【人】 騎士見習い テンガン (0) 2021/05/07(Fri) 11:06:14 |
【人】 騎士見習い テンガン おく、一番奥まで……あっ、あぁぁぁぁぁっ♡♡♡ [ニヤリと獣の表情を浮かべる男。 剛直を根元まで一気に咥え込まされる。 その狂暴な先端が最奥を穿つ。 その衝撃だけでテンガンは一度達してしまう。] あぁッ♡ あっ、あッ♡ おチンポっ♡ ヨすぎる……ッ♡♡♡ [達しているにも関わらず連続して何度も剛直を叩き込まれる。 それでも苦しいどころか善がり狂ってしまう。 いつの間にか臭いはずの雄の匂いが甘く芳しく感じるようになっていた。 テンガンはそれを自分がメスになってしまったからなんだと思った。] (1) 2021/05/07(Fri) 11:06:40 |
【人】 騎士見習い テンガン イクっ♡ イクイク……っ♡ あぁッ、イク……ッ♡♡♡ [一突きごとに達し、連続でメスイキしてしまう。 もうイってない瞬間などなかった。 一部の隙もなくテンガンの身体はすべて快楽で満たされていた。] ――――〜っ♡♡♡♡♡ [そして男の精をたっぷりナカに注ぎ込まれた瞬間、テンガンは一番深い絶頂に達し、そこで意識がトんだのだった。]** (2) 2021/05/07(Fri) 11:07:02 |
【人】 ローグ ギュルセル……あ? [身体に何かが流れ込んでくるのを感じ、男はぴたりと動きを止めた。 ダンジョンに漂う気配を凝縮したような異質な魔力がどんどん注ぎ込まれてくるのを感じ] ぐ、ぅ……あ、っぁ、……ア──! [呻きながら身を捩らせ、背を反り返し、びくびくと全身を引き攣らせて男は吼えた。 意識が灼き切れるような快楽が爪の先から肌、肉、骨の髄を駆け上がり、髪の毛一本一本に至るまで埋め尽くす。 異質だと感じたはずの魔力がどんどん身体に馴染んでいく。 身体が、造り替えられていく。 テンガンの内に白濁を根こそぎ吐き尽くしても止まらない絶頂の中、これがその時なのだと男は本能で理解した。 人間でない何かになれる時がやっときた。>>2:174 やっと、解放されるのだと] (4) 2021/05/07(Fri) 11:55:33 |
【人】 淫魔 ギュルセル[やがて止め処なかった快楽が過ぎ去る。 外見上はほとんど何も変えないまま。 放心状態の男は、己が何者となったかだけは正しく理解していた。 大浴場へ続く道で、床にテンガンを組み敷き彼の後孔の最奥まで自らを突き入れたまま、男は荒い呼吸を繰り返す。 息も絶え絶えと言わんばかりの男の口からは、鋭く研がれた4本の牙が覗いていた]* (5) 2021/05/07(Fri) 11:56:24 |
【人】 舞姫 イクリールふっ、ぅ……んむぅ……! [水音と乱れる吐息、生々しい肉の弾ける音だけが耳を犯すなか、"終わり"を悟ったか、女の身体が最期の抵抗を始める。 喉奥から絞り出された悲鳴が男の舌を震わせ 痛々しい歯形のついた乳房、頂が藻掻いて揺れる。 嬲られ続けて衰弱しきった女の全身が男に抗い、しかし逃れきれずに欲望を受け止めるためだけに動くのが分かるだろう。 唯一平静な濡れた瞳がきらめく。 私を手にかけるのはお前で、君を殺すのも私なんだ] ぁ…も、らめっ……ぁあ、あああぁああっ! [白く胎内を汚されて、大きく背を仰け反らせる。 濃厚な魔力を含む白濁に侵され、生殖にまつわる機能のために収縮するはずの臓器が、筋肉が、精を搾り取るためだけに機能したその瞬間――一足早く、女に決定的な変化が訪れた。 生きながら味わえる限度を越えた激痛に、長い長い吐精の間、女の肢体は供物じみて無力に横たわっていた] (9) 2021/05/07(Fri) 19:03:43 |
【人】 舞姫 イクリールあっ……、ぁ…。ぁ……ん……♡ [すべてが組み変わる激痛に死体のようだった身体が、抜き取られるかと思った矢先の鋭い突き上げ>>2:201に跳ねあがる。延々と続く責めに――徐々に、女の声が甘くなっていく。 演技なのか本気なのか、自分でもわからなかった。あまりにも、興奮が強すぎて。 ぐちゃぐちゃと響く淫らな水音が、滴る血のようだと思った。憐れな男が胸から流れる血の海のなか唯一白い身体に溺れている。 かわいくて かなしくて 、女は足を絡めて抱き締め、陶酔しきった目で男を見上げた。女は、繰り返される射精に薄い腹が妊婦のように膨らんでしまうまで、男の欲望を読み取った通りに淫らに舞い続けた。人間スピカを溺死させてしまうまで、ずっと*] (10) 2021/05/07(Fri) 19:08:51 |
【人】 機構管理人 ルチル─ 時が満ちる前 ─ [機構の中の盛り上がりぶりをあちこち見ながら、宝玉が輝くのを今か今かと待っていた頃。 オレの意識はふと休憩室に引き寄せられた。 同族の気配が新たに現れたのを感じて] ん……? あれ……? [誰か無粋な邪魔者が乗り込んだのかな? あの扉封鎖しちゃえばよかったかな。 そう思いながらよく見ると、その気配の持ち主は、あのダンサーちゃんじゃないか>>9>>10。 彼女は自力で生まれ変わったのか。 とてもとても珍しい、自力で淫魔に堕ちる例が、また見られたのか。>>1:165 最初はそう思ったけど、そうじゃないことにすぐに気付いて、オレは可笑しくて仕方なくなった] (11) 2021/05/07(Fri) 20:43:48 |
【人】 機構管理人 ルチルあっはははは! こういうことってあるんだ〜。 [彼女と交わっていた、もう1人の素質満点なコ。>>1:151 一見しただけじゃわからないとても変わった、そして高い魔力を持ったコ。 そのコが注ぎ込んだ子種が、彼女の素質と相乗効果で珍しい出来事を起こしたんだ] あのコ、もしかして“オレの子”かなあ〜……。 [あのコを見るたびに思ってたんだ。見たことある気がするなー、誰かに似てるなーって。 やっと気付いた。雰囲気は似ても似つかなくて忘れてたけど、顔立ちはそっくりだ。 オレが前回遊び呆けてたときに遊んだ女のコ。清純を絵に描いたような僧侶。 オレがもらいものの子種をたっぷり注ぎ込んだあの女僧侶にそっくりだ] (12) 2021/05/07(Fri) 20:44:11 |
【人】 機構管理人 ルチル[淫魔の素質が豊かなコってたまにいるんだけど、オレはずっと、どうしてそんな差が生まれるのかわからなかった。 でも、もしかしたら。 オレが受けた子種が、オレの魔力でいくらか変質していたのかもね? それで生まれつき淫魔に近くなってたのかも。 オレの勝手な想像だけどさ。 もしそうだったら、オレも遊び放題したほうが効率よく淫魔増やせるんじゃない? 次はまた遊び歩いてみようかなー。 封印されたりしないための対策をしっかり考えてからさ] (13) 2021/05/07(Fri) 20:44:40 |
【人】 淫魔 ギュルセル[男は改めて大浴場へ足を向けた。 行きたかった場所だったからというのもあるが、理由はもう一つあった。 人間の気を緩めやすい場所。 人間を罠にかけやすい場所。 ・・・・・ そこでなら新しい武器の扱い方も学びやすいはずだ、と男は考えた。 男にはずっとやりたかったことがあった。 無謀極まりないからと諦めていたことだ。 そのために役立つ武器を手に入れたのだ。 淫魔に身を堕としたことで] (16) 2021/05/08(Sat) 6:21:53 |
【人】 淫魔 ギュルセル[スラムの頂点に立つ。 どうすればそれが成し遂げられるか、男にはなかなか掴めなかった。 だがダンジョンで過ごした僅かな時間の間に、男は悟った。 いや、知っていたことを改めて強く実感したと言うのかもしれない。 周りを全員引き摺り下ろし、突き堕とせばいいのだ。這い上がれない快楽の淵へ。 爪を剥ぎ牙を抜き、戦意を失わせ、二度と歯向かう気が起きないぐらい心も身体も酔わせてやればいい。 それが有効な手だと再認識した。 そのために使える新たな武器として淫魔の身体を手に入れた。 あとは扱い方を覚えるだけだ。 だから男は大浴場へ向かった。 汗を流すついでに裸身を晒してのんびり過ごしてやれば、いいカモが罠と知らず寄ってくるかもしれないから。 何も来ないならそれでもよい、そのときは大浴場での入浴を満喫すればいいだけだ。スラムでは滅多に出来ないことだから]** (17) 2021/05/08(Sat) 6:22:40 |
淫魔 ギュルセルは、メモを貼った。 (a1) 2021/05/08(Sat) 6:25:31 |
【人】 凍剣士 スピカ[それから――。 飽くことなく、女の身体を抱き続ける。 胸の痛みをごまかすように。 駆けのぼる下腹の熱を堪えることなく、女の胎に注ぎ込む。 その度、身体には精気がみなぎり、代わりにギリギリで踏みとど待っていた心が褪せていく。 後孔に伸ばした指は、行為を続けるうちに二本、三本と女の中へ潜り込んでいき。 両手それぞれ二本ずつ、計四本で中を搔き乱し、時折割り開いて空気に晒した。] (18) 2021/05/08(Sat) 10:42:20 |
【人】 凍剣士 スピカ[女の胎が膨らんで、それでもなお注ぎ込み続ける。 女を貪って、そして女に溺れている。 そんな折、男にも変化があった。 全身を貫く絶頂。 本来であれば耐え難い程の、それに、けれど女を犯すことは止めず、どころかより激しさを増していた。 そうして、変化が収まった頃には―― 胸の痛みと、涙はもう止まっていた。] (19) 2021/05/08(Sat) 10:42:41 |
【人】 凍剣士 スピカ[心に残っていたのは、ただひたすらの本能だった。 かつて、かけがえのないものを自分で壊してしまう、得も言われぬ快感。 『もっと、この女の全てを味わい尽くしたい。』 おもむろ、腰を引く。 散々に蹂躙した女の秘所から穂先を抜き去って、そうして次に穂先が添えられたのは、丹念に解された女の後孔。 指でしっかり割り開いて、先端が触れる。 それから、大きく腰を押し込んだ。 ただでさえ、女の子宮に届いてしまうほどの穂先を、更に狭いところへ押し進める。 一息に飲み込めないようなら、腰を揺すりながら、奥へ奥へと穿っていく。] (20) 2021/05/08(Sat) 10:43:09 |
【人】 凍剣士 スピカ[――あぁ、きっと自分は壊れてしまった。 そう、直感的に理解した。 でなければ、これほどの行為を躊躇いなくできるはずがないから。] (21) 2021/05/08(Sat) 10:43:26 |
【人】 凍剣士 スピカ[それからの事は、語るまでもないだろう。 何度となく、女の後孔を穿った。 行き止まりに突き当たっても、なお余る穂先を打ち込んで、女の腹に飲み込ませる。 子を成す力を失った白濁を吐き出す、前の孔に注いだ分だけ、女に搾り取られる。 再び、女の子宮へと打ち込む。 体位を変えて、前から後ろから。 時には道具を使い、トラップも利用した。 縄で女の自由を奪い、後ろから犯した。 おぞましい行為だった。 女を貪り、女に溺れていた。 互いに、この行為に飽きるまで、延々と二匹の淫魔は互いを犯していたことだろう。*] (22) 2021/05/08(Sat) 10:43:33 |
【人】 機構管理人 ルチル─ ダンジョン内 ─ [さーて、魔力も注ぎ終わったし転送も終わったし、最後の見回りといこう。 誰か見落として淫魔にし損ねたり、出入口に送り損ねたりしてるかもしれないしー。 それに、新しく生まれた同族たちと、会ってお喋りできるかもしれないからね! オレは最深部を離れて機構の中をぶらぶら歩き始めた。 今は人間たちに会っても悪戯はしない……か、なぁ……オレの気分次第かな]** (23) 2021/05/08(Sat) 12:19:55 |
【人】 騎士見習い テンガン──ダンジョン内── [テンガンが目覚めると、もう肉体は変質し終わった後だった。 鋭く伸びた犬歯、悪魔のように伸びた耳、尻から伸びた細い尾…………] ひっ! [テンガンが自らの姿に慄くと、それらはシュルシュルと縮んでいって、テンガンは元の人間の姿に戻った。 それでテンガンは自分の姿を好きなように変えられるようになったのだと悟った。 人間ではないものに変じてしまった……。 そのことに打ちのめされていると、ヒタリと足音が響く。 振り向くとそこにいたのは、>>23男にも女にも見える美しきものであった。 この者こそがこのダンジョンに潜んでいた淫魔なる者なのだとテンガンは思った。] (24) 2021/05/08(Sat) 12:49:52 |
【人】 騎士見習い テンガン あ、あの、 [テンガンは"彼"に自ら声をかけた。] オレはいなかったことにしてもらえませんか。 [真っ先に頭に浮かんだのがそのことだった。] このダンジョンから出ていくので、 スピカとイクリールという名の二人には、 オレがこうなってしまった事は 伝えないでもらえますか? 二人には、 オレが無事だったと思ってもらいたいのです。 オレは人間のまま 何処かで生きているのだと……。 [人間ではないものに頼み事など通じるか分からない。テンガンは駄目元で頼み込んだ。]** (25) 2021/05/08(Sat) 12:50:07 |
【人】 機構管理人 ルチル[大浴場の近くの通路に近づいたとき、生まれたての同族に出会った。>>24 あのローグくんに屈してた騎士くんだー、と思いながら通り過ぎようとしたら、>>25彼から声をかけられて、オレは足を止めた] ん〜……? [彼が言ってるのは、オレが魔力を注ぐまでもなく自分たちから淫魔に変じてしまったダンサーちゃん>>9と、それを起こした剣士くんのことだよな。 「無事だったと思ってほしい」という言葉を聞いて、思い出した。あの清らかな友情の一幕を。>>2:53 >>2:64] ……言わないのは別にいいけど。 あのコたちがキミの気配に気付かない保証はないよ。 [同族の頼みなんだ、それも生まれたばかりの。だから聞く気はあるけどね。 その意味があるかはわからない。 というのも、] (26) 2021/05/08(Sat) 13:22:23 |
【人】 機構管理人 ルチルあの2人がキミの気配を追えるかはわかんないけど。 オレが言わなくてもバレるかもしれないし、 言わなきゃバレないかもしれない。 キミたちは元人間だし、人間だった頃に 親しかった人の気配には、気付きやすいかもしれないね。 淫魔に変わってしまっても、名残はあるから。 [長々と説明しながら、そういえば……と思い出すものがあった] (28) 2021/05/08(Sat) 13:25:17 |
【人】 機構管理人 ルチル気配を消す魔法、かけてあげよっか? 誰からも気付かれなくなるよ〜。 姿は見えるけど。 それに、ココから出たら効果が消えるけどね。 オレの魔力が届かなくなるから。 [使う理由がなくて滅多に使わない魔法なんだけど。 生まれたての同族に親切心が湧いて、そう提案してみた]** (29) 2021/05/08(Sat) 13:27:05 |
【人】 騎士見習い テンガン 同族の気配が、感じ取れる……? [言われてみると、テンガンにも近くに気配>>17が感じられた。 あの鬣犬の匂いがする。 やはりあの男も同族と化していたらしい。 ふと、あの男に言われたこと>>2:133を思い出す。 お前にはないのか、 それだけは譲れないってものが―――― 譲れないものなんて、今でも分からない。 オレは喰らいたいものを喰らいたいだけだ。] (30) 2021/05/08(Sat) 15:45:41 |
【人】 騎士見習い テンガン 確かに、感じ取れます……。 [それでは二人に隠し通せるかは運次第なのかと項垂れると、>>29淫魔が思いついたように提案する。] 是非、お願いします! その気配を隠す魔法をお願いします。 ダンジョンの外に出た後は自力で何とかしますので。 ずっとずっと遠くまで行って、そして―――― [そして――――テンガンの頭に閃くものがあった。] ――――それから、オレは自分のしたいことをします。 [その顔には獣の笑みが浮かんでいた。]** (31) 2021/05/08(Sat) 15:46:11 |
【人】 機構管理人 ルチル[問いかけて、興味本位で彼の思考を覗き見た。>>30 “喰らいたいものを喰らいたい”──それがキミの譲れないことなんじゃないの、と言葉に出さずにただ思う。 >>31したいことをすると獣のように笑うキミは、>>1:17ここに入って来たときとはまるで別人だ] イイね〜、オレはキミみたいなコ大好きだよ。 白い布を染め替えるみたいに人間を変わり果てさせるの、 オレの趣味のひとつなんだよねー。 [同族だし、と好みを明かしながら、オレは彼に指先を向けた。 余計な効果を混ぜないように注意して、ただ気配だけを消してあげる。詠唱なく、魔力の発露だけで] (32) 2021/05/08(Sat) 16:14:31 |
【人】 機構管理人 ルチルはい、オッケー。 姿を見られないうちにお行きよ。 でも、気をつけるんだよ。ココの外は危ないからね。 油断してると殺されてしまうかもしれないよ、 食べるつもりが食べられちゃった仔犬くん♡ [「見てたよ」と明かすように声をかけて、オレは彼に手を振った。 出る方法は自然と気付いているはずだし>>2:210、そこまでの手助けは要らないよね。 それ以上彼の話がなければ、オレはまた別の場所に向かおう。彼のやりたいことって何だろうと楽しみにしながら。 遠くに行っちゃうなら、オレが知る機会は無いかもしれない。それがちょっと残念だな]** (33) 2021/05/08(Sat) 16:16:04 |
【人】 騎士見習い テンガン ご心配なく。 そう簡単に殺されはしません。 [>>33隠密の魔術を施してもらったテンガンは、静かに空間転移の魔術を起動させる。目標はもちろんダンジョンの出入り口。 流れるように身体の中を魔力が巡るのを感じて思う。 淫魔の魔力を流し込まれ、大量の魔力が体内を巡る今ならばその他の魔術も慣れれば使えるようになるのかもしれない……という気がした。 魔物の一種と化してしまった今、人間にとって自分は討伐対象になってしまったのだと>>33彼の言葉からも理解している。 だがそれでも、テンガンは魔物にとって最も殺される可能性が高い場所の一つへと乗り込もうとしていた。 ――――やりたいことを成し遂げるために。]* (34) 2021/05/08(Sat) 17:54:33 |
【人】 淫魔 ギュルセル[大浴場やその近くで誰かと話すことはあっただろうか。 大浴場でのんびりと入浴を楽しんだあと、男はダンジョンの中を歩いていた。 獲物の気配がめっきり減ったダンジョンで、自然と感じ取れるようになった“同族”の気配の中に、知り合いとはっきりわかるものを一つだけ見つけたからだ。 男がここに連れてきた仲間。そのうちの1人が、男と同じように淫魔に堕ちたようだった。 彼女を連れ戻すべく、男は酒場に向かっていた。>>1:199 だがその途中、並ならぬ同族の気配を感じて足を止めた。 ──絶対に刃向かってはならない。 敵対してはいけない相手だ。 そう感じながら視線で気配の主を探した先には、金髪の淫魔がいた。 逃げるべきか逡巡しながら、男はその長く美しい髪を見つめていた]* (35) 2021/05/08(Sat) 20:17:19 |
【人】 機構管理人 ルチル[>>34簡単には殺されないと言ってくれた騎士くんを見送った後。 引き続き散歩中、近づいてくる同族の気配に気付いた。あのとき大浴場にいると感じた気配だ。>>27 ローグくんお風呂上がったのか〜、と思いながら歩いていたら、すぐそばで気配が立ち止まる。 何か見つけたのかなと思いながら目を向けると、彼が見ているのはオレだった] そんなに見つめてどうしたの? オレは怖くないよ〜。命を奪うのは苦手だし。 [オレを警戒する心を感じて、ひらひら手を振った。 本当に用心深いコだよねぇ。獣扱いされるぐらいだし、案外臆病なのかな? ま、そのくらいのほうが長生きできる。外で暮らすって言われても安心して見送れそうだ] キミはこれからどうするの? [キミは堕ちるには堕ちてるけど、快楽に耽るって感じの堕ち方じゃないよね。 獣の誇りを説くくらいだ>>2:123、何か面白いことをしてくれるんじゃない? オレは興味津々で尋ねた]* (36) 2021/05/08(Sat) 20:18:23 |
【人】 淫魔 ギュルセル[「命を奪うのは苦手」。 その自己申告が当てになるわけがないのだが、相手は淫魔。今や同族だ。 同族の誼が通用するものなのかもしれない。暫し様子を見ることにして] これからか……。 [明かしてよいものか一瞬悩んだが、男は素直に話してみることにした。 これからやろうと思っていること>>17を同族がどう思うのか、感想を聞いてみたいと思った] 俺の周りにいる奴らを、ひとり残らず突き堕として 這い上がれなくしてやろうかと思ってな。 そうすれば、俺が頂点に立てるだろう? [気に食わない奴ら、いけすかない奴ら。そいつらを皆堕として支配下に置いてやろうと。 その手段を学ぶために、ここは良い場所だったと男は思っていた]* (37) 2021/05/08(Sat) 20:19:20 |
【人】 機構管理人 ルチル突き堕として……、頂点……? [ローグくんの言うことは、一瞬よくわからなかった。発想があんまりにもオレとそっくりで。 淫魔になりたての元人間がこんなこと言うんだ、ってびっくりしてしまった。 そう、オレたちが“上”で、人間たちを堕として支配下に置くんだ。それが淫魔の発想というもの。 頂点に立つなら昇り詰めるんじゃない。周りを堕とすんだ] あははっ! 気が合うね〜。オレもそういうの大好き♡ ドコでやるの? すぐそこの街? キミたちそこから来てるんだよね? [このコはどこまで成し遂げられるんだろう。 オレがそれを知ることはできるのかな。 楽しみだなぁ、気が合う同族のやることって絶対愉しいよね♡]* (38) 2021/05/08(Sat) 20:20:19 |
【人】 淫魔 ギュルセル[同族のあまりの食いつきの良さに、男は一瞬面食らった。 だが次の瞬間から気分が高揚し始める。 同族がこう思うくらい愉しいことを始めようとしているのだ] ああ、そこの街の一角からだ。 まずは絶対に逆らわない駒作りからだからな。 あのスラムを俺の支配下に置くのが夢だったんだよ。 [男が連れてきた仲間のうちで同族となった者は1人しかいないようだった。 まずは仲間内、それから身近な者たち。そしてスラム全体へ。 人を己に心酔させて支配するのはさぞかし愉しいだろう。 人を堕とす愉しみを知る男は牙を見せて笑んだ] ここの難を逃れた奴らも俺たちがいただく。いいだろう? [ここから生還できた人間なら、外に出た瞬間はさぞかし油断し尽くしているだろう。 獲物を餌食にするのに抜群のタイミングを、男が逃すはずはなかった]* (39) 2021/05/08(Sat) 20:21:06 |
【人】 機構管理人 ルチルあはははっ! 最高! 無事堕としたらまた送り込んで〜♡ オレがそのコたちを淫魔にするから。 [そうすれば淫魔が増えてオレも助かる。逃しちゃったコたちも使えるかもしれないなら、効率上がるかもだよね。 この世界を淫魔が快楽で支配する日が少し近づくかもしれない。 幸せいっぱいの堕落の世界。いつか実現するのかな?] そのときついでにお風呂入っていきなよ。 そして事の進み具合を教えてよ。 ココのお風呂イイでしょ? 人間の油断誘うのにも使えるんだよ〜。 [キミがさっきまでどこにいたか知ってるよってさりげなく伝える。このコこれで気付くかな。 言った後はオレは足を別の方向に向けた。そろそろ他のところに行くよって合図のつもりで]* (40) 2021/05/08(Sat) 20:21:52 |
【人】 淫魔 ギュルセル[弱みを握られるのは誰相手でも嫌だった。 気の合う同族であろうとも。 相手が優位なら尚更だ。 仮に弱点を突かれても、そうと悟られないために平然としていたい──男はそう思ってはいたが、そうそうできるものではないとも実感していた。 だから弱点は誰にも見せずに押し隠すつもりで生きてきたし、人間でなくなった今はもう気にする必要も無いのかと思っていた。 しかし、男のそういう性質は淫魔に堕ちようとも変わらないものらしい。 ここを出る前にそれを痛感できたことは今後の助けとなるに違いないが、男は心に楔を打ち込まれたかのように感じて小さく唸った] (42) 2021/05/08(Sat) 20:23:01 |
【人】 淫魔 ギュルセル……ああ、またそのときにな。 [どうにか表情を取り繕うと男はそう言って、酒場へと足を向けた。 動揺を隠し切れなかったのは、相手が同族だからだろう。 敵対することはないであろう相手。だから構わない。そのはずだ。 酒場に着くと仲間の女の首根っこを掴み、男は瞬時に2人で姿を消した。 空間移動魔法で外に出られると、いつの間にか理解していた。 出入口に着いたとき、他の男の仲間たちは誰もいなかったが、その他の人影はあっただろうか。 知り合いがいれば話すこともあるかもしれない。 その後は街の裏門からスラムの裏酒場へと帰っていく。 いつもと変わらない帰り道を、不可逆の変化を抱えて歩いていく]* (43) 2021/05/08(Sat) 20:24:49 |
【人】 機構管理人 ルチル[去っていく彼>>43を横目に見ながら、オレも歩き出した。 オレがずっと彼を見ていたことを、彼は薄らと気付いたみたいだ。見てたのは彼だけじゃないけどね。 本当に用心深いコ、そして察しのいいコだ。 心を読み取ろうとするまでもないぐらい動揺が見えて、なんだか面白くなってしまった。 キミの敵たちに、キミの弱点がずっと見抜かれずにいればいいね? キミがやろうとしていることはたくさんの敵を作ること。 どこまで上手くやれるのか楽しみだな〜。 近場で起きることだ、状況も知れるかもしれない。 ココにみんなが住み着いてくれるほうがいいとずっと思ってたけど、旅立っていくコを見送るのも楽しいな。 みんなが長生きしてくれるといいなぁ……。短い間だけど見守ったコたちが、殺されちゃうのは寂しいもん。 さて、あとはどこに行こうかな]* (44) 2021/05/08(Sat) 20:26:10 |
【人】 魔女 クリスタばたんきゅぅ……。 [ 一口飲んだが最後。 くらりと来た思った次の瞬間、 そのままぱたりと気を失って。 レヴァティに覆いかぶさるように倒れ込んだ。]** (47) 2021/05/08(Sat) 20:47:17 |
【人】 騎士見習い テンガン――三年後・その1―― お父様、お母様。 テンガン・ケッセルリング、 ただいま旅路より帰還いたしました。 [定められた三年間を終えて生家に帰り着いたテンガンは家族らの歓待をもって迎えられた。 一家揃って全員魔術テクノロジー音痴である彼らは誰もマギカメラを視聴していなかったようである。 妹は感極まって兄に抱き着き、長兄は無事に帰ってきた弟を褒め称えた。 「長男と比べて大人しい子だから心配だったけど、立派な顔つきになった」と両親は涙した。 そういえば兄に比べて大人しいなんて評されていたな、と家にいたのが何百年も前のことだったかのようにぼんやり想起する。 家訓を無事達成したテンガンはその後兄の所属する騎士団に仕官し、騎士になることができた。] (48) 2021/05/08(Sat) 20:55:45 |
【人】 騎士……? テンガン[騎士になったテンガンは真面目に鍛錬に励み、実によく任務をこなした。 以前はほとんど使えなかったはずの魔術を使いこなすテンガンを訝しむ者もいたが、三年の冒険生活の間に才能が開花したのだと言えばそんなものかと皆納得した。 そんなテンガンはある日上官である団長の部屋に呼び出されてこう告げられた。 「三年前にマギカメラで凌辱姿を配信された冒険者の顔がとても君に似ているのだが……」と。 そして団長はひらりと一枚の紙をテンガンの前に差し出す。 それはマギカメラでの映像を焼き増しした写し絵だった。 リザードマンのヘミペニスに貫かれている瞬間のテンガンの姿が克明に描かれている。 テンガンはたちまち顔を青くさせて 「この事は誰にも言わないで下さい、何でもします」と訴えた。 そんなテンガンに団長は「なら分かっているね」とばかりにベッドを顎でしゃくって示すのだった……相手がまんまと騎士団に潜り込んだ淫魔であるとも知らずに。] (49) 2021/05/08(Sat) 20:56:42 |
【人】 騎士……? テンガン ……ふふっ。 [俯いた淫魔がニヤリとほくそ笑む。 淫魔テンガンはある目的を抱いている。 騎士団長を篭絡するのはそのための第一歩だった。]* (50) 2021/05/08(Sat) 20:56:54 |
【人】 月桂冠 イクリール[惜しみなく与え惜しみなく奪った。 求められるままに甘く啼き、あるいは悲鳴をあげて応えながら、女は目を細める。 変化のその瞬間を胎内で喰らい、本能的な悦びにうち震える。何を慮ることもなく、ただ我欲に突き動かされるままに動く男――同類に堕ちた姿が愉しくてならなかった。 執拗に解された後孔を犯されて呻きながら、微笑が零れる。孕ませたい、と散々吐き出された末に実らない種を後孔に注がれる背徳に、彼の絶頂につられるように達していた] (51) 2021/05/08(Sat) 21:17:25 |
【人】 月桂冠 イクリール[白い身体は、男の思いのままに体位を変えていく。 栓をするようにバイブを突き込まれたまま前後を交互に犯される。魅了(チャーム)のかかった首輪に繋がれて、人の子のように従順に痴態をさらす。柔らかな曲線に赤い縄を食い込ませ、許しを乞いながら背を仰け反らせる――。 君が無惨に泣き叫ぶ女を貪り、次の瞬間には甘く囁く女に溺れている。望むままに、際限なく。あたたかい泥の底で、快楽を味わう以外に意味のない行為は、淫紋が消え失せてからも延々と続いた。 人間の身体ならば二、三回死んでいそうな有り様の肢体は、男が上から退いた途端、するすると滑らかに癒えていく] (52) 2021/05/08(Sat) 21:18:24 |
【人】 月桂冠 イクリール美味しかったわ…ご馳走さま。 [華やかだが、見る影もない笑みが咲く。 ひとの苦悩とは無縁の生物に堕ちた実感が瞳を輝かせた。 人間スピカの"忘れ形見"のつまった腹を撫でながら、女は「お誕生日おめでとう」と同類に囁いたのだった**] (53) 2021/05/08(Sat) 21:20:03 |
【見】 マギカメラ レヴァティー>>47大浴場ー ……ク、クリスタさん?。 [酩酊して起き上がれなくなったところに覆い被されてはだけてしまう二人のバスタオル、露出した素肌で彼女が倒れてくるのを受け止めれば身動き取れなくなってしまう。] ちょっと……、これはまずいれすって…… [と言うのも彼女の頭は私の左胸を枕に、偶然にも手は右胸を掴んでちょうどその脚は股関に挟まり下手に動かれると非常に困る状態になっている。] お…おきれくらさい…? [働かない頭を働かせて状況を伝えて促すけれど、彼女もフラフラの様子、とうなるのだろう*] (@0) 2021/05/08(Sat) 22:14:33 |
【人】 瞬風の鬣犬 ギュルセル─ “瞬風の鬣犬”の死 ─ [手始めに仲間から、その次に周囲の人物へ。 男は宣言通りに忠実な手駒を増やし始めた。 快楽に堕とし心を絡め取り、次へ次へと爪を伸ばして牙にかけた。 男がスラムを掌握して牙城を築き上げたのは(9)1n11ヶ月後のことだった。 その次の月には娼館を支配下に置いていた] (56) 2021/05/08(Sat) 23:14:58 |
【人】 瞬風の鬣犬 ギュルセル[その頃には、男の狩りの仕方は大きく変わっていた。 手早く金品だけを奪う狩り方から、時間をかけて心ごと奪う狩り方へと。 時には人目につきやすい場所で、わざと姿を見せつけるように狩りの獲物を輪姦した。 止めに入った者まで餌食にしたし、終わると全員連れ去ることまであった。 獲物たちはその日の出来事に恐怖や屈辱ばかりか、陶酔すら覚えるという。 導かれるようにスラムやダンジョンに向かい“帰らぬ人”となる者たちが後を絶たなくなった] (57) 2021/05/08(Sat) 23:15:37 |
【人】 ── ギュルセル[男は瞬風と呼ばれなくなった。 次第に鬣犬とも呼ばれなくなった。 あれはただの鬣犬ではない、もっと悍ましい別の何かだと囁かれるようになった。 男の元に侍る者は増え続けた。 悪魔に魅入られたかのように。 王者の如くスラムに君臨し支配の手を広げていく男の手配書は、やがて名を書き換えられた] (58) 2021/05/08(Sat) 23:16:12 |
【人】 淫楽の夜魔王 ギュルセル[“淫楽の夜魔王” 人々のつけた名が混ざり合い、男の二つ名はいつしかそんな名になっていた。 男の元へ行けば極上の夢が見られ、その代わりに二度と戻ることができないとまことしやかに囁かれた。 男が地位を得ても、手配書を外すことはなかった。 己の存在を知らしめるため、己の元へ人を誘き寄せるために役立つからだ。 堕落と悦楽を望む者。 それらを毛嫌いし男を討とうとする者。 そういった者たちが男の牙城を訪れてはそのまま魅了され、一部は人ならざる者へと姿を変えるという。 男の名が国内に広く知られるようになったのは、男にかけられていた人間の枷が外れてから(5)1d6年後のことだった]** (59) 2021/05/08(Sat) 23:17:12 |
【人】 魔女 クリスタ―後日談― [ 結局、迷宮を踏破するという当初の目的は 残念ながら達せられなかったものの、 普通では得られないような貴重な知見は得られた。 なにより、困難を乗り越えたことで、 齢百歳(ちょっとサバを読んだ)にして、 精神的に大きく成長することもできた。 さらに、他にもあった変化といえば――― (68≧50で妊娠 淫乱度が10%くらい上昇 さらに全身が敏感化した)] (60) 2021/05/08(Sat) 23:30:26 |
【人】 魔女 クリスタ[ 迷宮内で何度も弄ばれた経験からか、 開発された性感帯の感度は戻ることなく、 今でも少し触れただけで痺れてしまいそうになる。 さらに、それだけではなく―――。] ……どうするかなあ、この子。 [ またしてもぽっこりと膨らんだお腹を撫でて、 困ったように眉を下げた。 魔法でしっかりと確認したから、 今回は人間の子供であることに間違いない。 だからこそ、どうしたものかと悩んでいるのだけれど。] (61) 2021/05/08(Sat) 23:39:59 |
【人】 魔女 クリスタ[ 父親が誰とも分からぬ子を、 私などが育てられるだろうか。 そも、私に人の親となる資格があるだろうか。 悩みに悩んだ末に―――。] まあ、これも一つの経験か……。 [ やはり、せっかく宿った命を無下にはできずに。 女手一つで赤子を育てる魔女の物語は、また別のお話。]** (62) 2021/05/08(Sat) 23:41:14 |
【見】 マギカメラ レヴァティー大浴場ー ふぁっ……ってクリスタさん? 起きてぇー…… [胸をむにむにと触る彼女の手つきはいやらしい。 ピクッと擽ったさに反応して慌てて肩をペチペチ軽く叩いて覚醒を促せば、功を奏したのか元から回復が早いのか彼女は目覚めて事なきを得る。] うぅ……びっくりしましたよ… …着替え着替え…… [ふらつく頭で何とか冒険鞄の中にある着替えを取り出して着衣を済ませると酔いを覚ましてから彼女に従い洞窟の出口への道に辿り着くことになる>>55] (@1) 2021/05/09(Sun) 5:47:43 |
【見】 マギカメラ レヴァティ ええ、 私もギルドに報告に行かねばなりませんし。 ここでお別れですね。 [洞窟から開放されたときの外の空気ったらなんと清々しいことか、空からさんさんと照りつける太陽の光り眩しく懐かしみさえ覚えてしまう。] あの、クリスタさん [別れ際に彼女を呼び止めた。] ……北方のドラゴンの話、また詳しく聞かせてくださいね。 [最後に脱出口まで連れて来てもらえた感謝と、散々だったであろうその身を案じてあげたかったけれど、言い出せずに最後は終わってしまった。 やがてギルドの受付へと事の顛末を報告し、レヴァティは依頼を取り下げる。冒険は終わりは撮影の終わり。〆 (@2) 2021/05/09(Sun) 5:52:32 |
【見】 マギカメラ レヴァティー後日談ー [発信した映像には視聴者の倫理観が働くものでマギカメラの契約は増えたものの、ギルドから様々な制約を受けることとなった。特に強く言われたのは若い青年の凌辱映像を送り出してしまったこと。 不満はありながらも、徐々に中継のあり方も改善されていくことになる。 そして今日もまたレヴァティは取材に出掛けた。 行き先は北の方、冷気を吐くドラゴンを求めて] (@3) 2021/05/09(Sun) 6:07:05 |
【人】 騎士? テンガン――三年後・その2―― [テンガンは出世街道を駆け登り、あっという間に副団長の座にまで昇り詰めていた。 兄をも追い越す早すぎる出世に誰もが疑問を抱いた。 だが団長のお気に入りであるテンガンには誰も物申すことができなかった。] 団長……♡ 今日もオレをメスにして下さい……♡ [テンガンは夜な夜な上官の部屋に通って、彼に"奉仕"を行っていた。 団長がいやらしい笑みを浮かべて寛げた衣服の間から現れた肉棒を口の中に含む。 その間に団長はテンガンの服を脱がせ、尻を直接揉みしだき、後ろの入口を太い指先で弄るのだった。] (63) 2021/05/09(Sun) 9:37:40 |
【人】 騎士? テンガン[だがその晩は闖入者がいた。 バタンと派手な音がして扉が開くと、そこには鬼のような形相をしたテンガンの兄が立っていた。 兄は団長と弟の姿を視界に捉えるなり、「オレの弟に何をするッ!」と叫んで剣の柄に手をかけた。 団長が一方的に弟に強制しているのだと疑わない、熱血漢で身内に甘い兄らしい判断だった。 兄が踏み込んできた理由は分かる。 最近兄は団長がテンガンに何かしているのではないかと疑い始めていた。 ――――だって、そう気付くようにテンガンが仕向けたのだから。] (64) 2021/05/09(Sun) 9:38:02 |
【人】 騎士? テンガン[暗闇からぬっと現れた手が兄の口をハンカチで押さえ込む。 そのハンカチには淫魔の体液から精製された媚薬が染み込ませてある。 あっという間に兄の下半身は昂りを示し始めた。 今夜兄が現れると分かっていた。 だから部屋に魅了し籠絡し下僕化させた団員たちを潜ませていたのだった。 団員たちに羽交い絞めにされ捕らえられた兄に、団長が告げる。 「愛しい弟を助けたくばこの場で自ら弟を犯すか、自分がその他全員を相手にするか選べ」と。] お兄様、オレはお兄様が相手なら平気です……っ、 だから………… [テンガンは被害者になりきって健気に涙を浮かべてみせる。] (65) 2021/05/09(Sun) 9:38:19 |
【人】 騎士? テンガン[これこそがテンガンの目的だった。 大好きな大好きな兄を自分が堕とされたのと同じ方法で堕落させること。 理不尽な二択を突き付け、心を嬲り、快楽を教えてあげること。 その為だけにテンガンは生家に舞い戻ってきたのだ。 その為だけに危険を冒して騎士団の中に潜り込んだ。 兄こそが考え得る限り最も自分に似ている人間だったから。 兄とならきっと"再演"が楽しめる。 たった一人の為だけに地道な仕込みを今日まで繰り返した舞台だった。 「適当に襲って食べるだけ」なんて雑な味付けは極上の獲物に対しては許されないから。 むしろ時間をかければかけただけ、それを味わった時の快楽は計り知れないだろう。 テンガンがどうしても喰らいたかった最上の獲物とは、鏡に映った過去の自分────]* (66) 2021/05/09(Sun) 9:39:01 |
【置】 騎士? テンガン──蛇足── [弟を犯すか、自分が輪姦されるか。 テンガンよりもさらに苛烈で、さらに向こう見ずで、さらに無謀な兄は一秒も迷わなかった。 兄の考えたことは即ち「どちらも選ばない。この悪党どもを一刀のもとに切り捨て、弟を助け出す」であった。 兄は自分を羽交い絞めにする団員に後ろ向きに頭突きを食らわせ、その隙を突いて縛めを抜け出し、剣を抜く。] お兄様……ッ!?!?!? [あわれ団員たちはバッタバッタと斬られ、団長も剣を取る暇もなく斬られた。ぐわーっ! 助け出されたテンガンは「大丈夫だったか」と兄にお姫様抱っこされ、不覚にもドキンとしてしまう。 お兄様……おもしれー男! また数ヶ月単位……いや今度は数年単位で準備を仕込み、絶対に兄を堕落させてやるとテンガンは誓うのだった。]* (L0) 2021/05/09(Sun) 9:40:55 公開: 2021/05/09(Sun) 9:50:00 |
【人】 機構管理人 ルチル─ その後 ─ [あれから何ヶ月後、いや何年後? 時間感覚が乏しいオレにはピンとこないけど、とにかくしばらく経った後のこと] ほーら言ってごらん。 前、後ろ、口。どこがいいの? [オレは機構で侵入者の男と遊んでいた。大量の触手に覆われた魔物を従え、そのコを捕らえさせていた] 選べない? 全部だね♡ ふふっ、欲張りさん〜。 [言葉を無くしたそのコにそう言ったら、相手は虚を突かれたような顔をする。 でもその瞳の奥に期待の色が見える。内心で楽しみにしちゃってるのが読み取れる。 あぁ、このコも順調に堕ちていくなぁ。 オレは今男体だ。足りないところは触手に補ってもらってリクエストに応じよう。 ついでだから相手には淫紋をつけてあげよう。オレも盛り上がるし♡] さぁ、いーっぱい気持ちよくなろうね〜。 [ついでに堕ちていこうね〜。 何人もの淫魔を世界に送り出しながら、この機構の中だけじゃなく世界が淫魔の支配下になる夢を、オレは見始めた] (67) 2021/05/09(Sun) 10:57:05 |
【人】 機構管理人 ルチル[機構を訪れる人間も増えたけど、送り出す淫魔が増えるにつれて、“里帰り”も増えてきた。 ココは人間に殺されることのない安全な場所。自力で身を守れないコは、戻ってきて住み着くこともある。 身を守れるコも羽根を伸ばしに来て近況を教えてくれたりする。 仲間が増えるって楽しいね! 元人間の淫魔たちはお風呂が結構お気に入りだ。 汚れを洗い流すのなんか魔法で簡単なのに、人間だった頃の習慣が抜けないのかな。 近郊の街に住み着く淫魔も増え始めて、今じゃ半ば公衆浴場化している。 淫魔が集ってるときに人間が入っていっちゃうこともよくある。もれなく餌食になってるけど、ラッキーだよね、そのコ] (68) 2021/05/09(Sun) 10:57:52 |
【人】 機構管理人 ルチル[大浴場が手狭になって、あるとき創造主サマが(2)1d3個増設していった。 せっかくだから、オレは一箇所に「淫魔の湯」と看板を掲げてみた。 避けて逃げちゃう人間もいれば、夢見るような瞳で吸い寄せられてくる人間もいる。 こういうの、堕落ぶりを見極めるのに便利らしい。堕落しかけの人間が獲物を探し求めて様子見てたりするし。 目に見えて感じ取れるオレとは違うんだもん、こういうサービスも必要なんだね〜] (69) 2021/05/09(Sun) 10:58:22 |
【人】 機構管理人 ルチル[それはさておき。 ある日、オレが最深部でいつものように見張り番をしていると、創造主サマがいつの間にか帰ってきていた。 またすぐどっか行くんだろうなぁと思ったときに、少し聞きたいことができた] なぁ、アンタさぁ。 いつもドコで何してんの? ……えっ、そうなの!? [創造主サマに訊いてみたら、びっくりする答えを聞いた。 なんとあちこちで淫魔増殖機構を創っているらしい。ここが1個目で、今は(3)2n4個目を建て終えたところだとか] なんでそんなに淫魔増やしたいの? [そもそも、アンタは何者なのさ? 同族じゃない……気が、する。でも人間でもないと思う……たぶん。こいつの気配は得体が知れないんだ。 最初は興味が無かったけど、いろんな人間たちを淫魔に変えていくうちに、気になり始めた] (70) 2021/05/09(Sun) 10:59:02 |
【人】 機構管理人 ルチル──え、えっ? そうなの? ウソだろ? あ、ちょっと待ってよ、話はまだ── [目玉が飛び出すかと思うぐらい衝撃的な話を聞いて、それが本当かウソかわからなくて、戸惑っているうちに。 創造主サマは消えてしまった。 そういえばオレ、あいつの心が読めない……思考が覗き見られない。 というか。オレの魔法はあいつにかからない。 そりゃオレはあいつに創られたモノだから、当たり前かもしれないけどさぁ……?] (71) 2021/05/09(Sun) 10:59:50 |
【置】 機構管理人 ルチル[衝撃的な話というのは、創造主サマの過去の話。 昔、ある人間の男が淫魔に出逢った。 しかし、その淫魔は他の人間に殺されてしまった。 男は再会を望んで使い魔製造の術を学んだが、淫魔のような人間に近いモノはなかなか創れずにいた。 そのうちに、悪魔の誘惑を受け、契約をした。 そして淫魔を創り出す術と、既存のダンジョンを乗っ取って別のものに作り替えられるほどの魔力を手に入れた。 その男というのが創造主サマ。 創造主サマを誘惑したのは、蟷螂のような姿をした悪魔だったらしい] (L1) 2021/05/09(Sun) 11:00:29 公開: 2021/05/09(Sun) 11:05:00 |
【置】 機構管理人 ルチル[オレがびっくりしたのは、創造主サマがその淫魔に“恋をした”って話だったからだ。 そして淫魔をたくさん創り出せば、その淫魔の“生まれ変わり”ができることもあるんじゃないか、と思っているらしい] そんなロマンチックな話、聞いてないけど……? [更に微妙なことに。 オレは創造主サマが再会を目指して創った淫魔第一号だそうだけど、容姿はともかく、中身がさっぱり似ていないらしい。 遊びに誘っても反応がよろしくないわけだよ。 似た者にしたけりゃ心を読ませてよ。 でも無理だよねぇ、“下剋上”ができたら困るもんね? それはオレでもわかる] (L2) 2021/05/09(Sun) 11:00:57 公開: 2021/05/09(Sun) 11:05:00 |
【人】 機構管理人 ルチル……変な話聞いちゃったな。 遊んでこよっと。 [愛とか恋とかはオレにはわからない。 必要のないものだからだろう。 わからないものを見ると、ちょっとイライラするんだよね。 侵入者たちを手玉にとって、すっきりさせてもらおうっと。 創造主サマが夢を叶えられる日が来るのか知らないけど、オレはオレで役目を果たし続けよう。 いつかこの世に淫魔が溢れかえる日を夢見て]** (72) 2021/05/09(Sun) 11:01:29 |
【人】 月桂冠 イクリール―(3)1d3週間後後― ――はァ……おやおや。 だめですよ、まだ"僕"はイッていないでしょう? [後ろから手綱を引くように腕を掴まれ犯されている女に音高く肉を打ち付けながら、黒髪の神父が甘く囁く。 絶望に舌を噛もうとしたため噛ませた猿轡の下で母が快楽に泣きわめいているのが分かり、イクリールは下腹に血が集まるのを感じた。奪う方の"男の味"も、なかなか悪くない。 絶頂にわななく中の心地よさに、思い切り最奥に白濁を叩き込んだ。ここの良さを知っている。"私"たちは母娘なんだから] かわいいセシリー、僕のセシリア。 僕が主の御許に去ってから、さぞ寂しかったでしょう…。 これは赦し、これは恵み、天上からの迎えなのですよ。 [ぐったりと寝台に転がる上体を仰向けにし、体位を変えて一滴残らず注ぎ込もうとゆるゆる腰を送る。 正面から見据えた瞳に魅了(チャーム)をかければ、余韻に震える女の口から法悦の呻きが漏れ始めた。猿轡を解いて、絶頂に蕩けた頬を撫でてやる] (73) 2021/05/09(Sun) 13:02:10 |
【人】 月桂冠 イクリールさあ、祝福された子を授かるべく励みましょう。 『私達』で、今度こそ家族になろうね♡ [あと(2)2n10回逢瀬ができるほどの"彼"の子種は蓄えてある。黒髪の可愛い子ができるまで、楽しむとしよう。それまでにたっぷり覚えた背徳の手管をいくつ試せるだろう。 焦点の合わない目で虚空に祈り始めた女の声に耳を傾けながら、新しい家族の誕生を願って快楽の宴を再開した**] (74) 2021/05/09(Sun) 13:04:05 |
【人】 凍剣士 スピカ―三年後 ある日― [ダンジョン内部、片手に持った魔石を弄びながら、一人の青年が人を待っている。 魔石――マギカメラには、新たな依頼や凶悪なモンスター出現の情報が映し出されている。 あれほど好きだったスイーツ特集やら、料理番組やらといったゴシップとは、この身体になってから縁がない。 ―――人間だった青年が死んで、新たな命を得てしばらく経つ。 加齢による容姿の変化はないが、変わった部分もいくつかある。 まず第一は、刀のほかにショートサーベルを腰に持ち歩くようになった。 かつて、自分が殺し、自分を殺した淫魔が得意とした短剣術と、自分の友であった人間が振るった剣術を、見様見真似で習得し、使いこなすようになっていた。 もう一つ。 あれから青年はギルドに近寄ることは無くなっていた。 下手をすれば、自分が討伐対象になりかねないことはわかっているし、女に手を出そうにもすぐ足がついてしまう。 けれど、教会への仕送りは続けていた。 今は、その為に一仕事終えて待ち人の最中だ。] (75) 2021/05/09(Sun) 21:21:32 |
【人】 凍剣士 スピカ[―――やがて、とある人影が姿を現す。 待っていたのは、“淫楽の夜魔王”と呼ばれる男。 スラムを支配し、国内にまで名を轟かす、おそらく同種の中でも、最も権力を手にした淫魔。 けれど、そんな男に一瞥も、声すらかける事なく、懐から袋を投げ渡す。 男が確認すれば、中には太く、鋭い牙が入っているのがわかるだろう。 ――『ヨルムンガンドの毒牙』。 世界を呑むとさえ言われる、蛇型のモンスターの中では最大種のもの。 男の前に手を差し出す。 「報酬をよこせ」と、言外に告げていた。 この男とつるむ様になったのも、人ならざる者として新生してからだ。 日の元に出れない身の上には、なんとも都合がいい。 代わりに、男が他所に依頼できないような希少品や、難しい案件は率先して自分がこなす。 ――仲間意識などない、完全なギブアンドテイク。 そうして、報酬を受け取ればさっさとその場を後にする。 余計な関係は必要ない、その方が都合がいいから。] (76) 2021/05/09(Sun) 21:22:19 |
【人】 凍剣士 スピカ―※―※―※―※―※―※―※―※―※―※―※―※―※― [男から報酬を受け取った後、とある人物の家を訪ねる。 ――全身白い装束に身を包んだ、高位の魔女。 何度かドアをノックし、相手の出方を待つ。 彼女とは、自分の治療を依頼した事から、こうして頻繁に会う様になった。 『自分を人間に戻してほしい。依頼料はそちらの欲しい物でいい。』 ―――もし、魔女が望んだことがあるなら、淫魔である自分の血や、高位の魔物の素材、性交渉も行ったことがあったか。 自分に用意できる物は、一通り差し出した。 全ては、またもう一度自分が守りたくて、守れなかった人に会う為。 テンガンと、イル。 テンガンとは、ダンジョンを出てから会っていない。 見つけることはできなかった。 イルとは、どうであったろう。 彼女が望めば、自分と会うことは容易だろうが…。] (77) 2021/05/09(Sun) 21:23:08 |
【人】 凍剣士 スピカクリスタ、またよろしく頼む。 [魔女が姿を現せば、そっけなくそれだけを告げて、魔女に案内されるに従おう。 自分は、なんとしても人間に戻らなければならないのだから――…それが何故かは忘れてしまっても、そうしなければならないと、心の奥が絶えず訴えかけてくるのだから。*] (78) 2021/05/09(Sun) 21:23:17 |
【人】 淫楽の夜魔王 ギュルセル─ 三年後のある日 ─ [スラムを完全に支配下に置き終えて2年、街全体も支配しつつある頃。 男はいつものように、あの刀使いと取引をした。>>76 日頃、誰かとの取引の現場に男が自ら出向くことは無い。だが彼相手のときだけは別だった。 かつて手出し無用と判断した相手だからだ。>>0:22 下手をすれば手間暇かけて懐けた手駒を失いかねない。 それよりは自ら出向いたほうが効率が良い。 そう判断してのことだった] (79) 2021/05/09(Sun) 22:05:20 |
【人】 淫楽の夜魔王 ギュルセル[言葉なく投げ渡された袋に入っていたのは、間違いなく男が依頼した代物。『ヨルムンガンドの毒牙』だった。 薬剤の材料として依頼したのだ。 厄介な敵──兼・獲物──を陥落させるために。 人間の目線で言えば、薬と言うよりむしろ毒であろう。 世界を呑むとさえ言われる“蛇”の牙は、人間に堕落の味を教え込むのに非常に役立つ毒薬となる。 差し出された手の上に、男は拳大の布袋を置いた。 その中には金貨が一掴みと、次の依頼について書いたメモが入っている。 報酬として渡した額は相場の倍にはなるだろうが、依頼品を単身得てくる彼にはそれでも安いほどだ。 余分な言葉も礼もなく、ただあるのは継続した依頼のやり取り。 続けて依頼するのだから仕事に満足している、続けて受けるのだから報酬に問題がない。 そんな言外のやりとりだけで、男たちは繋がっていた] (80) 2021/05/09(Sun) 22:05:45 |
【人】 淫楽の夜魔王 ギュルセル[彼にとってこれがただのビジネスなのを男は察していたが、もし彼のほうから歩み寄ってくることがあれば、そのとき男は躊躇わず彼を引き込むだろう。 男は誰かの心を誘惑し引きずり堕とすのをゲームのように楽しんでいるからだ。 最も好都合な関係を維持しながら、絶えず隙を狙い続ける。例え同族であろうとも。 それが“淫楽の夜魔王”などと呼ばれる魔物の習性だった]** (81) 2021/05/09(Sun) 22:06:07 |
【人】 月桂冠 イクリール―3年後・月桂冠の悪魔― [街外れの泉で汲んだ水とダンジョン産の素材を使った合せ鏡を深夜ひとりで覗きこむと、結婚式で冠をつけた自分と将来の夫の姿が映る――娘たちの間に取るに足りないおまじないが流行している裏に、イクリールの陰があった。 女の性質は、そう大きくは変わっていない。 人間模様をつつき、変わりゆく心を愛で肉の悦びを掠めとる。 便利な力を得たことで、被害範囲は変わっていたけれど。 人前で舞い踊るリスクを避けるようになった分、ダンジョンで遊ぶ時間が増えた。おまじないに使う月桂樹の若枝や魔化した貴金属を狙って、あるいは泉の水と偽って意中の娘に淫魔の湯を渡して想いの先をねじ曲げようとして、やってくる冒険者は老若男女さまざまで、なかなか鬱屈していて美味しい。 時に親切に、時に横暴に振る舞い、彼らの味見をしたあと、本来ならダンジョンに来ることがないような娘にまで魔手を伸ばすのが最近の趣味だった] (82) 2021/05/09(Sun) 22:32:07 |
【人】 月桂冠 イクリール[今日の獲物は、可愛らしい黒髪の娘。 夢のなかで幸せな花嫁となっている娘の薄紅色に染まった頬を撫でながら、現実の肉体を彼女に横恋慕する狩人jobの子種で白く染めてやる。意識がないのはつまらないけれど、初々しい反応は悪くない。 愛する者の腕のなかで、この子はこんな風に啼くんだろう] (83) 2021/05/09(Sun) 22:33:17 |
【人】 月桂冠 イクリールみんな、吟遊詩人にたまには神話も頼めばいいのにね。 [イクリールはくすくす笑う。 月桂樹には求愛を拒む神話がある。その身を変えてでも想いを受け入れまいとする女の話がかつて好きだった――気がする。 見るものによって男の悲恋とも女の遂意とも取れるその樹の枝葉は、古来この辺りでは勝者や花嫁の冠に使われる。 気まぐれに人生に干渉し、人間の心身を掻き乱すことはひどく愉しいことだった――冠を授けるのは、神でも人でもなく、この私なんだから] 私は死ぬまで変わらないわ……。 [君はどうなんだろうね? 遊ぶ人間に、同類に、イクリールは語りかける。 生命をチップにした享楽の日々は、まだまだ終わりそうにない**] (84) 2021/05/09(Sun) 22:34:00 |
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