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【人】 苦労性 ループレヒト― どこかの国のどこかの部屋 ― [扉を開けると、そこは紙だった――。 ――紙というか、手紙の山だった] ただいまぁ。 [ハロウィンは楽しかった。 みんなにまたどこかでといつかの再会を願って手を振ったり、ハロゥとミラーと一緒の帰り道は実現したなら、静かな煉瓦道を楽しんだり、思い出を話すこともあったかもしれない。 手紙の山を崩さないよう、ゆっくりと歩を進めた] 今年もたくさん届いたねぇ。 [手袋を取ろうとしたら、指の部分の感覚がない。 慌てて布を取り除けば、小指一本だけしかなかった。 一瞬眉間に皺を寄せて手を振れば、すぐにあるべき形へ戻る] (4) 2018/11/04(Sun) 18:36:54 |
【人】 もうひとりのサンタ ループレヒトところでこの仮装のテーマ、なんだったの? うぅん。 じゃなくてまずは、準備してくれてありがとうだね。 [装飾を外す間に、髪は■黄赤iroに、瞳は■茅色iroに変わった。 辛うじてあるスペースで黒の動きやすい服に着替え、空いていたもうひとつの椅子へ腰かける] それと、わがまま許してくれてありがとう。 楽しかったよ、すごく。 贈り物は正しくなくてもよくて、貰う嬉しさも知った。 [思い出を話しながらも、五本指を持つ手は一枚一枚丁寧に願い事へ目を通していく。 その視線はとても穏やかだ] もうすぐだねぇ、クリスマス。 今年も忙しくなる……かなぁ? [ハロウィンが終われば、次はこちらの番。 どうか、お菓子がたくさんのよいこの元へ届きますように。 そうもうひとりのサンタは願うのだ*] (5) 2018/11/04(Sun) 18:39:24 |
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