人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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教師 ジャン・ヴェレーノが参加しました。

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[教鞭をとって数年。この仕事を通して分かったことがある。
教師という仕事は実に、実に面倒だ。
生徒たちの模範であれ、だが決して生徒に社会の真実を悟らせるなかれ。
それが所謂「いい教師」の条件だ。
教師としての正しさと、大人としての正しさは常に一致するとも限らない。

今の自分は若いせいかその事実をいまだ受け入れられずにいる。
答えを導くには少し思想に耽る時間が必要だった。]


   カリキュラムと授業要綱はここにまとめてあります。

   ご迷惑をおかけします。


[幸いであったのは担当科目が社会系の科目であったこと。教えるべき要点をメモすれば誰にだって授業ができる科目だ。
(最も、生徒の理解力に差を生む可能性は十二分にあり得るが)


数日の休養申請の後、他の教員たちに頭を下げる。

そんなやりとりがあったのは、ちょうどホテル『アムシェル・モーゼス』に訪れる一か月前のことだ。]**
(138) 2020/07/24(Fri) 3:42:15

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

—序章:遅れてやってきた者—

[そうして思想に耽る舞台として俺が選んだのがこのホテルというわけだが、選んだ理由と言われればちょうど俺が考えていた舞台にぴったりであったから、それぐらいだ。

高校の教師ともなると教え子に会う気まずさは小中の教師の比ではない。だからこそ高校生の近づけないこのホテルであるのだが、俺はというとさっそく問題に直面していた。]


   まさかチェックインの時間に遅刻するとは...
   俺としたことが...



[このホテル『アムシェル・モーゼス』に予約を入れたときにはチェックインを朝の9時としていたはずだが、どうだろう、もう昼だ。
どうやら俺の頭は時間という概念すら理解できないらしい。]


   すみません、遅くなって。
   予約していたジャン・ヴェレーノです。


[>>1客室係を名乗る従業員の男性に一礼する。
こんな時にもスーツ姿であれば目立ってしまうのかもしれないが、名前ですでに目立つからもう気にするだけ無駄だろう。ネクタイを緩めながらロビーに座り、ふぅと一息をつくと、イヤホンを耳に当てていつものようにお気に入りの音楽を流すのだった。]*
(139) 2020/07/24(Fri) 4:02:54
教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a38) 2020/07/24(Fri) 4:48:04

教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a39) 2020/07/24(Fri) 4:50:17

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−チェックイン−

[こんな時間に来る者はそうそういない。現に俺だって本来であればこんな時間に来るなんてことは無かったのだから。
そう思っていたのもあって、焦る様子もない彼女の姿は実に不思議だった。>>143]


   失礼。ではお言葉に甘えて。


[順番を守っていなかった事実を知り、彼女に譲ろうと思っていたがどうやら1歩遅かったようだ。ここで俺がいえいえと言ってしまえば時間の無駄が増えて誰も得しないのは自明だ。]


   いえ、休暇中なんですがね
   これがどうにも仕事着の方が落ち着くもので。

   そちらは、仕事ですか?


[手続きが終わってロビーに行くまでの間、彼女には質問を返す。白衣から察するに医療関係者や何かの研究者だろうとは思っていたが、彼女の方こそ仕事で来ているのではないかと考えたからだ。]*
(146) 2020/07/24(Fri) 8:23:00

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−灰原という生徒−

[校則というのは実に奇妙なものだ。
差別を無くそうと言っておきながら「清き学生」であることを美徳にし、時には他を認めないと言わんばかりに強要する。この排他的な美徳が既に差別であることを、教育現場の者は誰も教えはしない。

とはいえ確かにませた子供のお洒落気取りも一定数いるから、不自然な髪染め等へ見逃しはしなかった。だが.........]


   灰原。一つだけ聞かせてくれ。
   お前のその髪...

   切らないのか?切れないのか?
   それとも...切りたくないのか?


[何か事情がある者がいる事もまた確かで。そんな事情を感じさせられる者には必ず問うことにしている。それはもちろん、灰原にも。
果たしてどこまで答えてくれたのだったか。

しかし校則は校則だ。事情があるからと言ってもこちらだって見逃しはしない。

だから頭髪検査なんてものがある度俺は彼女に言っただろう。]


   ...............減点だ。


[それ以上の言及はしなかった。直せと叱ることに意味は無いのだろうと思うと、これがこちら側が最大限に譲歩出来るギリギリの判断だった。]**
(147) 2020/07/24(Fri) 8:25:20
教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a43) 2020/07/24(Fri) 8:30:51

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−ロビー>>152


   それはいいですね。
   休めるうちにめいっぱい休んで
   楽しむのも大人には必要な遊びですから。


   ただ...仕事着を着ていると仕事じゃない時くらい
   おしゃれしろとか必ず言われるので困り物です。


[なんて苦笑いを浮かべる。
まさか仕事がご臨終してるなんて俺が知るはずもないから、普通に一大プロジェクトが片付いたとかそういうものだとばかりに思っていた。>>152

私服何にすればいいか想像がつかないというのはよく分かる話だからうんうんと頷いて同意を示して]


   仕事先から直行ですか?
   ぶらり旅に近いってことでしょうか

   たまには無計画に過ごすのもいいでしょうし
   このホテルなら頼めば私服の一つや二つくらい
   用意してくれそうだ。


[肩をすくめる彼女にはそんな提案をして、ふと自己紹介を忘れていたことに気づいた]
(241) 2020/07/24(Fri) 17:13:30

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ



   あぁ...すみません、紹介が遅くなりました。
   ジャン・ヴェレーノと言います。


   よろしく。


[そう言っていつもの癖で名刺を渡しそうになるのだが、ハッと気づいて慌てて名刺入れを元に戻そう。仕事の癖というのは抜けないもので、彼女に軽く会釈をしたのならロビーで休憩してから荷物を部屋に置きに行こう]**
(242) 2020/07/24(Fri) 17:14:53

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−昔の教え子−

[灰原の答えは、学校的には正しくない答えだが、俺には彼女の方が正しいと思えた。>>148
だから彼女には、学校ってめんどくさいな、なんてため息をついた。

それでも頭髪検査の減点なんて就活はともかく進学にはほとんど影響が及ばないことを彼女に伝えなかったのは、あくまで俺が教員だったからで。

学校とは、教員とは、本当にめんどくさいものだ。]
(249) 2020/07/24(Fri) 17:57:35

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[教え子にもいろんなやつがいる。
人のことをジャンと呼びつけにする生徒がいれば「俺はお前の父親じゃねぇ」と頭に軽くチョップをかましたり、恋愛相談をされた時には俺に聞くんじゃねぇ...って思いながらも仕方ないと受けていた。

そうそう、校則といえば。灰原とは別の意味で印象的だった生徒がいた。

その生徒は絵に書いたような真面目で優秀な生徒だった。>>46
書かれた絵ではなく絵のモデルを周りの大人が見ていれば違う未来だってあったかもしれないと今でも思う。



不自然な程に固められた髪を当時は歪だと思っていたが、しかしその髪に何も言わない他の教師陣もまた歪だったんだろう。「良い教師」は「良い生徒」にいつだって甘いものだ。]
(250) 2020/07/24(Fri) 17:59:22

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[だがそんな彼女も一応頭髪検査はしなくてはならない。
教員からしたら検査するまでもなく合格なのだから楽な話だ。>>231


だが、1度だけ俺は絵に書かれた彼女に]


   成瀬、お前......
   なんだか窮屈そうだな


[そう呟いたことがあった。
それは勿論、髪のことを言ったつもりだった。]*
(252) 2020/07/24(Fri) 18:01:47

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−教え子の失踪−

[ある時、成瀬が失踪した。>>47
それが発覚したのは、確か彼女が学校に来なかったことを不思議に思った俺が彼女の両親に電話をかけたからだ。

幸いだったのが両親が感情的になることもなかったことだが。同時にそれだけ娘の失踪が堪えたのだろうとも結論をつけられた。]


   警察に捜索願いを出してください。
   こうなった以上我々の立場では限界があります。


   最近の娘さんに何かおかしな所は...


[そう聞いてもまともな情報が来なかったのは瑛が両親にも見せなかったからか。


        
両親があいつを見ていなかったからなのか?



その答えは、あいつ...瑛にしか分からないことだが。
おかしな事があったのか。俺の知る学校で優等生の成瀬瑛は既におかしくて、俺が知らないだけだったのかもしれない>>46

あいつの失踪は、俺の教師としての考え方にひどく影響を与えていたと思う。]**
(258) 2020/07/24(Fri) 18:25:13

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−現在:通路−

[荷物を置きに行く途中だ。
同じように通路を歩く姿に流石の俺も驚いて、手を離した拍子に荷物を床に落としてしまった。


      「俺は教え子の顔と名前は死んでも忘れない」と
      卒業式の度に皆伝えるようにしているが.....
      あの場にあいつはいなかったんだ。



連絡先もわからなければ警察からの連絡もなかった。それが女子生徒ともなれば犯罪に巻き込まれる確率は上がっていき、最悪の事態も考えられたから。

その元気そうな姿は、過去の不安を拭ってくれた気がした。
同時にふつふつと怒りに近い感情を覚え始めた。散々に人に心配をかけておきながら、と。
今は教師と生徒ではないから、意地悪になってもバチは当たらないはずだ。]
(259) 2020/07/24(Fri) 18:27:30

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ


   やぁ、こんにちは
   君もここに泊まるのかい?



[にっこりにこにこ。それも学校では滅多に見せないくらい歪な笑顔で威圧感を放ちながらその背中に声をかけた。>>206]**
(260) 2020/07/24(Fri) 18:29:04
教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a62) 2020/07/24(Fri) 18:38:09

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[窮屈。>>286

その言葉が示したものを見誤らなければ...。
そんな疑問を抱くことに意味などないと気づいてからは考えることをやめた。

そして、あの両親がやけに捜索を渋る...いや、正確には事実の公表を避けたがる理由が俺には検討もつかなくて。
親の言葉より軽い担任の言葉は、誰にも届きはしない。後の事は言うまでもないだろう。

学校という空間そのものが窮屈だと思ってしまった俺には、もう誰がどれだけ窮屈かも分からなくて。どうやら程度を測る感覚も麻痺してしまったらしい。

            あぁ、もちろん、髪の話だ。
            そう、結局髪の話なんだ。
]
(311) 2020/07/24(Fri) 21:03:28

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ



   そうか...もうお前も働いているのか。
   元気そうでよかったよ。

   ひさしぶりだな。


[仕事の内容なんて知りもしないから、てっきりちゃんと働いて生活できていると思って。>>292

休暇だと答える成瀬に内心では安堵を覚えていたが、過去に色々振り回してくれたのはそれはそれ、これはこれだ。]
(312) 2020/07/24(Fri) 21:05:24

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[成瀬の様子を見るとはぁ、とわざとらしくため息をついて>>292]


   お前に言いたいことは山ほどあるんだが。

   ひとまず...お前が無事でよかった。


[その山ほどの言いたいことをぐっと飲み込んで、気まずそうな笑みを浮かべる元教え子の髪型が崩れないように軽くつむじにチョップをお見舞いした。もし何か言い返されたら無言でもう1発ぶち込もう。]*
(316) 2020/07/24(Fri) 21:07:20

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ



   ………全く、世話の焼ける……。


[成瀬の心打ちを知ることもない俺はただ肩の荷が下りて気が抜けたように頭を小さく掻くだけだった。>>344
世話の焼ける教え子には何度も遭遇したが、こいつは五本指にカウントできるレベルだ。
こうして再開したからには、優等生の成瀬瑛の評価は改めよう。

それ以前に、大人になった成瀬はもはや俺が評価していい立場の人間ではないが。それにこんなプライベートな場で教師面もいかがなものかとも思った。]
(365) 2020/07/24(Fri) 23:19:23

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ



   あぁ本当にその通りだ、寿命が縮んだこっちは。
   俺の頭皮を心配するなら育毛サロンでも紹介してくれ。


[甘んじなくても受けてもらうつもりだったが、素直に食らってくれたのでこれ以上は追撃しないでおこう。>>345
心配をかけたことで一発。俺の頭皮のダメージ分で一発だ。>>346]


   積もる話もあるだろうし聞きたいこともある。
   今度暇なときにでも付き合え


[その今度がいつかはまだわからない。成瀬の仕事の都合もあるしホテルの宿泊中に時間ができるかもしれない。
いつだって構わないのだ。生きていれば話せる機会はいくらでも作れるのだから]


   とは言っても、ま、ここじゃ先生と生徒じゃないんだ。
   お互い楽しい休暇にしようぜ。

 
[そう成瀬に微笑みかけて、エレベーターの方へと向かう。部屋は確か7階だったはずだ。]**
(366) 2020/07/24(Fri) 23:22:29
教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a82) 2020/07/24(Fri) 23:26:16

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[元教え子が腹が立つくらい元気であったことが分かっただけ、ここに来た意味はあった。
そう思えば心に余裕もでき、思想に耽るほかにも色々興味がわく。

そんなわけであの後、昼間は荷物を置いてしばらくホテルの施設を見て回っていた。
いくらリゾートホテルといったってサラッと見て回るくらいならそんなに時間もかからないだろう、そんな甘い考えを持ったのは誰だ?そう、俺だ。

おかげでもう夜なのにようやく半分程度しか回っていない。挙句にシアター、カラオケルームや遊技場にはまだ足が運べていない。
(だって一人で行っても寂しいもん)


休憩とういうことで、相変わらずスーツ姿のまま外の喫煙所でリキッド式のVAPEを銜えて一服し始めた。]
(389) 2020/07/25(Sat) 3:27:45

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[立ち込める水蒸気を吸い込むと円を描くように吐き出す。こうして煙で遊んでしまうのは昔からの癖、ルーティンのようなものだ。

施設を見て回る前に成瀬が言った言葉が脳裏をよぎる。


             「もうお酒飲めるんだよ。」
>>378


考えれば当たり前のことなのだが、あいつも成長している。
あれからだいたい4年近く経ったことを今更ながらに思い出したわけだ。]
(390) 2020/07/25(Sat) 3:31:22

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ



   はぁーぁ、俺もそろそろ大人にならなきゃな…。


[なんて独り言をつぶやいてパンフレットと睨めっこする。
スタンプラリーよろしく、年甲斐もなくまだ見に行けていない施設に赤ペンで丸を付ける28歳児ジャン君の姿がそこにはあった。]**
(391) 2020/07/25(Sat) 3:33:03
教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a93) 2020/07/25(Sat) 3:35:29

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[煙で輪を作る遊びも、水蒸気をハートマークに変える悪戯も見せる人がいなければ虚しいものだ。

そうして虚しくなってしまえば喫煙所を離れた。


グレープフルーツのフレーバーがまだ口の中に残る夜。
せっかくだから蛍が放たれて美しいと言われている沢にでも行こうと思うのだが、果たして道がここで合っているのか、全くと言っていいほど自信が無い。

文字通り手探りのまま、パンフレットを時計回りにぐるぐると回しながら目的地を目指す。

道行く先からは、俺が子供の頃から好きな水のせせらぎの音が喧騒に薄汚れた耳を洗い流していく。今はその音だけが頼りだ。]
(526) 2020/07/25(Sat) 16:23:01

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[水のせせらぎに誘われて向かった先にあったのは、普段生きている現実とは切り離されたような景色、空間。
それを人は幻想的と呼ぶのだと俺が思い至るのに数秒のタイムラグがあった。

しかし、真に幻想的であったのはむしろ蛍の沢というよりはそこに居た人だと言うべきかもしれない。>>498

近づけば消えてしまう、それはまるで蜃気楼のように。
こんな夏の夕べには、白いワンピースを纏う姿がよく映える。 ]


   失礼、蛍の沢という場所はここで...合ってますか?

   ちょうどこの街に泊まりに来ているのですが
   土地勘がまるで無いもので...


[本当に蜃気楼のように思えてしまったから。
消えてしまわないように、声をかけながらゆっくりと歩を進めた]*
(527) 2020/07/25(Sat) 16:26:37
教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a121) 2020/07/25(Sat) 16:29:33

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

−蛍の沢−

[これをデートと呼ぶにはあまりに男の格好が失礼すぎるだろう。くしゃみの音の主にそんなツッコミを入れる日は多分来ない。>>581

広げた手から舞う蛍が彼女の言葉をより強く肯定する。
どうやら、目的地はここの様だ。その最奥を目指すかどうかは、休憩してから考えよう]


   .........ふぅ、迷ってなくて良かった。

   ありがとうございます。


[敬語が抜けないのは職業病のそれに近いものだ。ここでは先生ではないと言ったものの、習慣はすぐには変わらないらしい。]
(624) 2020/07/25(Sat) 22:33:39

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[くしゃみをする青年の姿とそれに優しくストールをかける姿は、微笑ましいというのが最初の感想だ。>>595


なるほど、姉弟か。
そう思えば彼の態度にも納得もいった。]


   はじめまして。
   ジャン・ヴェレーノです。


[これは警戒されていると、気づかない程無頓着ではないつもりだ。
君の思うようなことは無いのだと、俺が言うだけ無駄なのだろう。

2人に名前を名乗れば会釈をしよう。>>596>>613

聞きたいことが色々とあったのだが、彼は俺が次の口を開く前に行ってしまった。]
(625) 2020/07/25(Sat) 22:33:52

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[しばし無言の時間が過ぎる。>>618

本来この気まずい空気を打破するのが俺の仕事のはずだったが、先に静寂を破ってくれたようだ。申し訳ないと思いつつも感謝をしよう。]


   夏とはいえ夜は冷えますからね。
   程々に楽しく夜遊びをするのが賢いかもしれません。


[そう、程々に。
夜遊びに火を持ち込んだら立場上火傷どころか火だるまになる俺としては気をつけたいところだ。

だからこそ、当たり障りなくやり取りをしようと思っていたのに、お腹の鳴る音に思わず敬語が剥がれて。>>619]
(627) 2020/07/25(Sat) 22:39:25

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ


   .......えっと.........良かったら、食べるか...?


[ポケットから取り出したのはミルクチョコレート。
口寂しい時の俺の頼れるお供なのだが、余計なお世話だっただろうか。]*
(630) 2020/07/25(Sat) 22:41:54
教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。
(a145) 2020/07/25(Sat) 22:46:03

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ


   ............え?普通ポケットに入れないか?


[俺は至って真面目だと言わんばかりに、笑っている彼女とは対照的に頭には疑問符が浮かぶ。>>636

カバンを持つ習慣のない俺にとってはこのポケットが鞄の代わりなのだ。]


   一応気は遣ってるから大丈夫なはずだが...

   .........すまない、この1個以外は守れなかった...。


[彼女に差し出していた手とは反対の手で自分のポケットの中を確認するとチョコレートがあと二つ。ポケットを叩くとチョコレートがふにゃふにゃしているのがわかった。

今度から夏は鞄を持ち歩こう。]
(641) 2020/07/25(Sat) 23:10:24

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ



   あぁ、すみません、いただきます。


[いつものように話してしまったことに気づいて慌てて敬語に直すと、じゃあと鰆の西京焼きのおにぎりを受け取る。

物々交換が成立しているこの最中にも彼女の肩は震えていた。
ポケットにチョコレート...そんなにダメだったのか...。

ちなみに渡したチョコレートはこの夏に耐えきった唯一の生き残りだ。だから溶けてはいないはず。]
(642) 2020/07/25(Sat) 23:10:48

【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ

[せっかくだからここでおにぎりを食べようと一応座っていいかを尋ねた上で彼女の隣に座って。]


   そちらも、旅行ですか?


[もしかしたらさっきの弟のような青年は連れの人だったかもしれないし、(自分のことは棚に上げて)一人旅というのもすぐには想像はつかなかったから。おにぎりのラップを剥がしながらそんな月並みなことを尋ねた]*
(645) 2020/07/25(Sat) 23:11:17