人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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視点:


【人】 高等部 ラピス

「………?」

下級生を連れて食堂に来たけれど、いつもの配膳係が見当たらない。
大きな身体が目立つ飼育委員の彼も、昨日厨房で見たばかりの実習生も。
こんなに偶然が重なるとは思えなかった。

不安げなクロノの肩に手を添えて宥めつつ。
他の生徒のトレイに食器を置いて、席まで送る。

あまり湧かない食欲に見ないふりをして、ちまちまと朝食を摂り始めるのだった。
(2) 2022/05/02(Mon) 21:28:19

【人】 高等部 ラピス

「……」

配膳を手伝いに行った同室者を見送って、同じ席の年少者の世話を焼いていた。
何かしていた方が落ち着くのは同じだった。

姿の見えない生徒の行方を無邪気に気にする子だとか、神隠しだと囃し立てる子とか、怖がる子とか。
それら一人一人を窘めたり、落ち着けたり。
言葉なく相手をして。食事の時間は進んでいく。
(8) 2022/05/02(Mon) 21:54:35
 
 その夜に琴の音は一度も鳴らず、
 頼まれていた世話を果たす先が不在な事も知らず、

 誰も居ない室内に鉢と焼き菓子は放置されたまま、
 一度も遅れた事のなかった会議は、
 連絡の取りようもないまま過ぎ去った。

──結果として、
 本来は竪琴ライアーの意味から命名された病を患う男は、
  学生時代にそう呼ばれたように「嘘つき」ライアーになった。

メモを貼った。

【人】 高等部 ラピス

ひょこ、と共有スペースに顔を出す小さな人影。
なぜか少しチョークの粉が服についている。

「!」

勉強の準備を整える同学年や、続いて現れた後輩を目にとめると少し嬉しそうな雰囲気を纏わせた。
人は多いほど楽しい。
自分も筆記具や参考書を空いたスペースに几帳面に置いて、参加の意思をアピールした。
(21) 2022/05/03(Tue) 2:03:01
誰のものでもないその部屋に、誰かの気配が残り香のようにある。
湿った、背筋の凍るような、神経に不快感を及ぼす何か。
しっかりと清掃され清潔であるように保つ努力を経てもなお、
言い様のない警鐘の残滓が僅かに空気に染み付いている。
それは朝も午前も超えて、白日が名月へと交代するほんの間際の頃だった。
そこにはもう誰もいない。

メモを貼った。

【人】 高等部 ラピス

「?」

「!」

勉強会が始まる少し前。
疎らに集まり始めた下級生を相手している。
持ってきた課題の内容を軽く見て、教科毎に適した参考書が置いてある席を指す。
後でその分野が得意な生徒もやってくるだろう。

勉強の合間につまめるお菓子類も食堂からいくつか運んできて、空いたテーブルに準備していた。
(42) 2022/05/04(Wed) 14:17:29
ラピスは、今日は黒板に公式を書いている。
(a28) 2022/05/04(Wed) 17:42:34

メモを貼った。

【人】 高等部 ラピス

「♪」

面倒見良く生徒の相手をしている同学年を見て、どこか機嫌が良さそうだ。
リアンの身体が空かない分は、ラピスが受け持っている。

中等部生に任せられるところはこちらも任せて。
わからない問題を解けた下級生と拍手で喜んだり。
言葉の代わりに公式や語句が多く並ぶ黒板を片手に、小さな授業を行っていた。
(53) 2022/05/04(Wed) 20:42:45
ラピスは、いつか学校の先生になりたい。
(a38) 2022/05/04(Wed) 20:43:37