人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

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ファーストキスだった時点で察しはついていたが
本当に限界暴走したとはいえ、あんなに丁寧に、
なおかつ痛くないよう最大限努力したのは初めてだった。
けれど、彼女はその痛みさえも乗り越えて今、
何をしても快感を覚えるようになっている。
それは多分、宿に泊まるたびに
彼女をベッドに寝かせるようになったから、か。
本当のところはわからないが、
魔力補給のキスを超えたものを求めているのは
お互いに確実であると見る。





『違うこともしたい』


そう耳に入ればまだ朝で良かったと心底思う。
口付けが止むこともなければ、
彼女に与える弱い刺激が強くなることもない。
けれどもそれに我慢できず彼女の手が
己の手に重なったのなら、
手を逆転させ、彼女の手を使って胸を触る。
なんて淫らだろうかと思うけれど、
そうなってしまったのはテンガン自身のせい。






そろそろかと膝での刺激をやめ、
彼女の片脚を横へ向けると下着に触れて
ぐっと中指を押し付けてみた。
太ももでは感じ取れなかった湿りが
押し付けた指には直に感じ取れ、
彼女の感度の良さに平伏しそうだ。
何度か指を押し付けたのち、ツゥっと秘裂をなぞり
彼女の様子を見ながら更に指を動かすのだった。*



[小さな声でつぶやいたおねだりは受け入れられて、
誘うように動いた手を逆手に取られる。
自身の手を大きな手が覆って、自らの手で乳房に触れる。
柔らかな弾力が跳ね返り、指の後を残すように沈んで。]


 ……ッ、ン……ぅ……


[細く喘ぐように息を吐き出した。
掌につん、と尖った先端が当たって甘い痺れが走る。
胸を覆うのは自身の手なのに、動かしているのは彼の手で。
僅かな緩急にも、ン、ン、と声を震わせた。]

[胸の愛撫に夢中になって、腿を抑える力が緩む。
彼の身体が股を割入るように押し入って、
下着越しに秘所を指先で撫でられたら、びく、と身体が跳ねた。]


 ふぁ、……ぁ、んッ……
 ……やぁ、ッ……そこぉ……


[濡れた下着越しに指が入り口をなぞる。
それだけでもまたじわりと布地を濡らすほどに湿り気を帯びた。
指に感じ入るように、瞳を伏せて淫らに腰が揺らめいていた。]




彼女の手は一回りほど小さいだろうか。
そんな彼女の手を使って彼女の感度を上げるというのは
なかなかやれるものでもなく少し優越を感じる。
優越とは違うのかもしれないが、
こういうことを彼女の体でできる男、できた男が
テンガン以外にいないということは
ある種の優越だと言えるのだろう。





シャツを脱がせても良かったけれど、
そこはやはり大きいものを着せているからか
脱がせない方がいいような気がし始め、
そうするくらいなら、と片方の胸を執拗に触っていき、
彼女が自分で触るようになってくれたら
彼女の手から離れ、もう片方の胸に彼女の手とは
しなやかさも太さも違う彼の手が這う。
耳に届いてくる小さな声にテンガンの熱も上がる。


「は、……可愛い……何でそんなに可愛いの」


唇を離せば彼女から漏れる反応。
両手がそれぞれ彼女の弱い場所を攻めているからか、
反応も可愛く、体の動きも良く、好きが溜まる。
目を伏せている姿も良く、可愛いと呟きながら
下着を撫でていた指を横に動かして、
彼女の大切な場所を隠すその布をずらし、
指を押し付けていたその秘裂を直接撫でていくことに。



[重ねた手の動きが徐々に大胆になっていく。
柔らかな膨らみを揉みしだき、尖った先端を突付けば、
幾度も甘い声が上がっていく。
彼の手が離れた後も、自身の手を緩めることなく、
くりくりと先端を押し潰しては、吐息を漏らした。

自由になった大きな手がもう一つの双丘を掴む。
自身の手の動きとは違う手つきがまた新たな快感を呼んで
顎を逸らし、胸を反らして喘いだ。]


 ……ぁ、ぁんっ、……
 テンガンの、て……あついよぉ……、ンっ……


[また可愛いと囁かれて、頬をピンクに染める。
惜しみなく注がれる愛情は、既にミンナの感情が溢れる程にいっぱいで胸がきゅう、と苦しくなる。]

[赤くなった頬を隠すように俯いて、空いた手で唇を撫でた。
小さな唇からは熱の籠もった吐息が度々溢れて、指先に熱を伝える。
愛撫される胸に、囁かれる耳に、意識を奪われていれば、
悪戯な指先がするりと布地を避けて、しとどに濡れた秘裂を撫でた。]


 ……んぁ、ッ……ぁッ、……
 そこ、……さわっちゃ、だめぇッ……


[びくんと足先が跳ねる。膝を折り曲げて秘所を隠すように倒せば、
彼の腕に腿が当たる。
弾力のある腿をすり、と腕に擦り付ける仕草は、返って誘うような形になり、言葉とは裏腹にもっと刺激を望むように動いた。]



「熱い?だってミンが可愛いから。
 まだ、もっと熱感じられるでしょ?」


彼女の胸を可愛がっていると熱いと言われ、
優しい眼差しで指を使い硬くなってきた先端を撫でた。
そうしていると、気持ちよくなっている彼女が
体をそらして、反応し始めていた。
視覚的にわかる彼女の感じ方が魅力的で仕方ない。
頬をピンクに染めているところもまた、
彼女が純粋で、男をテンガン以外に知らないことを
示しているのではないかと思うほどに可愛らしい。





「ダメなの?だって、ミンはここにもっと熱いのが
 ほしいって思ってるんでしょ?
 聞こえてくるよ、ミンが受け入れてくれる音。
 いいよ、いい。……ほら、指がすんなり入る。」


ダメ、と弱く言う彼女にそう囁いて、
ゆっくり撫でていた中指を時折くいっと挿れ、
最後はくちゅりと音を立てて指の付け根まで
挿れてしまえば、可愛いよと囁き、
顔中に口づけを落としていった。



[赤い尖りをゆるゆると撫でられて身悶える。
弱い箇所を丹念に触れられるようにされて、ふる、と弱く首を振った。
身体の奥に熱が溜まっていく。
触れる手も熱くて、どうにかなってしまいそう。]


 ……っん、……感じる……?
 ぁ、ぁっ、ん、……むねっ、きもち……


[先端を撫でる指を押し返すように尖りがぷっくりと膨れ上がる。
いつしか己で弄っていた手が疎かになり、
は、と吐息を散らして胸に視線を落とした。
彼の言葉通りに熱を感じるように、蠢く掌へと意識が集中していく。]

[耳朶の近くで囁く声が脳髄に響く。
卑猥な言葉で煽られて、かあと頬に朱が走った。

言葉と共に蠢く指が、ゆっくりと縁をなぞって
淫猥な音を立てて中に入り込んでくる。]


 ……ぁ、ぁ、やぁ、だめっ……
 ゆびっ、はいっちゃう……んぁッ……、

 ……やっ、……おと、やだぁっ……


[自らが引き出している音だというのに、
耳に届く音は酷くいやらしく響いて、思わず否定の言葉を並べ立てる。
なのに、指を含んだ中は喜ぶように蠢いて、深く沈んだ指を甘く締め付けた。]



執拗に障れば触るほど良い反応を見せる。
それは彼女が自分で触ることを疎かにしてしまうほど。
熱い吐息と視線が物語る彼女の熟れ方。
すぐにでもかじりついてしまいたいけれど
まだまだ、と言い聞かせて止まることなく可愛がる。


「ミン、自分で服脱げそう?」

もっと深く繋がろうと思った時、
邪魔になってくるかもとやっぱり思い始めて、
恥ずかしがりながらも感じている彼女に尋ねる。
彼女自身が体を曝け出す行為が恐らく淫靡。
無理やりとは言わないので、彼女が脱いでくれたなら
よくできました、と褒めてあげよう。





秘裂を撫でる行為の中でその中に隠れる秘芽も一緒に撫で。
くにっとくる反動がもっと触りたいと思わせる
不思議な箇所ではあるが、追々でも可愛がれると思い
彼の指はそのまま下へと移動していった。


「音がやだ?……それならこれでやめておこうか。
 素直になってくれたと思ったんだけど、
 俺の思い過ごしだったみたいだね。
 まだゆっくり出来るからお休み?」


彼女の言葉はそういうことではないと分かっていながらも
素直になってくれなかったことへの意地悪を。
勿論中から指は抜かれて、胸を可愛がっていた手も
そこから離れていくし、よしよしと頭を撫でたら
ベッドから抜け出そうかと体を動かしたはず。




【人】 アウローラ

―― 朝/自室にて ――

[ 鳥の声が聞こえる。 ] 
 

 ……ん。


[ 遠く小さく、囀るそれに薄らと目を開ければ
 カーテンの合間から挿し込む光が朝の訪れを告げていた。 ]
(45) 2022/05/20(Fri) 11:38:30

【人】 アウローラ


 
(朝……)


[ なんだか、頭が痛い。
 それに、何か、嫌な夢を見ていた気がする。
 昨日は、どうしてたんだっけ……?

 確か、裏庭に誰も来なくて。
 一人では中庭に行く勇気がなくて、
 それで図書館から、ダンスパーティーを見て。

 ええと、それから……。 ]
(46) 2022/05/20(Fri) 11:40:57

【人】 転生者 アウローラ

[ なにか怖くて、悪い夢を見ていたような、
 そんな記憶を辿ろうとしていたら。 

 不意に現れた、というより此方を覗きこんできた人影。>>47

 暗闇からそのまま抜け出してきたような
 黒い髪と、対照的な白皙の整った顔立ち
 そしてゆうべ見た、血のような赤い瞳。  ]
(49) 2022/05/20(Fri) 11:48:12

【人】 転生者 アウローラ


 
 …――〜〜〜〜!!
 
 
[ そのときのわたしの感情は、ちょっと言葉にならない。

 声にならない叫びと共に、
パンッと反射的に彼の頬を平手打ちした。

 うん、思い出した。
 ゆうべ、あの図書館で、わたしは……* ]
(50) 2022/05/20(Fri) 11:49:47

【人】 転生者 アウローラ

―― 回想/夜の図書館にて ――

[ 正直、訳がわからない。
 だってこんなこと、ゲームの中では起こらなかった。 ]

 
 ……。
 

[ 床に倒れ込んだまま、見上げれば。
 青みがかった光が差し込む図書室の中、
 その部屋の奥の暗がりから、此方を見下ろす赤い瞳。

 血のように赤い瞳が暗闇に浮かび上がるその光景に
 恐怖を感じてもいいはずなのに。
 不思議と、それを恐ろしいとは感じなかった。 ]
(51) 2022/05/20(Fri) 11:50:41

【人】 転生者 アウローラ


  
 ……だれか、

 
[ そこにいるの?と問うより先に、
 暗がりがほんのわずか蠢いたように見えた。

 それが巨大な生き物のように見えて
 息を呑んだのは ほんの一瞬。

 すぅ…と暗がりから現れたその人影は、
 わたしの前に膝をつくなり頬に触れて涙を拭う。 ]
 
 
 ……ッ
 
 
[ びく、と身体を震わせたのは、
 突然のことだったのもあるけれど、
 触れられたところから感じる冷たさと、

 ……なにか、内心を見透かされたような
 居心地の悪さを感じたから。 ]
(52) 2022/05/20(Fri) 11:53:03

【人】 転生者 アウローラ

[ そうして、訳が分からないあいだに
 口を閉じさせられて。>>0:187
 目を白黒させている間もなく。 ]

 
 ……!
 滅ぼしたりなんかしません!!
 
 
[ 此方が戸惑っているあいだに
 いい笑顔で告げられたその言葉>>0:190

 突然何を言い出すのだろうかこの人は。

 ううん、ひとではないのかも、しれないけど。
 
というよりさっき、聞き覚えのある言葉が
 聞こえたような気がする>>0:184
 ]
(53) 2022/05/20(Fri) 11:58:40

【人】 転生者 アウローラ

 

 ……だめですよ、そんなこと。


[ 握りしめた手を胸に添えて呟く。

 たとえこの世界がわたしを必要としていなくても、
 誰に選ばれることがなくても、たとえ愛されなくても、

 ……大好きな人たちが幸せでいられる今のこの世界を
 
彼女が懸命に紡いだであろう美しい物語を

 否定したくは、ない。 ]
(54) 2022/05/20(Fri) 12:01:09

【人】 転生者 アウローラ



 ……。


[ 胸の前で握りしめたまま、もう片方の手を添える。

 握りしめた手に痛みはない。
 だけど、視界の端に映った手は
 薄暗がりでもわかるくらい血の気もなく白く染まっていて。
 自分でも気づかないうちに、
 力を籠めすぎていたのかもしれない。

 それでも、胸に添えた手を下ろすことも、
 握りしめた手を解くこともできないまま

 わたしは、眼前の彼に向き直った。 ] 
(55) 2022/05/20(Fri) 12:02:07

【人】 転生者 アウローラ

 
 
 ……貴方が何者なのか、
 貴方が、本当に『闇の精霊』なのか
 わたしには、わかりません。
 
 
[ ぽつりと、呟いた此方の言葉は。
 だけど外の喧騒が一切掻き消えた今は、
 この仄暗い青い闇の中に、自分でも驚くほどよく響いた。
 
 さっき、このひとは『闇の精霊』と名乗っていた。

 もし、それが本当ならば、
 目の前にいる彼が、わたしの知る、
 あのゲームの中の災厄そのものだというのなら

 …わたしは、止めなければならない。
 少なくともこのまま見なかったことになんて、できない。 ]
(56) 2022/05/20(Fri) 12:05:09

【人】 転生者 アウローラ

 
 
 お願いです。
 この世界を、壊すなんてしないでください。

 ……どうか。
 
 
[ 彼女が、何年ものあいだ懸命に救おうとしてきた
 あの人たちが幸福でいられる優しい世界を。

 わたしの言葉ひとつで、 
 簡単に壊したりなんかしたくない。 ]
(57) 2022/05/20(Fri) 12:06:46

【人】 転生者 アウローラ

[ そうして立ち上がろうとしたとき ]
 
 
 ……ぁ、れ……?
 
 
[ くら、と。
 眩暈とともに、目の前の景色が歪む。
 
 ……なんだか、ひどく身体が重い。
 でも、それ以上に頭が重く、ズキズキと痛みはじめて
 眼を開けていられなくなる。 ]

 
 ―――…。
 
 
[ かくん、と膝が折れて前に倒れそうになったとき、
 再び床に倒れそうになった身体が
 ひんやりと冷たい水のようななにかに
 支えられるような感覚があった。

 眼を開けようと重い瞼に力を込めても、
 そこに見えるのは、ただ、暗闇ばかり。]
(58) 2022/05/20(Fri) 12:11:32

【人】 転生者 アウローラ

 
 
 ……。
 
 
[ なんだか、ひどく眠い。
 そういえば最近、あまり眠れてなかったな、なんて
 ぼんやりとした頭でそんなことを思う。


 でも……このままわたし、眠ってしまったら
 このひと、世界を滅ぼしてしまいやしないかしら 

 
 そんなことを、思ったとたん。
 さっきと同じく、声が聞こえてきて。

 ……。
 そのまま、闇に包まれたままわたしは意識を手離した。 ]*
(59) 2022/05/20(Fri) 12:14:08

【人】 転生者 アウローラ

―― 朝/自室にて ――

[ そうして、今に至る。 ]
 
 
 ……。
 
 
[ 昨晩のことを思い出して、息を呑む。

 いろいろと、気になることも聞きたいこともたくさんある。

 どうして、わたしの部屋にこのひとがいるのか。
 そもそも、このひとが本当にあの『闇の精霊』なのか。
 
あとこの部屋が防音仕様になってて本当によかったとか


 いつの間にか差し出されたマグカップを手に
 警戒しつつ、彼のほうへと視線を向けた。 ]*
(60) 2022/05/20(Fri) 12:16:19