人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が1人、賢者が1人、骸糾問が1人、魔術師が2人、鼠人が1人、凶狼が1人、擬狼が2人、笛吹きが1人、諜報員が1人、骨噛みが1人、荒れ星が1人、無思慮が1人、宝玉が99人いるようだ。

【人】 鼠の チェスティーノ

「――おいババァ!たまにはシチューぐらい出してみろや。腹減ってンだよ…おい無視すんなや!おい!」

この宿は本当に酷い。
料理は格別、ベッドも清潔で掃除が行き届いている。
何がひどいのかといえば……女主人は、料理もベッドメイクも出来ないからと、料理は店から注文し、ベッドメイクはメイドを貴族の屋敷から借りてきているのだ。
その分のサービス料が支払えなければ、当然。セルフサービスである。
(0) 2021/12/07(Tue) 21:00:57
ミズチは、シチューの単語に反応した。
(a0) 2021/12/07(Tue) 21:05:57

ミズチは、話に出ただけかぁと思えば特に割って入ることもなかった。日常的に見られる光景である。
(a1) 2021/12/07(Tue) 21:06:08

【見】 吟遊詩人 フェリックス

「シチューでも」

首を傾げて、曖昧な笑みを浮かべた。

「食べるかい。と思ったが……ミズチ。きみは普通の食物は受け付けるんだったか」
(@0) 2021/12/07(Tue) 21:29:56
アイシャは、ハーブティーの対価をきちんと払っている。そうでもしないと提供されないであろうものだと分かっている。
(a2) 2021/12/07(Tue) 21:31:13

【人】 埃運び オーウェン


「なあ婆さん、本当に依頼は張り替えたのか?
 昨日とたいして代わり映えしないモンばっかじゃないですか。これじゃあ嫌でも受けるしかなくなっちまう……」

あまりにも不躾に女主人へと文句を言っているのは、大きな鞄がトレードマークの配達屋。
一枚でも多く銅貨を稼ぐために貴族屋敷から野晒しの下等住居。果ては魔物の巣窟まで駆け回り仕事を熟す。誰が呼んだか──〈埃運び〉だ。

ただ好き嫌いなく依頼を受けるのかと言われればそうではないらしく、ご同業の護衛や荒くれの討伐といったラインナップの前には渋い顔。

「競合の手助けをしたり、得意じゃない戦闘をするのは気が進まないというか。これで全部なら仕方ないけどさあ」
(1) 2021/12/07(Tue) 21:31:58

【人】 大道芸人 チェルシー

「おやおや、今日も当宿は賑やかにございます!
 不平不満に怒号が怒涛に満ちまして、
 愉快さんも泣き寝入りしてしまいそうですよ!

 しかしいやはやどうでしょう、
 実際涙ながらにしか語れぬお話でありますね……
 この都においてゼニ無き者は、
 自分で料理を用意するしか無いというのは……!

 ですが皆さんご安心ください!
 チェルちゃん、何と異界から料理を召喚出来るのです!
 今からバッチリシチューを出してみましょう!
 はい、1、2、3……」

派手なハンカチを、空の皿の上に掛けて数字を唱えると……
そこには立派な真鍮の塊が!!!!!

「成功しました!!さあ、今日のご飯を頂くとしましょう!!
 ガキッ……ゴリッ……オゴゴ……、
 うーん。具が大きくて食べごたえがありますね……」

一人で到底食い物でないものに齧りついている。
これがこの派手な少女の日常であった。
(2) 2021/12/07(Tue) 21:37:25
オーウェンは、ぶつくさ言いながらも安酒を一杯貰った。こんなこと言えるのも贅沢だってことくらいは分かっている。
(a3) 2021/12/07(Tue) 21:37:50

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

その男ノアベルトは、今日もいませんよ、と言わんばかりに足音をできるだけ立てずに酒場を闊歩する。
チェスティーノの頭に拾ったモンスターの尻尾を投げつけて。
神出鬼没の透明人間は、驚く声を尻目に、取り出した帽子から徐々に姿を現しエール瓶を傾けた。

「チェスティーノは喧しいですね〜、しかしたまには豪華な食事も食べたいのも頷けます」

「浮かれ話も出たところで、こんな依頼すら貧相な地区の治安を守ってなんになるざんしょ。
オーウェンの肩を持つわけじゃありんせんが、羽振り良くする場所を間違っているんですよ〜」
(3) 2021/12/07(Tue) 21:38:56
ノアベルトは、もう少しでシチューになれた真鍮をみている。今日もチェルシーは悪食ですね。
(a4) 2021/12/07(Tue) 21:46:34

【人】 埃運び オーウェン


「ノ〜アベルト。いきなり出てきたかと思えば。
 悲しいかな、我々木端の飲んだくれが望めば望むだけ奪われるモンなんだよ。
 小銭漁りも楽じゃない世の中だが、一発当てようったってそうはいかない。コネも血もねえなら行き着く先はみんな一緒だ」

ダン、と力強くジョッキを置けば、不愉快そうに眉間に皺を寄せて。また力一杯親指を地面に向けて立てる。

「……と言いたいが、行くとこまで行ったらああなるのかもな。俺はあれはあれで御免だが」

シチューを出そうとして真鍮を出そうとするな。いんちき呪術師だってやらないぞそんなこと。そんなありきたりの言葉は酒で喉の奥に流し込んだ。
(4) 2021/12/07(Tue) 21:50:31

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

「……………………………」

エドゥアルトはいつもの如く石像のように微動だにせず
端の壁によりかかって目を閉じ、喧騒に耳を傾けている。

「…………依頼に戦力が必要であればおれが同行しよう
 そう"命令"をしてくれればどこへでも」

目を開き、誰にともなくそれだけを言えば、再び目を閉じた。
(5) 2021/12/07(Tue) 21:51:55

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「ねーねー、カクメーって起きたらどうなるの?
 地位がひっくり返って貴族が奴隷になったりするの?
 それじゃ一緒かなぁ?カードでカクメー返しってあったよねぇ。
 ロッテあれよくわかんなかったけどぉー」

空になった果実水のグラスをカウンターに返して、年季の入ったテーブルに頬杖をつく。誰も答えなくても少女は気にしない。
〈埃運び〉の青年のぼやきに応えるともなく小首を傾げる。

「護衛ならロッテやってもいいよぉー?
 今ならおトクに銀貨3枚!おわってタイヘンだったなーって思ったら追加で2枚!
 殺しちゃダメなら追加で1枚〜!どーぉ?」
(@1) 2021/12/07(Tue) 21:52:42
エドゥアルトは、命令がなければなかなか動けない。そういう気質だった。
(a5) 2021/12/07(Tue) 21:52:45

リーゼロッテは、チェルシーに拍手した。すっごぉーい♡食べる実演までが芸…ってコト!?
(t0) 2021/12/07(Tue) 21:53:47

【人】 大道芸人 チェルシー

「行く所まで行っちゃいましょうよ!!
 そしたら毎日楽しく笑って過ごせますとも、
 このチェルちゃんのように!!!!

 ああしかし、そんなチェルちゃんにも悩みはあるのです。
 最近、というか直近10秒前くらいから、
 胃もたれの激しさを感じるんですね。これが……老い?」

皿の上の真鍮はいつの間にか無くなっていた。
チェルシーは口元を拭った。
(6) 2021/12/07(Tue) 21:59:25
チェルシーは、大げさな礼で拍手に応え……る途中でドンドンドン!と自分の背を叩き始めた。詰まったらしい。
(a6) 2021/12/07(Tue) 22:00:34

【人】 骸狩り スカリオーネ

窓の傍の薄暗い席で、真鍮だの不平だの
依頼を売り込む声だのを聞き流している。
幾らか蓄えがある余裕か、透明な酒に辛口のツマミ。
真鍮を齧る少女が居る以上、煙は〈魔女〉様のものしかない。

荒れれば荒れるだけ儲かる仕事ではあるが、
周囲の噂を聞けば悪い傾向だとグラスを呷った。
(7) 2021/12/07(Tue) 22:01:12

【人】 仮面の役者 フランドル

「おやおや。
 ご婦人の扱いを知らないならず者の末路は、いつだって…」

酒場の喧騒を、それこそ"背景"として。
役者は一人、モノローグを語る。
その内に台本通り、見えざる不運に見舞われた痩身の男を見遣り
そら見たことかとばかりに苦笑した。

「──想像に難くないものだ。
 だからという訳でもないが、女性はもっと丁重に扱うといい。
 同じような、或いはもっと災難な目に遭いたくないのならね」
(8) 2021/12/07(Tue) 22:03:50
スカリオーネは、〈煙の魔女〉に指を弾いてチェルシーを指した。水でも出してやれという動きだ。
(a7) 2021/12/07(Tue) 22:04:10

【人】 埃運び オーウェン


「依頼をこなす為にお仲間を連れる、な。取り分が減るから気は進まないけど今日に限っちゃ悪い選択肢じゃないか。
 リーゼロッテはともかく?エドゥアルドは煩くならないから金を払う分だけの価値がある。

 稼いだからと言って然るべきところで使わなけりゃ、それはそれでこの街で生きていけやしない」

ジョッキ一杯を呷って、濁点付きの声を漏らす。

「いけないところまで行ってんだよおたくは。
 見てる方はそろそろ笑えなくなる段階なんだよ。

 俺はもう少し取り返しのつくところで楽しくしてたいよ」
(9) 2021/12/07(Tue) 22:11:39

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>@0 フェリックス

「ああ。食物でなくとも口に入れば飲み込めはするが、小生としては食事をとれる方が好ましい。一緒に食べようフェリックス」

 フェリックスの言葉に頷いて、女主人に二人分のシチューや他の品を頼んだ。正当な料金を支払ったので対応される。
(10) 2021/12/07(Tue) 22:12:05
ミズチは、「嫌味か? 傀儡野郎のくせに人間様より先に飯食おうとしてんじゃねぇよ!!」と鼠につっかかられた。
(a8) 2021/12/07(Tue) 22:12:16

ミズチは、「?」
(a9) 2021/12/07(Tue) 22:12:21

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

「オーウェンの仰るああなるってどいつのコトですか?
 下層市民の奴ら? 真鍮を食べる奴? 品のないごろつき?
 はたまた、悪そ〜な人間の身柄を売っぱらう奴? 
 それとも、突然平等をうたう政府だったりして」

それもまた一興、と笑い酒をあおる。

「あ〜ヤダヤダ、こんなことを言うだけで反乱扱いされたらどうしましょう。
 あたくしが牢に閉じ込められるようなことがオーウェン運んでくださいよ。
 いっしょに指名手配になる可能性は高いですけれども」
(11) 2021/12/07(Tue) 22:12:31

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>10>>a8>>a9

「お前を見て度々思うが、チェスティーノはそうして自身を人間と言うのに金銭と商品のやり取りを出来ないのだろうか?」

「この場の主は彼女であり、彼女はきちんとルールを定めている。食事をとりたい場合は、定められた金額を支払うか自分で用意するかだ。お前と同じく金銭を払わないことを選択したチェルシーは、ああして自分で用意している」

 知らないタイプのシチューを食べているチェルシーを示す。ミルクもバターも入っていなさそうだが、興味はあるので今度頼んでみようかと考えた。

「…もしや、知らなかったのか? それはすまない、キツい物言いをしてしまった。お前も今度と言わず今から食事がとれるな、やり方はわかっただろう? うん、自分で実践するときちんと身に付いて良いと思う」

 馬鹿にしているわけではなく、限りなく彼の素だ。
(12) 2021/12/07(Tue) 22:13:17

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>10>>a8>>a9>>12

 チェスティーノは逆上し自身の得物に手が伸びかけたが、魔女の視線を受けて引っ込める。このまま得物をふるった後に待っているのは、彼が店の備品を壊して弁償代を魔女に要求される未来だ。

「どうしたチェスティーノ。今はいいのか? …行ってしまった」

 返事もせずにそそくさと去っていくチェスティーノを見送る。会話があまり噛み合わないのも今に始まったことではない。特に何があるわけでなく、シチューが来るのまだかなをするのに戻っただろう。
(13) 2021/12/07(Tue) 22:14:44

【人】 埃運び オーウェン


「この酒場にはお先真っ暗な輩が多すぎる。というかそれはあれか、人運びもやる俺に対する皮肉か。

 でもだからといってだ〜れが犯罪者担いで行くもんか。どこに運びに行くんだ。いっそ政府に突き出して奨励金貰って寛大な処置を願いに行くよ」

絡んでくるな。ほっとけ。話が長引けばそんなオーラを纏い始める。絡まれれば反応してしまう性分でもあるために。
(14) 2021/12/07(Tue) 22:21:53

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「あっなんかうるさいって言われてるカンジするぅー。
 もー♡ロッテのスイートボイスありがたく思ってよね♡えいえい♡」

オーウェンをつつく仕草だけして(距離があるので当然届かない)、真鍮を喉に詰まらせるという曲芸を見遣った。
男の指示もあり、ぼちぼち主人から水くらいはご慈悲があるだろうか。
それすら無いなら水の分くらい出してやっても良い。駄賃である。

「チェルちゃん死んじゃう?だいじょーぶ?
 喉通ってもお腹に金属あるの無理くない?
 なんか死人に縁ありそぉな人タチわりといるから死んでもヘーキなのかなぁ?」
(@2) 2021/12/07(Tue) 22:26:05

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

>>9 オーウェン

「煩くなければいいのか。
 ………おれは、役にたてるか? それならばいつでも」

猟銃を抱え直す。なんなら、金など払わずとも"これが命令だ"とでも従いそうなくらいだったが、それでは生きていけないことくらいは知っていた。だからそれだけ一言。男は従う。役に立つのならば。
(15) 2021/12/07(Tue) 22:28:57

【人】 残氷 の エアハート

「いつもの事ですが、今日は一段と盛況ですね」

二叉の槍を手に持った鎧の青年が扉を開け、
慣れた様子で店内を歩く。返り血は見当たらない。
頬に一筋の赤い線がある以外は。

依頼帰りなのは誰が見てもわかるだろう。
(16) 2021/12/07(Tue) 22:47:28
オーウェンは、リーゼロッテに遠方から突かれて顔をすこし横に仰け反らせた。
(a10) 2021/12/07(Tue) 22:54:06

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

「お優しい扱いに歓迎いたします〜。
 必要なときはきれいな金でも払ってあげますよ。
 ま、こんなにも護衛をしてくれる人間は多いみたいですし、不得意分野もきびきび片付けることですね」

ひらひらと手をふって、オーウェンから離れてやる。
進んで割に合わない仕事なんてしてやりません。
これでも〈掃除屋〉は、仕事には困っていませんから。

シチューを待ってる二人組を見やったあと、怪我をしてやってくるエアハートがめに入った。

「おやや、お疲れ様ですエアハート。
 鎧は掃除をしなくてよさそうですね、頬の傷は怪我でもしましたか?」
(17) 2021/12/07(Tue) 23:05:02

【人】 大道芸人 チェルシー

「わ、笑えないなんて、そんなぁ〜〜〜!
 チェルちゃんは皆に笑顔を届けたいんですのに……!
 喩え口の中に入れたものがすっごく固くで異物感満載でも
 幸せになれるって、皆さんに言いたかったのにっ……!」

「ウッ、でもわかってきちゃったかもしれません。
 何だか逝ける所まで逝ってしまいそうなのが……!

 はあっ、はあっ。リーゼちゃん……
 心配ありがとうございます……
 チェルちゃんは何時でも大丈夫ですが……
 それでも、この胸の炎を消すのに、
 命の水が必要なようです……っっ!!!」

指の向けられた先に、助けを乞う瞳を見せる。
水のサービスは……
ちょっと何かが沈殿してる水ならある
(18) 2021/12/07(Tue) 23:07:32

【人】 仮面の役者 フランドル

 
新たな来訪者を告げる、扉の開閉音。

何とはなしにそちらを見遣れば、
当然、今しがたやって来た一人の青年の姿を見咎めて。
ほんの一瞬、目を瞠ったのちに眉を吊り上げて──
(19) 2021/12/07(Tue) 23:08:57

【人】 仮面の役者 フランドル

>>16 エアハート

──エアハート!!

 お前…この馬鹿、今まで何処ほっつき歩いてたんだ!」

声を荒げ、役者の顔も脱ぎ捨てて。
つかつかと靴底鳴らして詰め寄った。

が、さて。
そちらに詰め寄られるような覚えなどあっただろうか。
(20) 2021/12/07(Tue) 23:09:37
チェルシーは、ついに出てきたサービスを飲み干した。でもこの水、ちょっと涙の味がします──そう言って笑った。
(a11) 2021/12/07(Tue) 23:11:51

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「いまのお水、完全になんか混ざってなかった?」


塵とかならまだ良いんだけれど。
(@3) 2021/12/07(Tue) 23:27:28

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

「うわぉ、お世話係かなにかですか」

エアハートに詰め寄るフランドルを見て首を傾げる。
はて面白い組み合わせだ。
彼らは仲が良かったか、……思い当たることが一つあり成り行きを見守る形だ。
(21) 2021/12/07(Tue) 23:27:44

【人】 花売り妖精 アイシャ

「ひゃっ」

荒げられた声に肩が跳ねて、危うくハーブティーをテーブルに零してしまう所でした。
しかも、その声が呼ぶ名が知ったものであるので猶更。

カップを大事そうに両手で包むようにして、花売りの女はそちらの方を見るのでした。

「エアハート様?……何か、揉め事があったのです?」
(22) 2021/12/07(Tue) 23:30:58
リーゼロッテは、あっエアハートさんだぁ、と声を掛けようとして踏み止まる。シュラバってやつ?
(t1) 2021/12/07(Tue) 23:31:07

【人】 灯屋 レイ

「賑やかなのはいつもの事でしょう。
 そしてチキンが美味しいのもいつもの事です」
バリッボリッ……

骨ごと肉を食べている音。

また一段と賑やかになったなと、新たな喧騒へ視線を向けただろう。
(23) 2021/12/07(Tue) 23:34:46

【人】 残氷 の エアハート

「おやノアベルト。
傷は汚れ扱いで治せないでしょう?
今日は依頼をお願いするものは──
残念ながら無かったのですが増えるかも知れません」

ノアベルトにいつもの調子の笑顔を向けて、
聞こえた怒声に視線を寄越す。

この鎧の優男が変に面倒見のよさから、
厄介者などを押し付けられたりもよくある光景。
この酒場で優男と面識がある者なら、
いつもの困り笑いと肩を竦めるのも日常茶飯。

──の、はずだ。
ただそれは、勘の鋭い者ならば。
違った光景が見えたかも知れない。


※2d6+MNDの値が12以上なら気付く事があるかも知れません。
(24) 2021/12/07(Tue) 23:44:25

【人】 花売り妖精 アイシャ

「ほ、骨ごと食べてるのです!?歯と顎が、めちゃめちゃ頑丈なのです……
 ハッ…チェルシー様も、真鍮を食べてたのです。

 もしかして、これが
今ヨルムガンドで流行の食
だったのです…?!」

驚き。絶対にそんなことはないのですけど、到底真似できない女はひぃ〜と情けない声を上げています。
(25) 2021/12/07(Tue) 23:46:12
エドゥアルトは、誰が声を荒げようとも、目も向けず相変わらず突っ立っている。
(a12) 2021/12/07(Tue) 23:47:26

【人】 見習い少女 アンゼリカ

「喧嘩……?喧嘩かしら?パイ投げとかする?
 お掃除のお仕事が増えるなら歓迎です」

大抵いつも大人しく見守っているが、ちょっとだけ野次馬根性がある。
(26) 2021/12/07(Tue) 23:52:20

【人】 灯屋 レイ

>>25 アイシャ
聞こえた声に、そちらへ視線を向けた。

「流行かどうかはわかりませんが、チキンは美味しいですよ。他に比べて安価で、茹でても焼いてもおいしいです。
食べますか?」

空いている席を示す。来なければまた音を立ててチキンを食べ進めるだけだ。
(27) 2021/12/07(Tue) 23:53:03

【人】 百識眼 の シュゼット

面倒事には首を突っ込むな。

これはどの社会においても普遍の、自己保身の真理。
この街で生きるには必須とも言えるものだが、商機というのは得てしてそんな中から産まれるものでもある。

女は常連と雑談をしながら目敏く二人の様子を窺っている。

(1)(2)2d6 + 3 = ?
(28) 2021/12/07(Tue) 23:56:28

【人】 骸狩り スカリオーネ

騒がしくなってきた。巨漢は首を振ってツマミの最後の一切れを口に放り込み、濁りのない酒で流し込んだ。

「先に明日の酒代と朝食の注文だ。いつも通り簡単なものを。
 ……いや、自室で煙を吸いたくなっただけだ。その内降りる。
 もし用がある奴が居たら部屋に通してくれていい」

魔女の目前カウンターに銀貨を二枚。
重い足音を残して、階段を上――る前、立ち止まり。

「ミズチ。今夜中に〈現場〉の下見を終わらせておいてくれるか。娼館横の浴場だ。利用料が必要なら後で払う。
 それと、ノア。前回は見事だった。また掃除を頼む。詳細は追って報せる」

階上へ、消えた。
(29) 2021/12/07(Tue) 23:56:37

【見】 吟遊詩人 フェリックス

>>10

「シチューね。寒い夜にはうってつけ」

もみ手をしながら、笑顔で皿の到着を待ち構える。
皿がやってくれば、「助かった」、と寒さでかじかんだらしき手を皿に当てて。

「ありがとう!う〜ん。にしても物騒な話があった後だというのに、ウチは変わらないねえ……。皆いつも通り」

詰め寄ったり詰め寄られたり得物に手を伸ばそうとして出て行ったり……

「平和だな」

うん、と笑顔でシチューをひとさじ。中々の美味。
(@4) 2021/12/07(Tue) 23:57:45
チェルシーは、「シチューに涙の水……これが今の都の流行食なんですね!」とかなんとか言っていた。
(a13) 2021/12/07(Tue) 23:57:55

【見】 吟遊詩人 フェリックス

「鳥は旨いし安いのは事実だ。だが、骨ごととなると、ちいと硬さがご婦人には厄介じゃあないか」
(@5) 2021/12/07(Tue) 23:58:44

【人】 死霊術師 ペトルーシャ

「喧しい……どこからそんな声が出るのかしら」

エアハートから少し遅れてみすぼらしい風貌の女が酒場に。
対称的に傷もなにもない様子だが、その様子からして同じ依頼を受けていたのかもしれない。

眉を潜めながらいつもの隅の席──他の誰もが座らなくなってしまった場所に腰を落とす。

いつもの場所から見える、いつものような光景。
ぎょろりと、薄暗い瞳が動けば、酒場の空気でさえも見通してしまうのかもしれない。
(30) 2021/12/08(Wed) 0:02:49

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

「治癒は片付けじゃないですね〜、基本的に捨てることを生業としていますから。
 増えるのならばそれは大歓迎、しばらく帽子は外さないで見える場所にいることにしますよ」

エアハートに軽く返せば野次馬で訪れた見習いに視線を向ける。
仕事を見つける行動力は若さと言えよう。

「おっと、アンゼリカ嬢。ここにいましたか。
 昼間頼んでた仕事の礼でもあげようと思っていたんですよ。
 仕事探しは掃除屋の一歩、偉いですね〜。がめつく生きていきましょう」
(31) 2021/12/08(Wed) 0:03:42
ペトルーシャは、エアハートを凝視した。(6)(4)2d6+7
(a14) 2021/12/08(Wed) 0:03:47

【人】 百識眼 の シュゼット

なんて、女の目にはただの痴話喧嘩のように映った。

(犬も食わねぇなぁ・・・)

「ああ、んで? にぃさんはどっちに賭ける?
 あっしは・・・・・・」

遠巻きからこっそり賭けの対象にした。
(32) 2021/12/08(Wed) 0:04:25

【人】 埃運び オーウェン


「口の中に入れたものがすっごく固くで異物感満載だったと気に幸せじゃないってちゃんと言える生活の方が総合的には幸せだと思わないか、そこ逝く道化」

泣きたいときは泣いてほしい。頼むから。

「……で、何だ?誰か誕生日か?それともプロポーズでもすんのか?サプライズなら外でやってくれよ面倒くさい……」

適当な理由を付けて、渦中から遠ざかろうとする魂胆が透けて見える。ちら、とあからさまに嫌そうな視線を向けたが……

MND:(8)2D6+3>12
(33) 2021/12/08(Wed) 0:05:36

【人】 残氷 の エアハート

>>20 フランドル

詰め寄られて、胸ぐらを掴まれる前に制止として差し出す手。
似たような件が多々あったと嫌でも思う手慣れた仕草。

貴方の役者の顔──と言っても、
今まで出ていたのだ。それも見ていなかったのだが。
いずれにせよ、かける言葉はいつも通り。

「はじめまして。
 ええ、お探しのエアハートです。
 ですがすみません。変な方向に知り合いが多くて。

 芸事には一目置いていたバミュード海賊団のお抱えか。
 地下道に住み着いていたバットのお仲間か。 
 名をお尋ねしても?生憎私、芸事には疎いもので」
(34) 2021/12/08(Wed) 0:07:13
アイシャは、お得意さんなので、やっぱりちょっとだけ気になってしまうのでした。 (4)(6)2d6+3
(a15) 2021/12/08(Wed) 0:07:14

レイは、何をしているのだろうとエアハート達へ視線を向けた。 (5)(2)2d6+6
(a16) 2021/12/08(Wed) 0:11:30

【人】 仮面の役者 フランドル

 
随分と視線を集めてしまった事に、
心の内で、しまった、なんて思っても。
過ぎた事を悔いても仕方ない。なら今は食い下がるしかない。

役者は演技をしないまま、眼前に立つ男を鋭く見据えている。

(6)(1)2d6+3
(35) 2021/12/08(Wed) 0:12:15

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

ひっ、旦那っ?


怯えるように肩を跳ねさせ、階上に上がる背中に声をかける。

「驚いた、仕事が増えるので公然でのお褒めの言葉はありがとうございます〜。
 あたくしの仕事はパーフェクトですよ、今後ともご贔屓にしてくださいね。煙草の香りがきつい部屋も一瞬でお花畑です」

「ミズチもえらいところを任されますねえ、そこでは嫌でも倒れるんじゃないですよ」
(36) 2021/12/08(Wed) 0:15:31

【人】 埃運び オーウェン

何かを違和感を覚えた気も、しなくはないのだが。
余り関わらないようにしたためか、掴めることはなかった。

「エアハート……おたくって奴は見るたびに……
 まあいい、言っても無駄なことにかける言葉ほど無駄なものもないからな。」

そうして、いつも通りだ、と処理をした。
(37) 2021/12/08(Wed) 0:16:01

【人】 花売り妖精 アイシャ

>>27 レイ様
「チキンは流行りでなくても美味しいのです。茹でてあったり煮込んであったりするものは、柔らかくて食べやすいのですよ」

骨ごと食べる人は流石に初めて見ました、という顔をしています。
お誘いを受けると、カップを手にとてとて歩いて向かったことでしょう。

「では一本だけ。お言葉に甘えさせていただくのです」

手の汚れないように、小さな包み紙を利用して一つ頂いています。
(38) 2021/12/08(Wed) 0:17:22

【人】 仮面の役者 フランドル

>>34 エアハート

胸ぐらを掴もうとはしないし、剣に手を掛ける事も無い。
私怨や喧嘩というよりは、ただ。

「………、」

「はじめましてだと?悪ふざけも大概にしろ、エアハート。
 それとも芝居を打つ必要があるような事でも仕出かしたか?
 自覚があるなら結構だ。フランドル・スキアー、お前を…」

言い掛けて、舌打ちを一つ。
込み入った話をするには少々耳目が多すぎる場だ。

「…顔を貸せ、どうせ今戻った所なんだろう」
(39) 2021/12/08(Wed) 0:27:19
フランドルは、その意図が掴めない。わかっていれば、今頃。
(a17) 2021/12/08(Wed) 0:29:46

【人】 埃運び オーウェン


「喧嘩が起きても誰かぶっ倒れない限り、仕事が出来ないってのが配達屋の世知辛い部分だ。果たし状の一枚でも送らせてくれたらいいのに、全く……」

がめつい奴はどこにでもいるものだ。
少し端の席に直して、空いたジョッキを振り回しては女主人に小言を言われるような奴もそのうちの一人。

「どっくせえなあ……
 じゃー婆さん。受けるよ、猿山の荒くれ退治。

 銭なら払うから帰ってきたとき倒れ込める場所を頼んどいてくれ。どうせ死人みたく眠りこけるなら上質なベッドがいい。」

デカいため息をついて、銀貨を数枚転がしにいく。
判を押すなりなんなりしている間に辺りをちょっと見渡して。

>>15
「エドゥアルド。来たけりゃついてきな。
 タダ働きさせるのも座りが悪いから報酬は払う。」

「あと酒場ですら暇でしょうがないって奴も勝手についてきな。山分けくらいにはしてやるよ」

と、投げやり気味に言っておいた。
(40) 2021/12/08(Wed) 0:31:46

【人】 灯屋 レイ

>>38 アイシャ
「えぇ、本当に。舌で身が崩れるほど煮込んでいるものもたまに食べますが、あちらもおいしい。
……全部は食べませんよ?残さず食べようとするとどうしても少し……いえ、半分ぐらい食べてしまうんです。骨。行儀が悪いと叱られた記憶もありますが、直らなかったものは仕方がない」

言い訳じみた弁解をした後、開き直った。
ふと気付いたように周囲を見回し、やや小さめの椅子を示した場所へ置いた。もし座りにくそうであれば、手も貸したでしょう。

「どうぞ。誰かと食事を共にするのも、悪くはないものですから。
それに、少々頼みすぎました。美味しい内に食べてくれるのなら私も彼らも嬉しい」

彼らと言いながら皿を指で軽く叩き、自分ももう一本チキンを手にした。
(41) 2021/12/08(Wed) 0:33:08

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>29>>36

「ああ、承知した。料金は問題ない」

 ミズチはと言えば、飛び跳ねたノアベルトとは対照的に落ち着いたものだった。立場が逆でも、驚くようなことは何も言われていない。スカリオーネはまっとうな評価しかしない。ノアベルトも自分も任された任務は上出来以上でこなしている。

 去った背中を見送り、ノアベルトの言葉に疑問符を浮かべた。

「…? 何処だろうと倒れるものではないと思う。ありがとう、胆に銘じておく」

 場所によってやることは変わらないけど、確かに心構えはちょっと変わるからそういうあれかな?と思ったらしいです。
(42) 2021/12/08(Wed) 0:37:15

【人】 見習い少女 アンゼリカ

「ノアせんせも……びっくりすることってあるんだ。」

師匠の意外な一面を見ちゃった。(うれしい)
にこにこしながらノアベルトに近づいていく。

「はいっ、今日のお昼は頑張りました!
 かなり頑固なやつでしたが……せんせの助言どおりに
 やったら上手くいきました。
 流石です、プロですね……。」
(43) 2021/12/08(Wed) 0:39:18
アイシャは、エアハートをやはり心配そうに見ています。
(a18) 2021/12/08(Wed) 0:43:47

【人】 残氷 の エアハート

>>39 フランドル

「いつでも真摯に努めているつもりですよ。
 貴方こそ私の知り合いというのでしたら、
 それくらいは当にご存じかと思いますが。

 お芝居だって、鮮やかな仮面の貴方貴方がそれとは。
 生憎、地方の流行りの皮肉にも造詣がないんですよ。
 それで?私が何か?」

こちらは既に槍に手を掛けている。
貴方に戦意が殺意が無くても、いつでも振るえるように。

けれど貴方が一度この場を収めようとするならば。
周囲を見渡し、仕方ないと槍に掛けていた手を降ろす。

「そう判断できるなら、
この酒場を騒がせないで欲しかったんですけどね。
ただでさえ……明日から騒がしくなると言うのに」
(44) 2021/12/08(Wed) 0:53:16

【人】 残氷 の エアハート

 
声を掛けようとしかけてくれたリーゼロッテと、
心配そうに見ている視線のアイシャと、
依頼後に何か奢るか何かでも言っていたかもしれないペトルーシャに軽く目配せをして、申し訳なさそうに手を振る。

それからシュゼットとオーウェンとノアベルトに、
おおよそ料理三人前程の価値の貨幣を各々に投げておいた。

この場を騒がせたので「おさめておいて」と言わんばかりに。
無論、それを無視して懐に入れてもいいし、好きな料理を誰かと食べてもいいし、渡した以上使い道は自由だ。

いずれにしても、一度男はその場を後にするだろう。
(45) 2021/12/08(Wed) 0:54:35
ノアベルトは、エアハートからの貨幣を華麗にキャッチ。
(a19) 2021/12/08(Wed) 0:58:01

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

「何やら不穏な雰囲気でしたがああいうのは話し合って一晩眠ったら仲直りするもんです。
 中々面白いものが見れましたね〜。
 野次馬が出来ないのは酷く残念ですが、お二人とも良い夜を」

聞こえていなくともかまわないので言葉は空に投げて。
近づくアンゼリカを見下ろし、苦笑いをした。>>43

「驚くことぐらいたまにはありますよアンゼリカ嬢。
 あの頑固そうな旦那の顔に人前でお礼言われるのを想像してください。びっくりするでしょう? 律儀というか義理深いといいますか」

お金を貰った分の仕事はしっかりするが、本人が居ないところでは言いたい放題。実際、聞かれても問題はないのだろう。

「お疲れ様でしたね、汚れは敵そのものです。
 どんなにしつこくても弱点は必ずあります、それさえ頭にたたき込んでいればあっという間に片付けられますよ。
 あとは、女を使いなさいな。その愛嬌のある顔で顧客に可愛く笑ってあげてください、それで完璧、報酬確定。あたくしには出来ない秘技ですよ」
(46) 2021/12/08(Wed) 1:00:14
ミズチは、フェリックスの言葉>>@4に同意をし、一緒にシチューをいただいている。おいしい(*'-')
(a20) 2021/12/08(Wed) 1:02:26

ミズチは、このくらいの騒ぎなら、平和の範囲内だと思っている。平和の基準が大分あれだねミズチくん。
(a21) 2021/12/08(Wed) 1:02:39

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

助けの声が聞こえた訳でもない。だから騒ぎには我関せず、ただ聞いているだけだったエドゥアルトは、名を呼ばれればすぐに目を開ける。

>>40 オーウェン

「そうか。わかった…………では、同行しよう。
 荒くれを退治すればいいのだな」

エドゥアルトはそれを命令と判断し、着いていく所存だ。
他に同行者がいようがいまいが、異論もない。冒険に出る準備は常に出来ている。
(47) 2021/12/08(Wed) 1:08:23
フェリックスは、(*'〜') モッモッモッ 
(t2) 2021/12/08(Wed) 1:11:17

【人】 大道芸人 チェルシー

「怖い顔のお友達、仲直り出来るといいですね〜!
 笑顔の落とし物を拾ってればよかったのですが、
 生憎、探しに行く必要がありそうですね!
 行ってらっしゃい、お気を付けて〜!
 役者さんは不在票を出されたようですが、
 芸と音楽で盛り上げていきましょうとも!

 総合的な幸せより、今の幸せを大事にしましょう!
 その方が素敵ですよ、逝く時にも笑えますよ!
 チェルちゃんをゾンビにする時は……
 亡き顔は固定して下さいねっ!」

騒ぎの向こうはまた騒ぎ。
一人でも口は賑やかに回る。
去りゆく者達は、手を振って見送るようだ。
(48) 2021/12/08(Wed) 1:11:40

【人】 灯屋 レイ

>>40 オーウェン
いつものやり取りであると話をまるで聞いていなかったが、死人という単語に反応した。

「死人が相手なら力になりますよ。
……そうじゃない?では、灯りは必要で?」
一応冒険者としてやってこれている。死人相手ではなくとも、新人や一般人よりはマシな戦力になるだろう。人数が足りているなら断って構わない。
(49) 2021/12/08(Wed) 1:17:31

【人】 埃運び オーウェン

「ああ?なんだ、だからそういうとこが良いモン悪いモン全部引き寄せるとこだぞっつってんだ……」

帽子で受け止めて、貨幣を鞄の中へ。
咄嗟に閉じた右眼が煩わしくなる前にまた被り直す。

「エドゥアルト、は、飯食うってツラじゃないしな。有り難く私腹を肥やさせてもらうことにするさ」

>>49 レイ
「なんだお前。俺もお先真っ暗ってかうるさいな。

 ああつっても、羽振りのいい冒険者サマが銭を恵んでくださったおかげで心に余裕が出来てな。
 失敗するのも馬鹿らしいし、灯屋も連れてっても悪くはないか……」

断ろうとしたが、まあ、いないよりかはマシか。金が入ったから少しくらい分け前が減ってもそれほどだ。なんて思い立って連れていくことに。
(50) 2021/12/08(Wed) 1:45:27

【人】 仮面の役者 フランドル

>>44 エアハート

「だからこそ、悪ふざけにしか見えないと言っているんだ」

この場で槍を振り下ろせばどうなるかなどわかっているだろう。
だから得物に掛けた手は意に介さず、そちらへ背を向けて。
そのまま一人、役者はまた独白を零す。

「『冒険者同士の諍い』なんていつもの事だろう。
 いつ起きようが、大したことじゃない。
 …ついて来い。似合いの場所で話そうじゃないか」

互いにこの場は『そういった筋書き』で収める事にした。
なら、敢えて逃げ出そうとするほど愚かではないだろう。
だから引き摺って行くような真似はしない。
短く台詞を吐いて、先導するように歩き出すだけ。

そのまま役者は青年を伴って、酒場の外へと去っていった。
(51) 2021/12/08(Wed) 1:52:03

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「な〜んだろ?フランドルさんって役者さんだったよねぇ?
 エアハートさん顔良いからぁー、
 スカウトして断られたとかかなぁー?
 それでそれでぇ、顔にキズつけて帰って来たから
 怒っちゃってぇー、みたいな〜」

察しようとする努力すらせず適当なことを宣う。
踵をつけたまま足をぱたぱた動かす。仕草だけは少女らしく、ただしレガースは腕に同じく鈍い銀色。
したがって立つ音はぱたぱたなんて可愛らしいものではなかった。

「シチューとかチキンのいいにおい嗅いでたら
 ロッテもお腹すいちゃったかもぉ。
 魔女さぁーん♡ キッチン貸〜して♡ 隅っこでいいから♡」

足元に転がしていた麻袋を持ち上げ席を立つ。
中には日中に狩ったサンドサーペント――砂を泳ぐ蛇に似た大型の魔物――の新鮮な肉が捌かれて入っている。
(@6) 2021/12/08(Wed) 1:54:11

【人】 埃運び オーウェン


「今の幸せね。どこに転がってるんだか。
 何でもかんでも幸せとして受け取れるのは羨ましいと思うよ、切に。ずっと笑ってりゃ亡き顔も笑い顔ってか、うるさいな。もしおたくがそうなったら灯屋嗾けるぞ」

一人で賑やぐ大道芸人にもいちいち突っかかってしまう、空虚なもの。自覚があるのかつまらなさそうな顔をしていて。

「出ようと思ったら酒場が静まっていく。
 これでエアハートから銀貰って無きゃ散々悪態吐いていたところだ」
(52) 2021/12/08(Wed) 1:56:05

【人】 灯屋 レイ

>>50 オーウェン
「お先がどうかは知りませんが、終わった時にはきちんと送り出すのでご心配なさらず。……そうではない?」
そうではない。

「なるほど、討伐依頼ですか。久しぶりですが足は引っ張りませんよ。よろしくお願いしますね」

▼灯屋 レイが仲間に加わった
(53) 2021/12/08(Wed) 1:56:33
オーウェンは、ガショガショ聞こえる席をうわ、と見た。いまのパーティの3倍は音がする。そのまま外へ出て行った。
(a22) 2021/12/08(Wed) 2:00:37

リーゼロッテは、ドチャッ!ジャキン!ブチブチ… キッチンから不穏な音と鼻歌が聞こえる。
(t3) 2021/12/08(Wed) 2:04:41

レイは、今私呼ばれました?Why?
(a23) 2021/12/08(Wed) 2:07:20

【人】 大道芸人 チェルシー

「ゾンビチェルちゃん、
 もしかして退治する側の人の方が多いですか!?
 多いですね!いやーっやめてーっ。
 せめてあなたの部屋の中にこの笑顔を飾らせて〜っ!」

およよと床にしなだれて、
出ていくオーウェンに悲壮げに手を伸ばす。
切ないクラシックが聞こえてきそうな雰囲気だった。
(54) 2021/12/08(Wed) 2:08:30
チェルシーは、今のBGMはホラー方向かもしれないなあと思った。
(a24) 2021/12/08(Wed) 2:09:01

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

飯食うってツラじゃないとはどんなツラだろう……思わず窓に反射する己の顔を見たが、新たなパーティ加入者に目を向けた。

「そうか、レイも同行するのか。よろしく」

それだけ一言。寡黙なエドゥアルトは、任務を果たすため依頼へと同行していった。
(55) 2021/12/08(Wed) 2:12:40
オーウェンは、なんだか今日は厄日な気がした。めんどくせ〜
(a25) 2021/12/08(Wed) 2:16:16

ノアベルトは、透明人間の状態から姿を現すときよく鈴の音を鳴らす。
(a26) 2021/12/08(Wed) 2:18:25

リーゼロッテは、ジュウゥゥゥーーーー………(肉が焼ける音)
(t4) 2021/12/08(Wed) 2:18:49

ノアベルトは、リンリンリンリン! あの男、向こうに行ったな……とか見えないのにうるさい時もある。
(a27) 2021/12/08(Wed) 2:20:03

【見】 騎兵 リーゼロッテ

やがて焼いた肉(としか言いようがない料理)を皿に移し、使った調理器具を洗って片付けると。

「じゃあねぇー♡ 一旦お部屋にしつれーい♡
 サンドサーペント食べてみたいヒトはロッテのお部屋まで♡
 それ以外のヤマシー気持ちで来ちゃ、だ、め、だ、ぞ♡」

残る面々にウインクをぶちかまし手を振って、足取り軽く自室へと引き上げて行った。片手に焼いた肉、片手に大振りの槍を担いで……
(@7) 2021/12/08(Wed) 2:30:04
ミズチは、何も知らない。
(a28) 2021/12/08(Wed) 6:10:38

ミズチは、もしもの殺害予告を聞いた。
(a29) 2021/12/08(Wed) 11:55:01

【人】 灯屋 レイ

>>55 エドゥアルト
「はい。私も同行します。よろしくおねがいしますね、オーウェン。エドゥアルト。

……おや、もう出るのですか?少々お待ちを」

手を合わせ、食事を共にしていた者に声を掛けて席を立つ。銅貨を数枚置くのも忘れずに。
いつもより足早に部屋へ戻り、再び降りてきた時にはカンテラは腰に、手には黒い鎌を携えていた。

「お待たせしました。今日のより良い食事のため、頑張りましょう」
そうして灯屋も依頼へ同行したでしょう。
(56) 2021/12/08(Wed) 12:42:43
オーウェンは、きっと彼らは自分よりかは腕が立つだろうとは思いつつ、鞄の紐を束ねた。
(a30) 2021/12/08(Wed) 12:48:38

アイシャは、とりあえずお肉が美味しいです。
(a31) 2021/12/08(Wed) 12:51:23

【置】 迷彩掃除屋 ノアベルト

早朝、選ばれないであろう『掃除』の依頼を手にとった。
くだらなく、安く頼んでくる奴ほど直接会いに行ってやると態度と報酬が変わる。
だから一度姿を見せずに、声をかけるのだ。


「〈掃除屋〉、好きに使ってみるかい?」


この呪いを、気味が悪いと受け取るか。
はたまた、便利だと受け取るか。
それとも。


「―――綺麗にしたいものの、1つや2つ。
 ひねり出さなくともあるだろう」


男は笑い、また白闇の中に消えていった
(L0) 2021/12/08(Wed) 13:04:27
公開: 2021/12/08(Wed) 13:05:00

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

日付が変わり、昼間を過ぎると、帽子を被った男がよく見える右頬を腫らして帰還してくる。
青あざができるなどよくあることだが、なんとも痛いのを食らってきたようだ。

「薬なんて贅沢は言いませんからどなたか冷やすものくれませんかね?
 ……持ってた綺麗な水は口の中ゆすぐのに全部使っちまったんですよ〜」
(57) 2021/12/08(Wed) 13:10:36

【人】 残氷 の エアハート

 
「おやノアベルト。今日は立場が逆ですね。
 治癒魔法の使い手は知り合いにいたでしょうか」

昨日、顔に傷を付けてきた男は、
今日、顔に痣をつけてきた男をみて苦笑した。
(58) 2021/12/08(Wed) 13:53:16

【人】 残氷 の エアハート

 
「さて、エアハート戻りました。
 何か変わり事は……今日は、いつも通りでしょうかね。
 明日はそうもいかないでしょうが」

衛兵がある日唐突に告知して行った胡散臭い制度。
それがないまま過ごせる日も、今日が最後だ。

「……最も、考えても変わるものでもありませんね。
 気晴らしなら付き合います。誰か動くか、話すか、
 飲まないと耐えられない人がいれば、お声かけ下さい」 
(59) 2021/12/08(Wed) 13:57:41

【人】 埃運び オーウェン

「だあ゛〜〜〜疲れた。
 馬鹿は馬鹿なりに大人しくしてたらいいのに、何で数集まったら増長して暴れ始めるん、だ、かッと!

 そこの鼠野郎!お宅宛の督促状だ!一山当てるだか犬ッコロだか知らないがツケるのは程々にしとけ!」

 帰ってきて早々喧しく鞄をそこらの席の下に放り、中から一巻のスクロールを取り出してチェスティーノの頭を叩きにいく。ぎゃいぎゃいと口喧嘩も恐らく挟まったことだろう。

「近頃の荒くれ者もよ、小賢しい真似を……やれ闇商から魔道具を買いたたいて扱ってくるもんでさあ。
 誰も連れてってなきゃオーウェン焼きになるとこだった。マジで洒落になんねえ」
(60) 2021/12/08(Wed) 15:06:06
エドゥアルトは、"少々お待ちを" >>56の言葉には律儀に待てをしていたらしかった。
(a32) 2021/12/08(Wed) 15:54:08

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

──エドゥアルトは、自称・狩人<ハンター>だ。
身を潜め、ワンショットワンキルのチャンスを待ち、狙撃するのがほぼ定石。しかし、育ちや"種"の影響か腕力や体の頑丈さのほうに自信があるのも確か。

だから、メンバーによっては前に立つこともよくあった。
オーウェンやレイと共に同行した依頼は、前に立つことが多かっただろう。邪魔だと言われれば素直に従った。なにせINT1の脳筋。作戦は人に任せきりだ。
近づいてきた敵なんかは愛用の銃でぶん殴っては蹴散らし、蹴っては転がすこともままあった。魔法道具を使われるのは厄介であったが……。
──"ファミリア"は、そう、特別だ。壊れる心配はない。眉ひとつ動かさず、黙々とやってのける。"猿"退治に今更躊躇いもない。
──エドゥアルトは、依頼内容だけはなにがあっても全て守る。

やがて仕事を終えたのなら、依頼へ出た時とさほど顔色を変えず帰還し、

「…………お疲れ」

同行した仲間には、相変わらず最低限の言葉だけを投げかけたのだった。
(61) 2021/12/08(Wed) 15:55:15

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

「………………………」

エドゥアルトは、何かを頼もうとカウンター席に座ったが。
なにを頼むのかすらもすぐに決められないような男だった。

そのうち腹の虫が鳴り始めるまで、微動だにしない時が続く。
(62) 2021/12/08(Wed) 16:04:57

【人】 大道芸人 チェルシー

「痛みさんと炎さんがお友達になりましたか?
 彼らは我儘なので付き合いが大変ですね〜!
 チェルちゃんがどうにかこうにか
 冷やしてさしあげましょうとも!
 今日の用意はアイスと広域凍結魔法です!
 順番にお出ししてみましょう……、
 はい、アイスはこちらです!
 何にもないですって?いいえ、確かにここにありますよ。
 それは……チェルちゃんの愛っす!!!!ってね!!!」


冷えた空気が流れ込んでくるのは、
誰かが出入りした為だったろうか。
(63) 2021/12/08(Wed) 16:10:47

【人】 埃運び オーウェン


「ガハハ。金払え、ゴミ捨てに運んでやる」

悪態。気分は廃品回収屋。
ふと酒場を見渡せば、先の仲間が挙動を停止している様子を目にいれて、また深々とため息を吐く。

自分は鈍器を振り回すしか能がないとはいえ、ああも果敢に攻め込みに行く銃士には肝が冷える。敵の攻撃より味方を殴り倒す方が怖かった。

「俺は軍師じゃあないんだから少しは自分で考えてほしい、つってもおたくは改善とか見られなさそうだが。
 婆さん串焼き二つ。お代は片方こいつ(>>62)が出す」

遠慮なく横に座って、だが肘をついてそっぽを向く。
まるで話しかけるなと言わんばかりに。恐らくは杞憂なのだろうが。
(64) 2021/12/08(Wed) 16:30:16
アンゼリカは、聞こえてきた駄洒落にフフッと笑った。
(a33) 2021/12/08(Wed) 17:14:22

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

エドゥアルトは注文をするオーウェン>>64に目を向けた。
そっぽを向いている様子に首を傾けはしたが、やがて数拍、その意図くらいはなんとなく、察したらしい。正面に向き直る。

「…………」

「考える努力はしているが、まだ慣れない。
 日が暮れてしまうくらいな……すまない。これは独り言だ」

貨幣を転がした。なかなか決められなかった食事は、おそらくいま串焼きとなったらしい。マントの下の尻尾がゆれた。
(65) 2021/12/08(Wed) 17:19:53

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

「知り合いに僧侶がいてもタダでくれるご時世じゃないんですよ、これでも財布の紐をぎっちり縛っているものでして」

情けない、とエアハートに苦笑してからなくなくテーブルの表面で冷やし始める。極楽とはほぼ遠く、痛みはズキズキとしたままだ。

「チェルシー……嬉しいですが物理的に冷たくしておくんなまし。
 愛は金にならないです……今なら銅貨の冷たさの方が傷を癒やしてくれるんですよ〜」

なかなかの愛の安売りだ。それでも気持ちは受け取ったのでチェルシーには一つの小袋を投げつけておいた。
(66) 2021/12/08(Wed) 17:22:12
エドゥアルトは、チェルシーの駄洒落に首を傾げた「あれはどういう意味だ?」
(a34) 2021/12/08(Wed) 17:38:32

【人】 百識眼 の シュゼット

>>66 ノアベルト

了承もとらずに隣の席につく女がひとり。
ことり、と氷だけが入ったジョッキを目の前に置いてこう言った。

「まいど、どうもシュラール商店でさぁ。
 旦那も手酷くやられたもんで、余りに痛々しいんで見てられねぇってんで。
 ささ、まあコイツで冷やしておくんなまし、なにお代は結構、ほんの親切心つぅやつでさぁ」

眉を上げシニカルな笑みであなたの反応をみている。
(67) 2021/12/08(Wed) 18:22:45

【人】 残氷 の エアハート

 
氷を注文した方が早いだろうが、なんせこの宿だ。
下手な物を頼むと吹っ掛けられかねない。
それこそ「アイス」と指定した方がまともかもしれない。

そんな事を考えていると馴染みの商店主が営業を掛けているのを見て、それではとアイスだけ酒場に注文を入れた。
懐がやや氷った気がするが、まあいつものことである。

>>チェルシー
「チェルシー。アイス食べますか?」

と、少女に試しに頼んでみたシンプルなバニラアイスに
ミントが乗ったものを指差している。
(68) 2021/12/08(Wed) 18:29:15
エアハートは、他に数個アイスは頼んであるので欲しい人がいれば渡せる。
(a35) 2021/12/08(Wed) 18:29:36

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>67 シュゼット

「……? どこの天の恵みかと思えばシュシュさんでしたか。
 いやぁ無様にやられてしまいました、悔しいですね〜。
 いい顔を台無しになっちゃって、まあ簡単な依頼ではあったんですけど。追加の頼み事が厄介でして」

お言葉に甘えて帽子を押さえながらジョッキを目に当てる。
2日3日残りそうなものだが、この恵みのおかげで痛みはすぐに引くかもしれない。

「いつもありがとうございます〜。
 もしかして、気にかけてくれるほどいいことでもあったんですか?
 機嫌が良くないと気前も良くなりません、こっそり儲け話があれば教えて下さいよ」
(69) 2021/12/08(Wed) 18:44:28

【人】 仮面の役者 フランドル

 
「やあ諸君、いつぞやは騒がせてすまなかったね!
 ああいやなに、放浪の身ともなれば
 誰しも何処ぞで拵えた因縁程度はあるものさ。尤も…」

一時の騒動を演じた役者は、暫くの後に戻って来て。
いつも通り、芝居がかった調子で台本通りを並べ立てる。
まるで何事も無かったように、平然と。
その途中"共演者"の方を見遣り、肩を竦めて見せた後。

「向こうは覚えていなかったようだけどね。
 ──なんて、よくある悲劇だ。
 そういう事にしておこうじゃないか。」

次はしっかり公演の許可を取るからさ、レディ。
だからお目溢しを頂けないかな、なんて眉を下げて。
女主人に許しを請いにカウンターの方へと向かって行った。
(70) 2021/12/08(Wed) 18:46:29

【人】 大道芸人 チェルシー

>>66 ノアベルト

「愛っす……愛っすよ、ノアちゃん!
 万病の薬なんすよっ、全部癒せるんすよ〜っ!
 ダメっすか、今ならこの愛の手々から冷えを取り出せるか、
 頑張ってみ…… あっ!必要がなくなった気配がしますね?」

ゼニの力には勝てなかったよ。
小袋はしっかり受け取りながら、
力及ばずと言った風に泣き仕草で一礼。


>>68 エアハート

「アイス……くれるんすか!? いいんすか、エアちゃん! 
 チェルちゃん、お懐もお胃も、ついでにお脳も空なので……
 大変助かるのが事実ではあるのですが!
 しかしどうしましょう、御礼はどうしましょう。
 そうだ!このアイスを消す奇術をお披露しましょう!」

勿論、奇術の内容とは、あなたの近くの席に座って、
バニラアイスを口の中へ運ぶことであった。
(71) 2021/12/08(Wed) 19:01:50
チェルシーは、解説は出来ない。それはとっても恥ずかしいから。
(a36) 2021/12/08(Wed) 19:13:25

【人】 骸狩り スカリオーネ

バン!!
スイングドアを乱暴に開いて、酒場にごろつきが転がり込む。
額から血、口から泡と涎、目の端から涙、喉からは笑い声。

「へ、へへ……ここっ、こ、ここ、なら、
 手ぇも出せ、出せねぇーっだろぉ!?」


投げかけた言葉の先、スイングドアがゆっくり開く。
巨漢の男が首を鳴らしながら来店した。

「悪いが俺には関係のない事だ。
 やはり痛めつけが足りなかったらしいな。
 ……おい、迷惑料は後でそいつに集れ。俺を睨んでも無駄だ」

ごろつきの言葉は意に介さず、煙たがる魔女の視線も受け流し、重い足音が一歩一歩。

胸倉を掴むと片手で持ち上げ「ふんッ」と短い気合と共に、そのままじたばたするごろつきを丸ごとスイングドアの向こうに投げ飛ばす。

「すぐ戻る。酒を出しておいてくれ」

ずん、ずん……重い足音が去って少し後、ニワトリが絞められるような悲鳴が続いた。
(72) 2021/12/08(Wed) 19:13:47

【人】 骸狩り スカリオーネ

「……無駄足だ」

溜息を吐き、カウンターに出された酒の隣に、
ごろつきの財布をどさりと置いて。
中を探ると迷惑料だと、魔女に銀貨を一枚。
残った財布は勝手に山分けでもすればいい、と放置した。
(73) 2021/12/08(Wed) 19:50:06

【人】 仮面の役者 フランドル

 
「やはりこの程度の騒ぎはよくある事なんじゃないか?
 私ももう少し羽目を外しても……
 ああ冗談、冗談だともレディ。
 そんな目で見ないでおくれ。よそ者は大人しくしているさ」

慌ただしく舞台へと上がり、そしてまた舞台袖へ消えていく。
そんな哀れなごろつきの辿った顛末を涼しげに見送って、
口を滑らせればもう一度肩を竦めて見せた。

「何分手酷く振られたばっかりでね。
 傷心中というわけだ。だから今は飲んで忘れたい気分」

グリューワインを一杯、香辛料はキツいくらいがいい。
少し額を上乗せした代金と共に、そんな景気付けの注文を一つ。
(74) 2021/12/08(Wed) 20:18:43

【人】 残氷 の エアハート

>>71 チェルシー
「駄目なら意地悪な人になりますよ。どうぞ。
 懐と胃は何とかできてもお脳は困りましたね。
 でもそこで奇術にできるのは脳の回転のもの。
 私はチェルシーは頭のいい子だと思いますよ」

傍でアイスを食べている様子を平和に眺めつつ。

>>フランドル
共演めいた視線にも、特別目立った反応はない。
だから悪意や善意、どちらに対しても行う、
いつも通りの軽い視線と笑顔、そして
ひらひらと手を振るのセットを送っておいた。
(75) 2021/12/08(Wed) 20:23:12
エアハートは、チェルシーの言葉の解説をしようとしてきっと誰かに止められた。
(a37) 2021/12/08(Wed) 20:23:39

【人】 花売り妖精 アイシャ

>>41 レイ様
「味がたっぷりしみこんでいて、シチューでもスープでもたまらない味わいなのですよ〜…
 なる、ほど…です。あ!ちょっとだけびっくりしただけで、それを咎めるつもりはないのです!軟骨は食べる人も多いと聞くのですが、骨までとなると…口の中をお怪我しないか心配になってしまうのですよ」

ぴゃ、とこちらも弁解のような事を口にして。
テーブルにハーブティーのカップを置いてから、用意された椅子に腰かけました。
手を借りる必要こそないほどの高さだったのですけれど、足は地に付かず ぷらぷらです。

「それはとってもよく分かるのですよ。
 だからこそ、お酒が飲めなくてもここに来たくなるのです」

頼みすぎました、の言葉にはくすりと笑い。
ほくほくとした満足気な顔をしながら、小さな口でチキンを食べているでしょう。
やっぱり美味しいのです。
(76) 2021/12/08(Wed) 20:26:12

【人】 残氷 の エアハート

 
「まあ実際、ああ言う方が騒ぎ、に近いかと。
 これもよくある事と言いますか、いつもの事ですが。

 今日は骸以外をお狩りになってるようで」

骸狩りの彼の様子を見ながら何気なく踵を鳴らす。
さて一体何をやらかしたのやら。

興味は尽きないし、ここで平然とスカリオーネに
アイスを持っていくくらいには、度胸とも無謀とも
近しい男ではあるが、さすがに機嫌くらいは見計らう。
(77) 2021/12/08(Wed) 20:27:13
アイシャは、スカリオーネの腕力に唖然としています。しかし、それ以上の騒ぎにならないようならお茶に戻るでしょう。
(a38) 2021/12/08(Wed) 20:28:18

【人】 骸狩り スカリオーネ

「……情報提供を頼んでいただけだ。
 結局、無意味だった訳だがな」

今日も葉巻はなし、口寂しさを酒のグラスで埋めながら。
視線は昨夜の騒ぎを起こした片割れ、鎧の男。

「機嫌を窺われる趣味はない。
 ……それとも、『吊し上げ』でも恐れているのか」

いつも通り、興味なさげに呟いて。
今日はそこに、衛兵の齎した話の一端がついてくる。
(78) 2021/12/08(Wed) 20:34:14
スカリオーネは、アイシャの方を見て目を細め、すぐに視線を外した。
(a39) 2021/12/08(Wed) 20:35:32

【人】 灯屋 レイ


"猿"退治は目くらましの灯りが有効であり、前に立ってくれる者がいた分いつもと少しだけ違う戦い方ができた。
最後に入り、軽く外套の埃を払う。
常より些か勢いづいたカンテラの灯りを揺らし、やっと息をついた。

「お疲れ様でした。オーウェン、エドゥアルト。
生者は学びますからね。厄介なものです。
しかし、灯屋に火を放つとはいい度胸でした。私、あの度胸だけは買いますよ」
そして今日の仕事で使い切ります。こちらは心なし満足げ。

そのまま席に着いた二人とは別れ、部屋に荷物を置きに行っただろう。
本業の時間も近づいていた。
(79) 2021/12/08(Wed) 20:36:57

【人】 百識眼 の シュゼット

>>69 ノアベルト

「いいことかぁどうかはあっしにはとんと。
 ただまぁ、トチっちまわなきゃ美味い飯が食えるのは確かで」

懐から小瓶を取り出して、これもまた机に置く。

「手前どもの売れ筋商品『香草ブレンドポーション』、銅貨20枚のコイツをソイツでキンキンに冷やしてぐいといけゃ"血やらなんやら"絡んだ喉もスッキリ爽快、ひとつ歌でも歌ってやろうかってぇ気持ちになれますぜ」
(80) 2021/12/08(Wed) 20:37:34
花売り妖精 アイシャは、メモを貼った。
(a40) 2021/12/08(Wed) 20:39:17

【人】 残氷 の エアハート

 
「無意味だから盛大に投げ飛ばしたんですか?
 景気というより気合いの良いお話だ。

 まさか。と言いたいですが、
 普通に嬉しいものではありません。恐れもしますよ。
 だからと言って特別大人しくする性質ではないのも
 とっくにご存知でしょう?アイス食べます?」

回答が来るだけでも律儀だな、と。
ろくに話も通じない存在をこんな街では幾らでも見てきた男としては思わざるを得ないし、堂々とアイスを勧めてくる。
なお余りそうなのでひとつ自分でも食べている。
(81) 2021/12/08(Wed) 20:39:25

【人】 死霊術師 ペトルーシャ

「<骸狩り>は脳味噌に筋肉詰めているから、
 人の仕事道具に手出ししてくるのかしら」

ごろつきをぶちのめして、酒を飲む彼を指して皮肉気に呟いた。
過去にあったいざこざの恨み言は、それからずっと続いている。

「……それの弁償もしてくれてるわけでもないみたい」

外で転がって伸びているごろつきを何のためらいもなく踏みつけた。
か細い悲鳴とひゅう、ひゅう、と息をする音だけが聞こえてきて、心底がっかりしたように酒場に戻っていく。
(82) 2021/12/08(Wed) 20:41:45

【人】 骸狩り スカリオーネ

「意味のある物を吐かせようとしただけだ」

結局、腹には何も入っていなかったらしいが。

「……お前はそうだろうな。
 せいぜい怪しまれない事でも祈っていればいい。
 ……甘味はそこの茶飲みにでも回せ」

それで、巨漢の話は終わり。
あとは酒が口を塞ぐばかりとなった。
(83) 2021/12/08(Wed) 20:48:55
ミズチは、昨晩、月が綺麗だと話し合った。
(a41) 2021/12/08(Wed) 20:53:50

レイは、同業者達をちらりと見た。ふたりとも相変わらずですね。
(a42) 2021/12/08(Wed) 20:55:08

アイシャは、その日の夜、誰かに届ける花束を作っています。
(a43) 2021/12/08(Wed) 20:55:26

【人】 残氷 の エアハート

 
「それは残念。
 私も色々吐かされないよう気をつけると……」

断られるのも想定の範囲内。
いつもの笑みから言われた通りアイスを渡そうとして、
それで終わりと思っていたそこに聞こえて来た恨み言。

「おや、ペトルーシャ。
 職として相性が悪くて嫌ってるのかと思えば……
 昔に何かあったりしたんですか?アイスいります?」

ひたすらアイスを配る男になっている。
(84) 2021/12/08(Wed) 20:55:44
アイシャは、茶飲みとは私のことなのです?
(a44) 2021/12/08(Wed) 20:55:54

エドゥアルトは、レイに視線をやった。言葉はなく、ほんの少し頭を垂れただけだった。
(a45) 2021/12/08(Wed) 20:56:25

【人】 骸狩り スカリオーネ

「……道具の管理が疎かな者に言われる筋合いもないな」

酒の合間にいつも通り、恨み言に返す刀。
どちらが悪いだとか、そういった事に興味はない。
ただそうなったから、こうなっている。
男にとってはそれが全てだ。
代わりに一言、戻ってきた影に付け加えてやる。

「ペトルーシャ。死体で遊んでいる奴が最近増えている。
 ある程度は気を付けてやるが、『仕事道具』を
 ゴミと一緒に道端に置いておくなら、踏まれても文句を言うな」
(85) 2021/12/08(Wed) 20:58:55
スカリオーネは、時間まで酒をちびちびやる事にした。
(a46) 2021/12/08(Wed) 20:59:45

 




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