたたまれないようなこの気持ちは一体……と遠い目をする。事実、今日を以て身内になりはしたが。

 女が内心焦っているうちにコンが快く対応してくてた。>>29向かいの席に移ったコンを見て軽く礼をした]

 ありがとう。

[その後、女の隣の席に来たツェンにかかりきりで向かいの席のふたりの様子を気にかける暇もない*]
(35) 2021/12/05(Sun) 16:01:04

【人】   シオン

ああうん、いやうん、落ち着いて、えーっと、ユンチェ、だっけ?

[たどたどしく確認するように呼ばわる。不自然には誰も思わないはず。それと、落ち着いていないのは女もである。

 ツェンが近いし。こちらを向いているし。

 まっすぐに感情を向けてくる姿は、子供のようで、動物のようで、なによりも、

 昔の自分を見ているようだったから。

 なにもかも違っている。特に状況が一番違う。気持ちを向け合うほうが良い。

 >>69気持ちを率直に聞かれて。]

 私も君とでよかった。

[レイの相手じゃ不満だったと言う意味ではない。ツェンとはいくつか言葉を交わして、ひととなりの幾らかを知ることが出来ていたから。]

 花婿衣装、とても似合っててかっこいい。

>>0:220衣装の手直しの時に飲み込んだ言葉を今、伝えた*]
(75) 2021/12/05(Sun) 20:15:27

【人】   シオン

 ユンチェ……

[呼んだのではなく、確認の為に声に出した。何らかの理由があってふたつ、名前があるのだろう。その理由にまで理解は及ばないし、ここで聞き出すつもりもない。

 ツェンが安堵していて、気持ちが和む。

 周囲にまで意識は向けられないが、雰囲気は良さそうなのだけわかる。みんな、──もちろん自分たちも含めて──幸せになれますように。]

 私は自分にできること、自分がしたいことをしただけ。
(100) 2021/12/05(Sun) 22:02:56

【人】   シオン

[飲み食いする手が止まっていたことを、ツェンにすすめられて気づく。]

 じゃあ貰うけど、君はほどほどにしておいて。
 ……その、……この後のことも、あるし。

[この後のことを考えたのと、触れそうな肩の関連を考えて、照れ隠しに注いでくれたお酒を一息に飲み込んだ。

 こんなに近くては、鼓動さえも伝わりそうだけど。]

 うん。美味しい。

[ぺろっと自分の唇を舐める。]

 もっと注いで。

[杯を差し出し、溢れたお酒を迎えに杯に唇を寄せる。舌でちろりと杯を舐め、干した杯を置いてから自分の指を舐め、とろんとなった目でツェンを見る。]

 もっと、ちょうだい。

[ツェンの肩にしなだれかった。*]
(101) 2021/12/05(Sun) 22:03:54

【人】   シオン

[注いでもらったもう1杯を口に運ぶ。こんなに近くてはツェンもお酒の匂いを感じているだろう。

 琥珀のような色で、酒精が強いのに、口当たりがよくまろやかで、馨しい匂い。リル族で造られているものではなさそうだ。ヴィス族が作った者か、誰かさんがどこからか運んで来たものかまではわからないけど。]

 ぷはっ。

[杯をトン、と音を立てて置いて、見るからに熱を持つツェンの頬に手で触れる。]

 熱い。ダメって言ったのに飲みすぎたのね?

[飲むのを止めてから自分だけしか飲んでないのに。]

 う〜。

[唸りつつ、自分の唇を舐め。視界に入る他人の唇に。ぷっくりと柔らかそうなそれに、自分の唇を寄せた。]

 んんっ。

[思った通り柔らかい唇を舌で舐めた。

 女が酔うとキス魔になることは、女と同じ年齢か年上の男女なら全員知っているが、腫れ物扱いゆえ、下の年代の男女は聞かされていないかもしれない。*]
(120) 2021/12/05(Sun) 23:10:23

【人】   シオン

 んん〜。ぷは。

[喜んだり顔を逸らして話したり忙しそうだなあ、と他人事のように思ったが、少しだけ頭が冷えた。
 >>132いつの間にかジャヤートの膝にちょこんと座る可愛らしい女性と視線がニアミスした。のでジャヤートに向けて親指を立てておいた。
 リル族を1括りにするのはレイが可哀想だからやめてあげて。と心の声が聴こえていたら懇切丁寧に伝えたのだが。
 コン?目の前の席で甘い空気を漂わせてるし末永く爆発するといい。

 ツェンから身を離して、椅子から立ち上がって伸びをする。]

 んーー〜。
 ユンチェ、いつまでも座ってないで、そろそろ家に行こう、まだ中を見ていないし。

[ツェンの手を取って、立つまで待ってから手を繋いだまま家に向かう。

 途中足を止めて]

 それではお先に失礼します。おやすみなさい。

[寝るつもりはないのは周知の事実だが。
 そんなに大きな声ではなかったし、自分たちの世界を作っているなら聴こえてなくても不思議はない。]
(133) 2021/12/06(Mon) 0:15:19

【人】   シオン

[並んで家路につく。ふたりの希望が合致したため、他の家に較べるとこじんまりとした家に。

 玄関をくぐるとこう挨拶をする。]

 ただいま。──そしておかえりなさい。ようこそふたりの家へ。末永く、幸せに暮らそうね。

[これから先、初めてのことも何回目かのことも、一緒に乗り越える君へ──**]
(134) 2021/12/06(Mon) 0:16:39

【人】   シオン

[覗いて回るほどの部屋数もないが、キッチンも風呂も新しくて使いやすそうだった。実家では昔からたる設備を整備して使っていたため、不具合が出やすかった。

 手を繋いで家を回って寝台に並んで座る。ツェンが、"花婿の名前が違う"ことの理由を話し始めた。]

 事情、ね。

[年増と結婚させられるのが嫌で逃げたのかな?とか考えた。以前の女なら気に病んだことだろう。ツェンが話終わるまで黙って聴いてから口を開く。]

 そっか。ユンチェが来なくてよかった。
 うーん、来ない理由が病気とかだったら良いって言うのは申し訳ない気もするけど、それはそれとして。

[ツェンに身体を寄せてもたれかかった。]

 ユンチェが来なかったから、ツェンに会えたんだもの。*
(162) 2021/12/06(Mon) 20:15:40

【人】   シオン

 子供を……まあ。

[それなら外されても仕方ないと納得した。身代わりを立てる理由まではわからないけど。ヴィス族に未婚の年頃の男性は少ないのだろうか。

 婚約者がいる家も除外されたのかもしれない。家同士の約束が重視されるのはリル族も同じだし。リル族の場合、婚姻の約束で縛られる家は今ではずいぶん少なくなったと子供の頃に聞いたけど。]

 ツェンと同じ気持ちで嬉しい。

[ツェンの背中に両手を回し、抱き返した*]
(175) 2021/12/06(Mon) 21:49:34

【人】   シオン

 私、裁縫が出来て良かった。

[運命という言葉は安易に使いたくないけど。そうだったらいいのに。]

 君の事をもっと教えて。言葉だけじゃなくて。全部。

[混乱はしたけど、いい思い出になるのだろうし*]
(177) 2021/12/06(Mon) 22:38:30
 




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