人狼物語 三日月国


190 手を繋いだ、その先に

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視点:


辺見 澄香が参加しました。

【人】 辺見 澄香

[右手の薬指に嵌められたリング。

 きらきらと光を受けて輝くシルバーの色が、
 今までリングなんて付けなかった指を彩る。

 初めて先輩にもらった贈り物。
 
 それがシルバーリングだなんて、
 これ以上ないくらい嬉しくて、嬉しくて。

 指に嵌っているのを確かめるように、
 先輩の手が、硬いリング越しに指を撫でる。]
(2) 2022/12/27(Tue) 0:18:24

【人】 辺見 澄香

[先輩は知ってるのかな。

 "19歳にシルバーリングを贈られると
 その人は幸せな結婚ができる"っていうジンクス。

 正確には、それは誕生日だったかもしれないけれど。
 先輩に贈られたのなら今日が誕生日になったっていい。

 嬉しさを堪えきれなくて、
 先輩の腕の中に飛び込んで。

 今日は帰らなくてもいいんだよ。って。
 ナイショのハナシを、そっと耳元に囁く。]
(3) 2022/12/27(Tue) 0:18:39

【人】 辺見 澄香




[時間はまだ土曜日の昼下がり。
 
 今日も明日も予定は無くて。
 だから、ちょっとくらい甘えても、……いいよね?**]

 
(4) 2022/12/27(Tue) 0:19:08

【人】 辺見 澄香

[勢い余った身体を抱き留められて、
 少し、はしゃいでしまったことにはにかんだ。

 耳元に囁いたおねだりに返ってきた小さな唸り声に、
 だめだったかな?とちょっと不安になったけれど。
 了承の答えが返ってきて、ほっと緊張の糸を解いた。]


  ……よかった。


[大胆だったかな、と思うと今更恥ずかしくなって、
 俯くようにして視線を伏せる。

 だから、お返しとばかりに囁かれた言葉には。
 不意を突かれてしまった。]
(9) 2022/12/27(Tue) 22:41:26

【人】 辺見 澄香


  ……、っ 


[咄嗟に返せる言葉が出なくて、息を詰めて。
 俯いた顔を覗き込まれたら、逃げられなくなる。
 近づいてくる距離に、ぁ、と声を漏らす余裕もなく。]


  ……ん ……、


[触れ合う隙間に、小さく吐息を零してしまう。
 至近距離に思わず瞑った瞳を、薄っすらと開けば。
 間近な距離、彼の瞳に自身が映り込んだ。]
(10) 2022/12/27(Tue) 22:42:25

【人】 辺見 澄香

[さらりと、揺れる前髪が絡み合う。]


  だって、指輪を貰えるなんて、
  思ってもいなくて……。

  重い、とか。全然。そんなことないです。


[些細な不安を吹き飛ばすように首を横に揺らして、
 自身の手でもリングに触れる。
 確かな硬さを確かめながら、じわりと、
 胸に沸き起こる温かな感覚に微笑みを浮かべ。]


  先輩の『カノジョ』なんだなって、
  あらためて、実感した感じ、です……。


[物が大事なわけじゃないけれど、
 先輩の存在が常に傍にある感覚が、
 指先から伝わってくるような気がして、嬉しい。]
(11) 2022/12/27(Tue) 22:43:15

【人】 辺見 澄香

[警戒していたのは、少しの苦手意識があったから。
 苦手だと思っていたのに。
 気遣いを見せてくれたり、様子を見に来てくれたり。
 そんなことが何度か続けば、
 悪い人じゃないんだって、流石に分かる。

 気づけば姿を探していて、
 声が聞こえれば振り返って、
 笑っている姿を見れば、妙に落ち着かなくなって。
 そんな様子を気取られないように、
 ずっと距離を取るように警戒したままを装っていた。

 それが――、]
(12) 2022/12/27(Tue) 22:43:53

【人】 辺見 澄香

[両腕に囲われて、腕の中の心地よさを覚えて、
 見たこともない柔らかな表情を向けられたら、
 牽制する余裕もなくなってしまう。

 髪に、頬に、触れる唇が擽ったくも、
 全然嫌じゃなくて、寧ろ――、
 
 『もっと、』って口走りそうになって。
 不意に掛けられた声に、はっとした。]


  ……あ、えっと。
  着替えは、その。

  いきなり、パジャマとか持ってきたら、
  泊まる気十分で、引かれちゃうかな……って、
  持ってこなかったんですけど、

  
えっと……、



[その先の言葉を、言うか言うまいか躊躇って。
 言葉を切って、また俯いてしまう。*]
(13) 2022/12/27(Tue) 22:45:01

【人】 辺見 澄香

[サークル仲間としてじゃなくなって、
 二人で居る時間が増えて、お付き合いをはじめて。
 少し甘くなったように感じる先輩の声や表情に、
 まだ少し慣れなくて、ドキドキしてしまう。

 不意打ちで笑った表情が可愛くて、
 あまつさえ、『はじめて』なんて言われたら。]


  ……そう、なんですか。

  ………………、…………  
うれしい……、



[他の誰でもなく、自分が。
 理仁先輩の『はじめて』になれたことに。
 どうしようもなく嬉しくて、思わず眦が下がる。

 リングに重ねる己の手を、愛おしげに握り込んだ。]
(17) 2022/12/28(Wed) 18:44:47

【人】 辺見 澄香

[『恋人』になった先輩はとても甘くて、優しくて。
 ううん、もとから優しかったけれど。
 やっぱり付き合う前とは違う。
 
 唇を落とされる度に、ぴくりと身体が揺れる。
 反応に困って、じわじわと頬が染まって、
 でも、もっとしてもらいたくて。
 ほんのちょっとだけ擦り寄るように身じろいだ。 

 こうして距離がなくなるぐらい傍に居たら、
 心臓がもたなくて、倒れちゃいそうなのに。
 ずっと一緒にも居たいと思うから、困る。

 着替えの話も。置いていくという考えがなくて。]


  ……え、それって。


[一度きりじゃないってことで。
 また来てもいいんだってことで。]
(18) 2022/12/28(Wed) 18:44:56

【人】 辺見 澄香

[付き合うってそういうことなのに。
 先輩の言葉に今更ながらまた、実感してしまう。]


  ……じゃあ、次のお泊りの時に。
  持ってきます、ね。


[次の約束を取り付けて。
 置いてもらえるならせっかくだら新しいものにしよう。
 普段のものじゃなくてちょっと可愛いやつ。

 そう、心に決めながら、今夜のことについては。]


   あ、……お借りしてもいいんですか?
   寝るだけなら、別にこのままでも……。


[……とは言っても、多少は縒れたりするだろうから、
 着替えがあるならお借りしたいところ。]
(19) 2022/12/28(Wed) 18:46:08

【人】 辺見 澄香

[口を尖らせて文句をいう九島くんは、
 想像に易くて、くすくすと笑いを零してしまった。]


  九島くんは一回り大きいから。
  ……はい、じゃあお借りしても……、


[不意に起こった笑いと背を撫でる手に、
 気が緩んでしまって、また甘いキスを甘受して。

 そうして、耳元に落とされた言葉には。]


  
そっ
……、うじゃないですっ!

  一晩ぐらいなら、
  同じ服でも大丈夫だと思って……!


[かあ、と頬を赤らめて、ぶんぶんと首を振った。]
(20) 2022/12/28(Wed) 18:46:40

【人】 辺見 澄香


  う、……
  期待に応えられるか、分かりませんよ?


[ストレートに楽しみにしてるって言われて、
 たじろいでしまうのは、可愛さに自信がないからで。
 そりゃ、家でしか見れない姿が見てみたいって、
 考えるのは私だけじゃないんだって思うけど。

 パジャマ姿も、先輩の服を着るのも。
 期待値が高い気がして、焦ってしまう。]


  あんまり、女の子っぽい服持ってなくて。
  家では弟の服とか、たまに借りるんですけど、
 
  先輩は、弟より……ちょっと肩幅が広いかも。


[服の貸し借り、とか。
 あんまり意識してなかったけど。
 こういうのも、カノジョの特権っていうのかな?]
(23) 2022/12/28(Wed) 23:20:46

【人】 辺見 澄香

[だから、着てみたかった?って言われた時は、
 予想もしていなくて、……でも。
 着てみたくないわけじゃ、ない。


 なんだか、心の隙間を覗かれたような気分で。
 慌てたら先輩に笑われてしまって、居た堪れなくなる。

 ちなみに着ないで眠るなんて発想は、
 全く無くて、貸し借りというやりとりに。
 ちょっと浮かれてしまっていたところは認めます。

 それ以上に恥ずかしい告白も待っていたから、
 いざ、口にしてみれば。

 先輩の目が泳ぐように逸らされて。
 更に羞恥で熟れてしまった。]
(24) 2022/12/28(Wed) 23:21:23
辺見 澄香は、メモを貼った。
(a0) 2022/12/30(Fri) 12:15:52

辺見 澄香は、メモを貼った。
(a2) 2022/12/30(Fri) 20:58:31