人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:  スタンリー

【人】   スタンリー

[齢二十に至るまでは馬鹿みたいに前に向かって走っているだけで良かった。
 或いは周囲に目もくれずにそうしていても許された。
 齢二十を越えると社会的な柵がついてまわりはじめ次第に身動きが取り難くなっていた。
 そして、齢三十付近ともなった今となってはそれなりに築きあげてきた地位と給与を前に社会人としての認識を確かに持っていなくてはならなくなっていた]


   はぁ、面倒くせぇ。


[車中。
 吐き捨てるようにぼやいた男はスマホを助手席へと投げ捨てた。

 結婚だ、婚活だのと催促が煩い親からのメールも嫌になる。
 何処でどう調べてきたのかは知らないがそれを勧めるようなメールや広告も嫌になる。
 何よりもそれを目当てとして連絡してくるようになった女も大概だった]
(191) 2021/07/03(Sat) 14:51:41

【人】   スタンリー

   あと教え子に手を出して捕まったって何だよ。
   バカかよ。バカだったけどな。


[そしてもう一つ。
 馬鹿だと思っていた同僚が馬鹿をして捕まったらしい。
 警察にではない。
 手を出した教え子の両親に捕まったらしい。

 男の務める大学には玉石がそれなりの率で混じっている。
 玉石にも色々とあるが何れも一教員が手を出して良いものではなく、人生終了の通知と言っても過言ではない。
 逆玉なんてものは存在しないのだ。

 男はその馬鹿に『おつかれバカ』とだけ送った後で連絡先を削除した。
 此方に飛び火はしないだろうが関連性は切っておくしかない]


   どうして好き好んで火中の栗を拾おうとするのか。
   全く理解できん。


[確かに若く綺麗な、或いは可愛い子が多い大学だがそれらは皆見えている地雷なのだ。
 わざわざ踏みにいくのは馬鹿だけで、男のように金で女を買い安全な橋を渡るが吉である。
 金で買えば後腐れもないし何よりも自分は客になれる]
(192) 2021/07/03(Sat) 14:52:02

【人】   スタンリー

[男は頭を掻くと今一度スマホを手に取った。
 映し出した表示は>>n2今日のこれからの予定を物語っていた。
 噂には聞いたことがあったが送った願望通りの女が来るかは疑わしいものだった]


   来れば良し、来なければそれはそれ。
   一回分浮いたと考えれば良いか。


[男は運転席から出るとロックを掛けてホテル内へと向かった。
此処は駐車場。
時刻は丁度十三時。
ロビーに向かいチェックインをして部屋へと向かえば相手もその内来るだろう。

エレベーターに乗り込んだ男は一度瞼を閉じ、ロビーに到着する頃にはすっかりと先程までのイラつきやメールのことを忘れることにした]
(193) 2021/07/03(Sat) 14:52:14
  スタンリーは、メモを貼った。
(a9) 2021/07/03(Sat) 15:10:22

【人】   スタンリー

―― ロビー ――

[最上級のホテルともなれば車は前に乗り付けて駐車場へ移すのは従業員に任せてロビーで待っていれば良い。
 そうしなかったのは車の運転席に自分以外の誰も座らせたくはなかったからだった。
 自分ですると伝えて駐車場に入れた後そこで暫し時間を潰したのは人目に触れないためでもあった。

 男がロビーに到着しフロントへと辿り着いたのは十三時を少し過ぎた辺りだった]


   予約をしているスタンリーだ。
   部屋は確か1101号室のはずだが。


[男は視線をフロント係の後ろへと向けた。
 そこには鍵をしまっている棚があり部屋の数も凡そ分かる。
 ただ11階を見ると番号は二つしかなく、
 続くフロント係の言葉に何か間違えたかとこめかみを擦った]
(293) 2021/07/04(Sun) 17:57:31

【人】   スタンリー

   そうか、連れは先に入っているか。
   ありがとう――。


[確認するが部屋は間違いなくスイートルームらしい。
 このレベルのホテルに泊まったことはあれどそれは安くて狭い部屋であって決して最上級の部屋ではない。

 男はカードキーを受け取ると再びこめかみを擦った。
 昔から嫌な予感がする時はそこが痛むのだ。

 エレベーターのボタンを押し、扉が開く迄の間も。
 中に乗り込み十一階へと殆ど重力を感じることもなく運ばれる間も。
 軽やかな音と共に扉が開き誰もいない通路に足を踏み入れた今も――]
(294) 2021/07/04(Sun) 17:57:41

【人】   スタンリー

   ……何だ。化かされているのか。


[男はしきりにこめかみを擦ったままだった。

 男は廊下を歩く。
 カツリ、カツリ。
 革靴と床の合わさる音が人気のない通路に響く。

 男が歩みを止めたのは1101と銘打たれた扉の前のことだ。
 大きく息を吸い、深く吐き出すと男は手に持っていたカードキーを扉にかざした。

 ロックが外れる音がする。
 ノブに手を掛けて扉を開き、中に視線を向けると見たこともないような豪奢な調度品があちらこちらに用意された部屋があり。
 男はその場で中の様子を伺っていたがお連れ様と言われていた相手はそこから見えたろうか*]
(295) 2021/07/04(Sun) 17:57:47

【人】   スタンリー

―― 1101号室 ――

[男は部屋の入り口に立ちっぱなしであった。
 >>296その場所からでも部屋が広いのはすぐに分かる。
 外から差し込む日差しは未だに高いままで普段女を買い呼び出すようなホテルとは格が違うのは目に見えて明らかだった。
 こうした場所には相応しい者が泊まるもので少なくとも男の場合は今はまだ少し早い。
 今の大学ならば准教授にでもなれば相応となりそうだが――]


   良い香りがするな。


>>297微かに漂ってくるのは紅茶の香りだろう。
 つまり部屋に相応しい者が相応しい行いをしている、と。
 男はそう認識し一歩部屋の中へと足を踏み入れ、立ち止まった。

 立ち止まった理由は他でもない。
 >>298視界の中で微笑みかけてくる女――子が一人。
 それは顔も名前も、無論のことその家格も知っている者であり成績や筆跡、授業態度までも把握していた手を出しては社会的に死ぬ大学の地雷の一人だった。

 即ち――男自身の生徒である]
(305) 2021/07/04(Sun) 19:41:40

【人】   スタンリー

   ……あ、ああ。
   こんにちは。


[男は産まれて初めて眩暈を感じていた。
 こめかみを擦るが其処に違和感は既になく。
 その原因は既に目前に存在していた。

 そして彼方どうやらは気づいてはいないらしく、
 甲斐甲斐しく世話を焼こうとしてくれる]


   廣岡君。上着は頼むが少し待っていてくれるか。
   紅茶は好きだ、ただ猫舌だから熱いのは飲めない。


[男は"先生"の様に伝えると白のジャケットを脱ぎ渡した。

 後、一歩後ずさると扉を一度閉めて部屋番号を確認する]
(306) 2021/07/04(Sun) 19:41:54

【人】   スタンリー

   1101号……間違いない。
   送られてきたメッセージも……合っている。


[男は静寂が広がる通路の中を進みエレベーターに乗り込むとロビーへと向かった。
 フロントに掛け合い鍵が間違っていないかを確認し、何もかも間違っておらず合っていることを確認するとその場で暫く瞼を閉じ、瞼を開いた後はフロントに礼を述べてから平静を装い部屋の前に戻った]


   落ち着け、此処では教員ではない。
   偶々偶然稀に見る確率で同じ部屋になった。
   それだけだ。


[男は再び扉の鍵を開けた。
 今度は立ち止まることなく部屋の中に入り――。

 ジャケットに名刺入れなど律儀に入れていたり、
 星条 一と名が分かるようになっていたがそれに気づかぬまま]


   ただいま。
   ――と、今日一日の連れ……で合ってるか?


[廣岡 珠莉の姿を探し近づくと今一度、本人に確認の声をかけた*]
(307) 2021/07/04(Sun) 19:42:02

【人】   スタンリー

[男の記憶力はそれなりだった。
 それなりにあったからこそ今の仕事をできていると言っても良い。

 かなり前、廣岡珠莉が講義を受けていたのは彼女が入学したばかりの前期にある基礎講義だった。
 入学したてで多数が浮かれ気分の生徒たち。
 真面目に講義を聞いているかはわからないが男は淡々と役目をこなしていた。
 生徒から見ると一時だけの講師でしかなかったろう。
 ただ、教壇から見上げると意外と生徒の表情までもわかるもので、それなりにある記憶力が災いしてか前期が終わる頃には全員の名前を覚えていてその中の一人が彼女だった。

 記憶されているならば、そう。
 単位を落とされやすい講義だった、であろうか]
(343) 2021/07/05(Mon) 12:05:25

【人】   スタンリー

[部屋に戻りソファに座る姿に男は小さく吐息を漏らした。
 未だに座っているということは思い出していないか、思い出しても受け入れているか、だが]


   少し忘れ物をしたんだ。


[真っ直ぐに見つめてくる視線を受け入れ瞳を見つめ返す。
 表情がわかりやすい子そうである、と不安そうな表情に首を横に振って見せた]
(344) 2021/07/05(Mon) 12:05:50

【人】   スタンリー

   それはない。
   願望通りの相手、ではあるからな。
   これ以上にない程に。


[男が送った願望には若くて可愛い或いは綺麗な女という一文があった。
 それ以外の部分に関しても大凡願望通りではあると言える。
  一点、教え子であるということを除けば満点である。

 視線を逸らしティーコゼーや銅製のケトルを見た後で視線を彼女の手元へと。
 ソーサーにカップも恐らくは恐ろしく高い代物なのだろう。
 それに漂う香りはとても良いものだった]


   正直、俺には勿体無いくらいだ。
   あー……。


[男はこめかみを摩ると口を開いた]

   星条 一だ。
   隣良いか?

[隣と男は告げる。
 対面ではなくその位置に収まって良いかと、名前を伝えた後でも気が変わらないかを確認するために**]
(345) 2021/07/05(Mon) 12:06:24

【人】   スタンリー

[男はこめかみから手を離し項を一度撫でた。

 「さん」から「先生」へ。
 廣岡 珠莉の中で恐らくはぼんやりとしていた男の輪郭が明瞭になったのだろう。

 瞬きを繰り返す瞳に苦笑を浮かべた男は項から手を離した]



   すまない、ありがとう。



[ソファの空いた右端の席。
 男はそこへと腰を下ろし横に座る廣岡 珠莉を見た。

 先に口走った通りこれ以上要望通りの者はいないだろう。
 彼女を知っていた男だからこそそう判断することは容易い。

 付け加えるならば割と偽りであることが明白な言葉にも詮索せずに従い気遣いをする点や男の言葉で浮かべた表情は、これは男をダメにする表情だなと感じたものである。

 つまりは――]
(373) 2021/07/05(Mon) 21:09:54

【人】   スタンリー

   あー……。



[男は再び母音を伸ばした声を出す。

 此方に向けられた瞳と視線があい、見つめられながら答えに困る質問を投げかけられた。
 講義であればこうなることはあまりない。

 男は頭を掻こうと手をあげかけて、その途中で動きを止めた。
 行き場を失った手はぶらりと彷徨い最終的に自分の膝の上に落ち着いた]



   稀に……いや、それは嘘か。
   月に一度くらいだな。
   理由も聞くか?



[一夜を共にする相手なのだから疑問があるなら答えてやろうと聞き返し――]
(376) 2021/07/05(Mon) 21:13:49

【人】   スタンリー

   廣岡君は、どうなんだ。
   こういうことはよくあるのか?



[最近の大学生はそういうものなのだろうか。

 噂にはよくあることらしいと聞いていた男はその旨を確認すべく問い返した*]
(377) 2021/07/05(Mon) 21:14:21

【人】 星条 一 → スタンリー

   そうか……。



[この僅かな応答で廣岡珠莉は確かにお嬢様であると再認識できた。
 興味はあるが話をするかどうか、話をしたとしてもそれは其方の意思である、と。
 そうした教育を受けてきているのだろう。

 やり難い、男は膝の上に置いた手の指を持ち上げ小指から人差し指まで順番に膝を叩くこと三度。
 その癖に生娘めいた反応をするし、言葉を信じるならば実際に生娘らしい。

 実に見えやすく分かりやすい、踏むな危険という看板が幻視できるが同時に踏みたくなる危うさの中の艶というものが見え隠れする。

 男は天井を仰ぎ見てからかくりと首を戻した]
(440) 2021/07/06(Tue) 8:21:41

【人】 星条 一 → スタンリー

   男の教員は学校からこう言われているんだ。
   くれぐれも子女たちに手を出さないように。
   ってな。



[伸びてくる手に視線を落とし、綺麗な指先だと場違いな感想を抱きながら視線を戻せばまた此方を真っ直ぐに見つめてくる瞳があった。

 男は何度目か忘れた苦笑を浮かべた。
 真っ直ぐな瞳は世間や世界に毒されてきっていないもののようで宝石のようである。
 そうと認識すれば心の中に沸々と沸き起こる感情はあるのだ]



   だから普段は女を買って欲を吐き出すんだ。
   単位が危ないと毎年何人かは、
    色仕掛けとかしてくるやつがいてな。
   さっきも一人やられたらしい。



[懲戒免職一直線で同じ道では二度と職にありつくことはできないだろう。

 だから、と男は伸びてくる手に自身の手を重ねて取った]
(441) 2021/07/06(Tue) 8:22:05

【人】 星条 一 → スタンリー

   俺が言うのも何だがな。
   本当はこんなとこで初めてを迎えるもんじゃないぞ。
   色々と面倒くさいからな。



[処女であることが、ではないが面倒くさくなる要因は多々ある]


   でもな、知りたくてきたのだろう。
   教わりにきたのだろう。
   で、俺がダメなら別の奴のとこに行きそうだ。
   良い、俺が全部、珠莉君に教えてやる。
   ただ途中ではやめてやれんからな?


[今度は此方から真っ直ぐに見つめて、氏ではなく名で呼び伝える。
 先生であれば名で呼ぶことはないのだが聡い彼女は気づいてくれるのだろうか**]
(442) 2021/07/06(Tue) 8:23:53

【人】 星条 一 → スタンリー

[廣岡 珠莉は確かに聡い答えを返してくれる。
 意に沿った応えに浮かべた笑みはどこかしら満足そうに見えるもので続く言葉にもそれは表れていた。

 男はその答えに一先ずの満足をすることにした。
 災難であるし現段階で既に数え役満ではあったが二人だけの秘密を共有する――共犯関係になるのは悪くはなかった。
 ただ自身がこれから教え子を抱くという事実は変わらない]
(462) 2021/07/06(Tue) 20:04:17

【人】 星条 一 → スタンリー

   それならば結構だ。


[重なる手。
 男は先に触れた手を握った。

 すり寄り見上げてくる仕草は一体どこで覚えてくるのだろうか。
 それは確かに男を誘う動きで女の体躯を武器としたものだ。

 男は別の意味で空いている手で一度こめかみを擦った]



   なるべく優しくはする。
   が――女の初めては人によるが痛いらしいぞ。


[どうやっても痛みは出るかもしれないことくらいは知っていよう。
 恐らく多くはその際の反応や対応が面倒だと――それは遊ぶ者からの視点ではそうなのだろうが――]


   何もかもが、初めてか。


[男はこめかみに触れていた手を珠莉へと伸ばした。
 長く柔らかな黒髪。
 その横髪に触れると一房を手に取り耳へと掛け露出した耳に触れる]
(466) 2021/07/06(Tue) 20:17:36

【人】 星条 一 → スタンリー

   先ずはこうして触れ合うことだ。
   キスから入ったり、いきなり始めるのはない。


[時間がないならそうする場合もあるが恐らく珠莉が望んでいるのはそうした類のものではないだろう。

 男は身体を傾け距離を縮める。
 縮めながら耳朶から指を滑らせて細く白い首筋を撫でていく]


   珠莉君も俺に触れてみると良い。
   それもしたことがないんだろう?


[男は更にと身体を近づけ、軽く触れる程度に身体を接した。
 重ねた手を軽く引いて握った手を自分の胸元へと導き、そこへと触れさせるとそれなりに鍛えた大胸筋は服越しにでも分かるだろう。
 女とは異なる男の身体。
 触れないと分からないことは沢山あると、男の手指は首筋を撫でるとそのまま大きく開いた襟から覗き触って欲しそうにしている鎖骨のなだらかな線に触れていった*]
(467) 2021/07/06(Tue) 20:26:29