人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

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【人】 上原 隆司

  律儀に法律守る奴と、守らない奴がいてなあ。
  周りが飲むからって飲んじゃう奴も少なくないぞ。
  騙されて飲むケースもあるだろうし。


[そもそも、大学の新入生が未成年とは限らない。2浪していれば二十歳である。
 ちなみに上原の初飲酒は19歳であったとか]


  自分の飲めるペース掴んでおくのは大事だからな。
  そのときは付き合おう。


[矢川がどのくらい飲めるのか、上原も興味があった。どんな好みをしているのかも。
 同じものが楽しめるかもしれないし、そうでないかもしれない。それを知る機会まで、関係が続いてほしいと思った。

 コーヒーを飲み終え、お弁当も食べ終えると、片付けを手伝って次の場所へ向かう準備を整えた]*
(76) 2021/03/07(Sun) 13:08:48

【人】 矢川 蛍

  ……そう考えると、私免許取っても良いかも。
  楽器重いし。
  普段は良くても、演奏会場に向かう時手間かも。
  要検討ですね。


[ペーパードライバーなら少し不安だけれど
 楽器を買って持ち運んで、を考えると
 都会でも使う機会はあるなと判断。
 でもこれは実際楽器を手に入れてからの生活で
 考えてみても良いかもしれない。
 世の中、無免許の人なんて沢山いるだろうし。

 気に入ったのが、のくだりには>>75
 うん! と大きく頷いたのだった。]


  じゃあ、お酒は大学合格祝いに。
  ふふ、頑張ろ〜!


[そしてそんな約束もちゃっかり取り付ける。>>76
 初めてのお酒は、大好きな人と。
 自分の恋人の隆司さんと。
 そう考えると俄然受験にやる気が湧いてきた。
 勉強ばかりにはならないだろうけど
 サボることがないよう、頑張ろう。]
(77) 2021/03/07(Sun) 14:46:22

【人】 矢川 蛍

[そんな風に泣いて、慰められてから
 私たちはどんなふうに暮らしていたのかな。
 高校最後の一年間。
 演奏会も見にきてくれたかな。
 文化祭にも来てくれたら嬉しいな。
 学校での合奏だけじゃなくて
 例えば私の部屋で一人で演奏してるところとかも
 ぜひ聞いてみてほしいし、来てほしい。
 合格して、お酒を一緒に飲んで。
 割と強い方だけど味は甘い方が好きとか。
 お弁当作りは相変わらずのはず。
 もっと隆司さんの好みに合うように頑張ったし
 時々隆司さんの部屋でも料理をするようになった。
 コンロ一口でもなんとかなるものだなって思ったけど
 やっぱり二口は欲しい、と痛感したりもして。
 収納がガラ空きだった隆司さんの食器棚に
 自分の使いたい道具や食器を増やしたりもして。

 そんな風に、わたしは。
 隆司さんとの日々を重ねて行っていた。
 変わらず、ううん、より深く
 隆司さんへの気持ちを深めていきながら。
 喧嘩した時もあったけれど
 やっぱりわたしは、隆司さんが好き。**]
(78) 2021/03/07(Sun) 20:47:16

【人】 上原 隆司

>>78矢川の高校最後の一年間。
 上原は演奏会にも文化祭にも顔を出したろうし、卒業式も見に行っただろう。
 そのときには矢川の両親に挨拶することにもなったかもしれない。

 そのうちに矢川の家に遊びに行く機会もできるだろうし、酒の味はともかく強さが同じくらいとわかれば、一緒にバーや居酒屋を巡る機会も増えただろう。
 ときには好みの酒を持ち寄って、家で一緒に晩酌もあったかもしれない。

 コンロ不足にはカセットコンロを調達して、矢川が部屋に料理をしに来てくれることを楽しんだ。

 喧嘩をすれば上原が折れることのほうが多かったかもしれない。
 譲らないときもあったかもしれないが。

 そうやって時を重ねながら、矢川と共に暮らしたいという上原の想いは強まっていくことになっただろう]**
(79) 2021/03/07(Sun) 21:17:45

【人】 矢川 蛍

[うちの親は基本的にイベントには参加しない。
 だから卒業式まで隆司さんとは合わなかったはずだ。
 事前に、隆司さんの年齢のことは話していたし
 もっと言えばプラトニックなお付き合いの事を
 話していたからか。
 お母さんの反応は穏やかなものだったけれど
 お父さんの反応は少し棘があったかもしれない。
 『君のせいでうちの卵焼きが』なんて言うから
 でも美味しいって言ってたこともバラしちゃった。
 隆司さん好みの卵焼きも、うちでは好評です。
 これからもよろしく、なんて言われたから
 ちょっと私も恥ずかしかったかな。
 セーラー服に袖を通すのも卒業式で終わり。
 これで写真撮ろう、なんておねだりもして。]
(80) 2021/03/07(Sun) 22:04:50

【人】 矢川 蛍

[お酒は梅酒が気に入ったから、
 そのうち果実酒を隆司さんの家で作ってみたり。
 梅、苺、リンゴ、柚子。
 本当はまだ成人じゃなかったし
 18で成人になっても20までは飲酒喫煙はダメとか
 移り変わる間の微妙な頃を味わいつつも
 こっそり、隆司さんとお酒を楽しんでいた。
 でもお酒を飲み過ぎると気持ち悪くはならないけど
 一度甘えたすぎて眠過ぎて、で。
 散々甘えて抱きついて擦り寄ってキスして
 しがみついたまま寝ちゃった日があったみたいだから
 外で飲む時はお酒は程々に、を貫いてる。
 ……多分家で二人で飲んでたから、
   タガが外れやすかったんだよ。たぶん。]
(81) 2021/03/07(Sun) 22:05:07

【人】 矢川 蛍

[喧嘩らしい喧嘩は、あまり覚えていないけど。
 どうしても行ってみたいテーマパークのイベントがあって
 そこに行くならせっかくだし日帰りじゃなくて
 ゆっくり泊まって遊びに行きたい、と言った時
 たしか意見が割れたんだった。

 お泊まりすること自体だったか。
 一緒の部屋か別の部屋か。
 部屋の形態か。
 その時期はどうしてもいけないと言われたのか。

 仕方がなかったり、我慢しなくちゃいけないと
 分かってても少し拗ねて不貞腐れた。
 そんな日も、あったんだ。]
(82) 2021/03/07(Sun) 22:05:27

【人】 上原 隆司

>>80卒業式の日、矢川の両親と上原は初対面であった。
 矢川父の棘のある態度に肝が冷えたものの、理由が卵焼きと知って上原は安堵しつつも苦笑した。
 今まで挨拶に行かなかったことを詫びて、改めて挨拶に向かうことになっただろう。

 矢川のセーラー服姿は他の行事のときも見たかもしれないが、高校生らしい姿の矢川と写真を撮る機会が最後と思えばすんなりと応じた。
 まだ知り合って1年しか経っていないことが不思議に思えたのもその時だった]
(83) 2021/03/07(Sun) 22:59:55

【人】 上原 隆司

[20歳未満の飲酒を強く咎める気は上原にはなくて、嗜めつつもときどきなら一緒に飲むこともあった。>>81

 上原はあまり果実酒は飲まないほうだったが、矢川が気に入り始めてから一緒に飲んでいるうちに、良さを理解し始めた。

 酔って甘える矢川は大層可愛らしかったが、外でこうなられては困るとも思った。
 恋人の可愛い姿は自分だけのものにしておきたいのが人情であろう]
(84) 2021/03/07(Sun) 23:00:24

【人】 上原 隆司

[テーマパークのイベントで泊まりの話が出たとき、意見が割れたのはその頃の仕事の状況が主な理由だった。>>82

 上原の誠実な取材と納期をきっちり守る仕事ぶりが評価されて、記事のテーマが幅広くなり始め、慣れない記事の締め切りを複数抱えていた頃だった。
 その上、ただ書くだけでなく企画を出す側にも回ることになり、新人指導まですることになって、仕事が非常に立て込んでいた。
 充実していたとも言える。

 そのイベントが2ヶ月後ならギリギリ可能だったのだが、1ヶ月後だった。それではまだ締め切りの渦中で、どうしても断るしかなかった。
 そして事情を話して謝ったのに矢川に拗ねられてしまって、上原も少々苛立ってしまったのだ。

 それでも1週間も経たないうちに仲直りはしたし、後日埋め合わせを約束して、ちゃんと実行もしたのだった]*
(85) 2021/03/07(Sun) 23:01:20

【人】 矢川 蛍

[こうして、お付き合いを続けていく中で
 そろそろ卒業間近、となってくると
 気になってくるのは次の問題だった。

 いつになったら、プロポーズしてくれるんだろう?

 お互いに耐えて、我慢してきて。
 結婚するまで、とは思っている。
 自分はもう22になった。
 そうすると隆司さんは33。
 お互いにゾロ目になったね、なんて
 誕生日の時には笑ってたっけ。

 別に、エッチしたいからじゃなくて。
 それだけじゃなくて。
 そろそろ、その言葉を待つ自分がいたりする。]
(86) 2021/03/08(Mon) 6:43:46

【人】 矢川 蛍

  隆司さん!


[きっと待ち合わせ場所に辿り着くのは
 ほんの少し、隆司さんの方が早い。
 駆け寄って自然と腕に腕を絡める。
 そんな仕草も本当に自然になってきた。
 一緒にいることが自然で当たり前。
 今日も、バレンタインのチョコを渡して
 一緒にコーヒーを飲んで。
 あのコーヒーも前よりもずっと美味しくなった。
 私の料理も、前より隆司さん好みに出来るようになった。
 そんな風に少しずつ変わっていく中で
 私自身の気持ちが昂ったこともあるけれど
 触れるだけのキスをして、ハグをして、擦り寄って。
 それで何とか耐えてきたんだ。

 ……多分きっと、今日もそう。
 あの日から私は"帰りたくない"は言わなくなって
 ただ、まだ先だよね、と自分の心を慰める。]
(87) 2021/03/08(Mon) 6:44:07

【人】 矢川 蛍

  ……それじゃ、またね。


[背伸びして、おやすみなさいのキスを。
 そうして家に帰るんだろう。
 もちろん幸せで、ずっと一緒にいたい。
 でも今日はきっと、
 いつもより少し長めのキス。**]
(88) 2021/03/08(Mon) 6:44:26

【人】 上原 隆司

[長い付き合いをしているうちに、上原が言いそびれたまま言えなくなった言葉があった。>>86

 関係が安定すればするほど、改まった話はしづらくなる。

 それでも、大学卒業をきっかけに少し進展すればとは思っていたのだが。

 なんとなく言う機会を逸しているうちに、5回目のバレンタインになった]
(89) 2021/03/08(Mon) 8:06:12

【人】 上原 隆司

[待ち合わせに着くのはいつもちょっとだけ上原が早かった。>>87
 けれど矢川も時間をしっかり守るから、待ちぼうけることなどなくて、同時に着いたこともあるくらいだった。

 どんなやりとりも、それが当たり前と言うように自然になって、長く続いた関係を物語る。

 矢川が「帰りたくない」と言うことはなくなったけれど、別れ際に名残惜しそうに見える日が少なからずあったのは、上原がそうであってほしいと思うせいだろうか]
(90) 2021/03/08(Mon) 8:06:41

【人】 上原 隆司

[デートはいつも楽しいし幸せで、だからこそ別れ際が寂しかった。
 帰したくないと思っても、帰さないわけにいかなくて、次に会う日を楽しみにして過ごした。

 ――このまま同じ家に帰って、次の日も、その次の日も隣にいてくれたら。

 別れ際、そんな風に上原が切実に思うようになってから、何年経っただろう。

 >>88いつもより少し長めのキスで、同じことを考えている気がして、上原は彼女を抱き締める腕に力を込めた]


  ……蛍、あのさ。
  卒業したら、一緒に暮らさないか。


[卒業も間近。新しい生活を始めてもおかしくない時期。
 それで、やっと。
 ここ何年か言いそびれていたことが言えたのだった]**
(91) 2021/03/08(Mon) 8:07:00

【人】 矢川 蛍

  ……! うん!


[抱きしめられて、一瞬驚いて目を瞬かせる。
 けれど紡がれた言葉に私は待ってましたとばかりに
 直ぐに返事してしまっていた。

 だって嬉しかったんだもの。
 待っていたんだもの。
 じわ、と涙が滲んだ。嬉しいのに、嬉しくて。
 ぎゅっとしがみつき返しながらの私はきっと
 いつかの日みたいに尻尾があったら
 千切れんばかりに振ってそうな喜びようだった。
 
 だって、私だってずっと一緒にいたかった。
 帰るのが寂しくてたまらなかった。
 触れ合いがキスとハグだけで切ない日もあった。
 信じていたけど、隆司さんが急な飲み会の日とかは
 ヤキモチ妬いたり寂しかったりもしたんだよ。
 気づいているかもしれないけど。
 でも、重い女になりたくなかった。
 でもいつのまにか一緒にいることが当たり前で
 ただそれだけの存在に変化するのも嫌だった。
 それが少し怖かった。いつだって。
 だから、その言葉が心底嬉しくて。]
(92) 2021/03/08(Mon) 8:44:19

【人】 矢川 蛍

  嬉しい。ずっと、そうなったら良いなって。
  待ってたから、けど……。


[でもね、ちょっとだけ気掛かりだった。
 一緒に暮らす。そう言ってはくれたけど。
 ……それって、どっちの意味かなあ。
 だから、しがみついたままそっと彼の耳元に唇を寄せて
 小さな声で質問する。]


  それって、同棲?
  ……それとも、ちがう?


[思えばあの時は急に出てきた結婚の二文字に
 ああ、結婚したら色々許されるよねって
 何だか納得してしまっていたけれど。

 同棲して、今まで通り?
 結婚するまでは、……なのかな。
 それとも結婚を前提にした同棲?
 その、子供ができたら結婚しよう、みたいな?

 ……でも、子供ができても出来なくても。
 いっそ、エッチしなくったって。]
(93) 2021/03/08(Mon) 8:44:36

【人】 矢川 蛍

  私は、……いつも隆司さんの一番そばにいられるのが
  私なら良いなあって、思ってる。


[一緒に幸せになれたらなって。
 今の私にとって、それが一番大切だから。**]
(94) 2021/03/08(Mon) 8:45:01

【人】 上原 隆司

[彼女が子犬みたいに見えたのは、そんな喜びようを上原が見たのは、ずいぶん久しぶりのことだった。>>92
 それが愛おしいのと、即答に安心したのとで、微笑んでしっかりと抱き締めた。

 が、確認するような問い>>93に、今度は上原が目を瞬いた]


  ……いきなり結婚がよかったか?
  一緒に暮らして負担がないか確かめる前に。


[たぶん負担などないとは、上原も既に思っていたけれど。
 それでも、急に何もかもが変わってしまうよりは、少しずつと思ったのだった。
 春からは彼女も働き始めるわけで]
(95) 2021/03/08(Mon) 9:16:30

【人】 上原 隆司

  期間を決めるか。
  一緒に暮らしてみて、半年とか1年とか……

  それで、この先もずっと一緒にいたいって
  気持ちが変わらなかったら。

  そのときは結婚しよう。


[気の長い話かもしれない。さらに歳を取ってしまうし。
 それでも一緒に暮らす幸せを確かなものにするために、必要なステップだと上原は思っていた。>>94

 それに。
 「子供ができたから」という結婚の仕方が、上原は好きになれなかったのだ。
 子供を言い訳にするようで。
 無計画を曝け出すようで。
 その分、相手への愛情が薄いようで。

 ちゃんと視野に入れて準備してきたもの。結婚はそういうものであってほしかった]**
(96) 2021/03/08(Mon) 9:17:02

【人】 矢川 蛍

  いきなり結婚でも、よかったの。


[こくん、と頷いてしまう。
 と言うか、あの頃は同棲の選択肢が浮かんでなかった。
 今だからこそ同棲の2文字を認識していて
 どっち? と聞けるくらいには冷静なのだ。
 それに、多分大丈夫だと思う。
 押しかけ女房みたいなところはあったけれど
 しょっちゅう家に遊びに行ってはご飯を作って
 他の家事にだって手を出し始めていたから。
 それが楽しかったから。
 期間の話になると少し眉を顰めた。]
(97) 2021/03/08(Mon) 9:32:21

【人】 矢川 蛍

  ……働き始めて。
  半年とかで苗字が変わるの、大変そうだなー?
  なんて言うのもチラッと思うけど。

  隆司さんが、子供が三人以上欲しいなら
  早い方が、良いかな。
  何人でも良いよ、なら、
  ……半年後でも、一年後でも。


[つまりは私はいつだって。
 隆司さんのタイミングもあるだろうしと
 現実的な意見を出してみたつもり。

 理由を聞かれたらちゃんと答える。
 男の人だって35を境に精子が衰えると聞いた。
 もちろん高齢でも子供を授かる人は男女問わずいるけれど
 いろんなリスクを考えたら、隆司さんだって
 そう言うのが気になるお年頃になってきているのだ。

 待たせたのは、年下の私だろうけど。
 年下は年下なりに、考えてる。
 それはまじめに隆司さんと一緒にいたいし
 子供を授かったなら嬉しいと思えるから。]
(98) 2021/03/08(Mon) 9:32:45

【人】 矢川 蛍

  私は、一人は欲しいなって。
  でも一番は、隆司さんと一緒にいたい。


[隆司さんと一緒にいられるなら、ね?**]
(99) 2021/03/08(Mon) 9:33:47

【人】 上原 隆司

  ……それは、確かになぁ。


>>98名前が変わることを言われると、その観点が無かったことに気づく。
 諸々の手続きが相当に大変なものであるらしいことは、上原も知っていた。

 それに、子供の人数も。
 上原は何人ほしいとまでは考えていなかったが、健康な子を望むのなら早いほうがいいのは知識としてはあったから]
(100) 2021/03/08(Mon) 9:42:21

【人】 上原 隆司

  待つ期間が無いほうがいいか?
  俺の都合ばかり押しつけるのも嫌だ。

  たぶん大丈夫だろうとは、俺も思ってるし。


[大丈夫でないことがあったとしても、前向きに解決できるくらいの絆があるとも思えていた。
 だから、彼女の意志を尊重したくて改めて尋ねた。

 とはいえ、仮に書類が早々に出せても、挙式となるとまた話が変わるのだろうけれど]**
(101) 2021/03/08(Mon) 9:42:48

【人】 矢川 蛍

  って言うか……。


[色々言ってはみたけれど。
 頭を軽くかきながら頬が赤くなった。
 コホン、と一つ咳払い。]


  一緒に暮らしてたら、一緒に寝たいし。
  一緒に寝てたら寝ながらぎゅーもしたいし。
  お風呂上がりとか、寝起きとか、
  これまで以上に一緒に居て、
  きっとこれまで以上に我慢になるでしょ?

  私が、我慢できるかどうかも、心配。


[ほら、今までは離れる時間があったから。
 浮気はしてないよ?
 でも、気が紛れる時間があった。クールダウン。
 変な話、自分だけでどうにかする事だって。
 でもその時間がなくなる。
 そうなって、でも我慢ばかりだったら。
 その期間が長くなったら。
 いざ結婚となった時、枯れていそう。
 もしくは我慢できなくて爆発するかも。
 そんな懸念も、まじめに伝えて。]
(102) 2021/03/08(Mon) 10:04:32

【人】 矢川 蛍

  私は、……幸せにしますよ、隆司さんのこと。
  今まで幸せにしてもらってきた分、
  もっともっと一緒に幸せになりたいから。

  子供だって直ぐ授かるかわからないし。
  できれば、……結婚、して。

  一緒に居て良いって、したいですね……。


[どうにも締まらない。
 けど、正直な本音はそこだ。
 いつだって一緒に居て当たり前の関係、家族。
 家族になりたいのだ。
 いつも当たり前にそばにいるなら、
 一緒に幸せを育てていくのなら。

 きゅ、と眉根を寄せる。
 背伸びしてまたキスをした。

 チュ、と音を立てて、うっすら唇を開く。
 ……そのまま離れても構わない。
 でも、その決意だけは知って欲しくて。**]
(103) 2021/03/08(Mon) 10:04:50

【人】 上原 隆司

  ……そうか。


[語られる切実な言葉を聞く。>>102 >>103
 気持ちだけではどうにもならない、いや、気持ちがあるからこそどうにもならない、体の問題。

 彼女の将来を閉ざさないためと耐え続けて、けれど、耐える理由もそろそろなくなる。

 それこそなし崩しになって、上原が一番避けたかったことになるのかもしれない>>96


  わかった。


[それならもう、我慢するのはやめにしよう……まだ「我慢してる」と思えているうちに。
 上原はそう思って、背伸びされてのキスで彼女の唇に少し隙間を感じたとき。

 言葉で答えようとするのを、やめた]*
(104) 2021/03/08(Mon) 10:44:33

【人】 矢川 蛍

[それから。
 今まで以上に甘えにためらいがない反面で
 丁寧に指先に触れられると赤くなってしまう。
 実際、びくっと指先が反応してしまうのだ。
 ぞくぞくとしたいけない疼きを伴って。

 指先や、手の甲をゆうるりと撫でられると
 甘く満たされたあの日を思い出して。
 あんまり不意打ちでやられると驚くから
 二人の時にして欲しい、とお願いしたり。

 互いの両親に挨拶して、部屋を探す。
 卒業を前にして入籍だけでも、と言うのは
 仕事が始まる前を意識してのもの。
 それでもお互いのよき日まで待つつもりだ。
 挨拶の時は緊張したし、
 両家の顔合わせ……なんて言うのもあったかもしれない。
 なんだか、大変だけれど、そう言うものも含めて。]


  ……しあわせ。


[ぎゅ、と彼にしがみつきながら、
 満ち足りた思いで呟いていた。**]
(105) 2021/03/09(Tue) 6:45:09
 




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