人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
コウメイが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

現在の生存者は、ヤワタ、景斗、那岐、マシロの4名

【人】 マシロ

 

[ なんやかんやで狼に食べられつつも
  ぬくぬく育った白うさぎは、危険性の察知に疎かった。
  野生に帰ると生きてはいけない室内飼いの典型例だ。

  狼の前で腹を見せるうさぎになってしまっている。
  ビーズクッションでだらけて、朝も寝起きは少し甘えて
  彼の前だとなにもかも緩んでしまうのだ。
  だって全部、嬉しそうに受け入れてくれるから
  ──…一緒に楽しんでくれることを知っているから。 ]


  "いちごさん"、名前もかわいいですよね
  じゃあ今度ケーキ作る時は、その二種類買おうかな。


[ 途中、彼が会釈をした相手は子連れの夫婦。>>1:30
  知り合い? と首を傾ぎ、そうでもなさそうだと気付き
  懐かしむように見られていたとは気づかず、
  とりあえずつられて頭を下げた。

  それから、"いちごカレー"の単語が彼から出てくれば
  はっ、とした顔で ]

 
(0) 2023/03/25(Sat) 21:40:37

【人】 マシロ

 

  そう、そうなんです、
  いちご、サラダに使ったりすることはあっても
  カレーは……未知の領域です……っ!


[ ご飯は残したくない。
  歩き回りながらつまんでいたおかげか、
  幸いお腹の容量には余裕がある。

  提案には「そうですね」と頷いて、彼の手を握った。
  恐らくうさぎの穴でも出たことがない……筈……の
  少なくとも、自分が出勤した時は作られていない料理。

  料理人の顔と 好物を前にした子どもの好奇心。
  腹ごなしに少し散歩するか、それとももう行くかを
  貴方を覗き込みながら問いかけた。* ]

 
(1) 2023/03/25(Sat) 21:40:43

【人】 マシロ

 

[ パスタといえば、あの特別授業の日を思い出す。
  ついヒートアップした姉弟論争に終止符を打ったのは、
  聞いたことのない声音で零れた
  彼の「おなかすいたな」の一言だったが。

  流石に天然鈍感室内飼い白うさぎも
  「あっこれやばいやつ」と気付き、即座に引いた。
  謎の聞き取れない英語に最後まで噛み付きつつも
  仕方ない、ここは先輩が折れてやろう、なーんて
  最後までしょうもない意地を張ってしまいながら。


  狼から白うさぎへの特別授業の内容は、──……
  ……やっぱりやめておこう。言わぬが花である。 ]

 
(2) 2023/03/25(Sat) 21:40:49

【人】 マシロ

 

[ とはいえ泣き虫新人うさぎも立派に注文を受け、
  彼にしか作れないペスカトーレを鮮やかに調理してくれた。
  白うさぎはその間に一旦しれっと逃げて
  カクテルのオーダーやらをこなしつつ、
  狼のお腹が満たされる頃合いをひっそり伺っていたわけだ。

  ちなみにシェアのお誘いには>>1:34
  「お許しが出た」と尻尾を振ってしっかり乗りました。
  後輩の手前、カトラリーの共有は今回は避けようとしたが
  結果はさて、どうだったか。


  とにかく、美澄のことはもう新人とは呼べないな、と
  そう思う美味しさだったことは確かである。
  気の回し方も空気読みコンテスト一位だった。>>1:36
  ……やっぱり姉の座は降りるべきかもしれない。* ]

 
(3) 2023/03/25(Sat) 21:40:57

【人】 瑞野 那岐

[囁きに別の意味が含まれているかって?>>1:22
 そこは想像にお任せします。
 声を潜めた意味を、真っ直ぐに受け止めてくれるなら。
 その答えも見透かされたようなものだけど。


 こちらから伝えるには分が悪くなるのと、
 妹の前での建前上。

 
そんな表情を見せるのは、彼の前だけでいい。

 
 重ねた手の上、トントン、と合図するみたいに。
 指の腹で叩いて、指の間に指を差し込む。

 視線は窓の外の景色へと意識を向けながら。
 ウィンドウに反射して映る横顔を盗み見て、
 ため息を漏らす姿に、くすりと笑った。]
(4) 2023/03/26(Sun) 0:34:07

【人】 瑞野 那岐

[白いいちごに興味津々なのは>>1:23
 物珍しさから、その匂いに惹かれたのか。]


  どうですかね。
  レアではあるから、
  もしかしたら、ないかもしれませんけど。


[自分も始めてくる場所だから、把握はしていない。
 あれば彼の驚く顔が見れるだろうし。
 仕事以外で食べられる珍しさもまた一興。

 眼の前の赤いいちごに浮かれて、
 摘んだ端から、食べてもいいという摘み放題。
 良いシステムだと、考えてくれた人に感謝しつつ。

 摘み取った一つ目は、彼の目前に。]
(5) 2023/03/26(Sun) 0:34:31

【人】 瑞野 那岐

[いいの?という問い掛けに、うん。と頷いて。
 開かれた口元に運んでいく。
 赤い実が、彼の口の中に含まれて、
 一瞬だけ、彼の唇が指先に触れる。

 
無意識に撫でたくなったのを堪えて、
手を引いて。]


  甘いですか? 良かった。 
  俺も食べよう。


[今日、俺はいちごの信者を一人増やしました。
 いちごの神様にそう報告しながら。

 自身でも一粒、摘んでそのまま口へ運ぶ。
 赤い実に歯を立てて、溢れる肉汁を飲んで。
 甘味と僅かな酸味を味わって、目を細める。]
(6) 2023/03/26(Sun) 0:35:14

【人】 瑞野 那岐

 

  ……旨い。


[好物を目の前にした子供のような笑顔を零して、
 ぺろ、と汁気の飛んだ指を行儀悪く舐め取って。

 ハンカチで拭き取ったなら、また一粒、一粒。
 選り好みしていく為に、畑を歩く。
 
 摘んで、食べて。籠に入れて。
 抱えた籠が、いつの間にかいちごで溢れていく。

 時々、こっちのいちごのほうが大きいとか。
 こっちの方が甘そう、だとか。

 そんなやりとりを彼と交わしながら、
 45分のいちご摘みはあっという間に溶けていく。]
(7) 2023/03/26(Sun) 0:35:41

【人】 瑞野 那岐

[籠に盛りだくさんになったいちごは、
 Hareで待つスタッフたちのお土産の分にも十分だろう。

 きっと生のいちごだけでは飽き足りないだろうから。
 その後、お土産売り場に立ち寄って、いちごジャムや、
 フリーズドライのいちご、いちごミルクのプリンなど。

 どれも欲しくなってしまうような種類の多さに、
 頭を悩ませながら、彼に相談を持ちかけて。
 人数分のお土産をなんとか選ぶこともしただろう。

 あとは、興味のあったいちごのピザ。
 デザート作りはメインを担当するわけでもないけれど。
 
 料理よりも計量通りに作らないと完成しない、
 繊細なデザート作りは楽しむ方。
 
 ピザといちごという食事のようなデザート。
 作り方には大変興味が唆られる。]
(8) 2023/03/26(Sun) 0:36:04

【人】 瑞野 那岐

 
 
  いちごピザ、うちでも出したら喜ばれるかも。
  作り方、覚えて帰りたいな。


[その時は、いちごを好きになってくれた彼に。
 一番に出すことにしようか。**]
(9) 2023/03/26(Sun) 0:36:26

【人】 高野 景斗

[
――小悪魔がいる。


 この車内には今、天使と小悪魔と
 生贄が二体、乗っています。

 そちらカップルの事情は知らないが
 きっとそう、多分そう。

 重ねた手の上、合図が送られて
 ポーカーフェイスを保ったけれど、
 横顔見て、笑った>>5の、知っているからね。 ]
(10) 2023/03/26(Sun) 1:39:44

【人】 高野 景斗

[ うきうきと苺を探す姿を、
 休日のお父さんよろしく、のんびりと
 追いかけて、好きなものなのに
 先にくれるというから遠慮なく。 ]

 酸味の強いのも結構好きなんだよね
 これってどうだろう?

 ……そっか、食べたいだけ
 食べて良いんだから、食べて
 確かめれば良いね。
(11) 2023/03/26(Sun) 1:40:08

【人】 高野 景斗

[ 旨い>>7と零した彼が嬉しそうに一つ、
 また一つと、口に運んだり籠に摘んでいく。
 
 はしゃいでるなぁ、という感想を抱くが
 こちらもこちらで、

 これ気に入った、絶対名前覚えて
 帰りたい。とか。

 パンフレット片手に、通販やってるんだ
 今度お世話になろうとか。概ねはしゃいで
 いたんだけどね。 ]
(12) 2023/03/26(Sun) 1:40:20

【人】 高野 景斗

[ さすが目利きはプロといった所。
 籠に摘まれた苺は二人共山のように
 なっていたけれど、自分のものより
 彼の籠のほうが、赤く、大きく、艶々と
 した粒揃いで。

 職場への土産に生物は持っていけない
 というより、全員に回るには足りなすぎる
 ので、立ち寄ったお土産売り場で、
 配りやすいものを探し購入した。

 買い取った苺はしばらくの間
 自宅でのデザートになってもらうとして。

 苺のピザは流石に興味津々だったようで
 作り方を覚えて帰りたいと言えば、
 それはいいね、と同意して。 ]
(13) 2023/03/26(Sun) 1:40:35

【人】 高野 景斗

 飽きるかなって思ったけど
 全然そんなことなかったな。
 まだ食べれる気すらする。

[ ――とは言うものの、生のいちごに
 いちごピザに、結構な量を収めていたし
 温泉宿に向かえば夕食もあるだろうから
 ほどほど、に落ち着いたと思うよ。** ]
(14) 2023/03/26(Sun) 1:40:48

【人】 グルメライター ヤワタ



 そうだねぇ。
 ひとつのケーキに二つの品種のいちご、
 贅沢で食べてみたい。


[「今度ケーキ作る時は」>>0
真白が自然にそう思えるようになったことをとても嬉しく思う。
これから先、こうして真白が自然とケーキや他のスイーツを作る場面が来ても、嬉しい気持ちを忘れたくない。]
(15) 2023/03/26(Sun) 20:46:07

【人】 グルメライター ヤワタ

[手を握って受付に戻る。
途中の子ども連れ夫婦への会釈に不思議そうな顔をしているのに気づいたら、向こうが此方を見ていたこと、此方も何年か後にはあんな風に家族になるのかと思って見ていたのだと告げる。

籠に入れたいちごは持ち帰り用にパックに入れて貰えるようだ。
二人分のパックをひとつの袋に入れて片手に持つ。]


 HPで見る限りはピンク色してたよ、いちごカレー。
 僕の方は今すぐでも入りそうだし、
 もしマシロちゃんが食べきれなかったら
 僕にくれれば良いから、カフェが混む前に行ってみようか。


[農園内のカフェはひとつだけ。
いちごに飽きて他のものを昼食に食べたくなった人で混み合う前に行こうかと誘う。
こんなに気になっているメニューだ、売り切れてもかなしい。]


 ランチ待ちで時間かかってケーキボトル作れないの嫌だしね。
 
(16) 2023/03/26(Sun) 20:46:38

【人】 グルメライター ヤワタ

[幸いまだ混む前の時間だったらしく、カフェにはスムーズに入ることができた。
注文は勿論いちごカレーだ。
口に合わなければ後で別メニューを追加するとして。

真白の方はもうひとつ同じものを頼むか、或いは自分のものをシェアするという手もあるが。
メニュー表を渡す。

「料理人の顔と、好物を前にした子どもの好奇心」>>1

どちらの顔も堪らなく可愛くて、ついそう言いたくなるけれど、今は理性が働くので自制した。*]
(17) 2023/03/26(Sun) 20:46:53

【人】 マシロ

 

[ 子ども連れの夫婦は、どうやら此方を見ていたらしい。>>16
  そして会釈をしていた彼自身も
  向こうに数年後の自分たちを見ていたと聞かされれば
  ぽや、と頬を染め、照れたように視線を逸らすが。 ]


  ……
なりましょうね、家族。



[ 貴方と一緒に家族を作って、テーブルを囲みたい。
  その気持ちは私も同じだから 小声で囁くように返して。

  摘んだいちごをパックに入れてもらった後、
  ひとつの袋にいちご達は纏められた。
  「持ちますよ」と言ったけれど、結局いちごの袋は
  彼の片手を塞ぐことになる。
  もう片方の手は当然、自分のもの! ]

 
(18) 2023/03/26(Sun) 22:43:06

【人】 マシロ

 

  カレーがピンク……?
  ……む。レシピが今から気になります、それは。
  私もまだお腹に余裕ありますし、行きましょう。今。


[ いちごとカレーの計算式は生憎頭にはない。
  ついでに、今後も導き出せる気はしないが、
  うさぎ達総動員ならどうにかなったりするだろうか。
  スターゲイジーパイ伝説ならぬ、
  いちごカレー伝説職人が出るかもしれない。
  いや、もうこの農園に既にいるのだろうけれども。

  誘いには好奇心全開で同意して。 ]


  確かに……! ケーキボトルもあるんでした。
  えへへ、したいこといっぱいですね。


[ 楽しい予定がたくさんあるのは良いことだ。
  頬を緩め、カフェへと歩を進める。 ]

 
(19) 2023/03/26(Sun) 22:43:11

【人】 マシロ

 

[ まだカフェは混み合う前だったらしい。
  スムーズに入れて良かった、と思いながら
  手渡されたメニュー表と真面目な顔でにらめっこ。 ]


  ん〜……んー……。

  ……ね、夜綿さん、いちごカレーにするんですよね?
  シェアしませんか。
  私、こっちのいちごの冷製パスタも気になるなって……


[ もう眼前には完全にいちごしか見えていない。
  一にいちご、二にいちご、三にいちご。
  特別枠に貴方を置き続けて、シェアの提案。

  子どもっぽかったかな とふと自分を振り返るけれども
  彼と違って、自制出来る気はしなかった。
  甘やかしてくれる彼へ、甘えている。* ]

 
(20) 2023/03/26(Sun) 22:43:23

【人】 グルメライター ヤワタ

[通り過ぎるファミリーは数年後の姿。
そして仲睦まじそうな老夫婦は数十年後の姿だ。

真白を好きになって、ずっと一緒にいたいと思うようになったら、
世界の見方まで変わったのだと実感する。]


 うん、楽しみ。


[片手で収まる荷物なら自分が持って、両手に抱える程あるなら持ってもらう。
いつだってもう片方の手は繋ぐ為に。]
(21) 2023/03/26(Sun) 23:47:07

【人】 グルメライター ヤワタ

[味よりもレシピが気になるのは料理人のサガか。
元気よく誘いに乗る真白と共にカフェへと歩く。

摘んだいちごはそれなりにあるから、ケーキボトルを2個作ってもお土産に出来る分は確保できる。
とはいえ高野と那岐もいちごを摘んでいるだろうから、お土産がいちごそのものだとお土産というよりも「仕入れ」めいてきそうだ。]


 ん、オッケー。
 冷製パスタだとサラダに近いのかな。それともパフェ?
 パスタは小麦粉で出来てるから味付けによっては合わないことはないと思うけど……


[初めからいちご以外のページに目もくれずメニューを見つめる瞳がキラキラしている。>>20
世の中にこんなかわいいいきものが存在して良いんですか。
もうどうしてくれようね、可愛すぎて。

この天使の生贄になら喜んでなりますとも。>>10]
(22) 2023/03/26(Sun) 23:47:48

【人】 グルメライター ヤワタ

[いちごカレーといちごの冷製パスタ、
取り皿をふたつ貰う。
結果として、先に来たいちごカレーは見た目がいちごミルク色という強烈なインパクトの割に、食べたら普通のカレーの味がした。
いちごはチャツネとして使われているのかもしれない。
ならこのゆめカワファンシーなピンクはどうやって出しているのだろう。

うさぎの穴を訪れる客はよくレシピを気軽に聞いたりするが、
本来レストランなどでレシピを聞くのは中々考えられない。
家で再現されたら店が必要なくなってしまうからだ。
そういう意味でも、あの店の従業員たちは皆、器が大きい。]


 どう?マシロちゃん。
 作れそう?


[味の感想よりも再現可能かを聞いてしまう。
料理人の彼氏も板についてきたのかもしれない。**]
(23) 2023/03/26(Sun) 23:48:23

【人】 マシロ

 

[ 両手に抱えるような荷物は半分こ。
  買い物の結果でも、目に見えない重いものも。
  持ちきれないものだって ふたりなら大丈夫。

  いつも片方の手は空けておいて、貴方と繋ぎたい。
  歩を並べ、隣でずっと笑い合いたいから。

  ────そんな風に随分変わった私の世界は、
  今限定で、いちご一色なのは許してほしいところ。>>22
  未知のメニューと好物と、傍らには好きな人。
  機嫌が上限値を知らないのも無理はない。ですよね? ]


  どうでしょう……写真の感じは結構パスタです……。
  サラダパスタみたいな……? うー…?


[ 生贄にはしないし天使でもないが、
  それはそうとしていちごメニューのお供には
  しっかりなって頂きますとも。 ]

 
(24) 2023/03/27(Mon) 20:54:48

【人】 マシロ

 

[ 取り皿はふたつ、シェア前提のオーダー。
  先に届いたいちごカレーを分けて貰うが、味への感想より
  フルーティな方向に舵を切った訳でもないな とか
  ルーをピンクにする方法の方が先に頭へ浮かんだ。
  後味が少しいちごの風味で、
  甘口を好むタイプの人が好きそうなカレーだった。

  続けていちごパスタを取り分けて、一口。
  物凄く真剣な顔でピンクの食べ物を食べ、考え込み、
  飲み込んでから問いかけに答える。>>23 ]


  ん〜……カレーは塩梅が難しそうですけど
  こっちのパスタ、自己流でちょっといけるかも…?


[ いちごパスタにはトマト、生ハムも加えられていて
  甘いだけではなく存外味が引き締められている。
  ソースは甘さ控えめのベリーソース。
  新しい知識だ。うさぎのように夢中で食べ、考え ]

 
(25) 2023/03/27(Mon) 20:55:02

【人】 マシロ

 

  ……家帰ったら作って良いですか。
  結構、いちごの甘さを中和してるのは好きなんですけど
  再現よりはこう作ってみたい、が一個あって──…


[ と、語る顔は完全に料理人のもの。
  彼なら自宅での試作の味見も付き合ってくれるはず。
  うさぎ穴で提供するつもりというより、
  時折思い出話のように食卓へ並ぶようにしたいだけ。

  そうして食べ進めているうちに、お皿は空っぽ。
  お腹も十分満たした後は、
  どうせなら夕方から温泉でゆっくりもしたいし、と
  ケーキボトル作りへ行くことを提案して。* ]

 
(26) 2023/03/27(Mon) 20:55:23

【人】 グルメライター ヤワタ


 いちごのサラダは食べたことあるけど、
 あんまり甘くないやつだったんだよね。
 カッテージチーズとベビーリーフと合わせた……

 あんまり甘くない品種なのかな?


[二人でメニューの写真を眺めつつ予想する。>>24
そうして出て来たものをシェアすると、真白がスイッチが入ったような真剣な面持ちになった。>>25]


 ソースもいちごだね、これ。
 面白い味だなぁ。


[自分が以前に食べた野菜感が強いのとも違う、
デザートに振り切ったネタ的なパスタとも違う、
初めて食べる味だ。
ふむふむと頷きながら、二人の皿は空になる。]
(27) 2023/03/27(Mon) 21:40:51

【人】 グルメライター ヤワタ


 お。
 マシロちゃんバージョンだね?
 楽しみ!


[店で作るのではなく、自宅で――「家族」で食べるものとして、というニュアンスを感じる。
試作だろうと失敗しようと勿論自分が一番に食べるつもりなので
返事は"Yes"しかない。

ごちそうさま、と手を合わせて、
やりたいことを早目にやろうと次はケーキボトル作り体験へ。]
(28) 2023/03/27(Mon) 21:41:07

【人】 グルメライター ヤワタ

――ケーキボトル――

[人気のコーナーなので早目に来て良かった。
待ち時間があるので少し散歩をしてお腹を落ち着かせつつ会場に戻る。

用意されているのはジャムの瓶に似たボトルと、搾るだけのホイップクリーム、土台のスポンジ、デコレーション用のカラースプレー。
いちごは自分たちが摘んだものを好きに使って良いらしい。]


 こーゆーのってセンスがいるよねぇ……


[と苦笑しつつ。
切り口を外側に向けて並べクリームを搾ると、外から見て綺麗に出来るらしい。
綺麗に飾り切りが出来るなら映えるものが出来るのだろうが、自分はそこまで器用ではない。
自炊して「食べられるものができる」のとは別の技能だ。]
(29) 2023/03/27(Mon) 21:41:23

【人】 グルメライター ヤワタ



 そこで取り出すのは〜とちあいか!


[摘んだものをパッケージに詰める時に、わかりやすくラップで仕切りを作って貰っている。
「とちあいか」といういちごを縦に切れば、ヘタ部分が凹んでいて、綺麗なハートが現れた。]


 初めて見たけどほんとにハートだ!
 見て見て!


[カップルで来てこんなにはしゃぐ彼氏も珍しいのではないだろうか。
楽しいのだから仕方がない。*]
(30) 2023/03/27(Mon) 21:41:37

【人】 マシロ

 

[ 自然と"家に帰ったら"という言葉が出てきていた。
  白い小物類や自分用のコスメセットを置いてあるとはいえ
  一応家主はまだ彼のまま、引っ越しはしていない。
  けれどあそこはすっかり自分の中で
  "帰る家"になっている。
  ──そろそろ自宅を引き払い、物件を探すべきか。

  とにかく、帰宅後のいちごパスタ試食は
  無事に(確信はあったが)了承を得られ、満足気な顔。
  失敗……は、しない、……つもり。なので。>>28
  適度に期待しつつ待っていて欲しいところ。 ]


  あー……夜綿さん、飾り切りは苦手ですっけ……。


[ デザートが作れなかった期間、その代わりにと
  学んだ飾り切りの技術が自分にはあるけれど。
  用意されたケーキボトルの材料たちを見ながら呟いた
  彼の苦笑へ、そういえば、とこちらも同じように笑う。

  とはいえ飾り切れば良いというものでもなさそうだ。
  薄切りにすると上から重さで潰れてしまうかも。 ]

 
(31) 2023/03/27(Mon) 22:23:35

【人】 マシロ

 


   …………むむ……。


[ あ、これ案外難しいやつ!
  とこちらが悩んでいるうちに、彼は必殺技か何かのように
  "とちあいか"を取り出し、縦へ切り、
  切るだけでハートになったいちごへはしゃいでいた。 ]


  …っふふ、あはは、夜綿さん可愛い。
  そっか、切るとハート型になるんですね。
  そんなにはしゃいでるの、初めて見たかも。


[ くすくすと堪えきれない笑みがこぼれる。
  彼女側がはしゃぐ様はよくあるけれど、
  彼氏側がハート型に切れてはしゃぐ光景は珍しそうだ。

  わざわざ"とちあいか"をラップで仕切って貰っていたから
  最初からこれを想定していたのだろうか。
  ならやっぱりかわいいな、と、頬を緩めながら。
  ──新しい顔が見れて 得をした気分だ。 ]

 
(32) 2023/03/27(Mon) 22:23:42

【人】 マシロ

 


  んー……じゃあ、私は……。


[ ボトルの一番下にスポンジを入れ、
  普通に切ったいちごの切り口を外側へ均等に並べて
  生クリームを絞り、もう一度同じ工程を。
  二層目のスポンジは、ボトルの上部に空白が出来るように
  敢えて薄く重ねるようにして。

  蓋をしても崩れない、かつ、外側からも見えるよう
  いちごを薔薇型に飾り切っててっぺんへ乗せる。
  ついでに余ったいちごをうさぎの耳っぽく切って
  クリームに差したが、…こっちは改良の余地ありだ。

  仕上げにカラースプレーを余白に振り、完成。 ]

 
(33) 2023/03/27(Mon) 22:23:51

【人】 マシロ

 

[ 蓋を閉めれば、なかなか良い出来ではないだろうか。
  よし、と満足げに頷いて、彼へ差し出す。 ]


  交換っこしましょう、夜綿さん!
  夜綿さんが切ったハートのいちごで出来た
  ケーキボトル、私にください。


[ 彼女側もしっかりちゃっかりはしゃいでいる。
  そう、何せ楽しいので!* ]

 
(34) 2023/03/27(Mon) 22:24:08

【人】 グルメライター ヤワタ

[「家」という言葉に違和感を抱かない程に自然と「神田家」を想像している。>>31
彼女の物が増えてからは特に、その方が店に近いのもあるし、
単に迎えに行ったら離したくなくなってしまう自分の堪え性のなさもある。

とはいえやはり手狭ではあるので、更新まで少し時間はあるけれど、
良い物件があれば二人で暮らし始めたい。
今の家だと特にキッチンが2人で一緒に料理をするには難しさを感じている。
なのでいちごパスタも出来上がってから全貌を見る形になりそうだ。

失敗しても、は言葉のアヤであり、実際には食べられないものは出てこないだろうと思っています。]
(35) 2023/03/28(Tue) 0:03:08

【人】 グルメライター ヤワタ



 普段はしないからねぇ。
 りんごも口の形にしか切れないし、
 ウインナーも脚を切る前の方が写真映えするレベル。


[出来上がったものは真白に捧げたいから、
あんまりぐちゃぐちゃなのは作りたくなくて、
それで考えた秘策が「とちあいか」だった訳だ。]


 そう!すごくない?
 半分に切るだけで可愛くできるの、
 不器用の味方って感じ。


[はしゃぐ自分の声を聞いたか、近くのカップルが持ち込んだいちごの中からとちあいかを探そうとしている。
切るまでは一見他のいちごと違いなく見えるから今から探すのは大変だろう。

ちょっと得意げになった顔も含めて真白の笑いを誘えたようだ。
彼氏がはしゃいでいて恥ずかしいと思うどころか笑ってくれる、
自分の彼女は実によくできた子だなぁと実感して、
一緒になって声を上げて笑った。]
(36) 2023/03/28(Tue) 0:03:34

【人】 グルメライター ヤワタ

[ハートで一周を彩った後、クリームで固定して、スポンジはボトルの口径に合わせて用意してあるのを千切って、潰したいちごの汁に浸けた。
ところどころ赤く染まったスポンジキューブをボトルに入れ、カラースプレーを散らす。
花形のシュガーは勿論、彼女の色である白を選んで。

敷き詰めた――が、欲張ってぎりぎりまで入れたものだから、肝心の花は蓋の側面に隠れてしまった。
やはり素人には中々難しい。

真白はと言うと、まずスポンジを敷いていた。なるほど。>>33
レイヤーが出来ていく様子に、心を通わせた日のブッラータのミルフィーユを思い出したり。]


 あーさすが、
 僕は考えなしに上まで詰めちゃったけど、
 上を空けてたら飾り切りも見えるよね。
 わ〜すごいな……薔薇だ……


[ホイップは市販の搾り袋入りのものだったから固さの調節が出来ず、耳に見立てたいちごのスライスは想定通りとはいかなかったようだ。
それでも意図はわかる。
可愛い、と言いながら早く写真を撮りたくてそわそわしていた。

体験の参加者はビニール手袋で作業をすることになっているので、
終わってこの手袋を取るまではカメラを触れない。
勝手に撮って良いものなのか、周りの様子を伺ってみたり。]
(37) 2023/03/28(Tue) 0:03:58

【人】 グルメライター ヤワタ

[出来上がったものを彼女に差し出そうとしたら、先に言われてしまった。>>34
どうにも自分はこういう時に出遅れる悪癖がある。]


 もちろん、どうぞ!
 もう写真撮って良いかな?良いよね!


[交換したら、自分の手袋と彼女の手袋を他のゴミと纏めて先に捨て、手洗いをしてから満を持してカメラを持つ。
どちらも横から撮って、隠れた白い花畑を彼女に見せる為に蓋を取ってから上からの写真も撮る。

衛生上、作ったものはその場で食べる決まりらしい。
先程のカレーもパスタも甘すぎないで良かったと思った。

味は市販のホイップとスポンジでは予想通りになるのだが。
いちごが摘みたてなのもあるし、何より彼女が作ってくれたものなので。]


 おいしい!


[と破顔一笑。]
(38) 2023/03/28(Tue) 0:04:22

【人】 グルメライター ヤワタ

[それにしても、一緒になってはしゃぐ彼女が可愛くて。
思わず彼女の笑顔も写真に撮る。
ガチのカメラを持っているからか、他の参加者からも「カメラマンさんですか?写真撮ってください!」とスマホを渡され、各テーブルを回る羽目になった。

彼女連れの彼氏に撮影を頼む女性客は、自分の身に置き換えて遠慮するということを知らないのだろうか?
空気を悪くするのが嫌で一応撮影には応じたけれど、
彼女と離れる時間を作ってしまったのが悔しいところだ。]


 ……ねぇマシロちゃん。
 この後どこか回りたいとこ、ある?

 一旦車戻っていい?
 さっきの人たち、香水キツくてさ……


[駐車場に停めた車はフロントに日除けのパネルを置いている。
そしてすべての席のウィンドウには遮光カーテンもある。**]
(39) 2023/03/28(Tue) 0:04:47

【人】 マシロ

 

[ 確かに、うさぎさんリンゴやタコさんウインナーなどを
  作っているのを見たことがない。>>36
  二人並ぶと少し手狭なキッチンで
  自分が先にさくっと飾り切りをしてしまうせいか、と
  思っていたけれど、単に不器用なだけの様子。 ]


  ふふっ……ね、かわいいですね。


[ いちごが、というより、はしゃぐ貴方が。

  切るだけでハート型になるイチゴを前もって準備し、
  綺麗に可愛く切れたらきらきらの笑顔で楽しんでくれる。
  出来上がったものの交換を互いに考えていたとは知らず
  一緒に声を上げて笑えるのが、幸せで、うれしい。 ]

 
(40) 2023/03/28(Tue) 13:06:30

【人】 マシロ

 


  上まで詰まってるのも贅沢で良いと思いますよ〜?
  こういうの、つい凝っちゃうだけなので……
  皆違って皆良し、…ですっ


[ うさぎはホイップの柔らかさの見立てが甘くて、
  ちょっと失敗してしまったけれど。
  かわいい、と言いながらそわそわと周囲を伺うのは
  写真を撮りたいがまだ撮れないことへのむず痒さか。

  ビニール手袋越しにカメラは触れないが、
  周囲のカップルや家族はスマホで写真を撮っているので
  写真撮影はフリーだろう。
  近頃はSNS映えが前提の時代、ここも自由にどうぞ、の
  姿勢を取っているようだ。


  交換の提案はこちらが先手を取った。ふふん。>>38 ]

 
(41) 2023/03/28(Tue) 13:06:35

【人】 マシロ

 

  えへ、やったぁ。ありがとうございます!
  いっぱい撮ってくださいっ


[ 後片付けが終わったら、彼が相棒のカメラを持ち
  色んな角度から思い出を残す時間だ。
  瞳越しでも頭へ記憶としてこのケーキボトルは残せるけど
  写真として残るのは、嬉しいもの。

  ────自分は"特に" それを知っている。
  身をもって。 ]


  一緒に作るだけで、
  こんなに美味しく感じるんですね。


[ 貴方がはしゃぎながら作ったのを見ていたから。
  ──大事な人が想いを込めたケーキを一緒に食べる。
  それが、一番の"美味しい"の魔法だ。

  同じようにふんにゃり笑うと、それも写真に撮られ
  気恥ずかしそうに微笑んだ。
  ────……そこまでは良かったのだけれど。 ]

 
(42) 2023/03/28(Tue) 13:06:42

【人】 マシロ

 


   …………。


[ いや、気持ちは分かる。分かりますよ?
  折角なら上手な人に撮って欲しい、みたいな感情は。
  恋人と一緒に楽しんで、ついはしゃいでしまって
  彼氏側が引っ張りだこの間彼女が放置される可能性も
  多分、見えていないんだろうことも。

  人柄良く応じ続ける彼を見送ったのは最初の方だけ。
  途中からはだんだんお餅が焼かれ始めて、
  ぷく、と僅かに頬を膨らませる。

  そのひと! 私の! 恋人なんですけど!
  ……とか言って奪い返すのは大人気ないし、空気を壊す。
  ので、ちゃんと我慢した。しました。えらいです私。 ]

 
(43) 2023/03/28(Tue) 13:06:55

【人】 マシロ

 

[ 彼が戻って来た頃には、
  白うさぎはすっかり拗ねてやや機嫌も降下気味。
  空気を悪くしたくないのだろう彼の気持ちを汲んで、
  あからさまにはしなかったけれど。 ]


  ……んーん。ないです。
  車戻りましょう。


     ────手、繋いでください。


[ 自分は職業柄もあって香水はつけない。
  だから、他の女性客から移った香水の匂いが
  余計に感じ取れてしまって、それがとても嫌で。

  手を繋ぐのみに留まらず、腕へ抱き着いた。
  やっぱり最初の牽制は止めるべきではなかったか。
  ぎゅうっと抱き締め、駐車場の方へ戻ろうと
  彼の手を引き、歩みを進めた。** ]

 
(44) 2023/03/28(Tue) 13:07:20

【人】 グルメライター ヤワタ

[お互いが作ったケーキボトルを見せ合って交換し、
写真を撮るところまでは真白の機嫌は最高潮だった。

可愛くて撮ったら恥ずかしそうに微笑んで>>42
それがまた可愛くて撮った。
調子に乗り過ぎたのが良くなかったのかもしれない。

ひとつのテーブルの依頼を受けたら、うちも、うちも、と呼ばれ。
一人待つ彼女のことも気にせずカメラのストラップまで引かれる始末。
此方としてもぐったりで、早く真白の元に帰りたかった。]
(45) 2023/03/28(Tue) 18:42:55

【人】 グルメライター ヤワタ



 ……うん。


[周りから見たら上手く平静を装っていると思う。
でも自分には彼女が相当もやついているのがわかるわけで。>>44

手を繋ごうと差し出した腕にぎゅうとしがみつかれる。
寄り添って駐車場に向かう早足。
残りのいちごを入れたビニールが跳ねてがさがさと音を立てた。**]
(46) 2023/03/28(Tue) 18:43:12

【人】 グルメライター ヤワタ

[薄目で時計を見る。
――二人はまだ楽しんでいるだろうか。

宿のチェックインは可能な時間になったけれど。*]
(47) 2023/03/28(Tue) 21:25:40

【人】 グルメライター ヤワタ

[二人から連絡があったなら、もう車内に戻っていることを伝える。
宿までは車で数分だ。

大浴場は男湯と女湯、
それと宿泊部屋に対応した家族風呂と部屋風呂。

大浴場から出たところにはマッサージチェアのコーナーやお土産物屋、リフレクソロジーの店舗が併設されている。

チェックアウトは明日の11時。
二人きりで過ごせる時間はまだたっぷりとある。*]
(48) 2023/03/28(Tue) 21:40:05
 




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