人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


一日目

村人:1名、共鳴者:12名、愚狼:1名

【人】 友人 棗星人

 
 ええーっ!?
 ねーねー! あれって……!
 
(0) 2022/10/15(Sat) 0:00:00








(n8) 2022/10/15(Sat) 0:07:35

【人】 ミステリー研究会会長 大槻登志郎

 
  ッギャーーーーーーー!!!!



[ その影が現れた時、
 ミステリー研究会の会長たる彼は、大声を上げた。
 そして隣の棗にしがみついた。
 棗はというと、こちらも珍しく焦った表情をしており
 同様に会長にしがみついていた。]


  え、願、え…………?


[ あれだけ張り切っていた会長であったが、
 「旧校舎の幽霊」を前にしどろもどろであった。]
 
(1) 2022/10/15(Sat) 0:08:05

【人】 ミステリー研究会会長 大槻登志郎

 
  はあっ!?


[ 次に気が付いたのは、見慣れたグラウンド。
 時間を確認すれば、旧校舎に侵入してから、
 そう時間が経っていないことが分かるだろう。
 やがて落ち着いて冷静になった会長の彼は、]


  拙者としたことが〜〜〜〜!
  「旧校舎の幽霊」氏を前に何も出来ないとはっ……!
  超常現象を嗜む者として自分が情けないですぞ!! ヌヌヌ

  しかし「旧校舎の幽霊」氏……美少女だったでごさるな
  フヒッ


[ 地面に手をついて悔しがっていた。
 あと彼の目には幽霊が美少女に見えていたらしいが、
 それに対して深く突っ込んではいけないのかもしれない。

 「元気出して! トシちゃん!」
 「きっと良いことあるよ!」
 等と背中を叩いて慰めていた棗は、隣で爆笑していた。]
 
(2) 2022/10/15(Sat) 0:08:50

【人】 ミステリー研究会会長 大槻登志郎

 
[ 周りは湧き立っていたかもしれないし、
 沈痛な面持ちをしている者もいたかもしれないが。]


  …………


[ その様子を見た会長たる彼は、立ち上がって皆を見回した。]


  皆、聞いてくれ

  ……とりあえずこのことは、
  ここに居る皆だけの秘密にしておこう
  大騒ぎになって、先生にバレたら大変だ


[ 真剣な表情と、それから
 皆に聞かせるようなはっきりとした声で告げる。
 
そう決して、自分の情けない姿を見られたから

 
言っているのではない。
]
 
(3) 2022/10/15(Sat) 0:09:39

【人】 ミステリー研究会会長 大槻登志郎

 
  ……願い、を、どうするかは、俺からは何も言えないが……

  メッセージグループを作っておこう
  何かあったら、いつでも相談出来るように

  星人、頼む


[ こういう時に意外としっかりしている所こそ、
 彼がミステリー研究会の会長を務める
 由縁なのかもしれない。
 さっきから自分を慰めていた棗にその作業を任せ。
 棗は「はいはーい!」と言いながら、
 皆に連絡先を聞いて回ることだろう。]
 
(4) 2022/10/15(Sat) 0:10:10

【人】 ミステリー研究会会長 大槻登志郎

 
  ……まあ、今日は皆、疲れただろうから
  ここで解散としよう

  今日はありがとう
  ゆっくり休んでくれ
  気を付けて帰るんだぞ


[ メッセージグループが完成すれば、締めの言葉を。
 その後はミステリー研究会会員の秋月や世良に片付けを促したり、
 天ヶ瀬のミルフィーユ>>0:112を皆に勧めたり、
 妹分を心配して声を掛けることもあったかもしれない。

 そうして、まだ暫く残る者もいるかもしれないが、
 やがて夜の校庭からは誰も居なくなることだろう。]
 
(5) 2022/10/15(Sat) 0:10:51

【人】 ミステリー研究会会長 大槻登志郎

 
  ………………


[ 次の日。登校した会長は、珍しく真剣な顔をしていた。
 それを、隣の棗が、表情だけはいつもと変わらず
 見つめていた。**]
 
(6) 2022/10/15(Sat) 0:11:35
(n9) 2022/10/15(Sat) 0:12:39

校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2022/10/15(Sat) 0:13:58

(a0) 2022/10/15(Sat) 0:15:57

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 回想:大木元生徒会副会長と ───
 
 
  
「 せ・い・と・か・い 」

 
 
 深い霧に包まれた草木しかない世界で
 一気にサァと霧が晴れ、
 視界がクリアになった、そんな感覚。
 そう!生徒会の副会長の人だ!! >>0:512
 
 
 「 思い出しました !!
   むしろ忘れててごめんなさい !! 」
 
 
 体育が苦手とかメインの話題そっちのけで僕は謝罪した。
 だけど ───引退したとはいえ
 元生徒会が旧校舎探索とか承認していいのかな。
 0.3秒だけ考えたけど、まあいっかと自己解決した。
 
 
(7) 2022/10/15(Sat) 0:24:40

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 生徒会と部活との掛け持ちは
    流石に大変そうですもんね。
    生徒会活動、お疲れさまでした。
 
           ああ、………それに 」
 
 
  僕はにっこりと笑いながら彼を見上げ、続ける。
 
 
  「 苦手なものを正直に言えるのって
    すごくカッコいいです。 」
 
 
  そう思ったのだから、思ったまま伝えておこう。**
 
 
(8) 2022/10/15(Sat) 0:24:44

【人】 金海 叶冬


 『 いちどだけでいいです
   スマホの待ち受けに撮らせてもらっても


   いいですか?


  ボクもユメリンが大好きです。
 


  すごくかわいくて、
  台詞があることに感動しました。


  この言葉、大好きです。 』
(9) 2022/10/15(Sat) 0:36:49

【人】 帰宅部 津崎絵音




多分オレ寝てるから家まで背負って送っていってー?

[ それも面白すぎる、朝になったら幽霊消えそう。>>0:623
  千葉とバカみたいなことを話すのは本当に飽きない。

  笑いながら返したのは冗談ながら、多分本当に寝ることにはなる。
  ──まあお互い家の場所知らないからそんなの頼まないけど。

  とか思ったせいか素に戻り、大事なことに気づいたのだった。

  掴み取り幽霊セールについても千葉が口にしていたら、
  思いつきに至らずにずっとこうやって笑ってたかもね。 ]
(10) 2022/10/15(Sat) 0:48:08

【人】 帰宅部 津崎絵音



……いやいや、マジで優しすぎ

何度も会ってくれるとは限らないんだから、
自分のこと願っとけって

[ 思わず見つめた後、視線を前に戻し苦笑した

  千葉が何を思い他者の為願うことを思いついたのか>>0:624
  深くは察せなくても、
  知られたくない奴の為なのが含まれてるのは分かる。

  でも、どうしても願いたいことがあるから
  絶対同じことは出来ないから、そう言ってしまった。
 
  オレなんて、ずっと自分のことしか考えてないのになぁ。
  だから千葉や他の奴がもし言わない悩みを抱えていたって
  気づきもしていないんだろうね。

  なんだか自分が恥ずかしくなって、
  少し歩くペースを早めたのだった。* ]
(11) 2022/10/15(Sat) 0:48:46

【人】 軽音部 千葉郁也

──回想・工藤のこと──

[一年の時、工藤と音楽の話をしたのは覚えてる。>>0:613

予想以上に歌うまだったから、
やっぱ軽音部入った方がいいんじゃないのって勧誘は
困らせてたみたいだけど。>>0:612

興味あるのは知ってたし、好きなことの話を
振られたら饒舌にもなる。]

 いつからだろ、ベースは中学入って
 すぐに入学祝いで買って貰ったんだけど。

 元々家に親のフォークギターがあって。
 それはガキの頃から触ってたし。
 でもいろいろ聴いたりするうちに
 ベース弾きてぇなって、頼み込んで…、
 
 教室とかは通ったことないな。
 だからまあ、ほぼ独学かな。

 教本は最初はひたすら基本の
 運指の訓練がメインだったかな。
 それは今でもやってる。
 慣れたら好きな曲、
 弾けるようになりたいやつの方が
 モチベも上がるし…、
(12) 2022/10/15(Sat) 0:57:51

【人】 軽音部 千葉郁也

[あ、つまんなくない?大丈夫?と思って
きっかけのバンドとか好きな曲やらの話が
長くなりそうなとこは自重した、つもり。

流れで「工藤は?何か楽器やるの」って聞いたのは、
勝手にボーカルと決めつけてたところはあるけど、
軽音入ってたらやりたいのがあったのかなという興味と、
教本の話あたりで。]

 弾いてあげられるようになるといいな。
 骨董品にすんのはかわいそうだし。

 教本だったら貸すけど、
 ギターのもあるから。

 あとはコツとか教えられなくはないけど……、
 まあ、最終的には練習だな。

[部室ならアコギもあるし教えられるけどって
結局勧誘みたいになりそうだから
「まあ、暇な時とか?」と言っておいた。]
(13) 2022/10/15(Sat) 0:59:09

【人】 軽音部 千葉郁也

[文化祭の時、放送部での仕事は忙しくても
やり甲斐あるから楽しいのだろうなと。
告げた礼に返された笑顔に思ったから>>0:611
軽音部への勧誘は諦めるにしても。

バンド組まないでも部活入らなくても、
どこでも音楽は出来るし。

工藤んちのアコースティックギターが
埃被ることなく弾いてもらえてて、
工藤も演奏するの楽しいと思うようになってれば良いとは
今も思ってるよ。]**
(14) 2022/10/15(Sat) 1:00:19

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 現在:グラウンド ──
 
 
           「 ……………。 」
 
 
  気が付けば、グラウンドにいた。>>n7
  自分で頭の中を整理するために言うが、
  部活の為にいる訳じゃない。
 
  旧校舎の中に入って、トシ先輩の悲鳴に驚いて >>1
  僕も「 きゃああああ 」と悲鳴をあげ、
  その立ち止まっている先 ─── 本当にいた。>>n1
 
 
   「 " 願い " …… 本当に、かなう ? 」

 
 
  もし幽霊が手の込んだイタズラだったとしても
  グラウンドまでワープ?した理由がつかない。
  弱々しくぽつりと呟いた言葉は、
  すぐさまグラウンドの闇に呑まれた。
 
  それから、この事は秘密にしておくこと >>3
  メッセージグループを作っておくこと >>4
  まだふわふわな気分のまま、会長の指示に頷いて。
 
 
(15) 2022/10/15(Sat) 1:11:11

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 え………、と。
    ミルフィーユ、よかったら食べていってね。 」
 
 
  日常をミルフィーユに縋るかのように
  僕はぎこちなく笑った。**
 
 
(16) 2022/10/15(Sat) 1:11:14

【人】 軽音部 千葉郁也

 
 俺ベース以外背負えないんだわ、悪いな。

[朝まで旧校舎いたら俺の精神はもうズタボロだから津崎を背負うのは無理だ。>>10
大して身長変わらない奴を
背負うのがまずきつい。
津崎んちがどんだけ近くても無理だと思う。

幽霊掴み取りの話はしてやれなかったが、
正直なところ津崎とくだらないことを
話してるうちは大分気は紛れていた。]
(17) 2022/10/15(Sat) 1:15:48

【人】 軽音部 千葉郁也


 いや、俺特に願いごと決まってねぇし。
 幽霊出るまでに願いごと
 思い付いたら自分のこと頼むかな。

[願いごとを考え出すと何か自分を見つめなおすみたいな?
嫌な気持ちになりそうだから、有意義な気がしただけだ。

特に優しくはない。>>11

それで、津崎の歩くペースが上がったから、
なんとなく早足にはなりつつ、旧校舎へと入ったんだった。


そうして、この会話は杞憂だったってわかったのは
その少し後のことだ。]*
(18) 2022/10/15(Sat) 1:17:36

【人】 帰宅部 津崎絵音



── そして探索へ/旧校舎内 ──



[ 埃っぽい倉庫に近い、独特の香りがする。
  古びた校舎内を、スマホの懐中電灯機能で照らした。

  ──どうか無駄足じゃありませんように。

  誘ってきたミス研と、幽霊がいそうなところについて話したり
  誰かに声を掛けられたら答えたり、
  あちこち教室を覗き込んだりしつつ、
  色々考え行動したけど探索隊から離れはしなかった。

  一階では収穫無く、
  生者が鳴らす軋みと足音は階段を通り二階へ。

  ホラー映画みたいな怪奇現象なんて全く起きない、
  何の痕跡も見つからない。

  やっぱりこんなの信じるのが馬鹿だったのか、と
  思い始めていた時のことだった。 ]
(19) 2022/10/15(Sat) 1:19:42

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 廊下の突き当たりで、気づいてしまった。>>n0
  明かりも持たずに淡く光り、
  それでいて輪郭しか捉えられない白いもの。>>n1

  声が聞こえるのに、鼓膜を震わせられた感覚がない。>>n2
  漫画でよくあるテレパス能力って、こんな感じ?

  その思考は多分、現実逃避だったのだろう。
  驚愕で声一つ上げず立ち竦み、動けなかった。


  ──優しい言葉が、望んだまま告げられるまでは>>n3 ]


っ、本当に!?


[ 棗や会長がいるだろう前方に身を乗り出すように歩み出た。
  意図せず大きくなった声は、悲鳴に続き>>1
  そして、裏返っている。

  それによりより彼女──らしき者が見えるようになった筈が
  笑って見えた口が、本当にあったのか分からない。>>n4
(20) 2022/10/15(Sat) 1:20:01

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 彼女はフィクションのゴーストのように理性を失っておらず
  この場を掌握し、オレ達に語る。>>n5

  口を挟めなくなったのは今も未だ冷静ではないからか、
  知りたいことは知れたからなのか。

  倫理に添えば選ぶべき願いを、
  まだ何処かで切り捨てられていなかったのか。


  
意識は白に侵され、遠のいていった。
>>n6 ]
(21) 2022/10/15(Sat) 1:20:19

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 気が付いた時は、旧校舎も白い影もそこにはなく。
  慣れ親しんだグラウンド>>n7に立っていた。

  ふらつき、そのまま土の上にへたり込む。
  会長と違い悔しいからでは無かったのだが>>2
  その手は地面に着けられて。

  浅く浅く、呼吸を繰り返しながら]

……あ、は

やった、やったぁ……

[ やがて微かに笑い、感極まるように細い声で喜びを口にする。

  不自然な形に指を曲げた右手が土を掻きながら震えているのは
  夜闇の中では余程注視しなければ分からないだろうし、
  誰が見たところで先程の出来事のせいだとしか思うまい。 ]
(22) 2022/10/15(Sat) 1:20:35

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 呼吸が落ち着いた後は一点、ぼんやりと何も語らなくなる。

  皆をまとめる会長のほうを見もしなかったが>>3
  連絡先の交換は応じたので、聞いてはいると分かるだろう。>>4

  勧められたミルフィーユを受け取り黙々と食べもした。>>5
  天ヶ瀬には悪いが、
  美味しそうに食べてるとは言い難い姿だっただろう。
  1年の頃菓子を貰った時は、
  他よりは淡白な反応ながら美味いと笑いもしたけれど。

  特に誰かに話しかけられもしなかったのなら
  会長が締めた後はすぐ、帰った筈だ。

  普段のような様子には戻ることはないままに。* ]
(23) 2022/10/15(Sat) 1:20:48

【人】 金海 叶冬


 [ 机に手紙を忍ばせる、
   ……などという行為は。

  まるでラブレターみたいじゃありませんか?
  いいえこれは、
  誘拐犯があるべき場所にユメリンを返すだけで……
  

  ごめんね、ユメリン
  真っ暗になる学校ですが今晩だけ我慢してください。 ]



  ……、。



 [ まっくら、まっくらは、怖いですよね ]

 
(24) 2022/10/15(Sat) 1:21:38

【人】 金海 叶冬


 [ ごめんなさい、今日だけ連れて帰ります。

  
  
  
  翌日には可愛いぬいにリボンを足して
  そっとそーっと、天ヶ瀬くんの机に返したはずです。
  いいえ正確には、返そうとしました。



  ……返そうと、机の前で。
  立ち止まってて、 それで、――それで。 ]*
(25) 2022/10/15(Sat) 1:22:53
金海 叶冬は、メモを貼った。
(a1) 2022/10/15(Sat) 1:25:15

【人】 鈴掛 未早


 
―― 回想:始まる前のこと


[ 探さなくても声が主張してくるからわかるけど、
 こう居合わせるとは思ってなかった。
 でかい図体の割にどこか少年じみた笑みは
 最初にこの話を聞いたあの時と変わらない>>0:510 ]


  どうせ暇だしって言ったじゃん

  こんな機会、もう二度とないだろうし。


[ 素直さに欠けた物言いは今に始まったことでもなく
 大木にとっても慣れたものだと信じている。

 そういえば、こいつにも願うことがあるんだろうか

 …… どうだろうな。
 本人も言ってたけど、願い事とか幽霊の噂より、
 旧校舎探索そのものが楽しみで来ましたみたいな
 私にはそんな風に見えてるけど。

 別にそうじゃなくても私には関係ないし。うん。 ]
 
(26) 2022/10/15(Sat) 1:41:55

【人】 鈴掛 未早


[ 距離を詰められれば、何、という顔をする>>0:511
 そうやってちゃんと抑えることもできるなんて
 そりゃ知ってるけど、珍しいな、という率直な感想 ]


  ………… そう


[ 「うん。知ってる。」
 それが本音だしそう返しても良かったんだけど
 善意に水を差すのもなんだか気が進まなかった。

 秋ちゃん来てるんだ って思いつつ
 その姿もまた、探さずともいずれ目に入るんだろう ]


  まあ、覚えとく


[ って、すこし表情を緩めれば距離は離れた。
 社交的なやつだからきっと、
 また色んな人と話しに戻るんだろう。
 すごいよね、私には到底真似できない *]
 
(27) 2022/10/15(Sat) 1:42:33
1年 白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a2) 2022/10/15(Sat) 1:44:32

【人】 軽音部 千葉郁也

──旧校舎内──

[ガチでビビった時って悲鳴も出ないんだな。

いつもみたいに変な声は出なかった。
出ていたとしても会長が盛大に叫んだおかげで
かき消されただろうけど。

“それ“が現れた時、俺はというと、息を呑んだだけ。>>n1
音にするならヒュッて空気切るみたいな物で、
やけに耳についた。

幽霊の語りかける言葉は最後まで、何も言えずに聞いてた。>>n2>>n3>>n4>>n5>>n6

その場で答えるシステムだったら多分、
無理ゲーだったろう。

願いごととか何も考えられなかったし。]
(28) 2022/10/15(Sat) 2:09:03

【人】 軽音部 千葉郁也

[旧校舎入ってからも近くにいただろう津崎が前に歩み出て>>20
おい危ねえよと思ったけど身体は動かなかったから
止められもしなかった。

そんな声出せたのかよって大声で、
幽霊に真偽を問うたらしい言葉もどこか遠い。

他の奴の反応とかもあったんだろうけど、
俺は間抜けに突っ立ってただけ。

よく怖い話なんかで都合よく気絶エンドがあるけど、
意識が遠のいて。


────気絶したとか相当かっこ悪りぃな最悪だ。

完全にブラックアウトする間際はそんなことを考えてた。]
(29) 2022/10/15(Sat) 2:12:59

【人】 軽音部 千葉郁也

[それで、気づいたらグラウンドにいた。

他の皆もいるみたいで、
誰かが担いできてくれたのかって思ったけど、
でもさっきと同じで突っ立ってるままだし。

どうやら違うみたいだとは、周りの様子とかから把握した。
グラウンドにへたり込んだ津崎の様子を見ても>>22
声はかけられなかったが。]

 あー、ミルフィーユね。
 俺のは名前書いてあるから無事だよな。

[天ヶ瀬の声がして>>16、我に帰れたから
バスケットの方に近寄って“千葉様専用“って付いてる
ミルフィーユ>>0:262を手に取る。

喉が張り付くように乾いてんのに
飲み物買うの忘れてミルフィーユ食うのは
危険な気はしたけど、今はなるべく
いつも通りにしたかった。]
(30) 2022/10/15(Sat) 2:29:25

【人】 軽音部 千葉郁也

[なにごともなかった顔は得意なつもりでも、
手が震える気がして食べるペースは早かったかもしれない。

甘いもの食べたら少しは気分も落ち着いた気はする。

美味そうな顔は元々顔面の造り的に出来る方でもないし、
天ヶ瀬には申し訳ないんだけど。]

 美味いよ、ありがとな。

[食ってる途中、そう声はかけた。
実際、黙って立ってるだけはきつかったし、
助かったって気持ちもある。]
(31) 2022/10/15(Sat) 2:34:09

【人】 軽音部 千葉郁也

[それから会長の話を聞いて>>3>>4>>5、連絡先交換して。

ぼんやりしてる津崎には一言だけ「大丈夫か?」と
声をかけたけど、聞こえてたかは怪しい。

誰かと話すことがあれば一言二言は話しただろうか。

一人で帰ったにせよ、
誰かと帰る流れになったにしても、
来た時みたいに何かに怯えることもなかったのは
単にそれどころじゃなかったというか、
混乱していたせいだろう。


いつもみたいに都合良く
記憶は消えてくれそうになかった。]**
(32) 2022/10/15(Sat) 2:45:28

【人】 鈴掛 未早


 
―― 白瀬さんちのこと


[ 白瀬夏実という人と初めて出会ったのは、
 幼い頃に参加したピアノコンクールの控室だった。

 向こうは昔から人好きのする性格で、
 本番前の緊張を紛らわそうとして
 控室の隅で無心になって楽譜を見つめていた私にも
 普通に話しかけてくるものだから。
 同門ではなかったし、当時は学校も違ったのだけど
 なんとなく友達っていう。コミュ強すごい。

 秋緒ちゃんもコンクールに出たことがあるなら、
 同じようにそこが初対面であったと思うけれど。

 そうでなかったとしても、
 何せ夏実の方は妹大好きって感じだから>>0:214
 彼女と友達として関わっているうちに
 何かしら紹介される形で出会ってはいた、…かな? ]
 
(33) 2022/10/15(Sat) 2:48:19

【人】 鈴掛 未早


[ そういうわけで、秋ちゃんとか秋緒ちゃんとか
 そんな風に勝手に呼んでいる先輩だ。
 大木に伝えられた地雷だってとっくに知ってる。

 出会った頃の秋緒ちゃんが既に今の感じだったか
 はたまたそうなるより前に知り合っていたのか

 私はああいう――夏実みたいなやつを見てると
 友人として好きなのはもちろんそうだけど
 眩しくて死にそう、とも思う陰キャなんだけど
 それを秋緒ちゃんの前で口にしたことはあったか

 そのあたりは…… さて、どうだったっけね

 何にせよ、姿を見かけて声を掛けるなら
 「秋ちゃんじゃん やっほー」とか
 たぶん他より少しだけ、軽薄な気安い鈴掛未早でいる *]
 
(34) 2022/10/15(Sat) 2:48:45

【人】 鈴掛 未早


[ おいしいミルフィーユを味わいながら、
 小さな待ち時間、やっぱり周りを見ていた。

 聖奈の姿を見つければ、
 こういうの来るタイプだったんだ? とか思いながら
 (私もそう思われてる? かもしれないな。うん。)
 「聖奈じゃん」って、軽く挨拶したのかもしれないし

 このミルフィーユを持ってきた神の正体を知れば
 「ありがとすごくおいしい」って伝えただろうし
 
それは今じゃなくてこの後のことになるんだけど

 いやほんとにおいしいな。
 料理部の出し物には昨日行けなかったからありがたい

 他にもなんか、顔見知りと目が合えば挨拶はしたかな
 
そんな仲の相手がいるかは知らないけど。
]
 
(35) 2022/10/15(Sat) 2:49:28

【人】 鈴掛 未早


[ 女子高生がこんな夜に出てきて大丈夫なのかって?

 そこかしこで話題(とは)みたいだけど、
 私の場合、嘘も何も、言うことすらなく出てきてる。

 だってそもそも、家族の方が家にいない
 言わなくたってバレて怒られることだってない ]

 
(36) 2022/10/15(Sat) 2:50:02

【人】 鈴掛 未早



  ――――… *

 
(37) 2022/10/15(Sat) 2:50:20
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a3) 2022/10/15(Sat) 2:53:07

【人】 工藤 彩葉

 
― 回想:千葉くんと ―

[饒舌になった千葉くんに>>12
多分今までで一番喋ってるとこ見たなって
最初にそう思っちゃったのは、確かにあるんだけど。

でもこっちから聞いたんだし、
つまらないわけがない。
適当に流さないで話してくれるの、私は嬉しかったし
うん、うん、そうなんだ、って相槌を打ちながら
ちゃんと向かい合って話を聞いていた。]


 最初はギターやってたんだね。
 それも含めるとかなり長いんだ。

 ずっと独学で続いてるなんてすごいな。
 基礎練習とか、一人でやってたら嫌にならない?

 こう、曲が弾けるようになるまでの
 ハードルが高いなと思っていて…、
 コードとか…、楽譜も何だか違う感じでしょ?


[なんて、一人で躓いたのが丸わかりの話もしたり。]
 
(38) 2022/10/15(Sat) 3:03:58

【人】 工藤 彩葉

 
[TAB譜?っていうのかな。あれを最初に見た時は、
何がなんだかさっぱりだった。
私の知ってる音楽の世界よりちょっと遠いなって。
すっと入っていけるコツって何なんだろう。
結局は、モチベーションの差なのかもしれない。

骨董品にするのはかわいそうと言われたら>>13
少し眉尻を下げながら、うん、と言って頷いた。

そうだよね。そう思うんだけど…]



 ……じゃあ、初心者向けの教本あったら、
 しばらく貸してくれる?

 えっと、いつまでがいいかな…


[弾けるようになるまで、は
ちょっと保証できないから。


大事そうなとこだけノートにまとめようかな、
とか考えながら、とりあえず聞いてみた。]
 
(39) 2022/10/15(Sat) 3:04:01

【人】 工藤 彩葉

 
[部室なら教えられると言ってくれたなら、
部外者がいても大丈夫?練習の邪魔にならない?
ってそんな反応を返したと思う。

でも、最終的には練習。
それは本当にそうだなと思って、
私はそこを乗り越えられる自信が、今のところなくて

それでも、暇な時に練習見てくれるっていうのなら。]


 ……じゃあね、今度、
 とりあえず一回でもいいんだけど。

 家のギター持ってくるから、
 お願いしてもいいかな。


[部室のアコギが使えなくても、私が持って来れば
どこでも練習できるんじゃないかなと思って。
そう、頼んでみたんだけど
私の表情は少しぎこちなかったかもしれない。

本当は、私の練習よりも
一回、千葉くんに弾いてもらえるかなって
そんな期待がどこかにあった。]

 
(40) 2022/10/15(Sat) 3:04:03

【人】 工藤 彩葉

 
[あのギターが、本当はどんな音を鳴らすのか。
一回くらい、聴くことはできたかな。

どちらにしても、二年生になった私は
満足に一曲弾きこなすこともできていない。

たまにケースから取り出して、
一人で少し練習してみて、やっぱり捗らなくて。
そんなことを繰り返しているから、
埃だけは被っていなかったけれど。

楽しく奏でるにはまだ遠い、
ギブソンのアコースティックギター。

なお、良いのは知ってても、値段は知らなかった。]**

 
(41) 2022/10/15(Sat) 3:04:07
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a4) 2022/10/15(Sat) 3:09:05

【人】 鈴掛 未早


 
―― 旧校舎へ


[ 人が揃えば、集合がかかったかかからなかったか
 大槻が神妙な面持ち(に見えた)で口を開く。>>0:3
 そういう風にもできたんだ…なんて
 三年間同じ学校にいて今更だって? それはそう。

 「旧校舎の幽霊」の話>>0:4
 それを信じたからここにいる、という人が
 果たしてこの中にどれだけいることやら。

 でも、そうか、そりゃ言い出しっぺは
 叶えてもらいたい願いがあるよなって――

 その内容にずっこけた、ぐらいの気分になった>>0:5
 うん、まあ、いいんじゃない
 推しの存在って人生を豊かにするっていうし? ]
 
(42) 2022/10/15(Sat) 4:04:18

【人】 鈴掛 未早


[ 会長とミス研の盛り上がりを心なし引き気味に見つつ
 (さすがに声とか出せない。恥ずかしくて)
 ゆるい調子のツアコン・棗が旗を振って先導する>>0:6
 その後をついていく、列の一員になる。

 先頭を行く棗と大槻に対して、
 後方は大木や秋月が見ているらしい。
 私の位置取りはどちらかというと後ろの方
 あまり前の方にいるのはどうしても落ち着かない。
 だって小学生の頃から背の順は後方定位置だったし

 ―― 閑話休題。

 だから聖奈と大木のやりとりする声とかも
 ぼんやり、話してるなってぐらいの雰囲気で
 背後から聞こえているのかもね。

 静かになれば足音と夜風のざわめきが聞こえる>>0:585
 暗い暗い影の向こうに、
 冴え冴えと月明かりに照らされた旧校舎が見えた>>0:n5 ]
 
(43) 2022/10/15(Sat) 4:04:41

【人】 鈴掛 未早


[ 老朽化した木造の校舎、
 明かりのない道、軋む床板。
 お化け屋敷みたいだな、って思うけど
 お化け屋敷に行ったことはない。イメージだ。

 誰それが持ち込んだ懐中電灯や、
 それを持たない者のスマホのライト。
 何があるか気になるって誰かさんは言ったけど
 これじゃ何があるかもわからなくない? ]


  うわ…


[ 言葉にならない声が漏れる。うへえ、って感じの。

 ちょっとした肝試し、じみている。
 昔の修学旅行ぶりだ。高校じゃなくてもっと前の。
 物珍しさから少し楽しい、気もするけど
 あんまり長居したい感じでは決してない――なんて

 思っていた時、明らかに電灯とは違う光を見た ]
 
(44) 2022/10/15(Sat) 4:04:56

【人】 鈴掛 未早


[ 耳を劈くような叫びに>>1
 本当に、と、聞こえる誰かの声>>20

 ただでさえ暗いし人も多いし、
 前方の様子なんてはっきりとは窺えない
 ただ、その幽霊が浮かぶ光と

 優しげな声だけがはっきりと、耳に残っていた>>n3 *]
 
(45) 2022/10/15(Sat) 4:05:22
鈴掛 未早は、メモを貼った。
(a5) 2022/10/15(Sat) 4:11:35

【人】 工藤 彩葉

 
― 出発前:かなちゃんと ―

[それは、お昼の放送で。あるいは国語の授業中に。
私が何か読み上げた時、
それともただ、お喋りしていた時でも。

かなちゃんが私の声を好きだと>>0:589
そう言ってくれるなら、はにかみながら微笑んで
ありがとうってお礼を言ったと思うけど。

直接、伝えてくれたことはあったかな。]

 
(46) 2022/10/15(Sat) 5:06:33

【人】 工藤 彩葉

 
[つよい、と言われたら>>0:591
私はぱちくりと目を瞬かせて。
これは想像以上に苦手なのかも?と思ったから、]


 うん。私は平気だから
 後ろにくっついていてもいいよ?


[なんて言ってみた。ほら、盾になるかなって。
もしもの時、除霊とかできるわけじゃないけど
ワンクッションくらいにはなるでしょ?

少し首をかしげて笑っていたのは、
別にからかったとかじゃなくて。
わりと真面目に言ってたんだけど、
伝わっていたかどうか。

もしもの時、がいまいちピンと来てない
私が言っても、あまり頼りにならなかったかな。]
 
(47) 2022/10/15(Sat) 5:06:35

【人】 工藤 彩葉

 
[こんな感じだったのに、
かなちゃんから誘ったと聞けば>>0:592
驚いてしまったけど。その驚きと、それから興味は
続いた言葉の方にすぐ移って行った。]


 え、かなちゃん幽霊見たことあるの!
 すごいじゃない。

 子どもの方がそういうの見えやすいとか
 そんな話を聞くこともあるけど、
 私は一回も見たことないなぁ……


[まさかの、遭遇経験者がいたなんて。
さすがの私も少し、声のボリュームが大きくなった。
でもよく考えたら、怖がりのかなちゃんにとって
それは良い思い出と言えるのだろうか?と思い、]


 …もしかして、その時に怖い思いをした……?


[心配そうな声と顔を向けたけど、
もう一度会ってみたいと言うくらいなら
私の杞憂だったかな。一応、話しにくかったら
いいんだけど…、とは付け加えておいた。]
 
(48) 2022/10/15(Sat) 5:06:38

【人】 工藤 彩葉

 
[かなちゃんの話を信じないわけじゃないんだけど、
やっぱりどこかピンと来ていないのは
自分の目で見ていないからなのか何なのか。

私の中の幽霊って、
サンタクロースに似ているのかもしれない。
なんというかこう、方向性の違いがあるくらいで。

いつかは信じていた。
いつからか、曖昧になった。
今はその名残の、ひとかけらくらいを持って
私は今日ここに来ているんだと思う。

そんなことを考えていたから、
くせ毛はそのままがいいな、なんて思われているのを
気付くこともなかったんだけど。

それもやっぱり、直接言われていたなら
私は嬉しそうに笑っていたかもしれない。]

 
(49) 2022/10/15(Sat) 5:06:41

【人】 工藤 彩葉

 
[ユメリンに会いたいって言うかなちゃん。>>0:594

そうだ、鞄に増えたユメリンに気付いた時、
可愛いね、そんなのもあるんだ、
なんて話もしたっけ。
どこか見覚えあるような気もしたけど、
公式グッズと手作りの違いはわかっていなかった。

そんなユメリン好きのかなちゃんに、
じゃあ今度、流す曲を選べる機会があったら
かなちゃんの好きな曲にするね、どれが一番好き?
と、部員特権の内緒話をしたのは
放送を聞いてくれてると知った後の話。

こうやって話している時に、楽しいなと思うのと。
他のクラスメイトと談笑している時の楽しさと。
区別なんてないと思うんだけど、
最初の一回が違っていたら、
それって偽物になってしまうんだろうか。

過去のあの子は、その後学校に来なくなった。
なぞりたいとは思わないけど、…けど。]

 
(50) 2022/10/15(Sat) 5:06:46

【人】 工藤 彩葉

 
[どこかで途切れたお願い事。>>0:590
私がそれに気付く前に

秘密道具の話が出れば、>>0:601]


 魔法のランプみたいな?


[その意味するところがよくわからなくて。
私は、さっきのお話をまた引っ張り出しつつ]


 かなちゃんはかなちゃんの、
 魔法を持ってるってことかな。


[幽霊よりも、そっちで叶えたい
願い事があるのかな。って


よくわからないままに、ふんわりした理解を示し
とりあえず、わかったよって返事をした。]
 
(51) 2022/10/15(Sat) 5:06:49

【人】 工藤 彩葉

 
[その後、お友達に紹介してくれるんだったら>>0:614
受付に行く前に、一言くらい交わして行ったと思う。

うっかりも聞かれていたとわかったら>>0:540]


 す、すみません、馴れ馴れしくって。
 仲が良いんだなと思ったらつい、口に出ちゃって…


[と、あらためて頭を下げました。失礼しました。


インナーカラーの目立つ未國先輩のことは、
どこかで見かけて、一方的に知っていた。
けれど向こうからはきっと初対面だから、
かなちゃんがクラスメイトと紹介してくれたら]


 工藤 彩葉です。
 かなちゃんには仲良くしてもらってます。


[特に深く考えずに、そう自己紹介をしたんだけど。
それが、かなちゃんの耳にどう届いたか
わからないまま、私は受付に向かったんだろう。]**

 
(52) 2022/10/15(Sat) 5:06:51
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a6) 2022/10/15(Sat) 5:12:49

【人】 世良健人


  ─ 大地 ─


[ 人から望まれるっていうのは
  なんであれ長所じゃない?

  助っ人担当の大地くん。
  かけがえのない替えのきかない存在、
  本気で好意を向ける人の一人や二人や三人くらい、
  いてもおかしくは無いと思う。
  恋人居ないん?うっそだろ。

  出会った当初の昔より、幾分か理解した今でも
  驚くことはままあるのだな。
  その疎さは…良いものでは無さそうだし?

  はてさて。 ]
 
(53) 2022/10/15(Sat) 7:05:08

【人】 世良健人



   ───降るよ降る、そりゃもう梅雨の雨並に…
   ってこういうとなんか冗談っぽいな

   …降って来んのはホント。
   ちょっとね、先輩に怪我させちゃって
   …俺の………不注意で…


[ 咎無き罪は──咎無き罪ならば──否。
  嫌になるくらい知っている彼なら、
  きっと言わずとも。
  
  歯切れ悪いのはどうにもならない。
  棚の上から落ちてきた籠を避けた先の
  ペットボトルを踏みつけて転けたのは
  不注意というよりはツイてない、
  と言いたくなってしまわないと言えば嘘。 ]
 
(54) 2022/10/15(Sat) 7:05:38

【人】 世良健人


[ 襟元を隠すように顔面に向かって
  投げつけられた上着、>>393
  思わず拍手したくなるシュートだったね!うん。
  それ逆に目引いてない?って思ったのは内緒。

  何故かパスされた壮真の上着両手に
  『え??』って君たちを交互に眺める俺ね。
  もちろんなにもわかりませんでした。


  俺、投げるのは得意じゃないし。
  上着は本人のとこまで行ってかけ直しといたよ。
  これでまるく解決(?) ]
 
(55) 2022/10/15(Sat) 7:06:44

【人】 世良健人



   幽霊が女の子だったらね!!
   その理論なら大地もヘーキだよ イケメン。
   …俺はよくわかんないけど…。

   どうしよ、実はガチムチのおっさん霊とかだったら


[ 想像したらすごい嫌だな。
  別の意味で怖いじゃん。
  胡乱さは霊には付き物だから仕方ない、うん。 ]
 
(56) 2022/10/15(Sat) 7:07:09

【人】 世良健人



   え、人間?
   人間………
好きだよ!


   生きとし生けるものは皆好きさ
   なんてね それはちょっとオーバーだったか


[ 俺が嫌いなのは運と死、だけだ。
  カエルもヘビも嫌いじゃない。
  人間は好き。

  好きだからこそ悲しんでしまう。
  俺がいることで降りかかるものに。
  俺に好きでも嫌いでもないものがあるとしたら、
  それは……うん、これは秘密。 ]
 
(57) 2022/10/15(Sat) 7:07:49

【人】 世良健人


    俺は美しい人間が好きだよ


[ ───穢れた人間の火なんて
        消えてしまえばいいとすら思う。 ]**

 
(58) 2022/10/15(Sat) 7:09:04
世良健人は、メモを貼った。
(a7) 2022/10/15(Sat) 7:19:08

世良健人は、メモを貼った。
(a8) 2022/10/15(Sat) 7:21:22

【人】 秋月壮真



[ 俺の聲は届けたくて>>0:19

  君は声を覚えている>>0:25



        ─ 聲 と ─


        ─ 声 が ─

  

  俺と君は似ているようで鏡合わせのよう。 ]


 
(59) 2022/10/15(Sat) 7:37:31

【人】 秋月壮真




 
  ( 未練、あるんじゃないか>>0:232 )

     


[ その時の君を見なくてよかった。
  見ていたら俺はあの時
  どうにもできなかった自分を責め続ける。

  ほら、現実とはそういうものだ。
  理不尽で他者を追い詰めるのは変わらないと
  頭の隅で理解している俺が笑っている。 ]


 
(60) 2022/10/15(Sat) 7:37:39

【人】 秋月壮真



[ 君は追い続けることをやめなかった。
  それを後悔しているのか>>0:315

  君は一人で追いかけた。
  俺を頼らなかった。
  だからだと言ってやろうか?

  ……君が掴むのは
  空にある雲じゃないはずだ俺の腕だろう?>>0:314 ]


 
  ( それを伝えられたら……、
      どれだけ良かったか。 )


 
(61) 2022/10/15(Sat) 7:37:44

【人】 秋月壮真



[ 君が奈落へと落ちるのなら
  その凍える寒さに君の腕を引っ張って
  底から空へ投げてあげるよ。

  温かい温度で包んでもあげようか。


  そして代わりに俺が落ちるよ。


  君の事情、俺の秘めたもの
  勇気の出ない俺たちは
  お互いに知らないまま過ごしてきた。


  君が求めてる手は誰でもいい?>>0:315
  それとも君の大切な****の、かな


  誰でもいいのなら
俺でもいいじゃないか

  遠慮を取っ払ってしまえば
  それくらいは思えるのにな。



           
a worrying problem. ]


 
(62) 2022/10/15(Sat) 7:37:56

【人】 秋月壮真




  ─ 願いと***(健人) ─

  

[ 君と一緒に過ごした時間が
  そのまま二人の絆となる。

  知ってるよ。寂しがり屋で
  幽霊が怖くて、俺に甘いよね。
  健人になら裏切られても嘘をつかれても
  俺はそれでも信じられるのだろう。

  でも君はそれをしない。

  本当、放っておいたら消えそうだからさ
  見張ってないとって思ってしまうんだよ。

  俺が心配性なのは
  半分以上君が原因なんじゃないか?

  いいよ、呼んで>>0:444
  雨の中。土砂降りの中。凍える冷たい場所。
  月の光が照らす旧校舎の中であったって
  健人が呼べば行ってあげるよ。
  寂しさを埋めてあげる。 ]


 
(63) 2022/10/15(Sat) 7:38:02

【人】 秋月壮真




  
No pain, no gain.





            
……痛みなくして、得るものは無し

(64) 2022/10/15(Sat) 7:38:14

【人】 秋月壮真



  誰かが願い、幸せになる裏で
  不幸になる人がいるのかもしれない

  もしかして健人も
  気が付かずに対価だけを支払っていたら
  誰かをその分幸せにしているのかも……
  なんて想像でしかないのだけれどね


  幽霊にとってのメリットなんて
  寿命を奪うとか生気を奪うとか
  単純に想像できるのでも怖いものばかりだ

  そう……だね、言霊
  あると思うよ、言の葉の力は


(65) 2022/10/15(Sat) 7:38:42

【人】 秋月壮真






  ────────ッ……すまない




         隠したいわけじゃないんだ
         ただ俺は覚悟がないだけだ



 
(66) 2022/10/15(Sat) 7:39:02

【人】 秋月壮真



  俺は狡いから
  君とのこれまでに縋ってしまう

  でも、きっと
  俺が願うことは一つだ

  それを願えば君と話すことも難しくなりそうだから
  その前に話したい。とは思うよ
  俺の最後の懺悔
  願ったとして叶わなかったら笑ってくれよ


  でもその前に俺は君の願いを
  当てる必要があるな?

 
(67) 2022/10/15(Sat) 7:39:40

【人】 秋月壮真



  誰かが言ったんだ、俺の所為だと
  皆が思っていても口には出さないだけで
  そう思う人も多くいるはずだ

  何が正しかったかもわからない
  ただ、言われた通り
  俺の所為だということはわかる

  過去を変えるのは容易いことではない
  戻れたとして違う道を選べるかすらわからない
  ただこの罪の意識から
  解放されたいだけなのかもしれない

  俺はいつも逃げることばかりだ


 
(68) 2022/10/15(Sat) 7:40:00

【人】 秋月壮真




( そうだ 自ら 来たんだ。
  噂を知って、もしかしたらと

           もう惑わされていた。
           俺も、君も────。 )


 
(69) 2022/10/15(Sat) 7:40:10

【人】 秋月壮真



  俺は健人の願いが
  プリンが食べたいっていうことじゃないのは分かるよ
  君自身の為の願いでは
  ないんじゃないかってこと


  誰かのために何かを願いそうなんだ
  こればっかりは外れて欲しいけどね


  
[ 健人には何か反応が見られただろうか。
  人の幸せを願えないというけれど
  人の不幸も願わないだろ?>>0:446


  俺はといえば自分のことばかり。 ]

 


           ( 君が願ってくれるのなら>>0:446
             こんなに嬉しいことはないよ。
             心強くもある。
             それが同時に救いでもあるんだ。)


 
(70) 2022/10/15(Sat) 7:40:22

【人】 秋月壮真



[ 内に秘め続けた願いを
  誰かに話したかったのかもしれない。
  君なら聞いてくれると思った。
  でも話せないと逃げる俺がいる。


  だから当てて。俺の願いを。
  君の願いは俺が当てるよ。
  謎解きは好きだけれど
  君を解き明かすのは最難関だ。

  おや、もしかしてあの先輩だったか>>0:443
  もう、卒業してこの学校の生徒じゃないんだね。
  それはそれは……挨拶のし甲斐がありそうだ。


  俺、打たれ強い自信あるんだ。
  どうせなら君のために使いたい。
  盾になれるのなら喜んでするさ。
  感謝されたい訳じゃないよ。
  俺がそうしたかっただけ。
  本当は
そのことも
知らないでいて欲しかったけどね。 ]


 
(71) 2022/10/15(Sat) 7:41:54

【人】 秋月壮真



[ 一年の放課後、部活前の教室で>>0:442
  二人の愚痴大会、作戦会議。
  宿題を二人で解いて
  たまに答えをカンニングさせてもらって


  同じ雑用があって笑い合ったね。
  レギュラーになれた君をお祝いと言って
  めちゃくちゃに振ったコーラを
  プレゼントした時もあった。
  だから俺がレギュラー取れた時には
  警戒したりしてね。

  一人の準備に君がこぼした言葉に
  俺の部活が休みの日には
冷やかし……

  じゃなくって手伝いしに行ったりね。
  手伝わせてくれたかな?
  無理なら応援という名の話し相手くらいには
  なれていたらいいなと思う。

  俺のパスを君が受け取ってくれるなら
  打ち返ってきたものはキャッチしてみせるよ>>0:442
  俺の役目だ。
他の誰でもない俺の。
 ]



(72) 2022/10/15(Sat) 7:42:15

【人】 秋月壮真



  雨結構降る確率高かったんだな
  もしかしたら健人のおかげで
  雨が降らないまであるんじゃないか?


  雨降った時にはその傘に遠慮なく潜り込むからな
  

[ そうだな、傘は少しばかり多く
  占領させてもらうけど>>0:441
  その代わり健人にはこの帽子被せるよ。
  それで雨を凌いでくれ
  半分くらい出ても大丈夫だろ。


  想像したら笑ってしまうけどな。 ]

 
(73) 2022/10/15(Sat) 7:42:39

【人】 秋月壮真




  
俺も実は寂しがり屋だって言ったら

  
どうする?




[ この言い方は狡いかな。
  でも君も狡いからお相子だね。

  もしかしたら健人にはバレていたかもね。
  それはそれで恥ずかしいけれど。
  この言葉を言うだけで俺は精一杯。
  帽子を深く被ったって隠せやしないから
  君を背にしてやりすごそうか。 ]


 
(74) 2022/10/15(Sat) 7:42:50

【人】 秋月壮真



[ 俺も知っている。
  流れる
は鮮やかでいて空気に触れれば濁る。

  知ってるからこそ
  他の人は知らなくていいと思ってしまう。

  知ることは
  何かを背負う証だから。

  
が 
く 
であることを


       
Q. この
の意味を答えよ

  
  
Error
Enter
を押しますか?
 ]


 
(75) 2022/10/15(Sat) 7:43:17

【人】 秋月壮真





[ 
Enter
せる何かがあればいいのに。 ]**




                 
I never forget.

                 
─ 願いと*** ─
(76) 2022/10/15(Sat) 7:43:27

【人】 大木慎之介

─ 未國と ─

[幽霊に願わなきゃいけないような、
 そうでもして叶えたいような、願い事。>>0:585
 未國にその言葉を言われて、少し視線を落とした]


  ……あるのかもしれないな。
  オレが考えつかないだけでさ。


[未國が思い浮かべる二人とは、
 大木はたまたま深い交流がない。
 他に思い浮かぶ人もおらず、現実感はなかったが。
 難病に苦しむ人や、事故で身体の一部を失った人など、
 一般論的にぼんやりとしたイメージはあった]
(77) 2022/10/15(Sat) 8:25:46

【人】 大木慎之介

>>0:586続く未國の言葉を聞いて、一度深く息を吐いた]


  ……これはオレの感想ってだけだけどさ……。

  パッと出てくる願い事が無いの、
  『幸せ』ってことなんだろうな……って、
  オレは思ったよ。


[幽霊の噂を聞いてから、今こうして旧校舎を歩くまで、
 願い事を考えてみては没にする、その繰り返し。

 いるかわからない幽霊にさえ願いを託すしかないような
 どうしようもない現実には直面していない。
 そういうことなのだろうと、大木は思ったのだった。

 未國が前を向いてしまえば、話題を続けることはない。
 旧校舎の景色を眺めつつ、最後尾から皆を見守っていた]*
(78) 2022/10/15(Sat) 8:26:17

【人】 大木慎之介

[旧校舎を歩きながら、工藤の後ろ姿を見留める。

 出発前、最後尾で皆の出発を見守っていたときには、
 微笑みを浮かべて礼をしてくれた工藤に
 同じように笑顔を返したのを思い出した。>>0:610

 行事の司会のマイクは、地味ながら重要である。
 その担当に1年生がなって、しかもあの緊張ぶり。
 大丈夫なのかなと心配になってしまい、
 工藤のことはしっかり印象に残ってしまっていた。
 それが「できる放送部員」という印象に変わるのに
 時間はかからなかった。

 生徒会室を訪れた彼女に礼を伝えられたときには、
 一瞬きょとんとしたけれど。
 「工藤こそいつもありがとうな!」
 と笑って返したのだった。

 校内放送で工藤の声を聞くたび、元気そうだななどと
 思っていたのだが、それを本人が知ることはあるまい。

 けれど彼女には、今まで“生徒会副会長の顔”しか
 見せたことがなかっただろう。大木が彼女の
 “放送部員の顔”しか知らないのと同じように]*
(79) 2022/10/15(Sat) 8:26:38

【人】 大木慎之介

[旧校舎を歩きながら、鈴掛の姿も目に留めた。>>43

 出発前、声をかけたとき。
 もし「知ってる」と返されていたとしたら、>>27
 「さすがだな!」と笑っていただろう。

 3年間ずっと会計を務めていた鈴掛のことを、
 大木はとても頼もしく思っていた。

 鈴掛が淡白なタイプだから、あまり雑談に
 花が咲いたりはしなかったかもしれないが。

 大木は生徒会の皆と仲良くしようとしていたし、
 それなりに功を奏してもいた。
 裏で何かあるかはともかく、
 表向きは和やかな生徒会であった]*
(80) 2022/10/15(Sat) 8:27:25

【人】 大木慎之介

[薄暗い旧校舎。弱々しい光を頼りに歩く中、
 不意に前方で派手な悲鳴が上がった>>1


  えっ、何──


[何事かと前方に目を凝らして、気付いた。
 白い、淡く光る人影に。>>n1

 人間の女……の、シルエットのような印象だった。

 そして柔らかい声が頭の中に響く。>>n2

 想像を超えた出来事に何も言えずにいる間、
 幽霊の声は続いた。
 「願いを叶えてあげようか」と。>>n3>>n4

 なぜそんなことができるのか、するのか。
 言葉を聞きながら疑問に頭を占められているうちに、
 ふっと、意識が遠のく>>n6
(81) 2022/10/15(Sat) 8:27:50

【人】 大木慎之介

[気付いたときにはグラウンドにいた。
 大槻が取り乱すのを見ながら、>>2
 あれは現実の出来事だったらしいと感じた。

 かと思えばしっかりとミス研会長らしく場を仕切る
 大槻を見て、なんだか安心して。>>3>>4

 締めの言葉のあとに連絡先を交換して>>5
 ミルフィーユの話が出て、はっとした。
 そういえば後で食べようと思っていたのだ。

 そんなわけでミルフィーユにひとつ手を伸ばしつつ]


  一人で帰るのイヤな奴は言えよ、送るぞ。


[その場にいる面々に声をかけた。
 誰もいなければ一人で帰るだろうし、
 複数いれば集団下校になるかもしれない]*
(82) 2022/10/15(Sat) 8:28:28

【人】 大木慎之介

[ミルフィーユに手を伸ばしたとき、
 近くにいる天ヶ瀬を見て、>>16
 出発前に交わした言葉を思い出した。

 忘れていたことへの謝罪には>>7
 「すぐ気付かれないの新鮮で楽しかった」と
 気楽そうに笑って返していたのだが。

 苦手なものに関しての言葉には驚いてしまって>>8
 きょとんとして、間が空いて、
 そのまま周りの他の人との会話が始まってしまい、
 何もコメントしないままだったのだ]


  なぁ天ヶ瀬、このミルフィーユ美味しいな。


[ミルフィーユを食べた感想を伝えてから]


  思ったことを素直に言えるっていいよな。


[彼の正直な言葉が胸に響いたことを、
 ささやかながら伝えておきたかった]**
(83) 2022/10/15(Sat) 8:28:52
大木慎之介は、メモを貼った。
(a9) 2022/10/15(Sat) 8:38:39

【人】 大木慎之介

[大木は“一番になる”ということがない。

 成績は上位だが、1位になったことはない。
 運動は下から数えたほうが早いが、これもまた
 最下位ではない。

 小学校の頃から、部活や委員会に所属しても
 最終的に副部長、副委員長に収まる。
 高校の生徒会でも副会長であった。

 過去にはそれを気に病んだこともあったのだが──

 弟との得意分野の差がはっきりするにつれ、>>0:217
 自分が一番にはならないのも、
 役割分担の一種なのだろうと思うようになった。

 身近な誰かとの気付かぬうちの役割分担の結果、
 大木は一番にはならないし、副ナントカに収まる。
 そういうものだと、今は思っているのだった]**
(84) 2022/10/15(Sat) 8:46:25

【人】 帰宅部 津崎絵音



ん?何が?

[ 慣れ親しみつつある声が向いたのなら>>32
  少しのタイムラグの後に、そっちを見て
  あの白い影とは性を違えながらも、
  何処か似た優しげな声で問い返した。

  無気力で怠そうな津崎を半年程見続けてきた千葉には、
  どう聞こえたか、それどころでは無かったか。
  本当に疑問に思ったのではなく、
  大丈夫であることを示す意味を含めたつもりだったけど。 ]

ああ…………、
取り合いにはならなさそうで、良かったよね

[ ふと、旧校舎に向かう前の相手とのやり取りを思い出し
  ぽつりとそれだけ付け足して。
  相手には見えないながら、マスクの下で微笑を向けていた。

  会話にはならないか、或いは途切れたのなら
  すぐにまた宙を眺め始める。* ]
(85) 2022/10/15(Sat) 8:48:11

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 回想/道中 ──



そう?

[ ならいいけど、って。
  千葉の否定を旧校舎に入る前素直に受け入れた。>>18

  願いを最初から捨てるわけじゃないなら何も言うことはなく
  オレが自分のことばかりなのは、まあ事実なので
  そこの認識は変わらないまま。

  ────因みに、

  幽霊との邂逅を終えたオレは、
  ふざけた甘えを断られたやり取りをすっかり忘れてたけど。>>17

  ちゃんと自分の足で帰ったから安心してほしい。
  眠るどころでは無くなったことだし。
  まず体格から現実的じゃないのも含めた冗談でしたとも。* ]
(86) 2022/10/15(Sat) 8:48:41
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a10) 2022/10/15(Sat) 8:53:43

【人】 帰宅部 津崎絵音



……怖がることなんか、何もないのにね

[ そう一人ぼやいたのは
  会長の締め後に皆に掛けられた声を聞いた時。>>82

  どうしてイヤになるんだろう。
  幽霊はあんなに優しかったのに、願いを叶えてもらえるのに。

  彼のようなよく通る大きな声は持たないし、
  何より他者に伝えることを意図したものでは無かったので
  誰も聞こえなかったかもしれない。

  帰路につく前に黙々と独り噛み締めていたものは、
  ミルフィーユの甘味ではなく。* ]
(87) 2022/10/15(Sat) 9:04:23

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ─── 回想:叶冬ちゃんと ───
 
 
 教室に残された彼女の鞄に
 こっそりとユメリンぬいを結びつけた日。>>0:389
 帰宅して湯船に浸かりながら、
 僕は、ふと大事なことに気付いた。
 
 
  「 あれって ……
    プレゼントだと気付かないんじゃ ……… 」
 
 
 そもそも、彼女が鞄にストラップをつけていただけで
 勝手に" 同志 "だと思い込んでしまっているし。
 もしかしたらストラップも誰かに貰っただけで
 ユメリンの事、全然知らないのかもしれない。
 
 同志だったとしても
 公式グッズしか興味ない人なのかもしれない。

 そしてなにより ────
 見覚えのない手作りのヌイグルミがつけられていて
 怖がらせているかもしれない。
 
 
(88) 2022/10/15(Sat) 9:07:11

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 同志に喜んでもらう事だけ考えて行動したら
 あまりにも迂闊すぎる" 〜かもしれない "想定が
 どんどんと浮かび上がってきて。
 僕は恥ずかしさのあまり両手で顔を覆った。
 
 
  「 あ〜〜 これだからオタクは ……… 」
 
 
 そのまま、
 ぶくぶくと頭のてっぺんまで湯船に沈めていく。
 推しの事になると、他の知能がほぼゼロなんだから。
 はい、僕のコトです。

 明日ちゃんと謝ろうと決意して、この日は眠りについた。
 
 
(89) 2022/10/15(Sat) 9:07:13

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 翌朝、2−Aの教室に入ると
 僕の机の前に彼女がいた。 >>25
 きっと彼女の手元には、リボンを足された
 見覚えのあるユメリンぬいが顔を覗かせていた筈で。
 
 
  「 あ、叶冬ちゃん おはよ。
    そのヌイグルミなんだけど ……
    叶冬ちゃんの鞄につけたの 僕なんだ。
 
    ユメリン好きなのかなって思って
    プレゼントのつもりだったんだけど
     …… 勝手につけちゃってゴメンね 」
 
 
  僕にしては、珍しくしおらしい朝の挨拶。
  謝罪してるんだから当然だけど。しおしお。
 
 
(90) 2022/10/15(Sat) 9:07:16

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 それで ……その。
    叶冬ちゃんの為に作ったから
    嫌じゃなければ もらってほしいな ? 」
 
 
  誤解や不安を与えないように
  僕はちゃんと言葉にできたかな ?
 
  受け取ってくれるなら良し、
  突っ返されたのなら仕方ない。

  もし、貰うだけで気が引けるっていうのなら
  そのヌイグルミについたリボンだけ貰おうかな
  そしたら、
  僕の鞄につけてるユメリンぬいに結び付けよう。
  ユメリンが繋いだ同志の輪、ってコトで。 **
 
 
(91) 2022/10/15(Sat) 9:07:18

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[えい、えい、おー。
 どこか子供じみた掛け声に、
 嬉々として応えたのは俺だった。

 胸元で、ロケットが揺れる。
 
まるで、
 一緒にその場を楽しむかのように。


 壮真、声ちっさ!

[なんだかんだ結局近くにいた壮真が、
 どうにも気恥ずかしさをぬぐえないような
 そぶりを見せるから、>>0:494
 つい、笑ってしまった。

 俺も、どちらかといえば見守るポジションで、
 
まぁ、いざとなったら
 一人くらい担ぐ心算なのだけど、それはそれとして

 ところで、『いざ』とは?
 ……深く考えたら負けだ、きっと
(92) 2022/10/15(Sat) 9:32:01

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[そんなこんな、始まる探索

        目指すは『噂の幽霊』

    いなければ良いと思っていた

        幽霊など、いてくれるなと

  だって、幽霊を一人見てしまったら

        他にもいるんじゃないか……って

   思ってしまうじゃないか

      もしかしたら……って


    
逢いたい
と、願いたくはないのに]
(93) 2022/10/15(Sat) 9:32:26

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ゆう…れい……

[それは果たして本当に、
 『死者』を意味する『幽霊』なのか。

 
ねぇ、違うって言ってくれよ


    言うわけがない、尋ねていないのだから

 
尋ねられない
   答えを得たら、確定してしまう


 尋ねなければ、
  『彼女』が仮に『幽霊』であったとしても、
   『死者』ではない可能性が、残る、なんて]
(94) 2022/10/15(Sat) 9:32:38

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

————ネェ、


      アナタ ノ
         ネガイ ヲ
            カナエテ
              アゲヨウ カ ?
 





[ならば今すぐ消えてくれ、なんて、
           言えるはずもない

    だって、もしかしたら

       未練があって留まっている


        『 死 者 』 かもしれない


    そんな言葉は……あんまり、だ]
(95) 2022/10/15(Sat) 9:33:59

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[幽霊と逢った後、俺はどんな顔してたんだろう

 ちょっと、自分ではよくわからなくって

 ただ

 胸元のロケットを握りしめた


 俺、どうしたら良い?


           教えてよ……
兄ちゃん
。]
(96) 2022/10/15(Sat) 9:34:35

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 

 [その夜どうやって帰ったのか、

      あんまりはっきりとは覚えていない。]
 
(97) 2022/10/15(Sat) 9:34:55

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地


[夜が明けて、朝が来て、
 文化祭も終わってしまった、
 日常が、やって来る。

 両親は、俺のやることに割と寛容だ。
 元気でさえあれば良いと
 夜中の外出も、友人と過ごすことを言っておけば
 そうそう、咎められない

 
まぁ、
 帰宅するまで二人とも起きてたけど


 その裏側にある思いを俺は知っていて
 知らないふりをする。]
(98) 2022/10/15(Sat) 9:38:20

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ……はよー

[通学路、知った顔に出会えば挨拶をする

 これも、当たり前のこと

 けれどもしかしたら、
 普段話しかけないような相手にも、
 うっかり挨拶しちゃったかも

 つい
 昨晩の出来事が、夢じゃなかったって
 なんだかおぼつかない気持ちのまま]
(99) 2022/10/15(Sat) 9:38:35

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[通学路で?
 あるいは3年の教室の傍で?

 俺は壮真の姿を見た
 ふと、思い出す。>>0:630
(100) 2022/10/15(Sat) 9:38:47

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 回想・壮真 ――

[俺は彼の、
 的外れなようでいて案外的を射た言葉に
 初め、曖昧に笑った。
 少しだけ、言葉を探す。]

 賛否両論あるとは思うけどね。
 俺はね、壮真。

 死者に意思があるとは思っていない・・・・・・・・・・・・・・・・んだよ。

[君はどこまで気が付いた?

 俺には大切な存在がいたこと。
 そして彼は既に亡き人であること。
 俺がそんな事をしている理由は、
 彼の存在に関与していること。
 
 死者は正者を感知しない。>>0:630
 喜ぶことはない。>>0:635

 感情一つで拍動する心臓は、
      既に動きを止めたのだから。]
(101) 2022/10/15(Sat) 9:39:13

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 俺が、俺の存在を示したいのはね。
 俺自身に対してだよ。

[例えばそれは、
   アイデンティティと称されるような。
 見失えば、
  足元から地面が音を立てて瓦解していきそうな。
 そういう類のものだ。

 おかしいかな?
     おかしいのかもね。

  だとしたら俺はきっと、
      生まれた瞬間からおかしかった。]
(102) 2022/10/15(Sat) 9:39:52

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[でも、
  その間違いを正面から指摘してくれる君は、

 俺にとって、
   とっても得難い存在なんだと、
          今になればそう思うよ。]
(103) 2022/10/15(Sat) 9:40:01

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 いつまで……って。

[君が突きつけた、冷たい刃みたいな言の葉に、
 俺は思わず息をひそめた。

 いつまでなんて、考えたことなかった。
 いつまでも、じゃダメなんだろうか。
 
 だって……だって。
 息苦しいんだ。
 『人助け』をしていないと。

 望んだのに許されなかった『自己犠牲』の代替を、
 繰り返し、重ね、誰に対してでもない
自分自身に対しての
贖罪を重ねて。

 誰も俺を責めなかった。
 それはそうだ、俺は何も悪くない。
 けれど
せなかったのは、
 未だに
せていないのは……

           
俺自身、で、
(104) 2022/10/15(Sat) 9:40:14

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

ねぇ、俺、どうしたらいい?


 って、口に出すには臆病で、
 けれど何だか、
 暗い夜道に街灯一つがまぁるく切り取った
 円の真ん中で、ぽつんと迷子になったみたいな
 そんな気持ちで、苦く笑った。>>0:636
(105) 2022/10/15(Sat) 9:40:54

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 そう。
 壮真は誰かの兄ちゃんなんだ。
 俺にはね……
 一回り離れた兄ちゃんがいた・・んだよ。

[12も年上の兄など、
 二人目の父親に近いところがある。あった。

 ……いたんだよ。
 
もう、いないんだよ。


 その時は、それ以上は語らなかった。

 ロケットの中で、カランと……
   そんな音がするはずもないのに、
           寂しげに鳴いた気がした。*]
(106) 2022/10/15(Sat) 9:41:08

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 健人 ――

[望まれているのは、果たして俺だったのか。>>53

 本当の意味で『俺』じゃなきゃダメだったのは、
 きっとあの時だけだった。

 俺の人助けは所詮、代替品。
 誰かにとっても……

 そして、俺にとっても。

 本当に助けたかった・・・・のは……]
(107) 2022/10/15(Sat) 9:41:30

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[それはいつだったか、
      何かの折に口にした冗句。]

 ねぇ。
 俺の運、分けてあげようか。
 
[健人が運と仲良くできないというのなら。]

 俺も別に強運ってわけじゃないけど。
 25%に勝つくらいの運は、
 持って生まれたんだぜ。

[でも、その『25%』はもういらないから。
 君が必要とするなら、
 分けてあげてもいいんだぜ、って、
 出来るのかもわからない事を
 
あるいは『人助け』の逝きつく先として


 君は、どんな顔をしたろうね?**]
(108) 2022/10/15(Sat) 9:42:08
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a11) 2022/10/15(Sat) 9:50:50

【人】 軽音部 千葉郁也

──回想・工藤のこと──

[つい喋りすぎてしまっている気はしたけど、工藤がひとつひとつ頷いて聞いてくれるから>>38、結局遠慮することなく話してしまった。

急にすげぇ喋るじゃん、こわ…とか思われてもなさそうだし。ないよな?と確認するように工藤の顔をまじまじ見てしまったりはしたけど、多分、大丈夫だったと思う。

部活のメンバーと話す時は選曲のこととか技術的な話だからまた違うけど、こういう俺のこと?自分語り?みたいなのは話す相手もいなかったのもあって、つまんないんじゃねぇかなとも思ったんだけど。
そうでもなさそうに見えたから。]

 俺の場合、習い事でもないから続けられたのかも。
 義務?みたいになる前に好きだからやりたいって
 なってたのが大きいっつーか、
 
 一人でやってて嫌になることはないのも
 多分、そんな感じ。
 基礎練飽きたら別の練習するし。

[途中、工藤から具体的な躓きポイントの話が出れば、練習方法に悩むとこあるんだろうなとは気づいて。]

 最初はコード一個覚えただけで上出来って思えば
 良いんじゃねぇかな。
 したら少ないコードだけで出来る曲を弾いてみれば
 ハードルも下がる。

 楽譜は…慣れたら五線譜よりわかりやすいよ、TAB譜。

[最初は皆そんなもんじゃねぇかな、と高校入ってから楽器始めた部員もいるし、似たような躓きも知ってるから役に立つかはわからないアドバイスっぽいことを言った。]
(109) 2022/10/15(Sat) 10:22:43

【人】 軽音部 千葉郁也

[工藤んちの“良いアコギ“がどんなものなのかを知るのはその会話から少し先の話になるんだけど。

弾かれないのがかわいそうって言ったら工藤は少し困ったような顔をしたから。>>39

弾けるようになりたいんだろうなと思って、話聞いてもらった分ってわけじゃなくても練習方法の話は真面目に答えた。]

 ん、返すのはいつでもいいよ。
 内容殆ど覚えてるのもあるし。

[初心者向けのなら別にあげてもいいくらいなんだけど、気兼ねさせそうだしとも思って曖昧な期限を設定した。

でも借りパクみたいになったらそれこそ気にするだろうから「じゃあ卒業するくらいまで?」ってとりあえず。]
(110) 2022/10/15(Sat) 10:23:33

【人】 軽音部 千葉郁也

[うちの部は普段は個人個人が好きに練習してるのもあるし「大丈夫だけど」って答えたけど、部室を使うのは気が引けるみたいでも“ギター持って来る“って言われた時は、わかりやすく食いつきはしてしまった。>>40

だって気になるだろ、良いギター。]

 マジで?工藤んちのギター見たい。
 ……じゃなくて、練習をね、
 見る方がメインな、わかってる。
 
[目的は忘れてないから安心して欲しい。
どこかぎこちないような遠慮してるような顔の工藤にはそう付け加えて。

余計なお節介レベルの申し出を工藤が受けてくれたのが嬉しかったのも本当だから。]
(111) 2022/10/15(Sat) 10:25:03

【人】 軽音部 千葉郁也

[実物見た時はマジで“良いギター“じゃんって驚くことになったのだけど。

少なくとも学生やってるうちは手に取ることないだろう値段のそれが目の前にあることにテンションは上がったし、弾きたいとはどうしても思ってしまうよな。

弾かせてって言うのはあまりにあれだから、見本見せるよって言ってみても、結局同じことだったかも。

工藤が内心で思ってたことは知らなくても、見本を口実に弾かせて貰った時は、やっぱり良い楽器は弾きやすさも音も違うんだなって感動した覚えがある。

わかりやすく機嫌も良くなったからリクエストがあれば応えただろうし、何か結局俺だけ楽しくなってて肝心の工藤の練習をちゃんと見てやれたかは自信がない。

その後も練習くらいは付きあえただろうけど、まともに教えられたかどうかは謎だ。

それでも嫌な顔はされなかったと思うから、一人で練習するのが苦ではなくても、ステージ上じゃなくても観客一人だけでも聴いてもらえることが嬉しい、楽しいのだとはその時実感した。

いつか工藤が弾くとこも聴きたいとは思うけど、
それが叶う日が来るかはどうかな。
卒業までには?は、ハードル高いのかもしれない。]**
(112) 2022/10/15(Sat) 10:32:47

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 翌朝 ──



……うわ

[ 朝起きたら爪に土が詰まったまま着替えもせずベッドで寝てた。
  えー、最悪なんですけど?シーツ汚れてないだろうな、おい。


  でも、久しぶりの感覚だ。
  ちゃんと眠るとこんなに身体が軽くなるんだね。
  まるで死んじゃったみたいだ、なんて
  ……流石に大袈裟すぎるんだけどさ。


  スマホを確認すると、やけに早い時間。“津崎らしくない”
  土と一緒に泥のように眠ってたせいで二度寝は難しそう。
  とりあえずシャワーを浴びてくることにした。 ]
(113) 2022/10/15(Sat) 10:39:47

【人】 帰宅部 津崎絵音




『武藤』


『漫画読みたいっていってたじゃん』


『あの映画になったやつ』


『貸してくれんの?』

『いや』


『お前にやるよ』


『だから出来るだけ早く読んどいて』
(114) 2022/10/15(Sat) 10:40:10

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 汗を流しすっきりした後開いたのは、友人同士のグループ。
  おはようの挨拶一つなく用件から始める。

  運動部所属で朝が早い相手からは、予想通りすぐ返信が来る。

  あの少年漫画はオレも好きだったんだけど。
  後悔はないようにと、決めていたから。>>0:298

  置き勉派の軽い荷に話題にした漫画を詰め込んで、
  リビングに近寄ることもなく家を出ることになる。
  母親はもう朝から食事なんて用意出来ないし、
  昼まで寝ているから、避けなくてもいいんだけど、

  出来たばかりのメッセージグループからは>>4
  その時もう通知はあっただろうか、未だだろうか。
  どちらにしても朝は名前を眺めるだけで、
  開くことは無く、アプリを閉じた。 ]
(115) 2022/10/15(Sat) 10:40:30

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 始業時間より大分早く到着すれば、
  漫画はさっさと相手の机に積んで教室を出た。

  大丈夫そんなに巻数多くない。すっきり終わった作品だし。
  オレが持ち運べるものを運動部が運べないわけあるか。
  教師から隠すには困るかもしれんね。知らん。

  そうして遅刻魔は朝っぱらから廊下の窓の前に立っている。
  誰かが来るか校門の方を眺めているのではなく、
  視線の先は旧校舎がある方向。

  敷地の外れにある為に、>>0:n1
  少なくとも此処からは趣深いと称したあの建物は見えない。

  それなのに食い入るように、視線は動かない。* ]
(116) 2022/10/15(Sat) 10:40:44
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a12) 2022/10/15(Sat) 10:54:31

未國 聖奈は、メモを貼った。
(a13) 2022/10/15(Sat) 11:15:59

【人】 軽音部 千葉郁也

──グラウンド──

[大丈夫かって聞いた先の津崎の雰囲気は
いつもと違うように思えた。>>85

いや、何がじゃねぇだろって今の状況とか、
お前の様子とかよって思ったけど、
何でもない顔しようと思ってる俺が
言えた義理じゃねぇなとは。

それに、多分、大丈夫と伝えたいのだろうとは
普段より柔らかい声音に思ったから、
「なら良いけど」と返した。]

 取り合いもサイン会もなくて、
 すぐ言うシステムじゃなくてよかったな。

 ……俺もよくわからん願いごとせずに済んだし。

[津崎は、皆に聞かれることにならなくてよかったんだろう。

あっちはあっちで、俺が願いごと無駄にするのを
気にしてたっぽいし、
願いごと考える時間に猶予あるなら
その心配はいろんな意味で杞憂だったなと思い出して。>>86]
(117) 2022/10/15(Sat) 11:26:16

【人】 軽音部 千葉郁也

[津崎の様子はやっぱりおかしくはあるけど、
幽霊に向かって出してた大声とか思えば、
よっぽど叶えたいことあったんだなと。

あんな必死になるような願いごと。
とてもじゃないけど気軽に何願うのとは
聞けそうになかった。

今は眠そうな様子も今はなければ、
津崎を背負って家まで運ぶ必要はなかったけど。

いつもと雰囲気違う津崎を見て、
俺は津崎のこと何も知らないんだよなと
今更ぼんやり思った。]*
(118) 2022/10/15(Sat) 11:27:33

【人】 軽音部 千葉郁也

[大木さんが皆に帰り道のことを気を回してて>>82
そういや女子もいるし
複数人で帰った方が安全なんだろうなと。

あんなことあってもそういうとこに
気を回せるのはさすがだなと思う。

俺はどうしたんだったかな、
一人でさっさと帰るのも気が引けて。
でもこの場にわざわざ残ることもなければ、
解散する人の流れに紛れて帰ったのだと思う。]
(119) 2022/10/15(Sat) 12:08:31

【人】 軽音部 千葉郁也

[それから家に帰って、なんとなく眠れないまま
ベースを手に取ったけど。

アンプ繋がなくても深夜に低音弾く音は響いたらしくて、
起こしてしまったらしい親にブチ切れられたから
仕方なくベッドに潜った。



変な夢見ないと良いなと思ったけど、
朝起きた時には夢のことなど一瞬で記憶から消えるから、
どんな夢を見たかは覚えていない。


それでも昨晩のことは記憶から消えてくれてないし、
スマホにはあの出来事の秘密共有者の
メッセージグループができている。>>4

とりあえず参加者の名前をざっと確認したのは、
あの件は口外無用>>3となったから
話しても良い相手の把握のために、一応。

願いごとをどうするのかはまだ考えられてない。]
(120) 2022/10/15(Sat) 12:09:51

【人】 軽音部 千葉郁也

[朝だというのに飛び出してきた猫に驚いたりはいつも通り。
学校へと到着すれば、教室を目指す。

珍しく始業前から到着したらしい津崎が
廊下にいるのが見えて。>>116]

 おはよ、随分はえーじゃん。
 今日は雪かもな。
 
[いつも通りの軽口で挨拶した。

昨晩の様子を思えば多少心配はあったけど、
休みだったりしたらそれこそ心配にはなるので
少なくとも体調は良いんだろうと安心はした。]*
(121) 2022/10/15(Sat) 12:11:40

【人】 未國 聖奈

 

── 探索の夜 ──

 
 旧校舎の探索の夜。
 クラスメイトがいるなら「未早じゃん」>>35なんて声かけて
 誰かと来たの?って周りを見たかもしれないけれど
 多分あたしが仲良しの3A女子は見当たらなかった

 こういうの来るタイプだった?って
 あたしもちょっと思ったよ
 でもまあいいじゃん、楽しんでるなら。


 それから例えばかなちゃんの友だち。>>52
 律儀に挨拶してくれるなら、どうもどうも、って
 こっちもやけにかしこまったりもして。

 
 「 3Aの未國だよ
   かなちゃんとは…幼馴染?っていうやつ 」


 すいません、って謝る彩葉ちゃんには
 いーのいーの全然気にしないで、って笑っておいた
 心からそう思ってるってこと、多分表情で伝わったかな

 
(122) 2022/10/15(Sat) 12:13:47

【人】 未國 聖奈

 

 幽霊がいるかどうか、半信半疑だった
 ホラー映画もお化け屋敷も怖いもの見たさで便乗して
 ぎゃーぎゃー叫んで出てくるタイプ。
 でもこの旧校舎に幽霊が出るなんて、ねえ?って
 あたしたぶん、どこかで信じてなかったんだ


      だから、面食らった
      いるんだもん、幽霊 >>n1


 「 ………ヒッ 」


 小さく叫んで一歩後ずさって
 大木とかにぶつかったらごめんって小声で謝って。
 まだかなちゃんと手を繋げてたなら、
 ぎゅっとその指先に力を込めた

 淡く白く光る人影、やさしい声

 ……怖かったのは、最初だけ。
 怖くないって言ったらうそになるけど 
 その幽霊が話し始めてからは、
 言葉にしっかり耳を傾けていた

 
(123) 2022/10/15(Sat) 12:14:11

【人】 未國 聖奈

 

 その時のあたしの顔を見る人がいたならば
 ひどく呆然としていた、が正しい表現になるだろう

 呆然として、唖然として、
 ただ何も言わずに立ち尽くして
 そして気づいたらグラウンドにいたんだから……


 「 ……ゆめ。じゃないよね 」


 あたしは誰かに同意を求める。
 返事が返ってきてもこなくても。
 それが、ゆめじゃないことくらいあたしが一番分かってる。

 
(124) 2022/10/15(Sat) 12:14:25

【人】 未國 聖奈

 

── 朝 ──


 鯖スタンプを送り付けたその翌日、
 あたしは腑に落ちない顔をしながら通学路を急ぐ

 毎朝必ずかなちゃんと登校するわけではなくて
 朝練あったころは当然別々だったし、
 今も別に待ち合わせなどはしないで学校に行くよ
 もちろん会った日には嬉しそうに一緒に行くはず

 そもそもあたしはチャリ通だったけど
 かなちゃんはどうやって通学してたんだろう。


 ……で、今日は一人の日だったから。
 ぼんやりしながらチャリを漕いでた

 
(125) 2022/10/15(Sat) 12:22:38

【人】 未國 聖奈

 

 はよー、と声がかかれば>>99
 隣のクラスの小鳥遊の顔。


 「 あーおはよー 」


 チャリを漕ぐスピードを緩めて、隣に並んで
 昨日のことを思い出す。……いたよな、小鳥遊。


 「 ……アレ。
   小鳥遊も見たよね 」


 きっと、小鳥遊とおんなじような顔をして
 覚束ない気持ちのままで、学校に向かいながら。 **

 
(126) 2022/10/15(Sat) 12:22:50
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a14) 2022/10/15(Sat) 12:24:16

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  勧めたミルフィーユ。 >>16
  昇降口に置いたままだったバスケットを持って来て
  希望があった人には皿によそい、配る。

  僕がいない間にも
  食べてくれていた人がいたみたいで、 >>0:456
  有難い事にミルフィーユの在庫は少し減ってた。

  バスケットが空になれば帰ろうかと思うんだけど
  結果的に皆が帰りだしても最後の方まで残っていた。
 

  絵音は黙々と食べていた。 >>23
  もっと美味しそうに食べてよ、なんて冗談は
  音には出せなかった。
 
  近寄ってきた千葉くんには >>30
  " 千葉様専用 "の取り置き分を差し出した。
  " 様 "にツッコミを入れないあたり、
  彼もまた平常ではなかった気がする。
  それでもお礼を言われれば >>31
  どういたしまして、と僕は口角を少しだけ上げた。
 
 
(127) 2022/10/15(Sat) 13:12:37

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 ミルフィーユに手を伸ばした大木センパイは ── >>82
 あれ、出発前と変わらないな。
 動揺してない筈はないと思うんだけど、
 立ち直りが早いと言うか。これが生徒会クオリティ ?
 
 
  「 え?あっ、 ありがとうございます …… 」
 
 
 普段を知っている訳じゃないけど、
 普段と変わらないであろう誉め言葉に少し気圧されて。
 けれど、彼が続けた言葉が耳に届けば、 >>83
 僕は肩のチカラがすぅと抜けていくのを感じた。
 
 
  「 じゃあ今思った事も素直に言いますね。
    安心感のカタマリですね、センパイ。
    なんだかホッとします。 」
 
 
 幽霊なんか見てなかったんじゃないか
 っていうぐらい普段の会話。
 おかげさまで、自然な笑みを浮かべられる程度には
 落ち着いてきました。

           にこり、とそれも付け加えて。*
 
 
(128) 2022/10/15(Sat) 13:12:41

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 翌朝 ──
 
 ・・・・・
 いつも通り、僕は朝の6時には体育館にいた。
 バスケ部の朝練が始まるのは朝の7時。
 だから、朝練前の自主練とでもいうのかな。
 朝の光が差し込む静かな体育館に
 ひとり、ダン、ダン、とボールの音を響かせていた。
 
 料理部をメインにしている以上、
 少しでも周りとの練習量を埋める為に始めた事だけど
 結構、このひとりの時間が好きだったりする。
 
 だけど、今日の3Pシュートは全然入らない。
 リングに弾かれ、ゴール下に転がったボールを
 ため息混じりで拾いに行く。
 
 
  「 ……… もし、もしも、叶ったら。
        キミとはお別れ、かなぁ 」
 
 
 拾い上げたボールに話しかけると、
 反対側のゴールへドリブルしつつ全力で走り
 レイアップでゴールのネットを揺らした。 **
 
 
(129) 2022/10/15(Sat) 13:12:46

【人】 軽音部 千葉郁也

[登校中は、昨日の面子と顔を合わせることはあっただろうか。

確か面識はない3年生>>99は、昨夜あの場にいた認識はあったから、彼方から特に挨拶はあってもなくても、会釈くらいはしただろう。

隣に並んだチャリ通の3年女子にも。>>126
彼女とも面識はおそらくなかったはずだが、メッセージグループにおかしなスタンプを送っていた人だろうとはぼんやり思い出した。

メッセージグループといっても何をやりとりすればいいんだと思っていたのもあり、そんな気楽さで良いのかとは少し気が抜ける思いだったので覚えている。

そういえば秋月先輩は今朝もあいさつ運動はしているのだろうか。
もしいるのであれば、顔を上げてた証拠として此方から「おはようございます」とは声をかけただろう。

もし他の風紀委員の姿、昨日見かけた一年女子の姿もあるようなら同じように。

もっと視界を広げろとは昨夜秋月先輩に言われたばかりなのは覚えているので、今朝はいつもより通学中の生徒の顔が目に入った気がするし、その中に見知った顔や昨夜見た顔ががあれば挨拶くらいはしただろう。]*
(130) 2022/10/15(Sat) 13:14:41
天ヶ瀬 青葉は、メモを貼った。
(a15) 2022/10/15(Sat) 13:40:57

【人】 帰宅部 津崎絵音



── 昨夜のこと/グラウンド ──



そうだよ、時間を貰えたんだからしっかり考えて

[ 何でもない顔をしようとしている、なんて>>117
  全く気がつくこともなく、冗談の続きも始めずに。

  その時のオレは千葉と話しているようで、
  此処にいない“彼女”のことしか、願う先の結末しか
  考えられていなかったのかもしれない。 ]

…………幽霊っていうより、神様みたいだった

[ 少しのおどろおどろしさも無く、白く光る姿
  思い出しながら息を吐き、目を細める。

  それからまた、千葉すらも意識から外してしまい
  やがて誰かと連れ立つこともなく一人帰った。* ]
(131) 2022/10/15(Sat) 13:47:16

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 少しづつ登校してきた生徒が増え、騒がしくなる。
  件の武藤は既に練習に出ていて顔も合わせておらず
  誰かに声は掛けられることなく、佇んでいたので。

  完全に意識が逸れており、
  ごく普通の挨拶に思いっきり肩が跳ねた。>>121 ]

何、オレのこと馬鹿にしてるの?

猛吹雪に決まってるじゃーん

[ 笑う側になる筈だったオレをビビらせんな。
  ……多分、こっちがぼうっとしてただけで
  千葉は普通に声掛けたんだけど。

  振り返った時の睨む表情はすぐに失せ、
  雪じゃ済まさないぜ、と笑って胸を張る。

  全く誇るべきところではないけど、
  こーいう風に振る舞ったほうが安心するでしょ。 ]
(132) 2022/10/15(Sat) 13:48:30

【人】 帰宅部 津崎絵音



おはよ、千葉
軽音ってこんなに早くから練習が……あ、もうこんな時間?

[ 改めて挨拶しつつ時間を確認したら、思ったよりは早くない。
  飽きもせず一人で長いこと突っ立ってたらしい。

  普段から怠慢な奴が早起きしたところで、
  時間を有意義になんて使えないんだね。 ]

なんかさ、昨日すげーぐっすり寝たわ
お前はあの後寝れた?

[ 窓を背にし寄り掛かり、少し廊下の様子に目を向ける。

  取り決められた大切な秘密だけど>>3
  幽霊とか旧校舎とか具体的な単語を出さなきゃ、まあ大丈夫だろ。

  自分の様子を含め、昨夜のことは大体覚えている。
  だから特に変わりなく見えた相手を心配はしてない、
  心配される側だった自覚がある。

  だからただ、何気なく聞いてみただけ。* ]
(133) 2022/10/15(Sat) 13:49:24

【人】 大木慎之介

─ 昨夜のグラウンド・天ヶ瀬と ─

[安心感のカタマリという表現にきょとんとして、>>128
 それから周りの様子を見れば、
 未だ平常心を取り戻せていない風な人もいた。

 天ヶ瀬もそうだったのだろうか、
 どこか強張った様子があったのが解けたのを
 目の当たりにしたばかりで。
 それで天ヶ瀬が言わんとすることをなんとなく察して]


  あー……なんかオレ、大槻見てたら
  ほっとしちゃったんだよな。
  自分より取り乱してる奴がいると安心しない?

  んで大槻がミルフィーユのこと言ってたから
  食べたかったの思い出して、
  それでなんか、すっかり。


[大木が早々に落ち着きを取り戻したのは、
 天ヶ瀬のお菓子のおかげでもあったのだ。
 プレッシャーに強いタイプだというのも
 無関係ではないだろうが]
(134) 2022/10/15(Sat) 13:58:25

【人】 大木慎之介

 

  お菓子わざわざありがとな。
  食べるの後にしといてよかった。


[改めて礼を言って、食べ終えて。
 ちょっと飲み物がほしい気分になったが、
 すぐには動かなかった。
 帰り道で何か買うことになるかもしれない]*
(135) 2022/10/15(Sat) 13:58:39
大木慎之介は、メモを貼った。
(a16) 2022/10/15(Sat) 14:00:14

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

――※ところで※――

 えっなになに、
 青葉ちゃんのお菓子??

[首を突っ込んだのは、探索前のこと。
 多分そこには青葉ちゃんもいた。

 青葉ちゃんとは実は知り合いである。
 なんせ俺は、頼まれたら
基本
断らない男、
 君が料理部に入部する前は、
 ちょっとした男手代わりに同級生に付き添った
 そんな1年の頃があるのです。
 
入部はしなかった。


 そして青葉ちゃんが入部して以降も、
 頻度は落ちたものの、
 たまぁにやっぱり駆り出されていたのでした。]
(136) 2022/10/15(Sat) 14:01:29

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 美味しそー
 ちょうだいちょうだい。

[手を伸ばして、バスケットから摘まみだしたのは、
 君がきっと丁寧に作ったに違いない、
 ミルフィーユ。

 文化祭の時も、
 もしかしたら手伝いに行ってたかもしれないけど、
 美味しいものは何回でも食べたいよね。]

 ん、おいしー

[一口齧って素直な感想をこぼす。
 そう、その時はまだ、余裕があったからね。*]
(137) 2022/10/15(Sat) 14:01:39

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

—— 今朝・未國 ——

[ぼーっとしたまま声をかけたのは、
 隣のクラスの未國。

 君はどちらかといえば気さくな方(だと思う)し、
 俺もどちらかといえば社交的()だし、
 それなりには話す方だった…よね、多分。
 
俺の勘違いじゃありませんように。


 君はそこまで驚いた感じでもなくて、
 ちょっとだけほっとした。

 のも、束の間。]
(138) 2022/10/15(Sat) 14:01:53

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ……見ちゃった……

[直球ドストレート、避ける隙もありませんでした。
 超認めたくない、って今更ながら自覚する。

 一呼吸ほどの、間。]

 ……てかなに、あれ……
 魚……?
 つい買っちゃったじゃん……

[君の送ったスタンプの話である。
 別に責めているわけではないんだけど、
 なんか、あるじゃん。
 そういうノリ。

 それは、それとして。

 『願い』の話題に触れるかどうか、
 今一つ一歩を踏み込めずにいた。**]
(139) 2022/10/15(Sat) 14:02:06
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a17) 2022/10/15(Sat) 14:04:16

【人】 世良健人



[ ───…聞こえるんだ 今でも

     声が 聲が 耳にこびりついて離れない ]



          ( 鏡に手を当ててみよう
            映ることの無い希望を求めて )

 
(140) 2022/10/15(Sat) 14:28:23

【人】 世良健人



[ 人に頼るって 怖いんだ

  掴んでくれない雲の方が
  自ら手を述べるしか出来ない空の方が
  期待しなくて済むから 良いんだよ

               本当は ……


  掴んだ腕が消えてしまったら
  俺は今度こそ、足が千切れて走れなくなってしまう


                   それにね。 ]
 
(141) 2022/10/15(Sat) 14:28:49

【人】 世良健人


[ 俺は君の腕だから、掴めない
  君の手だから、要らないと弾くんだ

  俺が欲しいのは俺の代わりに、
  奈落へ落ちてくれるような大馬鹿じゃない
  
  もし空へと投げ捨てられたなら、
  君のいない所で温かさを感じたなら、
  たとえ入口が閉じていたって
  俺はもう一度奈落まで落ちるさ


  誰でもよかった
  大切な****でさえ無ければ
  よかっ"た"よ。
  
              勇気のない俺たちが
              何を思っても絵空事。 ]

 
(142) 2022/10/15(Sat) 14:29:39

【人】 世良健人



  ─ 願いと
***
(壮真) ─



[ 絆って何だろう?
  俺にとっては甘くて苦くて、断ち切れないもの。

  寂しいなって言えば居てくれるでしょ
  怖いなって言っても居てくれる
  だから俺は君に滅法甘い。
  苦味があるとしたら、それは失う恐怖だけ
  それを覚えてもなお、寄りかかるのは弱いからだ

  
  壮真なら来てくれると思った、って
  俺は何回わらえるかな?>>63
  この世に永遠はないんだよ
  人の記憶も薄れるものだから。


           どうか俺に期待をさせないで ]

 
(143) 2022/10/15(Sat) 14:30:54

【人】 世良健人


[ I'm getting ────. ]



          ( ────俺が得たのは。 )

 
(144) 2022/10/15(Sat) 14:31:34

【人】 世良健人



   人の幸せを対価に、ね
   それは嫌だな 俺のだったらいいけど

   ………ふふ 俺が、誰かを幸せに?
   それだけは無いよ
絶対に

   人に幸せにしてもらうことはあってもね


[ 俺はきっと、人よりも少しだけ、
  幸せの値段が高い世界に住んでいるんだと思う。
  そのために、沢山沢山、補わないといけない
  そうでも思っていないとやってられない。
 ]
 
(145) 2022/10/15(Sat) 14:32:00

【人】 世良健人



   ─────覚悟か、

                 そんなモノ


 
(146) 2022/10/15(Sat) 14:32:24

【人】 世良健人



   ……俺はね、壮真。
   君が縋ってくるなら君のところに居るよ。

   その願いが叶った時必要ないのなら居ない。

   聞きたいけど聞きたくない
   置き土産が懺悔なんて
   俺に毎日涙でも流させるつもり?趣味悪いなあ

   もし叶わなかったら抱き締めて慰めてあげる

   その時は俺の願いも叶わないだろうから



[ 当ててご覧。
  ノーヒントが難しければ俺も少し歩み寄ろう。 ]

 
(147) 2022/10/15(Sat) 14:32:56

【人】 世良健人



   そうだね
   俺は君の言ってることが理解出来てしまうから
   俺の所為だと思うことを間違いだとは言えない

   最初から正解なんてなかったのかも
   袋小路に閉じ込められて叩かれたら
   残されているのは意識を失うことだけだ

   逃げることは悪いことじゃ、ないよ。壮真。

   俺はずるいから
   それでも諦めないで
   俺に手を伸ばしてみない?って
   言っちゃうけどね


 
(148) 2022/10/15(Sat) 14:33:34

【人】 世良健人



   もしかしたらプリン食べたいかもしれないじゃん。
   特大の溺れるほどのプリンとか。

   …誰かのために願いそうに、見える?

   ───どうだろうね
   正解判定を出すにはもう少し踏み込んで欲しいかな
   "まだ"、『バレちゃった』とは言えないや



[ 俺の表情が一瞬曇ったのは
  壮真に見えてしまったかな
  俺、隠すのも嘘つくのも下手なんだよ。
  だからいつも、ホントのことを上手く言い換えてる。

  不幸なんて願えない
  それが*にたくなるほど*いのだと
  俺は人よりもよく知っているつもりなのだから

          自分のことばかりが悪いことなら
          いつも逃げようとする俺も悪だ ]

 
(149) 2022/10/15(Sat) 14:34:11

【人】 世良健人


[ 君が逃げるなら、言われずとも
  先回りして答えのとこで待ってるよ。
  それが火の中でも、水の中でも。
  それでも君の口から聞きたいけれどね。

 
  話せないのは俺だって同じ。
  固まっていないといくつもある願い事に
  今必死に優先順位をつけている。
  俺のいちばん大切なもの、なんだと思う?
  俺にも分からない答えを君は見つけてくれるかな。


  俺にも一つだけ分かってることがあるとしたら、
  俺は俺のために犠牲になろうとするやつは
  愛しくて 大好きで、
  大嫌いだってこと。

            だから俺なんてと思う。 ]

 
(150) 2022/10/15(Sat) 14:34:59

【人】 世良健人


[ 時間が溶けるように進んでなくなる
  放課後の時間はあっという間だ
  カンニングは…まあたまになら見逃そうじゃん、
  俺の答えはほぼ間違いだっただろうけど。

  コーラ開けたの外でよかったな、
  これ先に忠告されてた?
  もし教室で開けてたら揃って大目玉だったぞ。
  怪しいこと言われても俺は疑わなかっただろうから。
  溢れ出るコーラもベトベトになった手も、
  いい思い出だよ。壮真からのプレゼントだし

  壮真がレギュラーになった時?
  振ってないコーラ渡したよ。
  警戒されるなんて泣いちゃうな。

  あ、よく振ったやつは鞄の方に入れといたけどな
  『外で飲めよ!』
って張り紙付きで。 ]

 
(151) 2022/10/15(Sat) 14:35:28

【人】 世良健人


[ 手伝ってんの見られたら厄介だなって
  そんなことは俺でもわかってた。
  なのに断れなかったのは、───そうだな。

  冷やかしでもなんでもよかったよ
  来てくれる日は足が重くなることは無かった
  
  君のパスを受け取るのは俺の役目で、
  欲張るのなら俺のもの

  他の誰にも受け取らせないで。
  
俺は落とさないから。俺の手でいいだろ? ]

 
(152) 2022/10/15(Sat) 14:36:35

【人】 世良健人



   あ、ダメダメそういうこと言うと降るよ俺の場合
   
   なんなら半分と言わず全部あげよっか?


[ その帽子がト○ロの葉っぱ並みにでかかったら
  それでもいいけどな!>>73

  半分出て濡れるなら引っ付くか出るしかないじゃん。
  いいですよ、壮真くんのためなら譲っても?

  ずぶ濡れは慣れてるからね。 ]
 
(153) 2022/10/15(Sat) 14:37:27

【人】 世良健人


[ 寂しがりだって言ったらどうする、なんて
  ずるい聞き方するよね、ほんと。

  知ってるよってわらってみる?
  一緒にいるよって言ってみようか。

  どれも違うかな、俺は ]



    壮真の寂しさ半分俺にちょうだい、
    俺の寂しさ半分お返しにあげる。



[ 背にされるなら俺も背向けてコツンと軽く合わせて、
  片手が帽子の鍔を持ってるならもう片手は
  今だけ俺に譲ってもらおうか、
  振れば簡単にほどけるくらいの軽さで指だけ絡めて。
  見えないだろうけどにっと笑った。 ]

 
(154) 2022/10/15(Sat) 14:38:18

【人】 世良健人

   
[ 知ってしまったら降ろせない。

  あの日見た
*色
の濁りも、罪も。
  癒えて消えることは無い。

               俺は酷く我儘だ。

  自分の*は許せなくとも
  人の*は許されたらいいのにと願っている。 ]

 
(155) 2022/10/15(Sat) 14:39:00

【人】 世良健人



[ Delete Delete Delete

  Back space


         ERROR ERROR ERROR


                   Cttl + S, ]**

 
(156) 2022/10/15(Sat) 14:40:06

【人】 軽音部 千葉郁也

[昨夜津崎に言われた“しっかり考えて“は
結構重たく心にのしかかっている。>>131
考えて願いごとが決まったとして、
またあれに会わなきゃなのかって。

あれを目の前にちゃんと話せる気もしないし。

ただ、津崎にはあれが神様に見えたらしい。
確かに?
願い叶えてくれるんだったら
幽霊よっかは神様に近いのかもな。

ならもっと普通の場所で普通に
出てきてくんねぇかなとは思うけど。
どこで出てこられようがビビってしまう気はしたから
どうしようもない。

神様でなければもしくは悪魔か。
悪魔だったら代償とか請求されんのかもしれないけど。
昨日旧校舎に向かう時に後ろの方から聞こえた…
確か大木さんとインナーカラーの3年女子の
なんとなく会話を思い出していた。>>0:567>>0:569]
(157) 2022/10/15(Sat) 14:41:13

【人】 軽音部 千葉郁也

[で、今朝話しかけた津崎はいつも通り。
少なくとも俺にはそう見えた。

話しかけた時にびっくりさせたらしいのは気づいたけど。>>132
まあ、それをイジると特大のブーメランが
刺さる事態になった時不利なので]

 なんだよ、もしかして立ったまま寝てた?
 
 猛吹雪になったら授業早上がりになるかな、期待しとく。

[驚いた理由は知らないけど、
一番しっくり来るやつで解釈して。

返された冗談に少しホッとはしたかな。]
(158) 2022/10/15(Sat) 14:42:43

【人】 軽音部 千葉郁也

 んー、今日は朝練は出てない。
 まあ朝練の風習もないんだけどうちは。

[俺は偶に朝から練習したい時は行くけど、
誰かが来てるのは見たことない軽音部の部室。
多分どっちかといえば夜行性が多いんだろう。]

 ああ、それで今朝早かったんか。

 俺は……、寝らんなくてベース弾いてたら
 親にガチギレされたから渋々寝たけど、
 あんま寝た気しねぇなあ。

[常より悪い目つきが更に悪くなってそうな自覚はある。

津崎がいつも眠そうなのって
寝付きめちゃくちゃ悪いとかってのが
理由なのだろうかとは、“ぐっすり眠れた“>>133
猛吹雪が起きる投稿時間の因果関係を見た気がして。

夜遊びしてるわけではないのか、
とは昨夜は眠そうだった様子と
親からの連絡気にしてそうに俺には見えたとこから思った。]
(159) 2022/10/15(Sat) 14:44:51

【人】 軽音部 千葉郁也


 ……まあ、なんだ、よかったな。
 
“アレ“が……、ちゃんといて。


[ぐっすり眠れたという津崎は、
昨夜、会いたかったらしい幽霊に会えて。

願いも叶えてもらえることがわかったから、
それは嬉しいことなんだろうなとは思うので。

口外無用のワードは口に出さずにそう言ったのは、
割と本気でよかったなと思ってるからだ。]*
(160) 2022/10/15(Sat) 14:46:53
大木慎之介は、メモを貼った。
(a18) 2022/10/15(Sat) 14:49:25

【人】 1年 白瀬 秋緒

― 秋月先輩 ―

[ もしも
 もしも誰かが、秋月を「優しい」と評したとしたら
 ……己は恐らく「えっ……?」という反応を示してしまうと思う
 というのが、秋月との当初だった

 秋月壮真。風紀委員の先輩
 己は大した志もなく所属した委員会だったが、
 秋月は、風紀委員というものに熱心だということは、察することが出来た ]


  はあ……そー、すか……


[ 風紀委員は厳しいのだと言われた時、>>0:414
 身を引き締めるというよりは、どちらかというと、面倒くさいな、という気持ちだった
 秋月は、“真っ当”な人間に映ったし
 何にせよ真摯に取り組むものがある人間は、気に食わないタイプの人間であったから

 まー……それでも、風紀委員として当初の目的通り上手く振る舞うにも、コツがいるっぽいことはなんとなく分かった
 ……分かったけども
 己の何を気に入ったのか、または気に入らなかったのか、
 なんかやたらと、仕事を振られた
 それ故に、秋月と過ごす時間も長かった、かもしれないけど

 まあ、いっか
 それだけ、「白瀬の妹」である時間が減るということだから ]
 
(161) 2022/10/15(Sat) 15:17:40

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ 風紀委員は厳しいという言葉には前置きがあり、それからそこに至る出来事があった
 風紀委員に出席した当初、言われた「白瀬の妹」
 もう少しで怒り出しそうだったとき、飛んできた言葉>>0:413
 その言葉がなかったら、キレた結果、風紀委員は辞めさせられていたかもしれない
 否……二度と委員会に出席しなかった方かもな

 白瀬夏実の妹、ではなく、ただの白瀬秋緒
 そう思っている人間は、本当はわりと居るのかもしれない
 だけど、口に出す人はあんまり居ない
 それから、面と向かって宣言するような人間も

 秋月にとっては己は唯の「白瀬秋緒」だと態々宣言された結果が、
 先の「はあ……」という反応であった

 その時は、しっかり受け取れなかった
 何せ、そんなこと、言われ慣れていなかったから
 でも秋月の元で過ごすうちに、徐々に、その重みを理解してきた
 風紀委員という場において、己は秋月に守られている、と
 気付いたのは、何時頃だっただろう
 否、本人は、そんな思いじゃなかったのかもしれんが

 それを「優しさ」と呼ぶなら、そうなのかもしれないなと
 それについても、認識が変わっていった ]
 
(162) 2022/10/15(Sat) 15:18:08

【人】 1年 白瀬 秋緒

 

  はは
  もし成績悪くても、秋月先輩スパルタそーだから嫌っすわー


[ 大体常に無愛想な顔
 それが笑いに軽く解けるほど
 そんな軽口を叩ける程度の距離感には、なっていただろうか>>0:415
 きっと何時もの、委員会活動のはずだったろうけど ]


  …………


[ 投げ掛けられた秋月の言葉に、笑みは消えて、黙った>>0:416
 少し思うところが、あって

 ……まあ、期待に応えるという行為は、己が嫌うものであるから、そこに関しては、応えるつもりがなかった
 もし期待に応えられなかった時
 呆れられるか落胆されるか見限られるか怒られるか
 応えられなかったときが怖いとかではない
 ただ、そういう反応を見るのが不快なんだわ
 勝手に期待しておいて、あたしを悪者にしてんじゃねーよ

 秋月がそうなるかは、ともかくとして ]
 
(163) 2022/10/15(Sat) 15:19:02

【人】 1年 白瀬 秋緒

 

  はあ……
  じゃー、まー……や、何でもねーっす


[ だから、気のない返事をした
 言葉を受け取る必要はないと、思っていた
 ただ、風紀委員を辞めるつもりも特になかった
 そこから、上手く振る舞うコツが分かってきたと、いうのか
 意見出すようになったり、とか、時に先生を誤魔化す術も覚えたというか
 だから、段々、適当な委員会活動に、実態が伴ってきてたかな
 白瀬秋緒を「風紀委員と白瀬」として、認識される場面も、増えていたかもしれない
 それは、絶対的に、姉とは違う肩書


 秋月先輩……実は密かに「そま先輩」と内心呼び始めたことは、本人は知らなかったんじゃないかな
最近まで

 え?名前の読みが違う?じゃああだ名みたいなもんってことで

 ……そま先輩は、あたしにまだ期待してんのかな
 それとも、そま先輩の思うような期待に、応えられたりしてんのかな
 まー、どーでもいいか
 そま先輩の態度は変わんないし、その理由なんて、知っても知らなくても、たぶんどうでもいい ]
 
(164) 2022/10/15(Sat) 15:20:00

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ 何でもねー、で消し去った言葉の続き
 冗談じみて「泣き言、聞いてくれるんすか」とか、言っても良かったんだけど

 あたしは、
 ……あたしは ――――
 ]
 
(165) 2022/10/15(Sat) 15:20:58

【人】 1年 白瀬 秋緒

 

  あ゛?


[ 文化祭準備期間中。限定メイドさん
 声を掛けられ、物凄く不機嫌に振り返ったら秋月が居た>>0:417 ]


  あたし今機嫌わりーんで
  そま先輩と言えどはっ倒しますよ


[ 別に、メイド服姿を褒められても特に嬉しくない上に、
 勿体ないとか言われても見世物扱いっぽくて無理
 最高に機嫌が悪かったことも相まって、秋月にも怒りの飛び火が行った
 なおその時あだ名が出たのは気付いていなかった ]


[ でもバドミントン部で珍しく腰を入れて練習してたときなんかは、
 労いの言葉を掛けてくれる人だった>>0:419
 あたしが練習してんのがそんなに珍しいかよ、と
 自分がそもそも見つけやすいとか、それには思い当たらずに、心の中で悪態をついた
 まー、でも、
 その言葉とか、渡された飲み物を飲む時間とか、嫌いじゃなかったけど
 やがて秋月は、体育館からは居なくなってしまったが ]
 
(166) 2022/10/15(Sat) 15:21:49

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ なんだろうな、
 後輩として、なんとなく甘やかされているようには感じる
 本人はそんな気はないのかもしれないけど、
 たぶん、己から見るなら、飴に埋もれさせられてるような、そんな感じだ
 鞭がないとは言ってない

 でもさ、この時間が終わるまで、そんなに期間はないだろ、だから、
 ――勘違いするなと、言い聞かせる
 これが“普通”ではないし、この先もないのだから
 ]
 
(167) 2022/10/15(Sat) 15:22:26

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ そうして、やれることもやらないまま、
 立ち止まっている ]

 
(168) 2022/10/15(Sat) 15:22:52

【人】 1年 白瀬 秋緒

― 集合場所にて ―

[ 秋月の気遣いには気付かず、素直に名を名乗ってしまった>>0:412
 たぶん、こういうこと、秋月に対して結構あるのだろう

 声を掛けられて、そういえばこの人は己を「秋緒」と呼ぶよな、と思う
 それが姉との区別とは知っていても、好意を向けられた女に刺されても知らんぞ、と思わなくもない ]


  そーすかね
  風紀委員なんて、風紀関係ねーとこじゃ何にもできなさそーすけど
  ……秋月先輩なら幽霊相手に正論言いそーではあるか


[ 安心と言われても、自分じゃ何が出来るか分からない
 規律を正すことは出来ても、そもそもこの集まりがもう風紀の乱れみたいなもんだし、
 ……幽霊には、風紀も何もねーし
 でも秋月なら、っていうのも半分冗談だ

 それに、安心とか言いつつも心配するような言葉に、
 この人、わかんねーな、と思う
 とはいえ、そう、己は一年女子でしかないから、
 こういう時はむしろ、上級生男子の方が頼もしそうだと思う
 そこには同意しよう
 ガキじゃねーし転んでも大したことねーよ


 秋月の言葉を、いちいち斜めに受け取ってしまうから、
 きっといまいち、信頼も心配も優しさも、上手く受け取れていない ]
 
(169) 2022/10/15(Sat) 15:25:03

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ もうひとつ、この人わかんねーなと思うのが
 呑気に「来たのか」と言われたこと
 えっ、あんなこと言っといて……?と思う

 文化祭、見回りの途中、唐突に尋ねられた姉のこと>>0:420 ]


  は?


[ 驚きよりも、不機嫌さの滲んだ声と表情で、秋月を見る
 勿論、と、肯定しようとして、 ]


  は……?


[ 先に、答えは今はいらないと言われてしまった>>0:421
 何言ってんだこいつ、が、今度は滲み出てしまったかもしれなち

 考えるまでもなく……姉の事は■■だ
 だけど即答の機会を失ってしまったから、それから暫く考えてしまった
 どーしてくれるんだよ、文化祭が楽しめなかっただろうが ]
 
(170) 2022/10/15(Sat) 15:26:30

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ 考えて、考えても、
 考えも答えも、変わらない
 だからこそ――それは考えても仕方のないこと 

 だから、秋月にその答えを言うことはなかった
 その後の大木への反応が答えみたいなもんだったから、>>0:214
 もうそれで良いじゃんか、とも思う ]
 
(171) 2022/10/15(Sat) 15:26:52

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ いつか言われて、黙ったこと

 考えることが大事
 目と耳と頭でやれることをやる
 それでもダメなら、そこで初めて嘆いていい

 わかってる、分かってるよ、それがきっと正しいこと

 でも、ごめんね、そま先輩 あたしは、 
もう、
―――― ]
 
(172) 2022/10/15(Sat) 15:28:15

【人】 1年 白瀬 秋緒

 


[ 
リクエストされた処理は正常に完了しませんでした
 * ]
(173) 2022/10/15(Sat) 15:29:16

【人】 未國 聖奈

 

── 朝:小鳥遊と ──


 小鳥遊とはそれなりに話すほうだったはずだよ>>138
 相手も気さくな人間ならわりと交友はあるほうで
 一度でもクラスが同じになったことがあるなら尚更。

 だからあたしは避ける隙も無い
 直球ドストレートの球を投げる
 キャッチボールの相手のことも考えない
 顔面にぶつけるような、速い球。


 「 ……だよね、
   え、え?あ。スタンプ?
   かわいいっしょ。
   ぽかーんと口開けた鯖だよ 」


 ちなみに同じスタンプのラインナップには
 死んだ魚の目、って書いたやつもある
 デザインは…… お察しの通りだ。

 
(174) 2022/10/15(Sat) 15:29:56

【人】 未國 聖奈

 

 あれ、いまこれはぐらかされたかな
 スタンプの馬鹿話し始めたら、
 昨日のコト、随分と流れちゃった気がするけど

 あたしだって、どこまで話していいのか
 なんだかちょっと、わからなくって。


 
(175) 2022/10/15(Sat) 15:30:13

【人】 未國 聖奈

 

 あたしあれからちゃんと考えたんよ

 願い事がないことが幸せだっていう大木の話とか
 あたしの間近でたくさんのちいさな願い事を抱えた
 あたしの大好きな大好きな妹君のこととか。
 いつだって何かから隠れたがっていた赤髪のこととか。

 考えて考えて考えて考えて
 考えて考えて考えて考えて

 ……ああ、そっか、って
 気づいたことは、ある ……… けど。


      
それが願い事… ってのも、なあ


 
(176) 2022/10/15(Sat) 15:30:38

【人】 未國 聖奈

 


 「 ………でも
   そんなに怖く、なかったね
   サダコみたいなヤバイのじゃなくてよかった 」


 その“でも”が、どこにかかるのか
 それはあたしにもわからないし
 あたしがちいさな悲鳴をあげたことを
 もしも小鳥遊に聞かれていたとしたら、
 怖がってたじゃないかって言われる局面だけど。


 「 三日間、かあ 」


 一生に一度の願い事。
 長くて短い三日間になりそうだね、って
 あたしは小鳥遊に、苦笑いしながら言った。 *

 
(177) 2022/10/15(Sat) 15:31:20
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a19) 2022/10/15(Sat) 15:33:36

1年 白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a20) 2022/10/15(Sat) 15:34:05

【人】 未國 聖奈

 

── ぼんやり1st day ──

 ──────── 1st day.
 そう、もしこれが何かの小説の舞台なら
 今日はこんなモノローグから始まるんだろう>>n9

 朝から小鳥遊にとびきりのぼんやり≠見せたあたしは
 きっとその日一日中ぼんやりし続けていたと思う

 例えば休み時間の教室では
 移動教室なのに忘れてぼんやりしていたり

 お昼ご飯の中庭では
 パンの代わりに筆箱食べようとしていたり

 下校のときの昇降口では
 上履きのまま家に帰ろうとしていたり

 それを誰かに見られてたって
 え?あ、ほんとだ… なんて上の空な返事。
 
 昨日の面々はどうしていただろう?って
 時折グループチャットを開いてみたりもしたかな

 だから今日に名前を付けるなら「ぼんやり1st day」。
 どうしようかな。このまま、
 2nd dayも3rd dayも、ぼんやりが続いたら。*
 
(178) 2022/10/15(Sat) 15:44:03
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a21) 2022/10/15(Sat) 15:45:26

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ その問いにはどう返せばいいか分からず>>178
  触れることなく別の話をした。

  イジられもせず真面目に問われて恥ずかしかったわけではない。
  解釈に身を任せるのもどうも気が引けて、
  本当の理由もなんだか言う気になれなくて。

  自分に関係ないことはろくに記憶しちゃいない
  逆に言うとそうじゃなければ覚えている。

  千葉はあのオレをどう思ったんだろう。
  何か思うほどオレを知らないといえば、そうかもしれないけど。

  元通りなようでそうではない。
  板についてきた“らしさ”を一時忘れた代償。

  自分を何も知らないから好ましい、なんて
  随分酷い友好感情の向け方かもしれない。
 ]
(179) 2022/10/15(Sat) 16:01:45

【人】 帰宅部 津崎絵音



ふーん、そういうもの?

[ 朝練は千葉のところには無いそうだ。>>159

  軽音にも部活にも縁遠い学生生活なもので分からず
  部員の個性というよりは、
  どこの学校でも軽音楽部はそうなのだろうと解釈した。 ]

寝れなくてベースとか流石だな
でも、そういうのは防音室でやるもんだ

[ 眠れない時の暇潰し、普通はスマホをいじるとかではないのか。
  それくらい本当に好きなんだろうと、
  他メンバーの歌声や演奏を支える低音を思い出した。

  うちは一戸建てではあるが、
  ピアノが置いてある部屋にその辺の対策はしてある。

  真っ当な人間は基本夜に寝るからな。
  勿論職種で色々あったりもするだろうけど。 ]
(180) 2022/10/15(Sat) 16:02:06

【人】 帰宅部 津崎絵音



……おー、そうだな

[ 言葉を選びながら千葉が口にしたのは>>160
  きっと、心からの言葉だろう。

  通りがかった生徒を目で追うふりをして、
  一時視線を相手から逸らしながら答えた。 ]

でも、待ち時間が長いんだよな。三日とかさぁ
オレは昨日済ませる気で行ったっつーの

千葉がアレのことで相談あったらいつでも聞くぞー?

[ 暴露大会は無くなってしまったことだし。
  ──まあ、皆に本当の願いを言うつもりは無かったが。

  願いのことを知らず、あまり乗り気でもなかった千葉に
  昨夜は最後に少しきつい言い方をしたと思う。
  もし自身の中に秘めず誰かに話したくなった時は、
  自分でいいなら話を聞くつもりはある。
  
  別の理由で心を重くしたとは露知らず。>>157
  要らないかもしれない提案をしたのだった。** ]
(181) 2022/10/15(Sat) 16:02:56

【人】 軽音部 千葉郁也

[津崎が驚いたのは立ったまま寝ていたわけではないらしい。>>179
かと言って他の理由を述べられもしなかったので、
返事のなかった問いには深く言及しないまま。]

 文化部で朝練はあんまないんじゃない。

[多分だけど、と帰宅部の津崎には
尚のことわからないだろう朝練事情を話して。

自然、秘密とはいえ話題に上らないのも
不自然な昨夜の件に話題は流れた。]

 俺んちに防音室があればそうしてるよ。
 卒業したら防音性高いとこに一人暮らししてぇな。

[津崎んちにちゃんと対策された部屋があるとか
思いもよらないし、簡単に言うけどさと肩を竦める。]
(182) 2022/10/15(Sat) 16:41:08

【人】 軽音部 千葉郁也


 そうか、昨日叶うと思ってたら
 3日待たされるのは確かに長いな。

[猶予として与えられた時間は津崎には必要ないのだろう。>>181
気が変わるようなことはなさそうな口ぶりにそう思う。]

 あー、うん、
 決まらなさそうだったら相談するわ。

[実際決まってないし、決まったところで
その後の問題の方が深刻ではある。
怖いからついて来てとはさすがに言えない。]

 津崎も、3日の間に悩み出したりしたら
 相談くらい乗るぞ。

[必要なさそうではあるけど。
時間があることで悩ましくなったりしないのかなとは
少し思ったから。
注文決めてから店員がオーダー受けにくるまでに
気が変わる時みたいに。

そもそも津崎は人に言いたくなさそうだったなと思えば、
それこそ必要ない話のような気はするが。]*
(183) 2022/10/15(Sat) 16:44:14

【人】 1年 白瀬 秋緒

― 旧校舎へ ―


  ハァ????


[ やがて人数が揃ったのか、集合がかかった時の話だ
 なんか真面目な顔したミス研の部長……が、
 あれ、この人こんな顔だったっけ、と思ってしまう程真面目な顔で何かを言っていた>>0:3>>0:4

 が、その話の結論に、怪訝そうな声が出た
 いやに真剣に話してると思ったらそんな理由かよ、と>>0:5
 願いの内容にはとやかく言わねーけど、今までの真剣な前振りはなんだったんだ、ついてけねーわ
 と、そんな心持ちでヒいた
 ユメリン、が何か理解出来るのがちょっとホラーだ。どうなってんだウチのお昼の放送は
 オタクというだけでは嫌いにならない、ただオタクがそういう意味わからん行動する確率が高いというだけで……

 盛り上がるミス研周りにうっ………………わ、とドン引きしながら、>>0:6
 それでも、ここまで来て帰る気にもならず、後ろからついていった
 でも敢えて後ろに行こうとは思わなかったから、真ん中やや後方ぐらいの位置取りだったかな ]
 
(184) 2022/10/15(Sat) 17:00:03

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ 最後列には例の秋月先輩と、それから大木先輩が見えたか>>0:495>>0:528
 天ヶ瀬と顔を合わせた時、大木が安心したような様子だったのは、記憶に残っている>>0:522
 他人を心配し、気遣う言葉
 自分のことのように、安堵した様子
 それが、あたしにとっては、―― ]
 
(185) 2022/10/15(Sat) 17:00:22

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ 真っ当で真っ直ぐな人間は気に食わない
 ――姉と重ねてしまうから
 姉と重なって■■■■から ]

 
(186) 2022/10/15(Sat) 17:00:53

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ 最後列から、ふいっと目を逸らす
 逸らした先に知った姿を見れば、そちらに近付いていった ]


  ……彩葉先輩


[ 見目で印象的なのは綺麗な巻き髪
 そこまで関わりが深い訳ではないが、見て彼女だと分かる
 口を開けば、声の方が馴染み深いものではあるが ]
 
(187) 2022/10/15(Sat) 17:01:23

【人】 1年 白瀬 秋緒

― 彩葉先輩 ―

[ 学年が違うと、接点がない限りは、よく知らないというのが大抵のことだ
 それで、直接の接点のない工藤のことを、どうして知ったかというと、それは、 ]


  ……あ


[ 購買で月一で発売される超限定品プリン
 その最後の一個に同時に手を伸ばしたことに始まる
 己は、特別お菓子が好きな訳ではない>>0:468
 ただ限定プリンってどんなだろうなーとやってきたエンジョイ勢
(?)
である
 だから、そのプリンは、上級生っぽい彼女に譲ろうとしたのだけど ]

  えっ


[ 「半分こすればいい」と
 言い出したのは、購買のおばちゃんだったのか、工藤の連れだったのか、こちらの連れだったのか、
 はたまた工藤本人だった?
 突っ撥ねる隙もないまま、半額のお金を払い、中庭で、
 なんか知らんが初対面の先輩とプリンをシェアする羽目になっていた
 え……?何これどういう状況……?
 と思いつつも、半額の代金を捨てることが出来ずに、暫くはそこにいた
 実際、半分ずつ食べたかは、さておき ]
 
(188) 2022/10/15(Sat) 17:02:37

【人】 1年 白瀬 秋緒

 

  あ゛??


[ 名前は聞かれたんだったか、こっちから名乗ったんだったか
 よくある反応を返されれば、初対面の先輩だろうと凄んだ>>0:506
 工藤の反応としては、申し訳なさそうな謝罪だった訳だが、  
 あー……真っ当な人だ、と思った
 他人の気持ちを慮れる優しい人
 姉と似たような人


 だから、その後の提案も、あー……という気持ちで聞いていた>>0:507
 ……本当に、心優しい人
 こんな態度の悪いあたしなのに
 ]


  ……別に
  さん付けじゃなくていーっすよ、先輩なのに


[ わかりやすさ、という意味なら、わりと三年生は速攻で下の名前で呼ぶ人が多い気がする
 その中で、態々聞いてくる人って珍しいな、と思う
 別に白瀬でも気にしないし、自然と秋緒と呼ばれても気に留めない
 だから、そこには答えずに、さん付けのところを指摘した
 本当の事を言うと、姉との区別を差し引いても、
 秋緒という名前は、そんなに嫌いじゃない
 ]
 
(189) 2022/10/15(Sat) 17:04:03

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ 工藤は……本来なら、あまり近付きたくないタイプだと思う
 だけど、シェアしたプリン半個分、
 その半個分だけ、距離を近付けても良いと思えた

 お昼の放送で掛かる声が、工藤のものだと気付いたのは何時頃だろうか
 何かを熱心にやる人間は苦手、
 でも、その声は、嫌いじゃない ]


  彩葉先輩、お疲れ様で…………あー

  ほんと大変っすね、放送部


[ 先の文化祭
 クラスのメイド喫茶の宣伝原稿を放送室に届けに行った折、>>0:505
 わりと戦場じみていたのは記憶に新しい
 いくら好きで打ち込んでいることでも、これは大変だろうと、
 一旦教室に戻り、メイド喫茶で出している紅茶
(ペットボトル)
とクッキー
(市販品)
を差し入れた ]
 
(190) 2022/10/15(Sat) 17:04:43

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ ちなみに姉は、工藤のことを認識しているだろうな、と思う
 あれはそういう人だ
 裏方仕事の放送部員にも「いつもありがとう、工藤さん」と、
 名乗ったはずのない名前を呼んで笑いかける人だ

 ……己が敢えて工藤を「彩葉先輩」と呼ぶのは、
 工藤が姉と顔を合わせる機会が多い人間だということを知ったことで、
 姉と同じ呼び方をしたくない、というのがあった ]
 
(191) 2022/10/15(Sat) 17:05:54

【人】 1年 白瀬 秋緒

 
[ さっき目が合って手をあげてくれていたから、>>0:507
 ここに来ていたことは知っている
 己も手を小さく振るぐらいには、面識のある相手

 ……最後列から目を逸らすために、知り合いなら誰でも良かったのかもしれないが
 たぶんなんとなく、それからの旧校舎探索も、工藤の近くにいたんじゃないかと思う
 彩葉先輩の声を聞いたら、なんか、落ち着けるんじゃないかと思ったのかもしれない* ]
 
(192) 2022/10/15(Sat) 17:06:44

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

── 未國と ──

 いや鯖って分かりにくくない?
 サンマとか言われても俺信じそう。

[それは流石に雑では?
 というツッコミはさておき。>>174

 はぐらかした、って言うか、
 まだ正視できる心の準備がですね…っていう。
 いやまぁ、忘れてはいませんよ。>>175
(193) 2022/10/15(Sat) 17:11:00

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[願い事云々以前に、
 幽霊って存在を、まだ受け止めきれずにいた。

 ……昨日からなんだか、
 腹の中に重たい石を抱えてるみたいだ。]
(194) 2022/10/15(Sat) 17:11:21

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[君のちいさな悲鳴、
 聞こえていたかも知れないけれど、
 その悲鳴が君のだって判別がつくほどには
 俺にも余裕がなかったもので。]


 怖いって言うか……
 あんなのドッキリ案件じゃん…
 つぅか、貞子はあれもはや
 祟りとか呪いとかだから、ジャンル違くね……

[自然と相槌を打つ。
 実のところ俺は、幽霊、と言う存在で
 思考が止まってたところがあって、
 願い事、は二の次だった。

 けど、君が、三日間かぁ、って言うから。]
(195) 2022/10/15(Sat) 17:11:36

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 長くて短い三日間……か。
 未國的には?
 どっちかというと、長い?短い?

[聞いておいて、自分自身の答えがなかった。
 長くて短い三日間。

 多分、それが一番正しい。

 なんだか現実逃避してるような気分だった。
 願いを叶えてくれる幽霊なんてものが、
 何より現実離れしてるけど。]
(196) 2022/10/15(Sat) 17:11:48

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 いっそ、貞子くらい
 人間離れしててくれればよかったのに……

[思わずボソリと呟けば、
 思ったよりちょっとだけ大きな声になった。**]
(197) 2022/10/15(Sat) 17:12:01
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a22) 2022/10/15(Sat) 17:13:08

未國 聖奈は、メモを貼った。
(a23) 2022/10/15(Sat) 17:14:39

軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a24) 2022/10/15(Sat) 17:35:19

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 昨夜:グラウンド・大木センパイと ──
 
 
  「 ふふ、それ…トシセンパイに
    言わないであげてくださいよ。
 
    後半は頑張って皆を纏めてましたから。 」
 
 
 " 誰よりも超常現象耐性が無いミス研会長 "
 同志にそんなレッテルを貼られるのは ───
 ちょっと、面白いかな。申し訳ないけど。
 
 だけど、自分以上に取り乱している人を見て
 冷静になれるのは同意なので >>134
 「 気持ちは分かりますけどね 」と頷きをいれた。
 
 
(198) 2022/10/15(Sat) 17:49:15

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 いえ、僕が食べてもらいたいだけなので。
 
    もしよかったら、いつも料理部で
    何かしら作ってますんで。
    いつでも遊びに来てくださいね。 」
 
 
 彼からの労いの言葉には、 >>135
 " 日常 "でのお誘いで返した。
 願いが叶うのか叶わないのか、まだ良くわからないけど
 そういった日常まで無くなりませんように、と。


 食べるの後にしといて良かったのは、どうしてだろう。
 出発前に食べておいた方が味わえた気がするけど。
 
 あ、食べて少し落ち着いたって事かな ?
 ──── それも、うれしい。
 
 食べ終えた皿を回収しながら、月夜を見上げるほどに。
 彼と話した後は いつしか穏やかさを取り戻していた。 *
 
 
(199) 2022/10/15(Sat) 17:49:18

【人】 秋月壮真



[ 
血が沸いた。


          これが

          これが

          現実であるはずがないと
          驚愕と動揺
          そして感じたのは
安堵
。 ]


 
(200) 2022/10/15(Sat) 18:13:49

【人】 秋月壮真





 ( これで 俺は ────。 )




 
(201) 2022/10/15(Sat) 18:14:02

【人】 秋月壮真



[ 旧校舎からグラウンドへ移動した。
  それも全員が。

  見たものは見間違いじゃない。
  驚く人達も多いだろう。

  幽霊。その存在を認識した時。
  危険があったらとかばうように
  俺は登志郎達より>>1おそらく皆より前に出て、
  その言葉を聞いていた>>n5

  印象深かったのは見えた口元


  
────笑っていた
>>n4

  そして俺もきっと笑みを
めていた。 ]


 
(202) 2022/10/15(Sat) 18:14:11

【人】 秋月壮真



  参ったな
  
嬉しいなんて思ってしまった


  
幽霊を見ることが出来たからだなきっと



[ そう思うことにした。
  美少女か……まではわからなかったが
  登志郎が言うのならそうなのだろう>>2


  星人と同じように
……いや爆笑はしていないが

  しょうがないなと登志郎らしさに笑みは出て
  彼の背中をポンと叩いた。 ]


  よかったな、お疲れ
  ……大変なのはこれからかもしれないが


 
(203) 2022/10/15(Sat) 18:14:37

【人】 秋月壮真



[ 登志郎はテキパキと的確な指示を出していく。
  彼は意外と有能なのでは?
  まとめ上げる力がある。
  一介の風紀委員である俺とは違うのだろう。
  だがそれが俺には魅力的であり
  登志郎の凄いところなのだと思う。


  片付けはわかっているさ
  みんなの帰りも見届けないといけない。
  グラウンドにいる人数も確認して
  全員が揃っていることを確認も完了している。

  でもその前に────……。 ]


  
(204) 2022/10/15(Sat) 18:15:15

【人】 秋月壮真



[ みんなから少し外れた場所にゆっくりと歩いて
  グラウンドに寝転んだ。
  見上げた月は綺麗に夜空を照らしている。

  目を閉じいつかの出せなかったメロディを刻む
  小さな小さな自分でも僅かにしか聞こえない
  途切れ途切れの音を月へと捧ぐ
  こんな小ささでは月へは届かないかもしれないが

  状況整理、幽霊の話した内容を脳で反復させる。
  湧き上がる高揚感に
  思わず片手で心臓を抑えるほどだ。 ]


 
(205) 2022/10/15(Sat) 18:15:38

【人】 秋月壮真



[ 時間にすれば数分のこと。
  またゆっくり起き上がればみんなの元へと戻り
  片付けや後処理を済ませるだろう。

  慎之介の送ると言う一言は有り難かった>>82
  「任せて良いか?」と成り行きを見守り
  帰る姿を見送るだろう。 ]

 
(206) 2022/10/15(Sat) 18:16:09

【人】 秋月壮真



[ グラウンドで大地の姿も見ていた。
  旧校舎へ向かう前の
  あの楽しげな雰囲気は今はない。


  出会ったのは『幽霊』だ
  俺の予想に過ぎないが
  彼にとっては思うところが
  ありすぎるのだろうことが推測できた。


  胸元のロケットを握りしめてる姿を
  視界に捉えているのに

          
……俺にはかける言葉が見当たらない。



  俺も大地に今日のことを話した一人だ>>0:53
  幽霊に会えるといえば彼なら来るだろうと、
  その前に君は誘いには断らないだろうことも
  踏まえての、
ある意味酷なことを

  俺は彼に敷いてしまったのかもしれない。
 ]


 
(207) 2022/10/15(Sat) 18:17:53

【人】 秋月壮真



[ 君は動揺していて
  覚えていないかもしれないが>>97

  何かに縋るように語りかけるように
  ロケットを握りしめている姿に

  言語化できない複雑な心境を
  肩にそっと手を置いて
  手から伝えようとした。

  そしてそっと背中を押した。
  君は進むことが出来たか?
  帰り道、気をつけてくれよ。 ]  


 
(208) 2022/10/15(Sat) 18:18:37

【人】 秋月壮真



  ──  翌朝 (体育館)──


[ いつもより朝早く来てしまった。
  無意識に足を進めて辿り着いたのは体育館。

  バスケ部の朝練は変わっていなければ7時から
  1時間も早く来たのなら誰もいないだろうと


  ……バスケのボールも持てない俺が
  何を思ってここに来たのか。
  他の場所へ行こうと踵を返そうとした時に
  耳に触れたのは懐かしい音>>129

  床を蹴るスパイクの音
  ボールの弾む音

  それは俺の記憶に残る音を引き出す。 ]


 
(209) 2022/10/15(Sat) 18:19:56

【人】 秋月壮真



  そう、辞めてしまうんだね。
君も……

  綺麗なフォームだったよ
  そこまでの実力をつけた君は
  相当頑張ったのだろうな

  後悔しない道を選ぶと良い

  ……俺と同じにはならないことを願うよ、青葉


[ ドアを開けて寄りかかって青葉を見ていた。
  ひとりの時間を終わらせてしまったけれど、
  気配は消してたつもり。
  だから気がつかれなければ
  そのまま静かに見て終わるつもりだった。

  懐かしかったんだ。
  バスケも君も。君とは昨日も会えたけど。
  後輩に、ましてやバスケ部である君に
  会う機会なんて廊下で偶然か行事くらいだ。
  他にも会えていたかな。


  料理の試食なら喜んでいただいていたけど
  君の料理の試食係は競争率が高そうだからね。 ]


 
(210) 2022/10/15(Sat) 18:20:50

【人】 秋月壮真



  君が昨日居たことにも驚いたけど……
  こんな朝早くに君と会うことにも驚いたよ
  続けていたんだね、朝練の前の自主練


  聞いてしまったよ君の言葉
  叶ったら……というのは
  願うつもり、なんだね?
  
  止めないよ
  俺には止めることが出来ない

  自分では叶えられない願い……なのだろうな
  だから気をつけて


[ 部の後輩であった青葉のこと。
  部活で過ごした時間は短くはなかったはずだ。
  だからこそ心配だってするし気にもなる。 ]

 
(211) 2022/10/15(Sat) 18:22:52

【人】 秋月壮真



  バスケの練習は続けているのに
  願いが叶えばお別れなんて寂しいね

  幽霊に願う前に
  俺に話してみる気はないか?

  今でも、今じゃなくても
  青葉がもし、どうにもならないことで
  悩んでいるのなら、君を心配している一人として
 
  それに……意見はいくつもあった方が
  参考になるだろ?


  ……俺は”元”バスケ部だからな
  俺に話せなくとも誰かに話してみると良い

  きっと君が話したい相手は
  君が話してくれるのを待ってるはずだ

 
(212) 2022/10/15(Sat) 18:23:25

【人】 秋月壮真



[ 上級生からの言葉はプレッシャーに感じるだろうから
  強制じゃないということはわかってもらいたくて
  それでも一人で考えるのは限界があるのだから。
  ましてや相手は常識外の相手だ。


  誰かを頼れるのならそうして欲しいと
  君に伝えることはしただろうな。 ]


 
(213) 2022/10/15(Sat) 18:23:46

【人】 秋月壮真



[ 特別な夜の次の日。
  出会った二人のこの場所も時間もまた特別で



  これはきっと無駄じゃない必要なこと。 ] **




(俺にも。君にも
だったら良いなと思うよ
。)   
(214) 2022/10/15(Sat) 18:27:09

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 回想:大地センパイと ──
 
 
  「 あれ ? 大地センパイも来てたんですね。
    今日は幽霊の助っ人ですか ? 」
 
 
 探索前、誰かにミルフィーユを配っている横から
 ひょっこり現れたのは、見知った顔の先輩だった。>>136
 
 最初に出会ったのは1年前。
 料理部で校外学習という名のキャンプに行った時で。
 『 今日は頼もしい助っ人を連れてきたから! 』
 そんな先輩の言葉に続いて現れたのが彼だった。
 
 バームクーヘンを作る為、
 ふたりで竹筒をクルクル回したり
 テントを張ったり、薪を割ったり ────
 重労働担当だったけど、楽しかった。
 
 それからも時々手伝いに来てくれては話すようになって。
 昨日の文化祭では、
 僕が直接お願いして来てもらったっけ。設営で。
 
 
(215) 2022/10/15(Sat) 18:57:24

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 「 はーいはい !
   お世話になってますからね、センパイには。
   昨日と味は変わらないですけど、どうぞ ! 」
 
 
 モノによっては大盛りサービスとかしたい処だけど、
 これは事前に切り分けられたミルフィーユ。
 サービス出来ない代わりに ───
 
 
 「 一度横に倒してから食べるとね
   なんと!フォークが通りやすくなって
   上手に食べられますよ ! 」
 
 
 ニッコリ笑んで、そんな情報を提供いたしましょう。
 え?他の人にも教えてやれって?
 だって四苦八苦しながら食べる姿もかわいいじゃない。

 
 
(216) 2022/10/15(Sat) 18:57:27

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 ところで、今日は本当に誰かの助っ人で ?
    それとも、お願い事を叶えに ? 」
 
 
 おいしーと頬張る彼に頬を緩めつつ >>137
 僕の認識では、頼まれたら快く引き受けてくれる人って
 イメージだけど。自分から率先して来たのだろうか。
 ちょーっと、
 会話の流れを遮らないようにサラッと聞いてみた。*
 
 
(217) 2022/10/15(Sat) 18:57:30

【人】 未國 聖奈

 

── 現在:小鳥遊と ──


 「 三日間、かぁ……
   あたしにとっては、……短い、かなあ 」


 長いか短いか。>>196
 そう聞かれて、暫し押し黙って考える。
 小鳥遊がその答えを持っていようとなかろうと
 あたしは短い≠ニ結論付ける

 
 「 今まで、半信半疑だったんだ
   幽霊いるなんて、信じてなかったし
   あたしには……大した願い事も……さ。

   だから本当に叶うかも、って思って
   そうなってからの三日間は。
   あたしにとっては、短いよ 」


 幽霊に叶えてもらいたいほどの願い事を
 もともとさ、持っていたなら別として、ね。

 
(218) 2022/10/15(Sat) 19:12:55

【人】 未國 聖奈

 

 あたしは小鳥遊の抱えていることを知らない
 あんたが胸元に隠している何かも
 あんたが抱えている時限爆弾も
 それが願い事に繋がるのかどうか、さえも。

 ……それでも。

 
(219) 2022/10/15(Sat) 19:13:17

【人】 未國 聖奈

 


 「 願い事、叶えてもらわなくてもいいけど
   叶えてくれるなら。叶えて欲しいじゃん?
   せっかくのチャンスなんだから 」


 あたしは知らないなりに、わからないなりに、
 
自分の気持ちすら、定まらないなりに、

 それをチャンス≠ニ呼んだ。

 
(220) 2022/10/15(Sat) 19:13:39

【人】 未國 聖奈

 


 「 あはは、だめだよ
   人間離れしてたとしたら
   大木が叫んで追い返しちゃう 」


 大声だしたら逃げちゃうんじゃない?って
 昨日大木と話してたんだ。
 そんなふうに、笑って。 *

 
(221) 2022/10/15(Sat) 19:13:52
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a25) 2022/10/15(Sat) 19:14:58

【人】 大木慎之介

─ グラウンド・天ヶ瀬と ─


  ん……おう、大槻はよくやってるよな。


[天ヶ瀬の指摘に肩をすくめた。>>198
 大木は大槻に一目置いていた。
 主にきっちり会長の仕事をする辺りに。
 だから素直に反省したのである。

 料理部の話を聞くと興味が湧いたのか、
 僅かに瞳を輝かせたが]


  料理部か……、……女子多そうだな〜……。


[女子の多い空間には苦手意識が強くて、難色を示した。
 部長と副部長が女子なのは記憶にあったのだ。
 実際の人数比まではさすがに覚えていなかったが。
 天ヶ瀬が黒一点なのを知れば、尊敬の視線を送るだろう]
(222) 2022/10/15(Sat) 19:41:47

【人】 大木慎之介

[そんな日常的な会話をして、
 ふと見上げると満月が夜空にあった。

 周囲の人はだんだんに減っていた頃だろうか。
 いい加減、お開きの時間だろう。
 そう思うと天ヶ瀬に視線を戻して微笑んで]


  じゃあそろそろ解散かな……。
  気をつけて帰れよ、なんなら送ろうか?


[冗談めかして問いかけたが、
 もし頼まれたなら本当に送るだろう。

 料理部はそのうち覗きに行くかもしれない]*
(223) 2022/10/15(Sat) 19:42:35

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ―― 優しい声が、聞こえる ]


  ―――― 、


[ その真っ白な人影を認めたとき、声らしい声は出なかったと思う
 大きく驚くでもなく、喜ぶでもなく、
 唯、呆けたように、その影を見つめ、声を聞いていた ]
 
(224) 2022/10/15(Sat) 20:12:04

【人】 白瀬 秋緒

 
[ “ 願いを叶えてあげる ” と

 「旧校舎の幽霊の噂」、
 その通りの言葉が聞こえる

 優しく伸ばされる選択肢
 それはとてもとても、甘いもののよう、で ]
 
(225) 2022/10/15(Sat) 20:13:05

【人】 白瀬 秋緒

 
[ それは天使の囁き?
 それとも悪魔の呼び声?
 どっちかなんて、あたしに分かるわけないけど
 どっちでもいいか、だって、あたしは、―――― ]
 
(226) 2022/10/15(Sat) 20:13:38

【人】 白瀬 秋緒

 

[  ―――――――――――  ]


 
(227) 2022/10/15(Sat) 20:14:15

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……気が付いたら、視界は明るかった
 空には満月が輝いて、澄み渡ってくっきりとした光が、何時ものグラウンドに降りていた

 大声を上げる会長の人とか、戸惑う人とか、嬉しそうな人とか、
 上がる声を、聞いていた ]


  …………


[ やはり呆けたように、他人事のように、周りの様子を眺めて ]
 
(228) 2022/10/15(Sat) 20:14:56

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……っ、はは


[ 笑った
 笑いが、漏れた ]


  あ、そう
  へー

  ……そっか

  姉貴あいつが居なくなれば、って願えばいーのか



[ それは誰に聞かせるでもない独り言
 呟きにしては声が大きかったから、近くに居た人には聞こえていたかもしれない
 姉の友人なら、気になったかもしれないし、
 どっかのお節介にも刺さる言葉だったかもしれず>>0:518
 また、思うところのある人間にも何かを思わせたかもしれないが ]
 
(229) 2022/10/15(Sat) 20:16:00

【人】 白瀬 秋緒

 
[ そのまま、話し掛けられなかったり、引き止められたりしなければ、
 ミルフィーユも食べずにひとりで帰ろうとした
 普段はチャリ通な事もあるけど、今日は徒歩だ
 そういう気分、だったから** ]
 
(230) 2022/10/15(Sat) 20:16:17
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a26) 2022/10/15(Sat) 20:19:36

白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a27) 2022/10/15(Sat) 20:19:55

【人】 大木慎之介

─ 昨夜・グラウンド ─

[秋月には頷きを返して、>>206
 みんなが帰路につくのを横目に確かめつつ、
 ミルフィーユを食べて、天ヶ瀬と談笑していた頃。

 ふと、呟きが聞こえた。

 
『あいつが居なくなれば、って願えばいーのか』
>>229

 ……内容に驚いて声の主を探すと、それは白瀬で。
 『あいつ』とは姉だろうと、すぐに察しがついた。

 言葉は出てこなかった。
 絶句した、というのが一番近かった。
 そのぐらいに人を……それも姉を疎む白瀬の思いが、
 あまりにも衝撃的すぎたのだ。

 もし誰かが白瀬に声をかけたなら、
 大木は聞き耳を立ててしまったかもしれない。
 けれど、自分は何も言える気がしなかった]*
(231) 2022/10/15(Sat) 20:32:51

【人】 大木慎之介

[その後、グラウンドでは何かがあっただろうか。

 大木は旧校舎探検が平和に終わってほしいと思っていた。
 事故や怪我もなく、揉め事もなく、だ。

 せっかくだから良い思い出になってほしかったのだ。
 “面白くない結果”はごめんだった。

 それは性分もあるかもしれないが、
 卒業が近い立場だからというのもあるのだろう。

 みんなが帰っていくのを見送り、
 グラウンドに残るのがミス研会員ぐらいになった頃。

 大木も軽く挨拶をして、グラウンドを去った。
 誰かに同行を頼まれていたならその人と一緒に、
 誰にも頼まれなかったなら独りで]*
(232) 2022/10/15(Sat) 20:33:12

【人】 大木慎之介

[帰り道、独りになってから改めて考えた。
 願いを叶えてくれるという幽霊のことを。

 実際に願いが叶うのだと言われても、
 やはり叶えてほしい願いはそう簡単に出てこないし、
 それが幸せの証拠だとも思うのだが。>>78

 みんなには切なる願いがあるのかもしれなくて、
 それを願って叶えるのかもしれなくて、
 その内容は人を一人消してしまうものかもしれない。>>229
 そんな思いを抱いている同年代が複数いるのかもしれない。

 そう考えたら、自分の人生がひどく浅薄なものに思えた]
(233) 2022/10/15(Sat) 20:36:23

【人】 大木慎之介

[平和で、平凡で、満たされている──
 そういうことだとは思うのに。
 それを実感できる機会なんてそうそう無い。
 だから感謝すべき機会なのではとも思うのに。

 願い事目当てで参加した人ばかりではないのも
 知っているけれど、それでも、
 自分だけ爪弾きにされたような感覚があった。

 自分はきっと、このまま平和な人生を送るのだろう。
 1位になることも、誰かの一番になることもなくて、
 際立った不幸もない平坦な人生を。

 それが虚しいことのような気がするのは、
 夜道を独りで歩いたせいなのだろう。
 本来なら喜ばしいことのはずなのだから]*
(234) 2022/10/15(Sat) 20:36:37

【人】 大木慎之介

─ 朝 ─

[大木の朝はいつもは早い。
 運動部なら朝練するような時間に登校するのが常だった。
 だがこの日は帰ったのが遅かったせいか、
 起きるのが大木にしては随分遅くなってしまった。

 登校準備をしたのが、多くの人が登校し始める時間帯。
 その頃にグループにメッセージをひとつ送って、
 家を出たのはもう少し後。

 遅刻ギリギリとまではいかないが、
 だいぶ遅い時間であった。

 だから普段は会わない人に会うことがあったかもしれない。
 千葉や未國、小鳥遊よりは遅くなってしまっていた。

 時間が時間だけに、知り合いに会っても
 挨拶だけだったろうけれど、
 もし話しかけられることがあれば相手にはなっただろう。

 学校へは遅刻せずに済んで、
 着いた後は普段とそう変わりなく過ごした]*
(235) 2022/10/15(Sat) 20:37:09
大木慎之介は、メモを貼った。
(a28) 2022/10/15(Sat) 20:39:45

【人】 帰宅部 津崎絵音



あー、……そうだよな
今無いからそうしたんだもんなぁ……

[ その言葉と仕草にはっとし、少し肩を落とした。>>182

  多分こいつの家は、楽器を持っているのは本人だけなのかも。
  何も分かってないみたいだ。
  部活動のことも、千葉のことも。

  もっと知っていくべきなのかもしれない。
  そんな時間があるわけもないのに。


  見えるわけもない口許をマスク越しに覆い
  「ごめん」って一言謝罪した。 ]
(236) 2022/10/15(Sat) 20:41:40

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ やっぱり千葉の悩みのラインってそこなんだ。>>183
  自分との差を改めて感じさせられたけど、表に出さず頷いた。
  内容がどうであれ助けになる気は変わらない。

  それから、昨日あれこれ気にしてくれたことを思い出す返しに
  少しばかり沈黙することになる。
  寄せた眉は不快感の表現ではなく、思考の為に。
  
まず前髪でこれもまた見えないかもしれないけど。
 ]

んー、オレはむしろ悩まないようにしたいみたいな
悩むとドツボにはまって、
何も解決しないほうを選んでしまいそうというか……

出来るだけ考えないで、
三日間有意義に過ごせたらそれで……?

[ 言われて考えて、自覚するものがある。
  不動なんじゃなくて、揺らがないようにしたいんだ多分。
  
誰にだって██本能くらいあるもんだ。


  垂らしたままの右腕を、左手で摩った。
  時折行う癖のようなもの。* ]
(237) 2022/10/15(Sat) 20:42:19
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a29) 2022/10/15(Sat) 20:46:18

【人】 大木慎之介

[選択科目の時間。
 移動先の3-Aに向かうと、そこにはまだ未國がいた>>178


  あれ、未國の選択ここだったか?


[この時間は3年生全体が、選択に応じて各教室に分かれる。

 未國はいつも他の教室に移動していた気がするが、
 大木の記憶違いだったのだろうか。

 席に残ったままぼんやりし続ける未國に声をかけた。
 さすがに大木の声量なら気付きそうなものであるが、
 果たして]*
(238) 2022/10/15(Sat) 21:14:50

【人】 世良健人


[ ぞくり、と背筋が震えた。
  体の芯が 指先から冷えて消えるような
  恐怖を目の前にした時の あの感覚。あの。

  月明かりを閉ざして進んだ旧校舎の中で
  白く、光る、人影を見た。

  足元を見る。
  明らかに接地していない足。
  人の形をした人ならざるもの。 

              同時に沸いた、のは。 ]

 
(239) 2022/10/15(Sat) 21:17:56
大木慎之介は、メモを貼った。
(a30) 2022/10/15(Sat) 21:18:10

【人】 世良健人


[ 
ねがいをかなえてあげようか。


  やさしい声だ
  笑顔すら、やさしくみえた。

  三日間。
  告げられた猶予に こくりと 黙って頷いて
  遠のく視界に 手を伸ばした。 ]
 
(240) 2022/10/15(Sat) 21:18:27

【人】 世良健人



   ──────ッ、


[ 星人の爆笑と登志郎の悔しそうな声で
  ハッと正気に戻る。
  気づけば、グラウンドに居た。

  俺がしていたと言えば
  無表情 か? それとも 笑っていたかな
  口許を手で抑えて なにか堪えるみたいに。

  秘密。
  黙ってそれにも頷けばぼんやりと
  解散の成り行きを見守っただろう。
  皆帰ってかないと片付けもしようないし。 ]
 
(241) 2022/10/15(Sat) 21:19:14

【人】 世良健人



   ───…どっちにしようか
   

[ 片付けをしながら そんなことを呟く。

  そうだね
  嬉しい願いごと 悲しい願いごと
  みんなそれぞれ 思うところがあるよね

  幸せになるためならば
  何かを犠牲にするのは 致し方のないことかな

           また、口許を、覆った。 ]*
 
(242) 2022/10/15(Sat) 21:19:33

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ グループの中なら何も伏せずに喋れるんだろうけど、
  どうしたものか、真面目な話を躊躇う理由があった。

  参加者一覧に乗る一人、
  存在に気づいて以降気に掛ける余裕も無かったかつての妹分。

  冷静さを失っていた癖によく覚えている。
  あれ、お前の声だろ秋氏Bあいつって誰なんだよ。>>229

  無邪気に語られたピアノへの気持ち>>0:620
  切っ掛けも想いも自分と同じで、
  一層に彼女が可愛く思えた記憶。

  なんで二人共、こんなに変わっちゃったんだろうか。

  離れた彼女を追い掛けることもなく、>>0:616
  完全に繋がりが絶たれたのは自分自身のせいで。>>0:617
  今ではこちらが逃げていた。 ]
(243) 2022/10/15(Sat) 21:30:32

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 夏実からもそうだ。
  この高校に通う筈がなかった二人は、一年前出会い。>>0:621

  息が詰まる心地で立ち尽くす、妹と自分の馴染みの後輩へ
  笑顔で名前を呼び、再会を喜んできた。

  よくあると言えばそう、けれど理想と違う夏実の現在。
  少しの陰も差していないように見える語り部の姿が

  
──憎くすら感じたのだ、オレは。


  母のお気に入りだった夏実は明るく、才能に溢れ、理知的だ。
  幼い頃、発表会で初めて会った時も
  紹介される前に「絵音くん」と呼ばれて驚いた。

  勿論母が話していたから初対面で呼べたのだろうが、
  家庭の話をする程好かれそして記憶していたのは夏実。

  惨めな自分をこんな光のような人間に見られたくない。
  もしかしたら教室を閉めた理由とオレの現在も
  彼女の中では語られずとも結びついているのかもしれない。 ]
(244) 2022/10/15(Sat) 21:31:16

【人】 未國 聖奈

 

── 選択科目の時間:大木 ──


 ぼんやりしていたあたしを現実に引き戻したのは
 聞き覚えのある大きな声だった>>238


 「 ふ……ぇ?
   あれ?なんで大木、ここに? 」


 3年A組になって半年、
 大木慎之介はうちのクラスではなかったはずだ
 ぼんやり顔を上げて、問う。
 なんだかいつもよりも教室や廊下が、騒がしい。
 そう、だって次の時間は選択 ──── 、

 
(245) 2022/10/15(Sat) 21:35:17

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ それからすぐ、見つけては逃げ回るようになった。
  声を掛けられて、聞こえないふりをして去ったこともある。

  罵詈雑言なんて吐けないよ。
  自分の全てがあいつに負けてるって分かっていたら。

  夏実のことだから、多分それでもオレを嫌いにはなってない
  今の彼女は忙しいし、周りに沢山人がいる
  だから逃げていく昔の弟分なんて、構えなくなっただけだろう。

  
  そんな誰にでも愛される少女が
  無気力に自堕落になっていた落伍者に願いを抱かせた。

  あの笑顔の下にある哀れみを思い描くと吐き気がする。
  同じことを他の、昔を知る奴らからも想像してしまう。

  無意味な死体同然なら、
  本当に墓の下で眠れればよかったんだ。 

  誰もオレを見ないでくれ、忘れてくれ。
  大多数を変えるのが困難なら──*
 ]
(246) 2022/10/15(Sat) 21:35:26

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 体育館:壮真センパイと ──
 
 
  
「 ふぇ ……… !? 」

 
 
 変な声が出た。
 跳ねるボールに向けた視線の、更に向こう ────
 開いたドアに寄りかかる形で
 壮真センパイがこっちを見ていたのだ。
忍者?

 
 
(247) 2022/10/15(Sat) 21:35:34

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 壮真……センパイ 」
 

 僕は少し目を細め、光で霞むシルエット姿を見やる。
 彼が昨夜、一緒に参加していた事は気付いていた。
 けれど、僕から声を掛ける事は出来なかった。
 

 昨日だけじゃない。彼が去ってからは
 廊下ですれ違っても軽く会釈をする程度。
 もちろん料理の試食に呼んだこともない。
 
 
 3年の引退を待たずして部を去った彼 ───
 今、彼はバスケットにどんな心境を抱いているのか
 その答えを 僕は知らないままだったから。
 
 中途半端な掛け持ちでバスケを続けている僕の存在が
 彼を傷つける事になるんじゃないか、って。

 
 
(248) 2022/10/15(Sat) 21:35:37

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 どうやら、僕の独り言まで聞かれていたらしい。>>129
 確かに、願いが叶えばバスケは辞める事になるだろう。
 
 弾みも止まり、床に転がったボール。
 僕は静かに言葉を聞きながら
 初めて彼を見た日を思い出していた。
 

 入学して間もない頃 ───
 今、彼がいるドアの前には僕が
 今、僕がいるコートの中には彼がいた。
 
 

             キラキラ輝いて見えた。
                 僕は ────
 
 
(249) 2022/10/15(Sat) 21:35:39

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 僕は、貴方に憧れてバスケ部に入ったんです。
 
    教えてください。
    壮真センパイは、後悔しているんですか ?
    もし、しているんだったら ……
 
    その後悔を願いで何とかしたい、って
    そう、思わないんですか ? 」
 
 
 後悔する道を選んだらしい彼。 >>210
 言葉で濁らせて欲しくないと僕は声を投げた。
 
 
(250) 2022/10/15(Sat) 21:35:41

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 そして、願うつもりかと聞かれれば >>211
 僕はコクリと頷きをいれてから
 
 
  「 でも、まだ分からないです。
    願いが叶えば失ってしまいそうなモノ ……
    今はそれを探しています。
 
    センパイに話す…… ?
    ……… ありがとうございます。
 
    そうですね、答えが出せなかったら
    どうしようもなくなったら ……

    またパスを出してもいいですか、センパイ 」
 
 
 彼とレギュラー時期が重なった事はないけど、
 僕が控えから出場するような試合は何度かあった。
 ディフェンスを切り崩せなくてどうしようもない時、
 パスを投げれば、先輩がいつも突破してくれていた。
 
 今は、そこまで甘えるつもりは無いけれど ───
 
 
(251) 2022/10/15(Sat) 21:35:44

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 センパイも たまにはパスくださいね
 
    少しは上達しましたから
    いいパス返しますよ ……… きっと。 」
 
 
 翌日の朝。
 貴方とこうして話している事は きっと必然で。
 重ねた言葉が、答えを導くための1ピース。
 
 
         
─── ですよね? 壮真センパイ
*
 
 
(252) 2022/10/15(Sat) 21:35:46

【人】 未國 聖奈

 


 「 選択!? 」


 ガタン。
 今、大木選択って言った?
 時計を見る、時間割を見る、ああ、マジだ。
 あと数分で、次の授業が始まってしまう。


 「 ごめん、ありがと、大木。
   すっごいぼーっとしてた 」


 机の中から次の授業の教科書とノートを出しながら
 あたしは大木に感謝する。
 ゆっくり長話はできそうにないけれど
 ほんの少しなら、話、できたんじゃないかな
 机の中漁りながらだったから、片手間だけどね。


 
(253) 2022/10/15(Sat) 21:35:49

【人】 未國 聖奈

 


 「 昨日のアレがあったからさ
   今日なんかずっと調子がヘンなんだよね
   寝不足とかそーゆーんじゃなくてさ
   たぶんジョーチョフアンテーっていうやつ 」


 このまま向こう三日間そうなのかなあ、って苦笑する。


 「 大木は言ったじゃん
   願い事ないの、幸せなことなんだって
   でもほんとそうなのかなあって考えて
   また、あたし、わかんなくなりそう。 」


 あたしさぁ、
 大木が似たようなこと>>234考えてるって
 聞いてもないから、知らないし
 あたしも、口に出してないけど

 ……あたしなりに、いろいろ考えたんだよってさ。

 
(254) 2022/10/15(Sat) 21:36:13

【人】 軽音部 千葉郁也


 いや、謝らんでも。

 夜中に弾きたくなったら
 早めに寝て朝から部室行けばいいって
 のはわかってるんだけどな。

 もしかして津崎んちにはあんの、防音室。

[防音対策している家がそんなにあるものとも思ってないので、津崎が謝った意味はよくわからず。>>236

“無いからそうした“ということはあるのかな、と単純に思っただけだけれど。

それなら羨ましいなという感覚で尋ねた。]
(255) 2022/10/15(Sat) 21:36:34

【人】 未國 聖奈

 


   ■■■は、■■■で在りたい

   ■■の■■■■を、
   願い、欲せる■■になりたい

   いまの■■■は…
   ただ、■■を■■するだけの■■だ

   ■■■がほしい
   ■■がほしい

   ■■■の■■■を、知りたい。 *

 
(256) 2022/10/15(Sat) 21:36:46

【人】 軽音部 千葉郁也

[願いごとの相談内容がまずスタート地点のままなことを告げたら、何か難しい顔して少しの間津崎が沈黙した。

一晩経ってもまだ何も考えてないことに呆れてるのだろうか。
いや俺もね、まじめに考える気はあるんだけどな、これでも。]

 “たくさん悩んで“とか言ってただろ、“アレ“が。
 だからあんまり軽率なこと言えねぇのかなと。

 で、まじめに考えようとするとこう、
 俺の繊細な内面について
 触れないといけないから大変なわけ。

[まあ割とこれは冗談ではなくガチなんだけど。]

 津崎は…そうか、悩み出して時間切れってのもな。
 有意義に過ごすってなんか、あれだな…。

[願いごと叶ったら何か起きるみたいな言い方だなと思って言葉が続かなかった。
それが何かはわからないけど。

何も解決しない方、と津崎は言ったから。
願いごとは悩みごと起因なのだろうかとも思う。

右腕を摩る仕草(時々やってるやつだ)>>237に視線をやって]
(257) 2022/10/15(Sat) 21:37:51
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a31) 2022/10/15(Sat) 21:38:05

【人】 軽音部 千葉郁也


 まあ、津崎にとって良いことになるなら
 それでいいんだけど。

 何も考えないで過ごす方法でも
 有意義な過ごし方でも?
 何か出来ることあれば言えよ。

[それがくだらない話をすることでも俺は付き合うし。
ああ、まじめな話もね、一応できるんだけどな、これでも。

まじめな話を津崎が俺に求めてるかはわからないけど。]*
(258) 2022/10/15(Sat) 21:41:42

【人】 工藤 彩葉

 
― 回想:秋緒ちゃん、あるいはそのままの ―

[食べ物の争奪戦には慣れていない。
差し入れに手を伸ばすなら最後尾だし、>>0:609
超限定品のプリンをやっと買えそうな時にも>>188
誰かの手と重なったなら、あ、どうぞ、って
遠慮してしまうタイプ。

こんなだから、きょうだいがいるって言うと
見えない、って言われることもある。
上に兄が一人。性別も違うし、年も少し離れているし
それから性格的なものもあったかもしれないけど。
私はほとんどの場合、待っていれば与えられる、
そんな環境で育った。


でも、普通に考えたら先輩には遠慮しちゃうよね。
そんな感じで、購買で譲り合いになったから
見かねたおばちゃんの半分この提案に、
私は思わず頷いた。こちらに連れはいなかったし。

でもね、そこまでコミュ強ってわけでもないの。
お金を払って、いざ中庭でプリンを開封するまで
少しの沈黙。どうしてこんなことに…?って
お互い、そんな空気が流れていた気がする。]
 
(259) 2022/10/15(Sat) 21:51:37

【人】 工藤 彩葉

 
[最初に発した言葉は]


 えっと、お先にどうぞ?


[また譲られたなら、今度はさすがに遠慮せず
半分よりやや少なめにいただいてから、
じゃあどうぞって渡したと思う。
白瀬さんが先だったら、私が残りをいただいて。]


 さすが超限定。すごくおいしいね、これ。
 実は、今日初めて買えたんだ〜。


[という感じで、伊達じゃなかった限定品を味わって
気がゆるゆるに緩んでしまった結果、
雑談を始めてからの名乗り合いになったんだっけ。

ぽろりとこぼした一言に凄まれてしまえば>>189
びっくりして、失敗したなって後悔もして。]
 
(260) 2022/10/15(Sat) 21:51:41

【人】 工藤 彩葉

 
[名前の呼び方を確認したのは、私の性格もあるけど
私が上下真ん中の二年生だったのも大きいと思う。

お姉さんにはお世話になっていて、>>191
いつの間にか、名前だって覚えていてくれて。
当然好印象を抱いていたし、だから妹さんの前でも
わざわざ話題に出したりしたんだけど。
それほど親しい間柄というわけでもなかったから。


でも確かにね、後輩を下の名前で呼ぶのに
さん付けする人は少ないかもって思ったので。]


 あ、そうだよね、秋緒、…ちゃん?
 あきちゃん??


[…いきなり呼び捨てはハードルが高かったです。
三つ、提案したことになるのかなこれは。
多分、一番反応の良かった呼び方を採用したはず。

お姉さんに似ているなんて思われてることは
ちっとも気付いていなかった。
お姉さんは、妹さんのこと、なんて呼んでいたのかな]

 
(261) 2022/10/15(Sat) 21:51:45

【人】 工藤 彩葉

 
[大体名字にさん付けからスタートする私が、
初対面の後輩をいきなり名前で呼ぶなんて
結構ドキドキするものがあったんだけど。

彼女も下の名前で呼んでくれるから、
私もじきに慣れて気軽に呼びかけられるようになり。
理由はやっぱり、知らないままで。


文化祭で差し入れをもらった時は>>190
本当に助かったし、その心遣いが沁みて。]


 すごく助かる、ありがとう〜〜。
 私、頑張ってクラスの宣伝しておくからね…。


[たくさんお客さん呼べたらなって、
原稿を見る前からそう言ったんだけど。
まさか「お帰りなさいませ」系の宣伝文句だった…
なんて、そんなことは…なかったよね?
何にせよ、


機材から離れた場所で、
紅茶とクッキーをいただき疲れを回復した私は、
気持ちを切り替えてしっかりと、
メイド喫茶の宣伝原稿を読ませてもらった。]*
 
(262) 2022/10/15(Sat) 21:51:48

【人】 大木慎之介

─ 選択科目の時間・未國と ─

[未國のぼんやり具合は相当なものだったようだ。
 今がなんの時間か彼女が気付いたのは、
 声をかけてから少しの間の後。>>253

 慌てて支度する未國を見ながら近くの机に寄り掛かり、
 苦笑しながらの言葉を聞いて>>254


  ……あー……。


[昨夜の出来事どころか昨夜考えていたことまで蘇りかけて、
 自然と表情が険しくなった>>233>>234
(263) 2022/10/15(Sat) 22:02:17

【人】 大木慎之介

[けれどそのことは今は考えたくなくて、緩く首を振る]


  あのさぁ未國……
  よかったら、後で少し話さないか。
  今は移動しなきゃだろ。


[授業をサボって今話そうなんて気は、
 少なくとも大木には無かった。
 集中できるのかはともかくとして]


  オレもいろいろ考えたら、
  答えが出るような、出ないようなでさ。


[急な申し出だったかもしれないと思い、
 もう少し理由らしきものを言い足した。

 人並みの内緒話程度の声量になったのは、
 相当に周りに聞かれたくない話だったから、だろう]**
(264) 2022/10/15(Sat) 22:02:59
大木慎之介は、メモを貼った。
(a32) 2022/10/15(Sat) 22:04:25

【人】 工藤 彩葉

 
― 旧校舎 ―

[移動中、持参したペンとメモ帳を取り出して
今のところの所感なんかを書き留めておく。
今日の月明りの下なら、紙の白さがぼんやり見えて
このままでも何とか書けないことはなかった。
といっても、上級生と男子率がやや高めかな、とか
その程度しか書くことがなくて、
このままじゃ先輩に提供できるネタが…
やっぱり私に取材の才能は…なんて思っていた時。

ふと『幽霊出なかったら七不思議でも調べてきてよ』
なんて言われていたのを思い出した。
そういえば、そんなのもあったなって。>>0:333
内容はよく知らなかったけど、定番といえば…]


 ねえ、うちの学校の七不思議って知ってる?
 やっぱり音楽室とか人体模型とかトイレなのかな…



[怖いの苦手な子がこの場にいるって
それはわかってたから、声を潜めて。
近くの人にだけ聞こえるように囁いたんだけど、
一番近くにいた子といえば…>>192
落ち着きを求めて来てくれてたと知れば
ごめんね、ごめんねって
謝ることになったかもしれない。]

 
(265) 2022/10/15(Sat) 22:07:10

【人】 工藤 彩葉

 
[そうやって、余裕?でいられたのも、
旧校舎に足を踏み入れるまでだったかな。

「逃げ帰っても」なんて言ってた理由。>>0:88
一割が幽霊で、残りの九割は警備員さんに見つかる、
近所の人に通報される、または老朽化した校舎内で
物理的な事故でもあったら大変、っていう危惧だった


中に入ったら私はメモをしまって、
スマホのライトは前方じゃなく足元に向けていた。
床でも踏み抜いたらどうしようって思っていた。
そもそも、最前列にいたわけでもなくて。

だから正直、幽霊らしき柔らかな声よりも>>n2
先輩の大きな悲鳴の方に、>>1
びくりと肩を揺らしてしまい。]


 え、あ、 ……わ、足が…ある?


[一応びっくりはしていたけど。姿を見ても
なんだかぼんやりした反応になってしまった。
驚いてる人を見ると冷静になるって、
私もそんな感じだったのかも>>134]

 
(266) 2022/10/15(Sat) 22:07:15

【人】 工藤 彩葉

 
[最初に気になったのはかなちゃんのこと。
さっき話していたのを思い出して>>48
怖いのに大丈夫かな、っていう心配と
私も幽霊見えたよ、っていう報告みたいなものと
両方顔に乗せて、かなちゃんをちらりと見たけど
今は非常事態だし、また幽霊に意識を戻す。

道中、千葉くんと会話する機会があれば
幽霊にインタビュー、なんて言葉も>>0:474
出ていたんだったかな。
その時は、できるものなら…
なんて笑いながら軽く終わった話だったと思う。

でも、幽霊の言うことに
真偽を問う声があがれば>>20
私も何か、聞かないと。
っていう目的意識を一応は思い出して。

だけど何を聞いたらいいか、
とっさに思いつかなくて、私は]
 
(267) 2022/10/15(Sat) 22:07:19

【人】 工藤 彩葉

 

 あなたの …願い
未練
はなんですか?

 …生きている時のこと、全部覚えていますか?



[前者はまあ、私が来た目的を考えれば
妥当な質問だった気がする。
答えてくれるかは別として。

     後者は、多分、個人的な質問だった。]

 
(268) 2022/10/15(Sat) 22:07:22

【人】 工藤 彩葉

 
[…私は、小さな声で、そう言うのが精一杯だった。

驚くほど優しい声が私の口を開かせたけど、
未練を願いと言い換えたあたり、
踏み込むのをためらう畏れが滲んでいた。



そうして、気付いた時にはもう、
グラウンドに立っていて。

最初に半端な驚き方をしたせいか、
色々ひきずって、私はひどくぼんやりしていた。]*
 
(269) 2022/10/15(Sat) 22:07:25
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a33) 2022/10/15(Sat) 22:11:33

【人】 未國 聖奈

 

── 大木と。選択科目の時間→ ──


 大木の声が
珍しく
小さい。>>264
 いろいろ考えたのはあたしと同じらしく、
 だったら願い事がなかった仲間≠ニして
 話すのはさ、大歓迎なわけで。

 言い足した理由らしきものは
 別に取ってつけたようにも聞こえなかったし
 そうだったとしても気づかなかったよ。

 
 「 いいよ、放課後とか話そ 」


 机の中から教科書とノートを取り出すと
 よいしょって抱えて、じゃあね、ってね。
 今はガクギョーにセンネンしないといけないので。

 
(270) 2022/10/15(Sat) 22:28:04

【人】 未國 聖奈

 

── → 放課後・大木と。──


 日中はほら、昼休みにもぼんやりしてた事件とか
 そういうのもあったけど、まあそれはそれ。
 帰る間際にぼんやりして
 靴を履き忘れる事態になるのもそれはそれ。>>178


 あたしはたぶん校内の目立たない場所に大木を呼んで
 昼間の続きを、話してる。
 ここだったら少し声が大きくなろうと、
 誰にもきっと、気づかれないでしょ。


 「 ……で。
   大木は考えて、なんか答え、見つけた? 」


 出るような出ないような、って言ってた答え
 昨日の今日でさ、何か見つかったかなって。
 あたしは、あたしのことを棚に上げたまま大木に尋ねた。*

 
(271) 2022/10/15(Sat) 22:28:33
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a34) 2022/10/15(Sat) 22:29:57

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 2−A教室 ──
 
 
 壮真センパイとはいつまで話しただろう。
 7時になって他の部員もチラホラ集まりだした頃には
 姿を消していたかもしれないし、
 そのままドアと同化してたかもしれない。
 
 朝練が終われば制服に着替え、僕は教室へと向かう。
 その途中、スマホを手に取り
 昨夜登録したメッセージグループを覗いてみる。
 
 
  「 大木センパイ …… 」
 
 
 真面目なメッセージの方が
 浮いて見えるのはどうしてだろう。少し不憫に感じた。
 僕も生存報告しておこうか ────
 
 
(272) 2022/10/15(Sat) 22:41:27

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 そして、書き込みながら ────
 願いがひとつ、浮かんでしまった。
 どれだけ食べても太らない身体が欲しい。要検討。
 
 
 2−Aの教室に入れば、昨夜一緒だった
 叶冬ちゃんや彩葉ちゃんの姿はあっただろうか。
 
 見かければ、無事に帰れたか声を掛けただろうけど。
 元生徒会副会長代理、的な立ち位置で。*
 
 
(273) 2022/10/15(Sat) 22:41:32

【人】 帰宅部 津崎絵音





……まあ、オレは使わないけどね

弾きたい時に弾きたいよな、やっぱり
じゃ、その未来の為には勉強も頑張らないとな

[ 今は、とは心の中で付け足した。
  相手が千葉じゃなかったら、全てが胸に秘められたかも。

  嫌なこと言ったのは事実だから、
  普通に謝罪を受け止めてもいいのに。
  目つきで誤解されそうって勝手に思ってるけど>>255
  実際嫌味なく凄い素直な奴、というのは勝手な評価。

  まだまだ遠い話だが、良い物件が見つかるといい。
  学力はどんなものだったか、ちょっと今は思い出せないけど
  多分大学に行って、また音楽のサークルに入ったりとか
  するのだろうかと他人事のように想像していた。 ]
(274) 2022/10/15(Sat) 22:58:49

【人】 帰宅部 津崎絵音




繊細、か……千葉にも色々あるんだな

[ 呆れなんてしない。相槌を打つ様は静かだ。

  ただ、千葉のことは跳ね除けたくならないだけで
  夏実とはまた違う眩しい存在でこちら側ではないと
  夢を聞いた時同様に思っただけ。

  浮かぶ願いが無い人間は人間で、悩むものらしい。
  それはまるで神様に試されているみたいだ。
  やっぱりあれをただの幽霊だなんて思えない。]

“アレ”の期待には応えられないのかもしれないけど
時間切れで今のままずるずると、は避けたいな
なんかオレ達、真逆?
  
[ いつもなら繊細な内面とやらについて>>257
  からかったり、詳しく聞こうとするわけだけど
  どうもそうする気にはならず。
  
  続かない言葉の先を促さない、心にも留めない。
  共感を示してくれているから、
  有意義の三文字が示す大雑把さにでも何か思ったのかと考えた。
  そこは自分でも残りの時間何をするか、迷っていたし。

  秘めるものの一片を晒した自覚は芽生えなかった。 ]
(275) 2022/10/15(Sat) 22:59:05

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ それでも、色々剥げかけてるのは分かる。

  馬鹿なこと話しながら戯けるのは出来るけど
  核心に触れる話で自分誤魔化すの得意じゃないのかも。

  それか、千葉が不躾に踏み込んでこないから
  警戒心みたいなのが失せてるのだろうか。

  と、考えつつその優しさに頷いた時>>258
  
──盛大に腹の音が鳴り響いた。



……とりあえず今は、飯食うのが一番有意義っぽい

[ コンビニで朝食買ってくるの忘れたわ。

  購買はもう開いてはいるが、始業に間に合うかどうかが問題。
  行ってくる、と千葉に挨拶し
  教室から財布を持ち出し急いで向かうことにした。* ]
(276) 2022/10/15(Sat) 22:59:23
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a35) 2022/10/15(Sat) 23:01:32

【人】 工藤 彩葉

 
― グラウンド ―

[ぼんやりしたまま、大槻先輩の声を聞いて。
グループ用に連絡先も渡して。>>4
解散の声でようやく、少し我に返った私は>>5
あっ、という顔をしながら大槻先輩の元へ行き、
秘密の範囲を確認させてもらった。>>3

部活の先輩にだけ、お話してもいいですか?という。
先生にバレたらいけないのは承知していたから、
元々取材といっても、報道というよりは
創作のネタとして捉えていたけど。
(放送部って朗読劇やドラマ制作することもあるし)
それだって多分先輩の建前で、
本音は自分が来たかっただけなんだろうな〜と
そう思うから、少し話せば満足してくれると思う。


そういうわけで。
ここまでなら、とか。これはちょっと、とか。
まるっと秘密に、とかメモを取ったり消したりしつつ
その後しばらく打ち合わせさせてもらいました。
いざという時は七不思議を捏造するから大丈夫です。]
 
(277) 2022/10/15(Sat) 23:35:26

【人】 工藤 彩葉

 
[用事が済んだら、あとに残るのは
願い事の権利だけだった。

お話してたから帰るのは遅い方になっただろうか、
気がつけばもう見えない姿もあったかもしれない。

幽霊を見た時は、視覚より聴覚の方に
なんだか気を取られていた気がするけど、
今はそれが逆転しているような感覚だった。
目で見えるものをぼんやり追って、
耳からの情報はいまいち入ってこない。
あとで、じわじわと染み込んでくる、
そういうものなのかもしれない。

見知った顔が去ってゆくのを見つけたら
帰り道気をつけて、と声だけかけたと思うけど
それもどこか、ぼんやり響いた気がする。]
 
(278) 2022/10/15(Sat) 23:35:29

【人】 工藤 彩葉

 
[そうそう、ミルフィーユの順番待ちだけ>>0:609
忘れなかったんだけど。
一ダース分くらいあったような気がする中身>>0:112
今日の人数には足りてたかどうか。

売り切れちゃって、残念と思いつつ
気にしてないような顔して離れるのも
別に慣れっこなんだけど。


もし希望者のいなかった一切れが残っていたなら
いただきますを言って、
その場で食べさせてもらおう。
文化祭でも味わったいちごの甘酸っぱさは、
きっと日常を思い出させてくれるから。
地続きのこれが、夢じゃないってことも。


集団下校?のグループがまだ残っていたなら
分かれ道までご一緒させてもらっただろう。
その程度には冷静で、
でも家に帰ってもなかなか寝付けなかった。]*
 
(279) 2022/10/15(Sat) 23:35:32

【人】 工藤 彩葉

 
― 朝 ―

[そう、なかなか寝付けなくて。
でも一度眠ったら、朝までぐっすりで。

つまり、どういうことかっていうと?]


 
ち、遅刻しちゃう!!



[そういうこと。]
 
(280) 2022/10/15(Sat) 23:35:44

【人】 工藤 彩葉

 
[私が2−Aの教室に飛び込んだのは、
SHRぎりぎりの時間になった。

身支度は最低限。
朝ごはん食べてくる余裕すらなかったのに、
髪の毛がどうこう言ってる暇、あるはずなくて。]


 お、おはよう…


[と言いながら教室の扉を開いた姿は、
息を切らして天然パーマを振り乱し、
見るからに寝坊しましたって感じ。
廊下も走りました。ごめんなさい。]

 
(281) 2022/10/15(Sat) 23:35:49

【人】 工藤 彩葉

 
[こんなだらしない姿で登校したの、
片手で数えても指が余るくらいだった。

HRが終わったらそそくさと席を立って、
女子トイレで髪を…巻くことはさすがに無理でも、
持って来たゴムで三つ編みおさげにしておく。
中学までは、これが「いつもの」髪型だった。

微妙に憂鬱な顔で教室に戻って、
落ち着いたのは次の休み時間になったかな。

かけられた声に答えられるのは>>273
多分その頃になったと思うけど、
一緒にお腹も鳴ったと思う。つらい。]**
 
(282) 2022/10/15(Sat) 23:35:52
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a36) 2022/10/15(Sat) 23:39:51

【人】 世良健人


  ── 朝:グラウンド ──


[ 朝練も始まっていないくらい早朝のグラウンド

  昨日帰ってから、すっかり空気の抜けた
  サッカーボールに空気を吹き込んでいた。
  ご丁寧に持ってきたそれを、
  ゴールへと向かって蹴り飛ばす。

  バシ、と小気味いい音が鳴った。 ]
 
(283) 2022/10/15(Sat) 23:44:58

【人】 世良健人




   俺の願いごと どっちだろう

   消すか
   消えるか

   同じようで違うよな
   どちらか選ばないといけないけれど
   

   ─────…い………ッ、


[ 何度目かのシュートで右足が
  思いきりつってへたりこむ。

  ぐしゃりと身体が折れる
  痛くて痛くて 涙が出る

  暫く蹲って 膝を抱えて
  その後空を見つめていた。 ]

   
(284) 2022/10/15(Sat) 23:45:26

【人】 世良健人



   不運がなくなるなら一番いいんだけどな



[ それを期待していって
  叶えられないと言われたら
  そう思うと何も期待したくはない。


  だから俺には結果がわからないようなものがいい。

  朝練の生徒たちがやってくる前に
  早々に3-Aの教室に行った。誰かいても多分上の空。
  おはよぉ、って気の抜けた返事はしたかもだけど。

  消すか消えるか。
  二択に揺れながら、
  この日一日、ぼうっと空を見つめていた。

        余談、選択授業のクラス間違えたり、など。 ]**

 
(285) 2022/10/15(Sat) 23:47:37

【人】 軽音部 千葉郁也

[津崎んちには羨ましいことに防音室あるみたいだけど、使わないらしい。>>274

家族が音楽とかやってんのかな。
それか配信者とか?と明後日の方に思考が飛びそうだったから、「そうなんだ?」くらいで返した。]

 勉強ね…ベースで一芸入試とかないかな。
 いや、ちゃんとやるけど…。

[防音設備のある部屋を借りるにも大学行かないとだろうから。
専門とかもありかもしれないけど。
その辺はそろそろ考えないといけないんだろう。

ちなみに1学期の期末テストは平均くらいだった。]
(286) 2022/10/15(Sat) 23:49:06

【人】 軽音部 千葉郁也


 そう、繊細なので丁重に扱って欲しい。

[随分と優しげな返答を貰ってしまったので、
またあまり真剣味のない返答をしてしまった。

でも、もしかしたら津崎から見たら
死ぬほどくだらないかもしれない俺の繊細な内面も
呆れずに聞いてくれそうだなとは思った。]

 悩みの方向は真逆かもな。
 願いごと決まらないのと決まってること変えたくないのと。

[どっちが良いのかわからないけど、
多分、決まらない方が贅沢な悩みなんだろうとは。

津崎の願いごとは聞かないだけで聞いてみたいのが本音。
でも、聞かれたくないの知ってて聞くほど
空気読めないわけじゃないし。

津崎も特に深くは聞いてこないから。
お互い何も知らないままのが上手く行くこともあるんだろう。

それは少し寂しいことかもしれないけど。
他人の心に土足で踏み込んで地雷踏み抜いてから
謝っても元に戻らないこともあるかもしれないし。
それがやだから踏み込まないだけ。

だから津崎も俺を優しいとか思わないで
良いんじゃないかな。
]
(287) 2022/10/15(Sat) 23:52:27

【人】 軽音部 千葉郁也

[────盛大な腹の音で
なんとなくまじめな感じの会話が終了した。>>276]

 ふ、ははっ、早起きして学校来といて
 結局遅刻とかウケるから。
 コンビニダッシュ頑張って。

[笑わないでいてやろうと思ったけどごめんな、
さっきまでの空気のせいもあって無理だったわ。

笑いながらコンビニに向かうらしい津崎を見送って、
教室に入った。]*
(288) 2022/10/15(Sat) 23:55:02

【人】 秋月壮真



  ─ 朝の挨拶(千葉と) ─


  おはよう、千葉
  昨日は寝れたかい?


[ 早速有言実行してくれるとは
  行動力のある子だね>>130
  でも……。 ]



  うん、顔も上げて偉い偉い
  でもその分わかってしまうこともあるね
  
……憑かれてない?
 
なんて



[ 
文字にしないとわからないよね。

  疲れてないととってもらっても
  何かに気がついても俺としては楽しいけれどね?


  君の反応はどうだったかな。
  本当に深刻そうなら心配して顔を覗き込むけど
  おでこに手を当てて熱を測ってみようか? ]

 
(289) 2022/10/15(Sat) 23:56:27

【人】 秋月壮真




  今日は呼んでくれないのかい?
  先輩ってさ


        [ 嬉しかったからね、
          少し落ち込むそぶりを見せたら
          君は呼んでくれるかな? ]


 
(290) 2022/10/15(Sat) 23:56:34

【人】 秋月壮真



              ─ 回想(千葉と) ─


  早速呼んでくれた
  嬉しいよ

  学年も違うと切っ掛けでもない限り
  ゆっくり世間話もすることがないよね


[ ニッコリ微笑んだつもりだけど
  表情の筋肉動いてたかどうか。


  風紀委員って肩書きがあるだけで
  品行方正だって思われてさ
  得することが多いんだよ。


  誰も俺が咎人だとは想像もしないさ。 ]


 
(291) 2022/10/15(Sat) 23:56:39

【人】 秋月壮真



  ……予約、いいのかい?
  じゃあ遠慮なくさせてもらおうかな

  売上に貢献させてもらうよ


[ もし、俺が行けなくなったとしても
  差し入れだけは用意しておこうと
  どこか、頭の隅で考えていた。


  音だけでも届けてくれたら
  俺は聞くことが出来るだろうか。

  わからないんだ未来のことは不確定だから。

  明日突然俺が動けなくなることだって

  ……あるかもしれないだろ? ]


 
(292) 2022/10/15(Sat) 23:56:48

【人】 秋月壮真




  俺も綺麗に歌えたら楽しいのだろうな


[ 2年の誰かが歌の実技テストで
  100点満点>>0:500だったと三年のクラスまで
  噂話が来たのはいつだったか。

  俺の歌の実技の点数は(28)1d100だったな。

  ……いいか、絶対に笑うんじゃないぞ>>0:352 ]


 
(293) 2022/10/15(Sat) 23:56:53

【人】 秋月壮真




  はは、やめるかそうか
  
残念だ



[ ちっとも残念そうな声色ではなく
  食い気味のその返答に
  
くすくすと
笑いは止まらない

  少し可哀想なことをしたかな。


          ただの噂さ、噂。 ]**


 
(294) 2022/10/15(Sat) 23:57:05
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a37) 2022/10/15(Sat) 23:58:47

【人】 工藤 彩葉

 
[そういえば、朝、スマホをゆっくり
確認している暇もなかった。

髪を整えついでに覗いてみると、
グループにメッセージがいくつか見えて。]
 
(295) 2022/10/16(Sun) 0:04:59

【人】 工藤 彩葉

 

  あ


[ちょっと手が滑っちゃったかもしれない。
…まあいっか、海の生き物には違いないし。
たぶん……?


私は授業に出るため教室に戻った。


そうそう、自分や部活のSNSアカウントは
昨夜のうちにチェックしていたから、
千葉くんのいいねにも気付いていた。>>0:533
千葉くんの投稿には多分、最初に見た時点で
いいね付けてたと思うから、
新着通知はつかなかったんじゃないかな?]**

 
(296) 2022/10/16(Sun) 0:07:18

【人】 世良健人


 ─ 回想:白瀬 ─


   あれ ごめん間違えちゃった?
   記憶にはわりと自信あったんだけど


[ 開口一番のドスの聞いた声が
  メイド服で覚えていたことへの
  引きand性格だとは思うまい、俺も。

  だって名前知らなかったし。
  顔ちらっとと後ろ姿だから服しか見るとこないじゃん?
  なんの関わりもない3年生が
  めちゃくちゃ知ってたら怖いでしょ。

  夏実ちゃんと似てるかっていったら…
  結びつかないだろう、し。

  そんな脳内言い訳劇場はおいておいて。 ]
 
(297) 2022/10/16(Sun) 0:11:33

【人】 世良健人



   ホント?嬉しいなー。
   大体みんな誘われたとか誘ってきたとかなんだもん。
   独り身の肩身は狭いね

   俺は世良健人、3年生だから先輩になるね?
   でも呼び捨てでもいいよ 世良!って。

   
(298) 2022/10/16(Sun) 0:11:54

【人】 世良健人


[ 堅苦しい呼び方はあんまり好きじゃない。
  センパイ♡って感じならそれはそれで大歓迎だけど。
  そんな冗談はさておき、
  気楽に呼んで欲しいのはホントだ。
  もし本当に隣になったら仲良くしたいでしょ。

  >>0:450
  そうだね 未来は気まぐれに選ぶものだ
  でも俺には選ばせちゃダメだよ。

  弟のことを思い出すと何となく、
  彼女は妹のように思えてくる。
  彼女の幸せはなんだろう?
  初対面の俺が考えられることはとっても少ない。

          "難しい願いだ"
          後にそんなことを思った。>>229 ]
 
(299) 2022/10/16(Sun) 0:12:38

【人】 世良健人



   ……噂って1年まで流れてんのかな?

   俺の横はわりと変なことおきやすいから
   もし来るなら気をつけてね

   それじゃあいい夜を 秋緒ちゃん。


[ ツイてない赤髪は俺ですなんて自己紹介は
  流石にする気にはなれなかった、解散解散。 ]**
 
(300) 2022/10/16(Sun) 0:12:56

【人】 秋月壮真



  ─ 回想only one (慎之介) ─


[ 大木慎之介という人物は一言で言えば
  草原に立つ一本の大木なのだろう。
  ほら、名前にもあるだろう?
  だから真っ先に想像してしまった。

  陽だまりでもあると思ったのは最近のこと。
  どちらも青い空が似合う。

  そう思っていた。
  だから会長選挙に出た時は>>0:513

  当然会長になるべき者だと信じていた。
  慎之介以外は認めないんだ。
  だから風紀と生徒会の仲が悪いなんて
  噂があったのなら俺のせいかもな。

  仲が悪いのではなく
  俺が認めていないだけ。
  慎之介が話し合いに来てくれるのなら>>0:514
  俺はあっさり了承するけどな。
  そのことに生徒会が気が付くのは
  いつだったか。流石に察するだろう。 ]


 
(301) 2022/10/16(Sun) 0:14:26

【人】 秋月壮真





 ( たとえ君に会長への意欲がなくとも
   俺は、君の会長の姿を見たかったよ。 )


 
 
(302) 2022/10/16(Sun) 0:14:37

【人】 秋月壮真



[ だから彼が任期を終えた時には
  「お疲れ様」と労いの言葉と共に
  背中を一発叩いて気合を注入したつもりだ。
  まだまだ終わらせないよっていう合図。 ]



  任期お疲れ様、
  忙しかっただろ、生徒会
  馬車馬のように働いてさ
  俺も人のこと言えないけど


  でも慎之介がいてくれたおかげで
  みんな楽しく学校生活を送れた
  俺もその一人だ

  君と一緒に仕事に関われた者として
  嬉しくも誇りにも思うよ、楽しかった

  ”副”だからといっても会長だ
  俺の会長は慎之介だけだから

 
(303) 2022/10/16(Sun) 0:14:43

【人】 秋月壮真



[ おめでとうのチロルなチョコ。
  味はなんだったかな、きっと甘いやつ。


  お疲れ様、ありがとう。
  君の功績は他の誰にも比べられる者じゃない
  No. 1を気にしているとは知らないから
  知らなかったから>>84


  在り来たりな言葉でも
  俺は伝えられたら良いな

  慎之介はonly youの存在だってこと。 ]


 ( それでも君が1位を求めるのなら
   俺は君の側で見守るよ。
   そしてお祝いさせてくれ。

   その時はジュースで乾杯でもしようか。
   俺の奢りだから有難く受け取ること。)



             
especially for you

 
(304) 2022/10/16(Sun) 0:15:49

【人】 秋月壮真



  ─ 回想(旧校舎前まで) ─

  
  慎之介、声大きい


[ 至近距離でその声を浴びると
  思わず耳に手を当ててしまいそうになる。 ]



  ……慎之介は願わなくても
  「合格して幸せな大学生活を送れそう」だよ
  でもそれだと大学卒業後が怖くなるよな

  幸せって……失って気付くものが多い
  だからきっと
、きっと

  慎之介も何かを無くしたら気が付いてしまうんだ

  
俺はその日が来なければ良いと思う



[ 慎之介と大学生活も一緒に送れたら……
  きっと楽しいのだろうなと
  実現するには問題が多そうだけれど
  そんな未来を想像するくらいに
  思ってしまうよ。君の側は包み込まれる
  安心感があるのだと。 ]

 
(305) 2022/10/16(Sun) 0:16:00

【人】 秋月壮真




  雑草だよ。
花が咲くと信じていた、ね



[ 花どころか蕾すら作れない。
  ただただ土の栄養を奪い
  自身の糧としてしまう。

       きっと枯れかけの草だ。 ]





       
  ( ありがとう、考えてくれて>>0:525
    それだけで俺は嬉しいよ。 )
 

 
(306) 2022/10/16(Sun) 0:16:42

【人】 秋月壮真



  ─ 回想2(旧校舎前まで) ─


  はは、それ俺もさっき思った
  大きよな、
わかる



[ 未國の言葉にうんうんと頷いて。

  少し不貞腐れた風の慎之介には
  「どんまいだ。」とポンポンと
  肩を軽く叩いて労う>>0:562

  そして続く「大変だね」という
  言葉にも>>0:553
  深く、深く頷くことになる。 ]

 
(307) 2022/10/16(Sun) 0:16:52

【人】 秋月壮真



  理解者が一人でも多くて嬉しいね
  まあ大変でもあり
  そこが慎之介の長所でもある

  
[ 長所でもあり短所か
  自己PR文は決まったな慎之介。 ]



  ……未國も苦労をしていたんだな


[ 慎之介を通じて
  友情が深まった気がする>>0:554
  ここに謎の3人同盟が出来上がったのは
  言うまでもない。

  俺が勝手に思っているだけではあるけど。 ]


 
(308) 2022/10/16(Sun) 0:16:59

【人】 秋月壮真



  最後の砦は慎之介ということにしよう
  俺は先陣を切るタイプだから
  どっしりと構えていてくれ

  そうだな、本来なら良いことなんだ
  今回に限っては、な……


[ 慎之介の小さな落胆した声が
  聞こえて>>0:563
  再び肩を軽く叩いて慰める。

  
頑張れ慎之介。
負けるな慎之介。
でも幽霊とは離れておこうか。

  ……冗談だからな。本気にするなよ。 ]


 
(309) 2022/10/16(Sun) 0:17:16

【人】 秋月壮真



[ ところで余談ではあるが
  俺の近くには慎之介が居てくれたのか?

  ならば俺が掴んだ腕は
  君の可能性があるな>>0:497
  君が避けたらきっと登志郎か星人の
  腕だっかもしれないが


  期待と恐れで意志とは関係のなく
  掴めた腕に力をこめてしまい
  痛みもあっただろう。 ]


 
(310) 2022/10/16(Sun) 0:17:29

【人】 秋月壮真




  
……すまない



[ 口では謝罪を述べるも
  手の力は緩まない。
  足は止まったようだが
  手の力加減はこの時はバグってしまって

  やっと離れた頃には
  申し訳なさそうに腕の人物を見ただろうな。 ]**

 
(311) 2022/10/16(Sun) 0:17:36

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 昨夜:グラウンド・大木センパイと ──
 
 
  「 あ、男子は僕ひとりですけど
    皆いい子達なんで 大丈夫ですよ ! 」
 
 
 言葉に難色が含まれているのは察したので >>222
 男ひとりでも居られる悠々自適な空間ですよ、
 というのをアピールしたいのだけど。
 尊敬のまなざしが返ってきた。

 この感覚 ─────
 これは男子の新入生を勧誘した時と同じパターンだ。
 そして有耶無耶なまま逃げられるやつだ。
 来年は勧誘方法をもっと考えなければ。そう決意した。
 
 
(312) 2022/10/16(Sun) 0:19:51

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 えっ …… ?
    いや、…… 僕は大丈夫です。
    なんせ、ここから電車で1時間かかるんで。
    だから、女の子達を送ってあげてください。
              
でも、……ありがとうございます。
 」
 
 
  送ろうか?がコッチに飛んでくるとは思わなくて
  ビックリしてしまったけれど。 >>223
  おかげさまで心は落ち着いているし、
  女子を残して男子たちで帰ってしまうという構図も
  あまり良くない気がするので。

  それにしても、分け隔て無いというか ───
  会長選挙に推した人の気持ちが分かった気がした。
*

 
(313) 2022/10/16(Sun) 0:19:54

【人】 世良健人


[ お昼頃になってやっと
  グループラインのことを思い出して、
  スマホの電源を入れた。

  え?普段切ってんのかって?
  ……いや、入れとくと何故かマナーモード
  外れてたりするから怖いんだよね。
  授業中に燃えてヒーロー(*着信音)
  流れ出した時の俺の気持ちわかる?
  あれ多分3年の前期だったかな。


  つらつらおっていくと確認と……
  なんだこの魚たち。
水族館でもつくってんの?

  とりあえず既読はつけた。 ]
 
(314) 2022/10/16(Sun) 0:21:05

【人】 世良健人



   ……あ、鯖の発信源未國ちゃんじゃん


[ 食っちゃった。 ]**
   
(315) 2022/10/16(Sun) 0:23:21

【人】 軽音部 千葉郁也

[津崎と別れて教室に入って、
既に殆ど揃ってるクラスメイトに「おはよ」って声をかける。

席についてスマホを開くと、
グループメッセージに変なスタンプが増えていて
ちょっと笑った。

けど、まじめに生存報告返した俺がかわいそうじゃない?って思いました。



授業の準備をしようと机の中に手を突っ込んでから、
あ、って気づく。

昨日金海を見て、ハンカチを返さないとと思っていたまま
数ヶ月そのままとなっていたのを思い出した。

それまでに何度か探しに行ったのだが、
タイミングが悪いのか金海をA組の教室内に
見つけることはなかったのだ。
休みだったり保健室に行ったりしていたのかもしれないが、
単にタイミングが合わないのだと俺は思っている。

後でまた行ってみるかと思えば、
A組には工藤や天ヶ瀬もいるから
二人の様子も気にはなった。

それにもし金海がいなかったら、
二人のどっちかに聞いてみれば良いか、とも。]
(316) 2022/10/16(Sun) 0:25:54

【人】 軽音部 千葉郁也

[昼休みかその辺りのタイミング、2-Aを覗いてみる。

グループメッセージのスタンプは更に増えていたけど
俺は見なかったことにする。
なんだろ、案外みんな元気なんだな。

A組の教室に金海はいただろうか。
いたら声をかけるだろうし、
いなかったら誰かに伝言を頼むと思う。

ただ、相手は俺の名前を知らない可能性は
失念していたから伝わるかはあやしい。]
(317) 2022/10/16(Sun) 0:50:41

【人】 軽音部 千葉郁也

[天ヶ瀬がいたら、ミルフィーユ食べた時に感想伝えたら
少しは喜んでくれたかなってあの時の表情を思い出して>>127
昨晩よりいつも通りだったら安心すると思う。
元気なかったら心配にはなるけど。

本当に今更、ミルフィーユの取り置きに描いてあった
謎の瓢箪は何?って聞いたかな。
“千葉様“については今更聞くのもなんとなく昨日平常じゃなかったのがあからさまになりそうだからやめておく。

それからメッセージにあった禁断のなんたらが何なのか
気になったのでここで聞いておこう。

工藤がいたら、その頃には髪型はいつも通りだったろうか。

工藤は推測通りに放送部の用事だったようだとは、
旧校舎の探索中だかにわかったんだっけ>>267

今の口外無用状態だと何の成果も得られませんでしたと
ならないかと思いつつ、元々幽霊出るなんて期待はされてないだろう。
いろいろ苦労してることは知らない>>277から、取材大丈夫そうかは聞いたかも。

七不思議について問われたとしたら多分、相当目が泳ぐと思うけど。
「秋月先輩が詳しいみたい」くらいは教えるかもしれない。

でも、本当にインタビューしてるとは思わなかったかな、
さすがに。>>268
]*
(318) 2022/10/16(Sun) 1:01:15

【人】 鈴掛 未早


[ 努力だけじゃ報われない。

 好きだけじゃ生きられない。

 過ぎた時間は戻らない。


 ならそれに、叶える意味ってある? ]

 
(319) 2022/10/16(Sun) 1:07:53

【人】 鈴掛 未早


[ きっとその時、私は呆然とそいつ幽霊を見ていて
 気が付いたら、見慣れたグラウンドに立っていた。>>n7

 どうやらみんなそうらしい。
 誰かしら欠けていれば大騒ぎしてるだろうし。

 悔しがる大槻と爆笑する棗>>2
 でもその後のまとめぶりは見事なもので
 なんだかんだ会長というだけはあるんだなぁ、って
 そんなことを思った記憶がある。

 周りの様子は……どうだったろう
 そこまで興味を持って眺めることはしないけれど
 耳に入ったり目に入ってしまうものはあるというか

 すとんと、落ちるようにへたりこむ人があれば>>22
 視線はそっちに行ってしまうじゃん
 大丈夫? って駆けつけるほどの余裕もなければ
 そもそもそんな性格でもないんだけど

 それが津崎だってことと一緒に、
 あの時前の方に向かって声を上げたのもそうだったと
 白に塗り潰された記憶がおぼろげにぼやけた線で繋がる ]
 
(320) 2022/10/16(Sun) 1:08:35

【人】 鈴掛 未早


[ 見かければいつも入賞しているような……
 そんな印象を持ってしまうくらいの。
 周りの大人の称賛を耳にしながら、
 幼心にすごいなぁ、と思うくらいの子。

 そんな相手に声を掛けられれば、>>0:476
 どちらかといえば引っ込み思案の私は驚いて、
 半ばしどろもどろになりながらも
 ありがとうってどうにか口にしたんだっけ。

 「津崎くんのほうがもっとすごい」って
 控えめに返すことはしたと思う。
 きれいな音。好きな音だ。
 コンクールの演奏を聴くたびそう思っていた。

  技術だけじゃ響かない。
  ミスがないことは最低ラインでしかなくて
  それだけではない何かをきっと、才能という。
  そんな話は、もう少し未来の私が考えること。


 私も向こうもずっと素直な性格してただろう、
 今よりずっとずっと昔の、小さな思い出話。
 そりゃあ覚えられてるなんて思わないって、
 向こうも同じこと思ってるとかなおのこと>>0:477 ]
 
(321) 2022/10/16(Sun) 1:09:51

【人】 鈴掛 未早


[ 夏実が「志望校落ちたー」って
 あっけらかんと言ってきた時も驚いたけど、
 普通に学校で過ごしてる中で
 雲の上だと思っていた人物の名前が聞こえてきた時の方が
 ともすればずっと驚いたかもしれない。

 二人とも同じ高校になるはずないじゃん、本当なら
 本当って何なんだよという話は棚に上げてさ、
 あれほど弾ける人、持ってる人が
 ここにいるってことがもう答えなんだと
 楽器を辞めてしまったってことなんだと、思うけど

 でも、

 自分の意思で辞めると思えない、
 何か大変な事情があったんじゃ って
 そう思ってしまうのは私の偏見なんだろう

 
…… 自分と重ねるなって話だ、きっと
*]
 
(322) 2022/10/16(Sun) 1:10:29

【人】 帰宅部 津崎絵音



音楽大学か専門?
一般入試が無くて実技試験だけのところを選べばいけるな
面接はどうしたって避けられないけど

[ なるほど、普通高校から進路に向けた場所に進学するパターン。
  自分とは違う為に見落としていたらしい。

  本当は将来について考え始めなきゃいけない時期なんだよなぁ。
  そう思うと、つい真面目に助言してしまった。
  昔は音楽関係の学校についてよく調べて、
  自分とは無関係の学科のことまで多少知識として得ている。

  因みにこちらはお察しなんで、千葉の成績を覚えてたら>>286
  一般入試もいけるじゃんお前はとか言ったのだろうが
  実際のところ底辺から見上げて良く見えてる部分はある。 ]
(323) 2022/10/16(Sun) 1:19:13

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 千葉はいつもみたいなやり取りのほうが良かったのか。
  真剣味のない返答が重ねられ、ついに少し笑わされた。>>287

  茶化さなくても良いのにな、と思うけど
  こういうの挟んでいかないと、オレららしくないのかも。

  こちらが望んだから今の形の関係性になっている部分は、
  確かにあるのは分かっている。

  何でも素直に打ち明けて、内面を躊躇いなく覗き込めるなら
  多分この高校にはいなくて、千葉に会わなかった。

  ままならないな、人生ってさ。 ]
(324) 2022/10/16(Sun) 1:19:30

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 購買が開いてるかと最初は思っていたが>>276
  すぐ開いてないことに気づき、千葉に見送られて>>288
  笑うなとか怒る余裕無いから
  やけくそで頑張りますと言って走りましたとも。

  まあ間に合いませんわそんなの。
  登校時に寄れなかった場所に遅刻覚悟でUターンして行くのは
  中々悔しかったです。おかしい、日常だった筈なのに。

  あいさつ運動の風紀委員がいたら滅茶苦茶気まずかったが
  時間的にはどうか分からない。
  朝の内に合計四回校門を通るところなんて見られたくないので
  いなかったら走りながら安心したことだろう。

  間に合ったか?言わせんな想像通りだよ。* ]
(325) 2022/10/16(Sun) 1:19:56

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 休み時間:彩葉ちゃんと ──
 
 
 SHRが始まろうとしているのに
 彩葉ちゃんの姿が見えなかった。

     ───── ゾクリ、と身体に悪寒が走る。
 
 実は僕たちは、願いを叶えるなんて甘い餌を撒かれて
 知らない間にデスゲームにまきこ
 
 僕の妄想が終わる前に
 息を切らした彼女が教室に飛び込んできた。>>281
 クラスに名探偵がいなくても
 誰もが寝坊と推理できる状態で。
 
 
(326) 2022/10/16(Sun) 1:30:27

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 彩葉ちゃん、おはよ!
    おー、三つ編みも似合ってるね。 」
 
 
 バタバタしていて(主に彼女が)。
 ようやく声を掛ける事ができたのは
 休み時間に入ってからだったかな。
 そして彼女はお腹を鳴らして僕に答えた。>>282
 
 
  「 ちょ、ちょっと待ってね 」
 
 
 僕は慌てて自分の席に戻って鞄の中をゴソゴソ。
 そして戻ってきた僕は
 こんなのしか無かったけど、とビスケットを差し出した。
 
 ちなみに、昨日配ったミルフィーユは
 彼女の分で売切御礼となりました。>>279
 
 
(327) 2022/10/16(Sun) 1:30:30

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 「 ところでさ、彩葉ちゃんってユメリン推し?
   最近お昼の放送でユメリン特集みたいな神回が
   時々あるからさ ! 」
 
 
 あれ?
 昨日の幽霊の話をしようとした筈なのに口が勝手に。
 この身体をオタクが解放してくれたら
 今後の相談もしますとも、きっと。**
 
(328) 2022/10/16(Sun) 1:30:33

【人】 軽音部 千葉郁也

──朝の挨拶・秋月先輩──

[挨拶の好きな風紀委員に、
今朝は珍しく自分から挨拶をした。俺はえらいので。]


 正直あまり寝れてはないですね。


[返された挨拶に昨晩の心配だろう、
眠れたかを聞かれて正直に答える。>>289

普段より顔上げてるつもりでも、
寝不足で睨むような顔になっていても
他意はないという意味を込めて。]
(329) 2022/10/16(Sun) 1:31:02

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 因みに日常だったのは、Uターンではなく遅刻です。>>325
  こんなこと日常であってたまるかよ。

  それからはふつーに過ごしたんじゃないかなオレは。
  居眠りしないだけで、
  たまにスマホを見て不可解そうにしたり悩んだりしていただけで。
  起きてる分普段より誰にでも反応は良かったと思う。

  ただ、放課後は帰宅部の癖に中々帰ろうとせずにいた。
  ……どうしても離れ難いものがあったからだ。
  まるで、小さい子供がぬいぐるみを手放さないみたいな心地。
  
救いの在り処から離れるのは、心細い。


  帰り難いだけで、旧校舎に一人で行こうとはしない。
  “神様”との約束は守らないと、
  蜘蛛糸が登りきる前に千切れちゃうかもしれないし。

  期日が終わるまでに自分自身が日和らないことを祈るばかりで。
  その時点で、心が決まってるとは言い難い。
 ]
(330) 2022/10/16(Sun) 1:32:51

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ ああ、でもあいつはどうなるのかな。

  なんて、アプリ越しにも話しかけられないでいる奴が思っても
  無責任な心配でしかないんだ。

  酔が冷めたように(飲酒経験はありません)
  思い出した言葉の意味を、オレは今も知らない。

  窓際一番後ろ、居眠りに格好の席で
  変わっていく空の色を眺めていた。*  ]
(331) 2022/10/16(Sun) 1:34:41

【人】 軽音部 千葉郁也


 つかれて……、は、いますけど、
 ………っ、いや、
憑かれてないです。


[なんとなく秋月先輩に言われると
同じ音でも意味が違う気がしてしまう。

そのため意味不明な返事をしてしまった。
音だと伝わらないから日本語って難しいですね。



心配した秋月先輩が額に触れれば、
俺は変な汗をかいてるかもしれない。

体調不良ではなく心因的なものだから安心してほしい、
いや、先輩のせいなので
安心させる必要とかないんですけどね?]
(332) 2022/10/16(Sun) 1:35:14

【人】 軽音部 千葉郁也

[そういえば挨拶はしたが名前は呼ばなかった。

わざわざ呼び直すのもなんとなく気恥ずかしいのは、
まだ呼び付けていないからもある。]

 ……さっきは呼び忘れただけです、秋月先輩。

[でもなんか寂しそうにされたので、
昨日みたいに、なんで?って顔はせずにちゃんと呼んだ。

チョロいと思われてるかもしれない。]*
(333) 2022/10/16(Sun) 1:36:58

【人】 鈴掛 未早



  あ、あれ君が持ってきたやつだったんだ
  ありがとう、すごいおいしかった


[ 声かけに神の正体を知れば、>>16
 先に食べていた私はそう声をかけただろう。
 料理部にかわいい男子がいるって
 三年で部員の誰かしらが話してたな前に。この子か。 ]


  じゃ、私はもう帰るから
  みんなも帰り道気を付けて


[ あのおいしいミルフィーユを食べる者をはじめ
 その場にもう少し残る人も、少なくないんだろうけど
 私に長居する理由はなかったはずだから、
 そうやって早々に退散したと思う。
 話しかけられれば話しもしたかもしれないけど ]
 
(334) 2022/10/16(Sun) 1:38:58

【人】 鈴掛 未早


[ 幽霊のせいかミルフィーユのせいか
 ひどく喉が渇いていたから、帰る前に自販機に寄った。

 お決まりの無糖のペットボトルが
 かこん、と落ちる音だけは、たしかな日常だった *]
 
(335) 2022/10/16(Sun) 1:39:22
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a38) 2022/10/16(Sun) 1:40:47

【人】 軽音部 千葉郁也

──昨晩の回想・秋月先輩──

[昨晩“センパイ?“と疑問系で呼び始めた時より
多少は慣れてきたけど。

確かにあんな場でもなければなかなか
話す機会はなかったかもしれない。>>291

取り付けたライブハウスの約束は、
本当に予約しといたら来てくれそうで。>>292
先輩が来られない可能性なんて俺は考えてなかったし、
今も考えてない。]

 多少音外しても恥ずかしがらずに歌えば
 それっぽくなりますよ。
 綺麗に……、は、先輩声質は良いから
 いけるんじゃないですかね。

[まさか歌の実技が赤点なんて知らないから
言えた台詞かもしれない。

……どんだけ音痴でも笑わないです、本当に。
とても圧を感じたという。
>>293]
(336) 2022/10/16(Sun) 1:44:44

【人】 軽音部 千葉郁也

[七不思議からは逃げたけど、
何故か先輩は楽しそうにしていた。>>294
遊ばれている気がしないでもない。

少しくらい聞いといてあげたらよかったかなと、
これは取材が碌に出来なかっただろう
放送部代理の為に思ったけど。

俺には荷が重い話だっただろう。]**
(337) 2022/10/16(Sun) 1:45:14

【人】 工藤 彩葉

 
― 回想:千葉くんと ―

[千葉くんに色々お話聞かせてもらった時。>>109
普通に相槌打ってたつもりだったんだけど、
まじまじと見られてしまったから
何かおかしかった?と思って、
こちらも首をかしげて見返してしまった。

別に、好きなバンドや曲の話だって>>13
そんな機会があったら、
同じ感じで聞いたと思うけどな。

この時はまあ、技術的なお話?
を優先して聞いて、参考にさせてもらって。]


 そうね。最初から好きな曲、っていうのは
 高望みしすぎてたのかも…。

 コードの簡単な曲かあ……


[そうは言っても、曲を聴いただけで
コードがわかる耳を持っていなかったから、
ぱっと思いつくものはなくて。
きっと、教本にもいくつか入ってはいるんだろうな
と思いつつ、話には頷いておいた。]
 
(338) 2022/10/16(Sun) 2:13:50

【人】 工藤 彩葉

 

 ありがとう。
 …じゃあ、お言葉に甘えて
 本当に卒業まで借りちゃうかもしれないよ。


[教本の貸出期限を聞いたら、>>110
少し申し訳なさそうな顔をしつつも、
笑みを作ってお礼を言った。
借りパク?なんて、もちろんするつもりはない。

だから、もしどこかで
見切りをつけるようなことがあったら。
その時には忘れないうちに
返してしまうつもりだったけど。


今のところまだ、返却はしていない。]

 
(339) 2022/10/16(Sun) 2:13:53

【人】 工藤 彩葉

 
[部活に所属したり、教室に通ったり、
そこまでするのは躊躇いがあって。
でも、やっぱりやめよう、って思えないくらいには
見過ごせない思いがあって。

そんな中で、同級生が差し伸べてくれた手は
私にとってはありがたいものだったから。
お節介なんて思うはずなくて、>>111
私、千葉くんには感謝してるのよ。

同級生という気軽な関係だったら。
ごめんね、やっぱり駄目だった、って言っても
許されるかな…っていう考えも込みで。
不誠実だよね。]

 
(340) 2022/10/16(Sun) 2:13:56

【人】 工藤 彩葉

 
[ギターへの食いつきが思った以上に良かったから、
じゃあぜひ弾いて見せて、って
私も素直にお願いした。

その日は、うん、まずはお手本ねって>>112
口では合わせながら、私の目的はすでに
千葉くんの演奏を聴くことになっていて。

リクエスト聞いてくれるんだったら、
千葉くんって洋楽も守備範囲?
歌おうと思えば歌えたりする?
なんてあれこれ質問しちゃって。

最初は弾き語りって発想はなかったんだけど、
もしかして歌で主旋律、ギターで伴奏と
分けた方が演奏難易度下がったりする?
ってちょっと思ったのもあったから。
素人考えだけど、どうなんだろう。
聞けたらそれも、聞いてみた。]
 
(341) 2022/10/16(Sun) 2:13:59

【人】 工藤 彩葉

 
[色々聴かせてもらうことはできたかな。
一応、少しは私の練習もさせてもらったと思う。

そう、お手本って言葉を思い出したら
最後に私がリクエストしたのは]


 …おじいちゃん世代が好きそうな
 洋楽で、何かいい曲あるかな?


[っていう、私たちの世代には
ちょっと難しいかもしれない、
そんな注文になってしまった。

だから、思い付かないって言われたら
いいの、気にしないで。って笑って返したと思う。]
 
(342) 2022/10/16(Sun) 2:14:02

【人】 工藤 彩葉

 
[その日はとても楽しかった。
このギター、ちゃんと弾いたら
こんなに綺麗な音が鳴るんだなって、
私は初めて聴いたから、ちょっと感動したし。

内心も含めれば、かなり身勝手なお願いしてると
そんな自覚があったから、
千葉くんも今日は楽しんでくれたみたいだって
顔を見てそう思えたら、こっそり安心もしていた。]


 今日は本当にありがとう。


[ってお礼を言って。その後も少しは、
練習に付き合ってもらったこともあったけど。

でも、千葉くんだって自分のバンドが忙しいでしょ?
私もね、一応部活の大会とかあるんだ。
もちろん行事の時だって忙しいし、
何より、お互い試験勉強。ちゃんとやらなくちゃね?

そんな感じで。面倒を見てもらっていたなら、
冬の頃が最後になっていたと思う。

何かと忙しかったのは本当だけど。
そこに、言い訳する気持ちも、なくはなかった。]**

 
(343) 2022/10/16(Sun) 2:14:06
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a39) 2022/10/16(Sun) 2:17:08

【人】 軽音部 千葉郁也


 進学ね…、実技はともかく面接なあ、
 笑顔の練習が必要かもしれない。

[結構スラスラと音楽系の進路に進むことに関して
津崎から助言が出たので、少し面食らった。>>323

ただ、直後に面接と聞いただけで
眉間に皺が寄ったのでこれは本当に
敗因となり得るかもしれない。

願いごとは笑顔が自然な顔面とするのはどうだろうか…。
少しだけ本気で悩んだ。

今の成績が平凡でも、一般入試することになったら
どんな大学であれある程度勉強は
しないといけないだろうなとは。

津崎はどうするのかなと思ったけど、
まだ考えなきゃくらいの時期だから
考えてないかもなと思う。
俺が考えてなかったから勝手にそう思ってるだけともいう。


コンビニダッシュした津崎は結局遅刻してきて、
俺はHR中(だったかな?)にも関わらず
笑ってしまったので先生に怒られた。]**
(344) 2022/10/16(Sun) 2:21:54

【人】 白瀬 秋緒

― その夜 ―

[ 途中まで誰かと一緒だったかは、ともかく
 この時間に帰宅すること自体は、そんなに珍しいことではなかった
 特別金持ちでもないけど、確実に貧乏ではない、
 そんな、この辺じゃよくある感じの一戸建ての家 ]


  ……ただいま


[ 誰に言うでもなかったから、やる気もなく玄関先で呟く
 両親はまだ起きているだろうが、反応は返ってこない
 聞こえていないだけかもしれないし、聞こえていても返事をする必要がないと思っているのかもしれない
 ……むしろ、顔を合わせると面倒だし、そっちの方が気楽だ
 リビングに顔を出すことなく、二階へと上がる ]
 
(345) 2022/10/16(Sun) 2:22:57

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……げ、


[ そこに居たのは――姉だった
 むしろ両親よりも今会いたくなかった相手かもしれない
 待っていた訳じゃないだろうが、偶然鉢合わせたのも、それはそれで不運だ ]


  「おかえり、秋緒」
  「その、……どうだった?楽しかった?」


[ 姉は己に笑い掛けてくれたけど、やっぱり少し、ぎこちない
 どう接して良いか分からず、距離感を測りかねているようでいて、
 でもこちらに、なるべく普通に、接してこようとするし、
 何より……こうなってしまった己を心配して、心を痛めているらしいことが伝わってくる
 それをずっとずっと、感じている ]
 
(346) 2022/10/16(Sun) 2:23:59

【人】 白瀬 秋緒

 

  …………


[ あたしは、何も答えない
 面倒くさそうに、姉から目を逸らす
 こちら側はというと、姉のことはずっと避けて、拒絶している
 自分から口を聞こうとしないし、家の中で会っても無視していた
 だから、姉が高校でどう過ごしているかとか、実は全然知らない
 姉が関わる相手の名を聞く機会もないから、生徒会等、目に付く範囲以外は、友人関係も全く知らない
 まー別に、それでいい
 姉の輝かしい学校生活など聞き続けたら気が狂いそうだ

 ところで姉は、楽しかったかと聞いてきた
 「塾の自習室に行く」というのが嘘の理由だったんだけど、>>0:628
 姉は、己がどこへ行ったかはお見通しなんだろう
 今日の集まりが姉の耳に入っていない訳がない
 学校での姉の立ち位置を考えたら当然だし、姉の友人も、生徒会の先輩も居たのだから
 まー姉は、こんな遅い時間に遊びに行くタイプでは絶対にないから
 参加自体はする訳がない
 たぶん、誘われても申し訳なさそうに断った上で、
 「でもとっても楽しそうだね」って笑って肯定したんだろうな、ということは想像に難くない
 そんな姉だ。だから、あたしが行ったことについて咎めたい訳じゃないんだろうけど
 それでも、心配なんだろう
 夜に遊びに行く妹が心配というよりも、たぶん、
 あたしが両親にまた何か言われやしないかと、それが ]
 
(347) 2022/10/16(Sun) 2:25:30

【人】 白瀬 秋緒

 

  …………ハッ


[ 鼻で笑ってやる
 感想の問い掛けには答えない
 もう随分、こいつとまともな会話はしていない

 あたしが両親に反発する度、
 あたしが両親に怒鳴られる度、
 姉が心を痛めているのを知っている
 そのくせ、なじられたあとのあたしを励ますように、優しく声を掛けてくる ]
 
(348) 2022/10/16(Sun) 2:25:51

【人】 白瀬 秋緒

 

[ そんな人間を、あたしは、……あたしは ]

 
(349) 2022/10/16(Sun) 2:26:47

【人】 白瀬 秋緒

 
[ そのまま、まともな会話をしないまま、姉の横を通り過ぎようとした
 そしたら――腕を掴まれるものだから
 思わず振り返る
 姉は、泣きそうな顔をして、こちらを見ていた ]


  「秋緒、あのね、私は、」


[ ああ、本当に、本当に
 その顔が、あたしは、―― ]
 
(350) 2022/10/16(Sun) 2:27:17

【人】 白瀬 秋緒

 

  
うぜえんだよ!


  あたしはお前なんか、
  あたしは、お前のこと、 


  っ、

  ……もういい


[ 我慢出来ずに、大声を上げた
 姉の腕を振り払う
 あんなことがあったから、
 有り得ないはずの非日常に触れたから
 余計なものまで溢れそうになるのは、なんとか抑えて
 それでも表情は、歪んでいた ]
 
(351) 2022/10/16(Sun) 2:28:30

【人】 白瀬 秋緒

 

  
お前なんか、居なかったら良かった



[ 吐き捨てた時のあたしは、……泣きそうな顔をしていたかもしれない
 姉にそんな顔を見せたのは、何時ぶりなんだろうな ]
 
(352) 2022/10/16(Sun) 2:29:34

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ■■よ、■だよ 

 あたしは、
 あたしは、■■は、 ]
 
(353) 2022/10/16(Sun) 2:30:11

【人】 白瀬 秋緒

 

[ ■■■■■■■■なんだよ ]


 
(354) 2022/10/16(Sun) 2:30:46

【人】 白瀬 秋緒

 
[ バタン、と大袈裟な音を立てて閉めた自室のドア
 姉の表情が、頭から離れず、
 忘れてしまいたくて、ベッドに倒れ込んだ** ]
 
(355) 2022/10/16(Sun) 2:31:12
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a40) 2022/10/16(Sun) 2:34:46

軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a41) 2022/10/16(Sun) 2:34:49

【人】 工藤 彩葉

 
― 休み時間:天ヶ瀬くんと ―

[そう、これが怪談だったなら――

確認されたはずの名簿、その人数…
減ることがなかったのを確かめても、
増えていないかどうかは確かめたのだろうか?


それとも、誰か入れ替わっていたなんてことは?


ねえ、本当に私は私って言えるの?
目の前にいるその人は―――― ]

 
(356) 2022/10/16(Sun) 3:40:39

【人】 工藤 彩葉

 
[なんて話を盛って、
部の先輩に報告していたかもしれないけど。

現実は色々内緒だし、
私はただの寝坊なのよね。>>326


でも、あの幽霊の声、すごく優しかったし
私はなんだか、あまり危険視できていない。]

 
(357) 2022/10/16(Sun) 3:40:42

【人】 工藤 彩葉

 

 おはよう、天ヶ瀬くん。

 …そうかな、似合う? ありがとう。


[実を言うと、きっちり編んで優等生めいたこの髪型、
手慣れているからと選んだだけで
あんまりいい思い出はないんだけど。

褒めてくれる気持ちは嬉しいから、
天ヶ瀬くんの挨拶には>>327
少し間があいてしまったけど、笑顔で返した。

え?お腹の音を大人しくさせるために
力を入れた間じゃないよ? ほ、本当…
ごめんちょっと嘘


ビスケットはすごく助かって。]


 あ、ありがとう…
 ごめんね…なんか……


[って情けない顔をしながら、
その場で開封させてもらいました。]
 
(358) 2022/10/16(Sun) 3:40:45

【人】 工藤 彩葉

 
[それで、私もてっきり
昨日の話になるんだと思ったんだけど。

出てきたのがユメリンのお話だったから>>328
私は思わず、きょとんとした顔をして。]


 …あ、うん。 あ、ううん…うん?

 えーっとね、ユメリンにはすごく熱心に
 リクエストしてくれるファンの人がいて。

 だからなんというか、
 他にリクエストがない時は
 自動的にユメリンになるの、うちの放送。


[とりあえず個人名は伏せて、
ちゃんと部員として質問にお答えしました。
あ、でも、ずっとユメリンってわけにも行かないから
あんまり偏る時は、部員が自分で選んだ
別の曲も流すよ。とは付け加えつつ。

どこかでホラーと思われてるとも露知らず>>184]

 
(359) 2022/10/16(Sun) 3:40:48

【人】 工藤 彩葉

 
[でも、放送の理由が私の推しだからかと聞かれたら、
それは違うよって答えになるんだけど。
最初に、うんとううんを迷うような答えになったのは
こんな気持ちも持っていたから。]


 でもね、聴いてたら
 私も結構好きになってきちゃった。

 可愛いよね、ユメリン。
 なんだっけ、えっと…

 『 いつか、夢の向こうに! 』

 …だよね? 明るくて、好きだな。


[大槻先輩が放送用に持って来た限定版CD、
そこに入ってた台詞の他にも、
見覚えがあったその言葉。
昨日も鞄で揺れていた。>>0:594

あれ、これって、
知らない間に布教されてるってこと…?]

 
(360) 2022/10/16(Sun) 3:40:52

【人】 工藤 彩葉

 
[オタクを解放するどころか、

なんだか突っ込んだ話になってしまった。
私のお兄ちゃんも、どちらかというとその属性だから
馴染みやすいのかもしれない、私…。]


 神回って喜んでくれてるなら、
 天ヶ瀬くんも相当なファンよね。

 よかったら、天ヶ瀬くんもリクエストしてね。
 ユメリンの持ち曲にもないかな、
 今週のテーマは『願い事』なんだけど… あ


[でもちゃんと、話が戻って来たから
なんにも問題ないよね?


IBCラジオ(お昼の放送)ではなんとなく、
テーマを決めて投書やリクエスト曲を募集してます。
今週のテーマを決めたのって文化祭準備期間だから、
ネタ元になったのは当然、例の噂だよね。]*
 
(361) 2022/10/16(Sun) 3:40:55

【人】 工藤 彩葉

 
[ところで、全然関係ないんだけど。
天ヶ瀬くんって、お名前一字違いだよね。

男子の下の名前は滅多に呼ぶことないけど、
天ヶ瀬くんって女子の友達も多そうだし
普通に名前で呼んでも許される雰囲気あるから、

青葉くん、って一回だけ呼んだことがあったな。
意識してそう呼んだんじゃなくて、
葉繋がりだなあ、って考えていたせいだけど。
小動物的オーラで気が緩んでいたのは否定できない。

多分、慣れてて気にならなかったんじゃないかな?
きっとそう。指摘されたら恥ずかしいから、
自分では気付いてないみたいな顔で笑っておいた。]**
 
(362) 2022/10/16(Sun) 3:40:58

【人】 工藤 彩葉

 
[そんな私の、今週の放送当番回は
なんと、今日と明日なのでした。

今の放送部の人数だと、二人ペアで
私は週二回担当することになっている。
三年生は今週が最後の放送になるから、
来週からは担当回数が増えるか
一人の担当回ができてしまうか、どっちか…

私は一人でやるのが苦手なので、
どちらになるのか、今から気が重かった。
というのは余談なんだけど。]
 
(363) 2022/10/16(Sun) 4:45:29

【人】 工藤 彩葉

 
― どこかの休み時間:千葉くんと ―

[私はお昼の放送があるから、
髪の毛を直す時間がないのはわかっていて。
巻く道具も持ってきていないから、
今日一日、三つ編みは確定しているのです。>>318

千葉くんがA組に来たのがお昼休みだったなら>>317
私が会えたのは休み時間のはじめ、短い間か
終わり近くのどちらかになったと思う。

かなちゃんについて聞かれたなら答えただろうけど、
二人が会えたかどうかはまた別の話として。

取材について心配してくれてたなら、
それは大丈夫だよ、ありがとうってお礼を言おう。
でも、先輩好みのネタがあるなら歓迎なので
代わりになりそうな怪談話あったら教えて?
とは言いました、悪気なく。

秋月先輩の名前が出るなら、そうなんだ〜って
多分私はそちらに気を取られて、
千葉くんの視線が泳いだとしても…
今回は…

神の慈悲はあるかな

気付かなかったかな?]**
 
(364) 2022/10/16(Sun) 4:45:32
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a42) 2022/10/16(Sun) 4:50:57

【人】 金海 叶冬


[ いつかの日のこと。
  ユメリンを持ち主へ返そうとした、あの時。
  手紙をいれたら、その手紙が読まれる前に
  本人に遭遇してしまいました。>>90

  来たことに驚いて、
  名前を、覚えてくれていることに驚いて
  びっくりして ひえっ、なんて声を上げます。
  ……いいえ、そんなことよりも。

  会話を交わすことになる予定ではなかったもので
  しおしおに、ボクはあわあわで
  頭がまっしろになりました。 ]


  
  で、でも作るの大変ですよね
  真似して作ってみようとしたんですが
  ボクのはユメリンにはならなくて


[ リボンはその時の名残です。
  可愛いくしてあげようと思ったのに
  似ても似つかぬ布の塊が産まれてしまいました ]
 
  
(365) 2022/10/16(Sun) 4:57:51

【人】 金海 叶冬


  そんな、大変なものなのを
  ボク、


 [ 頂けないです。
   両手で持った鞄にちょうどいいサイズのユメリンを
   ボクは天ヶ瀬くんに返そうとしました。

   なのに、
   返そうとしたユメリンからリボンだけが攫われて
   ユメリンはボクの元へ返ってきます。


   いつか夢の向こうに!



   ボクの大好きな言葉です。
   大切なことばです。 


   天ヶ瀬くんがそれをつけてくれたのは
   それがユメリンの決め台詞だからで、  ]

 
(366) 2022/10/16(Sun) 5:01:40

【人】 工藤 彩葉

 
[ところで本日、
三年生の鈴木さんはお休みである。>>0:608

これは、まだ私が知らない余談。]**
 
(367) 2022/10/16(Sun) 5:02:50

【人】 金海 叶冬

   

 [  でもね、それが1番嬉しかったの
   嬉しすぎて泣いてしまうかと思った。
   瞳は実際潤んでいて、
   わけがわからないよね。 ]



 
(368) 2022/10/16(Sun) 5:03:33

【人】 金海 叶冬



[ 
それをボクは隠すように、
ありがとうございます。
  お礼はいつかします、だけつたえて。
  ボクは天ヶ瀬くんから逃げるように去りました。]

 
(369) 2022/10/16(Sun) 5:06:51

【人】 金海 叶冬



 [ その日、……そのあと。
  ポンコツは物凄く体調を崩してしまって
  ボクは数日、保健室にすら行けなくなりました。

  ユメリンのこと、好きなんですね。
  もう少しお話ししてみたかった、
  でも、それは叶いませんでした。

  せなちゃんがお見舞いに来てくれました。
  具合が悪くて、食欲もあまりなくって
  そんな中で持ってきてくれたマロングラッセ。>>0:543


  食べられない気がしたのに
  気がついたらもうお皿から存在が消えていて
  あんなに美味しいお菓子は初めて頂いた気がします。


  制作者、聞けたでしょうか。
  名前をきけたら驚きも、納得もするかもしれません。

  天ヶ瀬くん。

  でもボクはユメリンのお礼も、
  お菓子への感謝もまだ、できていません。 ]

 
(370) 2022/10/16(Sun) 5:10:47

【人】 金海 叶冬



[ 机には未だ停滞したままのビンゴカード。
  達成できるように頑張っていた筈でした。
  
  もしカードが揃うなら。
  願いが叶うなら。 ]

 
(371) 2022/10/16(Sun) 5:12:18

【人】 金海 叶冬





[ 胸を張って友達と接したい。
  やりたいことをたくさん挑戦してみたい。
  できれば恋もしてみたい。
  いっぱいありがとうの気持ちを伝えたい。

  嫌いなボクを全部全部流して、
  ユメリンみたいにかわいくて元気で
  素敵な女の子になって、笑うんだ! 


  ちゃんと全部
  自分自身で揃えることが、できたなら。


  
  
  ボクは、ボクは ]

 
  
(372) 2022/10/16(Sun) 5:14:39

【人】 金海 叶冬




 ―――、


(373) 2022/10/16(Sun) 5:16:29

【人】 金海 叶冬



[ 旧校舎の幽霊捜査、
  ボクは無事せなちゃんを見つけられました。

  大きな声の先輩の言葉を背に、ボクは歩きます。
  どちらからでしょう。

  ボクとせなちゃんは手を繋ぎます。
  その手があたたかかったと思うなら
  それは気のせいではありません。


  ポンコツは徐々に根をあげ始めていました。
  帰ろうって言われるのがこわくて
  そのままボクは旧校舎を歩きます。


  ボクが話してなくたって
  大木先輩と賑やかにしてるからバレないよね、って
  ほわほわしはじめた目線を前に向けていました。 ]

 
(374) 2022/10/16(Sun) 5:24:46

【人】 金海 叶冬




 [ もし、願いを叶えてくれるなら ]


 
(375) 2022/10/16(Sun) 5:25:34

【人】 金海 叶冬



  …………あ




[ 白く、淡く光る、人影に見えました。
  それは人の形をしていますが、

  全体的に、のっぺりと、真っ白な影でした。


  ボクは多分、怖がりの分類に入ります。
  せなちゃんが握った手にボクは驚いたのです>>123
  でも驚くほど冷静に、
  せなちゃんの手を握り返しました。 ]

 

 
(376) 2022/10/16(Sun) 5:31:07

【人】 金海 叶冬






 [ 優しい聲を聞いていました ]




 
(377) 2022/10/16(Sun) 5:33:09

【人】 金海 叶冬



 
 [ もし■願いを 叶えて くれる■⬜︎なら
   あともう一■歩だけ 前 


  ■進む勇気 
   も も もももも 


  ち あ、@€8>g%
 ]
(378) 2022/10/16(Sun) 5:38:50

【人】 金海 叶冬





 [ そうだ、もっと簡単なことがあったね、
   言いたいとねがうことを言えないなら
   そんな喉は焼き潰してしまえばいい。


  

  言いかけてたことがまた一つ消えてまたふえて


  綻ぶまえにここからいなくなるんだ、

  こんなボクなら
  みんなの記憶から消えてしまえばいい。


  ボクは、ボクは! ]

(379) 2022/10/16(Sun) 5:47:07

【人】 金海 叶冬




 [ せなちゃんとつないでいた手は
   いつのまにか離れていました。

  気がついたらグラウンドで、
  甘いミルフィーユの香りが漂って

  おにいが興奮したような、
  どこか違うような声でボクを呼んで


  ……どうやってボクは帰ったのでしょう。
  せなちゃんと帰ったのでしょうか。
  事前に連絡はしたけれど、お母さんが
  心配して回収しにきたのかもしれません。


  夢をみているようでした。
  ……ゆめのむこうに、いるようでした。


  ……ボクは? ]

 
(380) 2022/10/16(Sun) 5:54:33

【人】 鈴掛 未早


 
―― 1st day


[ 何があったって明日は来る。

 一夜明けて、
 私は行動は変わらない方の人間だったらしくて、
 いつも通りの時間に校門を通る。 ]


  おはよ


[ 今日もあいさつ運動に立つ秋月がいれば
 いつもと変わらない挨拶を贈るだろう。

 動じてないように見える? それはそう。
 悩むことといえば、
 叶えることに意味があるのかどうかくらいだから
]
 
(381) 2022/10/16(Sun) 6:37:33

【人】 鈴掛 未早


[ それからは、
 移動教室が同じはずの誰かが
 ぎりぎりの滑り込みで来たりとか…こう

 なんか色々あったかもしれないけど―― ]


  ―― 聖奈!?


[ お昼。購買で焼きそばパン買って中庭に出たら、
 筆箱食べそうになってる聖奈の前を通りかかって>>178
 さすがにぎょっとしながら
 目の前でひらひら手を振って止めに入った。

 あれを超える衝撃的な事件はなかった……かも ]
 
(382) 2022/10/16(Sun) 6:38:07

【人】 鈴掛 未早



  なんていうか、昨日の話だったら、
  相談に乗るとまでは言えないんだけど

  話して楽になることとかもしあれば、全然聞くから


[ 何を思ってぼんやりしているかはわからないけど
 昨日のことである可能性は高いんだろうし
 それくらいは言っておきたかった。なんとなく **]
 
(383) 2022/10/16(Sun) 6:38:36
鈴掛 未早は、メモを貼った。
(a43) 2022/10/16(Sun) 6:40:12

鈴掛 未早は、メモを貼った。
(a44) 2022/10/16(Sun) 6:41:09

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─

[選択科目の時間。未國とは放課後と約束して、
 手を振って見送った。

 それまでは普段通りに過ごしていたはずが、
 いったん昨夜のことが脳裏に浮かんだら、
 もう払い落としにくくて。

 選択科目の授業中は、未國といい勝負なぐらい
 上の空の時間を過ごすことになった。

 昼休みにはグループのメッセージを読んだり
 送ったりしただろうし、そのときに
 だいぶ気は晴れただろうが、それはまた別の話。


 放課後になって、未國に招かれたのは
 気兼ねなく話せそうな場所だった>>271
(384) 2022/10/16(Sun) 8:12:00

【人】 大木慎之介

 

  んー……


[なんか答えと問われて、
 頭に浮かぶものはいくつかあるものの。

 頭の中に言葉として浮かんでいるものを、
 口から出すのはどういうわけか難しくて、小さく唸る]


  ……幸せってことなんだろうと、
  思うのは変わらないよ。……変わらないけどさ。

  なんて言ったらいいんだろうな……。


[孤独感と言えばいいのだろうか。
 それに近い思いな気がしても、どうにも言葉が出て来ない。

 いいことかどうかわからない──いや、
 悪いことのような気がしてしまい、
 そんなことはないはずだという思いも同時にあった]*
(385) 2022/10/16(Sun) 8:13:20
大木慎之介は、メモを貼った。
(a45) 2022/10/16(Sun) 8:14:25

【人】 未國 聖奈

 

── お昼休み:未早 ──


 今日のお昼ご飯は購買のパン。
 そう、そのつもりだったの。
 でもさぁ鞄持ってたのがだめだったんだ(きっと)
 パン食べようとしてたはずなのに、
 鞄から取り出した筆箱を… つい


 「 ……未早………?? え。 」


 …未早に止められなければ、きっと食べてた>>382
 パンと似たようなサイズだったんだもん
 仕方な……くはないか。

 
(386) 2022/10/16(Sun) 8:36:49

【人】 未國 聖奈

 


 「 うん…
   そんな真剣に悩んでるわけじゃないんだけどさ
   昨日のあれ、衝撃的だったなあ、って。 」


 一緒に食べよ、って隣を空けて
 並んでパン食べてくれるなら、改めて言葉にして。
 お願いごとの話はともかく、さあ。
 だってあたしたち幽霊見たんだよ?って。


 「 幽霊とか信じてなかったんだけど
   まじ、居るんだねえ。びっくりした。
   トイレの花子さん的な七不思議かと思ってた
   思わず叫んじゃったもん、昨日。 」


 未早もちょっと変な声出してたっけ‥
 あそこにいた人がみんなざわざわしてたから
 誰が何を騒いでたのか、ちょっと把握しきれてない

 
(387) 2022/10/16(Sun) 8:37:12

【人】 未國 聖奈

 


 「 なーんもビッグイベントなく
   高校三年間を終えるのかって思ってたけど
   まさかここにきて、こんな体験するとは
   あたし、思わなかったなあ 」


 え?未早にとっては
 幽霊よりもあたしが筆箱食べてた方が衝撃的だった?
 じゃあ未早の出弦高校ワンツーは決まりだね。 *

 
(388) 2022/10/16(Sun) 8:37:28

【人】 世良健人


 ─ 回想:大地 ─

[ 代替品>>107だなんて
  そんな君の胸の内を知ることがあったなら
  俺は珍しく複雑な顔をしただろう

  君じゃなきゃダメだった『あの時』
  本当にそれだけかな
  小鳥遊大地じゃなきゃいけなかった時は
  あるんじゃないのか
  
  綺麗事を並べ立てるしか出来ない
  俺は君のその心に反抗できる言葉を
  まだ持ち合わせていない ]
 
(389) 2022/10/16(Sun) 8:41:03

【人】 世良健人


[ はは、ジョークね。
  面白さで言ったら(60)1d100点くらい? ]


    要らないよ



[ ちょっと言い方キツかったかも。反省した。

  ホントは?喉から手が出るほど欲しいさ そりゃね
  別に強運じゃなくたっていいよ
  ただ普通に なれたらよかった


  ジョークの返しにしては、
  かなり真面目なトーンで、目を伏せて。 ]
(390) 2022/10/16(Sun) 8:41:55

【人】 世良健人



   人助けなのか
   もう必要ないと思って言ってるのか
   そこんとこは俺にはわかんないけど

   必要ない なんてこと、ないよ?
   まだ18なんだから
   これから何年生きると思ってんの
   人助けのために自分を減らしすぎるのもよくないし。

   友達から運もらって
   それで友達の運が少なくなって
   君に、何かがあったら

   それは俺も不幸だ



[ 誰かを踏みつけて得る幸せなんて要らない
  それが差し出されたものだとしても ]

 
(391) 2022/10/16(Sun) 8:43:08

【人】 世良健人



   25%に勝つ運なんて最高じゃん?
   大事に持ってろって。

   いつか絶対、"小鳥遊大地"に
   その運が必要な時がくる

   もしこっそり分けたら
   四つ葉のクローバー付きで突っ返すからな!
   すぐ分かるよ、俺のツキのなさは人一倍なんだから。

 
(392) 2022/10/16(Sun) 8:43:52

【人】 世良健人


[ 最後にはいつもの調子で
  ケラケラとわらってみせたさ

  助けたかったものは もどらないね
  変えたい過去も 変わらない
  俺だってよく、知ってるよ


  だから止めるんだ
  自棄にだけは、なっちゃいけないって。  ]**

 
(393) 2022/10/16(Sun) 8:44:26

【人】 未國 聖奈

 

── 放課後・大木と ──


 はちゃめちゃに失礼なことを言うね。


 「 そっか… 大木でも悩むことあるんだ 」

 
 言いました。>>385

 声も大きければ体も大きい大木が
 ぐるぐる悩む姿を見上げながら
 あたしが思った第一声は、そんなことだった
 不平不満、異議受け付けます。
 あたしと大木は多分そういうのは気軽に言い合える仲。

 
(394) 2022/10/16(Sun) 8:46:39

【人】 未國 聖奈

 


 「 あたしもぐるぐる悩んでる
   願いが無い、っていうこと
   大木が、それは幸せなんだよって
   そういってくれたこと

   幸せなんだろうし、毎日楽しいし
   高校生活は充実してるし
  
   あわよくば、みんな幸せになれ、って思ってるよ
   みんなの願い事が叶いますように、って
   そんなお願い事でもいいかなって思っちゃうくらい 」


 
他人のしあわせを願い
欲すること
は簡単で
 それはどこかあたしの性にも合っていて。

 
(395) 2022/10/16(Sun) 8:47:28

【人】 未國 聖奈

 


 「 でも、それでいいのかな、って
   あたしは、ぐるぐる悩んでる。  」


 大木の感じてる孤独感とはまた違うのかもしれないし
 孤独感がある、なんて口にされてないから
 あたしはそれを知ることはない

 だけど、きっとどこかで似たようなことを思ってた
 
……思ってるような、気がしていた。 **


 
(396) 2022/10/16(Sun) 8:47:46
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a46) 2022/10/16(Sun) 8:51:34

世良健人は、メモを貼った。
(a47) 2022/10/16(Sun) 8:54:44

金海 叶冬は、メモを貼った。
(a48) 2022/10/16(Sun) 9:04:09

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─


  おう。あるぞ、結構。


[未國とはそういうのを割と気軽に言い合える仲である。>>394
 だから失礼な内容ではあるが、特に気にはならなかった。
 まあちょっと拗ねたような声にはなったかもしれないが。


 それから続く言葉を聞いて>>395


  幽霊に会う前は似たようなこと考えたな、オレも。
  願い事があるみんなは、誰にも邪魔されずに
  願いを叶えてほしいって。

  ……けどさ、その願いのおかげで……
  誰か死んだり、消えたりするかもしれないって思ったら、
  それは……イヤだな……。


[昨夜のことを考えると、どうしても脳裏に浮かぶのだ。
 白瀬の呟きが。>>229
 そのぐらい思い詰めている同年代がいる、という現実が]
(397) 2022/10/16(Sun) 9:33:04

【人】 大木慎之介

[それでなんとなく、感じていた思いが
 口から出せそうになって、言葉を探り]


  ……オレや未國はたまたま、
  そんな追い詰められたような願い事はないけどさ……。

  そういうこと考えてる人があの中にいるんだろうって。
  どうしようもない悩みがあって苦しんでる人がいて、
  それはオレには関わりのないことなんだろうって……

  ……オレは幸せだな、って思うんだけどさ。
  ちょっと寂しい……いや、『寂しい』も違うか……
  オレだけ仲間外れになってるみたいな。そんな感覚。


[それを一言で表そうとしたら『孤独感』になりそうだが、
 それも少し違うような気はするのだ。それでなかなか
 言葉にできずにいたのをなんとか言い終えてから]


  ……別にそんなことないってのは、わかってる。


[考えすぎ。気のせい。
 そういうものだとも思っているのを付け足した]*
(398) 2022/10/16(Sun) 9:34:16
大木慎之介は、メモを貼った。
(a49) 2022/10/16(Sun) 9:35:35

【人】 大木慎之介

─ 昼休み ─

[昼休みになって、グループをちらりと見て、
 内容に和んで相当気が楽になった。

 昨夜のグループが事務連絡に使われるのでなく、
 友人同士のグループのような様子なのにほっとしたのだ。

 まさか不憫に思われているとは想像もしなかったし、>>272
 密かに代理が活動しているのも知らなかったが。>>273

 重いことを考えがちだった気が晴れて、
 それで一日乗り切れる気分になった]*
(399) 2022/10/16(Sun) 9:54:45

【人】 大木慎之介

[そうして昼食を食べようと思ったとき、
 ずっと続いていた腕の痛みが気になって
 袖を捲くってみたら、痣ができていた。 
 秋月に掴まれた場所である。>>310

 あのときは謝罪を受けて、>>311
 「おう」としか返せなかった。
 驚いたのと困惑したのとで、言葉が出なかったのだ。

 振り払う気は起きなくて、秋月が自然に腕を離すまで
 そのままにしていたけれど。

 何を思ってそうしていたのか、想像は全くつかなかった。

 それで驚きや困惑のほうが強くて、
 当時は痛みを感じる余裕が無かったのだ]
(400) 2022/10/16(Sun) 9:55:16

【人】 大木慎之介

[旧校舎を歩く間も、その後も、
 なんだかんだで気を張っていたのだろう。
 家に帰って眠るまで、腕に痛みは感じなかった。

 今朝になって腕が痛い気はしたが、
 遅くなったことで慌ただしくて、
 着替えのときにも気付かなかった。

 やっと昼になって腕を見てみたら、
 痣ができるほどの掴み方だったことに気付いて。
 気付いたら余計に腕が痛い気がし始めた。

 その後の秋月は平常心だったように見えた。
 驚かされたのはあの一瞬だけだ。

 それが、友人だと思っていた相手の
 知らない一面を見せつけられたかのようで、
 昨夜感じた衝撃のひとつだった]
(401) 2022/10/16(Sun) 9:55:48

【人】 大木慎之介

[秋月といえば。

 風紀委員会に生徒会の者が行くと、
 秋月に追い返されるという出来事があった。>>301

 大木が副会長となってからは、
 生徒会室に各委員会の人が尋ねてくるなら
 相手をするのは主に大木だった。

 だが、各委員会に生徒会の者が出向くときには、
 役職の無い会員が使い走りのように行くことが多かった。

 しかしながら、それでは風紀委員会は受け付けてくれない。
 それで困って会長が出向いて、会長も追い返されて。

 なんで秋月がそんなことをするのか、と疑問に思いながら
 大木が向かったら、すんなりと用事が済んだのだ。

 それ以来、風紀委員会にだけは必ず大木が出向いた。
 どんなに用事が詰まっていようとも、である。
 でなければ話が進まないのだから仕方ない]
(402) 2022/10/16(Sun) 9:56:27

【人】 大木慎之介

[なぜそんなことになってしまうのか、
 理由を邪推する人もいそうな話である。

 が、大木はなんとなく察してはいた。
 『俺の会長は慎之介だけだから』>>303──
 それを言われたのはきっと一度きりではなかったろうし、
 会長選挙を応援してくれていたのも、知っていたから。

 けれど、

  「オレは会長の器じゃないよ。
   会長の器ってのは、白瀬みたいのだろ」

 そう言い返したのは記憶に新しかった。
 白瀬夏実こそが会長に相応しい──そう思っていたのだ。
 生徒会の活動で、彼女をそばで見ていた者として、
 とても敵う気はしなかった。
 彼女が実際に会長だったかはさておき。


 それでも任期満了は互いに労い合うことになっただろう。
 チロルチョコのお返しは眠気覚ましのガムで、>>304
 なんとも釣り合いがよろしくなかったが]
(403) 2022/10/16(Sun) 9:57:19

【人】 大木慎之介

[秋月は大木にとって、得難い友人のひとりだった。
 “生徒会副会長を”ではなく
 “大木を”応援してくれる人だから。

 副会長になって以来、身に沁みたのだ。
 肩書ばかり見て本人を見ない人が、
 この世界には多数いるということが。

 幸せを祈ってくれることが嬉しかったし>>305
 短所と認識しつつ長所とも言い換えてくれるあたりも
 好ましいと思っていた。>>308

 なのになぜだろう、
 秋月のことを何も知らないような気がしてしまうのは。

 友人だとは思っている。
 もし秋月が拒まなかったなら、旧校舎探検以前に
 個人的に連絡先を交換していただろうぐらいには。

 けれどなぜだか、随分と距離が遠い人のように感じるのだ。
 彼が何を願いそうかなんてことにも見当がつきやしない]
(404) 2022/10/16(Sun) 9:57:45

【人】 大木慎之介

[それにしても大木おおき大木たいぼくとは
 駄洒落のような話である。>>301

 安心感があると言われたなら
 悪い気はしないであろうに。>>305

 まあどちらも、面と向かって聞く機会は
 無かったのかもしれないが]
(405) 2022/10/16(Sun) 9:59:16

【人】 大木慎之介

[グループのメンバーリストを開き、秋月の名前を探す。
 個人的に連絡先を知っていたとしても、
 今はここから送りたかった。
 
 彼が何を願いそうか見当がつかないからこそ、
 怖くなったのだ。

 自分を「雑草だ」と言い切る姿に>>306
 自虐的なものを感じ取ったせいもある。

 もし彼の願いが『消えたい』みたいな内容だったとして、
 それを知らずにそのままにしてしまったなら、
 悔やんでも悔やみきれないだろう。
 そんな不安が湧いての行動だった]
(406) 2022/10/16(Sun) 10:00:05

【人】 大木慎之介

[内容に悩んで何度か書き換え、
 できあがったのはごく短い一文だけ。

 秋月個人宛にメッセージを送った後は昼食を食べた。
 杞憂に終わって笑いたいものだと思いながら。

 もし同席している人がいたら、腕の痣が見えたかもしれない。
 何か問われても「昨日ちょっとな」としか言わないだろうが。

 その後はグループのメッセージ内容に和んだこともあり、
 気を取り直して午後を過ごした後、
 放課後には未國と話をしに行ったのだった]**
(407) 2022/10/16(Sun) 10:00:49
大木慎之介は、メモを貼った。
(a50) 2022/10/16(Sun) 10:03:40

【人】 未國 聖奈

 

── 放課後・大木と ──


 「 誰かが死んだり消えたり!? 」


 あっきーの呟きを拾っていないあたしは、
 大木の言葉に目を丸くする>>397
 大木が詳細を語らなくても、否、
 語ろうとしたら手で制止したりしたはずで
 そっかぁ…ぐぬぬ、と小さく呻いた

 それは嫌…というか、寂しいな、
 って思う気持ちは同じ。


 
(408) 2022/10/16(Sun) 10:36:04

【人】 未國 聖奈

 

 大木の言葉を黙って聞いた

 ── 寂しい、仲間外れ、
 別にそんなことないってわかってる、って
 あとから付け足された言葉。


 「 わかる気がするんだ、それ。
   ただの偽善だったりおせっかいかもだけど
   なんかさ、そこまで追い詰められてるひとが
   近くにいるのに、何も出来ないっていうか
   助けたがりだからさ、…寂しいよね。
   あたしの力じゃ、どうしようもないのかなって 」
  

 あたしは知らない、
 一番大切な妹分が、本当にお願いしたいことを。
 あたしはわからない、
 隠れんぼの得意な彼が、何から隠れているのかを。
 あたしは察せない、
 姉を避けるようにする後輩の、心の奥底を。

 あたしは聞けない、
 昨日あの場所にいたみんなが、
 本当は、何を願ってあそこにいたのかを。

 
(409) 2022/10/16(Sun) 10:36:40

【人】 未國 聖奈

 

 ──── ああ、だからかな


 「 あたし、だからすこし嬉しかったよ
   大木も同じように、思ってたこと
   仲間がいた、…って変な言い方だけど。 」


 それじゃいけないんだろうな。
 仲間がいて、安心してちゃ、だめなんだろうな。

 
(410) 2022/10/16(Sun) 10:37:16

【人】 未國 聖奈

 


 「 ……って、考えちゃうのも
   あたしたち、ただのお節介なんだろうなぁ。
   なにかできる、力になれる、っていう
   ただの思い上がり。

   …だとしたら、やっぱり
   ……………… 寂しいね。」


 あたしは、力無く笑うことしか出来ない。*
 
(411) 2022/10/16(Sun) 10:37:40

【人】 軽音部 千葉郁也

──昼休み終わり・工藤と──

[今日の放送当番が工藤だとは>>364
昼の放送で流れてきた声で気づいた。

だから話したのは昼休みの終わりに
工藤が戻ってきてからの短い時間だっただろう。

朝どれくらい時間かけているのだろうと
思っている巻き髪が今日は三つ編みに
纏められていたから、
姿を認めた時は二、三度目を瞬かせた。

片手で数えても余るらしい珍しい朝というのには
一年の時に遭遇したことはあっただろうか。>>282
どちらにせよ、天ヶ瀬のように
似合ってるねと爽やかに言える器量は
持ち合わせていないので、何と言おうか少し迷ってから
「寝坊でもしたの」という
デリカシーに欠ける発言が出たのは許して欲しい。]

 取材、何とかなりそうならよかった。

[代理にせよ責任感みたいなもので
頑張ってしまうのだろうとは思っているから、
そこは安心なようだ。

だから協力できることがあるなら
したい気持ちはやまやまだったのだけど──……]
(412) 2022/10/16(Sun) 11:09:19

【人】 軽音部 千葉郁也

[怪談話と言われて、うっ…、と眉を顰める。]

 ああ、うん、秋月先輩。
 工藤は面識あったっけ、
 昨日会ったとは思うけど。

 何か語りたがってたんだけど
 俺は聞いてる時間なかったから
 聞いてあげたら喜ぶんじゃないの…。

[ボソボソと告げる間も目が盛大に泳いだが、幸い
神の慈悲はあったようで

工藤は気づかなかったようだ。そう思いたい。]
(413) 2022/10/16(Sun) 11:11:27

【人】 軽音部 千葉郁也

[取材で来た工藤は願いごとのことは
どうするつもりだったんだろう。
そして今はどうするつもりなんだろう。

一年の頃からの付き合いで気安さのようなものがあるから、
聞きづらいこの話題も工藤にならできる気がしたのだけど。

時間なかったし昼休み終わりでA組の生徒も
殆ど集まってきていたし、
その時話すことは出来なかっただろう。]

 また時間ある時話してもいい?

[今日でなくても、まあ3日以内?だと助かるって
具体的さの意味は伝わると思うけど。

それだけ聞いたら自分の教室に戻ったと思う。]**
(414) 2022/10/16(Sun) 11:13:44

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─

[驚いて目を丸くする未國を見て、>>408
 衝撃を受ける姿に少しほっとした。
 同じ気持ちを感じているかのようで。

 詳細は言う気がなかった。
 大木自身、受け止めきれてないことでもあるから。

 『わかる気がする』と言われた言葉には>>409
 しばし考え込んで、未國の言葉が終わるまで黙り]


  ……オレが思ったのは少し違って……、
  つまんない人生送ってる気がするというか。>>233

  真剣に悩んで思い詰めてる人もいるのに、
  オレは知らずに生きてたんだなぁって。

  それでちょっと虚しくなった。
  ……オレは幸せなんだろうと、思うけどさ。


[言葉にしてみると、馬鹿馬鹿しい考えのように思えてくる。
 そんな悩みを抱えてどうする、と自嘲したくなるほどだ]
(415) 2022/10/16(Sun) 11:14:58

【人】 大木慎之介

 

  助けになれることがあるなら、なりたいけどな。

  たぶんオレの役目じゃないんだろうって思っちまう。

  同じ学校に通ってた友達が、
  実は異世界の住人でしたって言われてるような感じ。

  初めて会った人のこと、
  よく知らないのは仕方ないけどさ。

  ……友達だと思ってた相手でも、
  全然知らないような気がしてくるのはキツいわ。


[『寂しいね』>>411
 その言葉に同意するように頷いて]


  オレも未國がいてくれて助かった。
  独りでこれ考えてたら、絶対気が滅入ってる。


[仲間がいたことの安心感を分かち合った。>>410
 ここで立ち止まってはいけないかもしれないけれど、
 何をするか考えるのに必要な時間なのは間違いない]**
(416) 2022/10/16(Sun) 11:15:24

【人】 金海 叶冬



[ 昨日はボクがぼやぼやしてるうちに
  棗くんがボクをグループラインに参加させていたようです。

  おにいあるところに棗あり。
  信頼関係は多分、昨日いただけでも
  皆にだって伝わったでしょう、きっと。
  
  せなちゃんの名前やあやちゃんの名前。
  昨日の3年の先輩だとかが見つかって
  楽しそうにスタンプが送り合われている光景。

  こんなスタンプあるんですね。
  皆普通に、
  なんでもないかのように
  すごしているように見えました。 ]
  
  
(417) 2022/10/16(Sun) 11:28:34

【人】 金海 叶冬



 [ せなちゃんが前に送ってくれた鯖スタンプ。
  今も送っているようです。
  気にいってるんでしょうか。

  前にボクにもプレゼントしてくれました。
  クラーケン?ねこさん?
  お刺身?……ああ、包丁でそうなったんだ。

  いいなあ、楽しそうです。
  思えばボクはこんなグループに参加すること
  今までありませんでした。

  くす、みたいな
  ちいさな小さな笑みが漏れます。

  お家で一人。

  昨日ポンコツながら無理をしてしまったせいで
  学校はまた ゆっくり登校になってしまいました。 ]
 
  
(418) 2022/10/16(Sun) 11:29:37
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a51) 2022/10/16(Sun) 11:35:17

【人】 未國 聖奈

 

── 放課後・大木と ──


 「 つまんない人生、か。
   …あたしさぁ、毎日楽しいよ。
   悩みもなくて、願い事もなくて、幸せで。

   …だけど。
   悩むほど迷ってることとか、
   願うほど苦しんでいることとか
   あたしの生き方のはずなのに、
   あたしの中には、あたしが存在してなくて

   毎日は楽しいくせにさ
   それを望んで生きてるかって言うと
   自分のことなのに、首、かしげちゃう。」


 理解されなくてもいい。
 でもあたしは、似たような寂しさをもつ大木に
 ただ、ただ、言葉を並べる

 
(419) 2022/10/16(Sun) 11:40:07

【人】 白瀬 秋緒

― 1st day ―


  ………………


[ 常の起床時間よりも、大分早い時間
 1日目の目覚めはというと、あまり良くなかった
 昨夜姉と会ったからかもしれないし――有り得ない現実を経て自分でも思ったよりも疲弊していたのかもしれない
 ……姉と顔を合わせたくなくて、随分早く家を出た
 リビングにも寄らなかった。朝食はコンビニででも調達していこう

 風紀委員の挨拶は、別に毎日担当な訳ではない
(と思う)

 毎日立ってる先輩も居るかもしれないが
 今日は当番ではなかったけれど、
 ……早く学校に来たところで、何もやることはないのだから
 風紀委員の挨拶に参加した

 秋月とは少し離れたところに居たから、千葉との会話までは分からなかったが
 己も、ああ、昨日居た先輩だな、ということは認識出来た
 絵音の隣に居たから二年生だろうか、という、そんな認識である
 己が認識しているということは……相手も己を認識していてもおかしくない
 挨拶をされたら「おはようございます」と返したことだろう>>130
 常よりは多少朗らか余所行き
 風紀委員、と認知されるには、ほら、多少外面が必要だから
 と、いうのも、秋月から学んだ一部かもしれない* ]
(420) 2022/10/16(Sun) 11:40:27

【人】 未國 聖奈

 


 「 異世界の住人かぁ
   それはキツいね。突然遠くに行く感じ。

   …あたしさあ、怖いな
   みんなの悩み事を聞くの。
   まさにみんなが異世界に行っちゃうきがして 」


 だって、それこそ、
 誰かが居なくなったりするような願い事
 持ってる人がいるなんて、ショーゲキテキだったし


 「 …絶対気が滅入ってる、には同意。
   つか、異世界行っちゃうかも、って
   心構えがさ、できたことにも感謝してる。

   あたしたちの役目じゃないかもしれないけど
   …それでもさ、それでも。 」


 ひと呼吸、ふた呼吸分くらい、間を開けて
 ごくり、と唾を飲み込んでから

 
(421) 2022/10/16(Sun) 11:40:45

【人】 未國 聖奈

 


 「 知らないままは、あたしは、嫌かな
   大切な友だちなら、なおさら。」


 ほら、お節介でしょ? *
 
(422) 2022/10/16(Sun) 11:41:23

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─


  ……望んで生きてるか、どうかか。


[楽しくて、幸せな日々を送っている。>>419
 同じ状況にあると言えた。
 それが望んで選び取った生き方なのかどうか、
 ぱっと答えが出てこないのも]


  生徒会は望んで入ったけど、普段の生活全部が
  自分の望んだものかって言われたら……、
  オレもよくわかんないな……。


[与えられた人生を送っていて、
 それがたまたま、幸福なもの。
 そういった印象のほうが、近かった]
(423) 2022/10/16(Sun) 12:11:40

【人】 大木慎之介

[みんなが異世界に行っちゃうかもしれない。
 絶対気が滅入ってる。
 同じ感覚を共有してくれる人が目の前にいることが、
 本当に心強かった。>>421

 だから意を決したような言葉もすんなりと心に響く。>>422
 それもまた同じことを考えていたからだった>>406


  そう……だな、オレもそう思う。
  だから一人には聞いてみたんだよ。

  もう一人、話聞いてみたい人はいるんだよな……、
  そっちこそオレには絶対話してくれないんだろうって
  思うんだけどさ。


[相手が誰とは言わぬまま、既に起こした行動の話と、
 まだ行動にも起こしていない話をした。
 もし問われれば、どちらのことも名前ぐらいは答えるだろう]


  知ってる奴の知らない顔見るかもしれないって、
  ……怖いんだな。


[18年生きてきて、やっと初めて気付いたことを呟く。
 それだけ平和な人生を送ってきたということなのだろう]
(424) 2022/10/16(Sun) 12:12:10

【人】 大木慎之介

 

  後悔しないようにしたいよな。
  みんなどんな願い事抱えてるかわかんないし……。
  死にたいとか殺したいとか、
  そういうのの可能性だってあるわけだし。

  そいつが選ぶ願い事を、
  事前に納得できたらいいと思う……。


[お節介なのかもしれない、邪魔なだけかもしれない。

 けれどもし知らないままにして見過ごして、
 後で結果を知ることになったなら。
 願いの内容によっては、
 きっと深く苦しむことになるのだろうから。

 誰が何を願っても、それを納得して送り出せれば、
 いくらか傷は浅くなるだろう。

 ……重い願いを抱く人を自分に引き留められるとは、
 大木はあまり考えていなかった]**
(425) 2022/10/16(Sun) 12:12:34

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 未國 ――

 短い、かぁ。

[君の答えをそのまま反芻する。>>218
 短い。
 確かに短いとは思う。
 けど、それって……

 考えていれば、
 辿り着いた先が正解であること
チャンスという認識
を知る。>>220

 あぁ、やっぱり。
 未國は基本的に、
 願いは叶えてもらいたいんだね。
(426) 2022/10/16(Sun) 12:23:10

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ……それって、怖くない?

[問うたのは、多分純粋な疑問だった。
 幽霊は、願いを叶えてあげるとは言った。
 でも、条件も何も言わなかった。]

 これはただの持論なんだけど……
 世の中って、
 全体的にバランスが取れてると思うんだよね。
 つまり、その。
 誰かが何かを得するのであれば、
 当人かどうかは別としても、
 誰かがそれに対するお支払いをしている的な。
(427) 2022/10/16(Sun) 12:23:20

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 
 だとしたら、
 
 『願い』の対価は、

  誰がどういう形で支払うんだろうね?
 
(428) 2022/10/16(Sun) 12:23:31

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地


[君は俺の発言を
 どういう意味で聞き取っただろうか。

 俺としては、
 自身が対価を払う方がまだ安心できた。

 タダより高いものはない。

 そんな言葉がある様に。

 タダだと思ったら、
 とんでもないところで
 とんでもないものが支払われていたような。


 そんな結末は……
 到底、受け入れがたいもので。

 そう思えば、『願い』なんて、怖くてしょうがない。]
(429) 2022/10/16(Sun) 12:23:41

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地


 いっそ、
 幽霊の悪ふざけだったらいいんだけど……

[願いなんて、叶わなくても良い。
 
 もしかしたら、
 何処かで誰かがその支払いを強いられるくらいなら。**]
(430) 2022/10/16(Sun) 12:23:52

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 挨拶運動の途中、
 姉の姿を見掛けて、
 その姉が何時もより暗い顔をしていて、
 だけど己を見つけたら、ぎこちなく笑い掛けてくるから

 ――苦々しい顔をして、目を逸らす
 ……そういうところが、本当に、
嫌いだ
 ]
 
(431) 2022/10/16(Sun) 12:28:18

【人】 白瀬 秋緒

 
[ グループメッセージについては、
 確認はしても、会話に参加はしなかった
 大木の皆を気遣うメッセージにも何も返信せず
 そしてお昼頃にはわちゃわちゃと、取り留めのない話(というかスタンプ)で盛り上がっているのに、うわ……と若干引いた
 こういうノリに参加するタイプでもなければ、好きな訳でもない
 先輩たち元気だな……と、高校生らしいくだらないやりとりを、一歩引いた調子で眺め、
 やっぱり、自動的な既読をつけるだけだった ]
 
(432) 2022/10/16(Sun) 12:30:30

【人】 白瀬 秋緒

 
[ でも、そうか
 文化祭も終わったのだから、残る三年生も、もう引退なのだなと思う
 お別れパーティーとか、するんだったかな
 その時には、行ってもいいな

 ちなみに己は、料理部の文化祭、苺のミルフィーユにはノータッチだった
 精々試作に参加し、朝の設営を手伝ったぐらいだろう
 天ヶ瀬とのわだかまりは、生まれる前に消えてしまったから>>0:607
 気まずいとか、そういう理由ではなくて、
 単純にクラスとバド部の方に参加していたからである
 だから昨夜、バスケットを見ても、その提供主を知るまで、ピンと来なかった ]
 
(433) 2022/10/16(Sun) 12:31:37

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 少し前の事、になるのだろうか
 天ヶ瀬の言葉に機嫌を損ねて調理室の雰囲気を壊した時の事>>0:470
 ……己は、謝るつもりがなかった
 と、いうか、姉の話題を出され、キレた時、謝るという事がそうそうない
 謝ったとすればそれは相手にキレた事にではなく、場の雰囲気を悪くしたことに対してだろう
 だから、そのまま放っておいたら、調理室には暫く現れなかったかもしれない ]


  はい……?


[ が、天ヶ瀬の行動は早かった
 己がキレた次の日、一年生の教室までやってきた>>0:607
 その様子が何時もと変わらず、明るく柔らかいものであったし、
 駆け寄られたものだから、拍子抜けして逃げる隙もなかった ]


  ……そー、すか


[ 空いてた隣の席に座った先輩は、
 とても軽く、昨日の事を反省した
 謝罪とかでなく、それがとても軽い調子であったから、
 ……己にとってもその方が良かった ]
 
(434) 2022/10/16(Sun) 12:32:23

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……どーぞ


[ 昨日作ったマカロン
 ぶちまけなくて良かったし、握り潰さなくて良かった
 恐らく、無意識に、己に取っての手作り菓子とは、壊れてほしくないものなのだ
 だからほら、こうして、昨日の事も、穏やかに終わらせる事が出来る
 工藤との半分ことは、どちらが先の出来事だったか
 どちらか、後に起こった方の半分こ、先に起こった方を思い出したことだろう
 ]


  ……気が向いたら、行きます


[ それから、また、気兼ねなしに、調理室に行こうとも思えた    

 雨降って地固まる、と、いうか
 熱で溶かしてしまったチョコレートを、冷蔵庫で固める、みたいな
 なんか、そんなことを思った
 たぶん、料理部に入らなければ、思いもしなかったことだろうな、とも ]
 
(435) 2022/10/16(Sun) 12:32:54

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 天ヶ瀬青葉という先輩は、どこか捉えどころのない人で
 調子を狂わせられるような人だけど>>0:469

 あの質問たちに何かしらの意味
があるとは思わなかったし>>0:603
 その探っていたはずの地雷を思わぬ方向で踏み抜いたのだとも分かっていなかったし>>0:605
 先輩も色々考えているとは、あたしは全然知らないまま

 けれどその柔らかさにきっと、救われている
 あの出来事だってそうだったから

 だからこそ、調理室に居る時間が、嫌ではないのかもしれない
 天ヶ瀬が居て、天ヶ瀬と似たような部員も多くて、
 穏やかな空気、だから* ]
 
(436) 2022/10/16(Sun) 12:33:22

【人】 秋月壮真



[ 鏡に手で触れる。
  本来自分を映す鏡が
  映すのは己の
───……。


  
”忘れるな”

  忘れることなんて出来ない
  己の罪からは
げられない。 ]



 
       ( 声が届けば
         聲をどうか───……)


 
(437) 2022/10/16(Sun) 12:40:20

【人】 秋月壮真



[ 人は悩み、考え、動くことが出来る。
  どれかが多くても少なくても
  バランスは壊れるのだろう。
  悩み続けて動けないなんて偏りが非道い。

  人に頼って見放された時
  寂しいと思うのだろう
  悲しいと思うのだろう
  孤独に押し潰されてしまう。
  だから怖い、恐れるのだ。

  届かない空に手を伸ばすのなら
  俺がその手を取ろう>>141
  
  そう思っていたのに君は───………。 ]



(438) 2022/10/16(Sun) 12:40:41

【人】 秋月壮真



 ─ 回想:願いと
君の手
(健人) ─



[ 背中同士が合わされば
  この場で俺が感じるのは健人だけになる。

  君に支配される。
  俺にとっては二人だけの空間。

  だから、だから少しだけ
  ”俺”を出してもいいかと
  俺も探してたんだ、健人の手を。

 
  絡まる指
  それは今の俺たちのように
  すぐに離れそうだった
  だからその長い指に遊ぶように何度も絡めて
  最後に強く握り締めた。 ]


 
(439) 2022/10/16(Sun) 12:40:55

【人】 秋月壮真




        怖かった
        俺
生きてることが……
  
        ただ、家族の為に生きていた
        生きるしかなかった


 
(440) 2022/10/16(Sun) 12:41:07

【人】 秋月壮真



[ 握った手から伝わる温もりが、
  合わさった背中から伝わる温かさが、

  俺の奥にある重たい扉の鍵をこじ開けてくる。
  鍵を持ってないのに少しだけ開いてしまった。

  
「はーーーーー……」
と深く息を吐いて         
  健人の背中に寄りかかるように体重をかける。
  君が重さで地面と距離が近くなるくらにぐっと。 ]



  俺の寂しさを嘗めてもらっては困るな
  これ以上に重いから、俺の半分は。

  渡すから
  その重さで潰れるんじゃないぞ



[ 背中に乗り上げるように背を反らせて、
  面白そうに力も入れて
  重いだろ?
  ちょっと寄りかかるってレベルじゃないんだ。 ]


 
(441) 2022/10/16(Sun) 12:42:29

【人】 秋月壮真



         
君は人に優しくしてる

         
場合じゃないだろ……



[ ふっと背に乗せていた力を抜いた。
  ほら、君の番だとでも言うように。

  俺は君の半分をどうやって受け取っただろうね。
  でもきっとどんなに重くても強がって。
  「俺より軽いな」なんて言うだろうな。 ]
 


         ( この手を繋いでいる間の俺は
           君だけの俺で居られる。

           だから

           この手はもう少しこのままが良い。
           絡まった指が嬉しそうに少し動いた。)


 
(442) 2022/10/16(Sun) 12:42:57

【人】 秋月壮真



[ 俺の手を取ったのは健人、君の方からだからな。
  だからもし手を離すとすれば
君からだ。

  俺はずっと掴んでいるからね。

  掴めただろ>>142
  君が離さなければ
  君を投げようとしても出来ないね。
  じゃあ一緒に落ちようか
  君となら底に落ちてもいいんじゃないかと
  思ってしまう俺は悪魔かな。

  でも君がこの手を離せば俺はいつでも
  君を空に向かって投げるから
  羽根を羽ばたかせて大空にいけるように。

  そこからは君の自由だ。
  飛べたのなら落ちても来れる。
  それでも君がこの場所を選ぶのなら

  俺も羽根を出せるように頑張るよ。 ]



           ( 君のために何かをしたい
             それがきっと俺の勇気だ。 )*

 
(443) 2022/10/16(Sun) 12:43:14

【人】 秋月壮真


  ─ 朝:グラウンド ─


[ 体育館から移動しても
  おそらくそれでもまだ朝練前であったはずで


  グラウンドで動く人影を
  眺めていたら、健人らしい人物で
  近くで見てようかと近付けば

  座り込むその姿に>>284
  声をかけるつもりのなかった体は動くんだ。

  空を見つめる君の視界に突然現れて
  君の顔を覗き込もうか。 ]


  痛い?
  足怪我したのか?
  血は出てないね、攣った?

  泣くほど痛いなら
  我慢しないで泣いていいよ

 
(444) 2022/10/16(Sun) 12:43:22

【人】 秋月壮真



[ ハンカチ……おっとカバンの中だ
  風紀委員たるもの
  ポッケに入れてないなど弛んでるな。


  まだ朝だから服は綺麗だ。
  そんな前置きをしながら
  袖で君の涙を拭うことをしようとしたけれど
  拒まれなかったかな。

  座っていた原因がわかれば>>284
  痛さが落ち着くまで
  一緒に隣に座っていようと腰を下ろす。 ]

 
(445) 2022/10/16(Sun) 12:43:28

【人】 秋月壮真



  消すか
  消えるかって願い事?

  何を? 君のアンラッキーをかな
  ごめんね全部聞こえてた
  ズルしちゃったかな



[ 人のいないグラウンドって結構声が通るんだ。
  結構近付いていたってのもあるかな。
  「二択になってしまったね?」
  なんて首を傾けながら君にの方を向いて
  聞いてみようか。それは意地悪かな。 ]

 
(446) 2022/10/16(Sun) 12:43:41

【人】 秋月壮真




  悩む時間は、必要だ
  だから考えよう
  俺も一緒に悩みたいね


[ 健人の足の痛さが治れば
  立ち上がって手を差し出す。 ]


  おはよう、健人


[ 朝の挨拶まだだったな。と
  笑顔でする挨拶は1日の始まりだ。 ]**

 
(447) 2022/10/16(Sun) 12:43:48

【人】 未國 聖奈

 

── 放課後・大木と ──


 大木は、誰かに願い事、聞いてみたんだって。
 そうなの?って顔して、あたしは大木を見る

 あたしは…どうだったかな
 少なくとも朝までの段階では聞けてなかったし
 お昼休み、未早と話した時になにも話していなかったら
 きっと、誰にも聞けてないと思う

 ついでにあたしは大木の言うその人が
 「消えたがっている、消したがっている人」なのかなって
 勝手に解釈してた。その答え合わせは…しなくたっていい。


 
(448) 2022/10/16(Sun) 13:20:05

【人】 未國 聖奈

 

 だから聞かない。誰の事かなんて聞かない。
 だけど、行動を起こしたいって言葉を聴いたら


 「 偉いじゃん 」


 これは茶化してるわけでもなんでもなくて
 純粋にそう思ったんだよ


 「 聞こうとしてるのが偉いんじゃなくて
   そーゆー知ってるやつの知らない顔見ることに
   向き合おうとしてる、大木、偉いよ。 」


 そしてあたしもそんなえらいひとの仲間入りしたいな
 そういう人にあたしはなりたい、的な
 これは多分宮沢賢治。
あ、こっちは茶化してる。


 
(449) 2022/10/16(Sun) 13:20:27

【人】 未國 聖奈

 


 「 そだね
   願うひとも、願わないひとも、
   叶えたいひとも、知りたいひとも。
   みんな、後悔しなきゃいい、って思うな

   あーあー。
   あと二日かあ。 」


 大きく伸びをする。
 伸びをしたら、大木の背の高さくらいにはなるんだろうか
 ……ならないかな。30cmはきっとなかなか届かない。

 あと二日。
 結論なんかまだまだ出そうになくて
 そもそもあたしが何を願うのか≠セって。
 ……あたしは願う側≠ネんだって
 朝言われた会話の顛末はまた、別の話。>>426


 
(450) 2022/10/16(Sun) 13:20:46

【人】 未國 聖奈

 

 夕焼けはすぐそこまで迫ってる。
 だからあたしは「帰らなきゃね」って笑って
 

 「 またさぁ、あと二日の間に
   なんか、思うことがあったら話そうよ
   独りで悩んでるよりも、随分楽だもの。 」


 …なんて。
 
 職員室に呼ばれてたこと思い出して
 やっば、ってなるのはその5秒後の話。
 今日はやっぱりどこかぼんやりしすぎてる。


 「 じゃあ、また明日ね。 」


 明日がなくなればいい、
 そんな風に願っているひとも、いるのだろうか。*

 
 
(451) 2022/10/16(Sun) 13:21:11
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a52) 2022/10/16(Sun) 13:22:43

【人】 大木慎之介

─ 放課後・未國と ─

[聞いたところで何か成果があるものかはわからないし、
 大木は成果に期待もしていなかった。>>448

 ただ、諦めがつきやすくなればいいと。
 そんな後ろ向きな発想が元だったから。

 『偉い』という表現にきょとんとした>>449


  ……そうかぁ?
  未國に言ってもらえると元気出るな。


[ズバズバと思ったことを言い合う仲だからだろう、
 素直な思いを伝えてくれたのだという実感があったのだ。
 
内心の茶化しまで察知のしようはないが
(452) 2022/10/16(Sun) 14:00:05

【人】 大木慎之介

[普段あまり人との身長差を意識はしないが、
 伸びをする未國を見たときに、ふと思った。>>450
 小さいな、と。

 あと二日。
 とても、とても短い時間だ。
 聞きたいことを尋ねきれるのかもわからないぐらい。

 けれど未國の申し出は願ってもないことで>>451


  おう、ありがとな未國。
  気軽に連絡くれよ、オレからも送るかも。
  じゃあ、また明日。


[実際に何か話すことがあるかどうかは重要でない。
 同じような気持ちを抱えて、
 それぞれ向き合いたい相手がいる仲間同士と思うと、
 実に心強かった。

 去っていく未國を見送った後、空を見上げた。
 もうすぐ夕焼けになって、
 あっと言う間に一日目が終わってしまう。

 ……あと、二日。]*
(453) 2022/10/16(Sun) 14:00:33
大木慎之介は、メモを貼った。
(a53) 2022/10/16(Sun) 14:07:35

【人】 未國 聖奈

 

── 朝:小鳥遊と ──


 三日間が長いか、短いか。
 導き出した答えに返ってきた言葉は
 すこしだけ、意外なひと言だった>>426

 え?と聞き返すまもなく、
 小鳥遊の言葉は続き、あたしは「怖い?」と聞き返す>>427
 そうすれば、願いの対価の話が続いただろうか。>>428

 尾鰭のついた噂は聞いてたからさ>>0:567
 意外、って話ではなかったんだけど、それでも。



 「 ……代償。 」


 あたしは噂話の言葉のほうを、繰り返す。
 それを小鳥遊は対価だと言った。
 本質的には、全く同じだろう。
 だけど ──────── 、

 
(454) 2022/10/16(Sun) 14:15:13

【人】 未國 聖奈

 


 「
誰が
支払うか…… 」


 一瞬チャリを押す手が止まり、小鳥遊を見る。
 そう、あたしは自身が対価を払うものだと思って
 
と言っても半信半疑だったことは否めないけど

 昨日の幽霊の話を聞いていたし、考えていた。

 だけど小鳥遊の言葉じゃ、
 そうじゃないかもしれない ──── って。

 
(455) 2022/10/16(Sun) 14:15:38

【人】 未國 聖奈

 

    代償 [ だい - しょう ]

    1.本人に代わって弁償すること
    2.他人にかけた損害のつぐないとして
      その代価を出すこと
    3.ある目標を達成するために払う犠牲や損害

                   広辞苑


 
(456) 2022/10/16(Sun) 14:16:04

【人】 未國 聖奈

 


 「 魂取られるかも、とか聞いたよ 」


 これは根も葉もない、噂話。
 それを真に受けなかったのは、
 昨日の幽霊がそんなことするはずもない、って
 そんな印象を受けたから … だけど。

 印象なんて、一番信用できない。
 あたしがそれは身をもって、分かってることじゃんね


 
(457) 2022/10/16(Sun) 14:16:25

【人】 未國 聖奈

 


 「 怖い、かあ。そうだね、怖いかも。
   魂取られるのも、魂取らせるのも怖いし
   誰かに迷惑はかけたくないかな 」


 ここまではきっと小鳥遊と同じ気持ちだった >>430
 小鳥遊の心の裡はわからない、聞こえないけど
 少なくとも小鳥遊が誰かに迷惑をかけてまで
 願いを叶えたいなんて思わないだろう、って。

 そう思うあたしの小鳥遊評は、
 話してくれなくても、あながち間違いじゃないでしょう?


 でも。
 チャリを押しながら、あたしはさらに続きを考えている。
 ほんの少し俯いて、

 
(458) 2022/10/16(Sun) 14:17:05

【人】 未國 聖奈

 



 未國は基本的に、願いは叶えてもらいたいんだね
 願いの対価は誰がどういう形で支払うんだろうね

   ────── 小鳥遊の言葉を、反芻する。

   怖いとか、怖くないとかじゃなくて、それ以前に、

                 ねえ ──────

 
(459) 2022/10/16(Sun) 14:17:45

【人】 未國 聖奈

 


 「 ねえ、小鳥遊 」


 チャリを押す手をまた一瞬だけ止めて小鳥遊を見上げる
 あたしの勘違いだったらいい。
 どうか、ここから先は、あたしの勘違いだったらいい。



 「 小鳥遊は、
   大切な誰かが願いを叶えたがっていたら
   自分が対価を支払ってもいい、ってそう思ってる?
   ……例えばそれが、魂だとしても。 」


 そうでなければいい、って思った
 でも、もしかしたら、あなたは ────── 、

 
(460) 2022/10/16(Sun) 14:18:09

【人】 未國 聖奈

 


 それが
存在証明
になる と思ってないかな >>0:318 *



 
(461) 2022/10/16(Sun) 14:18:48

【人】 未國 聖奈

 

── 放課後・大木と ──


 元気出る、なんて言われたら >>452
 うっかり「でしょう〜?」って調子に乗った

 非現実的な事象に出会って
 非現実的な悩み事を抱えて。
 だけどそれがまぎれもない現実だからこそ
 あたしたちはきっと困っている。

 困っているからこそ
 向き合いたくないからこそ
 向き合わなきゃいけないからこそ
 あのグループチャットには普段通り≠ェ
 並んでいるのかもしれない。現実逃避、っていうやつ。

 じゃあまた明日。
 その言葉の裏で明日が来るといいな≠チて
 ほんの少し心に不安を隠したのは、大木には、内緒。 *

 
(462) 2022/10/16(Sun) 14:33:19
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a54) 2022/10/16(Sun) 14:34:04

【人】 大木慎之介

[大木が思いを問いたいもう一人の相手とは、
 白瀬秋緒だった。

 彼女が言う『あいつ』とは姉・夏実だろうとは思う。>>229

 では、そこにはどんな思いがあるのか?
 どんな思いが重なれば、
 実の姉を『いなくなれ』と願いたくなるのだろうか。

 それがどうしてもわからなくて、
 わからないから頭ごなしに拒絶したくなって、
 でも、それをしたくなかった。

 だから知りたくなったのだ。
 なぜそんなに姉を疎むようになったのかを]
(463) 2022/10/16(Sun) 14:45:06

【人】 大木慎之介

[夏実のことなら多少知っている。
 生徒会のほかに部活と委員会の活動もしていたこと、
 出弦高校は本来の志望校ではなかったこと、>>0:621
 ピアノを習っていたらしいが辞めたらしいこと。

 全部本人があっけらかんと話していたことだからだ。
 そして、よくもそんなに様々な活動をして
 全てをきっちりこなせるものだと、格の違いを感じたのだ。

 裏方仕事の後輩たちの名前をいつの間にか把握していて、
 丁寧に声をかけているのを見たことも何度もあった。>>191

 大木も同じように声をかけるタイプだからこそ、
 逆に恐ろしくすらあったのだ。
 いつの間に他の部活の面々の名前を覚えてくるのだろうと]
(464) 2022/10/16(Sun) 14:45:24

【人】 大木慎之介

[そんなこんなで共に生徒会の活動をする間に、
 大木は白瀬夏実を“会長の器”だと思った。>>403
 入ってきたのは二年の途中だったのに、である。>>0:621

 夏実とは絶対に比べられたくないとも思った。
 負けがはっきりしていると感じていたからである。

 実際の評価は、生徒会の活動だけに限れば
 評価者の好みの問題でしかないぐらい差が無かったのだが。
 その他の活動も総合すれば、
 ほとんど誰から見ても夏実が上だったであろう。

 そのことを、大木はあまり気にしなかった。
 大木にとっては、自分より上に誰か他人がいるのは
 当たり前のことだったからだ>>84
(465) 2022/10/16(Sun) 14:45:43

【人】 大木慎之介

[けれどもし、夏実がもっと身近な存在であって、
 比べ続けられていたら、疎ましくもなるのだろうか。

 それは想像できることではある。
 けれど、白瀬秋緒本人から思いを聞いてみたかった。

 そして秋緒が本当に姉がいなくなることを願うのなら、
 それが仕方のないことで、それ以外に方法が無かったと
 納得できればいいと思っていた。

 自分にやめさせられるとは思っていないし、
 やめさせることが正しいのかもわからなかったから。

 自分の幸せのために誰かを消すのが罪だとしたら、
 罪を犯さないために誰かに苦しめられ続けるのは
 その誰かの罪にはならないのだろうか?

 そんな疑問が浮かんでしまうのだ]
(466) 2022/10/16(Sun) 14:45:59

【人】 大木慎之介

[だから、秋緒に呼びかけて問いかけたくて。
 けれど彼女から感じた拒絶の気配を思い出して、
 指が止まる。

 メッセージグループのメンバーリストを眺めては、
 何もできなくて閉じ、また開いて、また閉じ。

 校庭の隅っこの木陰、内緒話にうってつけの場所。
 放課後にそこを訪れてから、
 しばらくの間そうやって佇んでいた]**
(467) 2022/10/16(Sun) 14:46:12
大木慎之介は、メモを貼った。
(a55) 2022/10/16(Sun) 14:49:21

【人】 白瀬 秋緒

― 昼 ―

[ その日の己はというと、周りからはそうおかしくもなく見えていたのではないかと思う
 そもそも常に、気怠げにしているから、多少気が抜けていてもバレないというのはある

 昼休憩の放送
 その当番は工藤だった>>363
 何時も通りの声、何時も通りの放送、に聞こえただろうか
 スピーカー越しならば姿は見えないので


 ……工藤は、昨日の事を、どう思っているのだろうと思う
 幽霊に質問していたことを、思い出しながら>>268
 なんとなく、彼女は冷静に見えていたから ]
 
(468) 2022/10/16(Sun) 14:51:51

【人】 白瀬 秋緒

 
[ お昼の放送、とは、学校生活における日常だと思う
 落ち着けるんじゃないかと思ったのは、そんな日常に縋ったからではないかと思う>>192

 己は幽霊とか、そういうホラーやオカルトには興味が薄く、
 また、特に怖いということもない
 ただ……そもそも探索に参加したのは、きっと、“願い”に惹かれたからだ
 叶えたい願いなんて、ないはずなのに>>0:156

 己が願いについて考える時、それは不快な事を思い出すということが伴う
 だから……だからこそ、その嫌いじゃない声に、自分を繋ぎ止めておきたかった>>190
 つまり、理性を保っておきたかった、ざわつく心を抑えておきたかった、みたいなもの、かもしれない

 だから、隣で七不思議の話を振られた時も、>>265 ]


  え?
  やー……聞いたことねーすけど

  ……今度また、本校舎に忍び込んでみるとか……


[ 工藤に合わせて小声にはなっていたけれど、
 声の調子としては普段となんら変わらなかった
 挙げ句、七不思議探索を提案する有様だった
 だって音楽室とか人体模型とかトイレとか、
 七不思議は夜に起こるものじゃん ]
 
(469) 2022/10/16(Sun) 14:52:32

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 幽霊の声は、ひどく優しいものだった

 だけどその声に挟まって聞こえた工藤の声をやけに覚えているのは
 近くにいたから、というのもあるだろうけど、
 その声を聞いて、少しばかり現実に引き戻されたから、かもしれない
 ]
 
(470) 2022/10/16(Sun) 14:53:01

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 限定品プリンに対する、おばちゃんの、半分こという提案
 たぶん、先に頷いた工藤に>>259
 え?マジで?そちらさん的にはアリなの?と内心ツッコミを入れた 

 で、結局折半した代金を払い、中庭で二人
 暫くお互い黙っていた
 あ、ノリノリで半分こをOKした訳じゃないのか……とそこで気付いた ]


  はあ……
  どうも


[ しかしここまで来て遠慮も何もなく、
 先に、と促されれば、縦に割った半分を先にもらった>>260
 プリンはとても美味しかった。流石超限定品である
 青葉先輩なら喜びそう、いや、もしかしたら自分でも作ろうとするかも、とか思いながら、
 己自身の雰囲気も柔らかくなっていただろう ]


  そーっすね
  ……流石に、すげー美味しい


[ 食べられて満足した気持ちと、
 この先輩が食べられて良かったなという気持ち、
 提案したおばちゃんすげーとこの時思った ]
 
(471) 2022/10/16(Sun) 14:53:45

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 緩んだ空気で、半分この延長線上
 姉の名前を出された時は、普通に空気を壊しにいったけども
 それでも、会話は続いていた

 彼女にとって、「白瀬さん」はあまりどちらでもないことは知らなかった
 姉から話を聞くことはないし、彼女から姉の話題が先に出てきたから ]


  あきちゃん……???


[ でもまーいいか
 このやりとりで、工藤にとっての自分は、「白瀬さんの妹」でなくなった気がしたから
 突然フレンドリーな名前で呼ばれたのは驚いたけども

 工藤にとってわりと勇気のいる提案だったことは、未だに知らない>>262
 別に、なんでもいーすけど、と否定はしなかったから、
 そのまま「あきちゃん」だったのかは、工藤のハートの強さによるかもしれない

 文化祭で聞こえた、メイド喫茶の宣伝文
 「おかえりなさいませ御主人〜♡」で始まりつつ、
 後半は真面目に宣伝しているそれ
 頑張る、と言われた手前なんか申し訳なくなりつつも、ちょっといいなと思った
 あとプロ根性がすごいな、とも
 工藤の宣伝を聞いて、あの可愛い声のメイドさんがいるのかと思って来た客もいるとかいないとか
 半数は女装メイドの太い声に出迎えられるんだよな、可哀想 
]
 
(472) 2022/10/16(Sun) 14:54:50

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 姉と重なりつつも、少しずつ重ならなくなってくる彩葉先輩
 半個分詰めた距離は、未だ、遠ざけてはいない** ]
 
(473) 2022/10/16(Sun) 14:55:03

【人】 未國 聖奈

 

── お昼頃・かなちゃん ──


 スタンプの押収は
 包丁だったりねこに食われたり
 くま…が食ってたのは鮭だったか
 はたまたもっとやばそうなイカだったり

 自分が鯖を送ったのが発端だったのは否めないし
 ましてや魚屋扱い!されているなど。
 でもさばはおいしい

 そんな中、かなちゃんから送られてきたスタンプ
 一限の合間だ、サイレントモードで点滅するそれを
 こっそり机に隠して開き見る

 
>>>鯖いばる<<<

 
 思わず授業中なのに吹きそうになって
 教科書で顔を隠した。

 
(474) 2022/10/16(Sun) 15:01:19
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a56) 2022/10/16(Sun) 15:02:39

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 昼休み:千葉くんと ──
 
 
 毎朝、5時には家を出る僕にとって
 " お弁当 "なんてのは夢のまた夢であって。
 そんな早い時間から親に頼むのは気が引けるし、
 家のキッチンで僕が何かを作る事は無い。今は。
 昨日のミルフィーユは昼に調理室で作ってから、
 一旦学校の外に出て。夜になるのを待って
 門から昇降口へ持って行ったモノでした。
 内緒の探索なんかするんだから
 アリバイ工作はしっかりしておかないとね。 

 
 だから通学途中、
 コンビニでなにか買ってから学校に来るか
 学校の食堂に行くか。だいたいその二択だ。
 
 今日コンビニで買ってきていれば ───
 休み時間、お腹を鳴らした彩葉ちゃんに
 もう少しマシなものを提供できたのだけど。
 昨日の事を考えながら歩いていたら
 コンビニに寄るのも忘れて学校に着いてしまっていた。
 
 そんなわけで、食堂に向かうべく
 教室を出ようとしたところで、
 2−Aを覗きに来た千葉くんと出会った。 >>317
 
 
(475) 2022/10/16(Sun) 15:31:38

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 ああ、千葉くん やっほー ! 」
 
 
 彼の目には、普段と変わらないテンションの僕が
 映っていればいいなと思う。>>318
 誰かに『 演劇部にも入ればいい 』 >>0:193
 なんて思われている事は知らないけれど、
 " コミュ強の天ヶ瀬 "も2年目だからね。
 まあ、感情が高ぶった時とか
 たまにボロは出るのは仕方ない。


 それから謎の瓢箪について尋ねられれば
 
  
  「 ひょうたんは、ひょうたんだよ。
    かわいいよね、ひょうたん。 」
 
 
 昨日、千葉様専用皿に書き加えたひょうたん。>>0:262
 僕から見ても 紛う事なきひょうたんだったのだから
 もう最初からひょうたんを書いた事にした。
 
                それと ────
 
 
(476) 2022/10/16(Sun) 15:31:43

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  「 禁断のバターサンドのこと ?
    知りたい …… ?
    ひとくち3000キロカロリーの秘密……

    知ったからには食べてもらうよ? 」
 

 僕が書き込んだメッセージについて聞かれたら 
 幽霊に負けないほど優しい声で、彼に囁こう。
 
 
(477) 2022/10/16(Sun) 15:31:45

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  まあそんな冗談を飛ばしたりもするけれど、
  日常だけに縋ってる場合じゃない事も分かってる。
 
  2−Aに来た用件があるのなら聞いただろうし
  「 千葉君は決まった ? 」なんて
  周りの目を気にしながら
  小声で尋ねてみたりしたかな。 *
 
 
(478) 2022/10/16(Sun) 15:31:48
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a57) 2022/10/16(Sun) 15:58:59

【人】 秋月壮真



  ─ 朝:3年廊下 ─


  大地、おはよう
  帰れた……ようだなその様子じゃ

  寝れたか?
  学校も騒ついてないってことは
  みんな心の内にしまってるんだな

  大地も……大丈夫じゃないよな
  大丈夫って言ったら強がりって受け取るからな


  ………(君には酷なことをした)


  君ならあの幽霊に肩入れしそうでさ
  俺は放課後少し旧校舎について
  調べようと思う

  何もわからなくても
  何かしていたいんだ

  登志郎も気にしているらしいから
  力になりたいってのもある

 
(479) 2022/10/16(Sun) 16:13:56

【人】 秋月壮真



[ 昨日誘ったこと。
  先に謝るのは違うと思った。
  誘われた君が俺のせいだと
  責めるのは当然だろう。

  だから君は俺に石だって投げつけて良い。 ]


 
(480) 2022/10/16(Sun) 16:14:14

【人】 秋月壮真



 ─ 回想・大地 ─


 そうか、大地はそう考えるんだな
 俺は逆だ
 死者は肉体は朽ちても精神は残る
 精神が魂だと考えている

 ただ、それを
 現世では
表現できないのだと
思ってる
 制限くらいはありそうだな


 だから成仏できないものがいる
 意思を伝えられないからだ


  
(481) 2022/10/16(Sun) 16:14:29

【人】 秋月壮真







でも、意思がないと思った方が 
 大地は苦しまないか…… 
 君のたどり着いた答えはそこなのか? 

  
(482) 2022/10/16(Sun) 16:14:41

【人】 秋月壮真



[ 答え合わせなんて
  させてくれないのだろ?>>101

  大地の大切な人
  君を置いていってしまったこと
  君の行動の理由の存在

  見てるよ。見えなくても君を見てる。
  墓があるんだろ?
  あれは死者の現世での居場所だ。
  移動だって出来るのかもしれない。

  
  生きてるやつにそう思われたら
  悲しいじゃないか

  俺のは理論を超えた感情論に過ぎない
  死後のことなど死んだ者にしか
  結局はわからないのだから。


  だから感情のこもってない大地に
  きっと彼は俺の先へいるのだろうと悟る。 ]


  
(483) 2022/10/16(Sun) 16:14:55

【人】 秋月壮真





[ 動きを止めた心臓は>>101
  切っ掛け一つあれば
  また動き出すとは思わないか?

  俺は希望を捨てたくはないんだ。 ]

 
(484) 2022/10/16(Sun) 16:15:01

【人】 秋月壮真



  自分か
  自分自身を納得させるのは難しいな

  自分が一番自分の嫌なところを知ってる
  自分が一番信じられない


  でもいざという時頼れるのは自分だから
  どうしても切り離せないんだ

  自分自身に証明は必要か?
  証明できなければどうなる
  自己完結には終わりがないぞ


  少しずつでいいから、他人に対して
  存在認知を渡してもいいんじゃないか? 



[ 今の大地に俺の声は届くのか
  わからない、でも
  大地のその問題を
  一人で抱え込ませたくないと
  思ってしまった。俺には何が出来るだろうかと。 ]

 
(485) 2022/10/16(Sun) 16:15:17

【人】 秋月壮真



  ─ 朝:3年廊下 ─


[ ──────
あ。思いついた。


  大地の目の前で
  そんな顔をしたと同時に

  俺は君の手を取るよ。 ]


  
1限目サボろう




        
……いい天気だしな




 
(486) 2022/10/16(Sun) 16:15:45

【人】 秋月壮真



[ 大地にだけわかるように
  耳元で囁いた。
  騒がしい廊下では
  君にも聞き取れたかは謎だけどな。

 
  取ってつけたような
  いい天気という話題も添えて。
  大地はどうする?
  俺の手は君なら振り解けるはずだ。


  いいよ、振り解いても
  君が一人で考えたくても
  他の誰かの方が話やすくても
  俺は君を否定しない。
  
”君”をね。


  そうだな、手が離れたら
  君に笑顔を送るよ、
  どちらにしても
  俺はサボる。風紀が怖い?
  気にするな
俺が風紀委員だ。
 ]


 
(487) 2022/10/16(Sun) 16:16:11

【人】 秋月壮真



   ─ 1限目:屋上 ─


 [ サボり仲間がいるかもしれないな。
   そう思って開けたドアの先には
   空が開けていただろうか。

   誰か居れば注意はするだろう。
   風紀委員だからな。
   ……なに?俺が面倒臭いやつだと?
   今に始まったことじゃないさ。


   今の気温は……
   まあ寒くはないんじゃないか
   日陰で壁に寄りかかって
   俺がすることといえば────。 ]

 
 
(488) 2022/10/16(Sun) 16:16:37

【人】 秋月壮真




   
寝るか




 [ サボりだもんな。寝ないでどうする。
   もし、大地が隣にいるのなら。
   続く言葉がある。 ]
 

 
(489) 2022/10/16(Sun) 16:16:46

【人】 秋月壮真



   大地の兄さんのこと教えてよ


   同じ兄として気になるだろ

   死者が2度死ぬのは
   人の記憶から消えた時だ


   だから教えて、
   
君から見た君の兄を知りたい



 [ 一回り違えば俺とはまた違った
   兄弟の形なのだろうけれど>>106
   その時語れなかったその先を
   聞きたいと思ってしまったから。

   帽子を深く被って
   寝る姿勢ではあるけれど。
   大地が話してくれるのなら。
   俺は静かに聞いてるよ。 ]**


 
(490) 2022/10/16(Sun) 16:20:21

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 回想:健人 ――

[あ、間違えた。
 と思ったのは、刹那の後のことだった。>>390

 ……ごめん、
 安易なこと言った。

[きっとそこは、君が踏み込まれたくなかったスペース。
 土足で踏み込まれたら、それは腹も立つよね。

 それでも君は、君なりに、
 まじめに返事を返してくれた。

 ……優しいね、
 好きだよ、そういうの。]
(491) 2022/10/16(Sun) 16:34:56

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 美味しいものは、
 分け合うと二倍美味しいとか、
 言うだろ、そういうの。
 そういう気持ちだったんだ。

[減るような分け方をするつもりはあんまりなくて、
 例えばほら、
 雨男と晴れ男が一緒に出掛けたら、
 どっちが勝つんだろうねみたいな、そういう感じ。]

 だからつまり……
 えぇと……

[俺はまた間違えないように、
 言葉を探すようにして、言葉が惑う。]
(492) 2022/10/16(Sun) 16:35:10

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 君にとっての大事なシーンに、
 俺も付き合わせてくれない?みたいな。

[もしかしたら、君の運の無さを、
 少しはカバーできるかもしれないじゃないか、
 ……って。

 伝わるかな。
 伝わんないかな。

 伝わったところで、君はそれを嫌がるのかな。
 何の保証もないしな。
 ウン。

 俺は珍しく、ちょっと反省の面持ちで、
 そんなことを君に言ったんだ。*]
(493) 2022/10/16(Sun) 16:35:25

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 回想・青葉ちゃん ――

幽霊の
助っ人とは。]

 え、脅かし役やれば良い?
 てかやっぱり、肝試し的な感じ?

[なんて、冗談はさておき。

 助っ人とはいっても俺は、
 助っ人でしかない
 つまりは『本職』の方々には何かと劣るわけで

 例えばほら
 バームクーヘンって
 こんな丸太みたいにして作んの??
 とか、新鮮に驚いて騒いだりする。
 君のいなかった1年の時分も
何故か
参加したので
 テントとか薪とかは、任せてよ、ってね。
 
俺が入学する前は、OBとか引っ張ってきたらしいよ
(494) 2022/10/16(Sun) 16:35:52

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 料理も意外と、体力勝負だよねぇ。

[実際に料理と直接関係があるかはわからないが、
 準備やその他もろもろとなれば結構肉体労働だ
 
まぁ、男子いなければ女子がどうにかしてるのは知ってる
 別に言わないけど

 文化祭の時も
 あちこちの手伝いに首を突っ込んだうちの一つに
 料理部があった。

 試食も『お手伝い』しましたよ、勿論]
(495) 2022/10/16(Sun) 16:36:03

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 こういうのって、
 『食べごろ』とかあるんじゃないの?

[食べ方のコツを習えば素直に従って、
 もぐもぐしながらちょっとした疑問を一つ

 ほら、クッキーとかは、
 焼きたてより冷めてからの方が美味しいとか、
 言うじゃん?アレ。]
(496) 2022/10/16(Sun) 16:36:12

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ん、助っ人みたいなもの……かな

[ちら、と目をやったのは、壮真の方>>207
 彼のアレは頼みではなかったかもしれないけれど、
 誘われたのは事実だし。]

 願い事ね……
 青葉ちゃんは、そっちかな?

[俺自身は明言しなかったけれど、
 願い事目当てではないことは察せられただろう。

 でも、尋ねるってことは、君は…?
 なぁんて、これも雑談の一つだよ
 あまり気負わないで良いからね、って気持ちで。**]
(497) 2022/10/16(Sun) 16:36:22

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 未國 ――

 代償、っていうと、
 なんか響きが怖くなっちゃうけど。

[君が繰り返した、類似語をくり返す。>>454

 うん、まぁ。
 すごく単純な話でさ。
 例えば子供がお菓子を買うのに、
 お金は保護者が払うでしょ?

[それは本当に同質の話なのか、
 怪しいものだけれど。

 けれど、支払いを受ける側からしたら、
 支払いは誰から受けても良い・・・・・・・・・・・・・のだとしたら。

 対価は自分が支払わなきゃいけないなんて言うのは、
 なんというか道徳の教科書じみた、
 寓話にありがちなお話だよね、なんて。

 足を止めた君を振り返り、続ける。>>455
(498) 2022/10/16(Sun) 16:37:27

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 魂ね。
 まぁ、分かりやすいよね。

[そんなモノ獲って、
 どんな意味があるのかわからないけど。>>457
 『幽霊』なんて存在が怪しすぎて、
 彼女にとっての常識がまずわからない。]

 でもそれも、
 なんだか安心を得るための噂話っぽいなぁ。

[自らの魂を差し出してもいいくらいの、
 あるいは魂を差し出しても意味があるような、
 そんな願いのみ叶えられるなら。

 そんな願いが
野放し
にされていても、
 まぁ許される、ってところかもしれない。]
(499) 2022/10/16(Sun) 16:37:39

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 うん、未國はそうだろうね。

[そんな大それた願いを口にするような奴では
 君はきっとない。>>458
 歩き出す君に合わせ、俺も一緒に歩きだす。
 けれど、その歩みはまた、止まった。>>460
 だから俺も……]

 なぁに?未國。

[再度立ち止まって俺は、淡い笑みを見せる。]
(500) 2022/10/16(Sun) 16:37:47

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ねぇ未國。
 俺ってそんなに、お人好しに見える?
 君も俺が、『優しい』とか、思っちゃう?

[いつも通りの表情で、俺は問う。
 多分俺はいつだって、少しだけ笑ったような、
 そんな表情ばかりをしている。

 君の俺への評価はきっと、
 そんな柔らかいものじゃない。
 何となくだけど、わかってる。
 でもね。]
(501) 2022/10/16(Sun) 16:37:56

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 俺って案外、優先順位はっきりしてるよ。
 そんでね、
 俺自身の順位は、意外と高めだよ。

[優先順位の一番上は、
 今となっては空白のまま。
 
俺自身はといえば、
 『意外と高め』ではあっても、最上位ではない。


 大切な誰かの順位と、
 彼の願い如何によっては、或いは————、

 なんて、そんな事はっきりとは、
 言うわけがないけどさ。]
(502) 2022/10/16(Sun) 16:38:06

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ……行こ。
 遅刻しちゃう。

[君より先に、歩き出す。
 この話は、ここでおしまい、とばかりに。

 実際、俺自身だってまだ、
       答えなんか出ていないんだから。**]
(503) 2022/10/16(Sun) 16:38:15

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 食堂で ──
 
 
  「 おっと …… 着信かな ? 」
 
 
 食堂でズルズルとうどんを啜りながら、
 左手に持ったスマホに視線を向ける。
 いつだって現代人は忙しいのだ。
 
 個人メッセージの画面を開いてみれば、絵音からだった。
 
 
  「 あら、秋獅ソゃんと知り合い …… ? 」
 
 
 " 最近どうしてる? "なんて聞いてくるあたり ───
 昔からの知り合いで、最近は疎遠
 そんなニュアンスを感じなくも無いけど。
 
 僕はいったん箸を置き、考えながら文面を打ちこんだ。
 
 
(504) 2022/10/16(Sun) 16:38:56
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a58) 2022/10/16(Sun) 16:40:10

【人】 軽音部 千葉郁也

──昼休み・天ヶ瀬と──

[A組の教室を覗いたら、ちょうど天ヶ瀬が出てきた。>>475

昼飯のために出るところだったんだろう。]

 おう、天ヶ瀬。元気か?元気そうだな。

[よかった、すれ違うとこだった。

俺から見ていつも通りのテンション、
人懐っこくて小動物ぽい雰囲気の
天ヶ瀬の挨拶が返ってきて安心する。]

 ひょうたん。そ、そう…。
 ああ、水分用意してから食べろ的な…。

[なんでひょうたん描いたんだろ?>>476と首を傾げるけど、
瓢箪は水筒みたいな使い方するんだっけという発想から
ミルフィーユ食べる時のアドバイスと受け取った。

今度食べる機会あるならちゃんと飲み物用意して
ゆっくり食べたいなと思う。]
(505) 2022/10/16(Sun) 16:47:04

【人】 軽音部 千葉郁也


 ひとくち3000キロカロリー?
 何それすげぇ完全栄養食じゃん。
 
 コスパつよ。
 何が入ってたらそんなことになるのかは
 気になるけど…。

 料理部行ったら秘密わかんの。
 
[天ヶ瀬の囁きは随分と優しい声音だったから、>>477
そのせいで禁断のバターサンドが
やばい食べ物感が増すのだけど。

幽霊の囁きよりはよっぽど魅力的だと思う。
まあそれは(特に俺の主観だと)比較対象が悪いか。

そして完全栄養食の意味を
俺は履き違えている気はする。

部活の合間に顔出してみようかな。
部外者が行っていいのか知らんのだけど。]*
(506) 2022/10/16(Sun) 16:49:04

【人】 軽音部 千葉郁也


 いや…、俺は全然決まってねぇな…。
 やっぱ皆もう決めてんのかな、
 なんか焦るわ。

 天ヶ瀬は?もう決まった?

[小声で尋ねられた非日常、
昨夜あの場所にいた奴だけの秘密の質問は、
多分3000カロリーの秘密以上に
胃を重くさせる。>>478

天ヶ瀬の願いごとって想像してみたけど
甘いもののこととか?
食べてもなくならないミルフィーユとか、
巨大なプリンとか。

”コミュ強の天ヶ瀬 "からは
深刻な悩みは想像つかないから。

津崎のことがあったってのに、
結局俺は見たままの情報から
勝手な推測しかできないままだ。]*
(507) 2022/10/16(Sun) 16:50:24

【人】 白瀬 秋緒

― 放課後 ―

[ 放課後は――素直に、調理室に行くつもりだった
 行くならバド部よりもそっちの方だった
 行くという返事はしてないけれど、大体己が調理室を訪れるのは気まぐれだから

 ただ
 調理室に向かう途中、通りがかった二年生の教室で
 ……開いた前側のドアからよく見える、窓際一番後ろの席
 そこに座る人を見て、足が止まった>>331 ]
 
(508) 2022/10/16(Sun) 17:13:13

【人】 白瀬 秋緒

 

  ………………


[ 気安く声を掛ける関係ではない
 むしろ、距離を取っていた相手だ
 学年も違うのだし、ここは、見なかったフリをして、立ち去るのが普通

 ……だけど
 昨夜の校庭、
 己は己で呆けていたし、その後理性が飛んだように笑ってもいたけれど
 嬉しそうな人、の中に、絵音が居た気がして>>22
 ……別に、気のせいかもしれないけど
 というか、本当だったとしても、気にする事でもないのかもしれないけど

 足が、廊下と教室の境界を越える ]
 
(509) 2022/10/16(Sun) 17:14:16

【人】 白瀬 秋緒

 

  ………………、 絵音、さん


[ やや距離のある位置のまま、名前を呼ぶ
 いや、無視されたかもしれないし、後側のドアから逃げられたかもしれないけど
 もし彼が、そのままなら、 ]


  …………今、何を、考えてる……の?


[ 普段の粗暴な口調は鳴りを潜めて、
 わりと、曖昧な聞き方をした
 彼も今日ずっと、こちらを気にしてるとは、知らないまま
 ]
 
(510) 2022/10/16(Sun) 17:14:49

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 臆病だな、と思う
 普段の口調が崩れたのは、彼の前では昔を思い出すというのもあるけど、
 きっと、彼に――“嫌われたくない”と思うからだ

 教室を辞める時に挨拶をしなかったのも、面と向かって見限られるのが怖かったからで、
 ……哀れみの目を、向けられたくなかったからで
 ほら、「秋緒ちゃん」にとっての「絵音くん」は王子様だったから
 嫌われたくなかった ……嫌いになりたく、なかった

 嫌いになりたくなかったのに、
 久しぶりに会ったら、そんな格好してるから
 勝手な理想が崩れて、拗ねて、
 ……また、避けて

 ……「絵音さん」って呼び始めたの、いつだったかな
 たぶん教室を辞めてから
 姉についていった先で偶々顔を合わせて、その時だったかな ]
 
(511) 2022/10/16(Sun) 17:15:57

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 絵音くんがピアノを辞めたことと、
 今その格好をしていることと、
 それから昨夜の姿
 
 姉なら、結び付くのかもしれないけど>>244
 姉が、己にそれを語ることはなかったから


 今更、彼の願いについて推測しても、仕方のないことだけれど>>0:619

 ……そうだね、聞くだけなら、良いと思った
 聞いたあたしの反応が、彼に“嫌われる”ことに繫がるかもしれないけど ]
 
(512) 2022/10/16(Sun) 17:17:30

【人】 白瀬 秋緒

 

[ だって、もう、■■だから* ]


 
(513) 2022/10/16(Sun) 17:18:32

【人】 金海 叶冬


[ 皆より少し遅め登校になったので
  ボクはあやちゃんの髪型が普段と違う理由が
  寝坊によるものだとは知らないままでした。
  三つ編みだってよく似合っています。
  
  昨日は途中からボクはふらふらしていたから

  後ろにくっついていいよって、
  あやちゃんが言ってくれたのに。
  最後どんな話をしたかも定かではなくて


  ユウレイの、話。
  あやちゃんとしましたよね ]
 
(514) 2022/10/16(Sun) 17:21:46

【人】 金海 叶冬



  すごくはないです、すごくは
  ちいさな頃見えた気がしただけなので

  怖かった、……怖かったのでしょうか。
  そうなのかもしれませんね。


[ 何をするわけでもなくそばにあって

  時折視界を奪って
  そうすれば指先がつめたくなってゆくのが
  ボクにもわかるんです。 
  だきしめられてるのかな、……って。

  ぼんやりしたくろいもの、幽霊?
  ちいさなボクはその感覚がこわかった。
  めを頑張ってひらいたら 
  なんとか 遠くにいってくれて。 


  怖がらなさそうなどころか
  少しわくわくしていませんか?
  おにいがもしあやちゃんの事をちゃんと知れば
  おにいは大興奮するのかもしれませんね。

  可愛くてミステリ耐性有、そして可愛い。
  想像がついてしまいました…… ]
 
(515) 2022/10/16(Sun) 17:23:02

【人】 金海 叶冬



[ 放送部の特権を教えてくれたこと、ありましたよね。
  一番好きな歌を聞いてくれました。
 
  いつか、夢の向こうに!
  
  ユメリンの代名詞とも言えます。
  よく放送でかかっているその台詞がはいった曲と
  違う曲をボクはあやちゃんへ伝えました。 ]
 
(516) 2022/10/16(Sun) 17:24:53

【人】 金海 叶冬





  『月影のさやけさ、 秘めたる願い』



  っていう曲があるんです。
  バラード系だからお昼には向かない気がするんですが
  
  ボクは大好きです。
  ユメリンの声がすごく優しくて。
  寄り添ってくれる気がするんです。


 
(517) 2022/10/16(Sun) 17:26:13

【人】 金海 叶冬




[ 声質は似てないけれど、そうですね
  あやちゃんの声はこの今日のユメリンに
  少し近い気もしました。

  そんな話もしたのにね、ボクは ]
 

 
(518) 2022/10/16(Sun) 17:28:40

【人】 金海 叶冬



[ この時まではまだもしかしたら
  ビンゴカードも、まだ魔法のランプのまま
  そのままでいられたかもしれません。

  結局ボクはまだあやちゃんとも、
  天ヶ瀬くんとも話せてなくて
  話せたらボクは何を言うのでしょう。

  ボクは、 ]
 



  あ


  せなちゃん


[ 物思いにふけるボクのスマホに通知音。
  せなちゃんにとってはそう、授業中。
  おやすみの心配をかけていても不思議はありません。>>474

  姉貴分はさすがです。 ]
(519) 2022/10/16(Sun) 17:34:03

【人】 未國 聖奈

 

── 朝:小鳥遊 ──

 
 「 安心を得る、噂話…?
   ………ああ、なるほど…… 」


 安心を得る噂話、の意味が分からず問うたら、
 小鳥遊は野放し≠フくだりを話してくれたろうか>>499
 聞けたなら「なるほど」なんて呟いて
 そうじゃなければ…… ひとりで唸っていたのかも。

 安心を得るための噂話。
 怖さを盛り上げるための広がりすぎた尾鰭。

 若しくは、そう。
 魂を差し出しても意味があるような願いが叶えられる
 …そういう噂を流しておけば、
 旧校舎には態々足を運ぶ人もいないだろう、という
 誰かの魂胆…かもしれなくて。

 そう、噂話だと思っていたからこそ
 願い事で誰かが居なくなったり消えたりする>>408
 そんなことあるわけない、って思ってたんだ。
 ましてやそんなことを願う人など ─────


 ───── それは、兎も角。 
(520) 2022/10/16(Sun) 17:34:22

【人】 未國 聖奈

 


 いつだって小鳥遊は淡い笑みを浮かべている。

 ……時々。本当に、時々だけど、
 小鳥遊がどっか、遠くに行っちゃうような
 そんな気がしてならなかった。

 事情はわからないよ、聞いたことがないもの。
 だけど、だけどさ。
 あたしは、そう感じるたびに思ったよ。
 
 私の、勘違いだったらいい
どうかいなくならないで
 って。


 
(521) 2022/10/16(Sun) 17:34:58

【人】 未國 聖奈

 


 「 君

   ……ううん、そういうんじゃ、ないけど…… 」


 言葉尻を捉える。
 誰かに言われたことがあるのだろうか。

 正直お人好しだとか優しいとか、
 そうだね、そういう言葉で括られる評価とも少し違う
 だけど、聞かれない限りは、
 じゃあどう思っているの?に付け足したりはしなかった

 ………聞かれたら?
 あたしは、どう、答えたんだろう。


 
(522) 2022/10/16(Sun) 17:35:13

【人】 未國 聖奈

 


 ─── 少し、ほっとしたんだ。 >>502
    

 「 ……そ、っか。
   あはは、なら、いいよ。
   魂、投げ出しちゃだめだかんね 」


 あたしも、いつも通りの表情で笑う。
 多分あたしはいつだって、
 悩みなんてなんもなさそうな顔して、笑ってる。

 
(523) 2022/10/16(Sun) 17:35:27

【人】 未國 聖奈

 


 少し、ほっとしたんだ。
 だけど、
少しだけ
だったんだ。

 小鳥遊の意外と高め≠フ言葉の裏に
 一番上じゃない、可能性が見え隠れしたから。

 言葉にしなくたって、そう感じたの。
 感じたけれどわからない≠ゥら、
 あたしはまた、きっと不安になる。

 不安を隠すために、またあたしは、笑う。


 
(524) 2022/10/16(Sun) 17:35:47

【人】 未國 聖奈

 


 「 あ、待って 」


 この話はここでおしまいと言わんばかりに、
 先に歩き出した小鳥遊を追ってチャリに乗る
 追い抜くのは、時間の問題。
 さすがに歩きに負けるつもりはないよ。

 
 「 お先に! 」


 あたしは小鳥遊を振り返ることなく追い抜いた。
 どこか不安な気持ちが隠しきれない笑顔が、
 小鳥遊に見られませんように。そう思いながら。
**
 
(525) 2022/10/16(Sun) 17:36:09

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 昨夜 グラウンド:鈴掛センパイと ──
 
 
  「 あ、先に食べてくれてたんですね !
    ありがとう、嬉しいです。

    えっと ……2年の天ヶ瀬っていいます。 」
 
 
 ミルフィーユも残り僅かといったあたりだったかな。
 女生徒から声が掛かって >>334
 お皿を用意しようとすれば、彼女からの言葉は
 既に食した後の感想だった。

 比較的、心が落ち着いてきた頃だったので
 僕はにこやかに答える事ができたでしょう。
 
 
(526) 2022/10/16(Sun) 18:04:16

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 ちゃんと名乗ったのは、
 もちろん相手の名前が知りたいからで。
 
 
  「 少なくとも3日間は
    運命共同体みたいな感じになっちゃいましたけど
    よろしくお願いしますね。 」
 
 
 よかったら料理部にも遊びに来てくださいね、と
 部の宣伝も抜かりなく。
 もう卒業していく3年生だったとしても
 人が人を呼び輪を作るのだ。増えろ部員。 *
 
 
(527) 2022/10/16(Sun) 18:04:19

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 夜が明けて、『一日目』
 授業中、ぼんやりするのはまあ何時もの事かもしれないけれど
 昨夜の姉の表情が、>>355
 今朝の姉の表情が、>>431
 ふっと頭を過ぎっていく

 それでも姉は、己を嫌いにならないであろうことはもう散々身にしみているし、
 むしろ、己を心配する方に行くだろう、と思う

 もし姉が大木に誘われていたとしたら>>0:60
 ……昨日のこと、大木に聞きそうだ。あいつはそういうやつだ
 「昨日の夜、何かあった?」とか「秋緒の様子がおかしくて……」とか

 うっ……わ、面倒くさ。と、ここで初めて、己の行動を少し後悔した

 でも相手から態々声を掛けられるなら、少なくとも無視も逃げもしないし、
 偶々顔を合わせても、苦々しい顔をするだけで、避けはしない。……と、思う
]
  
(528) 2022/10/16(Sun) 18:19:06

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 姉がそういう話をしそう、という意味では、もう一人思い浮かぶ人がいる
 鈴掛未早。
 姉と同い年で同クラス、同じ生徒会所属、
 そもそもピアノを通じて知り合った人だから、姉との付き合いも長い
 きっと、姉にとっては、少なくともあたしのことを話題にするなら、一番話しやすい人のひとりだろう
 「秋緒に怒られちゃった」とか言ってるかもしれない
 うわ、面倒くせー
 もし未早が昨夜の集いに行っていたと知っているなら、そちらについても聞きそうだ ]
 
(529) 2022/10/16(Sun) 18:19:37

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 鈴掛未早という人は、姉の友人であるし、生徒会所属、であったけれど
 己にとって未早は、生徒会役員である前に昔馴染みだった
 ピアノのコンクールは、幼い頃に何度か出たことがあるけれど、
 未早を知ったのは、姉に紹介されたからだ>>33
 たぶん、その時は己もまだ無邪気で、
 未早ちゃんもコンクール出てるんだ、すごいね、とか言っていたはず
 コンクールに出たことはあっても、己は特に賞を取れるような実力ではなかったし、
 姉と比べられるのが嫌で、参加も辞めてしまっていたから
 それから顔を合わせれば、普通に会話はしていた。たぶん、姉もその場にいることが多かったが

 だけど、己が姉を嫌うにつれて、
 また、己はピアノも辞めてしまったし、もしかしたら彼女もその頃には辞めていて、
 顔を合わせることは少なくなっていたのかもしれない

 それでも未早は、姉とはタイプの違う人間であるからか
 ずっと、そこまで苦手意識を持たずに来ている

 眩しくて死にそう、とか、>>34
 未早から話を聞いたのは、何時頃のことだったか
 思ったのは、あー……わかる、ということで
 その気持ちは、分かる気がした

 姉が嫌いだという、奥底までは話したことがない
 けれど、己の変化を見れば、未早には姉を嫌っている事はお見通しだっただろう

 そんな未早に、なんとなく仲間意識を持ったまま、今に至る
 もしかしたら、メッセージで個人的にやり取りしたことも、あったかもしれない ]
 
(530) 2022/10/16(Sun) 18:20:40

【人】 白瀬 秋緒

 

  ああ……こんばんは、未早さん


[ 秋ちゃん、と昨夜声を掛けられたなら、
 己も普通に返事をした
 先輩である以前に昔馴染み故に、先輩よりもさん付けになってしまう
 こんなところにいるのが珍しいなと、そんな目では見ていたかもしれないけれど

 未早を見掛けるのは、生徒会以外では、合唱部のステージで
 昔と同じようにピアノを弾く姿
 ピアノを辞めたことは、姉から聞いていただろうか
 それでも、なんというか、
 まだピアノを弾いている姿を見て、なんとなく、安心していた
 己や絵音のように、弾くこと自体を辞めてしまっていた訳ではない、と。勝手に
** ]
 
(531) 2022/10/16(Sun) 18:21:13
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a59) 2022/10/16(Sun) 18:33:00

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 放課後/2-C教室 ──




[ 廊下から聞こえる足音も、意識の内には無い。
  下校していく生徒の姿を見ているようで見ていない。
  それでも名前を呼ばれれば、我に返るというものだ。>>510

  窓の向こうを見つめることを止め、
  目前に立ち並ぶ誰も座っていない幾つかの机を捉えた視線が、
  ゆっくりとドアがある教室の右側へ移動して、

  ああ、開いたままだったんだと思う余裕も無く>>508
  ──声の主の姿を認識し、目を見張った。

  今日一日、画面の文字列としてすら近寄れなかった相手が
  気がついた時には既に境界の内側に。>>509

  饒舌な軽口はおろか、自分からは声一つ発せられなかった。

  ああ、しっかり姿を見たのは初めてかもしれない。
  本当に姉に似ていない。
  けれど、嬉しそうに駆け寄ってきた時の面影は今もそこに
  勝手に見いだせてしまうものだから……
  今まで逃げていたことなんて、その瞬間は忘れてしまって。 ]
(532) 2022/10/16(Sun) 18:33:21

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 問いを、向けられてしまった。

  その口調は昔に近いように感じられたのだけど、
  やっぱりその声を、昨夜グラウンドで聞いた気がする。
  なんて、お互い様だとは知らずに確信を強めながら。

  低く喉で嗤った音は、聞こえてしまっただろうか。 ]


…………、

[ 教室を辞めたことは母から知るしかなく、>>511
  顔を合わせた時には慣れ親しんだ呼び方も変えられていて

  それでも優しく微笑んで、何も言わなかった「絵音さん」は
  「秋氏vちゃん、と
  小さい頃のようにはいかない距離感を分かっていながら
  出来るだけあの頃のように、と接したものだった。

  今は口許は覆い隠され、
  自嘲気味の歪む笑みを見られることはない。
  
  認識すらされたくなかったのにな。
  夏実の時もそう、上手くはいかない。
  本当に逃げるなら、学校を辞めるか死ぬべきだった。 ]
(533) 2022/10/16(Sun) 18:34:10

【人】 帰宅部 津崎絵音



神様のことだよ、秋

……白くて綺麗な、ね

[ 昔の口調に、違う呼び方。
  素直なようで、曖昧な言葉で本当に聞きたいことを告げない。

  そりゃ、心配だった年下の女子に先に会いに来られる先輩は
  臆病で情けないにきまってる。

  嫌われたくない想いもどこかにあるんだろう。
  今のお前のこと何も分からなすぎて、
  そっちも同じなんて思いもしなかったけど。>>512 ]

部活に行かなくていいの?
楽しんでるみたいだって、聞いてるけど

[ そんなことすら他人に聞かなきゃ知らなかった奴が言うには
  お節介で、女子高生にとっては鬱陶しいかもしれない。

  キモいと言われてもまあ、受け入れよう。
  辛くなるまでは、逃げないように足を床に固定しておこう。

  だって、この数日間が██だから。* ]
(534) 2022/10/16(Sun) 18:35:45

【人】 鈴掛 未早


 
―― お昼休み:聖奈と


[ 空けてくれたからお邪魔する。>>387
 誰と一緒に食べるとか、
 特に決まった相手はいないのが常なので。 ]


  それは本当にそう

  どうせ暇だから来てみたけど
  幽霊なんているわけないって思うよね。
  暗いし床の音やばいし新手の肝試しか?
  って 途中まではそう思ってたんだけど

  びっくりした


[ 衝撃的だったという言葉に肯く。
 叫び声を上げていたのは大槻はじめ他にも絶対いたし
 聖奈の声だって感じには聞こえてなかったよ?

 私は… 声が出なくなるタイプだったみたいで
 叫び声は上げてなかった、と、思うけど
 ちょっと把握しきれないのはお互い様だよね、当然 ]
 
(535) 2022/10/16(Sun) 18:36:24

【人】 鈴掛 未早


[ ビッグイベント、と聖奈は言う。>>388
 確かにこの三年間、高校生活はわりと平穏無事で
 こんなぶっ飛んだ事件、あったわけがなかったなって。
 そんなことをふっと思う。

 筆箱食べそうになる聖奈もそりゃ、
 衝撃ランキングベスト10には絶対入るだろうけど ]


  …… ほんとにいるもんなんだなぁ


[ そんな声は、聖奈に向けたというより独り言。 ]
 
(536) 2022/10/16(Sun) 18:37:01

【人】 鈴掛 未早



  本当に叶えてもらえるっていうんなら、
  せっかくだしあやかりたい気持ちはあるよね

  もしあんなの嘘っぱちでも、
  べつに何も変わらないだけだし


[ 「叶えてあげようか」なんてその声は>>n3
 何だって叶えられるわけではなさそうだった。
 望んだところで「それは無理」って突き返される
 そんなことももしかしたら有り得るのかもしれない。 ]


  億万長者とまでは言わないから
  臨時収入が欲しいなーとか


[ ネタであることが見え透いたしょうもない願い
 口にして笑って、焼きそばパンをかじっている *]
 
(537) 2022/10/16(Sun) 18:37:38
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a60) 2022/10/16(Sun) 18:37:43

【人】 鈴掛 未早


[ そのぐらいしょうもない方がいいんじゃないかって、
 そんなことはちょっと思う。

 運命とか、環境とか、才能とか
 神頼みでもしなきゃどうにもならないことがあるとして
 与えられて素直に喜べるのかといえばあまり自信はない
 ズルして手に入れたって罪悪感覚えそうないい子とか、
 そう感じる人ってきっと少なくもないでしょ>>0:203

 私は、……どうだろう。よくわからないな *]

 
(538) 2022/10/16(Sun) 18:38:14
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a61) 2022/10/16(Sun) 18:45:20

【人】 鈴掛 未早


 
―― 放課後


[ 聖奈とのごはんを終えて
 午後の授業もまあいつも通りに過ぎてって

 一日目が終わっていくなぁ、って
 他人事みたいに感じ入る。

 三日なんてすぐに過ぎちゃうよ、
 べつに、いくら時間があったって
 結論を出せない人は出せないものなんだから
 ちょうどいいんじゃない、って思うけどね? 私は。 ]
 
(539) 2022/10/16(Sun) 19:27:48

【人】 鈴掛 未早


[ 自販機で買いたて冷え冷えの
 お決まりの無糖のペットボトルを持って
 お昼にも来た中庭の、
 適当な椅子に腰掛けてぼんやりとしていた。

 夏より冬の方が近いこの時期なら
 日光やばくて溶けて死ぬとか思わない、
 ぼんやり過ごしやすい陽気だろうしね
 風が涼しくて心地良い。

 ああ、そういえば
 こないだまで使ってた楽譜、
 カバンの中に入れっぱなしだなあ ]
 
(540) 2022/10/16(Sun) 19:28:37

【人】 鈴掛 未早


[ あのきらきらした光が、
 いつか自分を照らす番が訪れるものだって
 信じていたかった。夢を見て、いたかった。

 そんな瞬間、終ぞやってこなかったけど *]

 
(541) 2022/10/16(Sun) 19:29:05
鈴掛 未早は、メモを貼った。
(a62) 2022/10/16(Sun) 19:32:34

【人】 未國 聖奈

 

── まだ朝:かなちゃん ──


 お休みかな、って思ったかなちゃんからは
 無事に登校報告が聞けてほっとして。
 鯖鯖スタンプには思わず笑ってしまうとこだった
 
 かなちゃんが1週間休まず遅刻をせずに
 学校に来れたときのご褒美に、
 あたしからかなちゃんにプレゼントしたスタンプ。
 これどこで使うの?っていうスタンプもいっぱいあって ──

 
(542) 2022/10/16(Sun) 19:34:43

【人】 未國 聖奈

 


 昨日の内容にはあたしも触れなかった
 触れる勇気が持てなかった。
 
 昨日はかなちゃんと多分一緒に帰ったはずだけど
 きっと口数はいつも以上に少なかった 

 でも気になってたのは確かなの。

 あたしを誘ってくれたかなちゃん。
 ねえ、幽霊に逢えて、どう思った?
 願い事は ────── もう、決めた? って。 *

 
(543) 2022/10/16(Sun) 19:35:34

【人】 未國 聖奈

 

── お昼・未早と。 ──


 「 わかる!
   暗いし、床の音やばかったよね
   あと微妙に寒かった! 」


 新手の肝試しに全力で同意しながら、>>535
 びっくりした、のところに力強くうなずくよ。
 ざわめく旧校舎、未早が声が出なくなるタイプなら
 尚更気づかなくたって、仕方ないよ、きっと。


 「 ね……
   ほんとにいるもんなんだね…… 」


 未早の独り言を耳聡く拾ったあたしは、
 未早にというよりも、独り言としてそう呟いた
 結果的に会話になってた?それはラッキー。>>536

 
(544) 2022/10/16(Sun) 19:52:17

【人】 未國 聖奈

 


 「 そうだね 」


 あやかりたい気持ちがあるんだ。って
 そういう未早に、少しテンション下げて頷いた。
 カレーパンをひと口。美味しいけど、具が少ない。

 あたしも朝の段階ではさ
 せっかくのチャンスだ!って意気込んでたもん>>220

 ……ちょっとさ。対価が必要かもよ、なんて
 そんなこと小鳥遊に言われたから、
 朝のままのテンションじゃ、居られなくなってるけど



 「 あ〜〜〜〜〜〜〜〜 」


 だからそんな下がったテンション吹き飛ばすように
 ぼんやり気分を紛らわすように、
 すこしだけおっきな声だして首を横に振って。

 
(545) 2022/10/16(Sun) 19:52:35

【人】 軽音部 千葉郁也

[朝、挨拶をする風紀委員の中には
昨日見た1年の女子の姿もあった。>>420

“おはようございます“と返された声は
明るく聞こえたから、
秋月のように“この学校を過ごしやすくしたい“>>0:66
考えているような優等生なのだろうと解釈する。

メッセージで3000キロカロリーを呼びかけられていた
相手とは知らないままだが、昨晩いたということは
何か願いごとをするのかなと、すれ違い様、
真面目そうに見える顔に視線をやって考えたのは、

昨晩でのグラウンドで彼女の願いごと>>229
耳が拾っても、記憶には留めていなかったからだ。

それはおそらく“そういった願い“をする者がいること自体、
発想になかったからだろう。]**
(546) 2022/10/16(Sun) 19:52:40

【人】 未國 聖奈

 

 「 臨時収入がほしい。
   テスト満点取りたい。
   数学の宿題減らしてほしい。
   新作コスメの値段下げてほしい。
   新しいブーツもほしい。
   大学も合格したい。
   できれば勉強しないで合格したい。
   好きな人に好きっていってほしい。
   アホ毛の立たない髪質になりたい。
   まつ毛あと1cmくらいほしい。
   二の腕、もう少し細くしてほしい。

   ん〜〜〜〜〜〜あとは。あとは。 」

 
(547) 2022/10/16(Sun) 19:52:48

【人】 未國 聖奈

 


 「 カレーパンの具、
   3倍くらいにしてほしい!!! 」


 見て、酷くない?って
 偏ってスッカスカになったカレーパンの中身を見せる
 
 しょうもない願い事だったら、
 びっくりするくらいいくらでもあるんだけどな。 *  

 
(548) 2022/10/16(Sun) 19:53:09
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a63) 2022/10/16(Sun) 19:54:38

【人】 軽音部 千葉郁也

──回想・工藤のこと──

[工藤の取材への苦手意識は知らない話だけど、
少なくとも俺はそんなことないと思う。

自分が好きにいろいろ話すのを
聞いてもらう機会があったから。
工藤の相槌や質問含めて、話しやすい相手だと
認識しているというだけの主観。

最初の時こそ喋りすぎではと表情を
窺ったりしたものだけど、
不思議そうに見返された>>338ので、
あの時は自重した好きな曲なんかの話も
後々する機会はあっただろう。

貸した教本には話したコード進行の簡単な曲も
入っていたりはしたから、
隅から隅まで見ることはないにしても
貸出期間は元より長期で想定していた。

卒業の頃にまだ必要そうだったら
あげてもいいと思っていたし、
今言うと遠慮されるだろうから
その時が来たら言えばいいかなと。

だから、“本当に卒業まで“>>339って言葉は
そのまま受け取った。
今に至るまで返却されないことの意味も、
考えたことはない。]
(549) 2022/10/16(Sun) 20:08:36

【人】 軽音部 千葉郁也

[ギターのお手本に対するリクエストは洋楽だったから、
どの辺?ってジャンルか曲名か聞いて、
よっぽどマイナーじゃなければ応えられたはず。
一応、耳コピは出来るから。]

 聴いたことある曲なら大体弾けるから。
 ああ、歌あった方がわかりやすいよな。

[一人で練習する時は歌うことはあっても
弾き語りなんて人前ではそうそうやらないから、
多少の気恥ずかしさはあったけど。

まあ、手本だと思えば歌ついてた方が
覚えやすい気もしたし。
演奏してたら変な照れみたいのはどっかいくから、
それなり歌えてたんじゃないかな。]

 そうだな、弾く時も歌で
 リードした方がやりやすいと思う。

[工藤がギター弾けるようになったら
弾き語りするつもりなら俺としては賛成しかない話なので。
演奏のしやすさもあるのは確かだから>>341
歌ついてる曲を練習出来るように
早めになれたら工藤にも良いのではと思った。]
(550) 2022/10/16(Sun) 20:11:25

【人】 軽音部 千葉郁也

[おじいちゃん世代って
最後にリクエストされた範囲は広そうだったから、
70〜80年代で良い?UK?アメリカ?とか、
いろいろ聞こうとしたけど、
多分知らないから聞いてるんだよなと思って、
少しだけ考えた。]


 ……これならみんな好きなんじゃないの、
 おじいちゃん世代含めて。


[C、G、Am、C…、
序盤だけ頭の中で緩やかなコード進行思い出したら、
一呼吸おいて、穏やかな入りのイントロを奏でた。]
(551) 2022/10/16(Sun) 20:15:48

【人】 軽音部 千葉郁也



 
♪When I find myself in times of trouble

   Mother Mary comes to me
    There will be an answer
      Let it be ……、



[イギリスの世界的有名バンドの、
おそらく一番有名な曲の最初のサビまでくらい。]
(552) 2022/10/16(Sun) 20:19:18

【人】 軽音部 千葉郁也

[”みんな好き“って主語全体化したけど、
まあ、間違ってはないと思うし、
外すことはそうそうないんじゃないかな。

弾き語り用の譜面もいくらでも売ってるし、
工藤が演奏したいなら
探すのも楽じゃないかなと思って。

有名どころ何個かあげて選んでもらえたら
それを演奏したし、決めかねてたら
さっき例で弾いた曲を最後まで通して聴かせた。]
(553) 2022/10/16(Sun) 20:20:04

【人】 軽音部 千葉郁也

[勿論練習がメインとは覚えていたけど。
思いの外お手本の時間が長くなっても
工藤は楽しそうに見えたから、
告げられたお礼には素直に
「どういたしまして?」って答えた。]

 ありがと。

 俺は楽しかったからいいんだけど…。
 次はもう少し工藤の練習も
 出来るようにするし。

[その後もある程度弾けるようになるまで
付き合うつもりはあった。

だけど、工藤が言う“忙しい理由“は
もっともらしいものだったし。
じゃあ仕方ないかなって
1年生の終わりを迎える前には
練習は途切れたんだった。

クラスが別れてからは会話することはあっても
ギターの練習の話は多分出なかったから。

工藤とあのアコースティックギターが
どうしてるかは何となく聞けないまま。]
(554) 2022/10/16(Sun) 20:20:47

【人】 軽音部 千葉郁也

[部活勧誘に返される困り顔の本当の理由>>0:612
俺は知らないし、途切れた練習の理由に含まれた
言い訳の意味も気付くことはないのだろうけど。

“一人で練習していて嫌にならないか”って
最初に聞いてきた工藤が、
一人で練習すんのがきつくなってないかなって
心配は少しだけ。

時々思い出しては部室のアコギを弾いてみたりしたけど、
何か違って。勿論音が違うのはあるんだけど、他にも多分。

工藤があのアコースティックギターの音を
聴きたいと思って、弾きたいと思って、
気軽に頼める相手が偶々同級生にいて、
それが俺でよかったなと思うから。

都合の良いことしか残さない記憶力では、
楽しかった覚えしかないので、
工藤の内心を知ってもきっと、
頼まれたこと自体に感謝しこそすれ、
それを不誠実とは思わないんじゃねぇかな。]**
(555) 2022/10/16(Sun) 20:25:07

【人】 白瀬 秋緒

― 放課後・2-C ―

[ 長くなった前髪、隠された口元
 正面で対峙しても、絵音が何を考えているか、とても読みづらかった
 ……否、そもそも、遠ざかった距離があるのだから、
 今の絵音が何を考えているのかなんて、全く分かりはしないのだ ]


  …………


[ だから、問い掛ける
 問い掛けたはいい、けど、
 彼が口を開かない内は、何も、分からない>>533 ]
 
(556) 2022/10/16(Sun) 20:33:12

【人】 白瀬 秋緒

 

  か、み、さま…… 、


[ やがて発せられた言葉
 分かってしまう、白くて、綺麗な、昨夜会った、
 あの“幽霊”が、絵音にとっては“神様”なのだと

 神様には、願いを掛けるもの
 神様には、縋るもの
 昔発表会で弾いたアヴェ・マリアの旋律が思い浮かぶ
 もうとっくに手放したものなのに、何で今も覚えてるんだよ、クソが ]
 
(557) 2022/10/16(Sun) 20:34:04

【人】 白瀬 秋緒

 

[ 分かってしまう
 だってあたしも、あれに願いを掛けたいと思ったから ]

 
(558) 2022/10/16(Sun) 20:34:49

【人】 白瀬 秋緒

 

  …………っ、


[ でもその後、何でもないように言われた言葉に、息が詰まった
 ――それが昔の、兄みたいに優しかった「絵音くん」みたいだったから
 絵音と話した、最後の方の記憶
 己が「絵音さん」と呼んだ時、変わらず接してくれた彼みたいだったから

 “誰”に“何”を聞いたのか、までは分からない
 でも、鬱陶しいと思うよりもそれは、
 妹分に世話を焼くみたいに聞こえた

 楽しいよ
と、恐らく誰にも素直に言えたことのない答えを言葉にはせず転がして、 ]


  ……絵音くん、は、

 
(559) 2022/10/16(Sun) 20:35:28

【人】 白瀬 秋緒

 

  “かみさま”に、何をお願いするの?


[ 今度は本当に聞きたいことを、聞いた** ]
 
(560) 2022/10/16(Sun) 20:35:48
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a64) 2022/10/16(Sun) 20:44:07

【人】 工藤 彩葉

 
― お昼の放送 ―

[どうして一人でやるのが苦手かっていうと>>363
私はアドリブのMCがあまり得意じゃないから。

そういうわけで、お昼の放送、私の担当は主に
定型文とかおたより読み上げ係だった。
組んでる相手はトークが得意なタイプで、
私は相槌を打ちながら、短い感想を言う程度。

髪型違うね、どうしたのって
始まる前に多少つっこまれはしたけど。
放送内では話題にならなかったし>>468
私はいつも通り、落ち着いてこなせていた…と思う。

そう、原稿読むのは得意なのよ。
今年の大会では朗読部門に出場したし。
だからね、少しくらい台詞だって読み慣れてると
そう思うんだけど…さすがに、メイド喫茶宣伝の
「おかえりなさいませ御主人〜♡」
>>472

は恥ずかしかったなあ…手は抜かなかったけど!
お客さん増えたなら何よりです。売上集計で何位だったか楽しみね?
]
 
(561) 2022/10/16(Sun) 20:48:08

【人】 工藤 彩葉

 
[さて、今週のテーマは『願い事』。>>361
と言いつつ、文化祭明けだから
そういう内容の投書もわりとあって。]


『先日見た逞しいメイドさんの姿が忘れられません。
 これが恋…? なわけないだろ、Y、お前だよ。
 できるならこの記憶を消したいです。』

 そ、それは大変でしたね…?
 匿名のお便りですが、Yくん?のお友達でしょうか
 親しい人の意外な姿って驚いてしまいますよね。
 でも、新しい扉が開けたりするのかも…?


[こんな感じで、曲を流す合間に紹介して行く。
山田って書いてあったけど一応個人名は伏せる方針。
私が、無難な?コメントを付ければ、
もう一人が上手く話を盛り上げてくれるのだ。
だから、私はそれに相槌を打ちつつ、
頭の中では別のことを考えていた。

いつも通りにしていたつもりで、
いつもよりほんの少しだけ、
気もそぞろに聞こえたかもしれない。]
 
(562) 2022/10/16(Sun) 20:48:12

【人】 工藤 彩葉

 

『文化祭も終わり、いよいよ受験が近付いて来て
 気合を入れなければと思うものの、
 正直憂鬱です。合格祈願よろしく。』

 これは三年生のI先輩からのお便りですね。
 受験、頑張ってください。
 無事合格できますように。


[高校生らしい悩みや願い事を読み上げながら、
頭のもう半分で昨夜のことに思いを馳せた。

あそこにいたみんなは
何を考えているんだろう、って。]
 
(563) 2022/10/16(Sun) 20:48:15

【人】 工藤 彩葉

 

 それでは、本日最後の一曲です。
 『誰かの願いが叶うころ』


[今日は冒頭でユメリンをかけたから、
ラストは別の曲。

バラードはテンション下がる、
なんて言う生徒もいるけど。
落ち着いた曲調の方が先生の受けはいいし、
私が担当の時は気にせず流してしまう。

今のところ、今週のリクエストはあまり振るわない。
明日は何をかけようかな…とぼんやり考えて、

今日は少し登校の遅かったかなちゃんの
いつかの声を、思い出していた。>>517]*
 
(564) 2022/10/16(Sun) 20:48:18

【人】 工藤 彩葉

 
― お昼の放送後:千葉くんと ―

[放送の当番を終えて教室に戻ってきたあと。
千葉くんの姿がA組に見えれば、>>412
休み時間の終わる前、短い時間で挨拶を交わした。

髪型が違うのに面食らっているような顔を見れば、
少し苦笑してしまったけど。]


 やっぱりわかる?
 そう、遅刻ぎりぎりだったの。


[と、寝坊発言はさして気にせず、普通にお返しした。

一年の時にも一、二回見られたことはあったと思う。
一回だけ、三つ編みにもしなかった
「わざと」の日もあったけど。]
 
(565) 2022/10/16(Sun) 20:48:21

【人】 工藤 彩葉

 

 秋月先輩は風紀委員だよね。
 朝、見かけるから知ってるよ。

 向こうに覚えられてるかは…どうかな?
 急に話しかけたらびっくりされるかも。


[風紀委員には、普段の髪型について
指摘されたことがある。
「わざと」の一回はその抗議だった。

けど、その時秋月先輩がいたかどうか…

どちらにしても、ゆるめのうちの学校には
個性的な格好の生徒もそこそこいるから、
私くらいじゃ覚えていないかもしれない。]


 でもそれって、誰でもいいんじゃなくて
 千葉くんに語りたかったんじゃないの?
 先輩と仲いいのかな、千葉くんは。

 それとも実は、怪談好き仲間?


[とは、一応言っておきました。
また目が泳ぐなら次は気付いちゃうかもしれないな。]

 
(566) 2022/10/16(Sun) 20:48:25

【人】 工藤 彩葉

 
[そんな話をしていたら、予鈴が鳴ったんだったかな。
じゃあね、って見送ろうとして
かけられた声には頷いた。>>414
三日、と具体的なことを言われたら尚更。]


 うん、もちろん。
 じゃあ、時間ある時に連絡して。


[そう言って、スマホを示して見せる。
放課後とか、明日にでもなったかな。
メッセージなら夜中だって平気だし、
私はいつでもかまわなかった。

千葉くんも願い事とか、悩み事とか、
あるのかなって。ふと考える。
それはあるよね、誰だって。

でも、姿の見えない神様と
幽霊じゃ、やっぱりなんだか違う気がして。

千葉くんが教室に戻るのを見送ったら、
先生がくるまで、私はぼんやり考え事をしていた。]*
 
(567) 2022/10/16(Sun) 20:48:29

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 休み時間:彩葉ちゃんと ──
 
 
 デスゲームに怪談話 >>326 >>356
 非日常に出くわすと、
 人はこういった思考に逃げ出すモノなんです。
 互いの妄想を口に出さないのがせめてもの救いで。

 
 
(568) 2022/10/16(Sun) 20:56:10

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 「 うん、おしゃれ度ちょっとダウンだけど
   おしとやか度アップって感じ!
 
   だからこれからも、
   その日の気分で変えていいんじゃないかな ? 」
 
 
 どっちも否定しないのがコミュ強。たぶん。
 ほら、その証拠に彼女が笑顔を作れば >>358
 それに合わせて彼女のお腹もグーって。
 
グーーって。

 
 授業中じゃなかったからラッキーって事にしとこ ?
 ってビスケットを頬張る彼女に、そう笑って。
 
 
(569) 2022/10/16(Sun) 20:56:13

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
  それから昨日の話をするつもりだったんだけど
  なぜだか僕の口から発せられたのはユメリンの話題で。
  これが願いの代償なんだろうか。
  まあでも、これも同じぐらい重要な会話だ。
  僕にとっては。
 
 
 「 あ ーーーー リクエスト !!
   そっか! そうだよね!!
   前にトシセンパイが
   学校をユメリンで染め上げようって言ってて!
   あ ーーーー わすれてた !! 」
 
 
 とりあえず伏せられた個人名が
 すぐさま公開される結果にはなったけど。 >>359
 " あんまり偏る時は別の曲も流す "という付け加えに
 僕はうんうん頷きつつ
 
 
 「 じゃあ僕もこれからは
   どんどんユメリンのリクエストしていくね ! 」
 
 
 この時点で僕は、
 話聞いてない系限界オタクになっていた。
 
 
(570) 2022/10/16(Sun) 20:56:16

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 ああ、でもリクエストがあるからで
 彼女自身は放送部のお仕事をこなしているだけなんだ。
 そう、少し冷静になりかけた時ですよ >>360
 
 
 「 えっ !! うそ !?!?
   なってきた!?!?!? 好きに!!!???
  
   そうそう!!

   いつかぁー ゆめの むこうに!!!
 
   あっ、でも明るいだけじゃなくてね!バラードとかも最高でね!ひとり布団の中で聴いてたらつつーって涙が流れるの!!ただ悲しいって訳じゃなく何て言うんだろ?こう、寄り添ってくれてるって言うの??お昼の放送には向かないかもしれないけど本当に全国民に聴いてほしくてむしろ国歌に文字数 」
 
 
 背後から首筋に手刀を受け、僕はハッと我に返った。
 誰だろう ───
 気をきかせてくれたクラスメイトかな。
 
 
(571) 2022/10/16(Sun) 20:56:20

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 「 えっと、うん…… ゴメンね もう大丈夫。
   うんうん、リクエストするね。
 
   テーマは願い事、願い事かぁ ……… >>361

                それって …… 」
 
 
 リクエストするって2回言った気がするけど
 前半の方の記憶が曖昧なので、もう一度頷いて。
 
 
(572) 2022/10/16(Sun) 20:56:23

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 「 彩菜ちゃんは …… 叶えたい願い、あるの ? 」
 
 
 本来なら、この話題から入るはずだったんだけど。
 うん、いいよね。問題なし。
 彼女にも" ユメリンぬい "を受け取ってもらうという
 願いが増えたけど、これは自力で実行しよう。*
 
 余談だけど ────
 " 青葉くん "呼びされた事があったとしても >>362
 僕は全然気付いてないんじゃないかな。
 たぶん、なになにー?って普通に返してる。
 
 慣れてるから、とは少し違って
 彩菜ちゃんから言われても違和感を感じないからかな。
 うまくいえないけど、
 違和感を感じないってなんか良くない ?
 葉っぱ同士で呼び合うのも、きっと楽しいよ。*

 
 
(573) 2022/10/16(Sun) 20:56:27
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a65) 2022/10/16(Sun) 20:59:20

【人】 秋月壮真



           ─  
Basketball
 ─


[ 歓声が響く。
  会場が沸き立つ。

  息が切れても
  足が動くのなら
  ただひたすらにボールを追いかけた。

  時間いっぱい走り抜けて
  汗だくになって立てなくなる程夢中になった。

  バスケは個人プレイでありチームプレイだ。
  個々の力が合わさって点に繋がる。
  連携も実力も必要で
  ライバルも多ければ多いほど燃えた。

  自分が輝いているとは思えなかったけれど>>1:249


  俺の見るコートの中は輝いていた。 ]


 
(574) 2022/10/16(Sun) 21:05:05

【人】 秋月壮真



[ 出弦高校はバスケの強豪校の一つ
  
なんてことはなく

  初戦敗退、良くて二回戦進出。
  それくらいの知名度だった。

  上下関係は厳しいと有名で、
  部員も減るばかりだった。
  それを変えたのは俺達三年の世代だ。


  2年の時に3年vs2年で
  レギュラー争いをして勝ち取り
  今の強さを手に入れた。
  元々俺たちの世代に癖の強い者が
  集まっていたからだろう。

  2年の時にインターハイまで進み
  準優勝したのは良い思い出だった。

  次の目標は優勝だと……
  夢見た今年……。


          俺はインターハイを前に
          辞めることになった。 ]


 
(575) 2022/10/16(Sun) 21:05:17

【人】 秋月壮真



[ 誰にも何も告げずに、
  バスケのボールが触れなくなったと。
  一言だけの理由。

  殴られることも覚悟していた俺に
  怒るものはいなかった。
  ただ仲間が泣いたことだけが悲しかった。

  
       
俺の罪は増えていくばかりだ。



  俺がバスケを続けてはいけないんだ。
  あの時から何も出来なくなるはずだった。
  俺が生きていてしまったせいで……
  何度も後悔した
  何度も泣いた
  それでも俺は生きるしかなかった。


  これがバスケ部でわかる秋月壮真の姿だ。 ]


       ( きっと俺は恨まれている。
         合わせる顔なんてないんだ。)


 
(576) 2022/10/16(Sun) 21:05:32

【人】 秋月壮真



  ─  体育館:青葉と ─


[ なんだかとても驚かれてしまった>>1:247
  その驚きにこちらも驚いたのは内緒だ。
  ちなみに忍者は小さい頃目指してたくらいだな。
  忍者走りだって出来るぞ。


  本来なら俺が近付いて良い場所じゃないんだ。

  ただ、昨日の出来事が
  俺に希望を見せた。


  だから少しだけ触れたくなってしまった。
  俺の心の弱さがここに足を向かわせた。

  
バスケが好きだったから。
 ]

 
(577) 2022/10/16(Sun) 21:05:44

【人】 秋月壮真





  俺に……? 
俺か、そうか





       [ 憧れてと言われて>>250
         少し恥ずかしくなって
         帽子の位置をずらした。]


 
(578) 2022/10/16(Sun) 21:05:54

【人】 秋月壮真



  
後悔してる。

  俺のせいでチームがバラバラになって
  しまっていたらと思うと。申し訳なく思う

  バスケに戻れるとは……思っていないよ
  願いでは、なんともならないんだ
  人の気持ちまで変えてはいけない

  なんとかしたかった  
  出来たら良かった


  でも、どうにもならないんだ
  時間を戻したって
  別の誰かが
犠牲
になるだけだ


  俺は不器用な上に頑固だから
  他の道がないと思ってる

 
(579) 2022/10/16(Sun) 21:06:07

【人】 秋月壮真



  いいんだ、俺は楽しくバスケが出来た
  本当はもっと青葉とも一緒のコートに
  入っていたかったよ

  面白い動きするよ青葉は
  だからコートで輝いて欲しかった
  輝きを見て欲しかった。
  あそこはとても眩しかったから。


[ 青葉には恨まれてると思った>>1:248
  きっとバスケ部には多くいるだろう。
  俺がバスケを捨てたと思われても
  仕方ない。
  そういう態度をとっていた。


  掛け持ちは学校で認められている。
  バスケへの熱があれば
  俺は問題ないと思っていたよ。


  それに君はこうやって練習も欠かさない。
  やっかみを言うような奴には
  
実力でねじ伏せてやれば良い。
 ]


(580) 2022/10/16(Sun) 21:06:24

【人】 秋月壮真



  叶うと失うモノ
  少なからずあると思う


  夢の実現は夢の喪失とも言うからな

  願うことが夢ではなくとも
  慎重になることには俺も同意だ


  俺に……くれるのかパスを

  俺の願いは……願いが叶えば
  受け取れなくなるだろう


  だから、
早めにな



 
(581) 2022/10/16(Sun) 21:06:38

【人】 秋月壮真




[ 繋がれたパスは俺で受け取って>>1:251
  仲間の思いと青葉の思いを
  ゴールへと向かわせた。

  でも今はきっと青葉の方が
  突破力はあるのだろう。
  俺はそのことが嬉しくもあり
  少し悔しくも思った。 ]


 
(582) 2022/10/16(Sun) 21:06:46

【人】 秋月壮真



  俺のパスは
  今でも手が痺れるほどのスピードだぞ

  取りこぼすなよ?


[ それは言葉でも、
  本物のボールでも、な。 ]


 
(583) 2022/10/16(Sun) 21:06:56

【人】 秋月壮真



[ ボールに触れられなかったという
  その手でバスケットボールに触れた。

  ……今だけ
  今だけは……許してくれ


  その場から投げたボールは
  ゴールへと吸い込まれた

  俺の口元は笑っていた。
  目は輝いていた。
  楽しいんだ。好きなんだ。
バスケが!
 ]

 
(584) 2022/10/16(Sun) 21:07:18

【人】 秋月壮真




  今だけ特別講師をしよう


          俺がボールに触ったこと
          内緒にしていてくれるか?




[ それは朝の二人の秘密。
  君が望めば朝練が始まるまでの時間は
  ここは
二人だけのコートになる。
 ]

 
(585) 2022/10/16(Sun) 21:07:45

【人】 秋月壮真




[ 二人で見つけた1ピース。

  これを活かすか殺すかも
  きっと俺と青葉次第だ。 ]


 
(586) 2022/10/16(Sun) 21:08:14

【人】 秋月壮真



[ この体育館を出れば夢の時間は終わる。


  俺は青葉に振り返りって
  言い忘れていた一言を告げた。 ]


  ミルフィーユ美味しかった
  青葉にしかできないことだ
  
  バスケも君の代わりはいない
  君がレギュラーで立てたれる
  戦略は変わるんだ


              未来を選ぶのは自由だ
              頑張れよ、青葉 **


 
(587) 2022/10/16(Sun) 21:08:33

【人】 帰宅部 津崎絵音


[ 楽しく過ごしているようで安心した。
  兄らしく世話を焼いたつもりは、確かにあった。

  かつてのように変わった呼び方、聞き落とすわけはない。

  でも、ここにいるのは純粋で優しい兄貴分じゃない。
  優しい問い掛けは、彼女が本当は何を聞きたいのか理解した為に

  出来れば柔らかく接する内に出て行ってほしい、と
  別の理由も含めたものだった。

  願いで誰かを退けた先で普通に生きられるのか
  何よりそこまで追い詰められている心は大丈夫なのか
  死んだ未来のピアニストの残骸が懷く、親愛と心配。
  自分を■へ走らせる部分に踏み込まれたくない防衛本能。


  矛盾した感情が、この邂逅に苦を含ませる。

  まるで両側から綱渡りをしているかのよう。
  
つまり衝突は避けられないことになるけど。
 ]
(588) 2022/10/16(Sun) 21:49:34

【人】 帰宅部 津崎絵音



何もしなくてもテストでオール満点取れるようにして下さい、かな

…………、って言ったら、信じる?

[ いつもはもっと面白い冗談と上手い嘘をつくんだよ。本当に。
 
  追い詰められているのが痛いほど分かる。
  仮に秋獅ヘそんなつもりじゃなくても、触れるなら同じこと。

  誰かに哀れみを向けられ、
  社会的倫理と一般常識に基づき止められるなんて
  
絶対に許せない、耐えられない。


  ましてや内容から何かに気づかれたら、……。

  多分、母親からは才能よりプライドの高さを継いでるんだ。

  だけどそんな風に聞かれた時点で、
  きっともうどこかは駄目になってるんだ。 ]
(589) 2022/10/16(Sun) 21:49:53

【人】 帰宅部 津崎絵音



……秋獅煢エの声が聞こえていたんだね

[ だからこちらも触れよう。

  そうじゃなきゃ来ないだろ此処に。
  声が低く変わってしまったのは、仕方ない。

  いくらかつてのように呼ばれても>>559
  どこか幼く問いかけてきても>>560

  同じままでは、いられない。
  どうしようもないくらいに変わり果てている。

  他人の願いが気になるだけなら、
  天ヶ瀬やらいるだろう親しい女子でいい筈だ。
  お互い気まずい相手を選ぶことはない。

  今更向き合い関係を戻したいと思える精神状態なのなら、
  問題の相手が誰であれ、“あんなこと”を口にはしない。

  秋獅ヘ気づくだろうか?
  あの誰かへの殺意めいた言葉をかつての兄貴分が聞いたと。 ]
(590) 2022/10/16(Sun) 21:50:37

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 何を思いその言葉を繰り返したのか、分かる筈がないけど>>557
  蘇ったのは小さな手が懸命に奏でた聖なる曲。

  今では祈りを捧げる対象は、救いを求める相手は
  まるでこちらを試しているようにも感じた白い幽霊。
  秋獅烽ワた、そうなってしまったのだろうか。>558 ]

お前をそこまで追い詰めたのは誰?

[ 秋獅ェ答えるまで、何を返されるか分からない。>>556
  人生においてはほんの数年。
  子供にとってはとても長い時間。

  離れすぎたことで、お互い何も分からなくなってしまった。
  きっと、秘めたいことだけを両者知っていて。

  自分はそこからまだ逃れようとしながら、
  相手を気にするのは、こちらの方が大人に近い故の狡さ。* ]
(591) 2022/10/16(Sun) 21:50:57

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 回想:叶冬ちゃんと ──
 
 
 名前を呼んだら ひえっ、て驚かれた。>>365
 やっぱり、勝手にヌイグルミなんかつけて
 警戒されてるのかなって思って。
 しおしおだった僕が、しおしおしおぐらいになった。
 
 
  「 うん、僕も何十体も失敗してるから
    作るのは、簡単じゃないかな ……

           ……… 叶冬ちゃんも ? 」
 
 
 しおしおな僕の顔が少し嬉しさを覗かせた。
 手芸の難しさを分かってもらえたからじゃなくて
 彼女もユメリンぬいを作ろうとしていたらしいから。
 
 
(592) 2022/10/16(Sun) 22:04:36

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 彼女がユメリンを返そうと差し出せば >>366
 僕はリボンだけを頂戴して、
 そのまま彼女の手を押し戻す。
 
 
 「 叶冬ちゃんのユメリンだって
   夢の向こうで待ってるよ。
 
   分からないところは手伝うから
   それまで、その子を側で応援させてあげて ? 」
 
 
  僕は、また作る気があるのなら手伝うよ、と。
  『 お礼はいつかします 』と
  逃げるように去って行った彼女。 >>369
 
  同志が出来たっていうだけで
  充分すぎるんだけどな ── 僕はぽつりと独り言を *
 
 
(593) 2022/10/16(Sun) 22:04:39

【人】 大木慎之介

[白瀬が心配するような出来事は無かった。>>528

 大木は隠し事をしないほうだったから、
 大木が旧校舎探検に参加しているのを
 夏実は当然のように知っていたようであるが。

 大木と夏実はそこそこ親しいけれど、
 そこまで雑談で盛り上がる仲ではないし、クラスも別。
 夏実に妹について問われることはなかった。

 夏実が尋ねたとするなら、
 白瀬の想像通りに鈴掛のほうであろう。>>529

 まあ仮に夏実に聞かれたとして、
 大木は何も答えなかっただろうけれど。
 昨夜の呟きを思い出さずに>>229
 白瀬の話をできる気がしなかったからだ
(594) 2022/10/16(Sun) 22:11:03

【人】 大木慎之介

[その白瀬にメッセージを送ってみようか、と
 しばし悩んでいたのだが。

 白瀬が呼び出しに応じてくれるビジョンが見えなかった。

 実際にどうなるかはやってみないとわからないことだが、
 応じてくれる気がせず、試す気になれなかったのだ。

 直接教室に行ったほうが早いのではないか。
 そう考えたが、白瀬のクラスを知らない。

 さてどうしたものか。
 あと二日しかない、だがまだあと二日ある。

 今日のところは家に帰って一休みして、
 それから改めて考えたほうがいいのかもしれない]**
(595) 2022/10/16(Sun) 22:11:22
大木慎之介は、メモを貼った。
(a66) 2022/10/16(Sun) 22:13:24

【人】 軽音部 千葉郁也

──昼休み終わり・工藤と──

[推測通り工藤は寝坊したらしい。>>565
まあ、普段からセットに時間かかりそうだし
いつもは早起きなのだろう。]

 まあ、何度か髪型違うの見た記憶あるし。
 でも珍しいな、遅刻ギリギリとか。

[確か一年の時も髪型が違う日があって、
似たようなやりとりをした覚えがある。

やっぱ昨晩のことが原因なのかなと、
あまり眠れなかった身としては考えてしまう。

秋月先輩だったら昨日のことも知ってるし
工藤が怪談集めたいならちょうどいいって
思ったんだけど……。]

 大丈夫じゃないの、秋月先輩なら
 少なくとも迷惑そうにはしないと思うし。
 あと多分驚いたりもしない。

[勝手な予想で話してるけど、
間違えてはいないだろう、きっと。]
(596) 2022/10/16(Sun) 22:19:32

【人】 軽音部 千葉郁也

[工藤が風紀委員に髪型を指摘されたことがあるとは
知らなかったから、縁遠そうではあるか。
(三つ編みでもなかった時が「わざと」の抗議なんて
 意外な一面は、残念ながら気づかなかった。)


秋月先輩とのことについて言及される>>566とは
思ってなかったから、若干動揺はした。]

 えっ……、俺に語りたいかは、どうかな…

[七不思議の話の時先輩は面白そうに笑ってたし
あり得るから困るんだけど。

仲良いかはどうだろう。
主に揶揄われている気はする。]

 仲悪くはねぇけど多分…、
 俺は怪談にそんな興味ないし…?

[俺が興味あったらベラベラ喋るって知ってるだろとは
墓穴なので言わない。

目は多分、思い切り逸らした。
あーあ。
]
(597) 2022/10/16(Sun) 22:23:02

【人】 軽音部 千葉郁也

[話したいことについては、時間ある時にと
言って貰えたから少し安心する。]

 わかった、じゃあ後で連絡する。
 あー…今日すぐはないかな、多分。

[今日の放課後とかだと俺自身何話していいか
まとまってないだろうから、
もう少し考えてからにしようと思って。

何も思いついてないんだけど
どうしようって言われても困るだろうし。

とりあえずもう少しちゃんと考えておこうと思いながら、
じゃあまた、ってA組を後にした。]*
(598) 2022/10/16(Sun) 22:25:40
軽音部 千葉郁也は、メモを貼った。
(a67) 2022/10/16(Sun) 22:39:23

【人】 工藤 彩葉

 
― 休み時間: 天ヶ瀬くんと ―

[ちょっとした間があいちゃっても
特に気まずい空気が流れることなく、
するりと言葉が出てくるんだから。
天ヶ瀬くんは本当にコミュ強だなあと思って>>569]


 そっかあ。


[と短い返事をしながら、
私は、作った笑顔をゆるりと緩めた。

お腹の音は、goodな方のグーじゃなかったけどね。
ラッキーだと思っておきます、うん。]

 
(599) 2022/10/16(Sun) 22:49:07

【人】 工藤 彩葉

 
[伏せておいたT先輩の存在は>>570
すぐにオープンになってしまったけど。
多分先輩も隠してなさそうだから
まあいっか、って私は気にせず]


 なんだ、天ヶ瀬くんも
 布教メンバーの一人だったの?

 人数多い方が通りやすいから、
 リクエストくれたら効果あると思うよ。


[と、こちらから見れば
普通に話が続いてるなと思っていたので
私、この時はまだ気付いてなかったの。
彼のスイッチに。]
 
(600) 2022/10/16(Sun) 22:49:10

【人】 工藤 彩葉

 
[でもね、感嘆符が増し増しになったかわりに
句読点が消滅した感じの早口言葉。>>571
それを聞いたら、さすがの私もピンときました。
あ、これ知ってる!限界オタクって言うんでしょ!

それに気付いた私は]


 ふふ、天ヶ瀬くん、本当に大好きなんだねぇ。

 うん、私も好きだよ。ユメリン。


[ってにこにこ聞いていました。
好きなものを楽しそうに語る人、私、いいと思うな。
それが推しと言えるのかどうかはわからなくても、
好きって言ったって別にいいよね?
ライト層ってやつ?
]



 そっか、つらい時にも寄り添ってくれるんだね。
 そんなに良いなら、私も夜に聴いてみようかな。

 天ヶ瀬くんのおすすめはなんて曲?
 お昼の放送も、私はバラード流す方だから
 リクエストの時は気にしな、…… !?


[えっ 今誰か、辻斬り(手刀)して行った…?
びっくりして、話しの途中だったのも忘れ
私はしばし無言になってしまった。]
(601) 2022/10/16(Sun) 22:49:13

【人】 工藤 彩葉

 
[もう大丈夫、って言われたら>>572
あ、うん、って今度は私が我に返ったけど。

尋ねられた言葉には、
うーん…、と少し考え込んでしまい。]


 …実はね、私ちゃんと考えていなくて。
 あれもこれも、って迷うくらいなら
 いっそ、誰かのために…って
 そう思うくらいだったんだけど。

 でも、…うーん、とね。
 待って。


[真面目な話をするなら、どうしても
特定のワードが出てきてしまって。

うまく言えないのがもどかしかったから、
私はスマホを取り出し、]
 
(602) 2022/10/16(Sun) 22:49:17

【人】 工藤 彩葉

 

 ……こっちでお話してもいい?


[通知が届いただろうタイミングで、
そう続けたんだけど。

休み時間もそう長くはないし、
次のメッセージを送れたのは
チャイムが鳴る前だったか後になったか。

途中で授業が始まっちゃっても、
私は話の続きが気になって。
珍しく、教科書の影に隠れてひっそり、
スマホをいじることになっただろう。]

 
(603) 2022/10/16(Sun) 22:49:23

【人】 工藤 彩葉

 
[それがそう、たとえば
" ユメリンぬい "の願いだったら。

天ヶ瀬くんは自力で作れるんだろうし
私はよろこんで受け取るだろうし
幽霊に願わなくても、叶えられるわけで。

でも、私たちは叶うなんて知らないから
そういう願いも、幽霊に託してしまうのかな。


思ったよりも、願い事って難しい。]


[いつかの、ばれなかった「青葉くん」には
内心少し、ほっとしていた。
だってほら、私あんまり、
そういうキャラじゃないでしょ…? 多分。

お名前のちょっとした親近感ね、
違和感なかったら良いなって思うんだけど。
私の方が、そう呼ぶ私自身を
今のところ、うまく想像できていなかった。

でも、名前で呼んで、同じく返って来なかったら
距離感を感じてしまうものなんだろうか。]**

 
(604) 2022/10/16(Sun) 22:49:29

【人】 金海 叶冬



[ いつもなら、お昼は憂鬱でした。
  お昼休みはみんなから色んな音がします。

  あやちゃんが部活動のない日は、
  一緒にいてくれることも、あったでしょうか?

  そうでなければボクは大抵裏庭にいます。
  お昼の放送がよく聞こえるから。
  静かです。

  花の水やりの大任も、こなせます。
  コンビニのあんぱん入りの袋を抱え
  教室を出ようとした時でしょうか。 ]

 
(605) 2022/10/16(Sun) 22:50:48

【人】 金海 叶冬



[ 他のクラスから誰かが来ることは
  そんなに珍しいことではありません。
  お昼の長いお休みであるのなら。なおのこと。 

  ボクに用のある人が来たことはありません。
  だから誰が来ても、
  気にとめることはないはずでした。 ]


  
(606) 2022/10/16(Sun) 22:51:51

【人】 金海 叶冬


  あ


[  天ヶ瀬くんと、文化祭のベースの人。>>317
  千葉くんだという名前は
  あやちゃんと文化祭の話をした時に聞けたと思います。


  ボクに用事があると思うことはありませんし
  普段ならそっと邪魔にならないよう
  違う場所から出ようとしたはずです。 

 
 
  普段なら。  ]
  
(607) 2022/10/16(Sun) 22:59:10

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……本当は、分かっていた、けれど
 何でもないように言われた言葉、
 それははぐらかそうとしているのだということ
 心配というよりは、部活の方へ行かせようとするやんわりとした拒絶だということも>>588

 でもどうしたって昔のことを思い出して、
 置いてかれたように思ったときと重なって、
 だから――その装った優しさが、逆にあたしを焚き付けた ]
 
(608) 2022/10/16(Sun) 23:06:29

【人】 白瀬 秋緒

 

  ………………


[ 冗談に似た、どう考えても嘘の答え>>589
 ここで「信じる」という程の情は、疾うの昔に置いてきてしまった
 ただ「信じない」とも否定出来ない
 ……絵音がそれで話題を終わらせたいなら、仕方ないと思ってもいたから
 それでも、聞きたいという願いを捨て去れずに、
 肯定も否定も出来ず、黙った

 打って変わった優しくない声>>590
 そこに感じてしまうのが、やはりどうしても疎外感なのが情けない
 そうだよ、あたしは、絵音くんの願いを知りたいし、
 だけど、今更関係性を戻そうなんて思ってない

 ……じゃあなんで、聞いてしまったんだろう
 彼の願いを聞いて、どうするつもりなんだろう
 聞いて同情する? 聞いて喜ぶ?
 それは別に、絵音も望んでないだろうに ]
 
(609) 2022/10/16(Sun) 23:06:59

【人】 白瀬 秋緒

 

[ だって、もう、“最後”だから
 最後に話をするくらい、良いと思ったんだよ ]


 
(610) 2022/10/16(Sun) 23:07:25

【人】 白瀬 秋緒

 

  え、……


[ 逆に、問い掛けられた言葉が、
 痛いところをついて、言葉に詰まった
 絵音が自分の言葉を聞いていたこと、その言葉を聞くまで、気付いていなかった
 双方遠ざけていたから、何もかも分からない相手の事情を、
 月の光が、何かあるということだけ、中途半端に引きずり出してしまった

 聞いていたのは己だったはずなのに
 それが、今、こちらを向いている ]


  あたし、は……


[ 逃げなきゃ、と思った
 絵音は逃げなかったのに、さっきは教室から出ていかなかったのに、勝手だけれど
 別に普段と同じように「姉が嫌い」と口にすれば良いことで、
 それを言いにくいことなんて、ありはしないのに ]
 
(611) 2022/10/16(Sun) 23:08:02

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……姉貴がいるから、あたしは、

  ……あたしは


[ だけど、体は絵音の方を向いたまま、動かなかった
 本当は、……聞いて欲しかったのかも、しれない ]


  比べられてばっかで、
  怒られてばっかで、
  憎まれるし、
  ……何も期待されなくて、

  そのくせ姉貴は……ああだから
  それが、余計、嫌で、


[ 上手く言葉にならないな
 現在の己の事情を全く知らない絵音に聞かせても、何のことか分からないかもしれない ]
 
(612) 2022/10/16(Sun) 23:08:42

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 己を追い詰めたのは姉だと、
 それは半分だけ正解のようなもので、

 正答するなら、それは姉と己を何にしたって比較して
 こちらに哀れみの目を向ける
 両親や環境なんだろう ]

 
(613) 2022/10/16(Sun) 23:09:26

【人】 白瀬 秋緒

 

  でも、もう、いい

  もう、いいんだよ、べつに


[ でも今更泣き言なんて言わない
 否……言えない>>165

 やれることをやらずに立ち止まって>>168
 思考を止めた先にあるものは>>172 ]
 
(614) 2022/10/16(Sun) 23:09:56

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……あいつがあたしの視界から居なくなるように、

  あたしが、ここから消えればいい

 
(615) 2022/10/16(Sun) 23:10:33

【人】 白瀬 秋緒

 

[ 願うのは、それだけ ]


[ だからあたしは、絵音くんの願いが何であっても、
 止めることなんて、きっとしない* ]


 
(616) 2022/10/16(Sun) 23:11:04

【人】 金海 叶冬

 


 [ 例えばもう忘れられるはずの言葉に
   何の意味があるのかといわれれば 
   それはボクにだってよくはわかりません。

   あの時に渡したハンカチだって、
   捨てていいですよ、って実は言っていたのです。

   月日はそこそこ流れました。
   かえってくるなんて思ってなかったです。

   二人の居る入り口の方へ向かいました。
   何のお話しをしているかは聞いてはいません。
   けれどボクらは、同じ共鳴者共犯者です。 
   挨拶するくらいは、許されるかな。 ]

 
(617) 2022/10/16(Sun) 23:12:11

【人】 金海 叶冬



  いいお天気ですね


[ お昼休みが終わったら、午後が始まって
  そして放課後が来て眠れば  ボクは
  ボクらは それをあと二回繰り返せば
  願いごとを叶えてもらえるのです。

  
  それが何でもないような挨拶をしました。 


  ボクは多分、とても穏やかな笑顔を浮かべています。

  きのうのゆうれいみたいな、笑顔だったかもしれません。



  あとふつか、ボクはだれと 
  どんな話をできるでしょうか?

  話してみたいことは、沢山あります、
  ね、たとえば、
 ]
 
 
(618) 2022/10/16(Sun) 23:31:23

【人】 金海 叶冬




  文化祭のベース かっこよかったですよ。
  

 
(619) 2022/10/16(Sun) 23:32:22

【人】 金海 叶冬




 ユメリンの新曲 たのしみですよね


 
(620) 2022/10/16(Sun) 23:33:31

【人】 金海 叶冬



 [ そのどちらの言葉も、 ね、
   ボクはちゃんとつたえて、音にしました。 


   お話しの邪魔をしてはいけないから
   ボクはきっとそれ以上ボクからいうことはなくて

   裏庭にいかなくては。
   お花に水をあげるんです、って。 


   そのひのさよならを、ひとつかぞえました。 ]**
(621) 2022/10/16(Sun) 23:38:57

【人】 天ヶ瀬 青葉

 ── 回想:大地センパイ ──
 
 
 「 大地センパイの脅かし役、
   ちょっと興味がありますけどね 」>>494
 
 
 なんだかふんわりとした人だから
 どうだろ、怖いのかな ?
 驚かせた後に『 ごめんごめん 』って言いそうで。
 
 ミルフィーユを頬張る彼が
 " 食べごろ "について聞いてくれば、>>496
 んー、と人差し指を唇にぽんぽん当てて。
 
 
 「 確かにありますけど、
   苺とか使う食材でも変わってきますし。
   それに部活だと
   作ったらそのまま食べちゃいますしね。
   だから、食べたい時が" 食べごろ "です。 」
 
 
 気にしちゃ負けです、そう言って僕はにっこり。
 
 
(622) 2022/10/16(Sun) 23:46:32

【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 今日の探索は助っ人なのか、
 それとも自主的なのか聞いてみれば
 彼がちら、と目をやった先には壮真センパイの姿。>>497
 この時の僕はまだ、
 壮真センパイに近付く事も躊躇っていたから
 そうなんですね、と軽く相槌を。
 
 
  「 ……… 僕はそっちですよう
    誰が何と言おうと秘密。秘密ですけどね。 」
 
 
 願い事目当て ───『 そっちかな? 』と聞かれて、
 僕は頬を膨らまし、拗ねたような声で肯定した。
 遠足のつもりで、なんて言ったところで
 なんとなく" お見通し "みたいな顔されそうだったから。
 
 まあ、「 なあんて 」ってすぐ笑顔を向けるけれど *
 
 
(623) 2022/10/16(Sun) 23:46:35

【人】 鈴掛 未早


 
―― お昼休み:聖奈と



  あーわかる、
  夜だともうこんな寒くなるんだなってね
  コートとか別にいいでしょって思ってたの
  ちょっとだけ後悔した。


[ 実際コートを着てきてたら、
 さすがに暑くてげんなりしたかもしれないけど。
 秋口ってそういう微妙な気温が多くて嫌になるよね

 って、普通に話してたけど
 少しテンション下がったな、っていうのはわかった>>545

 理由まではそりゃわからない。
 代償、なんて観点を持ってなかったのもあるけど
 そもそも本当に願って叶うのかってところに
 私が少し懐疑的でいるのもあると思う。
 叶えられることに実感がないから適当を言えるのだ。 ]
 
(624) 2022/10/16(Sun) 23:48:18

【人】 鈴掛 未早


[ 次々並べ立てられる
 実に赤裸々な小さな願いたち。>>547
 もしかしたらちょっと、
 赤裸々すぎて笑いをこらえきれなかったかも

 てか好きな人とかいるの? とか ]


  いやさすがに、ふふ、
  まつ毛1cmは盛り過ぎじゃない…っ?


[ これは声に出た。こらえきれなかった。 ]


  カレーパンってなんか、
  基本見た目と中身のギャップすごいよね


[ 最後に高々と放たれた願い事、>>548
 見せられたカレーパンの中身に目をやれば
 まあそう言いたくなるのもわかる感じで。
 焼きそばパンはいいぞ、見た目を裏切らない…とか
 わざとらしく神妙な面持ちでふざけてみせた ]
 
(625) 2022/10/16(Sun) 23:49:03

【人】 鈴掛 未早



  正直、あんまり実感がわかないんだよね

  夢じゃなかったのはわかるけど、
  願いを叶えてもらえるって言われても…


[ ―― 今更そう言われたところで、 ]


  なんだかなぁ。 **

 
(626) 2022/10/16(Sun) 23:49:20
金海 叶冬は、メモを貼った。
(a68) 2022/10/16(Sun) 23:53:52

【人】 秋月壮真



  ─ 1日目放課後:図書室 ─


  旧校舎の情報なら学校だろう
  

[ 出弦高校の歴史書を探して
  目を通していくけれど
  目星そうな情報は得られなかった。

  淡く光る白い人影
  少女のようだった>>n1

  だが高校の校舎で少女……?
  疑問が残る。


  噂では
  未練があり住み着いている
  幽霊だったな>>0:n0

  あそこは人気もない、未練があるのに
  人気ない場所で未練は晴れるものなのか。 ]


 
(627) 2022/10/16(Sun) 23:55:22

【人】 秋月壮真



  幽霊が望みを叶えることなど
  実際にあるのか……



[ 鵜呑みにすると危険だと考えているのに
  頼ってしまいそうになる。
 
  大規模な願いは無理だと言った>>n5
  3日間の間ってことか
  その間あの幽霊はずっと旧校舎で
  姿を現すということか?

  随分と霊力が強いな。
  願いを叶えられるのなら
  強いのも理解は出来る……が。

  あの人数を一瞬でグラウンドに移動
  させることが出来る力はあるんだ。

  恐らく海外に瞬時に行きたいと言う願い
  くらいならば用意に叶えてくれそうだ。 ]


 
(628) 2022/10/16(Sun) 23:55:28

【人】 秋月壮真



[ 一冊になった新聞のスクラップの
  まとめを見つける。
  これにはこの学校のことを書いてある記事が
  綴られていた。
  まだ作りかけのようだな。 ]



  
────── !!



[ 作りかけの最新のページに挟まっていた新聞。
  それは数ヶ月前のもの。

  そこには小さな記事があった。 ]




 
(629) 2022/10/16(Sun) 23:55:39

【人】 秋月壮真







      [ ─ 小学生が撥ねられた交通事故 ─ ]
(630) 2022/10/16(Sun) 23:55:51

【人】 秋月壮真



[ ふらふらと後退り
  床に壁伝いに座り込む。

  思わず掴んだ腕に爪を立てれば
        
赤い液体
が流れる。 ]



  
はは、……は、



       
もう……許してくれ



 
(631) 2022/10/16(Sun) 23:55:57

【人】 秋月壮真



[ ある日突然日常は奪われる。
  普通に生活していても、理不尽に。

  俺は傷を隠した。
  
隠して隠して隠して見えないように。


  それで俺の罪が消えるわけではない。
  これが現実でリアルで世界なんだ。

  赤は止まれ。
  危険の色。
  警告の色。


  視界を埋めるのは
真っ赤な血の色
>>0:489
  忘れられない目を閉じても埋まる
赤の光景



        俺は気が付けなかった何もできなかった。 ]


 
(632) 2022/10/16(Sun) 23:56:07

【人】 秋月壮真




( 何故俺ではなかったのだと
  何度考えても答えなんて出ないんだ。



  だから願わないといけない。

  
俺の願いは──────………。
 )



 
(633) 2022/10/16(Sun) 23:56:14

【人】 秋月壮真






      [ 嘲笑うかのように
        咎めるかのように

        その記事は俺に向かって揺れていた。 ]**

 
(634) 2022/10/16(Sun) 23:57:25

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ つまらない戯言を返されて、黙ってしまった秋氏B>>609
  否定することもしない姿は、
  いじめられてる小さい女の子みたいだと思った。

  そうだろうね。オレは酷い奴なんだ。
  ろくでなしと親しく接してくれるクラスメイトや友人とも、
  踏み込まれない距離感を自分の事情で作り上げるくらいには。

  でも一番酷いことをしているのは今だろうね。
  多分、思いっきり彼女を突き刺してしまった。>>611

  だからそれ以上傷つけないように、
  語られる全ては悲しい願いで終わるその時まで。>>615
  じっと黙って聞き、考えてから口を開いた。 ]
(635) 2022/10/16(Sun) 23:57:58

【人】 帰宅部 津崎絵音



俺も夏実のことは、入学してすぐ話して以降避けてる
ああいう奴だから辛いんだろ?分かるよ

[ あの昏い願いが向く先が実姉であったことに
  聞いていて驚きも咎める気持ちも浮かばなかった。

  悲しい程に共感と過去との照らし合わせの納得を得た。
 
  誰にでも愛される夏実、優秀な夏実
  本来厳しい母にも気に入られて、きっと秋獅ヘそうじゃなくて。
  両親の思いから始めたピアノも、恐らくその為に辞めて。
  想像出来ないところでも、何度も似た経験をしたのだろう。

  曖昧な言葉が示すところすら、理解出来た。 ]

……小さい頃は好きだったんだけど
今はあいつを見てると、惨めになる。

[ 淡い初恋も、とうに過ぎ去り憎悪まで抱いてしまえば
  もう味もしない過去で、淡々と語るばかり。
  その妹に打ち明けることへの躊躇いも無い。

  他人と家族では苦痛の度合いが違うけれど、
  同じ気持ちだって、伝えたかった。 ]
(636) 2022/10/16(Sun) 23:58:18

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ でも、変わってしまったオレ達が似ているのなら

  苦しめたのは、夏実だけじゃないんだろう? ]
(637) 2022/10/16(Sun) 23:58:43

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 静かに立ち上がり、何も言わず二人の距離を足が埋める。

  妹のようだった彼女の手を取り、
  許されるのなら包もうとした。

  動きは遅い、特に右手はそう。
  嫌なら避けるのも振り解くのも容易だと思う。
  オレは筋力は弱いし、力もろくに込めてない。

  一つの圧倒的な光が作る陰の中にいる者を
  一時でも暖めてやりたくなっただけ。 ]
(638) 2022/10/16(Sun) 23:59:00

【人】 帰宅部 津崎絵音



高校を出て、遠くの大学に進学すれば願いは叶う
家族っていうのは、ずっと一緒にいないことのほうが多い

もし干渉されても、避ける方法が沢山生まれる
それに時間が経てばあっちも離れていることが当然になる

[ 数年間耐えろと言っているに等しい発言。
  ここまで弱った相手には、
  また酷いことを言われたと思われるかも。

  そう考えながらも、口は閉じられなかった。 ]
(639) 2022/10/16(Sun) 23:59:14

【人】 帰宅部 津崎絵音

まだ何かを誰かに求めてるのなら、
与えられる場所を見つけて、幸せに生きていてほしい

……俺は秋獅ソゃんに、そう思ってるよ

[ 的外れならそれでもいい。
  でも、そういう意味としか思えなかった。

  はぐらかし答えない相手に語る必要はあるだろうか、>>612
  本当にもういいなら、
  何で隠していたものを吐き出すみたいに打ち明けたのか。

  どこか似ているようで、
  秋獅フ心には自分とは違う何かがある気がした。

  だからこれは、装いなんて少しも無いんだよ。>>608
  ずっと放っておいたオレが伝えられる精一杯の気持ち。

  受け取ってもらえるかは自信ないけど。 ]*
(640) 2022/10/16(Sun) 23:59:31
 




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生存者 (12)

津崎絵音
55回 残----pt

ありがとう

千葉郁也
60回 残----pt

そばにいるよ

秋月壮真
121回 残----pt

君と手を繋いで。

世良健人
75回 残----pt

君と手を繋ぐ

未國 聖奈
100回 残----pt

己に願いを。

大木慎之介
53回 残----pt

願いは自分の力で

小鳥遊 大地
35回 残----pt

びちびちびちびち

金海 叶冬
86回 残----pt

ねむたい

天ヶ瀬 青葉
66回 残----pt

除霊師

工藤 彩葉
82回 残----pt

 

鈴掛 未早
42回 残----pt

生きていく。

白瀬 秋緒
122回 残----pt

さいしゅうび

犠牲者 (1)

棗星人(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

大槻登志郎(4d)
11回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

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死者のうめき
舞台
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