四角形の記憶 卯波(匿名)は、メモを貼った。 2021/08/11(Wed) 0:09:15 |
【人】 夕凪>>1:193 御山洗 「ここでの暮らしが楽しかったのは同じです! 私には夜凪が一緒にいてくれたのですが、実は最近距離があって寂しかったから……」 胸の前で手を合わせてもじもじと呟くのは、今の暮らしが楽しくないわけでもないのに戻ってきたことを嬉しく思ってしまったからでした。 ちょっとだけの罪悪感と、ご褒美のような特別な時間。 「おとな……? ……!! …っ、そうか、な? 私なんて……うう〜ん、でもそう言われて嬉しいですね。 背丈だけじゃなくて、成長したところをみんなにみてほしいって思っていたのですよ。 ……まだまだ、期待していてください」 恥ずかしさよりもうれしさが勝って、気を紛らわすために顔を両手で扇ぐ。 まだ、スイカを食べただけなのに。 夏という季節はあっというまに体を熱くしてしまうのだった。 (6) 2021/08/11(Wed) 0:12:53 |
夕凪は、宵闇へのリクエスト曲を考えている、どんなものでもいいのかな (a0) 2021/08/11(Wed) 0:18:09 |
添木は、メモを貼った。 (a1) 2021/08/11(Wed) 0:19:31 |
【人】 四角形の記憶 卯波「もう、慈姑婆ちゃんが揃ったら、 一度集まって写真撮ろうと思ったのに」 昨日はそれなりに気にかけていたのだけれど、 何故だか今日は見つからないだろうな、という気分でいっぱいだ。お婆ちゃんは居なくなったのではない。あるべき場所に帰っただけなのだと。 『僅かにしおれてでも嫋やかな美しさのある、 枯れる前に一際鮮やかに咲く花のような人。 艶はなくともその笑みはとても素敵だった。』 写真は忘れられていくものを切り取り、 長く長く、そのままの姿を保っている。 「仕方ないし、 今いる人たちだけでも撮っておかなきゃね」 それが今の自分のやりたいことだから。 (7) 2021/08/11(Wed) 0:20:55 |
添木は、メモを貼った。 (a2) 2021/08/11(Wed) 0:23:41 |
【人】 髪置>>1:L2 「ふぅ、あっつい。今日も何も取れなかった……」 投げ出された空っぽの虫かごをぼんやり眺めて、アイスを齧る。 先程戦った個体ではないだろうが、外からはうるさいくらいセミの鳴き声が聞こえてくる。 この家に来るのも久しぶりだ。 ここを離れて10年くらい経ったが、あの頃と何ら変わった様子がない。 夏の日差し、セミのうるささ、熱気。日に焼けた床に、白い便箋……便箋? 開けてみた。読んだ。首を傾げ、もう一回読んだ。 「……?」 もう一回読んだ。 「え、パシられてる?えーっと……涼風……薫くん!?うわ、これいつ出したん、え?わぁ、急がんくちゃ!」 まだ日も落ちてない、日差しの強い時間だ。数分待つだけでもきついだろうに。 走れ髪置。公園で友が待っている。アイスを。 数分後、恐らく百千鳥と遊んでいるところに猛スピードで自転車が駆け込んでくるだろう。 (9) 2021/08/11(Wed) 0:25:12 |
髪置は、メモを貼った。 (a3) 2021/08/11(Wed) 0:29:40 |
おかえり 御山洗は、メモを貼った。 (a4) 2021/08/11(Wed) 0:33:01 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>5 御山洗 「彰良兄、どうしたの?」 誰かのお手伝い?なんて ぐったりと座り込む様子を覗き込んだ。 大人を隠すには随分と小さいけれど、少しだけ影が差す。 百千鳥の手は大した荷物も無く、 日に数えるほどしか来ないバスに乗りに来たというよりは ただ偶然通りがかっただけ、という様子だった。 (11) 2021/08/11(Wed) 0:41:58 |
清和は、添木の言った『約束』という言葉に、「へえ」と小さく声を漏らした。 (a5) 2021/08/11(Wed) 0:52:53 |
【置】 夕凪私の、大切な人たち。 慈姑 慈姑さん 大好きなおばあちゃん、お手伝いする約束だったけど……。 鬼走 お兄ちゃん お隣さんで、いつも双子で遊んでもらいました。 夜長 夜長さん 奥さんの雪子さんは親戚です。結婚の時は驚きました。 宵闇 宵お兄さん クールなお兄さんが、しゃべると昔のままで嬉しいです。 清和 清お兄さん 柔らかくなりましたか?夕凪たちをよくみてくれていました。 御山洗 御山お兄さん 大きな背中で、ドキドキします。お話ししやすくなりました。 添木 添木くん 私にも悪いこと教えてくださいよ、夜凪ばっかりずるいです。 花守 縁 花さん 私より小柄な素敵なお姉さん、夜凪がいつも緊張していたっけ。 夜凪 夜凪 私の弟、今日は……大学の課題が忙しくて来られなかったの。 涼風 薫 涼風くん いまもあの夢は変わっていない?元気でいたかな。 編笠 晶 編笠くん 夜凪が一番にあいたがっていたよ、私のことは覚えているかな。 青嵐 瞬 青嵐くん さっき間違えて青嵐って呼び捨てにしちゃった。 夜凪が君のこと話すとき呼び捨てだったからかな。 髪置 髪置くん セミ取り上手くいってる?私も手伝っちゃおうかな。 卯波 卯波くん 写真いっぱい撮ってるね、増えたらもっと見せてもらいたいな。 竹村 茜 茜ちゃん 本当に可愛くなったね!もっといろんな服持ってくるんだった。 百千鳥 モモチくん お姉ちゃん繋がりだったけど二人とも大好き。お洋服とかあげたことあるよ。 (L1) 2021/08/11(Wed) 0:58:15 公開: 2021/08/11(Wed) 1:00:00 |
夕凪は、メモを貼った。 (a6) 2021/08/11(Wed) 1:07:49 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>13 御山洗 「うん、おはよう! そっか、川遊びかあ…またみんなで遊びに行きたいな」 思い出の中の河原は、今も記憶のままだろうか。 そんな事を思いながら、太陽を仰いで目を細めた。 まだ日は高いから、今から皆を誘えば間に合うだろう。 「ねえ彰良兄、よかったらモモチ、みんなを誘ってくるよ! だから彰良兄は休んでて大丈夫、あと……」 はい、と涼風の祖母から渡された水筒を差し出した。 宿泊先の家を出る際によかったら、と持たされたものだ。 あまり時間は経っていないから、中身は冷えたままだろう。 もしかしたら水分補給はしているのかもしれないけど、 随分と汗だくだったものだからつい心配になってしまって。 (14) 2021/08/11(Wed) 1:15:03 |
巡査長 清和は、メモを貼った。 (a7) 2021/08/11(Wed) 1:27:31 |
百千鳥は、首を傾げて夜長を見送った。なんとも鮮やかな手口だった。 (a8) 2021/08/11(Wed) 1:28:31 |
巡査長 清和は、メモを貼った。 (a9) 2021/08/11(Wed) 1:31:08 |
巡査長 清和は、メモを貼った。 (a10) 2021/08/11(Wed) 1:31:33 |
天狼の子 夜長は、メモを貼った。 (t2) 2021/08/11(Wed) 1:39:53 |
【人】 夕凪「わあ、水遊び? みんな泳ぎは得意なのかな」 絵が描くのが好きだった私は。 少しでも褒めて欲しくって、たくさん練習をした。 きれいに描ければ描けるほど褒めてくれる。 誰かのために描こうと思ったのはずっとあと。 小さい頃は、ちょっと上手だとすぐ褒められたからたくさん工夫したんだ。 人を描くのが好きだった夜凪は、私より貰った賞は少なかった。 「……(寂しいな)」 ここに来て何度目かの弱音。 理由はいくらだって浮かんでくるから、それを撥ね除ける。 彼が隣にいない、歳が離れているのを感じる、性別のこと。 夜凪が来ればよかった、って考えても仕方が無いことなのにね。 「羽を伸ばすんでしょ、夕凪」 私に告げて、大岩に座りながら鞄からキャンパスを取り出す。 鉛筆が白をなぞり、水面を裸足がはじいた。 (15) 2021/08/11(Wed) 2:05:41 |
【人】 国家の犬の卵 編笠「てい」 少し高めの岩場から、夕凪の座る岩の横、 少し離れた場所めがけて飛び降りる。 着地と同時に水面がばしゃりと揺れて、しぶきが飛び、 少なくとも自分は膝から下がびっしょびしょになる。 「あれ。 なんかこの辺の水底に暗い顔してる魚の気配を感じたんだが 逃げられてしまったんでは。気のせいか?」 白々しくきょろきょろする。 (16) 2021/08/11(Wed) 2:21:58 |
【人】 夕凪「ひゃわぁっ! あ、あ編笠くん!? 突然飛び込んだら危ないよ、暗い顔してる魚なんてどこに」 はねる水しぶきに白いページを抱えて目をまん丸にする。 おかしな言い回し、年上をよく見ていた戯けた緑の髪。 忘れるわけなんてない、あの子の大好きな友達。 もしかして、と思った言葉を飲み込んで明るく声を上げた。 「ふふふっ、今の水しぶきで驚いていなくなっちゃったよ。 それでも、お魚さんは捕まえて欲しいな。 私お手製の豚汁、後で作って来ようと思っているの。 ――昔より、料理は上手になったよ。夜凪には負けるけど」 (18) 2021/08/11(Wed) 2:43:47 |
【人】 巡査部長 鬼走「釣りは得意じゃないな。誰かやりたい奴がいるなら手伝いだけするか。餌はあったか?」 何より別に自分は昔やった事があるが、若い子の方がした事も無いだろうと思っている。餌に使う奴はショップで売ってるようなものもなさそうなので、最悪適当に調達するか、と言う顔をしている。 (22) 2021/08/11(Wed) 2:58:14 |
【人】 国家の犬の卵 編笠「うわコワ。 田舎の川より東京湾の方が似合う人来ちまった。 まさかあの格好、マジの釣りしようってのか添木の旦那」 釣りにまつわる過去の"悪事"と無茶苦茶された記憶が蘇る。 ……"ザリガニ"が一番きつかったな個人的に。 (23) 2021/08/11(Wed) 2:59:11 |
【人】 四角形の記憶 卯波「はしゃぐのは勿論いいですけど、 怪我しないようにしてくださいね〜」 きょろきょろと被写体を探しつつ、そう声をかける。 「瞬兄と晶兄も帰ってきてて嬉しいな。 薫兄もさっき見かけたし…… そう、時任兄さん以外は大体いる。 お告げとか聞こえてみんな一斉に帰ってきたんですかね、なんちゃって」 (24) 2021/08/11(Wed) 3:16:02 |
鬼走は、濡れない位置で河原の石を捲ったりしてる。 (a11) 2021/08/11(Wed) 3:18:47 |
【人】 夕凪>>21 編笠 「一匹をずっと追うのは大変だよ? そんなに目立った顔だったかな」 砕けたように笑いかけた。 学生とはいえ大きいその体がびしょ濡れな姿に嬉しいような困ったよう表情をする。 遠くに行ったと思ったら、一瞬で近くに感じて。 我ながら単純な性格をしているのかもしれない。 「同じように習っていたのに夜凪の方が、手際よかったからね。 もう美味しくないなんて言わせるもんですか」 からかっているのがわかるから気にはしない。 何でも手際よかったのは向こうだから。 「……夜凪は、今回の帰省には来てないの。 大学の課題が忙しいんだって。 編笠くんの話ばっかしてたのに本当勿体ないよね」 (25) 2021/08/11(Wed) 3:26:46 |
【人】 巡査長 清和>>17 添木 「わかってるさ。少しからかってみただけだ。 ずっとこんな調子だとむず痒くてたまらないだろ、お互いに。 そうだよなあ、キャリアとノンキャリアで最初からこんなに階級差があるなんて、世知辛いもんだよな」 軽い口調でぼやいた。本気で嘆いているわけでもないようだが、 現場で働いている警察官にも、もっと昇進の機会などがあればと思っているのは本当だ。 しかし、向こうがどのようなことをやっているかなんて小耳に挟むくらいしかできない。向こうには向こうで苦労があるのだろう。 「ふふ、"僕"は、か……」 似合わないな、なんておかしそうに笑う。 ずっと聞いていたのは、"俺"だったから、違和感がそうさせる。 ひょっとしたら、昔にもそんな風に自分のことを呼ぶあなたを見たことがあるのかもしれないけど。 (26) 2021/08/11(Wed) 3:34:00 |
【人】 夕凪「なんで夜凪はいないのよ」 わかりやすく不満を出すようになってきたこの口。 仲がよかった双子をすぐに思い出させる、ベタベタだった。 「私だけ楽しみにしていたわけじゃないのに。 一緒にみんなに会いたいねって。 いつも夏はアルバムとか見て……もう! お兄ちゃん餌がないなら私も餌見つける。 何をとればいいですか? ミミズ? ザリガニ? 貝はさすがに見当たらないかな」 (27) 2021/08/11(Wed) 3:37:48 |
清和は、こんなこともあろうかと水鉄砲をたくさん用意しておいたので、好きに遊ぼう。 (a12) 2021/08/11(Wed) 3:40:08 |
【人】 国家の犬の卵 編笠>>25 夕凪 「いや、勘違いだったかもな。 どうにも魚を見る目もねぇもんで……」 バツが悪そうに首の後ろを掻く。 どうにもこの辺のパワーバランスは昔から変わっていない。 「あー、道理で。 いや、添木の旦那や清和の旦那が、こっち戻ってきて 早々顔合わせたのに、何で夜凪の旦那が 最速で俺のとこ来ないのかと思ってたら、 そういうことか……」 あー。一個思い出した。悪い笑みが出た。 「そういや、完全に冗談に出来るくらい 俺の中で昇華出来たんで改めて 10年前と同じこと違う言葉で聞いていいかい夕凪の姉さん。 『俺じゃ夜凪の旦那の代わりにはなんねえかな?』」 ある意味この村で一番苦い思い出でもある。 (29) 2021/08/11(Wed) 3:48:26 |
【人】 青嵐「おっしゃー!俺の魚取りのテクみせてやるぜ」 意気込んでからバシャバシャと豪快に水しぶきを上げ川に入っていく。服が濡れることもお構いなしだ。 「待てや魚ァーーー!!うわ、サワガニ!! サワガニいんぞーー!これ食える!?」 (30) 2021/08/11(Wed) 3:56:15 |
【人】 四角形の記憶 卯波「まあまあ、忙しかったなら仕方ないじゃありませんか。 お告げが聞こえなかったとかその辺りです」 適当を言っている。 ちょっと寂しいのは確かだし、 仲良かった双子の片方が欠けているのは、 当人にとって耐え難いことなのだろうなあ。 そして川から手を振られたので元気よく振り返す。 「お〜い、あはは。 涼しそうだなあ。あとで俺も行ってみますか」 (31) 2021/08/11(Wed) 3:57:07 |
卯波は、そういえば虫を触れるようになったんですよ〜。と釣り餌探しを手伝うだろう。 (a13) 2021/08/11(Wed) 3:57:47 |
【人】 巡査部長 鬼走「サワガニなら食べるより餌にした方がよくないか。 ミミズとザリガニは定番だな。貝は……どうだったか。昔見かけた気がする。餌にこだわるより、その餌で何が釣れるか試してもいいかもな」 田舎出身で刑事なら虫の一つや一つ特に恐れる事もない。都会生まれなら背後がぞわっとしそうな様子でも何の感慨もなく捲ったり触ったり叩き割ったりしてる。 「夕凪が釣りをしたらいいんじゃないか?釣り竿貸すぞ」 (33) 2021/08/11(Wed) 4:45:46 |
鬼走は、青嵐瞬の行動で添木久の釣りの難易度が上がったな。した。 (a15) 2021/08/11(Wed) 4:57:09 |
【人】 夕凪「青嵐くん相変わらず、みんな飛び込むの上手だなあ」 騒がしくなってきた川辺、描いていたノートを石の下に挟んだ。 中身を覗けば、鉛筆で描かれた釣り竿を持った鬼走とご機嫌そうな添木の姿。 背中だけしか描かれていないのに、どれが誰であるかがわかる。 「お告げが私にあって」…… あの子には 言わない。いっちゃだめだ。 「あっ、川虫がいっぱいだこの石。 ザリガニここよりも向こうの方かな……って、わ、私が? 釣りはみてばっかりだったから出来るかな、せっかくだからやりたいけれど」 挑戦はしたい、釣れても釣れなくてもみんながいるから大丈夫。 どうせなら、大きいのが釣れるといいなと鬼走へと近寄った。 (34) 2021/08/11(Wed) 5:01:13 |
夕凪は、釣りを頑張るぞ。している。 (a16) 2021/08/11(Wed) 5:22:45 |
卯波は、応援している。をする。 (a17) 2021/08/11(Wed) 5:57:26 |
【人】 おかえり 御山洗>>14 百千鳥 「うん。……そうだよな。きっとみんなもそうだろう。 よし、やる気出てきた。そしたらモモちゃんは、みんなへの声掛けお願いしていいかい。 俺は道具を置いて、安全に遊べるように川べりで準備しておくから」 それは何気ない一言だったのだろうけど、御山洗のやる気を引き出すには十分だった。 自分たちが難なく出来たことを、やりたいと言ってくれるのであれば。 それはこの夏だけのいっときの思い出だとしても、継承してあげたい。 「え、いいよいいよ。モモちゃんの分だろ。 子供のほうが、地面に近くて熱中症になりやすいんだから……」 折角気を使ってもらったのに、相手への心配の方が勝ってしまった。 差し出された水筒に向かって首を振る、と。 (35) 2021/08/11(Wed) 7:13:31 |
【人】 巡査部長 鬼走「俺も別段得意でもないからな。あまり期待するなよ。比較的軽い部類のやつだが持てそうか?」 海釣りよりも短めの、手作りでもなんでもない市販の竿だ。軽めでもある。田舎生まれではあるが、釣りに関してはぼうっと息抜きをする為が多く、本気で狙いに行くわけでも、竿を自作する経験も言うほどなかった。 ただこの時ばかりは念の為持ってきておいてよかったなと考えた。釣れなくても拗ねる年はとっくに過ぎているだろうが、それでも釣れるに越したことは無い。夕凪に手渡し、軽く使い方を説明した。隣でしゃがみ込んで川を見つめている。 (37) 2021/08/11(Wed) 7:36:30 |
【人】 青嵐「サワガニって餌になんの?なら大量にとっとくか〜。」 ポイポイと手当たり次第にバケツに放って行く。 バケツでカサカサと元気に動き回るカニさん。 可愛いけど大量に集まるとちょっとキモいな等と思った。 「夕凪のねーちゃん釣りすんの?ならこれ使ってよ。 俺どう使うかわかんねーけど。えーと…どう使うんスか?釣り針にくっつけるだけ?」 釣竿を借りに近寄ってきた夕凪を確認しながらサワガニを入れたバケツを鬼走の横に置きつつ、回を求めるように彼の顔を見た。 う〜んなんか見たことある気がするけどあんま思い出せないな。ここに来るってことはここの人なんだろうけど。 (38) 2021/08/11(Wed) 7:57:44 |
【人】 巡査部長 鬼走「こんなにいるなら後で揚げ物にして餌は別のをとっても良い気もするが……まあ物は試しか。カニを裏返すと三角の部分があるだろ。弱らせないように針を刺すだけだ。流れるなら足の方でいい。釣れるならチヌあたりか?」 彰良にでも揚げてもらうか。バケツ内で大量に動き回るカニを見ながら思考に耽っていたが、視線に気づいて顔を上げる。こちらも7歳くらいまでの姿しか見ていない。当然だろうと思いつつ、説明は入れておく。 「青嵐さん家の瞬だろ。俺はお前が小学生の頃見たことはあるが、帰省時の年一だから知らないのも無理はない。鬼走雅也だ。そこの夕凪の隣の家に住んでる……いや、住んでた。だな」 夕凪の家に行ったことがあったなら知っているだろうか。既に両親もおらず、自分も外で働いている以上あの家に住む人はもういない空き家だ。 (39) 2021/08/11(Wed) 8:18:49 |
【人】 四角形の記憶 卯波「早速田舎の味わいが間近に。でも、サワガニを食べるのも勿論いいけど、どうせなら釣りに使ってみたいなーという冒険心も湧くものですよね」 わくわくと擬音を浮ばせるような、好奇心やら何やらに包まれた様子の少年。餌になりそうなものを探すついでに、被写体として良さそうなものを探していたりもする。 「俺は写真に撮っておいて、 田舎に来る前に両親と思い出話に花を咲かせたものだから、大抵の人は分かるんですけど……一桁歳の記憶力って本当に不確かで。言われてあー!ってなることが多いです」 今ここでは知ってる顔、知ってる人、と落ち着いているものの、来る前──来る予定を入れた覚えもないが──懐かしさにあーだのえーだの声を上げたものである。 (40) 2021/08/11(Wed) 8:33:33 |
【人】 夕凪「うわ、いっぱい、、あ。青嵐くんはお兄ちゃんにほとんど会えていませんでしたか? 私が8つの頃にはもうお勉強のために引っ越してしまって…。 それでも時々帰ってきて遊んでくれた、わすれんぼうなお兄さんですよ〜」 幼い頃の愚痴を混ぜながら鬼走のことを紹介する。 ずっと性格が変わらなさ過ぎて泣くのも諦めたのを目の前の人はきっと知らないだろう。無謀すぎると夜凪に諭され初恋をするに至らなかったのはいい思い出だ。 「チヌってここまで上がってきてるんですね、あの大きいのとかかな」 川釣り初心者でもわかる大物です、豪華な餌を使っても取れるかどうか。天運に身を任せましょう。 うまく小魚が釣れた (小魚が釣れた or 釣れなかった or チヌがかかった!) (42) 2021/08/11(Wed) 11:03:52 |
卯波は、軽い拍手をした。 (a18) 2021/08/11(Wed) 11:20:10 |
花守は、釣餌を見てゾワッとした、都会暮らしが彼女を駄目にした。 (a19) 2021/08/11(Wed) 11:46:42 |
【人】 夕凪>>41 編笠 「――夜凪よりも、なが……く? えぇぇぇええっ、わ、私ったらっ」 ぱしゃん。 水のはねる音はさっきの逃した魚が捕まりに来てくれた音? 瞬きをしながら返す言葉を逡巡してしまう。 幼い頃のちょっとした感情、でも今言われてしまったらまるで、 「か、からかうものじゃないわ、あの、 ――――」 笑えないわよ、だって、 どんな意図だろうと、気持ちだろうと言葉をなぞれば私を気遣って好いていてくれたであろう編笠の言葉。 一体これが子供ながらに、成長したあなたにとってどんな感情なのか、正直まだわかってあげられていないのだけれど。 火照った頬をどうにかしたくて、不安定な足取りで浅い水面に降りて水をすくう。 本当に浮かれてしまっている気分だった。 (43) 2021/08/11(Wed) 11:59:35 |
夕凪は、ウグイを捕まえた。チヌじゃなかったのは残念ね。 (a20) 2021/08/11(Wed) 12:05:34 |
花守は、青春ね!と眼鏡が光った、光っただけ。 (a21) 2021/08/11(Wed) 12:10:57 |
【人】 おかえり 御山洗「泥を吐かせるから、明日には揚げて食べられますね。 残ってる数によってはおかずには足らないから、おやつ時にしますか」 近所からかき集めた道具を持って沢を訪れた。既に遊んでる面々に声を掛け、携帯椅子を広げる。 体力はあるつもりだったが、一度腰を下ろしてしまうと根が張ったようだった。 情けなく笑いながら若い面々のやりとりを見て、靴をサンダルに履き替えた。 「バーベキュー出来る用意しておけばよかったか……」 (44) 2021/08/11(Wed) 12:11:56 |
御山洗は、代わりに餌をつけようかと申し出た。 (a22) 2021/08/11(Wed) 12:15:47 |
【置】 学生 涼風拝啓 青草を蒸すような強い日射しが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。 (中略) 最近夢の話をしたものですから、ふと昔のことを思い出したのです。 私もまだまだ背が小さくて、それこそ女か男かも分からないほどの幼少の頃。密かに抱いた夢を語るのがほんの少し恥ずかしくて、宝物のように秘めては誰かに話したくてそわそわしたものです。 ただ、そんな秘密の宝物をこっそり見せた人がいました。 時任さんの双子の姉弟を覚えていますか?幼い頃から一緒に遊んでくれた夕凪さんと夜凪さん。あの二人には、実は既に教えていたのです。 きっと、近しいものがあったからなのでしょうね。私は文を綴るのが、彼女たちは絵を描くのが趣味でしたから。 『小説家』になりたい。それが、幼い頃からの夢でした。 (中略) 敬具 20××年 8月××日 涼風薫 (L2) 2021/08/11(Wed) 12:56:17 公開: 2021/08/11(Wed) 13:00:00 |
【人】 学生 涼風 何かに導かれるように足を運ぶ。 じわじわと体力を掠め取るような暑さに歩が緩めば、背中を押すように風が後ろから通り過ぎては追い越していく。 蝉の歌に林の囁き、夏の合唱に少しずつ人の声が混ざってきた。気づいてしまえば止められない。暑いからと言い訳をして緩慢だった足取りが、早足へ、最後には半ば駆け足のようになって川辺へとやって来る。 「……凄いな。おばあちゃんから聞いていたけれど、本当に皆……集まってる……」 ほのかに浮かんだ汗で長い髪が首に張り付く事にも目をくれず、目の前に広がる光景をただただ見つめ感慨深そうに独り言つ。 まだ色褪せることも埃を被ることもない10年前の記憶。 その中にある面影を残して成長した、かつて世話になった人たちが目の前にいる。 本当に、ここへ帰ってきたんだ。 (45) 2021/08/11(Wed) 13:33:25 |
インスピレーション 竹村茜は、メモを貼った。 (a23) 2021/08/11(Wed) 13:43:55 |
清和は、楽しそうに水遊びする若者たちを見て微笑んだ。 (a24) 2021/08/11(Wed) 13:44:38 |
【人】 巡査長 清和「若いな……」 懐かしむようにつぶやく。 10代の頃というのは何に保証されるわけでもなく、活気に満ち溢れている。 自分たちもあんな風に騒いだりしたものだと、若者たちの姿を思い出を重ね合わせる。 用意していた水鉄砲をひとつ手に取り、くるくると回して遊ばせる。 威力も安全面に配慮されてるものなので安心安全。ご自由にお使いください。 (46) 2021/08/11(Wed) 13:52:49 |
【人】 夕凪「わっ、ウグイはちゃんと内蔵を取れば食べられたわよね。大物じゃないけどちゃんと釣れたわ」 狙った魚ではなかったが成果があることが嬉しい。 バケツの中に彼らを入れて満足げに覗き込んで、やってきた御山洗の声に顔を上げた。 「バーベキューかぁ、近くだから行き来してもいいけどここでするのもいいね。 私とってこれるよ! ちょうど戻る用事あったから、そのついでに台車でも借りたら重くても運べるわよね」 (47) 2021/08/11(Wed) 13:55:53 |
【人】 四角形の記憶 卯波「あ、薫兄!」 釣りの小さな成功を見届けて、 手持ち無沙汰になった両手はそちらへ。 小さい頃のようにすぐさま飛びつくことも、いきなり写真を撮ることもなかったけど、声だけはあの頃のまま、兄たちを慕う溌剌としたもの。 「晶兄や瞬兄はもういますよ。 ついさっき時任のお姉さんがお魚釣って……バーベキュー?」 だよね?と辺りに顔を向けて確認をとる。 「そう、バーベキューの準備のその準備、に差し当たりそうなところです」 (48) 2021/08/11(Wed) 14:19:57 |
百千鳥は、全員を川遊びに誘った。目に付いた人を片っ端から! (a25) 2021/08/11(Wed) 14:20:48 |
卯波は、昨日も川に向かってたので実は下見が済んでいる。無敵だ。 (a26) 2021/08/11(Wed) 14:21:32 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥「わっ、もう殆ど来てる?」 御山洗と別れて暫くの事。 百千鳥は目に付いた人を粗方誘い終えて、 少し遅れてみんなの集まる場所へとやって来た。 「ついでに着替えて来ればよかったなあ、 うっかりうっかり…まいっか」 ぽいぽいと履物を脱ぎ捨てて、冷たい細流に足を浸す。 わあ冷たい、なんて笑う顔はやっぱりあの頃と変わらなくて みんな、今だけ思い出の中に戻ったようだった。 (49) 2021/08/11(Wed) 14:22:04 |
【人】 夕凪「あれ、涼風くんの……」 ほんの一瞬、他の誰かがよぎって。 記憶の一つが百千鳥の言葉によって引き戻された。 「やっぱり、涼風くん! わぁ……とっても美形になって……。 モモチくんも待ってたよ〜」 水の香りをまといながらやってきた姿に手を振った。 将来の夢を語ったあの時から好きなものも変わってはいません。 物語を彩る1ページになれたらと応援していた日々はとても素敵な思い出でした。 (50) 2021/08/11(Wed) 14:28:57 |
【見】 天狼の子 夜長 バス停から運んで来た荷物を川辺に置いて、その後はまた雪探し。彼女はやはり見つからないが、心構えを変えたからか、話に聞いていただけの景色たちにようやく気が向けられるようになってきた。 夜長が話を聞いていたのは、雪子からだけではない。慈姑をはじめ、いつかのことを話してくれた人は沢山いる。 「……慈姑ばあちゃんは、 母さんの秘密基地を知っているのだろうか」 直接教えてはくれないだろうが、彼女の姿が見えないことを考えると、ヒントくらいはくれそうだ。 その慈姑ももうこの夢では見られない。 (@2) 2021/08/11(Wed) 14:40:55 |
【見】 天狼の子 夜長 雪子を見つけられず、戻って来れば川辺は随分と賑やかになっていた。 「……」 少しの間、眺めて。そっと釣竿を取りに行った。竿を手に取ってから、バケツの中のサワガニなんかの集められた釣餌たちに視線をやる。 そのまま、動かなくなった。 (@3) 2021/08/11(Wed) 14:41:38 |
夜長は、生き物にどう触れたらいいか分からない。 (t3) 2021/08/11(Wed) 14:42:08 |
【人】 四角形の記憶 卯波「夏だから日が落ちるまでまだ長いし、 いっぱい遊ぶか、それなりに遊んで一旦戻るかを決めて良いかもしれないね」 そういう自分は遊ぶ気満々なのだが。 ズボンの裾をめくり、すらりと伸びる素足を晒して、 川にそっと入水!わー、と感銘の息だか声だかをこぼして、そのまま数歩歩いていく。 「泳ぎだけは、わりかし得意だったな。 といってもここで泳ぐわけにはいかないけど。 たしか、この辺りってちょっと車で行けば海に出なかったですっけ?休みの間に時間があればあっちのほうに行くのも良いですね」 (51) 2021/08/11(Wed) 14:50:10 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥「あっ、夕凪姉!お〜い!」 手を振る夕凪にこちらも手を振り返した。 幼い百千鳥はこの双子の兄姉と、それから呼子鳥と 一緒になってよく外遊びをしたものだ。 きっと、この沢にも皆で来た事はあるのだろう。 「………あれっ」 それから目に留まったのは、先程通り掛かった男性。 固まっているけど大丈夫かな、なんて思ったけど もしかして釣りのやり方がわからないのだろうか。 なら百千鳥もわからない。 誰か知っていそうな大人を呼んだ方がいいのかな。 そんなふうに思って辺りを窺った。 (52) 2021/08/11(Wed) 14:56:43 |
【人】 おかえり 御山洗>>47 >>48 バーベキューについて 「急な思いつきだから、豪勢にってことはいかないけれどさ。 慣れない遊びをしたら疲れるだろうし、魚もたくさん釣れているみたいだから」 鬼走が夕凪に教えているのを横目に見つつ、何が必要になるかなんていうのを考える。 当然食べざかりの子どもたちには野菜も食べてもらいたい。 とうもろこしにナスに玉ねぎ、好き勝手焼き出すだろうからアルミホイルを使って落とさないように。 商店にいけばレジャーとして申し分ない程度のものは買い込めるだろうか。 「荷物運びなら俺も手伝うよ。夕ちゃんは用事の後先に戻ってていいから、」 学生たちに囲まれて人気者の彼女に雑用をさせるのも悪いだろう。 立ち上がりかけたところで、ふと別の光景が目に入る。 (53) 2021/08/11(Wed) 15:22:35 |
御山洗は、後から駆けつけた百千鳥に手を振った。 (a27) 2021/08/11(Wed) 15:26:13 |
【人】 おかえり 御山洗>>49 >>52 >>@3 >>t3 百千鳥 夜長 「モモちゃん、声掛けありがとう。気の早い人は先に来てたみたい。 岩場で足を切らないようにね」 ごめんね、なんて謝りつつも、遊びたさの勝る面々はなんだか微笑ましい。 安いサンダルが駄菓子屋で売られているのを数足買ってきて、沢の手前に置いていく。 そのうち一対を百千鳥の方まで持っていった。岩場は滑るし、怪我しないに越したことはない。 「何か、あ……雪子さんの旦那さんだよ。覚えてるかな……。 和臣さん、餌の付け方わかりますか」 水濡れのサンダルに膝まで裾を捲って、立ち尽くしている夜長の方へと近づく。 餌場の方を見ているということは釣りがしたいのかな、と思ったらしい。 既に始めている鬼走の方が手慣れているかもしれないけど。 (54) 2021/08/11(Wed) 15:32:20 |
【人】 夕凪「海……? そうね、確か少ししたところに。 私海好きなんだぁ、誰か行くなら連れて行ってほしいな」 そうだ、宵お兄さんにリクエストする曲は海の曲がいい。 こんな曖昧なこと、プロなのかな、頼んでいいかわからないけれど。 ちょっとぐらいの無茶は聞いてくれるよね。 「モモチくんはこけてどこか怪我をしないでね、心配しちゃう。 あら…夜長さんは、カニや虫が苦手なのかな。それでも頑張ってくれてるみたい」 声をかけたいけれど今は早めにやりたいことを済ませてしまおう。 せっかくならお腹が空いてるときにごちそうしたい。 「ふふん、大丈夫よ御山お兄さん。 私一人で帰らすなんてそっちのほうが寂しいわ。 力不足というのなら、見くびってもらっては困ります。もう大人で、非力な夕ちゃんじゃありません! 後で迎えに来てね、私先に戻ってるから」 少し前に話した内容を繰り返しながらサンダルを鳴らす。 川辺のみんなを振り返れば小さく手の平を揺らしていた。 (55) 2021/08/11(Wed) 15:39:34 |
宵闇は、百千鳥が川遊びがなんだと呼びこんでいるのを見た。 (a28) 2021/08/11(Wed) 15:42:22 |
宵闇は、面倒そうにしながらも後で行ってみるかー…とぼやいた。 (a29) 2021/08/11(Wed) 15:44:18 |
【人】 添木>>26 清和 「もうやめてね……。まあ、警察あるあるらしいけどさ。こういう役人根性みたいのがあると、いまいち進歩がない組織だと思うよ。ここだけのハナシ」 肩を竦めながら困ったように笑う。 添木は、まあ聞けば「会議室にだけいればいいのに現場にも出てくる」とか、「鬼走に連れまわされている」なんて噂も聞く。あまり現場に好かれているわけでもないのだろう。 「”俺”だとね、どうもこの見た目だと合わないみたいで。キャラ作りキャラ作り」 一人称を変えると、嫌なことでも耐えられる。 それは自分じゃないみたいだから。 ――なんて、誰かに謝りに行かされた後で、あなたに言っていたかもしれない。添木にとっては、”僕”は都合のいい一人称だ。 (57) 2021/08/11(Wed) 16:02:34 |
【人】 添木「ま〜た暴れてる!青嵐、もっと滝に飛び降りたりして遊べって!」 それはそれでどうなのだろう……。 ちなみに、現在全然釣れていない。ボウズだ。 (58) 2021/08/11(Wed) 16:03:25 |
【人】 学生 涼風>>48 卯波 「や、卯波くん。 ちょっと遅かったみたいだね。青嵐くんや編笠くんもいるならもっと早く駆けつけてくればよかったな」 さらっと手をあげて返した。昔よくした行動が頭を掠めて、ほんの少し懐かしさを覚える。一欠片の寂しさも。 少年は僅かに考えたのち、自分から手を伸ばすことにした。あの日の出来事を。 ステップを踏むように地を軽やかに蹴って距離を詰め、海色の髪を踊らせて貴方に飛び付こうとする。小さい頃とは逆の立場。避けられたとしても面白そうに笑い飛ばすつもりだ。 「大きくなったね。昔みたいに飛びついてきてくれないの?……なんてな」 準備中であることを知ると、「じゃあ手伝いに行こうかな」とぼやきながら周りを確認し始めた。 (59) 2021/08/11(Wed) 16:03:29 |
【人】 添木「沈められたいわけ〜?アキラ」 編笠に笑いながら、その手にあるのはザリガニの身をほぐした餌である。それをくくりつけて釣りに興じるのだ。 (60) 2021/08/11(Wed) 16:04:15 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>54 >>55 御山洗 夕凪 「いいの、いいの!モモチがみんなと遊びたかっただけだから! へへ、やっぱりみんなも遊びたいと思ってたのかな?」 だったらなんか嬉しいな、なんて。 素直に喜びを表すさまはまだまだ子供と言って差し支えない。 岩場で足を切らないように、との言葉に元気に返事をして サンダルを履いて、ぺたぺたと地面を踏む。 「……うーんと…雪子さん、雪子さん… 呼子お姉から聞いた…ような気がする…ような〜…」 少し上の呼子鳥はともかくとして、幼い百千鳥にとっては 鬼走や夜長といった、時折田舎へ帰ってくる大人の印象は 親交の有無に関わらず、どうしても薄くなってしまうだろう。 案外話せばすぐに思い出す、かもしれないけれど。 「あ、はあい!彰良兄がサンダルくれたからだいじょーぶ! 夕凪姉、いってらっしゃい!」 (62) 2021/08/11(Wed) 16:13:46 |
御山洗は、凄まじく元気な男子達が心配なようだ。 (a30) 2021/08/11(Wed) 16:14:11 |
百千鳥は、夕凪に手を振った。 (a31) 2021/08/11(Wed) 16:14:22 |
御山洗は、驚いた顔で添木の方を振り向いた。 (a32) 2021/08/11(Wed) 16:27:14 |
【人】 四角形の記憶 卯波>>59 涼風 「わ!」 一歩踏み違えば、どっちか、あるいはどちらもが川にドボン! そうならないようにしっかり手を伸ばして受け止めようとして。 重力から放たれた、陽に透ける蒼い髪に見惚れて、ああ、シャッターチャンスを逃しちゃったな、だなんて思う。 くるりとターンをして勢いを削ぎ、なんとか抱きとめるとき、対照的な夕焼け色の尻尾がふわりと後を引いた。 「もう。他の兄さんもそうですけど、 俺のことどれだけ子供だと思ってるんですか? いつまでも可愛いもの、なんて。 少しくらい格好つけさせてくれてもいいのに」 手のひらから体温を感じると、暑苦しさも忘れて、懐かしさや安心感が身を満たして、ダメになりそうだなんて月並みな言葉を。格好つけるにはそもそもの格好良さが足りないのかもしれない。 (66) 2021/08/11(Wed) 16:50:19 |
【見】 天狼の子 夜長>>52>>54>>61>>62 百千鳥 御山洗 御山洗に声を掛けられ、まず首を横に振った。釣竿を持ったものの、餌の取り付け方は分からない。釣竿を手放さず御山洗を見ている辺りから、釣りをしたいようにはなんとか見えないこともない。 夜長がちょっと言葉を選んでいる間に、御山洗の周りで女の子たちが元気だった。思えば夜長の周りの女性は皆、自分というものが強いような気がする。 御山洗の紹介に、どことなく不思議そうな雰囲気を漂わせて。 「モモチ……百千鳥くん? 都々良、の」 夜長の方は心当たりがあるらしい。飛んだり跳ねたりするような勢いで喜びをあらわにしている百千鳥を無表情に(本人としては微笑ましい気持ちで)眺めて、頷いていた。 (@4) 2021/08/11(Wed) 16:58:00 |
夜長は、こちらも声を掛けそびれた夕凪と、彼女と一緒の花守に手を振った。 (t4) 2021/08/11(Wed) 16:58:09 |
涼風は、周囲をまじまじと見てちょっとだけ瞳が輝いた。歳の離れた兄ちゃんたちの姿もあるんだな、と。 (a35) 2021/08/11(Wed) 17:23:40 |
【人】 音楽家 宵闇遠い日の記憶を辿り、野良猫のように古民家に上がり込む。 たまに帰っている実家だ。母親も元気だった。それなのにどこか よその家に上がり込んでいるような感覚さえあった。不思議だ。 母親が実家の古民家を改築までして開いていたピアノ教室。 いつだったか、あれだけ音楽が大好きだった母親がもう年だからと名残惜しそうにしながら、先生をやめたのを覚えている。 男一人分の足音、木造の床がぎい、と鳴る。 「こんな狭かったっけ」 ピアノの蓋を開いて、鍵盤をするりと指でなぞる。 「よう、久しぶり。俺さ、プロになっちまったよ」 幼き日の自分に語りかけるように呟く ポーンと何音か鳴らしてみた。 「そうだよ。信じられないだろ。別に好きじゃなかったもんな」 ポーン、……ポーン……一人遊び。 「楽しいかって?」 セミの声が遠くに聴こえた。男は楽し気に笑う。 子供の頃はたいして音楽が好きでも嫌いでもなかった。 続けられていたのは母親のためと、やんちゃな対抗心と 何かを残したかった、という故郷への思い入れだ。 (69) 2021/08/11(Wed) 17:34:58 |
【人】 夕凪>>67 花守 「ちょ、ちょっと花さん!! からかわないで……も、もう。みんなに食べさせたいんです〜」 とても近い距離で接してくれるお姉さん。 不思議な噂はあったけれど、私はあなたが好きでした。 怖いことをされなかったからきれいな思い出なのかも? 現に夜凪はちょっと警戒をしているから、不思議だ。 「花さんより私のほうが身長高い…、ずっと可愛いままですね。 髪型もなんだか馴染んでいるみたいで、私ももう少し伸ばして編めるようにしたくなっちゃった」 体を密着させて少しの間、二人は風になる。 咎める人も、今日ばっかりは許してくれそう。 不思議となんだってできそうな気分にさせられて、それが嫌でありませんでした。 (70) 2021/08/11(Wed) 17:38:53 |
宵闇は、遅れて川辺にやってきた。いつもの恰好だ (a36) 2021/08/11(Wed) 17:51:39 |
【人】 音楽家 宵闇「えー…っと……川ってこっち?」 あっちやこっちへふらつきながら、歩きづらい砂利の道を歩く。 この革靴、履き替えてくるべきだったかと石を蹴りながら。 水の匂い、人の声に耳を澄ませて、誘われる。 「お、楽しんでるかい? ……若者がはしゃいでるねえ……」 ちょっと様子を見に来るつもりで来ただけだった。 男はなにかと遅れてやってくる。 (71) 2021/08/11(Wed) 17:53:35 |
竹村茜は、川を見下ろせる岩の上に座っている。汗を拭いながら、はしゃいでいる面々を見ていた。 (a37) 2021/08/11(Wed) 18:25:55 |
【人】 巡査長 清和「……帰ってきたら説教、だな」 原付に乗って戻っていく花守と夕凪を見送りながら、平然と行われる違反行為にやれやれとサツは呟く。 その背中がだんだんと小さくなるの比例するように、風を切って走る感覚と、唸るようなエンジン音が恋しくなった。 相棒はとっくの昔に誰かの元に旅立ってしまったが、元気にしていればいいな、と思いを馳せる。 添木が冗談めかして提案したバイクレースをするのも、やぶさかではないなとその算段を立てた。 (73) 2021/08/11(Wed) 18:29:07 |
花守(匿名)は、メモを貼った。 2021/08/11(Wed) 18:33:23 |
【恋】 おかえり 御山洗川辺から上がり際に見つけたものを見るその目に、ひとりだけが気づいているのだろう。 まるで今にも泣き出しそうな子供のような、取り残されてしまったように遠いものを見る目だ。 (?0) 2021/08/11(Wed) 18:36:27 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>71 宵闇 「……あっ、おうい!」 遅れてやってきた人影に、川べりから手を振って呼び掛ける。 皆それぞれに成長してはいたけれど、 やっぱり何処か面影は変わらないものがあるもので。 「翔兄!…だよね?覚えてるかなあ、モモチだよ!」 帰ってきた際にもその姿を見掛けてはいたものの、 歳上の面々で話し込んでいたようだから 気を利かせて遠慮しておいた… というよりはただ、清和を問い質すのに忙しかったのだけど。 (74) 2021/08/11(Wed) 18:38:21 |
【人】 おかえり 御山洗「こりゃ学生たちにはバスタオルも必要になるな……」 原付の音が遠のいていくのを聞きながら、川の中からざぶざぶと上がる。 後で迎えに行くとはいえ、自分もバーベキューの材料を買い集めておかないと。 川辺から上がり際に宵闇を見つけて、沢の手前に並んだ道具を指差した。 「サンダルあるから、川入るなら履き替えたほうがいいよ」 (76) 2021/08/11(Wed) 18:44:35 |
清和は、宵闇に水鉄砲を突き付けながら、百千鳥に軽く手を振った。 (a38) 2021/08/11(Wed) 18:47:32 |
御山洗は、集落の方へと歩いていった。 (a39) 2021/08/11(Wed) 18:47:51 |
【人】 青嵐「揚げれば食えんの!?ちょっと気になる。」 少年の好奇心と食欲は旺盛なものなのだ。 なんでも知ってるんすねなどと言いながらひょいとサワガニを一匹掴み上げくるりと裏を見てみる。三角…あ、これか。 「夕凪ねーちゃん8つの頃ってことは俺4つとかか? なんか見覚えはある気がするから多分見たことあんだろうけど 名前とか聞いたっけ、あれー?みたいな。 すんません、なんか俺の方だけ覚えて貰ってて。 鬼走さんっすね。改めてよろしくっす へぇ、夕凪ねーちゃんのお隣さんなんすね〜」 あの空家鬼走さん家だったのか〜とウンウンと頷く 横で夕凪が釣った魚に目をやって、釣れたじゃんスゲーと拍手をしてみせた。 (77) 2021/08/11(Wed) 18:48:17 |
【人】 インスピレーション 竹村茜「みんなはしゃいでる。全然変わってないじゃん」 川の様子を見下ろして、懐かしさに浸っている。 あの頃の自分だったなら、腰の引ける子分2人を連れて一緒に飛び込んでいただろうけれど。 「怖がる素振りも無くなっちゃったな。なんか寂しいかも」 (78) 2021/08/11(Wed) 18:51:29 |
百千鳥は、手を振る清和に悪戯っぽく笑った。さて宵闇は様子を見るだけで済むだろうか。 (a40) 2021/08/11(Wed) 18:51:33 |
竹村茜は、心なしかぼんやりとしている風でもある。 (a41) 2021/08/11(Wed) 19:02:57 |
【人】 青嵐「添木の兄ちゃんがなんか言ってる気がする。」 水の音や賑やかな周囲の音でよく聞こえなかったらしい 大声で聞き返してみる。 「 兄ちゃんなんて!!!!??滝修行するって!?!?!?!! …の割にはなんか釣竿垂らしてんな…。 兄ちゃん滝あっちだぞ!!!!!!!! (80) 2021/08/11(Wed) 19:20:07 |
宵闇は、御山洗にひらりと手を振って礼を言った。 (a42) 2021/08/11(Wed) 19:23:20 |
清和は、添木が滝修行、いいじゃん。と無責任に言った。 (a43) 2021/08/11(Wed) 19:27:05 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>79 宵闇 「呼子お姉がこーんな可愛いことするわけないでしょ、おばか! ていうか彰良兄も言ってたけどさ、 モモチそんなちっちゃくなかったってば!」 翔兄たちがでっかかっただけだし!モモチまだまだ伸びるし! なんてわざとらしくむくれては見せても、 やっぱりその声色はじゃれ合いの域を出ない。 「あーあ、せっかくこれだけみんな居るんだから やっぱり呼子お姉も来れたらよかったのになあ。 …翔兄、元気だった?」 (82) 2021/08/11(Wed) 19:27:26 |
【人】 インスピレーション 竹村茜「滝修行すんの?ふふ……あははは!!!添木?添木がやんの!? 絶対見たいんだけど!!!」 ふと聞こえてきた声に堪えきれず笑い始める。 (83) 2021/08/11(Wed) 19:28:30 |
百千鳥は、適当な水鉄砲を見繕って宵闇に投げ渡した。これを使いな! (a44) 2021/08/11(Wed) 19:29:19 |
御山洗は、川辺から遠い場所で(バスタオル人数分必要だな……)と思い直した。 (a45) 2021/08/11(Wed) 19:29:58 |
夜長は、滝のある方角を見て、添木の方を見た。見ただけである。 (t5) 2021/08/11(Wed) 19:45:14 |
宵闇は、百千鳥から水鉄砲を受け取った。サンキュ! (a46) 2021/08/11(Wed) 19:49:19 |
【人】 巡査長 清和>>81 宵闇 「そうか、おばさんには俺も随分と世話になったからな。なによりだ。 あとで俺も顔見せに行くか。弾いてたピアノ、まだあるよな?」 ふ、と世話になった人間の無事を聞いて、安心したように笑う。 清和にとって彼の母はピアノの師であり、二人目の母と言っても……少し過言かもしれないが、それほど身近な人間だった。 最初は親に薦められるがまま通い始めたピアノ教室だったが、中学生になるころにはすっかり趣味のひとつになっていて。 この田舎でピアノがある家庭などそう多くはなく。 わざわざピアノを弾くために宵闇家にたむろすることもあったほどには、清和にとってもあのピアノ教室は思い入れのあるものだった。 懐かしい気持ちに浸りながら、ピアノの所在を尋ねているが。 鍵盤を叩いていた指は、今は水鉄砲の引き金に掛けられている。 「ハッタリだ。 せっかくだ、お前も涼んでいくといい。暑いだろう、その格好は」 水鉄砲は宵闇からも見える位置の箱にたくさん置かれている。 清和は変わらず、動いたら撃つぞという意思を持って銃口を向けているが…… さて、あなたがその格好にこだわる理由など、あっただろうか。 (87) 2021/08/11(Wed) 19:57:10 |
涼風は、青嵐くん変わらずに元気だなぁ、とくすくす楽しげに笑っている。 (a47) 2021/08/11(Wed) 19:58:44 |
清和は、百千鳥が水鉄砲を投げ渡すのを見て、「百千鳥、お前もか」と大袈裟に言った。 (a48) 2021/08/11(Wed) 19:59:10 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>86 宵闇 「なにさなにさ、翔兄はモモチに可愛いままで居てほしいの? しょうがないなあ、まだ可愛いモモチが付き合ったげる! 翔兄の作戦はいつも大ハマリだったからねぇ…」 期待してますぞ、なんて言ってにたりと笑って 当然の事のようにまた悪戯の片棒を担がせようとしている。 「うん、呼子お姉は部活の用事で来れないって。 …うーん、クールかなぁ。モモチの知ってるクールとは なーんかちょっと違う気がするんだけどなぁ……」 いい歳してチープな水鉄砲を構える大の男二人を見て、 まあでも、見た目だけはかっこよくなったかもね なんて言って、愉快そうに笑った。 (88) 2021/08/11(Wed) 20:15:44 |
百千鳥は、「モモチは最初からこっち側だもん」と高みの見物だ。 (a49) 2021/08/11(Wed) 20:16:58 |
御山洗は、育ち盛りのことも考えて野菜を多めに買い込んでいる。 (a50) 2021/08/11(Wed) 20:20:23 |
清和は、百千鳥を「駄菓子を好きなだけ買ってあげよう」と唆す。やってることが不審者だ。 (a51) 2021/08/11(Wed) 20:26:37 |
夜長は、今にも撃ち合いを始めそうな二人を見て呟いた。「彼らも同じなんだろうか……」 (t6) 2021/08/11(Wed) 20:28:18 |
夜長は、雪子の話を思い出した。たぶん違うなと思い直し、首を横に振った。 (t7) 2021/08/11(Wed) 20:29:05 |
百千鳥は、わざとらしく考える素振りを見せた。「なら清和に付こうかな〜?」 (a52) 2021/08/11(Wed) 20:34:37 |
花守は、火が通りにくい野菜を何種類か下茹でしておいたよ。 (a53) 2021/08/11(Wed) 20:34:51 |
【人】 音楽家 宵闇>>87 清和 「ああ、あるよ。 お袋はあの時のまま残してる」 あとで行くかい、きっと歓迎してくれるさと笑みを向ける。 宵闇の母は穏やかで少し茶目っ気のある人だ。 教室に来る子供達を我が子のように可愛がっていた。 清和に対抗心を燃やすのも止めるわけでもなく 見守っていたものだった。 「そんなに暑そうかー……この格好。 妖怪影男にふさわしいじゃないかー……」 近所のちびっこ達に呼ばれていたあだ名。 メディアに顔を出さず、ライブは幕を張って シルエット姿だけを表すようなミュージシャンにはお似合いだ。 こだわりというよりは、自分に似合っているから 面倒だから、そういう印象を与える。 → (90) 2021/08/11(Wed) 20:36:44 |
花守は、御山洗に老人衆から軽トラ借りられないかなと提案してみた (a54) 2021/08/11(Wed) 20:39:35 |
宵闇は、百千鳥に駄菓子よりも美味しいケーキを食べさせてやろうと唆した。 (a55) 2021/08/11(Wed) 20:49:26 |
百千鳥は、どちらも捨てがたいけど、中学生の財力ではなかなか食べられないケーキを取る事にした。 (a56) 2021/08/11(Wed) 20:55:54 |
清和は、百千鳥に「それなら俺はスイーツバイキングに」と唆す。公務員の財力を舐めるなよ。 (a57) 2021/08/11(Wed) 20:55:59 |
青嵐は、添木兄ちゃん修行しないのか…と思った。 (a58) 2021/08/11(Wed) 20:56:16 |
清和は、百千鳥に「待とう、考え直そう」と涼しい顔で言った。 (a59) 2021/08/11(Wed) 20:57:41 |
百千鳥は、『取引』の内容を変えた清和に少し考えてから…… (a60) 2021/08/11(Wed) 21:02:53 |
百千鳥は、にやりと笑って水鉄砲を構えた。敵が一人だけだと誰が言った? (a61) 2021/08/11(Wed) 21:03:31 |
宵闇は、お前……と怪訝な顔で清和を見た。 (a62) 2021/08/11(Wed) 21:06:28 |
【人】 インスピレーション 竹村茜>>85 薫 「あーおもしろ……んえ、そうですよ茜ちゃんで―――」 ふと声を掛けられ、またばれちゃったという顔でそちらを見て。 見覚えのある髪色に記憶がふわりと蘇る。 あの時はまだ、短かったけれど――― 「もしかして、薫〜!?え、凄い大きくなってる! 覚えててくれたんだ、あたしのこと」 当時はそれほど一緒に泥だらけにしたわけじゃないけれど、だからこそ覚えていてくれたことが嬉しかった。 (95) 2021/08/11(Wed) 21:08:22 |
【人】 おかえり 御山洗>>94 花守 「冷静に考えるとちょっとやそっと酒を飲みながらって感じではないもんね。 食べ盛りの子があって嬉しがるのってなると、俺が思いつくのとまた違うかも」 たんぱく源は魚があるし、なんて楽観的に考えていたが、それだけではいかないだろう。 編笠や卯波なんかは控えめそうでも、百千鳥や青嵐は肉も炭水化物も思い切り食べそうだ。 しかも商店の前でそんな話をしているうちに夏野菜の差し入れもあった。 とてもじゃないが一抱えでなんとかなる量ではない。 「どこかにお願いして借りてこようか。 縁ちゃんは、引き続き夕ちゃんのことよろしくね」 とてもとても張り切っていた様子は、まだ目に新しい。 (98) 2021/08/11(Wed) 21:21:04 |
清和は、生意気だった子供のような表情を浮かべるが、今ではすっかり汚い大人だ。 (a63) 2021/08/11(Wed) 21:22:41 |
【人】 少年 編笠滝行くらいであの人の邪念が払えるなら、子どもの俺がいたずらで両方の靴に生きた蝉入れた報復に、昼寝の最中にフードいっぱいにみっちりセミの抜け殻詰め込んだりしないんだよアオ、という目で青嵐を見ている。 (99) 2021/08/11(Wed) 21:23:02 |
【人】 学生 涼風>>95 茜さん 「よかった、合ってた。笑い方に覚えがあったからね。 ふふ、茜さんこそお洒落さんになったね」 名前を当ててもらいにっこり。喜色満面で首を縦に振った。あの頃にはなかった長い髪が動きに合わせてさらりと揺れる。 「勿論覚えているよ。青嵐くんや編笠くんと一緒に駆け回って遊んでいたのをよく見ていたからね」 その結果泣いていた事については男子二人の名誉のために黙っておいた。室内で本を読むことは多かったが、それでも外から三人の姿を見ることは多かったし自分も好奇心のままに飛び出したこともあったから。 「……今はもうあんな風に遊ぶの、卒業したの?」 あんな風、で川辺にいるだろうかつてのクラスメイトに視線を泳がせた。 心なしかぼんやりした様子だったこと>>a41にそっと触れてみる。 (100) 2021/08/11(Wed) 21:34:28 |
竹村茜は、セミの抜け殻集めに加担していた気がする。 (a65) 2021/08/11(Wed) 21:36:55 |
御山洗は、もしかしたらセミの抜け殻を全部取ってやるほうにいたかもしれない。 (a66) 2021/08/11(Wed) 21:37:57 |
花守は、添木がブツブツ言いながら抜け殻を集めていたのを呆れながら眺めてた気がする。 (a67) 2021/08/11(Wed) 21:39:36 |
竹村茜は、後日網笠の靴にも生きた蝉を入れたような気がする。 (a68) 2021/08/11(Wed) 21:42:14 |
編笠は、10年越しにほとんどの人間がフード被って抜け殻まみれになった事件に関与していたことを知った。 (a69) 2021/08/11(Wed) 21:42:32 |
清和は、竹村茜もちょっと叱ったかもしれない。 (a70) 2021/08/11(Wed) 21:44:38 |
涼風は、クラスメイトがトラウマいくつも抱えていないかちょっと心配になった。大丈夫かな? (a71) 2021/08/11(Wed) 21:46:31 |
【人】 夕凪>>72 花守 「花さんはお淑やか嫌いでしたか? 私はどの姿も似合うと思いますが、なにをしたって花さんは花さんで格好いいのに嫌な言い方をする人もいたんですね」 ぷん、と妙な効果音が付きそうなほど頬を膨らませて代わりに怒っておきました。 「私も、…寂しいです。 みんなが、自分が子供じゃなくなってしまったのを感じるんです」 あなたを置いていった気持ちが、少しだけわかります。 同じことを思って、呟きましたから。 逆の気持ちも同じぐらい強いのでしょう。 「でも花さんは、ちっちゃくても、ずっと。 夕凪たちのお姉さんです。夜凪も、そう言います。 今日も、その笑い声を聞けるここに帰ってきた喜びが倍増だって」 自分を、少しあなたに重ねて。 「寂しい気分だらけに、させませんから。 バイクありがとうございました!」 短い運転、あなたの背中の体温。 くっついていたのに暑くなかった。 ぽかぽかするのに気分は爽やか、まるで陽だまりのように胸に宿ったこの温かさを伝えるのに、笑顔以外は野暮だと思うの。 バイクから降りて伸びをして準備に取り掛かるためにいってきますとできる限りの笑顔を向けました。 (101) 2021/08/11(Wed) 21:48:02 |
百千鳥は、あらゆるセミ事件を呼子鳥から聞かされていたかもしれない… (a72) 2021/08/11(Wed) 21:49:54 |
【人】 青嵐編笠がなんとも言えない表情でこちらを見ているような気がしたがよく考えたらアイツ昔からいつもなんとも言えない表情してるから気のせいか…と思った。結構ファンキーなくせに表情筋死んでるんだよなアイツ…。 そんな事よりなんだか今日はやたら蝉の声が五月蝿い気がするなぁ。 (102) 2021/08/11(Wed) 21:55:57 |
夕凪は、台所へ向かうと用意していた食材を切って料理を始めました。 (a73) 2021/08/11(Wed) 22:08:09 |
夕凪は、弟の手際を思い出します。自分より少し器用で細かいことが得意な、一番近くの存在を。 (a74) 2021/08/11(Wed) 22:12:17 |
夕凪は、夕凪の失敗を思い出します。ちょっとぐらい、大雑把でもいいじゃない?と我慢ができない自分を。 (a75) 2021/08/11(Wed) 22:13:40 |
【人】 巡査長 清和「はー……びしょ濡れになってしまった。 こんなにバカやったの、本当に10年ぶりかもしれないな」 良い大人たちが子供みたいにはしゃいで、全身びしょ濡れになっている。 鍛えているとはいえ、もう若くはないなと思う水も滴る良い男であった。 せっかくなので釣りもやっておこうと思い、水面に釣り糸を垂らしてみる。 のんびり待ちの姿勢。 (103) 2021/08/11(Wed) 22:33:59 |
【人】 花守>>101 夕凪 「私に求められてもねってだーけ。 私は私、気にしてもいないんだから」 嘘だ、ちょっと気にしてたから、口からこぼれてしまった。 でもね。 「そう!寂しいだけじゃない。 大きくなって子供じゃなくなっても、ユウちゃんはユウちゃんで、こうやって私を見て、またお話が出来て、それが嬉しいのよ。 そういう事、あるでしょ?」 彼女は昔から双子を区別して接してきていた。 だから双子の弟とは違う、すこしへにゃっとした笑顔に、確かにあなたを感じていた。 「ハイ、じゃあ頑張ってらっしゃい! ユウちゃんをユウちゃんとしてちゃんと見てるのは、私だけじゃないぞ!」 笑顔には笑顔で返して。 時任宅前に原付バイクを停めたままにして。 さて!お姉さんも張り切りますか! 彼女も戦場に向かっていった。 (104) 2021/08/11(Wed) 22:37:48 |
【人】 夕凪>>89 編笠 「そのへんって何よ、……もう。 こほんっ…えーと…… 改めてただいま。 そしておかえりなさい、編笠くん。 代わりになんてしなくたっていいわ、これからずっといればいいの! 10年のブランクなんて、きっとあっという間よ」 釣りの餌探しに向かう彼女を都会に染まった女の子扱いをする人間はもういないだろう。 水気を纏った髪に、蝉の鳴き声と混ざる音。 やんちゃ娘は昔の笑顔のよう、それはあなたが、みんながいるから戻ってきた姿だった。 双子は二人だけの世界に閉じこもることが多いのだとか。 夕凪たちは、はじめから同じではなかったからそんなことはなかったな。 男と女、得意なことや興味が湧くものも違った。 二人の違いがある度に何処かで怖がっていたから。 変わらず与えられ続けていた優しさを見逃していたのね。 あの時においてきた忘れ物、まだ見つかるのかな。 (105) 2021/08/11(Wed) 22:43:52 |
【人】 おかえり 御山洗「なんか結構貸し出して貰っちゃったな、やっぱり話が回ると……。 みんな、あの子達にいい思い出を作って帰って欲しいんだよな」 必要な道具をかき集めているうちに村中に話が回ったようで、バーベキューセットまで借りてしまった。 みんなで囲めるくらいの網に、別口で魚を塩焼きにするための七輪まで。 材料まで乗せられた様子を見ると、やっぱり助言通り軽トラを借りてよかった。 「あとは夕ちゃんを迎えに行くか……縁ちゃんはどっちにいるかな」 面倒見のいい彼女のことだから、夕凪についているとも元気な年少たちについてるとも考えられる。 二歳しか変わらないとは言え、思わず頼ってしまいそうなほど、頼れる子だ。 ひとまず、夕凪の家の近くに停車して待つことにした。 (106) 2021/08/11(Wed) 22:48:03 |
【人】 少年 編笠「懐かしいなぁ。 御山洗の旦那にとって貰った後も、 その二日後まで抜け殻出てきたもんな。 あれから俺えび食えなくなったからなぁ。 ……そういやアオ、夕凪の姉さんと正面で向き合ったか? 昔から可愛かったけど物凄い美人になってたぞ……。 あんまり長く見つめられなくなってた」 嬉しいになった。美人は無条件に嬉しいので。 (107) 2021/08/11(Wed) 23:20:04 |
卯波は、「俺にとっては昔から綺麗側だったな〜」などといってる。 (a76) 2021/08/11(Wed) 23:23:54 |
【人】 少年 編笠「俺ぁ大体の水遊びと泥遊びと火遊びは、 清和の旦那と添木の旦那に叩きこまれた気ぃするな……」 なんか歳行くと趣味が釣りの方に傾くのか? と失礼な感想を持った。 (108) 2021/08/11(Wed) 23:24:00 |
夜長は、大物がかかったはいいものの、釣り上げきれないでいる。 わた…わた…… (t8) 2021/08/11(Wed) 23:45:33 |
【人】 青嵐「夕凪ねーちゃん後光でも射してたんか? いやでもまじでめっっ(物凄い溜め)っちゃくちゃ美人だった。 昔から可愛かったけどあん頃そんなの気に留めてなかったからなぁ 釣りしてた姿も絵になってたわ。美人ってすげぇな。 …夕凪ねーちゃんって絶対初恋キラーだよなぁ… 」美人に癒された。美人は存在するだけでマイナスイオン発生しているので。 (110) 2021/08/11(Wed) 23:54:10 |
花守は、ちんちくりんで悪かったなのオーラを無意識に飛ばした。 (a77) 2021/08/12(Thu) 0:00:47 |
【人】 少年 編笠「わかる。(わかる) あの頃の年上と今の年上だと ちょっと破壊力が違うんだよなぁ……。 外見変わっても中身が全然 未だ霊長類最強みたいなのもいる中、あれは奇跡……」 うっ、何か寒気がするオーラを背中に感じる。 これは恐らく、大人の色気とは縁遠い何かが発するやつ。 「そういえば。 ……アオは今付き合ってる相手とかいるのか?」 急に聞く。 (111) 2021/08/12(Thu) 0:09:09 |
【人】 夕凪 和風だしの香りがいつもより特別だ。 野菜を切る音がいつもよりも明るい。 隣に君がいないのに、心は穏やかで。 なんだろうね、これがズル休みって感じ。 順当に出来上がった豚汁を魔法瓶に入れて、汗を拭う。 火の側にいたからか少し気だるい。 味見以外で水分をとっていないことを思い出した。 「二本もあるし……ううん……。 本当に迎えに来てくれるのなら、頼ってしまいまいけれど」 魔法瓶を抱えながら家の外へと向かう、運ぶ予定の荷物をまとめるのも一苦労だ。 パズルかな……?腕が4本ぐらいあればいいのになぁ。 (113) 2021/08/12(Thu) 0:11:11 |
【人】 巡査長 清和「ふふ、編笠はまだまだ遊び足りないんじゃないか? 他の遊びするなら今のうちだぞ。警察学校は……恐ろしいところだからな」 わざとらしーく含みのあるような表情で言った。 実際、厳しいところらしいが、それはもう恐ろしいところのように。 「なんだ、お前ら……夕凪ちゃんのこと気になってるのか? まあ、あの頃からしっかり者だったが…… 大学生にもなればすっかり、大人って感じだもんな」 それに比べてお前らはまだまだ子供だな。といじわるに笑った。 垂らした釣り糸には、何かがかかる様子はない。 (114) 2021/08/12(Thu) 0:18:08 |
【人】 青嵐「それな。(それな) 儚げ美少女が色気もある美人に成長してた時の 気持ちを今噛み締めてるよ俺は。 一粒で二度美味しいってこういうこと? 夕凪ねーちゃんまじで一生憧れかもしんねー。 おいばかその話するとまた来るからやめとけって。」 背後から何か重たいオーラを受けてやや冷や汗を感じているが ここは気づかないフリが得策な気がする。気づかないフリ気づかないフリ…。 「急すぎね? 今っつーかずっといねーけど。アキラはいんの?」 (115) 2021/08/12(Thu) 0:20:20 |
青嵐は、うわ!モテ男がきた!と思った。 (a78) 2021/08/12(Thu) 0:25:23 |
【人】 少年 編笠「げぇ、今一番聞きたくねぇ現実……。 警察学校噂には聞いてるけど、 そんなやばいトコなのかい清和の旦那?」 言うて旦那の時代の頃の警察学校だけの話じゃないのか? という若者特有の甘えがある。 「おお、清和の旦那もこの手のハナシ話せんだな。 俺とかアオの世代であの人に憧れんかった人いないでしょ。 年上から見たらどうなんだい、清和の旦那」 青嵐の方を向いて首を振る。 「多分今居たら先にアオに 『俺は当然いるんだけどお前は彼女いる?』って聞き方で マウント取ってるよ。そうか……同志……」 彼女がいない者同士特有の"絆"みたいなものを感じて、優しい目をした。 (117) 2021/08/12(Thu) 0:28:45 |
編笠は、青嵐とモテ男だ、塩撒け塩!と身を寄せ合った。 (a79) 2021/08/12(Thu) 0:29:39 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>109 宵闇 「翔兄、色男って自分で言うことじゃなくない? 百歩譲って色男だったとしてもみんな結構毛色違うから クールなだけじゃ人気は出ませんぞ〜?」 モモチは可愛い色男になって独占市場を展開するもんね なんて口ぶりからすれば、 特に可愛さの種類に拘りがあるわけではないようで。 意地悪な笑みと冗談に、脇腹をつついて応えた。 「それを言うなら素直にクールでかっこいいね〜って 言ってもらえない我が身を省みるところじゃないのさ、 プロの歌手になった宵闇翔さん?」 「なぁんちてね!おめでと、翔兄!」 (119) 2021/08/12(Thu) 0:39:19 |
青嵐は、編笠とどこからか取り出した伯方の塩を撒いた。 (a80) 2021/08/12(Thu) 0:41:24 |
清和は、塩を撒かれても涼しげな顔で、ふたりに近付いてこう言った。「そんなことしてるとモテないぞ」 (a81) 2021/08/12(Thu) 0:48:53 |
【人】 青嵐「俺は大学デビュー狙ってるっていうのに早々に脅されてて可哀想だな…。大学でも俺はアキラが居そうな方向に敬礼でも捧げて過ごすわ。」 げんなりしてる親友を横目にしながら、 アキラに比べたらお気楽できそうでよかった等と脳天気に考えた。他人事なので。 「確かに年上からみた夕凪ねーちゃんの印象気になるな。 基本しっかりしてるけどたまに天然っぽいとこあるし意外と庇護欲掻き立てられる系だったりする?」 続けて首を横に振りながら生暖かい視線を向けてきた親友に 超絶微妙な表情を返した。 「…そのマウント取られたら多分3時間ぐらいアキラとは口きかんね、俺。っていうか…やめろよ…その…その顔……。」 やめろよ………。 (120) 2021/08/12(Thu) 0:49:32 |
宵闇は、塩を撒かれてる清和を見てくつくつ笑っている。 (a82) 2021/08/12(Thu) 0:50:24 |
青嵐は、「この人いたいけな青少年の心抉ってくる!大人げない!」と反論した。 (a83) 2021/08/12(Thu) 0:50:53 |
編笠は、「正論は他人を傷つけるだけじゃねぇですか旦那!!」と反論した。 (a84) 2021/08/12(Thu) 0:52:26 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥「あーあ!やっぱり着替えてくればよかった!」 大の大人二人の水遊びに参戦した後、 言葉とは裏腹に、心底愉快そうな様子で言う。 賄賂よりも楽しさを取って乱戦に持ち込んだ最年少は、 上手く漁夫の利を得る事はできたのかどうか。 それからぺたぺたとサンダルの底を鳴らして、 一休みついでに釣り糸を垂らす大人達の方へと向かった。 (121) 2021/08/12(Thu) 0:56:31 |
清和は、悔しかったらモテてみるんだな〜?と、大人気なく笑った。 (a85) 2021/08/12(Thu) 0:59:27 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>@5 >>t8 夜長 「……あれっ、ええっと…」 そうだ、和臣さん。 少し前にそう呼ばれていた人がわたわたとしている所を見て そんなふうに独り言を零してから、少し考えた。 魚が掛かって、釣り上げようとしている最中のようだから 声を掛けずに見守った方がいいのだろうか? 遠い記憶の中、釣りをしている所を見ていた覚えはあるけれど 何か有益なアドバイスができそうにはない。 「…だいじょうぶ?」 結局、サンダルを鳴らしながら声を掛けてしまった。 活きの良い大物は、そろそろ釣り上げられただろうか。 (123) 2021/08/12(Thu) 1:05:01 |
【人】 巡査長 清和「ああ…… 厳しい上下関係、過酷な環境、自由も何もない…… あそこでの生活はまさに……地獄だったと言ってもいい……」 かなり誇張されているけれど、嘘は言ってないような微妙なライン。 清和は大卒でのノンキャリア組なので、情報としては6年前ほどのものだ。今もきっと、あまり変わっていないのだろう。 「お前らの世代だとあの双子が直接のまとめ役だったものな。 気持ちはよくわかる。しかし、俺から見た夕凪ちゃんか……」 ふむ、と顎に手を当てて考える仕草。 「しっかり者で、あまり手のかからない子って印象が強いな。 だからこそ、ついつい抱え込んでしまっていないかが心配。 美人になったとは思うが、俺にとっては面倒見てた子のままだ。 鬼走さんから見る俺やカケルやアキラと一緒だからな。歳の差」 ああいう子ほど、意外と寂しがり屋だったりするんだよな。なんて、軽く付け足しながら。 (124) 2021/08/12(Thu) 1:05:07 |
清和は、「あ、アキラって御山洗のほうな」と付け足した。言わなくてもわかるだろうけど。 (a86) 2021/08/12(Thu) 1:07:05 |
【人】 夕凪>>116 >>118 花守 御山洗 「御山お兄さん、よかっ 」 あれ? どれぐらい、ここにいてくれたのだろう? トラックから降りてくる姿を無言で目で追いながら。 感謝の言葉よりも先に驚きと困惑が先に口をついた。 「……ま、待たせすぎましたか? トラック、まで――あっ花さん!」 上手く笑えないほど緊張をしながら、魔法瓶をぎこちなく渡して。 言葉を迷っていれば、助け船と届いたお姉さんの声に逃げるように駆け寄ってしまいました。 「ご褒美? ふふふ…やりましたっ! 丁度喉が渇いていたんです、料理に夢中になりすぎました」 慌てて、それでもゆっくりと喉に水分を通していく。 あまりお行儀はよくないけれど、3分の1ほど飲み込んで、一度深呼吸をした。 「お二人とも、迎えに来てくれてありがとうございます。 えへへ……早く戻りましょう? 上手に出来たんですよ〜豚汁、二人にも早く食べて欲しいです」 (125) 2021/08/12(Thu) 1:13:20 |
【人】 少年 編笠「俺は真面目に大学で勉強したくなかったから、 警察なろうとしたトコあんのにこんな現実辛いことあるかい?」 そういえば携帯の類も取り上げられるって聞いたな。 青嵐の顔を見るのもここが見納めかもしれない。 「……声掛けるのには何も躊躇いないんだけど、 その後話続けるのが難しくないか? 何話していいのか分からなくなって 沈黙に責められてる感じがして」 その点この村の女子は夕凪以外全く気を遣わず話せるので楽と言える。 「へえ、なんか旦那のそれ、兄さんみてぇな感じだなそれ。 添木の旦那もそんな感じなんかな……」 しかしもしかしたらここが羽延ばせるラストチャンスだとしたら ここで彼女を作るという選択肢が浮上する。 だが……どう頑張っても技キメられたり蝉投げられたりしか思い浮かばねえ。 (126) 2021/08/12(Thu) 1:17:33 |
【人】 巡査部長 鬼走「夕凪よりもさらに小さかった奴らはそりゃ俺は知らんだろう。 覚えてる方が稀で、俺はお前達の親に世話になったから生まれた際に聞いたり、引っ越してきた時に会ったりしてるから一方的に覚えているだけでな。……名乗り直すべきか?構わんか」 被写体を探していた卯波に、何か夕凪が釣った場合補佐でもするかと構えていた網を向けて名前を告げる。 「一ノ瀬さん家の卯波。 編笠さん家の晶。 涼風さん家の薫。 竹村さん家の茜。 都々良さん家の百千鳥。 あと昨日虫捕りしてた髪置さん家の優。 10年前が最後だった気がするが、一応それまで全員毎年、見、」 ・・・ ・・・ 架空と知らない空と響く飛鳥の声に変な違和感を覚えた。おかしい事を口走ったつもりはない。村に生まれた子供相手なら、その両親に抱きかかえられてるのをその年のお盆から、1年毎に見かけそれを短くて5年、長くて7年ほどはあった はずだ。 何かを忘れている気がした。 (127) 2021/08/12(Thu) 1:22:50 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>122 宵闇 「ざーんねん!モモチは弟子は取らない主義なんで! 参考にするくらいならまあ許してしんぜよう!」 師と仰ぐには随分と軽い調子で笑う男に対し これまた大げさにふんぞり返って見せて笑って、 ふ、と何かが引っ掛かって、まだ遠い上背を見上げた。 「……あんまり嬉しくない?」 ただの杞憂かもしれない。 目の前の人はたとえ褒めそやされたとしても 自分のように、それこそ大喜びするようには見えないし その違和感は、本当に何となく、でしかないけれど。 (128) 2021/08/12(Thu) 1:25:59 |
【人】 巡査部長 鬼走編笠と清和の警察学校の話を聞いて、口を挟む。 「入ってしまったなら仕方ないだろう。あと自衛官を育成する防衛大学校に比べれば、あっちは普通に4年生と共同寮生活だ。警察学校は同期だけじゃなかったか。 学生時代から上下開係を叩きこまれないという点では自衛官の方面よりマシだったと諦めるんだな。厳しい上下関係と過酷な環境で嘆いてるなら、上には上がいると思え」 最も防衛大学の方は文武両道の上に偏差値が飛びぬけた入る事すら困難な狭き門なため、本来比較するのもおかしいが慰めに引き合いに出した。実際の若者の慰めになれたかはともかくだ。 (129) 2021/08/12(Thu) 1:30:14 |
【人】 四角形の記憶 卯波>>91 編笠 「ふふ、だって俺は田舎が大好きでしたから。 晶兄も勿論帰ってきてくれてると信じてたよ」 笑みを溢して、自分からもちゃぷちゃぷと近づいていく。 「うん、持ってきた? ゲーム機なら持ってきましたけど、多分違いますよね。田舎にあったもんじゃないし。 フィルム一杯なんてそんな、カメラみたいな───あ」 記された自分の名前を、認めて。 忘れるものか、幼い頃にどこからどこまでも連れ回して、今でこそデジタルカメラにとって変わられているものの、ありとあらゆる四角形の思い出を残してくれた大切な、形。 ふと、頭がちくりと、痛んだ。 現実味のないような。思い出せたはずなのに、まだ何かを忘れているような。そんなちょっとしこりの残る感覚。 あの写真達の奥深く。示したものは、何だ。 「──うん、持ってきてる! 今ここにはないんですけど……それでも、ちゃんと荷物の中に入れてきました。負けじと、沢山の思い出を詰め込んで」 答えの出ない思考に陥る前に、いったん切り上げて。また笑みを深めて、そう返した。 (130) 2021/08/12(Thu) 1:32:45 |
【人】 少年 編笠「もしかして鬼走の旦那のその 灼熱の熱湯は溶岩よりも温度が低いから 人間は耐えられるみたいなやつ、 旦那の中では優しい年長者のフォローに 分類されてたりすんのかい?」 不器用と厳しさのダブル正論パンチが 顎に決まってねえかいこれ。 (132) 2021/08/12(Thu) 1:35:41 |
【人】 巡査長 清和「……だそうで。ありがたい、大先輩からのお言葉でした。 ちなみに高卒は大卒よりも研修期間が長い。 まあ、せいぜい頑張ることだな。将来有望な後輩くん」 現場で会えるのを楽しみにしているよ。と茶化し。 実際にどうなるかはわからないけれど、その時はまた面倒見てやろうと言って。 「そうだな、俺にとっては弟や妹みたいなもんだ。お前らは。 特に世話の焼けるやつだったのは、その久と縁ちゃんだったが…… それでも、お前らにとっては兄さん、姉さんなんだよな」 (133) 2021/08/12(Thu) 1:39:09 |
【人】 四角形の記憶 卯波「俺は鬼走の兄さんの写真がありますから…… そう、そんな人がいたんだよ〜って、両親が教えてくれました」 俺は物心ついてなさすぎて、 ほっとんど覚えてませんでしたけど。 途中で言葉を切り上げたのをみて、 だが何も追求せずに、そのまま。 「警察学校、大変ですねえ。 もし兵役がある時代に生まれてたら俺はもう醤油を飲むしかありませんでしたよ」 (134) 2021/08/12(Thu) 1:43:10 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>@6 >>131 夜長 鬼走 「だ、だいじょうぶではない…!!」 成程。ではやらねば。 百千鳥は固く決意した。 殆ど人の見様見真似ではあるものの、 釣りに興じていた人々の様子を覚えていないわけでは… ない……………はずだから!! 「わっ、えっと… わ、わかった!力入れて、握り込んで、流されないように…!」 突然の助太刀に驚いて、それでもちゃんと網を受け取った。 言われた通りに網を持って、しっかり踏ん張って…… これでいいのかな、記憶の中のみんなはどうしていたっけ。 鬼走の助けもあって、夜長の釣りを上手く手伝えた! (135) 2021/08/12(Thu) 1:43:18 |
【人】 青嵐「真面目に勉強したくなかったから 警察っていうのも中々ぶっ飛んでるけどな…。」 行動力すごいんだな〜、この子。 「緊張で何話せばいいかわからんとかではなく? 普通にここの女子と同じ接し方じゃ駄目なのか? …まぁそれはダメか。 俺意外とそういうの思ったことないな。」 ここの人たちほぼ家族みてぇなもんだしそのせいか? 「は〜ん…兄ね〜… そういうのってやっぱ年上の余裕?包容力?」 うっ、自分で言って自分で自分にないものを痛感してきた。 俺は大人の男になればいいのか? 「アキラもまだ諦めんなって…卒業式で告白とかワンチャンあるから。 女子って寡黙系好きだったりするから実は裏で『キャー編笠くん今日もクールでかっこいい〜!(裏声)』とか言われてるかもしんねぇじゃん。」 (136) 2021/08/12(Thu) 1:46:23 |
【人】 おかえり 御山洗>>118 >>125 花守 夕凪 あんまり夕凪は元気いっぱいという風には見えなかった。準備に力を尽くしたのだろう。 自分なら一言聞いて流されてしまいそうなところを、花守はさっと動いてくれる。 お互いをよく見ているのだな、という間柄に安心しながら。 「まだ荷物あるみたいだね。玄関先入って大丈夫かな。 もし食べきれなかったら俺がなんとかするから、大丈夫」 一度外に出した食材でも早く食べ切るコツはわかるし、何より用意したのは自分だ。 今しがた夕凪が出てきたばかりの家屋を除いて、荷物運びを手伝う。 「今頃遊び疲れてお腹すいてる頃だろうね。 あの子達にたくさん遊んだご褒美をあげないとな……俺も、食べたいし」 これだけ張り切ってくれたのだから、そのぶんたくさんの笑顔をみせてあげたい。 荷物運びが終わったなら、軽トラックはゆったりと出発するだろう。 (137) 2021/08/12(Thu) 1:48:12 |
【人】 インスピレーション 竹村茜>>100 薫 「あはは、そんなに変わってなかった?あの時よりお淑やかになったつもりなんだけどなあ。 オシャレは女子の嗜みだからね〜。薫だって、あの時よりずっと綺麗になったと思うよ。 お肌とか、髪とか羨ましいくらい…!!」 どんなお手入れしたらこうなるの……とその整った顔をまじまじと見ている。 さらりとした髪も、きめ細かな肌も女子からしてみれば喉から手が出る程欲しいものだ。 「楽しかったね〜、あの時はホントにそれくらいしか楽しみなかったっていうか。 まだ小さかったからヤンチャ放題だったっていうか〜 ん〜、卒業したわけじゃないよ。何となく見てただけ」 考え事してたっていうのもあるけどさ。と川で遊ぶ友人たちを眺めながら答える。 なんとなく覚えた胸の痛みと、妙な寂しさで 楽しいだけの気持ちではなくなってしまった ということもあるけれど。 「あ、薫も一緒に遊ぶ?せっかくこんなところまで来たんだしさ」 (138) 2021/08/12(Thu) 1:50:32 |
【人】 少年 編笠>>130 卯波 「よっし、やっぱ覚えてたか。卯波。 俺だけやってたら勘違いヤローみたいになるし、 とりあえずの賭けは勝ちだな」 それは、この村を離れる前の提案で、 ここから先、互いの人生は二つに分岐するけれど、 どこかでまた会う機会もあるだろうからと。 どちらともなくした提案だった。 ここから離れて暮らしていても、 お互いの人生がちゃんとある証明として。 互いの名前を書いたインスタントカメラを持ち、 そのフィルムがいっぱいになるまで、 歩んできた人生の中のここぞという楽しい一頁を 全て四角に収めるという遊びだ。 「悪くないだろ、この遊び。 少なくともここ以外での暮らしを想像できないって思ってた、 ガキだった俺らが毎日を楽しむにはまあ、いい提案だったよな」 (139) 2021/08/12(Thu) 1:52:28 |
【人】 巡査部長 鬼走「こんなに警官が溢れてる今の内に内情を聞いて腹を括るか、退学を決めて一般の大学の方向を考えたらいいだろ」 気遣いのつもりだ。勿論この手の言葉は受け手に寄るので、思い切りダメージを与えただけかもしれない。 「最悪辞める道だって普通にある。それで人生が終わりもしない。金だって永遠に借金する羽目にもならん。渋々勢いで決めてしまって入った後に後悔するくらいなら、考えてみるといい」 気遣いのつもりなのだが、普段聞き慣れてないとやはりただの攻撃にしか感じないかもしれない。聞き慣れている28と26歳組と、長く連絡を取り続けてくれていた夕凪と夜長家系は別だ。 (140) 2021/08/12(Thu) 1:55:22 |
【人】 インスピレーション 竹村茜>>0 添木 「どーしたってそれはこっちの台詞なんですけど〜! 何その髪!真面目っこになったの添木〜!」 小さい頃から馬鹿やって盛り上がっていたからか、その空気にスッと入ってしまえた。 見目が変わっても、性格はあの頃とそう変わらない。 いたずらっ子の顔で、貴方を見上げた。 「あたしだってオシャレくらいするんです〜、もう高校生だからね」 (141) 2021/08/12(Thu) 2:01:49 |
【人】 少年 編笠「いうほど醤油飲んで体調って崩れるか?」 確かにきつい気がするが やったことないので分からないが所詮調味料だろ。 「いや卒業式で告白したら10ヶ月近く会えないだろアオ。 その間にどんな女子でも別に彼氏できるわ絶対。 それに俺は俺のことを格好いいと言ってくれる女子は好きだが、 クールでかっこいいなんて評価する節穴と付き合って、 上手くやれる自信が微塵もない」 最低のスタンス。 「いや入る前から退学を視野に入れさせるの 厳しさとかいうレベルじゃなく鬼すぎるだろ鬼走の旦那。 そんなに根性ねえように見えるのか俺。ねえけど」 (142) 2021/08/12(Thu) 2:02:08 |
竹村茜は、川にいる友人たちに向かって「今何の話してんのー?」と投げかけた。 (a87) 2021/08/12(Thu) 2:03:12 |
【人】 少年 編笠遠くからこっちに声を掛けながら歩いてくるアカネを見て 感心した無表情で顎に手をやって。 「へえ、最近の暴力って美少女の皮被ってんだな。 ………ガキのころ、アカネと暮らした日々思い出したら、 なんか警察学校くらい余裕な気がしてきた。なあアオ」 (144) 2021/08/12(Thu) 2:11:52 |
【人】 巡査部長 鬼走「戦時中に確かに徴兵を逃れようと醤油を大量に飲んで病気になろうとした人が聞くとは言うが、お前らくらいの男なら1リットルを一気飲みすると、病気以前に致死量だ」 そんな事で死なれたらさすがに素で手が出るかもしれない。元々暴力は添木などのワルを除く奴らにした事はほぼないが。 「職務中は自覚はあるが、今はオフだ。そこまで鬼でもない、と思うが。俺は入った後に問われたぞ。 お前の根性の有無に口出し出来るほど俺はお前を詳しく知らないからな。自己申告に話しを合わせただけだ。ただ親が根性鍛えさせるために警察学校に入れようとする苦労話は上司に聞いた事がある」 (145) 2021/08/12(Thu) 2:12:17 |
【人】 巡査部長 鬼走>>42 >>a20 夕凪 「わすれんぼう……何か忘れていた事、あったか?」 やや居心地が悪そうな顔をした。土産については遅刻の嵐だった事は覚えているが、警察学校卒業後にいきなり盆に帰る難しさも黙っていたので許してほしい。なお、この性格なので間違いなく無謀と言う夜凪が諭すのは当然だろう。実際に無謀だったかは、本人に直接言う日でも来ない限り謎だろうが。 「ほう。一回目でよくやるじゃないか。俺より才能があるな」 パシャン、と水音からのウグイの姿を見て素直に称賛した。釣りの一回目に何も釣れないより余程よかったと内心夕凪異常に喜んでいるかもしれない。顔に出ないと思ったが。僅かに柔らかかった。 (146) 2021/08/12(Thu) 2:18:45 |
【人】 青嵐「俺が悪かった、ちょっとチョイスミスったな。アキラ全然クールでも寡黙でもないからな。表情筋死んでるけどそこはかとなく表情あるしな。 絶対付き合ってからお互い傷付いておわるやつな。」 ちょっとボロクソに言いすぎたかもしれない。ごめんアキラ。 「アキラ、お前はここでただの都会っ子には無いものを沢山学んだ筈だ…主に人から。その経験を活かして逆境にも負けず頑張れよ… ほら、アキラにそう言ってもらえてアカネもこんなに喜んでるぞ。」 警察の人たち、そんな地獄の学校生活を頑張ってから警察になってるんだなぁ、今度からあんま迷惑かけないようにしよう…。かけた事ないけど…。 (147) 2021/08/12(Thu) 2:19:18 |
【人】 巡査長 清和「包容力ねえ。俺はいろんなことやって年取ってきただけだよ。 あえて言えるとすれば……見栄と意地は張れるだけ張っとけ。 張れる以上に張るのはやめとけ。……それくらいだな、うん」 言葉選びがどうにも下手な上司にやれやれ、と苦笑いして。 「鬼走さんなりの気遣いだよ、これは。 俺が一番に願ってるのはお前の幸せだって言いたいんだよ。 もちろん、警察に入って活躍してくれるなら嬉しいけどな」 (148) 2021/08/12(Thu) 2:20:22 |
鬼走は、まさに清和が言った事を言いたかったのだが、復唱するのも何か複雑な気がしたので唐突に無言を決め込んだ。 (a88) 2021/08/12(Thu) 2:29:02 |
卯波は、ぼんやりとした笑みを浮かべている。 (a89) 2021/08/12(Thu) 2:29:58 |
【人】 少年 編笠「その自覚は悲しいけどある。 クールキャラが長続きした試しがねえ。 いやアオもお前純粋なところが好きかもみたいな女子が、 思ったより子供だったみたいな理由で離れていくだろ?」 ちょっとボロクソに言いすぎたかもしれない。ごめんなアオ。 「………。やめよう。不毛すぎる」 少なくともお互い同レベルで足引っ張り合っても仕方がない。 清和の言葉と鬼走の言葉を聞き比べて。 「わかんねえ……鬼走の旦那の言葉にどこの翻訳機使ったら、 そう聞こえるんだ……? もうちょい歳行ったらわかるのか? ていうか、そうか……俺配属になったら、 添木の旦那か清和の旦那か鬼走の旦那の部下になる可能性あるのか。 どれでも詰んでねえかいこれ?」 (149) 2021/08/12(Thu) 2:31:08 |
竹村茜は、投げかけた言葉に返された言葉がよく聞こえた (a90) 2021/08/12(Thu) 2:31:18 |
清和は、鬼走が黙りこくってしまったので「そうですよね?」と確認するように訊ねた。 (a91) 2021/08/12(Thu) 2:35:28 |
【人】 学生 涼風>>138 茜さん 「誰だっていくつになっても一つや二つ変わらないものがあるんだよきっと。茜さんはその元気な部分や明るい笑い声だったんだ。 ふふ、ありがとう。この見た目はきっと母さんからの贈り物だから、ほったらかしにして汚したいとは思わないし最低限の手入れくらいならしているけど……きっと茜さんの方が詳しいよ。オシャレは女の子の嗜みなんだろ?」 隣の芝生はなんとやら。人形みたいと時折言われる少年は、親しみある貴方の可愛さの方が少しだけ羨ましかったのはちょっとだけ内緒だ。 「勿論。勉強禁止と言われたから暇なんだ。遊ぼうよ茜さん」 人形めいた顔の少年の表情に悪戯心がほんのちょっぴり乗せられる。 「君の考え事も気になるけど、今はぱあっと遊ぼう。どうせきっと考え事しようにも、周りがほうっておかないさ」 抱える痛みがどんなものかは分からないけれど、少しでも紛れればいいと思ったから。 少年は立ち上がって微笑んで、貴方の話に乗っかった。そのまま引っ張って賑やかな方へとぶん投げてやろうとさえも思いながら。 (150) 2021/08/12(Thu) 2:36:31 |
夕凪は、川の流れるその場所へと再び訪れた。 (a92) 2021/08/12(Thu) 2:37:06 |
【人】 巡査部長 鬼走無言で腕を組んでいる。もう一度同じ文を言い直すのも今更だ。 「否定してない時点でわかるだろう」 いや、わからない。そう誰からも言われそうな言い方だが不器用なのでそれを最初からうまく翻訳して伝える事が苦手なのも事実。 なので清和の問いにもそう返すしかできなかった。20代組ならまだしも、善意とは言えそう思われるのも仕方ないと把握しつつも、誰も言わないよりもいい。そんな考えを昔から持っている。当然の様に部下とはよく摩擦を起こしている。 (151) 2021/08/12(Thu) 2:48:33 |
【人】 夕凪「ただいま、なんだか難しい話でもしていたかな?」 収穫はどうだっただろう? チヌにまず視線が向かった。とても大きい。 夜長におめでとうございますと、手を叩いて喜びながら合流をした。 荷物はたくさん、準備ができたらバーベキューでもなんでもできるだろう。 「お腹空いたでしょう、豚汁作ってきたよ〜。 明日もたくさん遊ぶけど、ここでいっぱい元気になってもらわないと」 網で焼く用意はお兄さんがしてくれるかなとか期待をして。 料理の成果を披露するという一つの目標を叶えるのだ。 (152) 2021/08/12(Thu) 2:48:56 |
涼風は、夕凪に気づき、おかえりなさいと手を振る。遊んでもいいし、ご飯食べるのが先でもいいかもしれない。 (a93) 2021/08/12(Thu) 2:53:12 |
【人】 学生 涼風>>154 卯波 「それは頼もしいな。じゃあこれからは私が卯波に甘えてしまおうか?なんてね」 飛び付いたらまた受け止めてね、なんて戯けるように付け加えて頭を撫でる手を離した。 「うん、私も会えて嬉しい。同じ気持ちだよ卯波。ここの人たちはみんな良い人たちで、みんな大好きだからさ。 まさか大きくなってからこんなに集まっていると思わなかったけどね。……これ、絶好のシャッターチャンスが沢山あるんじゃないか?迷ってしまうくらいに」 話しながら昔から写真好きな貴方の幼い頃を思い出す。可愛い頃を思い出したので、またちょっと口元が緩んだ。 (155) 2021/08/12(Thu) 3:30:08 |
【人】 夕凪>>146 鬼走 「……いーえ? もう、平気なことです。 あのときはわかりませんでしたがどうしようもいことにヤキモチをやいていたのが、いい思い出なんです」 忙しさに気付いたのは本当に最近か、もしかしたらついさっきかもしれない。 甘えたいざかりの小さな子供にとっては、大事で変えがたいあなたの帰省。学業や仕事に追われて来ることのできない大変さを今この瞬間に痛いほど感じている。 拗ねた子供の私たちの文句はこれっきりでしょう。 「餌とお兄ちゃんの教えが良かったんですね! もし、焼いて食べるなら、一緒に食べてください。私の初めての成果ですから」 嬉しそうにはにかんで、この一匹目が大切であることを告げる。また次にチャレンジするかと思いきや、聞こえてきた声に反応した。 あなたに、またチャレンジする旨を伝えれば、またたく間に世話やきで少し落ち着かないやんちゃ娘が、せわしなく村に戻る姿が見られだろう。 (156) 2021/08/12(Thu) 3:40:54 |
【人】 学生 涼風>>157 夕凪 「ううん、むしろお礼を言わないと。差し入れとっても嬉しいよ、ありがとう。沢山動いて疲れなかった?夕凪姉ちゃんも一息つかなきゃ」 言葉を一つ一つ受け取っては嬉しそうに目を細める。 「私は元気。引きこもってばかりいたけど日差しも平気。姉ちゃんこそ暑い中無理していないか心配だよ」 そこまでは淀みなく答えられた。そこまでは。 「……ううん。書けていないんだ。都会に引っ越してから、ノートに書くものなんて黒板や参考書の写しばかり。 でも夕凪姉ちゃんは続けられているみたいでよかったよ。夕凪姉ちゃんの絵も夜凪兄ちゃんの絵も好きだったからさ、嬉しい」 つくりものめいた顔に笑みを乗せる。ちょっとだけ、陰りを帯びていたけれど。 (158) 2021/08/12(Thu) 4:24:45 |
【人】 夕凪>>158 涼風 「ちょっとたくさんやりたいことをしすぎて疲れてしまったわ。 だけど花さんがご褒美くれたり、御山お兄さんが迎えに来てくれたから元気いっぱいよ」 お喋りだった夕凪たちを相手にしていた彼らしい丁寧な答え方。 一つ一つが、胸に染み渡って私の気を和らげていく。 あのときは、みんな一緒で同じように見えていたのに。 あなたが、一番驚いてしまったかも。 「あ……そうなの。 今一番忙しくて、あっという間に過ぎちゃう時期だから、仕方ないのかな」 余計なことを、言ってしまっただろうか。 勉強は学生の本分というが、趣味の時間すらとれないほど忙しいかともどかしく思ってしまう。 どちらにしろどことなくあなたの表情が言葉と似合っていなくて、つられるように眉を下げた。 「二人でコンクールで賞を取ったりして、ちょっと自慢なの。 大学にはいったら時間の使い方が変わるわよ、あまり気落ちしないで」 私が、続けられていたのは好き、だから。 だけど趣味か、仕事かを選ばなくてはいけない時期、この先―― 頭がツキリ、悩みはゆっくりと霧散して泡のようにはじけて消えていった。 (159) 2021/08/12(Thu) 5:36:45 |
【人】 学生 涼風>>159 夕凪 「もう。ほらやっぱり。夕凪姉ちゃんは私たちの素敵なお姉ちゃんだけど、頑張りすぎる部分があるんだよ。 でも花守さんや彰良さんがいてくれてよかった。私が甘えてほしい!って言っても、きっと難しいだろうから」 拗ねるように唇を尖らせるけど、すぐに小さく笑った。貴方が無理に頑張ったり、余計な気を使ったりしないでほしいと気持ちを込めて。 「賞を取るなんて凄いよ。あの頃からいつも、周りの人に二人の絵を見てほしい!って思っていたからさ。 ふふ、自分の事のように嬉しいな。でも……」 薄い唇をきゅっと結ぶ。 「ごめんなさい、夕凪姉ちゃん。 大学に行っても、私はもう小説を書く気はないよ。書いたらきっと本当になりたかったものを思い出してしまうから。 私、私ね…………」 眉を下げて、それでもなんでもない風に微笑んで。 言葉を綴る。なんでもない風に静かに、穏やかに。 「……もう夢を見るのは、やめたんだ」 (161) 2021/08/12(Thu) 6:08:42 |
【人】 四角形の記憶 卯波>>155 涼風 「え、薫兄に甘えてもらう……? ……──ふふ、それもいいかもですね」 いつでもかかってこい!などと意気込んで、 少しだけ名残惜しくも一歩離れる。 「ほんとね、まさかこんなに集まるなんて。 シャッターチャンスに関しては10年やってきてますから、できるだけ取り逃さないようにしてます……けど! ほんとにみんなどこを切り取っても素敵な情景ばっかりだから、迷わずとも撮らされ過ぎちゃいますね」 あはは、と笑ってごまかす。ついさっきひとつ撮り逃した、なんて口が裂けても言えなかったし。 昔の自分だったら川で遊んでるというのにひっきりなしに写真を撮って叱られでもしただろうか。そうしてたら撮り逃すこともなかっただろう事を思うと、童心でいるのも悪くはないかもしれない。 顔の綻びを見つめて、また自分の笑みを深めた。 (162) 2021/08/12(Thu) 7:40:57 |
御山洗は、水鉄砲でびしょ濡れになった宵闇と清和と百千鳥に面食らった。 (a94) 2021/08/12(Thu) 7:51:21 |
【人】 おかえり 御山洗「まさか本当にその格好のままやるとは……」 軽トラックは川辺の近くに停車し、荷降ろしから始めていたところ。 きっと濡れないようになんて気をつけずに皆遊ぶのだろう、と思ってバスタオルを持ってきた。 真黒い服のまま濡烏になった宵闇に頭からばふ、と掛けてくるんでしまう。 「風邪はひかないようにね……よし、それじゃあ仕度するか」 同じように清和と百千鳥にタオルを渡して、体の小さい百千鳥は特にもかもかにされた。 トラックと川の傍を往復していっぱいの食材とバーベキューセットを下ろす。 まずは七輪の方から火をおこして、魚を釣り上げた面々が釣果にありつけるようにしよう。 (163) 2021/08/12(Thu) 7:57:26 |
御山洗は、新しい三人組を歓迎している。 (a95) 2021/08/12(Thu) 9:42:45 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>153 鬼走 「わとと、捕まえられた?あ、思ったよりでっかい! ええっと……鬼走さん、で合ってるのかな… モモチだけじゃダメだったかも、手伝ってくれてありがとう!」 泳ぐ魚を覗き込んで、大物だ、と声を上げた。 それから、落ちないようにと背中を支えてくれていた人を ぱっと見上げて、貸してもらっていた網を返した。 ついさっき周りの人たちがそう呼んでいたのを聞いたから、 名前は間違っていない…はず。多分。そんな気持ち。 (164) 2021/08/12(Thu) 9:47:10 |
百千鳥は、タオルでふかふかになりながら、心配性だなあと笑った。 (a96) 2021/08/12(Thu) 9:52:55 |
【見】 天狼の子 夜長>>131>>135>>153>>164 百千鳥 鬼走 「モモチさん、ありがとう。雅也さんも」 一匹しかいないのに、バケツが窮屈そうなくらいの大物。触れられるほどこんなに近くに、こんなに大きい魚が動いているのを見るのは、夜長ははじめてだ。 「釣れました」 釣れました(やった〜、くらいの意)。一人で出来なかったとは本当に思うので、はじめての釣果でも百千鳥が一番に食べることには全く不満はない。こくり、頷いていた。 「片付けたら、彰良さん達の所に行ってくる」 村に帰った面々が戻って来たのが見える。聞いていたよりもかなり大荷物だ。釣り具を片付けてから戻っても手伝うことはありそう。 (@7) 2021/08/12(Thu) 11:51:18 |
【人】 夕凪>>161 涼風 「ちょっと甘え過ぎなのを気にしていたんだからやめてちょうだい? 贅沢な悩みですけど……」 御山洗が七輪の準備をする姿をちらりと伺う。 手伝うために動いても結局は重労働ばかり任せてしまっているからだ。 「適材適所とは言うけれど…、あ…、涼風くんもそう思っていてくれたのね。 子供の頃の遊びだったのに、ありがとう。ずっと貰いたかった言葉よ」 嬉しかった、昔の遊んだ思い出を覚えてくれているあなたが。忘れないでいてくれたことが、だから――― 「夢を……?」 涼風の言葉にまるで自分の夢も消えていくような錯覚に陥った。 子供の夢。どこまで本気であるかなんて本人次第で。かんたんに移ろうものだとわかっていたはずなのに。 「 嫌。 ……やめるなんて言わないで」口をついて出た言葉はあなたにとって、どんな重さになるのかわからないまま。 (165) 2021/08/12(Thu) 12:35:53 |
【人】 四角形の記憶 卯波>>166 編笠 「人生が得意分野て。どういうこと?」 言わんとしてることはわかるのだが、 思わず聞き返さずなかはいられなかった。 名前とは裏腹に波風立たない自分の人生。 それに比べたら、彼はどれほど豊かな歩みを重ねてきたのだろう。自身ありげな口上に少しだけ期待を寄せた。 「いやいや、現実に突き当たるまでに、 夢を追って突き詰められたことがすごいんですよ。 ええと、確か、田舎には……──」 一呼吸の時間を置いて。 「確か、二週間ほど。 夏休みの宿題持ってきてないからヤバイです。 ……みんながいるなら、もっと長くいたいなぁって気持ちも、やっぱりあるんですけどね」 (167) 2021/08/12(Thu) 13:05:57 |
四角形の記憶 卯波(匿名)は、メモをはがした。 2021/08/12(Thu) 13:57:02 |
四角形の記憶 卯波は、メモを貼った。 (a97) 2021/08/12(Thu) 13:58:41 |
【人】 学生 涼風>>165 夕凪 「もっと甘えてもいいのにな。頑張っている人は、その分甘えてもいいと思うもの」 真似をするように自分も視線を動かして大きな体の頼もしい彼を見た。自分も後でお手伝いしなきゃなと思いつつ。 もう一度、貴方に視線を戻す。 「ごめん。ごめんね……夕凪姉ちゃん。 でも、私は夢を見ているばかりではいられなくなったんだ」 零れ落ちるのは謝罪の言葉ばかり。 少年のかんばせは作り物のように綺麗な笑顔が乗ったまま。けれど、だらりと下ろされた拳は隠し切れなかった感情を滲ませたようにぎゅっと握られている。 「私は医者を目指さなきゃいけない。 それが父さんの望みだし、仕事として通用するか分からないものを追いかけ続ける勇気が……私にはないんだ」 ああ、貴方と話したかったことは、こんな事じゃなかったのに。 「夢は誰もが見られるけれど、みんながみんな叶えられるわけじゃない。誰もがずっと見られるわけじゃない。 眠る間に見る夢はいつしか覚めるし、心に秘める夢だって……いつか手放さなきゃいけないんだ。 私はもう、夢見る子供じゃいられない」 その言葉はいったい誰に向けて放っているのか。自分にさえも分からないまま。 柄のない刃を握って振り回している気分だ。 手のひらが、心が、焼けるように痛くてたまらない。 (169) 2021/08/12(Thu) 14:03:48 |
【置】 学生 涼風拝啓 毎日暑い日が続いておりますが、 様にはお変わりなくお過ごしのことと存じ上げます。 (中略) 小さな子が遠くで泣いている声を聴くと、たまに姿を重ねてしまいます。 都会に引っ越すことが決まったあの日。幼い私は顔を真っ赤にしてわんわん泣いて。「家の外にも響いていたとご近所さんが心配していたのよ」と語る祖母の声は今でも思い出すことが出来ます。 声をあげて泣いたのはあれが初めてでした。 弾けるような友達の声。共に歌うように響く蝉しぐれ。どこまでも続くような青空の下で、遮蔽物のない村の大地を風が思いきり駆けていく。 ささやかで特別なものではない時間さえも、お気に入りの紅茶缶にでもしまいたくなるような愛しさがありました。 私にとってこの村は、この村で過ごした時間は、この村で出会った人たちは。 まさに夢のようなものだったのだと、成長してから気付かされたのです。 (中略) 敬具 20××年 8月××日 涼風薫 (L3) 2021/08/12(Thu) 14:46:09 公開: 2021/08/12(Thu) 15:00:00 |
【人】 四角形の記憶 卯波>>168 涼風 「ましてやまた解散したら、 次はいつ会えるかわかんないですからね。 尚更、今のうちに色々撮っておかなきゃです」 辺りを見渡して、集まってる人を一人一人見る。 やがて会えなくなる人を写真に残しておくのが、どれだけ寂しさへの紛らわせになるものか、とふと頭を過ぎる。思った、だけ。 そんなの、撮り始めた時から答えが出ていないのだから。 いつまでもただ、綺麗だと思ったものを、ずっと形に残したいだけ。 「もちろんですよ。誰かに見てもらわなきゃ、 写真の意味がありませんから。 あと、十年前より俺はずーっと、写真撮るの上手くなったしね」 四角形の中は永遠だが、写る人たちはそうではない。 すこし目を離したすきにずっと遠くにいってしまう。 だから俺はレンズ越しでもその背中を追いたいのだ。 本当は肩を並べたかったけど。 それは、どうしても叶いそうにないから。 (170) 2021/08/12(Thu) 15:11:18 |
【置】 四角形の記憶 卯波男らしくなりたかった。 添木兄さんや清和兄さんと悪いことをしたり、1歳上の兄さんたちと肩を並べて遊んだりしたくて。 レンズ越しに見るだけじゃなくて、 自分もその思い出の一つになりたくて。 でも、幼い顔立ちで、体格もひとまわり小さくて、歳が一つ違って。 些細な差でも、距離が一歩ずつ遠ざかって、その全てが積み重なっていくと、もう四角形の向こうにしか皆が居なくなってしまう。 追いかけようと身体を鍛えても、 何をしても、生まれつきのものは覆せないものだ。 反対に、女の子らしくしてたらどうだったのだろう。肩を並べずとも、もっと違った関係で、側にいることはできたんじゃないか。全てはもう遅い話だったが。 一ノ瀬卯波は、中途半端だ。 田舎を出てからは、鏡や自身の写真を前にすると、四角形に切り取られた現在を見つめたくなくて、思わず顔を背けてしまう。 写真に映る、変わってゆくひと、変わらないひとが美しいのは、それが迷いなく成長して、人生を積み重ねてきた裏付けだからだ。 俺には何もない。 道半ばで心が折れて、反対のことをしていたらだのとありもしない妄想に浸って、それでも明るい未来を想像できずにいる。 それでも。自分の写すものだけは、 何もかもが綺麗で。それだけは救いだった。 (L4) 2021/08/12(Thu) 15:12:20 公開: 2021/08/12(Thu) 17:00:00 |
清和は、念入りにタオルでふかふかにされて笑う百千鳥を見れば、微笑んで。 (a98) 2021/08/12(Thu) 15:22:53 |
【人】 夕凪>>169 涼風 甘えていいといってくれるあなた。 頑張ってると認めてくれたあなた。 夢を見ていられないというあなた。 一瞬悲しい気持ちになってしまったけれど。 私はあなたが変わってしまったと思わないわ。 「謝らないで。 夕凪たちね、昔からあなたの書いた物語が読みたかったの」 そばにいたわけでもないのにふざけた話だ。 10年も経ち同じ夢を見ている方が珍しいのに。 「あなたが捨ててしまうなら預かっておくわ? 私たちの願いはあなたの夢がかなった先で叶うのね」 けれど、諦めてしまったあなたがそんな顔をするものだから。つい、わがまま娘が出てしまったわ? 「お医者さんだなんて立派じゃない。 お父さん思いで優しい涼風くんなら絶対なれる…、だけどそれだけで諦めたりしないで。 それにまだあの時からたった10年、あなたのファン1号と2号は不変よ。 私たち、待つことは得意なの」 無茶なことを言っているかもしれない。 本当に後悔をしていないのなら、わたしの話はすぐに蹴れるはず。 確かめるために、ゆっくりとあなたの手を包み込むように手を伸ばす。 安心してほしい。迷っても、怖がらないでほしいから。 今が私たち人生の中で一番夢を見ると決められるときだと思うから。 (173) 2021/08/12(Thu) 16:01:02 |
【人】 学生 涼風>>170 卯波 「次はいつ会えるか……ああ、うん。そうだね。確かにそう。歩む道も年齢も、何もかもがみんなバラバラだもの。 みんなを沢山撮っておいてね。頼んだよ、私たちの素敵なカメラマン」 離別のことが頭にちらついて浮かべる笑みにほんのちょっぴりほろ苦さが足されてしまったけれど、すぐにまた笑顔を作り直した。 貴方には陰りを帯びることなく、心の赴くままにカメラと一緒に世界を見てほしいから。 「それはいい。成長した卯波くんの写真を期待しちゃうね。 それなら明日か明後日か、それより先か……暇な時あるかな?ゆっくりできる場所で見てみたいな」 もしかしたら貴方を置いていってしまうであろう被写体は、貴方の心の内に秘めたものに気付くことがなく。 ただ無邪気に近い未来の約束を取り付けようとする。 (174) 2021/08/12(Thu) 16:11:07 |
【人】 学生 涼風>>173 夕凪 手と手が重なる。指が触れ合う。 少年は母親と瓜二つの姿をしていたけれど、決して柔らかくしなやかな女の子などではなく。 一瞬落ちた視界の中に、男の少し強ばり始めた長い指と、女のゆるやかな曲線を描く細い指が映った。自分たちは成長したのだと、時間が随分流れてしまったのだと、嫌でも気付かされてしまう。 「夕凪、姉ちゃん……。わた、し、私は……」 はく、と唇が何度も開いては閉じて。それでも言葉が音になって溢れてくることがない。 言いたいことがいくつもあって、ありすぎて、喉の奥で詰まって縺れて出てきてくれないのだ。 期待しながらいつまでも待たせてしまうこと。 今ここで、はっきりと切り捨ててしまうこと。 いったいどちらが残酷なのだろう? 「…………」 かすかな微笑みさえも上手く装えない。完璧に隠し通せるほどまだ大人になりきれていなかった。 決して変わる事のない貴方の思いを包んだ言葉が、泣きたくなるほど嬉しくて。だからこそ、苦しくて。 貴方の手の中で、指がきゅっと少しだけ丸まった。曖昧極めたぼやけた答え。はいともいいえとも付かないそれが、少年に出来る精一杯の返事だった。 今が私たち人生の中で一番夢を見ると決められるときだと思うから。 一番楽しくて、惨たらしくて、きらきらしていて、どろどろした気持ちが溢れて止まらなくなってしまうんだ。 ああ、決める事から逃げ出して、まるで夢の中のようなこの場所にい続けられたのなら。夢の中に溺れて沈んでしまえたのなら。 夢の中でずっと夢を見続けることができたなら。 どれほど幸せだったことでしょう。 (175) 2021/08/12(Thu) 16:58:10 |
花守は、御山洗の運転していた軽トラから降りて伸びをした。 (a99) 2021/08/12(Thu) 17:45:56 |
花守は、清和にパクられた。缶チューハイ開けようと思ってたのに。 (a100) 2021/08/12(Thu) 17:47:41 |
宵闇は、御山洗のバスタオルを頭からくらい、ふらついた。 (a101) 2021/08/12(Thu) 18:05:33 |
【人】 おかえり 御山洗>>171 清和 思わず両手を挙げる。レッサーパンダの威嚇に似ていた。 撃つ気がないのだとわかれば腕を下ろすが、ほっとしたような寂しそうな、なんとも言えない顔をしていた。 「そんなことはないよ、いつも楽しかった。二人がいなけりゃ外で遊ぶこともほとんど無かったろうな。 今は、こうして……次の世代に遊びを受け継ぐってのも、大事なことだしさ」 炭火を起こすと川辺の匂いに煙の匂いが混じった。火力を調整しながら、炭の一つを今度はバーベキューセットの下に入れる。 丸めた地域新聞を寄せて少しずつ火を大きくしていくと、そこだけいっそうに夏の暑さ深めていくようだ。 「さて、もう少しだな。学生達にも声かけてくれるか」 (179) 2021/08/12(Thu) 18:31:42 |
【人】 夕凪>>175 涼風 「困らせちゃったわね、親でもないのにごめんなさい」 残酷な選択をさせているのだと大人になった今、痛いほどわかる。 こうして言葉をすぐに返せないことが、全てだということも。 今私たちは一緒に夢を見てしまっているのだ。 「あなたの言葉もちゃんと聞いてないのに、悪いお姉ちゃんね。 ……ここにいる間だけとかでもいいのよ。 そうね、ここで綴りたいものができたらいつか形にするなんてどうかしら? 私、それだったら死ぬまで待ってもいいわ」 どうか私たちに夢を見させて。 目の前のあなたに投げかけたのに、どこかの誰かにつげているかのような不思議な感覚だった。 「暗い顔しないでよ、もうっ! ほら、お手製の豚汁作ったから飲んで元気出して頂戴? 楽しい思い出たくさん作って帰りましょう。それが一番よ」 握った手で嫌なほど伝わる苦しさ、辛さ。 しばらく握り続けて、その手が離されるまで少年の成長をしっかり感じることが私の出した答えだ。 (180) 2021/08/12(Thu) 18:53:24 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>172 清和 「ああわああああわ!! なんだよ、油断した方が悪いんじゃん!」 無茶苦茶な鳴き声を上げて、清和の手を軽く叩いて抗議する。 ぐしゃぐしゃと髪を拭き乱されて首ががくんがくんと揺れた。 「……うん、楽しかった! やっぱりみんな昔と変わってないや! でも清和、呼子お姉の分までって約束忘れてないよね? 夏休みだってまだまだこれからなんだから…」 「…あれ、清和っていつまで居る予定なの?」 (181) 2021/08/12(Thu) 19:25:50 |
【人】 おかえり 御山洗>>178 宵闇 「来る前に着替えてくればよかったのに。熱中症になったら世話ないだろ」 呆れたような仕方ないというような語調だけど、そこまで口うるさく言うつもりもない。 きっとそんなに遊ぶつもりではなかったんだろう、その手を引くものがあったのだから。 清和と、百千鳥と。遊びまわる様子を見つめて、微笑ましそうに目を細めた。 「折角みんな集まっているし、雅成さんも久さんも釣りしてたからさ。 予定が無ければだけど、翔も食べていったらいいよ」 網に食材を並べていくとたちまち食欲をそそる匂いが煙の匂いを押しのけた。 ずっと火の傍にいるせいか、皮膚が炙られて熱い。汗が落ちないように気をつけてはいるが。 (182) 2021/08/12(Thu) 19:33:18 |
音楽家 宵闇は、メモを貼った。 (a102) 2021/08/12(Thu) 19:34:31 |
御山洗は、バーベキューを始めた。好きなものを食べよう。 (a103) 2021/08/12(Thu) 19:39:18 |
夕凪は、食事をするみんなに豚汁を配った。 (a104) 2021/08/12(Thu) 19:43:49 |
【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥>>176 >>177 宵闇 「……そう?」 特別根拠も無い、子供心に抱いた微かな違和感は 穏やかな声に包まれて、すぐに形を失ってしまった。 変化は決して喜ばしいだけのものではないと知っているから 「…あはは!いいね、たまにはそれくらい素直だった方が クールなだけより可愛げもあって、いいんじゃない?」 だから不安になってしまったのだろうか?なんて 霧散した違和感の元を辿る事も無く、 戯けた様子で喜んで見せる姿に楽しげに笑った。 (183) 2021/08/12(Thu) 19:44:44 |
【人】 インスピレーション 竹村茜>>150 薫 「メイクとかヘアアレンジとか凝ったらもっと綺麗になっちゃうじゃん〜〜 そう言われたって羨ましいもん」 きっとモデルのようにも、セレブリティな雰囲気も出せてしまうのだ。 羨望の気持ちもあらわにしながら、自分の変わらないものへ言及されれば嬉しそうな笑みを浮かべるのだ。 昔から持っているアクティブな部分も、自分の大好きな部分だったから。 「勉強禁止って言われるくらいしちゃってるんだ? へへ、じゃあ夏休みだしリミッター外して遊びに出ようか! 勿論、そのつもりで来てるんだよね? 」いくよ、と悪戯っぽく口元が弧を描き。 有無を言わさず貴方の手を取って、まさに話し込んでいる最中の皆の近くへ―――勢いよく、飛び込んだ。 (184) 2021/08/12(Thu) 20:02:06 |
竹村茜は、涼風と共にばしゃん!と水音を立てて、川に飛び込んだ。 (a105) 2021/08/12(Thu) 20:02:43 |
【人】 夕凪炭の香りをつられて忘れないように作った豚汁を入れて配る。 あっという間にお腹が膨れてふと視線をあげた。 「……流石に頼めないわね。みんな年頃だし」 少しもの寂しさを感じて誰かと夜語らいたかったのだが、すっかり疲れ切ってしまったことと頼める姉のような存在にも迷惑をかけてばかりだと口を噤む。 同い年同士で話すこともあるだろうと思うと、居場所がないような嫌ではないのに妙な気持ちにさせられた。 「夜、散歩するのは危ないかなあ…」 (186) 2021/08/12(Thu) 20:03:01 |
【人】 警部補 添木「バーベキューに豚汁か。ふふ、なんか小学校の時やらなかった?」 豚汁を渡してくれた夕凪と、バーベキューの準備をかなりやってくれた御山洗に「ありがとうございまーす」、と礼を述べて。 「二人はちゃんと食べれてる?飲み物とか……取ってくるよ、川でビールとか冷やしてるでしょ」 (187) 2021/08/12(Thu) 20:04:53 |
夜長は、御山洗に釣果を見せ、改めて礼を言った。「ありがとう」 (t10) 2021/08/12(Thu) 20:08:09 |
夜長は、チヌが焼けるのを見ていた。 (t11) 2021/08/12(Thu) 20:08:29 |
【人】 夕凪「外で給食食べるやつですか? 懐かしいですね。 って……あれ? わ、私は、食べてますよ〜」 焼いたものをつまんでばかりで自分の作った者には手をつけていないのだが、皆が食べる姿でお腹いっぱいになっていたとも言えず。 本当は豚汁を飲んだ時に違和感があったことも言えず。 「飲み物は欲しいです! お酒も結構飲めるんですよ。 あ、でも添木くんはまた悪いことをしたりして羽目をはずしすぎないでくださいね? もう大人なんですから」 (189) 2021/08/12(Thu) 20:11:52 |
夜長は、焼けた頃に百千鳥を呼んだ。彼が食べてから、自分ももらった。 (t12) 2021/08/12(Thu) 20:12:02 |
夕凪は、チヌが焼けるのを見ていた。大きいですね〜 (a106) 2021/08/12(Thu) 20:12:18 |
御山洗は、水分補給がわりに豚汁を一杯かき込んだ。 (a107) 2021/08/12(Thu) 20:12:41 |
【人】 インスピレーション 竹村茜「だーれが美少女の皮被った暴力だって〜?」 服も髪も水で濡らして、編笠達の前にやってきた。 流石に今はすぐに手が出たりはしない。笑って見ているだけだ。 「野蛮人じゃないんだからそんなに怖がることないでしょ〜」 (191) 2021/08/12(Thu) 20:13:21 |
夜長は、釣れたことがうれしかった。あとは、他の人にもおいしくたべてもらっただろう。 (t13) 2021/08/12(Thu) 20:14:08 |
花守は、夕凪に豚汁とても美味しいと褒めた。 (a108) 2021/08/12(Thu) 20:15:18 |
宵闇は、夕凪から豚汁を受け取って、美味しくいただいた。 (a109) 2021/08/12(Thu) 20:18:14 |
夜長は、こんなたのしい場に、雪子がいないことが不思議で仕方ない。本当にどこにいるのだろう……。 (t15) 2021/08/12(Thu) 20:19:10 |
【人】 夕凪「茜ちゃん、せっかくの可愛い姿が台無しよ。 もう、風邪引かないように気をつけてね」 咎めるような声ではない、ただ他の少年達よりはうんとかわいがっている証だ。 本当は着せ替えたりヘアアレンジをしたりしたい衝動を抑えて、今はこの時間を楽しんでいる。 (192) 2021/08/12(Thu) 20:22:36 |
竹村茜は、落ち着いた頃に豚汁を貰いに行った。少し冷えたからだにしみる…… (a110) 2021/08/12(Thu) 20:23:28 |
御山洗は、夕凪に「豚汁美味しいよ。ありがとう」と伝えた。 (a111) 2021/08/12(Thu) 20:24:59 |
【人】 音楽家 宵闇「これ夕凪が作ったのか、美味いな。 いいお嫁さんになれるんじゃないか」 男は豚汁を食べながら、からかうように言う。 並べられていく新鮮な魚や色々な食材の中から 草食動物のように野菜ばかり食べていた。 (194) 2021/08/12(Thu) 20:27:16 |
【人】 インスピレーション 竹村茜「このために着替えてきたからだいじょーぶ! 夕凪姉ありがと〜!」 Tシャツの裾を絞りながら、満面の笑みで応える。 楽しくて楽しくて仕方がないという顔だ。 (195) 2021/08/12(Thu) 20:28:35 |
百千鳥は、焼けた魚をもらって、豚汁ももらって、程よく焼けた野菜ももらって… (a112) 2021/08/12(Thu) 20:31:11 |
百千鳥は、おかわり!! (a113) 2021/08/12(Thu) 20:31:17 |
【恋】 おかえり 御山洗顔が熱い。炭火の近くにいてよかった、まだ言い訳が出来るから。 人の体を見つめていただなんて、誰かに知れれば白い目で見られるばかりだ。 意識しないというのも無理な話で、思わず話の矛先をどこかしらへと散らしてしまう。 自分の話などしたくはないから。自分の記憶を辿れば、泣いてしまうかも知れないから。 他人の話をするならば、自分の内側を見なくて済む。腐り落ちそうな心を見ずに済む。 懐かしいはなし、聞きたいはなし。話したいことは色々在ったはずなのに、 それを開けてしまえば軽蔑を受けるのではないかと、怖がっている。 誰にも知られたくない。どうせ、実を結ぶことはないんだから。 (?3) 2021/08/12(Thu) 20:34:01 |
御山洗は、ひとつ方向の横顔を見つめている。 (a114) 2021/08/12(Thu) 20:34:31 |
【人】 夕凪「みんなありがとうございます。 ……美味しく出来た、と思います」 いつも私が美味しいと感じる味を提供できて嬉しいのに何故こんなに心が詰まっているのでしょう。今はわかりません。 「いいお嫁さんだなんて、他のところはまだまだ未熟です。 これでも寂しいことに浮いた話は無かったんですよ、夜凪のせいなのかなあ。 宵お兄さんは、泣かせた女の子がいっぱいいそうなほど格好いいですね、今はフリーですか?」 (196) 2021/08/12(Thu) 20:35:01 |
夜長は、百千鳥に魚をわけてあげた。おかわりどうぞ。 (t16) 2021/08/12(Thu) 20:35:37 |
【人】 警部補 添木>>189 夕凪 「そうそう。遠足とか言って、川辺に連れてこられただけの。笑っちゃうよね……ま、ガキの頃はあれが楽しかったんだけど。文句タラタラでさ」 ”やってらんねーよ、こんなの、家の近所じゃん”、なんて言いつつ、いつもの仲間と楽しみきった記憶があった。あなたや弟も、あるいはいたのかもしれない。 「ふーん……?それならいいけど。夏場だし、食べておかないともたないからさ。 ふふ、ハイハイ。じゃあ持ってくるよ。悪いことー?何やったら悪いことになるのかな。煙草も酒も合法だしなあ、今となっては」 なんて少し寂しそうに笑って、川辺に降りていく。冷えたビールを回収するのだろう。日本酒の瓶も混じっていて「マジかよ」と驚いた声がする。 (197) 2021/08/12(Thu) 20:36:29 |
【恋】 おかえり 御山洗夕凪と宵闇の会話にぎくりとした。 聞きたくない。聞きたくはない。 聞いてしまえば全部終わってしまう。 最初から望みはありはしないのに。 耳を塞いでしまいたくなる。 (?4) 2021/08/12(Thu) 20:37:23 |
御山洗は、全く飲めない。 (a115) 2021/08/12(Thu) 20:41:25 |
百千鳥は、夜長にお礼を言って、分けてもらった魚を食べ始めた。「おいしい!」 (a116) 2021/08/12(Thu) 20:43:44 |
花守は、すっかり出来上がっている。 (a117) 2021/08/12(Thu) 20:44:37 |
髪置は、上流から流れてきて、岩に当たって止まった。 (a118) 2021/08/12(Thu) 20:45:00 |
花守は、飲酒運転は流石に不味いから原付は押して帰るか、と思っている。 (a119) 2021/08/12(Thu) 20:45:17 |
夜長は、こくり、頷いて。それから、おいしそうに色んなものを食べる百千鳥を見ていた。 (t17) 2021/08/12(Thu) 20:48:42 |
夕凪は、お酒に弱い (a120) 2021/08/12(Thu) 20:49:27 |
夕凪は、お酒を飲んだらすごい眠そう。 (a121) 2021/08/12(Thu) 20:50:01 |
【人】 音楽家 宵闇「そうなのかい。せっかくそんな美人に育ったからには 男は放っておかないとおもったんだが」 双子のきょうだいの影響というのは大きいのか。 「俺かい? フリーかどうかは」 「……ヒミツ」 口元に人差し指を当てて笑う。 こんな田舎でもゴシップ記事にされたら 困るからなあ、なんて言うが。真偽は不明だ。 (202) 2021/08/12(Thu) 20:50:15 |
【人】 おかえり 御山洗>>199 宵闇 「俺は、店の方もあるから……なんて言ったけど、本当はさ。 様子見てもしこっちがまだ賑わってるようだったら、地元で店開くのもいいかなって。 そういうのも考えてこっちまで来たんだ」 まだ考え中だけど。少しだけ夢を見ているかのように、山々を前景にそんなことをつぶやいた。 今は賑わってはいても、帰省期間が終わればみな帰るだろうから。 いまいまの状況ばかりを見て判断できはしない、それでも叶うならば。 そんなふうに話す顔はほんのりと赤らんで、まなざしは蕩けるように和らいでいる。 「とっときのりんごも貰ってきたから、マシュマロ詰めて焼きリンゴにしてるんだ。 なあ、翔。あとでみんなで――」 ふっと、言葉が途切れる。 (203) 2021/08/12(Thu) 20:51:08 |
御山洗は、酔って横にぶっ倒れた。 (a122) 2021/08/12(Thu) 20:51:24 |
鬼走は、みんながそれぞれ遊んでる様子を穏やかに見つめている。 (a123) 2021/08/12(Thu) 20:53:57 |
【見】 天狼の子 夜長 感情に素直に、色んなことを表現する百千鳥は、夜長に雪子のことを思い起こさせた。彼女はこの場にいられないことよりも、そんなに秘密基地にいることの方が大事なのだろうか。そうかもしれないというだけで、そうとも限らないのだが。 ありえないと思っていたが、もしかすると彼女に"何か"があったのだろうかと不安になる。しかし、その不安はすぐに霧散した。ここで彼女が出てくるくらいなら、晴くん達は最初から置いていかれていない。彼女ひとりだけが帰ってくる理由の方がないはずなのだ。去年と違って。 (@8) 2021/08/12(Thu) 20:54:21 |
【人】 夕凪「……手を出してくれないんですよ、あら。 あらあら」 「てっきり宵お兄さんのことですから。 いない、って言うと思っていました」 くすり、笑みを変えずに返せばそう言えばと言葉を続ける。 本当にいないのならいないと思っていたのです。 この感想は変わりません。 「リクエスト決まりましたよ。 私、海をテーマにした曲がききたいです」 (204) 2021/08/12(Thu) 20:54:43 |
夜長は、物思いに耽るどころではなくなった。人が流れてきたし人が倒れた。 (t18) 2021/08/12(Thu) 20:54:50 |
鬼走は、最初に村を出た。順繰りに年齢が上がっては去って行く村で、このような光景は初めてかもしれない。 (a124) 2021/08/12(Thu) 20:55:58 |
花守は、「お酒持ってきたの私なのにヒサシから感謝の声が聞こえな〜い!」とくだを巻いている。 (a125) 2021/08/12(Thu) 20:56:18 |
夕凪は、鬼走に、釣ったウグイを焼いて食べて貰った。 (a126) 2021/08/12(Thu) 20:56:25 |
鬼走は、不意に誰かを思い出したが、酒に倒れる連中を見て腰を上げた。 (a127) 2021/08/12(Thu) 20:57:04 |
宵闇は、急に倒れた御山洗に吃驚した。しゃがんでつつく「お〜い大丈夫か?」 (a128) 2021/08/12(Thu) 20:57:37 |
夕凪は、酔ってしばらくしてからスケッチブックを抱いて眠った。 (a129) 2021/08/12(Thu) 20:57:59 |
御山洗は、意識を失った。眠っている……。 (a130) 2021/08/12(Thu) 20:58:55 |
鬼走は、夕凪の釣った魚を貰って驚いたが、断るより乗る方が喜ぶ子だと知っていたので「美味いな」と返した。 (a131) 2021/08/12(Thu) 20:59:35 |
夜長は、人の世話をする鬼走を手伝っていた。 (t19) 2021/08/12(Thu) 20:59:40 |
髪置は、全員になった。 (a132) 2021/08/12(Thu) 20:59:41 |
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