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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a8) 2023/03/03(Fri) 7:17:46

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 本日のバックヤード ―

[あの目が回るようなボロネーゼ日和の日から時は流れ。
 今日も通し出勤で昼から『うさぎ』にいた速崎が、この店で遠藤と顔を合わせるのも、あのボロネーゼ日和以来>>7>>8だった。]


 シャミーおかえりえり〜!
 いやマジでお久だね。今日もよろしくねん。


[つい、「おはよう」でも「こんばんは」ですらもなく、「ただいま」に合わせての挨拶になってしまったが、実際そんな気分だった。
 昔と違って、今の遠藤がケータリングという形で自分の事業を構えていることは知っている(しかも今は時期が時期だ)。
 だから日が空いての「古巣」での再会に、こんな返しが自然と口を吐く。]
(35) 2023/03/03(Fri) 8:14:25

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それでつい、瑞野>>22に対しても「おかえり」が口を吐きかけた。]


 ナギーおかえ……じゃなかったおはよう!
 今日もよろしく〜!


[店長共々昼からいる身としての出迎え、というのも少しあったに違いない。多分。おそらく。
 そして瑞野のトレードマークの紺色は、いつものキャスケットではなく眼鏡のほう。
 常よりも少しだけ――なんとなく程度ではあるが――違和感を覚えたが、この時点では口に出さなかった。]
(36) 2023/03/03(Fri) 8:18:59

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、店長が今日仕入れてきたオススメ食材>>2
 季節のそれらの中から、鯛の昆布締めにカルパッチョ、豚の煮込み、といった案が早速出てくる>>18>>23
 まだ夜に向けてプレートをOpenに戻していない時間帯だからこそ、余裕をもってできる情報交換。]


 それにしても芽キャベツいいっすね……。
 それこそポークと合わせて
 バター炒めのサイドディッシュとかー。
 あ、ポークは今日のイベリコ豚じゃなくて、
 いつもの厚切りベーコンでも全然いいんだけれど。


[イベリコ豚の余りに余裕ができそうであればそれを使えるかな、という程度。
 無論、お客様からのオーダー次第でまた話は変わってくる。
 ここでは、ひとまず案を事前に共有する程度のこと。]
(37) 2023/03/03(Fri) 8:19:54

【人】 厨房担当 ゲイザー


 オレンジはねー…
 フィエちならどんな案あるかな〜。


[ここにその後輩がいたなら、魚捌きを遠藤>>18から学ぶ方が今は先だったかもしれないが、それは兎も角]


 デザートの主役にしちゃってもいいんだけど、
 それこそカルパッチョに使っちゃってもいいし、
 ポークソテーのソースでもいいんだよねー。
 そうだ、今日のカブやセロリと一緒に
 さわやかめのサラダにしちゃうとかもあるし。


[などなど、案を出せばきりがない。]
(38) 2023/03/03(Fri) 8:23:01

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、ここで口にした芽キャベツとベーコン炒め。
 ここに栗を加えれば、クリスマスの時期のサイドディッシュにもなりはするのだけれど]


 ……栗はいいや。
 寒いっていってもクリスマスは過ぎちゃってるし
 なんでもない日の料理でいいって感じだし。


[速崎はここで、御堂>>1の内心を読んだ訳ではない。ただ偶然、率直に思ったことを口に出しただけ。
 そして独り言でもあったので、特に厨房班内で共有しなくてもいい言葉でもあった。]
(39) 2023/03/03(Fri) 8:25:15

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ……そういやなんだけど。
 ナギー、今日どうしたん?


[速崎はここで、瑞野から感じた違和感について口に出す。
 未だ冷えるとはいえ、この時期に、見慣れない眼鏡。
 そこから例のアレを連想するというのは、安直ではあったかもしれないが――]


 もしかして……アレ……?
(42) 2023/03/03(Fri) 8:35:50

【人】 厨房担当 ゲイザー


 
花粉症デビューかい……?


 音はガンガンうるさくなるけど、
 空清の出力キツめにしちゃってもいいんだぜ?


[口調は大分ふざけているが、これでも速崎はわりと心配している。
 ヘイヘイフィーバーなんて他人事めいた戯言は口にせず、バックヤードやホールの空気清浄機の方をそれぞれ一瞥しながら、瑞野に一応問うていた。]
(43) 2023/03/03(Fri) 8:36:06

【人】 厨房担当 ゲイザー

[瑞野の反応がどうであれ、また店内の空気清浄機がどうなろうとも。
 速崎は食材のこと――というより単純に「ディナーの最後のほうのこと」を、ふと考えて]


 デザートは今日のオススメ的に
 オレンジ使ったオーダー増えそうだし、
 私ももうちょっと色々考えてみる。
 
チョコレートまだストック余裕あるし、ガトーショコラオレンジとか……



[もうひとりの同僚が、『うさぎ』の穴を落ちていく――もとい道を辿るまでの間の物語>>30>>31>>32は、少なくともこの時の速崎は知らない。
 知らないまま、「デザートを作れない者がいる」ことを考慮した上での言葉を、ここで口に出していた。

 こうしてブレインストーミングや仕込みが終わるうちに、店のプレートはCloseからOpenに反転する。
 さあ、今夜も『不思議の国の扉』を潜るお客様をお迎えしよう。**]
(45) 2023/03/03(Fri) 8:51:55
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a10) 2023/03/03(Fri) 8:57:02

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 本日の、開店前のバックヤード ―


 マジか。泣いてくれたかシャミー……!
 おおお〜嬉しいぜ〜! 星の導きに感謝せねば……!

[パイの中の死んだ魚ではないその人の言葉>>44に、冗談めかして泣き真似しながら告げた言葉は、「大先輩」に対してのそれではない。
 勤務当時には一応意識していた筈の先輩後輩関係は、年を経る程に、次第に呼称の上で曖昧になっていた>>0:92
 「遠藤さん」は「シャミさん」になり、やがて「シャミ」に、そして、今の通りの「シャミー」に。
 どこから呼び方が変遷したのかの記憶も、かつて「ちゃん」付けされていたゲイザーの中で曖昧になっている。

 ともあれ、そんな他愛ない挨拶から、自分では頭に過らなかった「瑞野イメチェン説」>>46にぱちりと瞬いたり。
 何はともあれ、お客様内でも花粉症者続出の件を考慮して、空気清浄機のパワーを強めたり>>47
 こうして鯛の昆布締めやポトフなどなどの仕込みを終えて、今日の夜の開店を迎えたのだった。]
(49) 2023/03/03(Fri) 9:29:07

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 少しの追憶 ―

[9年前に店の客からバイトへと転身してからの数年間は、パンクスの出で立ちの「大先輩」の姿>>0:306>>0:307を間近に見ていたものだった。

 「こんな店員さんがいる」ということに、客として来た最初の最初は流石に驚きが顔には出たけれど――。
 ランチタイムの『不思議の国』に従事するがっつりパンクスの店員さんの存在に慣れるまで、そう時間は掛からなかった。というよりその日のうちに慣れた。]
(61) 2023/03/03(Fri) 10:42:51

【人】 厨房担当 ゲイザー

[母方の祖父母が、結婚直後に数年間暮らして青春を謳歌したイギリス。その思い出話の中にパンク・ロックがあった訳ではなかったけれど――。
 輝かしき思い出の品と話とを通じて、星から星に移るみたいに璥の関心は広がり、自然とロンドン・パンクのことも知るようになる。
 ……祖父母にせよ璥にせよ、悪く言ってしまえば「イギリスかぶれ」の面も否めなかったが。

 丁度璥が10代だった時代にも、日本の都心の一部(?)で賑わっていたロリータ絡みのパンクファッションが注目を浴びていたことがあって。
 もうちょっと昔にはすごいパンクの人たちもスナップ誌にもっといっぱい載ってたんだよ、とは親戚のおばさんの言。
 「好きな姿でいていい」への期待抱くことになる>>0:259速崎璥が、『うさぎの遠藤さん』にすんなり慣れたのには、こうした背景もあったのだろう。

 そんな「遠藤さん」の髪はいつしか少しずつ伸びていき。
 「がっつり」なレザー以外のコーディネートも増えていったのだけれど。]
(62) 2023/03/03(Fri) 10:43:41

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、速崎が自己アピール欄に「英語対応可能」と書いたのは、見栄や伊達からではない。そんな見栄書いたら「英語できない」とバレた時にクビにされかねない。
 受験対策でも国際化でもなんでもなく(受験英語は確かに一通りやったが)、ただ祖父母が教えてくれた文化への親しみだけで、速崎は英会話も英文も身につけた。親しみだけでこのティーンは身につけた。
 それが結果的に、履歴書でもアピールできる程度のスキルになったというだけだが――。

 あのボロネーゼ日和のランチタイムに、その「お初」の若い客>>0:436が来たことは速崎も把握していた。
 直接応対したのは遠藤らだったが、ところどころで英語の返答が混じっていた>>0:451>>0:482のが微かに聞こえてはいた。
 英語ができるのが自分だけ――と考えていた訳では勿論なかったが、つい、そちらへと意識は向く。
 けれども日本語をきっちり喋っているのもちゃんと聞こえたから、とりあえずは日本語での受け答えでいいという判断。

 そのお初さん――美澄大河が今夜、どんな形で『Madam March Hare』に姿を見せるか。
 それについてはまだ、今はここで話すことではないだろう。*]
(63) 2023/03/03(Fri) 10:44:32

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 本日、夜開店後の『Madam March Hare』 ―


 タカノんいらっしゃいませ〜!


[早速夜の『うさぎ』の扉を潜った高野>>20に、遠藤>>48の後から、カウンター越しに挨拶を。
 なんとはなく、今日の常連さんは上機嫌な気がして、普段から明るい速崎の声にも、そんな調子の良さが少し上乗せされたのだが――]


 お、カンちゃーん! らっしゃーい!


[続いて来店してきた神田>>59>>60の――僅かに伏された瞼の動きにまでは、気付けなかった。
 高野のちょうど隣の席を選ぶその人のオーダーを聞き――。
 遠藤や他のスタッフたちの方も見やりながら、注文内容のメモを取る。]
(67) 2023/03/03(Fri) 11:03:40

【人】 厨房担当 ゲイザー



 んん……( おや? おやおやおや??)


[などと、お隣さんの高野に対して神田が告げたこと>>64に対してカウンター越しにちらっと視線を向けるも、それでも深く詮索することはしなかった。
 お客様同士のお喋りに花が咲きそうなら――それが良い雰囲気になるものであればなおのこと――下手に口は挟まないようにした。]
(70) 2023/03/03(Fri) 11:18:18

【人】 厨房担当 ゲイザー

[速崎璥は、ラジオ放送までは聞いていなかった。
 けれどもストリーミングでのドラマ配信サイト好きから講じて、音楽のストリーミング配信のアプリを開くのも日課になっていた。
 音楽配信とはいっても、特に最近の楽曲の中では、MVも一緒に流れるようなアプリもある。速崎が好んで開くのもそのアプリだ。

 ……が、この速崎璥、動画はともかく音楽は音楽として楽しもうという傾向があるようで。
 残念ながら、楽曲中の台詞>>16は聴こえていても、MV>>14>>15まではスルーしているという
制作側にとってはありがたくない
リスナーだった。

 だからすぐには、神田が話題に挙げた「離さない」>>64の真の意味には気づけない。
 ストリーミング上でそのヒット曲の台詞を聞き流していたその時には、少し引っかかったような何かもあった気がしたけれど、それもすっかり忘れてしまっていて――]
(73) 2023/03/03(Fri) 11:20:08

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……余談だが、貝沢の声、栗花落の声に対しての速崎の聞き覚えもまた、ストリーミング配信によるものだ。
 貝沢の方は音楽アプリ、栗花落の方は動画配信サイト、という違いはあったが。

 今をときめく綺羅星のごときヒットチャートも。
 今はもう解散したユニットの隠れた名曲も。
 往年の名作映画にドラマやアニメも。
 去年や今年公開されたばかりの、新人の勢い目覚ましい作品も。

 星の探索者のように、あれこれと新しいもの、旧いものをあちらこちら訪ね歩く視聴者。その最中に出会ったレコーディング上の声に、とりわけ深く関心を抱くわけではなかったけれど――。
 それでも「いいな」と思った作品をマイリストに入れて、折に触れて繰り返し再生するそんな心は、速崎にもあった。

 そんな速崎は、ストリーミング越しの声の主が三人も店に集うなんて思ってはいない(そういう可能性も考えはするなりに)。
 そのひとりである「セロ」がまさか店に通うようになっていて――しかも勝手に呼んだ「ツユリん」の愛称を密かに気に入って貰えている>>0:437なんて、知らなかったのである。**]
(79) 2023/03/03(Fri) 11:33:38
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a11) 2023/03/03(Fri) 11:40:37

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 現在:オープンキッチン ―

[「離さない」とか格好いいとか、そうした話は一先ず置いて。
 速崎は『うさぎ』の店員として、キッチンで手早く作業を進めながらも幾らかのお喋りをする。
 高いテンションで喋りまくると唾が料理に入りかねないので、聞き取りはできる程度に抑えた声量で。]


 そういえばタカノん、この前さー、
 タリアテッレの名前ちゃんと覚えててくれたの
 ちょっと嬉しかったんですよ〜。


[あの時>>0:50直接その名称を高野の口から聞いた訳ではなかったので、「覚えててくれた」という速崎の認識が正しいかは知れない。ただ少なくとも、タリアテッレが何なのか問い返されはしなかった。
 一度の説明では覚えて貰えないということ>>0:79もままあったので、密かに抱いていた嬉しさをここで告げていた。]


 今日も珍しいメニュー出しちゃうかもですけど、
 覚えて貰えるかなーかなーかな〜?
 ……美味しい、だけでも十分嬉しいんですけどね?


[そんなことを笑って告げたりもしたのだが、さて、今日の高野からのオーダーはどのようなものだったか。*]
(95) 2023/03/03(Fri) 13:19:05

【人】 厨房担当 ゲイザー

[神田のオーダーのほうはというと、遠藤>>97が応対していた。
 ……ここで漸く、この二者の間の微妙な空気に、傍から見る側の速崎も気づく。]


 ……んーっと。
 まずはクラフトビールから、だね?
 調理とかはオレンジフリーでやっとくー。


[神田にオレンジアレルギーがあったか否かは兎も角として、混入は避けようと。
 オレンジをトレードカラーにするスタッフがオレンジを避けるという妙な発言をしながら。

 速崎自身はこうして、まるでいつも通り、といった態で厨房内を奔走していた。]
(98) 2023/03/03(Fri) 13:39:57

【人】 厨房担当 ゲイザー

[葉月>>85が夜の『うさぎ』のドアを開けた時には、ちゃんとカウンター越しに挨拶を。]


 ハヅキんいらっしゃいませ〜!
 好きな席選んでくださいねー。


[とはいつも通りに声を掛けたものの]


( ……うんん?
  なんか思いつめてる? 覚悟決めてる?
  気のせいかな。 )


[けれどこの時、速崎が笑顔を崩すことは無かった。
 今日の神田と遠藤のこともそうだが、下手に自分まで眉を下げたり辛気臭い顔をしたりする心算は無かった。
 自分の所為でもないのにそんな顔をする店員がいては、落ち着ける店>>0:330>>0:331にもなれやしない、と。]
(109) 2023/03/03(Fri) 13:56:05

【人】 厨房担当 ゲイザー



 鯛なら目出度いやつ〜とかじゃなくていいんで。
 お祭りメニューでも、なんでもない料理でも、
 どっちのオーダーでも受けつけます〜。


[ブラックボード上の本日のおすすめの一つを上げながら、オーダーを伺う。
 ドアを潜る前の葉月の記憶の中>>83>>84にあった顔が、この時この場にあったか否かとか、そんなことは速崎の頭にはなかった。**]
(110) 2023/03/03(Fri) 13:56:30

【人】 厨房担当 ゲイザー



 真鯛はカルパッチョにー、
 イベリコ豚は生ハムでチーズ巻きー、ですね。
 かしこまりました〜


[葉月>>112からのオーダーを復唱しながら、オーケー、と
 なおイベリコ豚は脂の乗った生肉だけでなく、生ハムの方もストックがある、と速崎は確認していた。]


 あ、チーズのリクエストあったら言ってくださいね。
 各種チェダーとモッツァレラ、カマンベール、
 パルミジャーノとゴルゴンゾーラ……とかとか。


[ここに挙げなかった種類のチーズも、キッチンやバックヤードを探してみればあるかもしれない。
 ともあれ、シェフのお任せならお任せでいい心算で、一応葉月に尋ねておく。]
(118) 2023/03/03(Fri) 14:49:04

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、葉月からなんだか「眩しいもの」「キラキラしたもの」を見るような視線を受けていたことには気づいていたが――。]


 期待しちゃいながらお待ちくださいね〜。


[嬉しそうに笑いはすれど、それ以上の表情を表さない辺り、速崎はこうした視線に慣れてしまっていたのかもしれない。

 そうしているうちに、栗栖が(そして、何故か大咲も)店のドアを潜り抜けてくる>>106>>115
 栗栖が葉月に、ちょっと抑えめに聞こえる声で挨拶するのを耳にしながら、速崎はオープンキッチンへの作業に勤しむことになる。]
(119) 2023/03/03(Fri) 14:50:48

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、その栗栖と共に店の扉を潜った、この時未だ私服姿の大咲>>107が掲げていたのは――。
 多分出勤中に栗栖と鉢合わせたのかなーとかそういう思考も、この時にはぶっ飛んでいた。]


 って、マシロんの差し入れだと……!?


[洩らした感想は、けれども、努めてテンションを上げ過ぎない抑えめの声で。
 ちょうど今日、件の店の記事を神田が仕上げていた>>58とのだとは知らぬまま、袋に記されたスイーツ店のロゴを目に留めていた。

 それから、バックヤードで『うさぎ』の仕事着に着替えた大咲>>111に]


 差し入れ、ありがと。
 仕事上がりにでも貰ってくね。
 そんでもって今日もよろしく、マシロん!


[やはりいつも通りの笑顔で、お礼と今夜の仕事始めの挨拶を。]
(124) 2023/03/03(Fri) 15:14:54

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、先程花粉症疑惑の出ていた瑞野のことだが――。
 本人はきっぱり否定する>>100も、お客様の方の花粉症事情を考えて、空調等の調整は行われることになる。
 ……厨房の担い手がアレ春の悲劇にかかってないならかかってないで一安心、ではあったのだが。]


( ……なんかあったら、でいいや。
  私が変に心配してもアレだし。 )


[キャスケットがないなりに、顔を覆うネイビーのグラスのために表情を伺いづらい今日の瑞野>>101
 少しの様子の違和感を目に留めながらも、春かぶを手にまな板に向かう料理人に対し、特にこれ以上の詮索はしなかった。]
(125) 2023/03/03(Fri) 15:17:07

【人】 厨房担当 ゲイザー

[チーズは「シェフのお任せ」、のオーダーを葉月から>>126確認した後。
 まず速崎が取り掛かるのは、真鯛のカルパッチョ。

 刺身としても提供できる今日の真鯛の、昆布締めにしたもの>>18を薄く削いでいく。
 薄くといっても、紙のように薄くはなく、ちゃんと歯ごたえが出る程度の厚さを持たせて。

 真鯛のスライスを敷きつめるのは、無地の白磁の皿。これは今日の食材がきちんと目立つようにするため。
 そして鯛の上に、薄切りにした赤タマネギや、瑞々しい新緑のスプラウトといった生野菜をあしらう。

 仕上げのドレッシングは、オリーブオイルに白ワインビネガー、更に今日の香り高いオレンジの果汁を絞って加えてから、少々の塩や粗挽きの黒胡椒で風味を整えたもの。
 盛り付けた鯛と野菜にこのドレッシングをさっとかければ、今夜限りのカルパッチョの完成だ。]
(134) 2023/03/03(Fri) 16:08:15

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それから、イベリコ豚の生ハムを、真鯛よりもさらに薄く削ぎ落す。
 「お任せ」注文のチーズであれば、一つの種類ではなく、食べ比べできるように幾つかの種類を。
 一つは、柔らかく爽やかなモッツァレラ。
 一つは、目に色鮮やかなレッドチェダー。
 さらにもう一つ、ピリッとしたゴルゴンゾーラもお試しあれ。

 生ハムにも幾らかの脂身はあれど、のんびり抓んでいるうちに乾いてしまわないよう。
 こちらの小品にも、オリーブオイルが数滴掛けられる。

 おつまみにするにも丁度いい小ぶりさの、生ハムチーズ巻き三種。
 盛り付ける器は、薄く淡く白に近い緑色に、白いデイジーの花の模様があしらわれた小皿。]
(138) 2023/03/03(Fri) 16:18:09

【人】 厨房担当 ゲイザー



 はい、ハヅキんお待たせしました〜。
 今夜の真鯛のカルパッチョ、オレンジソース風味と、
 ハモン・イベリコのチーズ巻き三種。
 ごゆーーーっくりお召し上がりくださいね〜。


[カウンター越しに葉月の元に注文の品>>134>>138を差し出すその声は、明るいながらも、さりげなく告げる程度の声量。

 いつか彼と栗栖と間で何の事件があったのか知らないなりに。
 速崎は、ふたりが交わす謝罪の行方>>129>>130>>132>>133を、見守っている。**]
(139) 2023/03/03(Fri) 16:25:55
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a18) 2023/03/03(Fri) 16:31:46

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a19) 2023/03/03(Fri) 16:44:47

【人】 厨房担当 ゲイザー



 っと、オレンジジュース生絞り、かしこまりました〜。


[葉月>>148からの追加オーダーに、速崎はいそいそと再び厨房作業へと。

 先ほどのカルパッチョのソースもそうだったが、厨房でオレンジを絞った時に「オレンジフリーゾーン」>>98に飛沫が飛んだりしないよう――。
 ジューサーを用いての生絞りの作業は、手早く見えて、実は慎重に行っている。

 粒ほどの果肉が混ざっている暖色と、店長が認めた通りの瑞々しい格別な香りが、透明なグラスを満たしていく。
 ちなみに、ここで注いでいる容器はワイングラスだ。]
(149) 2023/03/03(Fri) 17:55:24

【人】 厨房担当 ゲイザー


 はい、お待たせしました〜。
 つぶつぶまでぜひ召し上がってくださいね〜。


[追加のジュースのグラスを葉月に差し出しながら、もう一つ、言い添える。]


 ハヅキん、大事なこと、ちゃんとクリリンに
 お話しできたみたいで良かったです。
 さ、お疲れ様も兼ねて飲んじゃえ飲んじゃえ。


[先ほど葉月が栗栖に返した言葉>>146>>147までは聞き拾えず。そして今、目の前の葉月がどんな赤い顔をしていたかにも触れず。
 けれどもひそかに見守っていたことを示すように笑って告げ、ウィンクをひとつ。]
(150) 2023/03/03(Fri) 17:56:28

【人】 厨房担当 ゲイザー

[葉月と栗栖の話が完全には聞き拾えないなりに、お互いに謝ることがあったんだな、と速崎は考えていた>>139から]


 なんかさ、謝らなきゃいけないことしちゃったのに
 謝れなくて、そのままお別れして、自然消滅とか、
 そーゆーのは多分、寂しいってやつ、ですし。


[なんて、友情のこととも恋愛のこととも取れる呟きを、ウィンクの後にごく他愛なく述べつつ――。
 そうこうしているうちに、夜のお客様はあれからさらに増えていた>>117>>142。]
(155) 2023/03/03(Fri) 18:08:37