人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

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松本志信は、津崎 徹太をはぐはぐしたぎゅむぎゅむ
(a0) 2022/09/16(Fri) 0:02:44

【人】 2年生 松本志信

─魔法が解ける時─

[これでもかってくらいみんなと一緒に作った魔法。
綺羅綺羅とくるくると、日中の空に溶けていく。
見えてなどいないと判っていても、残された二人に見えていればいいと願う。

夢から醒めて天に昇る時。
現実と混ざり合って、一瞬小泉くんと目が合った──気がした。
なんか満足した顔してた気がする。
その気持ちちょっとわかるから。
俺も最後、笑っといた。

やがて視界はどんどんと闇に飲み込まれて。
一緒にいたはずのみんなの姿も消えてしまって。
俺は俺自身の、本当の夢の中にいた。]
(7) 2022/09/16(Fri) 13:07:17

【人】 2年生 松本志信

─夢の中 >>5:89

[あの時とおんなじ夢を見ていた。
深い霧、黒い海、たった一つ浮かぶ墓。
まるで「お前はそこに入るべきだ」と手招きされているようで。

行くべきなのかな。
足を踏み出しかけた瞬間、輝く鳥が舞い降りた>>6:111
青い空にはらはら舞い散る辛夷の花。
春の初めに咲く花がその言葉を知らせるように舞っていく。
青の中に白を咲かせて。
出会いと、そして別れを示すように。

小泉くんの声が、聞こえた気がした>>6:107]

 全く、律儀だな小泉くん。

[俺が他人に甘えるの、壊滅的に下手なのなんとなくわかってるでしょ。
小泉くんがそう出来なかったみたいに。
もっと頼ってほしかったよ。
小泉くんの悩みも、話も、もっと聞きたかった。]
(8) 2022/09/16(Fri) 13:08:15

【人】 2年生 松本志信

─病院─

[優しい夢から醒めて喉に手を当てる。声はまだ出ない。
猫背でのそのそと病室を抜け出して歩き出す。

足取りは軽くない。
駆け出していきたい気持ちはあれど、色んな恐怖が残ってる。

今まで見ていた夢は、俺が都合よく見ただけの幻想かもしれない。
天使が嘘を吐いていて、実は重篤だったりするかもしれない。
あの夢が単なるつり橋効果で、目覚めたと同時に冷めているかもしれない。
言葉も、気持ちも、過ごした時間も。

全てなかったことにされてしまうかもしれない。

あの時みたいに。

津崎くんはそんなこと言わないって思いたいのに。

下らない過去の怨霊たちが心にとりつく。
化け物は化け物らしくあれと。
許されることも愛されることもないんだと。
幻聴に詰め寄られ、病室の前で足が止まって
その場で蹲ってしまった。]
(9) 2022/09/16(Fri) 13:10:57

【人】 2年生 松本志信

[同じ瞳の色の女性>>1 が俺の顔を覗き込む。
大丈夫かと問うてくれて、ご家族であろうことに気付く。
声が出ないことを何とか伝え、身振りで会いに来たことを伝えた。

大学の先輩だったとしても、年齢的におかしな歳で
見た目も爽やかとはかけ離れていたから
もしかしたら「また良くない仲間」とでも思われたかもしれない。
眉を下げ、申し訳なさそうに首を振る。

何とか面会を許されて。
夢を見たりもしてたからきっと、顔を合わせるのは最後になったんじゃねぇかな。
軽傷とはいいがたい状態の津崎くんの下に
俺はようやくたどり着いた]*
(10) 2022/09/16(Fri) 13:11:59
松本志信は、わあい撫でられる
(a4) 2022/09/16(Fri) 13:22:46

松本志信は、津崎 徹太ゆびもぐもぐちゅっちゅ、はいあーん。
(a6) 2022/09/16(Fri) 14:02:52

【人】 2年生 松本志信

─津崎くんの病室─

[美魔女と美女に許された扉の先で津崎くんは眠ってるようだった>>81
大事ないなんて天使は言ってたが。
やっぱり最後まであの夢にいただけあってか、怪我が多くて。
夢の中でお腹に傷が出来てたのも、きっとリンクしてたんだろう。
痛々し気なその身体に、気付いたら駆け寄っていた。

寝息でただ寝ていることもわかる。
屋上で見つけたときほどの恐怖や衝撃はない。
それでも、たった数歩の距離を走っていた。]

 ──、…っ

[ベッドに横になっている姿を見つめて。
そっと、髪に触れる。
折角寝ているのに、起こさなければいいんだけど]*
(82) 2022/09/17(Sat) 0:57:50

【人】 2年生 松本志信

[いつもみたいにつやつやサラサラ…ってわけじゃなくて>>97
マスクもなければ、絆創膏が貼られた頬。
薄いビニール素材越しに指先で少しだけ撫でたりもして。

お互い寂しいと思ってたと知れたら、くすぐったくもなったんだろうけど
今は眠る津崎くんの髪をただ撫でていたくて。
暫くしてうっすらと一度開かれる瞳に>>98
こちらも同じように息を吐いた。
津崎くんが帰って来て本当に「よかった」そう、思っている。
でも良かったわけじゃない、同じ天秤には乗せなくても。

しおらしさのある呟きに少しだけ笑みを溢し。]

 ………、…──。

[閉じられた瞼に、黙ってそっと唇を落とす]*
(113) 2022/09/17(Sat) 16:55:15

【人】 2年生 松本志信

[痛そうな体で起き上がろうとするから>>114
響かないようにそっと身体をベッドに押し戻す。
起きなくていいよ、の代わりに軽く首を振って。

血の味というより、消毒や薬の匂いの方が先には来るけど
俺の煙草の匂いもまあするよなってちょっと苦笑して。
謝る事じゃないし、それにも首を振る。]

 ぁ  …、たか った

[乾ききっていたはずの喉が、少しだけ音を発する。
「あいたかった」。
せめてこれだけは絶対に、声にしなければと。]

 おか、え  り、津崎く

[痛い思いはさせたくないのだけれど
可能な限り触れていたいと、優しく身を包み込む]*
(118) 2022/09/17(Sat) 17:32:25

【人】 2年生 松本志信

[小さな呻き声>>119 に身体を離せばよかったけど
一度開いた瞼の奥に、空色が滲んで見えたから離すことは出来なくて。
痛くないように、壊さないように包み込んだ。

声を聞けるのも、触れることが出来るのも、生きているから。
あんなに疎ましかった命が今あることに感謝している。
夢に見た、二度と会えなくなってしまった友の満足そうな表情。
思い出せば張り裂けるくらい胸が痛いけれど

──だから]

 おかえ、り。
 待ってた。

 ありがとう。

[最期まで、小泉くんと向き合ってくれて。
しんどかったろう、今も辛いだろう。
柔らかく、後ろ頭に回した手で撫でる。]
(120) 2022/09/17(Sat) 18:20:15

【人】 2年生 松本志信

 
 
[抱き締めた、この愛しい人を “生きる意味” に。
喪った、たった一人の友人を “生きる理由” に。
助かった、沢山の命を “生きる力” に。]

 一緒に、生きよう。

[もう、死にたいとは言わないから──]**
 
 
(121) 2022/09/17(Sat) 18:21:34
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a18) 2022/09/17(Sat) 18:32:04

【人】 2年生 松本志信

─病室・朝霞ちゃんと─

[暫く津崎くんの部屋で過ごしてのそのそと帰ったあと。
松葉杖をついて朝霞ちゃんがやってきた>>125
俺より幾分重症にも思えるが─俺はもう声は出るようになってたし─
どうしたのかとドアを開けて。]

 ん、どした?

[とはいえまだ声はちょっとガラガラだ。
軽く首を傾げて、部屋の中へと促した]*
(129) 2022/09/17(Sat) 19:08:26

【人】 2年生 松本志信

─病室・朝霞ちゃんと>>130

 ん。

[驚きの後に微笑まれて「会えたんですね」なんて言われたら。
ちょっと照れくさそうにして、頬を掻く。
─そう、俺は津崎くんの気持ちも朝霞ちゃんの恋心も知らないから─]

 っと、用があったんじゃねぇのか?

[いいのか? と首を傾げて。
でもまあ、今すぐに話さなきゃならないことでもない気もする。
確かに、俺たちはこんな事故の後。
一分一秒後に何が起こるかはわからないと体感したばっかりではあるけれど。
後回しではなくて、未来のための約束があったっていい。
今は、そう思えるから。]

 んじゃあ、また今度。
 病院とかじゃなくて、ゆっくり話せる時に、話そうぜ。

[喉もしっかり元に戻ったらな]**
(147) 2022/09/18(Sun) 0:04:03

【人】 2年生 松本志信

─津崎くんの病室─

[自分でも知らない間に、気を張り詰めてたんだろう>>134
こんなこと言われたら津崎くんは拗ねちゃうかもしれないけど
“そう”じゃないかって、思ってた。

いつもドライで、適当にしていてそうで。
実はそんなことなんてなくて。
俺が知ってる津崎くんは意外に繊細で気にしいで
だからきっと小泉くんのこと
口や態度では軽く見せていても、重く、重く受け止めていると思う。

死に直面するのは、きっと二度だ。
小泉くんの時と、──俺が屋上から落ちた時。
ナイフで切りつけた時も入れれば三回かもしれない。
どんな気持ちで走って来てくれたのか。
今なら、わかる気がするから。

肩口に染みこむ涙に、縋り付く手に、ぎゅうと締め付けられる。]
(148) 2022/09/18(Sun) 0:39:25

【人】 2年生 松本志信

 うん。

[小泉くんは逝ってしまった。
もう二度と会うことは出来ない。悲しいね。
俺達は死に別たれたくないね。

ごめんね、辛い思いをさせて。
本当に今更だけど「生きたい」って思ってもいいかな。
この生き辛い、不条理な世界でも。
君がいれば生きていける気がするんだ。]

 約束する。
 約束は、破ったこたねぇだろ?

 一緒に生きよう。
 ずっと傍にいるから。
 きつい時も、しんどい時も、嬉しい時も、楽しい時も。

[まるでプロポーズみてぇだな。
泣き疲れて津崎くんが眠るまで、ずっとずっと抱き締めていた]*
(149) 2022/09/18(Sun) 0:40:49
2年生 松本志信は、メモを貼った。
(a24) 2022/09/18(Sun) 0:49:40

【人】 2年生 松本志信

─喫煙所─

[あれから少し経ってからのこと。
確かに一つ失った、けれど無常に流れていく時間の中で
いつも通り>>150 俺はそこにいた。
重いタールの煙を吐き出し、杖つく足音に振り返る。]

 ん、よっすよっす。

[ひらっと手を振るのもいつもの動作。
声ももうすっかり元に戻った、けど。
煙草の火を早めに消したのは、あれから少し変わったこと。

座る津崎くんから聞かされる言葉に、少し目を丸くして。
前に夢の中で聞いた国の名前。]

 ばーちゃんとこ、か。

[うーん、と軽く唸って傍による。
その異国交じりの瞳を覗き込んで]
(151) 2022/09/18(Sun) 1:35:01

【人】 2年生 松本志信

 ん、え?

[一瞬さすがに理解できずに>>153
理解するのに数秒は使ったが、また一人で向き合うのかと
少しだけ押し黙って。]

 ………ん、わかった。
 こう見えて待つのは得意だからな。
 いくらでも待っててやる。

[腕を軽く広げたら、身体を預けてはくれるだろうか。]
(154) 2022/09/18(Sun) 2:13:15

【人】 2年生 松本志信

 お、おう。
 なんか…いや、うん、緊張すんな。
 綺麗な景色はめちゃくちゃ見てぇけど。

[紹介したい>>155 なんて言われてしまうと途端に緊張してしまって。
左右に揺らすリズムより少しばかり鼓動も早くなってたかもしれない。
預けられた頭に指先を伸ばし、髪に絡めて]
(166) 2022/09/18(Sun) 10:05:46

【人】 2年生 松本志信

 
 っ、え、一週間以内…
 いやいやいや、え、
一緒に住むのか!!?


[荷物なんて対してないし引越しはまあ出来るけど…じゃなくて
まさか一緒に住むなんて所までは頭が回ってなかったわけで。
それはもうつまり同棲になるわけで。
いくら俺が魔法使い候補生でも無防備過ぎやしませんかね]*
(167) 2022/09/18(Sun) 10:07:33

【人】 2年生 松本志信

 
 えっ、嫌とかではなくてだねぇ!?
 そりゃ嬉しいんだけども…よ…?

[誰かとお付き合いなんてした事さえないんだぞ。
くっつく身体はドコドコ鼓動を速くしてる。
まあ伝わっちゃうだろう、情けないっつか恥ずかしいっつか。]

 いいのか?
 寝顔とかも見ちゃうし、同じ飯一緒に食うし
 同じシャンプーの匂いとかしちゃうんだぞ?
 …そんなん…ちゅーとかじゃ終われんかもしれんぞ?

[とか言ってる顔はまあ赤いわけだけれども]*
(169) 2022/09/18(Sun) 10:28:42

【人】 2年生 松本志信

[シャンプーはダメなのね、把握。
じゃなくて、ああ、もう。]

 わかった、一週間以内に引っ越しね。
 津崎くん。

[珍しく真面目な表情で顔を覗き込み。]
(171) 2022/09/18(Sun) 10:45:41

【人】 2年生 松本志信

[ご家族公認。
なんだかんだ最初は胡散臭がられたけど、お母様には伝わってたみたいだし。
嫌悪の目で見られなかったのは本当にありがたかった。]

 んおっ、つ。

[よろけるの>>177 を見ればそりゃあ駆け寄るのは必然で。
天使が「大事ない」とはいえど、相当な大事なわけで。
駆け寄って支えるように腰に手を回せば、赤い顔も見えて。]

 ん? 津崎くん、熱ない?

[大丈夫か確かめるのに、額に手を伸ばして確かめる]*
(180) 2022/09/18(Sun) 14:12:23

【人】 2年生 松本志信

[手のひらは弱く拒否される>>184
熱は無い…って言う割には顔は赤いし。
そこそこ熱かったと思うけど。]

 んん?

 ………はぁーん。

[恨めしそうな目と撤回の言葉に一度首を傾げるも。
「さては照れてんなこれ」って気が付いてしまった。
ひょこひょこ歩き出す姿に少し笑むと、近寄って]

 肩ぐらい貸すぜ?
 あと、ほら。
 津崎くんち知らねぇから教えてよ。

[荷物の運び先、今日にでも知っとかねぇとな?]*
(198) 2022/09/18(Sun) 18:53:41

【人】 2年生 松本志信

[肩を貸すのは断られてしまったが>>199
歩いてそんなに離れてないと思いたい。
じゃなけりゃこの距離歩いたの買って心配の方が勝るから。

歩いてる間はたまに津崎くんを見たり。
たまに「手貸す?」って言って断られたり。
そんなこんなしてたら家に着いた。]

 ここ?

[さて、ついたはいいが。
中まで招かれるや否や。
じっと見つめてみる]*
(200) 2022/09/18(Sun) 19:18:45

【人】 2年生 松本志信

 別に狭いのは……っていや、広いよ。

[マンションの最上階>>201
ちょっと高いななんて、すっかり高い所は怖くなっちゃったけど。
招かれた部屋は世間ではどう評価される広さか知らないが
四畳半の住人にとっては幾分快適な広さだと思う。
まあ、二人で暮らすとしてもちょい狭いくらいが俺は嬉しい。]

 んや、ほとんど捨てて平気。
 大事なのは箱一つくらいで事足りるさ。

[その箱の中には知らぬうちに辛夷の花の書かれた緑色のペン>>6:107 が入っていることになるのだが
まあ、その話は後日詳しく語るとして。]

 ベッドないの意外。

[美容のためにふかふかのベッドで〜…とかはないようだ。
招かれたので床に座るとして。]
(205) 2022/09/18(Sun) 19:50:36

【人】 2年生 松本志信

 一週間以内はすげぇ無茶振りだと思ったけど
 まあ、数日で荷物は何とかなるな。

[棲んでるとこの解約とか、その辺もまあ何とかなるっしょ。
機材優先の話には、配信してたらそうなっちゃうかもねと頷くも]

 俺一人なら別に床でごろ寝でもいいけど。
 あった方がそりゃあ、身体に悪くはなさそう。
 まあ、……そうねぇ。

[“余計な”一言と憮然な態度に、ちょっと腕とか広げてみて]
(210) 2022/09/18(Sun) 20:13:33

【人】 2年生 松本志信

 そりゃなぁ、医者に言ったら怒られるぜ?
 なるべく無理はしてほしかねぇんだけども。

[広げた両手には寄せられてはくれなくて。
ちょっと虚しく誤魔化すように頬をぽりぽり掻いてはみたけども。

手を伸ばして引き寄せれば、さすがに腕の中には来てくれるだろうか。]
(226) 2022/09/18(Sun) 21:59:16

【人】 2年生 松本志信

 
 津崎くん自覚無いと思うけど、結構無理しいだかんな。

[夢の中でも幾分と無理をしていたと思ってる。
あの日、入院していた部屋で散々泣いたのもきっと
俺だけしかしらない津崎くんの姿なのだろうし。

おさまってくれた身体をしっかり抱いて気付く。
身長は津崎くんの方が少し高く見えるけど
体格は俺の方がちったぁ線が太そうだ。
別の国の血は多少華奢になるもんなんだろうか。]
(237) 2022/09/18(Sun) 23:43:15

【人】 2年生 松本志信

 だろな、俺も怖かった。
 だからもう、怖い思いはしてほしかねぇよ。

[守る、なんて大それたこと言うつもりはねぇけど。
せめて一緒にその気持ちを背負ったり分け合ったりしたい。
多分、先に逝ってしまった人もそうやって“生きる”ことを望んでるだろうから。
摺り寄せられた頭に瞳を細めて。]
(248) 2022/09/19(Mon) 0:20:47

【人】 2年生 松本志信

 あー……、…
 なんかちょっと間の抜けたこと言うかも知んねぇんだけど。
 なんか、そう思ってもらえんのって嬉しいもんだな。

[それこそ昔だったら考えられるはずのないことで。]

 一緒に生きるって約束なんだから。
 死なねぇよ。約束。

[ちょっと照れくさそうに笑った]
(254) 2022/09/19(Mon) 1:13:37

【人】 2年生 松本志信

─電話はバイトの途中で─

[それは津崎くんと暮らすのも少しだけ経った頃。
もうそろそろ、イギリスに行くって話も現実味を帯びだしたころで。
街の小さな定食屋のアルバイトの休憩時間。
煙草も禁煙をはじめて吸えないし、飴玉一つ口に放り込もうとした瞬間だった。]

 あいはい? あー、朝霞ちゃん?

[電話を取れば朝霞ちゃんの声。
なんかあったっけと思いつつ。]

 なんだどしたー?
(255) 2022/09/19(Mon) 1:22:02

【人】 2年生 松本志信

─朝霞ちゃんとの電話─

[電話に投げた声に朝霞ちゃんの声が返るまで、多分暫くかかったと思う。
妙な間で何を考えていたのか>>272 は知らないが
そのかかった時間と声のトーンで、何かとても重要なことなのだろうと理解した。]

 ん? ああ〜……。

[そういえば約束してたことがあったな、と。
忘れていたとかそういうわけではなくて
あれからそんなに深く話す機会もなかったな、と。]

 朝霞ちゃんはさ、よく本読んでんじゃん?
 本読む時ってどんな感じ? 楽しい?

[その問いにはどんな答えが返ってきたのか。
どんなものであれ、うんうんと頷きゆっくりと口を開く。]

 俺には、その世界がわかんねぇのよな。
 わかりてぇなと思うんだけど。

 色字共感覚、っつってな。
 文字に色がついて見えてんだ、俺。

[外の室外機の音と混ざる声で語られるのは
其れにより淘汰された幼いころの記憶と
それ故に文字を見ることが苦痛になってしまったという傷の話。]*
(309) 2022/09/19(Mon) 12:50:06