人狼物語 三日月国


175 【ペアソロRP】爽秋の候 【R18G】

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【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

─仕立て屋─


  ね、これとこれ、どっちが良いと思う?


[ セシリーの用意した試着用と、私が選んだのと
 店員が選んだもの。
 次から次へと新しいドレスに着替えるのは、
 まるで着せ替え人形になった気分。
 さすがにモデルとは言えない。身の程は弁えている。

 流石は王家御達の店。
 ドレスや装飾品は、桁が二つ三つ違うものばかりで
 貸出とはいえ、すっかり萎縮していたけれど
 魔王討伐成功と、姫君護衛のご褒美として是非、と
 仕立て屋、更にはセシリーにも頼まれ
 首を縦に振ることになった。

 いざ試着が始まれば、数分も経たぬ間に
 すっかり乗り気になり、
 着せ替えにはしゃぐ、元田舎娘の姿が在った。]
 
(35) 2022/09/14(Wed) 21:41:54

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  ど、どう……? 
 

[ 暫くして、柄にもなく照れながら試着室から姿を見せた。
 背中と胸元がぱっくりと開き、深いスリットから
 伸びた脚が見え隠れする、妖艶なワイン色のドレス。   
 髪は高めの位置でポニーテールで
 セシリーお勧めのリボンがふわりと揺れている。
 胸元にはトパーズのネックレスと、
 まるでお姫様のような衣装。]


  これで、セシリーと並んでも劣らない、かしら……?


[ 何せ目の前に居るのは本物のお姫様。
 見るからに高級な、触れることも恐れ多い
 白と水色のドレスを身に纏った姿は、立っているだけで
 気品が漂い、王族の高貴さが滲み出ていた。
 ずっと旅を共にしてきた友人なのに
 一瞬別人のように見えた気がするほどに。]
 
(36) 2022/09/14(Wed) 21:42:05

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  じゃあ、行きましょうか。
  二人とも待ちくたびれてそうだから。


[ セシリーの準備が整い次第、仕立屋を出て王城へと向かう。
 てっきり走って向かうのかと思えば、流石はお姫様。
 馬車での送迎があるとか。

 走りやすさの為にスリットが深いドレスを選んだのに
 これなら他のドレスでも良かったかしら、と
 セシリーと談笑し、外の景色を眺め、はしゃいでいる間に
 王城へと到着した。]
 
(37) 2022/09/14(Wed) 21:42:10

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

─ 現在:王城の客間 ─



  おまたせ! 
  あら、アスもエドゥもかっこいいじゃない。
  一瞬誰かと思ったわよ。


[ 私たちの席に既に居た金髪の男二人──
 アスとエドゥも正装を纏っていた。
 見慣れた金髪の頭が二つ並んで無ければ、
 何処の貴族様かと思った程に。
 
 
 見慣れない正装姿の彼を見て、どきんと心音が聴こえた。
 見ているだけで心臓が高鳴るものだから、
 頬まで染まらないようにと
 すぐに視線を外し、ちらりと見て、また外す。

 アスはエドゥと話しているから
 気付かれていないと思うけれど。]

 
(38) 2022/09/14(Wed) 21:49:09

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
  セレモニーの時は頑張ってね。
  セシリーは大丈夫だろうけど、ふふ。


[ 宴の途中、アスが代表として
 王様から栄誉を受け取ることになっている。
 その時は王女であるセシリーも、王族の席に戻るとか。

 流石のアスも時々緊張が見える気がするけれど
 きっと大丈夫。
 アスは本番で失敗しない人だから。]
 
(39) 2022/09/14(Wed) 21:49:15

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ アスは誰よりも明るく、眩しく、温かく
 周囲に光を齎す存在。
 
 勇者だから光を齎すのでは無く

          ──── アスベルだから。


 
光そのものだった貴方のことが、

  私は、ずっと────……。
]

 
(40) 2022/09/14(Wed) 21:49:20

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 宴の最中、アスベルとセシリーは準備の為席を立ち、
 その間エドゥと二人きりになる。]

 
  あぁ、行っちゃったわね。
  自分のことのように緊張してきちゃった。

  発表会を見守る保護者の気持ちって、こんなのかしら?
  でもエドゥは保護者のような気持ち、も
  あながち間違っていないかしら?


[ 私とアスが同い年で、エドゥは二つ上。
 小さい頃から今まで、ずっと頼りにしていた人。

 小さい時は、二つ年上のエドゥが凄く大人に見えて
 頼もしくて、いつでも背中を見て歩いていた。
 再会してからは、二つの年齢差は
 あまり気にならなくなったけど、頼り甲斐のある
 精神的リーダーという点では、より大人に見えていた。
 
 いつも落ち着き払って、クールで、カッコ良くて。
 浮いた話ありそうな気がするのに、全然聞かなくて。

 
 もしエドゥが素敵な人と巡り合い、結婚するとしたら。
 私は義妹として、お嫁さんを「お姉ちゃん」と
 呼びたいな、なんて思っていたりする。
 勿論、本人には内緒だけど。] 

 
(41) 2022/09/14(Wed) 21:49:24

【人】 騎士 ヘンリエッタ・ストゥディウム

 
[ 気が付けば、エドゥの方をじっと見ていた。
 見慣れない姿が物珍しかったのもあるけれど。]


  大丈夫? これ飲む?


[ 近くにあった空のグラスを渡し
 ワインの瓶を持ち注ぎ入れた。
 
 きっと、エドゥもそわそわしてるわよね。
 弟の──アスの晴れ舞台を。

 腕を引っ張り、此方を見てくれたなら
 緊張をほぐすように、にっこりと微笑んだ。*]
 
(42) 2022/09/14(Wed) 21:49:27

【人】 妖もどき 辰沙

[ このセカイには、
 人の目には見ることの叶わない『闇』と呼ばれる世界、
 或いはそれに属する者たちが存在している。

 或る時は神、或る時は悪魔。
 魑魅魍魎悪鬼悪霊或いは妖怪変化と呼ばれる、
 それら闇に潜み蠢く者たちに対抗するため、
 人の子を闇より守り光の中で生かすため。
 魔を退ける者たちは、古今東西、
 世界各地に存在していた。

 あの子に流れる『渡守』の血も、
 そう言った退魔の一族の一つだった。 ]
(43) 2022/09/14(Wed) 21:54:43

【人】 妖もどき 辰沙

[ 君に初めて会ったときのこと。
 君は、覚えているだろうか?


 あの日、『契約』を交わしたあのときから
 君に仕える式としての姿かたちを与えられてから
 僕らはずっと、共に在る。 


 あの頃>>28>>29>>30から全く変わらない、
 無邪気な顔で僕に笑いかけてくれる君を見ていると。
 …少し、いや、かなり。
 いろんな意味で心配にも不安にもなるけれど。それでも。 


 ――…今も、昔も。

 僕は、君に救われている。 ]
(44) 2022/09/14(Wed) 21:56:41

【人】 妖もどき 辰沙

 
 
 
[ ―――…願わくば。僕は君に……。 ]
 
 

 
 
(45) 2022/09/14(Wed) 21:58:49

【人】 妖もどき 辰沙

――ご主人様の自室にて>>34――


 …。
 
 ……、なにしてるのさ。


[何やら物音がすると思って
彼女の"影"からひょいと姿を現してみれば>>34
どうやら、また寝ぼけてベッドから落ちたらしい。


学生寮に入って、生まれて初めてベッドを使って以来
最早見慣れた光景だ。
ちなみに今回で確か(30)1d100回目だったか。
そろそろ入学して半年になるのだし、
そろそろベッドから落ちずに起きてほしいのだけど]
(46) 2022/09/14(Wed) 22:09:00

【人】 妖もどき 辰沙

  

 ほら、寝ぼけてないでそろそろ起きて。
 

[ 週末だからとゆっくり寝かせていたけれど
 壁にかけられた時計を見る限り
 そろそろ朝と呼べる時間帯も終わりに近い。 ]


 今日は、どこかに出かけるんじゃなかったの?*
(47) 2022/09/14(Wed) 22:11:07

【人】 勇者 アスベル・レイフェルス

 
[小さい時から「勇者になる!」と決めて、早十年以上が経過した。
棒切れを拾ってチャンバラごっこをしたり、
道に落ちていた所々破損した魔法書を数十回も読み尽くし
腕だけは磨いてきたつもりだった。

いつの日か都会に出て、勇者となり名を上げる為に。]
 
(48) 2022/09/14(Wed) 23:22:01

【人】 勇者 アスベル・レイフェルス

 
[一度決めたら退かない性格。
良く言えば意志が強い。悪く言えば頑固。
負けず嫌いで、正義感は人一倍強くて
面倒ごとにもよく首を突っ込んでいくものだから
母さんと兄さんをよく困らせていた。


「あんたにもしものことがあれば、父さんに顔向けできないよ」



と、痛い台詞を吐かれたことも何度もある。
俺は父さんの顔を覚えていないけど
魔物がいなければ、父さんは今も生きていたかもしれない。

──だから、こそ。

俺は勇者になると決めたんだ。]
 
(49) 2022/09/14(Wed) 23:24:01

【人】 勇者 アスベル・レイフェルス

 
[勇者は当然簡単な仕事では無い。生傷は絶えず、常に命懸けだ。
兄弟揃って故郷の村を出てからは、暫く二人きりの旅が続いた。

ある時、俺が傷を負い、近くの僧院に助けを求めた時のこと。
白魔術師の女性が俺の治癒を行い、事もあろうか同行すると告げたのだった。

俺は危険だからと大反対したが、結局は押し切られてしまった。


 
思えば、これが運命の始まりだった。
]
 
(50) 2022/09/14(Wed) 23:24:57

【人】 勇者 アスベル・レイフェルス

 
[途中、幼馴染のヘンリと偶然再会することになった。
昔から強かった彼女は、男顔負けの騎士となり
俺達の強力な戦力となってくれた。

今思えば、魔王を倒せたのも
仲間に恵まれたのが一番大きかった。

皆が、俺を信頼してくれて
俺も、皆を信頼していたから。


魔王を倒せたのも当然嬉しかったけど。
“この4人で”倒せたことが、何より嬉しかった。*]
 
(51) 2022/09/14(Wed) 23:25:52
勇者 アスベル・レイフェルスは、メモを貼った。
(a5) 2022/09/14(Wed) 23:32:05

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音



 あ、辰沙おはよ。>>47

 ん?大丈夫だよ、もう起きてるから。


[ 眠気覚ましも兼ねて
 ぶんぶんと両手を振り回してみせる。 ]


 まーなんていうかね。
 ちょっと懐かしい夢を見たんだ。


[ 言いながら、彼の顔を見上げる。

 あの頃に比べたら、ずいぶん感情豊かになったなぁと思う。
 少なくとも、全く喜怒哀楽を表に出そうとしなかった頃より
 わたしは、今のほうがいいなぁと思ってしまうのだけど。


 とはいえ、彼がわたしに向ける視線を見る限り
 彼にとってわたしは「頼りないご主人様」
 って奴なんだろうなぁと思うわけです。
 …いや、間違ってはいないのだけど。
 もうちょっと、こう。
 尊敬されたい気持ちもあるんですが。 ]
(52) 2022/09/14(Wed) 23:37:52

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音



 あ、そうだね。
 そろそろキッチンも空く頃だろうし。


[ この学生寮は平日は朝夕食事付、
 土曜日は事前に希望があった人のみ食事付だけれど
 日曜日は全員、自分で食事を用意することになってる。

 休日の食事事情はさまざまだ。
 持ち込んだレトルトで済ませようとする人もいれば
 門限とお小遣いの範囲内で外で済ませる人もいる。
 しかしそれ以上に多いのは、土日の食事を
 自炊するという派だった。
 有難いことに土日朝から正午にかけては
 キッチンに置かれた炊飯器にご飯が用意されているし
 寮の各個室にはミニサイズの冷蔵庫が
 設置されているので食材を置くのにも困らない。
 かくいうわたしも、自炊派の一人で。 ]
(53) 2022/09/14(Wed) 23:38:22

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音



 ちょっと待っててね。
 すぐに用意してくるから。
 あ、お皿とお椀とランチョンマット出しておいてほしいな。


[ スウェットの上着を羽織って、スリッパを履く。
 持ち込みの電気ケトルのスイッチを入れると
 フライパンと食材とラップを手に部屋を後にした。 ]*
(54) 2022/09/14(Wed) 23:39:03

【人】 妖もどき 辰沙



 なつかしい…?
 って、あ。


[ 首を傾げる間もなく、僕の『ご主人様』である彼女は
 慌ただしく部屋を出ていった>>54 ]


 ……。


[ ふぅ、とため息一つ吐いて気持ちを切り替える。
 あまり彼女のペースに引っ張られると余計疲弊してしまうから。 ]
(55) 2022/09/14(Wed) 23:41:36

【人】 妖もどき 辰沙

[ 部屋に備え付けの戸棚から
 彼女に言われた通りの品物を取り出すと
 部屋の中央に置かれたローテーブルに並べていく。


 赤地にノルディック柄の刺繍が施されたランチョンマットが
 彼女のもの。
 藍色に七宝柄の差し子模様のランチョンマットが僕のもの。


 …僕に食事はいらないと、彼女には何度か伝えたけれど。
 それでも、彼女は料理をするとき、いつも二人分を用意する。
 昔、初めて出逢ったときから、ずっと。]
(56) 2022/09/14(Wed) 23:43:10

【人】 妖もどき 辰沙



 「ご飯は独りで食べるより、
 誰かと一緒に食べたほうがおいしいんだもの」


[ ……そう、満面の笑みで言われては、
 断るなんて、できるわけがない。]
(57) 2022/09/14(Wed) 23:43:49

【人】 妖もどき 辰沙

[ そのうえに皿とお椀をそれぞれ並べたところで、
 電気ケトルから湯が沸いたと知らせる音が鳴り響いた。
 ふと思い立って冷蔵庫を開けると、
 タッパーからラップに包まれた玉を二つ取り出す。


 それぞれのお椀に味噌玉を一つずつ入れると
 そこにゆっくりケトルでお湯を注いでいく。


 湯を注ぐ毎に柔らかな湯気と香りが溢れ出して、
 瞬く間に即席の味噌汁が出来上がる。
 今日の味噌汁は長葱と油揚げ、そしてわかめ入りのようだ。



 ……そうして味噌汁が出来上がったところで、
 少し慌ただしく、ドアを叩く音がした。 ]*
(58) 2022/09/14(Wed) 23:44:45

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音




 ただいまー。
 

[ てしてしと、近所迷惑にならない範囲で
 ドアに体当たりをしていれば、彼がドアを開けてくれただろう。 ]


 あ、お味噌汁作ってくれたんだ。
 辰沙ありがとう!


[ テーブルの上で柔らかな湯気を立てるお椀を見て
 彼にお礼をいう。

 なんだかんだ言っても、彼は面倒見が良くて優しい。
彼が___だなんて言われても信じられないくらいには。
 ]
(59) 2022/09/14(Wed) 23:47:31

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音



 っと、お待たせしてごめんね。
 温かいうちに食べよう。


[ テーブルにラップで包んだおにぎりを置くと
 フライパンを傾けて、お皿に中身を移していく。

 千切りキャベツで囲って焼いた
 巣ごもり風味の目玉焼きとたこさんウィンナー。
 最後に冷蔵庫から取り出したミニトマトを添えてワンプレート。
 それにおにぎりと、手作りのインスタント味噌汁を添えて
 本日の朝ご飯の出来上がり。  ]


 よし、できた!
 ほら、辰沙も座って。


[ 彼の衣服(?)を引っ張って反対側に座ってもらえば。 ]
(60) 2022/09/14(Wed) 23:48:09

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音



 ―――いただきます。


[ 両手を添えて、一礼と共に感謝の言葉。


 食事というのは『命を繋ぐ行為』なんだって、
 まだわたしが小さい頃、誰かが言っていたような気がする。
 それが誰だったかは覚えてないけど、
 でも、とてもそれは大切なことだとわたしも思う。


 食べ物を口にすることで、自分の命を未来へと繋ぎ。
 肉でも魚でも野菜でも果物でも、それを口にすることで
 かつて命だったものとの縁というものが生まれ、
 それを食卓に届けてくれた名前も知らない沢山の人たちと繋がり、
 そして、一緒に食事をする誰かと絆が生まれる。

 うん。
 やっぱり食事って『自分以外の誰かと繋がる』ための行為なんだと思う。 ]
(61) 2022/09/14(Wed) 23:49:10

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音



 どうかなぁ、辰沙。
 今日のご飯、結構うまくできたつもりなんだけど。


[ 誰かに美味しいと想ってもらいたいな、なんて
 そう考えてしまうのも、悪いことではないよね。 ]
(62) 2022/09/14(Wed) 23:49:43

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

[ あ、そうだ。 ]
 
 
 今日はさ、デートって奴をしたいなーって思って。

 この学校に入学して半年くらいになるけど、
 そのあいだずっと学校と寮の往復と『社会見学』ばっかりで
 どこかに遊びに行くことって殆どなかったじゃない?
 
 
 だから、外に出て街歩きをしてみたいなって。
 せっかく半年もここにいるのに、
 わたしたち街のことあまりよく知らないじゃない。
(63) 2022/09/14(Wed) 23:56:38

【人】 落ちこぼれ退魔師 渡守 理音

[ で。 ]
 
 
 辰沙にも一緒にきてほしいな、って。
 

 君も知ってるけどわたし、落ちこぼれだしぼっちだし、
 未だに友達も碌に作れてないからさ。


[ どうかな?なんて、
 つい彼の顔をまじまじと見つめながら彼の返事を待った。]*
(64) 2022/09/14(Wed) 23:57:13
 




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