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【人】 中堅看守 アンタレス「......本当にすまない。」 手に持った小瓶は満たされている。 空っぽのまま机の中で眠るはずだったもの。 使うからには責任を持つと決めた。 暴食の彼女はどう止めるか考え中。 ...だが、周りの人間が止めそうだなと思った。 (0) 2021/10/16(Sat) 22:02:30 |
ナフは、アマノの近くにいる。ずっといる。邪魔なら退けてくれて大丈夫です。 (a0) 2021/10/16(Sat) 23:10:49 |
【人】 環境破壊 イクリールkira 投票ランキングkira トラヴィス:4票 よし!死んだ!楽しみだ! アンタレス:1票 あれ?私投票権あったんだったか? 「……何だかトラヴィス君が作ったのと違うな……?豪華さがあまり……」 こういう工作得意じゃなくて……作り直してください…… (2) 2021/10/16(Sat) 23:16:39 |
【人】 中堅看守 アンタレス>>1 アマノ 「......苦しめたくないんだが、先に殺していいか。」 自分が、...苦しむ死を得たものだから それが有りかどうかも分からないのに言葉にしてしまう。 「...眠るように、.........なんてことは、許されないか。」 小瓶を握りしめる 誰かを殺すのは、メレフ以来か。 (3) 2021/10/16(Sat) 23:19:11 |
【人】 中堅看守 アンタレス>>4 アマノ 「...参加者以外に、とやかく言う権利はない。」 そこに座ってくれと、近くの椅子を指さす。 その間にひとつ唱えて、氷の 白い刀を作り出した。 「飲めば毒殺として扱われる。...それでいいだろう。 何かあれば私が引き受ける。うるさいやつは黙らせる。」 凄く雑な論だが、苦しめるのは本当に嫌だった。 自分が そうあると考えたら、苦しむことなく死にたい。 (5) 2021/10/16(Sat) 23:39:32 |
【人】 中堅看守 アンタレス>>6 アマノ 「......嗚呼、お疲れ様 アマノ。」 これ以上の言葉は不要だろう。 あとは思い合うもの同士で会話をすればいい。 一時でもそれを裂くのだから、いくらでも待つ。 その間に蘇生装置......カプセルタイプを申請した。 これで直ぐに蘇生が叶うはずだ。 2人の様子を見て 問題ないと判断した頃、手にした刃を心の臓へと突き刺すだろう。...直前に、ほんの少しの躊躇いを得ながら。 (7) 2021/10/17(Sun) 0:16:59 |
【人】 知情意 アマノ>>8ナフ 「ふふ……分かった。それじゃあ、おやすみ」 あなたがいつも通り であるかのよう にしているので、男もそんなあなたに対して投げかけるのは至って普通の言葉だった。たった一夜を超えるだけのような軽い言葉で。>>7アンタレス あなたが刃を突き刺す直前、男はあなたの躊躇いに気付いていたかもしれないが、それでも何を言うこともなかった。聞く資格がないようにも思えていたし、そもそもとしてそんな時間はない。 ひゅ、と喉の鳴る音が聞こえただろうか。そんな吐息が男の零す最期のまともな呼吸であったとその場の誰もが理解することだろう。描写をするまでもなく、その一手で男に与えられたのは即死という事実。椅子に座ったまま、氷に穿たれた雷はその生を終える。 (9) 2021/10/17(Sun) 0:43:38 |
【人】 中堅看守 アンタレス>>9 アマノ 突き刺した刀は貴方の死と共に音もなく消えた。すぐ様 頭に手を添え 上を向かせて、手にした小瓶の蓋を片手で開ける。 それを口に近づけて傾けようと...、したところで動きを止めて何かを思考する。 飴玉のように 小さく 丸く 甘いお菓子と偽り 貴方へと 愛しい者の願いで 目覚めるように 一度貴方から手を離し、右の手のひらに氷の器を生成してその中を毒薬で満たす。それに指先を軽く浸し、多少体力は使うものの念じて見せれば、液体から固体へ。 ころんと 可愛らしい飴玉の出来上がり。 出来た飴玉を指先で軽くつまんで 貴方の口内へと手を入れてから、喉の奥へ押し込むようにして飲ませた。 あとはその身を抱え、蘇生装置へと運ぶ。衝撃のないようにゆっくりと下ろして、蓋が閉じるまでは動かぬ死体を眺めていることだろう。 (10) 2021/10/17(Sun) 1:55:51 |
キンウは、拘束の強化を受諾した。 (a1) 2021/10/17(Sun) 2:56:51 |
【人】 金糸雀 キンウ首に触れる。 いつもと違う拘束は、起きた事を考えれば仕方がない。 非常時とはいえ、取り決めを破った事も。 ……刑期は延びてしまったけれど、これ以上害のある行動はしないと示さなければならない。 ただ有用である事を示さなばならない。 約束が守られる事を、キンウも望んでいる。 (11) 2021/10/17(Sun) 3:05:23 |
【人】 不覊奔放 ナフこれは、勝敗が決っしてすぐのこと。 「センセェ」 くる、と振り向く。今日の処刑者を。 いつものように処刑室に向けて走る、ということはしなかったが。この男はやる気満々だ。 (12) 2021/10/17(Sun) 13:34:40 |
【人】 環境破壊 イクリール「やっとメインイベントか!」 昨日は中止になった分、うきうきだ! 「よかったな、今日は主役だぞ。早く行くといい」 めちゃくちゃトラヴィスの背中を押す。グイグイグイ…… (13) 2021/10/17(Sun) 13:38:45 |
【人】 墓守 トラヴィス「……?」 察しが悪い人をプレイ。 困るととりあえず笑うタイプだ。 なんだっけ。主役ってすごい私に遠い言葉だな、この間ルヴァが言ったけども……イマイチ馴染まない、馴染むようになるのかな、などと関係のある単語をつらつらと脳裏に浮かべていたが、 「………………あ、……処刑?あれっみんな忘れてると思ったけどこれそういう感じの流れ?あっ、えーと、ふうん……そうなんだ……」 ぐいぐいぐい……(押されているのとは別方向に少しずつ移動したらナフがいたので断念した絶妙な動き) 「いや、ええー、良いといえばいいんだけど、参加率悪かったら私かなり落ち込むし辞めない?いや参加率の低さって別に本来悪いことじゃないんだけど長年の価値観がそうさせるっていうか、いやっこの間みたいに逆恨みするほどではないと思うけどでもやっぱ……ねえー!!」 もちろん、イクリールは聞いてくれないのだ(信頼と安心の確定ロール)。タグもっと豪華にしてあげればよかったかな、金入ったインクとかで…… (14) 2021/10/17(Sun) 13:48:08 |
アマノは、死んでいるので処刑に非参加だ。頑張れ。 (a2) 2021/10/17(Sun) 13:49:57 |
メサは、参加してもいい。多分死ぬのは処刑の後だと思う。 (a3) 2021/10/17(Sun) 13:54:32 |
【人】 不覊奔放 ナフ「俺は絶対にやる」 相手が誰でも絶対にやる。強い意志。 「参加率はそもそもそんな高くねーじゃン…?俺の時も二人しかいなかったよ、今ほら、少なくとも二人いるしィ、最小じゃねーよ」 そんなこと言いながらぐいぐいされていく トラヴィスと、ぐいぐいしていくイクリールの後をついていく。 「センセェ何したら死ぬン」 害意しかない無邪気な質問。 (15) 2021/10/17(Sun) 13:55:18 |
ミズガネは、殺って欲しいならやるが、それよりイクリールに警戒している。 (a4) 2021/10/17(Sun) 13:57:22 |
【人】 中堅看守 アンタレス処刑を促す自由人2人を見て目を逸らした。 無かったことにならないだろうか。 どう足掻いても無理だと思います。 あまり気は進まない、あまりというか かなり。 私一人いなくとも気づかれないのでは?という思い。 正直まだ疲れが取れていない上にアマノを殺したことで......。 いや 後半はかなり自業自得、責任は持たなければならない。 そんなことを考えながらちゃんと処刑室に向かっていた。 参加するかどうかは......、別。 (16) 2021/10/17(Sun) 14:00:01 |
アマノは、与太時空で「えっ時系列どうしたらいいんだこれ、私蘇生後すぐにメサ殺しに行くのか?」になった。 (a5) 2021/10/17(Sun) 14:01:09 |
【人】 墓守 トラヴィス「君の時はだって、遠慮があっただろ。君たち独り占めしたがるタイプだし」 分け合いたくないだろ?相方、と、首を傾げ。 「それはそれとしてね、私、なんでも死ぬといえば死ぬんだが、…………反射で治癒するからね。足一本くらいなら放っておくと生える。 強くはないけど手こずる ぞ、それなりに本気で来たまえ」鎮痛再生持ち高MHPエネミーだ。割合ダメージと異常無しでは手こずるタイプ。頑張りたまえ。でないと私が痛い。 (17) 2021/10/17(Sun) 14:02:48 |
【人】 環境破壊 イクリール「……トラヴィス君、まさか、君……」 抗議をガン無視したイクリールは、あなたの説明を神妙な顔で聞いた。 「無限に食べられるのか?」 最悪の方向に結びつけた。死んでほしいけど殺したくはなくなってきたな…… (18) 2021/10/17(Sun) 14:10:52 |
【人】 模範囚 メサ「それは確かに…難しいですね、脳天から脊髄までを砕いて外してから肉を開いていくのがいいでしょうか」 焼き魚の食べ方じゃないんだぞ。イクリール殿が見てる。 (19) 2021/10/17(Sun) 14:13:16 |
【人】 不覊奔放 ナフ「俺はァ、ショーにしてくれッてェ言ったのにィ……まァでも、なンだ、その後の話は聞いたから、うン」 脚を巡って一悶着あったらしいのはある人に聞いたので。違いますとは言い切れなかった。 告白の前に死ぬべきだったか…?とは口に出さないだけマシ。多分。 「めちゃくちゃ俺と相性悪くねェ?俺そンなダメージ出せン……足生えるンすげーな……」 一発目は避けとこう、というかどうしよっかなといった具合。やりたい人はお先にどうぞ、でもある。 (20) 2021/10/17(Sun) 14:13:47 |
【人】 墓守 トラヴィス「…………無限ではないかな。能力を用いるのにも限度というものはある。耐久性が高いというだけで死ぬには死ぬさ。足が生えるのも瞬間的にというわけではないし、休みなく傷がつけば死ぬ……痛いけど……」 痛いのは、痛いですね。の顔。 「メサの発案が非常に理にかなっていて嫌すぎる。なにより美しくないのが嫌だ。ほんとに嫌」 ほんとに嫌。の顔。 とはいえ殺し方は処刑人の自由だ。それもまた自身に向けられた感情ならば、トラヴィスは、おそらく、己は厭うばかりでないことを理解している。 (21) 2021/10/17(Sun) 14:21:50 |
【人】 知能犯 ルヴァ「参加率悪いならしようかな、生存者だし、投票したし。」 勿論この少年には参加率も生存者であることも投票したことすらも関係ない ので、参加がしたいのである。なんでかというと、癪だからだ。「いいこと言ったように振る舞って結局殺されたがる奴、いっぺん殺しておきたい。」 つまりこれが目的の消え去ったあとの本音だ。だから貴方の思想とか願いとかは関係ないし、殺したくはないからキレてんのに殺す。矛盾。 そして当然のように銃以外の攻撃手段はないため、割合ダメージも状態異常もないよ!頑張ってね! (22) 2021/10/17(Sun) 14:25:25 |
【人】 模範囚 メサ「美しさには疎いですが…となると逆に、蘇生が続く限り都度腕を捥いでいくとかになりますが…結構辛いかと思いますよ」 厄介で時間のかかる方法に傾けるという手。イクリール殿が喜びそうなのが 懸念 。断末魔が天使の囁きならいけるかもしれない。 (23) 2021/10/17(Sun) 14:29:33 |
【人】 墓守 トラヴィス「いや、違う、死にたがってるわけじゃない。間違えないで欲しい。強めの感情で殺されたらいいのにな〜と……え!?ルヴァ……君…………?」 プロポーズを受けた女の感動のポーズになった。わざとらしい。わざとなので。怒られている時は存分に怒られに向かうのがトラヴィススタイルである。 ところで、私の味は他の誰でもなくこの私が決める、という意思を持って25を振るわけである。 (24) 2021/10/17(Sun) 14:30:58 |
トラヴィスは、ザマ見ろ……の笑顔。 (a6) 2021/10/17(Sun) 14:31:10 |
【人】 環境破壊 イクリール「気をつけて行えば通常より沢山取れる……」 イクリールは学習した。トラヴィスは、豊かだ。 「美しく死にたいなら内臓だけ抜いてみるのは?ガワが残ればいいんだろ。 テラの時もやったんだが、背中側からやれば結構傷はバレない。君の服分厚いし」 本当に遠慮なくトラヴィスの背後に回り込んで、何の配慮もなく服を捲り、一切の合図なく背中にハサミを入れる。 バチン! (25) 2021/10/17(Sun) 14:32:03 |
イクリールは、トラヴィスがどれだけクソマズでも美味しくしてみせる。安心してくれ。 (a7) 2021/10/17(Sun) 14:32:40 |
アンタレスは、氷の中に閉じ込めてメサに砕いてもらえば死ぬのだろうかとか一瞬過った。あまり頭が回っていない。 (a8) 2021/10/17(Sun) 14:37:05 |
【人】 墓守 トラヴィス「────ッ誘い文句一つ知らぬ台所女め!」 全く優雅でない!と振り向きざま女の腹を横から強く蹴りつけた。男に戦闘センスというものはさほど備わっているわけではないが、強化された肉体は女の肉体を蹴り抜いて壁へ叩きつける程度のことはやってみせる。勿論、それが"真っ当な優雅な女"であった場合だが。 マナーというものを知らんのか、とトラヴィスはすぐにその場から飛び退いて、食卓に座る客人から大きく距離を取った。遠くあるのは当然だ、この距離が無ければ凡人は天才と戦えない! (27) 2021/10/17(Sun) 14:42:03 |
【人】 不覊奔放 ナフはた、と目を瞬かせた。のは、今日の処刑者が処刑執行者に対して反撃を仕掛けているのが見えたからだ。 なら問題ないな、とさっき頭の中でぐるぐる回した『相性悪くね?』をどこかにすっ飛ばした。 強く踏み込んで高く跳び、 トラヴィスの頭上から踵落としを仕掛けに行く。 (28) 2021/10/17(Sun) 14:46:08 |
【人】 墓守 トラヴィス直接頭は、結構困るぞセンスいいな貴様クソッ! と吐き出す暇があったら剣を盾にその足を防ぐべきで、(まだ電源入れてないから熱くないしこれただの金属塊ではないか!中世か!)ジャッ、と鞘から乱雑に抜き出された剣の腹がその踵を防ぐ。速度の乗った重みは圧力である。ぐう、と喉がうめく。胴体部分がガラ空きで凄く嫌だ、複数人と戦うってすごい無茶だなとトラヴィスのうちの観客は喚いた。煩い!生まれたばかりの演者は怒鳴った。 (29) 2021/10/17(Sun) 14:53:37 |
【人】 環境破壊 イクリール>>27 「うわ馬鹿」 多少反撃は予想していたので飛び退きはするが、思ったよりも激しめだったので壁際まですっ飛び。 蹴られた腹を押さえて唸るような声。 「誰……ッが台所女だエセ貴族!エリマキハナモドキ!」 安全圏から激しめの文句。 (30) 2021/10/17(Sun) 15:10:42 |
アンタレスは、これ私が参加しなくても大丈夫そうだなの顔をした。壁際に寄る。 (a9) 2021/10/17(Sun) 15:12:34 |
ナフは、胴体がガラ空きなので胴体空いてるぞ!って周囲を見渡したかもしれない。誰か気付くかはともかく。 (a10) 2021/10/17(Sun) 15:21:58 |
【人】 墓守 トラヴィス「──ッ、ぐ、」 狙いは正確だ。胸部肋骨を正確に抜けて左心室を撃ち抜いた金属塊は体内に衝撃打を残してそのまま背部へと抜ける。 常人を超える速度ではないから何だというのか?常人は、当然、銃弾を越える速度で動けない。ど、と遅れて左足がたたらを踏んだ。治癒が始まる────しかし拍動のリズムが崩れれば、直ぐに肉体を動かすことはままならず、痛みに呼吸も乱れてゆく。 (34) 2021/10/17(Sun) 15:41:26 |
【人】 模範囚 メサ行われる処刑を一瞥しながら、思案。 罰というのにも、様々あるという事は、理解が及んできた。 恐らくは、あれも彼なりの罰であったのだろう。 とはいえ、自分が納得できるかは別であった。 苦痛による贖罪を望んでいた囚人に、それを与えなかった看守。 憤りは、今も胸の奥で揺らいでいた。 宴もたけなわ。 ここでやり残した事は今後の監獄生活にて胸に残ることもまた、理解に及んだ。 (36) 2021/10/17(Sun) 16:12:22 |
【人】 模範囚 メサ「──すみません! 拙も一発殴っていいですか!! いえ、殴らせて頂きますね!!」 清算は、済ませなければならない。 決断をし、清廉な敵意を向ける。 (37) 2021/10/17(Sun) 16:14:40 |
【人】 墓守 トラヴィス「死ぬ、……だろ、」 銃創から溢れる血液を押し戻すように胸部を強く抑え、呻いた。死ぬためにやってんだよ。 澄んだ凍土の風に似た殺意に、自然背後を意識する。剣の柄を握るために必要な神経が優先して回復される。防げる気もしないのに、しかし無策で受けるのは絶対に、ごめんだ! (38) 2021/10/17(Sun) 16:19:46 |
【人】 模範囚 メサそこから、よろめく墓守の前に出るのは速かった。 一足で彼の懐に潜り込み、息を吐く。 外面を剥がさない、という要望を聞き入れて、 掌を開いたまま、最短距離、最高速度で彼の土手っ腹に叩きつける。 掌底。内側より臓腑を破壊する。 上手くいけば喀血くらいは派手に出来るだろうか。 (39) 2021/10/17(Sun) 16:25:02 |
【人】 紅月夜 チャンドラ「…やってるねぇ」 どれくらい回復したんだろうか…とゆるりと思考する。 部下のしぶとさだと感覚を開けて数人が、では死なないのではないだろうか?という疑問と、散歩にいきたくない犬みたいな気持ちで処刑室に遅れてやってきた。 (40) 2021/10/17(Sun) 16:36:08 |
【人】 墓守 トラヴィス衝撃は、強化肉体とはいえその骨格と筋肉を幾つも崩壊させてゆく。ぱりぱりぱり、と、存在しない膜が剥がれ落ちる幻聴を覚えた。天才の脳ならばそれを知覚し、視床下部の治療メインシステムの異常音だと察することができただろうか?しかしトラヴィスはそうではない。思考したのは、 間に合うかこんなもの、 突き上げるように消化液と体液と血液、断裂した骨とずたずたに破壊された内臓が口から、鼻から勢いよく噴出した。ずる。少年めいた男の発達した手腕に、青年の肉体は崩れ落ちる。円形の穴が空いている。 咳込むほどに正常な機能は残っていない。どくどくと流れる液体をそのままに、治療システムが鈍く脊髄の回復をはかっているのが視認できるだろう。 (41) 2021/10/17(Sun) 16:43:15 |
キンウは、躊躇いながら処刑室へ赴いた。 (a11) 2021/10/17(Sun) 16:53:46 |
キンウは、穴が空いた腹を見た。 (a12) 2021/10/17(Sun) 16:54:05 |
【人】 環境破壊 イクリール「ははは!あんなにガワに拘っていたのに汚いな」 自分が手を出すまででもなさそうな様子に、心底楽しそうに拍手する。 おかげでのんびり鑑賞できるし、さっき蹴られたところがまだ痛いのも全く大丈夫になってきた。 (43) 2021/10/17(Sun) 16:54:38 |
【人】 不覊奔放 ナフ大穴が空いている胴体と、真っ赤に染まる周辺を見た。 脊髄が動いている様子も眺め、おおーなんて無邪気な歓声をあげる。 そして、それによって、あぁまだ死ねないんだな、とも思った。 脚を踏みしめることもなく、ただ近くへ。まだ動いているその身体へ。手を抜いたでも、この程度ならとたかを括ったわけでもなく。 走っていくよりも、『タメやすい』から以外の理由はない。 「センセェ、」 呼ぶ、というより漏れた声。呼びかけ。こっち向いて、ととれるかもしれない、もし聞こえてさえいればだが。 しかし振り向くほどの猶予もなく。さっき反則だと言われた頭部に向けて。鋭い蹴りを放った。 (44) 2021/10/17(Sun) 16:55:01 |
キンウは、2,3歩後退った。 (a13) 2021/10/17(Sun) 16:55:28 |
【人】 墓守 トラヴィス返事はない。 するための軌道は塞がっている。 頭部への衝撃は、頭蓋内部のそれを激しく揺らす。 ばつん。ばつん。 音のない音を聞いた。彼の脳はそれを認識したが、彼の意識が意識したわけではなく。システムが明滅している。崖から落ちる幻。脊髄だけが残る肉体が支え無く繋がり続けるはずもない。 上部と下部がばきりと音を立てて分かたれ、別々に床に倒れ込んだ────右指が。なにかを掴むように、震えた線を描く。もがく。未だ、それは、生きている。 (45) 2021/10/17(Sun) 17:04:18 |
【人】 知能犯 ルヴァ「死にはしないんだね」 予想外、を孕んだ声。 しかしそれを取り繕わなくていいぐらいに『間に合わない』だろうなと推測している。己が試して、使って理解しているから。 両手で拳銃を構えたまま近づいていく、焦らず慌てず、されどしっかりと己のできる限りの完全を示しながら。生きているのなら視界はあるだろう。又は聴覚はあるだろう。覚えてもらわねば。 「さようなら」 ニアにやったように銃口を貴方に突きつけて。 但し位置は貴方の上半分の上、あなたの眉間。既に血に汚れているあなたの顔に、それでも醜いのは受け付けないのか、真ん中をできる限り定めて。 あなたの顔を割った。 振動、反動、やはり少しズレたかもしれない。 でも少年は笑顔のまま、終われば何事もないように下がって、 「人が嫌がることやるからだ。」と最後に呟いた。 死体には聞こえてはないだろう。 (46) 2021/10/17(Sun) 17:24:12 |
【人】 墓守 トラヴィス天才は彼の脳を知っている。その治療プログラムを理解している。仕組みを、ハードの位置を完全に把握している。眉間からどの角度で撃てば「それ」に届くか知っている。どう破壊すれば機能を失うか理解している。ならばそれは、彼こそが止める、彼の心臓部だ。 落ちて行く崖の底から夜の空を見た。 暗く落ち続ける深淵の先で、ぎらぎらと燃える恒星が幾つもそらを飾るのを見ていた。 遠く、しかし、それらは遠ざからないことを、 彼の魂は漸く覚えたばかりだ。 やがて底に着く前に、生命活動は完全に停止した。 (47) 2021/10/17(Sun) 17:34:19 |
トラヴィスは、骸になった。治癒は停止している。 (a14) 2021/10/17(Sun) 17:34:47 |
ルヴァは、下がりきらずに、骸を見下ろした。 (a15) 2021/10/17(Sun) 17:51:33 |
ナフは、じっとそれを見ていた。 (a16) 2021/10/17(Sun) 17:55:32 |
【人】 金糸雀 キンウトラヴィス様。 唇が動いても空気を震わせる事はない。 言の葉は出ない。 僅か、動いた手を、指を、 動かなくなったそれらを見て、 キンウは目を伏せて祈りを捧げた。 キンウはそれしか知らなかった。 (48) 2021/10/17(Sun) 17:57:19 |
【人】 環境破壊 イクリールイクリールは学習した。 馬鹿正直に貰っていく、などと宣言する必要はないのだ。 そ〜、っとトラヴィスの足を引っ張る。いまだかつてない 存在感の薄さで。 (49) 2021/10/17(Sun) 18:00:26 |
キンウは、イクリールを<●><●> (a17) 2021/10/17(Sun) 18:03:28 |
アンタレスは、参加しなかった。処刑が終わる頃、目元を手で覆いお疲れモード。 (a18) 2021/10/17(Sun) 18:04:28 |
アンタレスは、暴食を警戒していたが宣言すると思っていたので見ていなかった。...疲れている。 (a19) 2021/10/17(Sun) 18:05:07 |
イクリールは、キンウに、(*˘︶˘*)ノ (a20) 2021/10/17(Sun) 18:06:39 |
ルヴァは、見えているが気にしていない。脚一本なら回復するのだろうし。 (a21) 2021/10/17(Sun) 18:07:04 |
キンウは、せめて美味しく食べられることを願うのみだ。本当にそれでいいのか? (a22) 2021/10/17(Sun) 18:09:03 |
トラヴィスは、心臓を動かした。 (a23) 2021/10/17(Sun) 19:20:04 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>51 ナフ 「…………っ」 それが了承の意味なのは認識し、返事をしようと口を開こうと。 だから、貴方のその次の反応に対応はできない。向かってくるのを認識し、己の身体は唐突な突進に僅かに後ろに倒し。 但し少年の反射的な反応はそれだけだ。避けることもしない。そうならないように制御する。殺される約束だから。騒動の主犯にもなった少年は案外約束を違えない。 腹に素早くも鈍い一撃が入り、少年は貴方の力によって踏ん張ることもできずに大きく後ろによろける。右手に銃を握ったままにはしてあるが。 「……条件は失血。忘れないで、ね」 攻撃の合間にそんなことも言いながら。時間があれば、どうすれば楽しいかなんて要望も聞いたりもしながら。 (52) 2021/10/17(Sun) 20:19:41 |
トラヴィスは、息をしている。 (a24) 2021/10/17(Sun) 21:29:16 |
【人】 墓守 トラヴィス水面の輝き。 或いは恒星の瞬きを、手にしたような気がした。 「────ああ、」 声を上げるための気道は開いている。 温かい。 爪の先が、かつ、とポッドの蓋に当たって音を立てた。袖口が見えない。随分と薄着になったものだ。 音もなくポッドが開いた。海溝は遥か遠く、今は光の騒がしい暗黒の中。船があるのだけは海に近いのかな、と空想に思考の大半を支配されながら、棺の外へ足を伸ばした。 (54) 2021/10/17(Sun) 22:09:02 |
アンタレスは、処刑を見届けた後 処刑室からさっさと出た。...何処へ向かうとか そうしたものは無い。 (a25) 2021/10/17(Sun) 22:20:07 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>53 ナフ 「できるかなあ……、っ」 殺しても構わない。そう言われたらその通りにするだろう。ただ確率的には低そうだ。 だからそんなことを言いながら、貴方が武器を選ぶ間に急いで銃を構え直す。片手で連射する程の経験は積んでいない。 但し貴方が跳躍をすれば、少年は貴方が頭上に来る前には迷わず一歩前に進んでは後ろに振り向いて。後方上部に構える。 貴方の跳躍の軌道を読んで、あなたが後ろ側に着地する前に発砲するつもりだ。流石に、確実に照準を合わせる暇はないので、避けなくても致命傷を狙える程ではない。 又、貴方がそれを見て行動を変えてくると、対処できないだろう。精々、戦闘訓練は受けていない少年は、一般的に軌道を予測して先回りするしかない。先程殴られた痛覚も残っていれば、それに惑わされなくても反射に対応できるほどではない。 (55) 2021/10/17(Sun) 22:20:22 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>55 ルヴァ 「あッ、はァ!」 笑い声一つ。銃口がこちらを向くのが見えて、発射される音が聞こえて、その身に、左肩に銃弾が突き刺さったころのこと。 あなたになら、銃口を見ていたのがきっと分かるだろう。分かるならば、避けなかったのだということも分かるはずだ。 その後の着地。身体を捻り、あなたの方を向いての着地。だから恐らく、銃弾は男の正面から当たったはず。血が溢れ出る傷口を顧みもしない。 着地から床を踏みしめるまではノーモーション。すぐにあなたに向けて飛びかかる。タックルでも仕掛けるように。 銃を持った相手だから、一応は両腕を頭の前に掲げて盾とし、あなたに接敵。叶えば、懐に飛び込んで首から胸元へとナイフを振り抜こうと。 (56) 2021/10/17(Sun) 22:36:33 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>56 ナフ (むりだったか。) ここで心臓に当てなければ、貴方は向かってくるだろうと知っていた。あなたの戦闘は見たことがある。あなたの弱点も知っている。でもそれが実行できるかは。 それでも全力で反抗すると決めたのなら、諦める選択肢はない。 少年は身体を制御するのに長けている。それはいつもは感情で暴走しないように抑えるのが主だったが、何も力を抑えるだけではない。チャンドラ相手には射程がどうしても足りなかったが、ナイフ相手のあなたなら又は。 銃をぱっと、一瞬の気の隙を作る狙いで目の前で手放す。 そしてすぐさま拳銃を右手でキャッチし直すように、右腕を構えた姿勢から左へ移動させる。身体も捻って左に。 そのまま少年の脳は命令する。リミッターを外せと。それは体組織を壊しながら、常人を超えた力を出すことを数回だけ可能にするだろう。 そのまま身体ごと腕を右に捻って。 全力で 貴方の腕や頭めがけてなぎ払い、突き飛ばそうとする。この際腕がナイフに刺さるかもしれない。それでも構わない。近づかれ、庇われてしまったのなら一旦距離を取らなければいけない。撃つだけでは対処法がバレてしまうだろうから。 ……とはいえ、少年の身体能力は平均少々下。彼の全力だとしても、その2倍だろうか。全力というのは聞こえがいいが、男性二人分でしかない。少年が全力を出してやっと出した力をあなたはどうするだろうか。 (57) 2021/10/17(Sun) 23:04:15 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>57 ルヴァ 目の前で離された銃を、見はするが隙ができるほどではない。 戦う際、男はもはや考えてなどいない。一瞬一瞬を繋ぎ合わせて動作としている。あなたとは違い、むしろ考えたらそれが隙である、ような。 しかして。思考するあなたと試行する男の行動が偶然似通ったのを知ったとき。 男は今までになく、歓喜するように声なき声を上げて笑った 。身体の損傷を度外視して動くのは男もよくやることだ! 「はッ………、ァ、」 たのしい。あなたはきっと男からそれだけを感じ取れるはずだ。 振り回される腕にせめてとナイフを大きく振るう。刺さったとしても、突き飛ばされてそれはすぐさま抜けるだろう。もし仮に刺さっていたとしたら、抜ける際に傷を大きくするかもしれないが。 蹈鞴を踏んで後ろへ数歩。全力の腕に当たってしまったからには、男も無事とはいかない。頭は避けたものの、胸に、肩に、酷い痛みを感じる。肩なんかは、さっきの傷が更に悪化したような。 「あは、」 男は笑っている。 (58) 2021/10/17(Sun) 23:24:53 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>58 ナフ 貴方は知らない話だが。アマノに『頭と両腕以外ならどこまで傷ついていいか』には、『頭だけ残してもらえればいい』と答えた。 目的を達成するのに、時に命すらいらない。それが今あなたと踊る舞台の由来だし、本当に、お互いよくやることだ。 ただ、少年は楽しんではいない。刺された腕と、全力を使った反動の痛みに苦しんでいる。 それを表情に出すことはなく、あなたと共に笑う。弱みを見せぬように。他の誰にも。 ナイフは外される。傷口が更に開いていき、赤い血が流れ始めていく。 両腕の痛みに耐えながら、息を制御できず粗く肺を揺らし、それを放棄しても壊れていく筋組織を出来る限り制御しつつ、銃をやっと構え直す。 もし間に合ったのなら、笑うあなたの心臓に向けて発砲するだろう。 出来たとしても、発射する前も、したあとの反動も、腕が銃に逆らえず、大きく揺れる。壊れていく腕と共に、傷口が開くのを感じる。命が流れるのを感じる。 それでもにこりと笑う。また来るのなら、また力任せに振り払うだろうという圧をもかけながら。楽しませるために、 出来るなら勝つために。 (59) 2021/10/18(Mon) 0:07:50 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>59 ルヴァ 知らない話だが、知ったらきっと酷く笑っただろう。機嫌良さげに。目的に対して容赦ない様子は好きだ。 男は、あなたが楽しいわけがない、と知っている。ひとに興味がないのだ、自分の楽しみに付き合うのが楽しいはずがない。ひとに興味がないから、痛みも血肉も好きなはずがない。 あなたは頭がいいから、約束を破るより守った方が面倒が少ないと思っている、と思っている。 男がぼんやり抱くのは、律儀だな、という感想のみ。 それも愉悦に押し流されて。 笑みの圧に負けるくらいならば、こんな勝負を仕掛けていない。構え直すまでは数秒くらいあるだろうか?ならば、男にとっては十分な隙だ。 そうでなかったとしても、男は蹈鞴を踏んだ3歩目で跳ね飛ぶ。高く、と思わせて、低く。次には高めに。狙いを付けづらいように。ぱたぱたと血の雨が降る。これには何の効力もないが、ただ重力に従って降っていく。 最終的に着地するのはあなたの眼前。もしそこまでの接近を許してしまえば、近過ぎて腕を振り回すのも困難なのではなかろうか。 男はといえば、横から水平に差し込むように、ナイフをあなたの首へと突き立てようとするだろう。 (60) 2021/10/18(Mon) 1:07:21 |
メサは、───黒の芥となって崩れおちる。 (a26) 2021/10/18(Mon) 1:45:09 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>60 ナフ 笑うだけで貴方を制圧できないのはわかっていた。とはいえ同じ顔である限り、どれぐらい弱っているか推測がつきにくい、筈だと信じ。 少年は確かに約束をあまり破らない。でも必要があったら容赦なく破るだろう。それでもここで貴方に殺されることを持ちかけた。 この処刑室という場所が命をあげる場所として丁度いいと思ったし、丁度処刑を終わらせた時期が丁度いいと思った。銃弾を今倒れている人を死体にしたとき、もうやることは終わったのと感じたのも大きい。確かにこれでゲームは終わったのだ。 それだけだ。 そして、誘われたのなら勝ってやりたかった。勝って、何事にも勝って、全てにおいて完全へと、否、長年勝てることのなかった暴力に一回でも勝りたくて。その後はわからないけど。 そう、構え直すまで数秒。きっと少年は構え直すまでの正確な時間はわかっていた。それが貴方にとって大きな時間であることも。それでも短縮することは叶わなかった。 その間は撃つことができない。グリップを握った頃にはその間に貴方が入り込んできた。視界には貴方を捉えていても。 まだ腕をあげられない。上げるには0.8秒は足りない。今撃ってもその先は心臓でも脳でもなく、貴方の右の腿だ。 銃声は響かないまま。 少年の首から血が湧き出した。少年は己の命が流れるのを感じた。己の体がどんどん制御を失うのを感じた。寒さを感じた。生理的な恐怖を感じた。又死ぬのだと理解した。 そのまま少年は0.8秒又はそれよりも長い時間を耐えきり、制御を失い始めた視界を頼りに貴方の心臓の前に銃口を恐らく突きつけ、冷たい指でトリガーを (61) 2021/10/18(Mon) 1:53:15 |
【人】 模範囚 メサ「───」 号令の直後。瞳が、獣のそれに変わった。同時、脚を一歩踏み鳴らす。 ゴゥン、と鈍い音がトレーニングルーム全体に響く。 震脚──と呼べるほど出来のいい物ではなく、またその目的とも異なる。 そのまま跳ねるように前へ。駆ける…否、跳ねた脚は、未だ宙に浮いている。仮想敵は、地の揺れに上体を一瞬沈めている。 手始めに選んだのは、前方の1体。ダミーの中でも、最もニュートラルな重心、態勢。恐らくはオーソドックスな格闘型。 近づけばそれは、脇を固め防御の姿勢をとる。予想通りだ。その虚弱な一般性も。 「 1つ、 」息を吐きつつ腕を払えば、前に出していた腕はミシ、と音をたててありえない方向に曲がる。 ──勢いに任せて体を捻り、ゴムのように膝下をしならせる。 直後に迫るそれを守る手段はない。 「 3つ、 」脚が人形の頭部に衝突する音と、吹き飛ばされた"ソレ"が壁に衝突する音は、ほぼ同時に起こった。 蹴り飛ばされた頭部は、その軌道上にあった2体の人形の胴体を貫く。戦闘スタイルはわからずじまいだ。 「 次、」 ようやく崩れ落ちる"1つ目"の身体をひっつかんで、続く4つ目、剣術モデルの抜いた刃に刺さる様に放る。 機能を止めた剣士の懐に潜り込み、食用のカニの足を捥ぐように腕を外す。 「いつ、つ──」 視線を向けようとしたところで、その端に獣。 剣士の頭部を支えに、地を蹴り上げて攻撃から逃れれば、下の肉塊は細切れになる。 降りるわけにもいかず、手を突き放し、浮遊。 上空10m強、残りの敵を俯瞰する。 厄介だ、と次の挙動を思案するところ。ここまでが10秒弱。 (63) 2021/10/18(Mon) 2:02:57 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>61 ルヴァ もしあなたの考えを知ることがあるなら、もう終わったならよかったのに、なんて言ったかもしれない。持ちかけられた話に待ても出来ず突っ込んだ獣が何を、という話ではあるのだが。 男は約束に頓着しない。他人がつく嘘もどうでもいい。 だから、あなたの命は、キャッシュバックされたら『ラッキー』で、されたので『ラッキーになった』というだけだ。 男は男で。 暴力は頭脳に劣るな、と考えているので。 やっぱりどう足掻いても交わることはなさそうだ。 噴き出す血を浴びて、悪魔が笑う。これほど人並みはずれていても、血の匂いは特に周りと変わらないなと感じた。 あなたの向ける銃口が見える。見えた。あなたの目が濁ってきたのを知っているし、照準は少しばかりずれている気がした。 「……俺なァ、今回、脳味噌でしか死んでねェン、」 呟いた言葉が聞こえるなんて思っちゃいない。 男は少し身を捩り、 あなたの照準に心臓を合わせた。 銃声が聞こえる。有り余る血が噴き出す。常人より多く、さながら作り物のスプラッター映画のように。強すぎる心臓が、止まれと言われてめちゃくちゃに暴れているかのように。 びくん、と一度跳ねて。 その場に倒れ込んだ。 血の海を作りながら。 (64) 2021/10/18(Mon) 2:11:26 |
ナフは、血の海に沈んでいる。 (a28) 2021/10/18(Mon) 2:12:37 |
ナフは、呼吸をしていない。 (a29) 2021/10/18(Mon) 2:12:51 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>64 ナフ あなたの声は聞こえていた。何を言われたかもなんとか認識した。又は起きれば認識する。少年は死の記憶を忘れない。 身を捩ったのも銃口から感じ取った。どうあれど少年はしっかりと、止められずにトリガーを引いた。それが貴方の快楽からくる手加減であれ。少年は動作を完遂した。 再度反動。それを支えることができずに大きく後ろに倒れ、後頭部を打った。その衝撃が裂けた首を通して腕に伝わり、銃が己の手を離れた気がした。(血の海にはあるだろうから少しは操作はできただろうが、できたとて銃を持ち上げられるわけではない。つまり無意味だ。) その後少年は青ざめた顔で天井を見上げたまま、動かなくなった。 (65) 2021/10/18(Mon) 2:25:28 |
ルヴァは、死体の二人目か、三人目となった。 (a30) 2021/10/18(Mon) 2:25:48 |
ルヴァは、ホッとしてから気づいたけどもしかしてここに今死体4つあります? (a31) 2021/10/18(Mon) 2:29:32 |
【人】 墓守 トラヴィス一つ一つ。丁寧に。 力任せではなく。持ち込んだ鏡の全て。強化された肉体、その指先を強く押し込む。中指。人差し指。指を中心に硝子が割れ落ちる。また一つ。 「恐れるのではなく、理解せよ」 呟いて、また一枚。 探して歩みゆく。 (66) 2021/10/18(Mon) 2:32:00 |
アマノは、後追い起きたのかってくらい死体多いな……と思っている死体。 (a32) 2021/10/18(Mon) 2:32:35 |
アマノは、それでも先に蘇生装置に入れられていた。 (a33) 2021/10/18(Mon) 2:33:48 |
アマノは、先に蘇生室に消えていくだろうし、目を覚ますのも恐らくそこまで遅くなかったはずだ。 (a34) 2021/10/18(Mon) 2:33:52 |
トラヴィスは、起きたけど、まだ少しだけ夢の中。 (a35) 2021/10/18(Mon) 2:35:27 |
アマノは、目を覚ました。それから最後の役目を果たすため、襲撃対象の部屋へ。 (a36) 2021/10/18(Mon) 4:22:50 |
【人】 紅月夜 チャンドラ兎が口ずさむのはもう何処にもない郷の歌だ。 もう遙かに遠くなった思い出の先、僅かに残るそれをなぞる様に、ゆっくりと紡ぐ。 これを知る人ももう居ないのだから、歌い間違えてしまったらそのまま伝わってしまうんだろうな、なんて過ぎれば小さく笑って。朝早くのロビーを見回っている。 (67) 2021/10/18(Mon) 6:50:34 |
ミズガネは、ロビーでぼんやりしている。 (a37) 2021/10/18(Mon) 10:13:47 |
キンウは、歌を聞いている。次に鳴く時、それを口ずさむ事でしょう。 (a38) 2021/10/18(Mon) 10:39:34 |
メサは、結構熱心に育てていた。裏でトレーニングルームとか行ってた。 (a39) 2021/10/18(Mon) 11:58:16 |
(a40) 2021/10/18(Mon) 12:01:47 |
ミズガネは、今日のおやつはシナモンスティックvil。 (a41) 2021/10/18(Mon) 13:19:04 |
(a42) 2021/10/18(Mon) 13:30:35 |
メサは、死と生の挟間の分際でよく食べている。 (a43) 2021/10/18(Mon) 13:30:57 |
ミズガネは、満漢全席してるイマジナリーメサを幻視したかもしれない。 (a44) 2021/10/18(Mon) 13:40:42 |
メサは、蘇生ポッドの中。 (a45) 2021/10/18(Mon) 17:12:18 |
【人】 不覊奔放 ナフ三度目の蘇生は、軽やかな高揚に塗れて。 目を開いた瞬間は酷くスッキリとした朝の目覚めに似ていたのだが、ポッドを開けようと手を動かし、それが酷く重たいことに気付いた。 「………?」 精神は 元々育っていないせいで カウンセリングルームに行くほど酷くもならないのだが、身体はそうもいかないらしい。短期間で培養と複製と増殖を繰り返した細胞は、あるべきところにあるくせに、まだうまく統率が取れていない。寝起きの身体のだるさにも似た不調を抱えながら、気を取り直してポッドを開けた。 ずるり、とどこか這い出るようにして、ポッドの外へ。 (68) 2021/10/18(Mon) 17:57:23 |
アマノは、蘇生装置の中で目を覚ました。何度目かの蘇生かつ蘇生直後の死を経た蘇生で意識が戻りきらない。 (a46) 2021/10/18(Mon) 19:17:29 |
アマノは、蘇生装置の中でぼんやりと虚空を見上げている。 (a47) 2021/10/18(Mon) 19:17:51 |
【人】 知能犯 ルヴァ目を覚ます。少年は死の最後までをすべて覚えている。 だから暗くなる視界が一体どうだったかを思い出せるし、彼の最後も思い出せる。その時の恐怖とその他の感情も。 ナフのその言葉に応えるほど余裕がなかった己も思い出し、己への不完全さをも認識する。だから死は嫌いなのだが。もう次があるかは不確定なので、その件について思考するのはやめる。 見れば治療は終わっている。 『引き分けた』相手はまだ隣りにいるだろうかと起き上がるが、開かれたポットは既にここを離れたあとのようだ。 代わりにぼんやりと眺めているアマノの蘇生カプセル(>>a47)を見つける。 まだいたのか、と。一旦外に出たあなたのことは知らない。ぼんやりと閉まったままのその蘇生カプセルを見下ろしながら残された思考を続ける。 (69) 2021/10/18(Mon) 20:48:40 |
【人】 知情意 アマノ>>69ルヴァ 意識がどうにもぼんやりして、思考が上手く働かない状態で。そうしてただ視界に映るに任せていた世界に変化が訪れる。変化を捉える。それまでの視界に存在しなかったそれは人の影だ。 像の特徴を把握し、それが誰であるかをようやっと認識した時、男はまるで今目覚めたかのように瞬きを数度繰り返した。実際、意識と思考が戻ってきたのだから目覚めたと言っても過言ではないのだが。 「 ……ルヴァ 」掠れて発音もままならない、不完全に不完全を重ねた声であなたを呼ぶ。きっとそれは装置外のあなたに聞こえるかも定かではないが、口の動きから読み取ることはできるだろうか。 男は装置の内部から出ようと腕に力を込める。あなたに当たらぬように、ロックがかけられないように、そして何より自分が蓋を開けられるように。 (70) 2021/10/18(Mon) 21:06:42 |
ナフは、ロビーの隅に座り込む。ここで待とう、色々を。 (a48) 2021/10/18(Mon) 21:22:13 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>72 アマノ 「そう。」 本調子でない貴方を見ている。貴方が本調子でないのなら、自主的に話すつもりはないようだ。回復するのを待っている。 貴方の言葉は聞いていて、答えるのだけど。 「構わない。残念だ……とは言わせてもらうけど。死んでも構わないのは言った通りだからね。」 本当にそれでもいい、という声をそのままに。あなたへの慰めではなく、本当にそのままの本音だ。もしかしたら貴方はその意図を知っているのだろう。 これは壮大な賭けであると同時に、壮大な自殺であったことも。 男は貴方の回りの誰かがやれなかったことを貴方達や周りを巻き込んで成し遂げた。 「いつお迎えがくるかはわからないけど、宣言通り君たちに大きく罪が被らないようにはしてあげるよ。」 己の罪が重くなるように、だ。 (73) 2021/10/18(Mon) 22:13:00 |
【人】 知情意 アマノ>>73ルヴァ 暫くは黙って呼吸を繰り返す。こちらに対する返答をのみ口にした様子を聞いて、恐らくあなたはこちらの普段よりも不完全な姿を望んでいないのだろう、と判断したため。両の手指から両脚の爪先まで徐々に力を込めて、問題ないと判断してから一言だけ礼を挟んで口を開く。 「そうだな、お互い残念だった。……いや、君にとってはこれも想定された結末のうちのひとつに向かう道中か。では、理想的な結末ではなかったにしても……『おめでとう』を告げられる結末を得られるよう、そちらに関しては私も尽力を続けよう」 あなたが『愛』を抱えて『墓』になるというのならば、それを狙うというのならば、まだあなたにとっての計画は終わりではない。自分も最善とは言えないが目的や環境の改善はまだ想定できる範囲である以上利は得ているため、最期まで協力しようという心積もりだ。 「罪は遠慮なく君に押し付けさせてもらうし、私は自分の処遇があまり大きく悪化しないように足掻く。……まあ、君にはあまり関係のないことかもしれないがね」 (74) 2021/10/18(Mon) 22:46:24 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>74 アマノ 貴方が正常に戻るまでをただ見ている。ああ配慮してくれたなと理解するが、それに礼を言うことはない。 「想定はしていた。勿論失敗がある以上、成功だけを見て動くのは良い策ではないね。その結末がどうなるかなど火を見るより明らかだ。その先のことも既に考えてある。」 戦争家ではないけどね、と一言。 「そうだね、君たちも自然に協力することになるだろうけど。今度こそ想定外を制御して、より都合のいい未来を望んでいるよ。君たちもこの先いい未来だといいね。 ……そう、あまり関係ない。どうせ私はあの白痴と私のエリアから去ることができれば良いのだから。」 肯定。己が墓になった後のあなた達の未来までは保証しないし、する意味もない。存分になすりつけたあとは好きに生きればいい、己のように墓になるのを選ぶわけでもないのなら。 「もし出来なかったらその時だけエリアからは抜け出せるように君に頼んでおこうかな。そこであまりいい待遇を受けていなくてね。まあ、保険だ。ここまで『成功』したのなら、流石にその必要もなさそうだね。」 最悪凍土に行かなくても、きっと己は封じられるし、エリア移動は起こるだろう。それは少年にとってのより良い未来だ。 そもそも、己が凍土に行くのを予見していた発言が発覚していても凍土行き覆せない程度の大きなことをしたと考えている。なにもない可能性は低いと推測している。 「という訳で君が何処まで生きるかはわからないけど一旦はお別れだ。遺言は……わたしを覚えててくれると嬉しいね、かな。何か他にあるかな。」 一旦は。存在の記憶を託し、凍土から帰る未来も思い描いてはいる少年だ。とはいえ貴方がそれを聞いてどう思うか。教えても教えなくてもいい話なのだろうと少年は思っている。 (75) 2021/10/18(Mon) 23:49:43 |
【人】 知情意 アマノ>>75ルヴァ 「君であればそうだろうと思っていたが、やはりか。なら……私から口を出すことはないだろうな。君の知性に私は信用を置いている」 尊重する意思もまた、ある。自分一人が尊重したところで、というところはあるが。 「私の場合、この場面だと感情に従った方が君好みの結果が得られそうな気もするがね。そこは互いにとって都合のいい未来を目指すこととする。君は君の『愛』に殉じればいい」 この無礼講の場で出会い、ほんの僅かな間交わった縁だ。情のために罪を引き受けられているわけでも情のためにあなたの頼みを聞くわけでもない。 情がないとは言わないが、情と表現するのは何か違う気がするので。 「エリアから抜け出す件については私が改めて動かずとも、といったところではあるが頼みは聞き入れよう。保険は多いに越したことはない」 きっと暫くすれば、それこそあなたが凍土に行くなり封じられるなりすれば忘れ去られる程度のそれを保険と呼んでいいかは分からないが。 男は、あなたの問いに近いそれにほんの一瞬だけ思考を巡らせてから。 「遺言は遺言で一応受け取ってはおくが、それは言うまでもないことだろう。私が君という知性を忘れるなどという惜しいことをするわけがない。 それと……そうだな、」 す、っと人差し指を立てて。 「 次会う時には もう少し君の彼女について話を聞かせてもらいたいが、構わないかね?」 (76) 2021/10/19(Tue) 0:08:47 |
【人】 知能犯 ルヴァ>>76 アマノ 「私が失敗しないとも言わないが、とはいえ同じ轍は踏むまい。」 この行動こそが失敗の挽回戦ではあったのだから。 「……感情に従う方が利ならそうするといい。私は君に細かい指示は必要なく、意味もないと思っているからね。ナフには……君が出せばいいんじゃないかな。私にはもうそこまで時間はないだろうし。」 感情を止める気はない。どのような情かは知らないが止められないとも思っている。貴方がそのほうがいいと判断するのなら尚更。貴方は己にある程度は似ているのだし。 少年はそれでも人間に情を持たない。貴方との会話を苦痛に思わなくても。それ以外で報いる以外はできずに、結局、彼は誰にも心を開くことはない。彼はそのような人間のまま。 「そう。なら心配することもないね。惜しいと思うのなら希望通りだ。」 貴方もそう思ってくれるなら、その声はきっとどこかに届くだろうと信じ。 「ふうん。」 「その時はきっと映画の批評でもしながら語ってあげるよ。私の唯一愛した存在だからね。」 貴方が理解したことを理解して。 そしてさよならと言って。彼は先に蘇生室を後にするだろう。 (77) 2021/10/19(Tue) 1:47:52 |
【人】 環境破壊 イクリールこれは治療後のイクリール。元気。 これは中央の食材を乗せるところだけが小さく窪み、周りがやたら広い皿。 そしてそこに乗る主役は 。 薄くスライスして花のような形に。花を添えろだとか言っていたし。そんなものはないので花になれ。 「……使いようなんだよな」 彼はハンテンヌマガエルではなかったので、きちんとおいしくなった。 トラヴィスは のでよくよく血を抜いて調理した。いずれあの血もなんとかしたいものだ……。機会があれば……。 優雅な感じで食事を行っている。 でも食べる奴他にいないかな、と思ってテーブルの上には塊・状態のものも置いてある。食べる人、いませんか? (78) 2021/10/19(Tue) 2:39:49 |
【人】 知情意 アマノ男は四度目の死を経て蘇生室を出る。カウンセリングはこの無礼講終了後でいいだろう。精神治療の際に一緒に受ければいい……はずだ。 後で看守である主人や友に知られたらめっされたり大馬鹿者と言われたりするかもしれないが、まあ、許してほしい。 蘇生室を出て、カウンセリングルーム、トレーニングルーム、各人に割り当てられている個室を経て。であればここにいるだろうとやってきたロビーの隅、目当ての人物>>a48の姿を捉えればそばに歩いて行って近くへとやってくるだろう。許されるのならば隣に、壁に寄りかかって座るような形で。 「……ナフ、遅くなってしまったね。すまない、おはよう」 (80) 2021/10/19(Tue) 2:50:05 |
【人】 環境破壊 イクリール>>79 トラヴィス 「なった。食べるか?」 切ろうか、と言う頃にはもう切ってる。皿もある。ソースもある。 「焼いてる焼いてる。これはあまり火は通さない料理なんだが、よく通しておいた。生っぽいとあまり……。 確かに色々抜いたし味付けも濃いほうだろうな」 「というか、ただ焼いただけでは不味かった。本当に」 ノー・フォロー。 (81) 2021/10/19(Tue) 2:57:21 |
【人】 墓守 トラヴィス>>81 イクリール 「んん。料理はほとんど門外漢だからな。しないことはないけど……」 聞いていてもピンとはこない。なにか苦労したのだなと言うことは伝わったし、苦労させたことにやや申し訳なさは覚えた。なぜなら普通に不摂生の自覚があり、そこはちょっと胸を張っていられるところでもないため。ちゃんと生きよう……(実感) 切り分けられていくのを止める隙がなかったので、ふつうに手元に皿が来るまで見守ってしまった。私食べるの?これ。 「んん………………」 「 …… ……あー、いや、」 「…………うーん……」 「……食べると案外、……食べものだな……」 呻きながら、得た結論。 案外……食えるな……。 (83) 2021/10/19(Tue) 3:14:52 |
【人】 知情意 アマノ>>82ナフ いつものあなたを思えば何ともらしからぬ姿に男は驚きもしていたが、同時に自分に生じていた違和を思うとそういうものなのかと思いかけ。……ロビーの時計が無礼講終了に向けて少しずつ進んでいるのを見てひとつ息を吐き、こちらもあなたの方に寄り添った。肩が触れるような形。 「ああ、私も会いたかったし君が待っていてくれて嬉しい。待たせてすまなかった。……蘇生後、襲撃に行ったらそこでも死んでしまってね。また君の知らない場所で死ぬことになってしまったよ」 少し、許されるのならばあなたに軽く頭を乗せようと。 「……もう少しでこの無礼講も終わってしまうが。ナフ、君は何か得られるものがあったかな」 (84) 2021/10/19(Tue) 3:20:26 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>84 アマノ 「……ンンン…」 よもやまた死んでいたとは。聞いて、唸り声を上げる。 「…………… 俺も死ンでたのでェ、責めン 」死んでなかったら、多分責めた。ちょっぴり。 肩が触れているにも関わらず、遠いなと思った。もう少しそばに寄りたいと思ったらあなたの頭が寄りかかっていた。避けるはずもない。 「あった。……ンー……いや、いいことだと思う。楽しー暇潰しのつもりで来たけどォ、暇潰しどころじゃなかった。生まれての71年間全部ひっくるめた分よりィ、頭使ったと思う」 得たもの、というには少し違う。これらを使ってこれから得るものが更にあるのだろう。 あなたの頭に頬を擦り寄せる。多分避けないだろうなと思いながら。 「……手に入ったモン、てェ言うならァ、お前」 (85) 2021/10/19(Tue) 3:28:25 |
【人】 環境破壊 イクリール>>83 トラヴィス 「案外……?いや、かなり食べ物だろ」 心外だ、という目線を送る。じと…… 「焼いただけのも持ってくるか? 普通に不味いぞ。さすがにケベジャンソースでも誤魔化せないほど不味い」 「これは、美味しい。ケベジャンソースで誤魔化すんじゃない、ケベジャンソースも引き立て高め合っている。わかったか? あぁ、ルコマッタも一緒に食べられればもっと美味かったんだがこの船にはないからな……」 食育。あと少々残念そうな顔。あったらなぁ、ルコマッタ。 (86) 2021/10/19(Tue) 3:35:16 |
【人】 墓守 トラヴィス>>86 イクリール 「んん。いや、食べたことは無かったからね。私。はじめての食材……ともなると、やはり感想はそうなりがちというところはあるよ」 『私』という食材は初体験である。 別に2度目は要らないが。 「不味いものは要らないが……いや、そうだな。君の技術に関心しているのは否めない。私の舌は肥えている筈だが、味を評価するだけならば、私が満足を覚えるほどだ。……ここまでなら、数いる『有能なシェフ』と言ったところだが」 しっかりと食べ終えてしまって、苦々しい顔でため息をつく。全く、『トラヴィスの食べるもの』として違和感のない味なのが、腹立たしさが無くはない。正直なところ。 「……貴様は、『歴史的に調理法の手法蓄積のない物質』を、『食用として管理されている訳ではない』質のものを、『調理法が研究され尽くした食用目的の高級品』レベルに仕上げている。…………憎悪するほどの才能だな。胸焼けがするよ」 (87) 2021/10/19(Tue) 3:45:59 |
【人】 知情意 アマノ>>85ナフ 「………………一体何があったんだ……」 自分も死んだ側なのであまり色々言えないが、それはそれとしてどうして更に死んだんだと思うことは止められず。避けられずに受け止めてもらえるのならば男はくったりと肩の力を抜いた。 「いいことだったのならよかった。それらが今後に君に更なるいいことを与えるように願うばかりだ、……願うというと少し距離があるか。君に更なるいいことをもたらすのを見ていたいと思うよ」 実際に得られるかは分からない。これからどうなるのかも分からないのだ。その上で、あなたの頬を当然ながら避けることもないので髪はされるがままにわしゃわしゃと揺れている。 「ふふ、私か。そうだな、私は君に全て捧げたし私も君の全てを貰ったつもりだ。 ……だから、どうか君も忘れないでいてくれ。私が君を愛していることも、君が私を愛していることも」 例え何年、何十年会えずとも。……物好きの主人がきっとそこまで多くの空白を作らないように尽力してくれるのだろうと思うけれど。それでも、伝えておくべき言葉だと思ったから。 (88) 2021/10/19(Tue) 3:51:47 |
【人】 環境破壊 イクリール>>87 トラヴィス 「……やはり"原材料の情報"が邪魔だな。今度から言わないようにしよう。言わなかった時は普通に食べられるからな……」 はそうだった。 「才能、なぁ……それはもっと感覚に頼る人間に言うべきではないか」 あなたが一度でいい、と思っているくらいには、まだこれには満足していない。 「あらゆる物質は研究され尽くしている。調理としてではなく、というだけで……それを調べて引っ張って、試すだけだ。 必要なのは試行錯誤の時間だろ。時間などいくらでもある。普通、を大事にする奴らがやらないだけさ」 イクリールは、それができると思っている人間だ。労力がかかることは分かっていても。 途中で挫折しないでいられることもまた才能と呼ぶ事が分からない。やらないことこそを"変わり者"と呼ぶのだ。 (89) 2021/10/19(Tue) 4:02:56 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>88 アマノ 「ルヴァとやり合った」 端的に伝えた。けろりとしているところと、あっさり告げるところから、揉めたのではないということと蟠りはこの男にはないということくらいは伝わるだろうか。 「うン。……変な話だがァ、アマノ、俺ァよ、なンかァ……この期間で、ようやく考えることを許された気がするンだ。いや、考えはしてたンだけど、考えたからこの監獄にいるンだけどォ、」 相変わらず脳内の思考というやつはうまく言葉に纏まってくれない。それでも、一番初めにあなたの部屋に訪れて話した時よりは少しはマシになったんだろうか。なってたらいいなと思う。 そして、あなたの言葉を聞くと。 より一層強くぐりぐりと頬をあなたの頭に押し当てて。 「 忘れるかボケェ! いーかァ?よく聞け?お前多分自分で思ってるよりずーッと俺のこと好きなンわかりやすいしィ、すぐ忘れられるようなモンじゃねーからなこンなん!俺のもそーだよ、何のためにあンだけ言葉ァ探し回ったと思ってンだ!忘れられっかこンな、初めてで強烈なモン!」 「だから」 「すげーイイコにしてみせッから、待ってろ」 悪魔でいることを選んで、悪の糧となることを望みはするが。 あなたに会いに行くために、イイコを演じることは、辞さない。 (90) 2021/10/19(Tue) 4:10:54 |
【人】 墓守 トラヴィス>>89 イクリール 「『やっただけだ』とお前たちはいつもそう言うね。聞き飽きたとまでは言わないけど。これほどまでに理解に遠い言葉はない……別に貴様らが『しなかった』ものたちを理解する必要はないのだから、埋められない溝だ」 情報を結びつけ、必要な形にする。『それだけのこと』で論文が一つ出来上がるという事実を、彼らは真の意味で理解することはないのだろう────欠如しない限り、必要であることは理解できない。根気でもあり、形として為すためのパーツを察するセンスでもあり、実行に至るまでの意思でもあり、行為を突き動かすための情熱でもあった。トラヴィスはその全てが必要であることを理解している。 「お前は、食べることが好きでそうしているのか」 (91) 2021/10/19(Tue) 4:15:58 |
【人】 環境破壊 イクリール>>91 トラヴィス 「どうでもいい括りだな……ま、私の話す言葉などよくあるものだろうね。 だから君、『拗ねてるのか?』とかよく言われるんじゃないか?私なら言うね、その態度は」 真面目にあなたを咎めるというよりは、子供をからかうような言い草だった。 あなたが怒ったとしても……最終日だし。 「それは当然好きでやっているよ、君たちが人を閉じ込めるのが趣味なのと同じで。 とびきり美味しいものが食べたいし……」 「昔は気に入ったものが食べられるものだったら良いな、と思ったりもしていたな。それで試してみてさ、味と同じくらい成功すると楽しいんだ、これが」 (92) 2021/10/19(Tue) 4:42:31 |
【人】 知情意 アマノ>>90ナフ 「ルヴァと。そうか、お疲れ様」 言葉の内に何かしら燻っているようなものはないのだろうと判断し、それだけの言葉をかけるに留まった。きっと楽しかったのだろうからそれでいい。 「……確かに変な話だ。本来ならもっと早くに許されるべきことだったろうに、君は考えるための材料を与えられずにここまで来ていた。それは一般的には有り得ないとされていることだから。しかし、考える材料ときっかけを得た君はこの期間で大きく成長したし、これからもっと成長していくのだろうな」 初めの頃と比べてもあなたの思考は見えやすく、理解が追い付きやすくなっている。それはあなたが表現する方法を多く得たからだろうし、周囲との交流を経てあなた自身への理解が深まったからもあるのだろう。 それから、ぐりぐりされて目を丸くし、続く言葉を聞いて驚いたらいいやら困惑したらいいやらで言葉を失っていたが。あなたの意思が見える言葉に、男はくしゃりと表情を歪めて顔を伏せた。 嬉しい、嬉しくて、泣きそうなくらい胸が苦しくなる。 「私自身の愛の分かりやすさはともかくとして、いや、忘れられるものじゃないのならば本当に嬉しいがそれはさておきだ。……あんなにも必死に言葉を探してくれた君の愛を疑いようもない。君にとっての初めてがずっと色褪せぬよう、私も……私もこれまで通りに表現していこう。 ――待っている。 私もこれまで通りいい子にして」じっとその時を待とう、と呟いた声をあなたが聞いたかどうかは分からない。それでも男は一度あなたに向き直り、許されるのならば頬にキスを落とそうと。 (93) 2021/10/19(Tue) 4:45:03 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>93 アマノ 「ン」 それ以上返す言葉を持たないときの、短い返事は相変わらずだ。素っ気ないつもりはないと、きっと今なら伝わっているだろうけど。 つまりは楽しかったし燻るものは何もない。あなたの認識で間違いはない。 「……それが有り得ねーッてのも、初めて知った。から、それは収穫だな、デカい収穫。兄さンもセンセェもできた、知り合いも増えた、色ンな考え見たし、……ンー、」 それでも難しいこの言葉というやつは、あなたが言うようにもっと成長すれば追いついてくるんだろうか、この思考に。今はまだ分からないが、言葉を練るのが疲れたと言わんばかりに口を閉じた。休憩。 伏せたあなたの顔を覗き込むなんて野暮はしない。が、離れようともしないまま。 「俺はさておかンが、まァ、いい。 ……ふ、ふふ。他のヤツになァ、蹂躙されンなよ、お前ェ。俺のなンだからなァ、イイコにしてェ、大事にしとけよ。アーーー……何?頑張る、からさァ」 多分、努力とか、こういうことを言うんだろう。途中で間違うかもしれないが、間違いを教えてくれる人は、今までよりは身近にいるはずだ。 待っていてくれるなら、それを信じる。口付けを避けるわけもないのだが、……周囲を見渡して。 (94) 2021/10/19(Tue) 5:03:34 |
【人】 墓守 トラヴィス>>92 イクリール 「拗ねているよ。でも、それこそお前たちが理解しなくていい話だし、私もそれを求めるべきではないと思う。……どう言えばいいかな。お前たちの才能そのもののことは、私は、……肯定しているんだ。だから、……それが人の傷にならない限りは、妨げられるのを好まない。私の感情や欲望と反する結論ではあるけれどね」 とはいえ、実際は人類の傷になりまくっているので、牢獄という壁で妨げられているわけだが。 怒るというよりは、諦念に近い。彼女は理解しないだろう。だが、彼女に理解されることは、誰に、何の利を生むというのか? 「……べつに、趣味ではないんだけど。仕事って概念、君の中にあるのかな」 「…………なんだか、そう聞いているとどこかファンタジックな話に聞こえてくるな。食べられそうな宝石だとか、お城のようなケーキだとか。…………食べたんだっけ?宝石」 彼女の収監データを引き出してみようと思ったが、リスト見て今食ったものを完全嘔吐しそうな未来が見えたので、やめた。 「好きという感情を拗らせずに抱き続けるというのも、稀有だねえ……」 きっと。トラヴィスが御伽噺を想起したのは、それが幼い頃の輝きのままだと感じたからだ。腐り落ち、捩れ曲がり、はじめの形を失った感情ではなく。 技術もセンスも才能だが、彼女の「犯罪者」としての特異性はここにあるな、と、それだけは素直に感心した。 (95) 2021/10/19(Tue) 5:10:35 |
【人】 環境破壊 イクリール>>95 トラヴィス 「まあ素直。私を理解者として選ばないほうがいいのは確かだけどね。そういうのはもっと思いやりの……優しい……うわ……」 思いやりと優しさへのアレルギーが出た。鳥肌。 「あるに決まってるだろう、仕事。私の仕事は人の傷になりまくる食堂だ……君、好きでもないことを仕事に?」 普通食堂は人の妨げになりまくらないのだ。 「ああ。宝石は高いから金銭面での苦労が中々……あとソファの肘掛けとか、タイヤとか?」 一気にファンタジックが生活感のあるものになってしまった。 ここでぬいぐるみのリボンが美味しそうに見えたことでも思い出せばファンタジックに帰ってこられたのに。 「こういうのを『拗らせていない』と思うのも稀有な感性だな」 一方イクリールの感心ポイントは、トラヴィスにとって全然うれしくない所だっただろう。 実際一体どこで拗らせただとか、どこで歪んだんだとか、言われることはそんなことばかりなので、あなたの言葉がレアなのは確かだった。 (96) 2021/10/19(Tue) 5:35:46 |
【人】 知情意 アマノ>>94ナフ あなたがいつも通りの返事を寄越したのでこの話はここまでだ。いつも通りと言えてしまうほど、ともに過ごした時間は長いように思う。 「いい収穫だと言えるのなら何よりだ。……色んな人、色んな考えに触れる機会はそう多くもないだろうから」 特にこの監獄ではそうだと男は思っていたが、それが思い込みに過ぎなかったことを今はもう知っている。この監獄の狂気に関係なく、もともとかけがえのないことであっただけなのだ。男は沈黙が苦にならない性質であるためあなたが口を閉じても特に気に留めずにいる。 「当たり前のことではないと知った上に、耐えるべきではないとトラヴィスに口酸っぱく言われたんだ、もう蹂躙されないとも。そちらも殺し合いの楽しさに流されて他者に蹂躙されないようにくれぐれも気を付けたまえ。……ふふ、君の頑張りを私も楽しみにしているよ、ナフ」 周囲の人間に恵まれて、頼るべき相手も増えて。その結果、諦観よりも遥かに大きな希望を得ることができた。こうして明日を思えるようにもなった。これから先にあなたと紡ぐ未来もあると確信できる。 (97) 2021/10/19(Tue) 5:40:13 |
【人】 墓守 トラヴィス>>96 イクリール 「……優しさへの感覚はだいぶどうかと思う。」 理解は求めないがコメントはした。もうちょっとなんかこう、なんとかならんのかね性格の方は。ならんか。 「好きなものを仕事にできない人間というのは大勢いるんだよ……能力であったり、体質であったり、そもそも好きなものが無かったり、理由は様々だけど。そのあたり本当に君は……いや、恵まれてはないか。捕まってるんだし」 そもそも社会的にそれは仕事じゃない。人の傷になりまくる食堂、犯罪って呼ぶ。 「…………全然味のイメージがつかない…けど。これの後だと、美味くはなるんだろうなと思わされる。釈然としないものがあるが…… ……『美味く食べる』ことはブレていないんだろう。こういった犯罪はもう少し露悪的になるものだ。冒涜、侵害。そちらに軸が傾くことのほうが、常人には容易だ。そちらの方が良くも悪くも評価される。味は、食べなければ理解できないから……」 けれど、彼女はあくまで『美味く食べる』のが主眼だ。そしてそれを喜びと感じている。ブレていない。はじめの目的を貫き続けているだけだ。 「腹立つな……」 (98) 2021/10/19(Tue) 6:31:06 |
【人】 環境破壊 イクリール>>98 トラヴィス はぁ?という顔をしているので、もうどうにもならん。 「まあ捕まってずっとじゃない分まだマシか?あと……恵まれてるってことにしようかな」 ちょっと国境を越えるための手続きが長引いていると思えばいいか、の溜め。ちょっとではないが。 「出所後なら材料も手に入るだろうし作って送ってやろう……」 犯罪予告かもしれない。あるいはテロ行為。 「いやぁ、私の行為で君が不快になるのは良いな。『美味しくする』のが仕事なら『不快にする』のは趣味だな。 分析どうも……君犯罪者に詳しいね。トラヴィス君は犯罪者に詳しくなるのが趣味?」 仕事だとは思うが。仕事でも囚人の管理が適当なやつはザラだし、彼も彼で真面目なんだろうな〜と上から評価を下している。 襲撃は真面目とは思えないが。まったく。全然。 「私も腹が立ってきた」 思い出し腹立たせ。 (99) 2021/10/19(Tue) 12:57:08 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>97 アマノ 距離感が楽だ。言葉をやめても問い詰めもしない。そのくせ何か言いたいことがまとまらずにいるとそれとなくヒントをくれる。 色んな人は無礼講でなくともいるのに、考えに触れる場はそういえば多くはなかった。ぼんやりあなたの言葉を頭の中で噛み砕く。 「そりゃよかッた。俺ェ?俺はァ……、気ィつける。独房に鍵はかからンが、お前のモンだからなァ、守るわ出来るだけ」 未来は分からない、から絶対とは言い切れないが。男の思い的には絶対に近い。 自分の物陰で行われる愛の応酬に、小さく、これがあの悪魔かとは思えないほど穏やかに笑って。 「またな」 来る瞬間への挨拶を、 本当は言いたくないが、 述べた。離れたく、ないなぁ。 (100) 2021/10/19(Tue) 16:06:11 |
【人】 墓守 トラヴィス>>99 イクリール 「送るのはやめろ。私はあくまで看守なんだ、警吏の仕事までしてみろ、奴らの顔が目に浮かぶようだ……『監獄で罪を償った者からこれを?慕われておりますな』!」 一人で自動的に不快なきもちになった。 イクリールの試みは完全に成功している。チョロい上に自分をいたぶる手法にかけては誰よりも経験を重ねているのである。 「分析などなんの役にも立たんよ。現に貴様を更生させる手段を全く見つけられないでいる…………歪んでいればまだ正せるものを、『歪んでいない』まま犯罪を犯すのなら、性根の変えようなどないではないか」 「貴様が出所するのは盛大に祝いたいものだよ、全く。帰ってきたら次は本気で襲撃してやるから覚悟しておけ」 E:コルク抜きでな。 (101) 2021/10/19(Tue) 16:06:16 |
【人】 環境破壊 イクリール>>101 トラヴィス 「絶対送ろう」 イクリールはあなたの不快を応援します。 でも、ちょっと押しただけなのにという気持ちもあった。ちょっと押しただけなのに……。 「あー、それはマズい……適度に反省した風にしておかないと強制的な手段が来る。うーむ適度に犯罪者らしくするか……」 人格矯正系は嫌だ。 全く何も解決しないことを考えながら席を立つ。まずは犯罪者らしく、使った皿もなにも片付けない。 「祝い金も弾んでくれ……その時は私は"狼"を希望する」 あなたへ向けて首を掻っ切る動き。被襲撃側はもう御免だ。 (102) 2021/10/19(Tue) 16:36:06 |
【人】 知情意 アマノ>>100ナフ 「ああ、まあ。そこはお互い様と言ったところか。……守るために色々利用するといい、看守も囚人も。君は『あのチャンドラの弟分』なのだから」 ペットだろうとなかろうと、看守にそう接されまた接することを許されているのだ。どういう形であれ後ろ盾があるという事実はもしもの時に使えるだろうと男は考えていた。そうして、あなたが絶対に近い思いを持つのであれば、きっと、そう悪い結果にはならないと思っている。 「……ああ、また。また後で」 穏やかに笑い細められた ターコイズ には寂寥と名残惜しさが滲んでしまってはいるものの、それ以上にあなたという柘榴色 に溺れた幸福を溢れさせて。『後で』がそう遠くないことをただただ願い、 あなたの物陰からそっと外に出る。ここからはまた、私を守っていくための生を。 これまでとは異なる多くの感情を持ち、これまでとは異なる多くの縁を纏いながら。 そんな誓いを伝えるように、最後にまた一度あなたの胸をとんと叩いた。 (103) 2021/10/19(Tue) 16:42:48 |
【人】 模範囚 メサ体組織は、常人よりも筋密度・骨密度が非常に高く、 それ故にその復旧には、人より多くの時間を要した。 蘇生ポッドの中。肉体はそのバイタルの全てを取り戻す。 心臓が鼓動を鳴らし、電気信号が脳に送られる。 ───────何かを、掴もうとしていた気がする。 (104) 2021/10/19(Tue) 16:57:01 |
【人】 模範囚 メサ瞼を開け、翡翠色の視界。 液体に沈んだ身体、張り付けられた医療器具。状況を把握。 深呼吸、吸って、吐く。 計測器が彼の復活を知らせ、死に由来した拘束を解く。 ここまで、意識を取り戻してから6秒。 けほ、と咽せ返りつつ、足早にロビーへと向かう。 (105) 2021/10/19(Tue) 17:03:48 |
メサは、元気! (a49) 2021/10/19(Tue) 17:06:27 |
【人】 知能犯 ルヴァいつか名を呼ばれる。多くが初めて会う顔と、彼奴は一回は会ったけど多分向こうはそれを覚えていないだろう……そして毎日見て来た顔。 『全てをやり終わった後の時間』は終わり。この計画、最後の目標へと。 「ああ久しぶり。はあ、遅いよね?確かに外に出ようにも出れないけどさあ。」 目を合わせずに話す。彼らが苛立つのを認識する。 「話はするからこのままにしてよね。ああいいよ。どうぞ。どうせ俺なんかが抵抗したって無理だってそこの人ならわかるでしょ」 そこ、で目を合わせる。一人だけ、やや困惑しているその目へと。 地続きの己の心臓が暴走しないように制御する。あと少しだ。焦りも恐怖も示す必要はない。 「何驚いてるんだい?君、これだけ私の担当してきて、データ見なかったのかい?そんなことないだろうに。」 拘束具をつけられて行く。重量を感じる。終幕へと近づいている。 離れていく。この無礼講のエリアから。 恐らく上手くいく。そして、さよならだ。 そしてもし新たに始まることができるなら、その時は。 また愛そうか。また話した約束を順にしていこうか。 (107) 2021/10/19(Tue) 17:14:56 |
【人】 叛逆者 ミズガネ何時ぞや選んだ、シューベルトの名が冠された白ワインを机に置き、ぼんやりと想いを馳せる。 無礼講も終わりの時が近付いている。 終わればまた独房で、納得の行かない償いの為に消費される日常に帰ることになる。 嫌だな、とは思うが。それでも自分で思っていたよりは、随分落ち着いて時を迎えられる気がしていた。 それが縁と夢の為だと思うと、単純なものだ。大丈夫、自分はまだ"ひと"らしく在れている。 ぼんやりしていると、次第に眠気が近付いてくる。 今眠るのは時間が勿体ない、とも過るが。けれど大事な用があるなら起こすだろうという予測もあり、結局構わずそれに身を任せた。 叛逆者 は眠りに落ち、そして夢を見る。共犯者と共に歩む、鮮やかな 炎 の夢を。 (108) 2021/10/19(Tue) 17:23:39 |
ナフは、メサに、緩やかに手を振った。おかえり。 (a50) 2021/10/19(Tue) 17:47:28 |
【人】 墓守 トラヴィス>>102 イクリール 「実際のところ、上手く社会で生きてくれれば、こちらとしては何もいうことは無いのだがね」 首を振った。『とんでもないこと』をやらかすことさえなければ、彼女は実際、ただの変わった趣味の女なのだ。『とんでもないこと』へのブレーキがないのだけが致命的に問題なだけで。 「…………せいぜい情状酌量の工夫をしておくことだ。より軽い拷問になるように毎夜星に願えば、貴様の性根も矯正されるかもしれん。 日々の蓄積 は慣れたものだろう?」フォークをくるりと一回転してみせて、トラヴィスはその女を見送るだろう。 キッチンの道具というのは拷問具に似ている。死んだ肉に使うぶん、殺し方はまだ優しいと言えなくもないな、と、自分の一部だった蛋白質の歯応えを思い返していた。 もちろん、情状酌量の余地はどこにもないのだが。 (110) 2021/10/19(Tue) 18:18:51 |
メサは、手をふり返した。相変わらずの剛力だ。 (a51) 2021/10/19(Tue) 18:48:14 |
【人】 模範囚 メサ「拙とした事が、死んでしまいましたね… 死ぬのも生き返るのも初めてで手こずりました、戻るのが遅くなりましたね」 初めての死、そして、生。 ここであった出来事は…確かに残っている。 死の淵で伸ばした掌を開け閉めしつつ。 「時間がありません、終わるまで…遊びましょう!」 (111) 2021/10/19(Tue) 19:54:03 |
【人】 総長 メレフオレンジジュースdrinkを完成した■鳥の子色iroの湯呑みでひとり乾杯している。 「こいつだけは無理やり独房に持ち込ませてやるからな。」 風を感じれず久しい男のせめてもの慰めになるのだうか。 (112) 2021/10/19(Tue) 20:28:51 |
【人】 不覊奔放 ナフ終わりを告げるのは天使のラッパじゃない。多分、アラームか放送か何か。酷く現実的な何かが、男を暗い日常へ連れ戻しに行くんだろう、きっと。 まぁいい。あの場所ーーこの監獄が、唯一俺が生きられる場所だ。 幸福の形を知った今ではちょっと退屈さが増してしまうのは否めないが。退屈を楽しむ感性でも身につけてみようか。やろうと思ってできるかは分からないが。 男としては随分前向き……というか。足元だけを見る思考ではなくなったことは確かだ。 迎えに来た顔馴染みの看守を見る。始まる前に蹴られたことを根に持っている様子もなく……いや、覚えているけど諦めている顔だなこれは、と思い至った。そんな感情まで理解できるのがなんだか少し面白かった。 ついでに言えば、男の起こした事態について非常に呆れているようでもあった。そりゃそうだ。 枷は重くなるぞと言われた。それはそうだろうなと思った。 飯は不味くなるぞと言われた。……菓子以外の物ももっと食っとくんだった。 その他のことについてはまた後日、と言われて、はァいと返事をしたら、珍しいものを見る目で見られた。 そうして、腕に枷がつけられる。 脚にもつけようとしゃがんだ看守が、靴はどうしたと聞く。 「ンー、ッとォ、」 「重たくなっちまッてさァ」 その一言は笑って、軽やかにーーー、 (113) 2021/10/19(Tue) 20:33:20 |
【人】 紅月夜 チャンドラ長かったような、短かったような狂宴もこれで終わる。 悩み、友人を得て、喧嘩までして。寄り添い、寄り添われる幸せを知って。 気だるげな魔女のドレスで踊り、頼もしい後輩の協力も手に入れた。 なんだかはしゃいでしまったから、きっとエルちゃんにもベルくんにも呆れられるんだろうなぁ…。 最後のエリア巡回を終えて、大きく伸びをする。 さぁ。"俺"は"僕"へもどろうか。 そうしてまた、我儘に。この監獄に咲いていよう。 (114) 2021/10/19(Tue) 20:55:54 |
【人】 金糸雀 キンウ自由で楽しかった時間はもう終わる。 金属の擦れる音は、随分久しぶりだと感じた。 声はもう封じているというのに、いつものように猿轡を掲げられた。 大人しく待つ間。僅かな間に。小さく小さく口を動かした。 『また、』 いつか、会いましょう。 (115) 2021/10/19(Tue) 20:57:30 |
メサは、再びマウンドに立つ。その背に1甲おろしを響かせながら─── (a52) 2021/10/19(Tue) 20:59:05 |
(n0) 2021/10/19(Tue) 20:59:22 |
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