人狼物語 三日月国


138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】

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視点:


【人】 高校生 三國萌々子

─隠り世・奥の院─

[>>0しゃりん、と鈴の音色が聞こえて
私がその不思議な音色に振り返るよりも前に
気付けば賽銭箱の前に居たはずの私は
舞台のように、あるいは映画の中のように
煌びやかな場所に立っていた。]


  え、ぁ。

  あ、……え?
  真珠ちゃん、何言ってるの?

[>>12私はこの異様な光景の中
唯一と言って良いほどの、見知った存在に
私の友達の方に縋るようにそばにいたけど
彼女の言葉は、よく分からなかった。

一体何がご利益で、楽しいことで、お腹の調子なんて
今は喉に何も通りそうにないのに。]
(41) 2022/03/18(Fri) 19:14:39

【人】 高校生 三國萌々子


[>>29そんな彼女に呆気に取られていたからか
彼女が食べ物を摘みにか
少し席を移動した時に、本当に少し出遅れて。

空いた隙間を詰める前に、さっ、と
誰かが割り込んで来た。
それは人間のようでもあったし
仮装してるのか、まるで人間に見えない何かであったり。]
(42) 2022/03/18(Fri) 19:23:21

【人】 高校生 三國萌々子


  ち、ちょっ……
  真珠ちゃ……!

[人混み?の隙間から見える彼女は
>>29胃袋を満たしている。

こんな世界の食べ物、食べちゃダメ。

よもつへぐい、って聞いたことない?

……と、そんな言葉を口にする前に
どんどんと彼女との間に沢山人が割り込んでくる。
>>25仮面をつけた男と、>>38一度見たことがある男が
真珠に近づいたのを最後に
私の前には人だかりという名の壁が出来てしまった。]
(43) 2022/03/18(Fri) 19:26:52

【人】 高校生 三國萌々子


  や。
  
  あの、ごめんなさい。
  ……通して
ください


[小さな声は尻すぼみになり
最後は殆ど聞こえなくなった。

前に立つ人達は例えば見つめるだけだったり
手をゆらゆらと伸ばしてきてこちらを触ろうとしたり
私が何も言わないとそれだけ距離を詰めて来たり。]
(44) 2022/03/18(Fri) 19:34:24

【人】 高校生 三國萌々子


  
ひっ。


[言いようのない気持ち悪さがあって。
私は一歩後ずさる。

真珠ちゃんは大丈夫なんだろうかと思っても
私は怖くて、この人だかりを掻き分けて
彼女の元に行くなんて……それはきっと無理だから。

ぺたん、と転ぶように尻餅をついて
磨き上げられた床の上で
私は幾つもの瞳に、好奇の目に晒されて
身体をガタガタと震えさせていた。]*
(45) 2022/03/18(Fri) 19:36:22

【人】 高校生 三國萌々子

──隠り世/奥の院─

  え?

[>>46こっちにおいで、と言ったのは
先程まで居たような気がする男の人。
真珠ちゃんと会った時はそういえば名前を聞いてなかった。

彼はあっちの世界で見たから
きっと人間なのだと、私は思った。
この状況で物おじしてない事から目をつぶって。

その手を掴んで
倒れ込むように彼の身体に飛び込むと]
(47) 2022/03/18(Fri) 20:49:17

【人】 高校生 三國萌々子


  す、すいません!

  ま、真珠…友達のこと、助けてください!!

[と私は開口一番にそう言った]*
(48) 2022/03/18(Fri) 20:49:55

【人】 高校生 三國萌々子

──奥の院──


  お……
  
落ち着ける訳、ないでしょっ!


[>>50私は。
私はその言葉を、悲鳴じみた声で拒絶した。

それは、案内、という言葉が分からなかったのもある。
例えこの場から安全に抜け出せる道があったとしても
こんな状況で一人で逃げれるわけが無い、と。
彼の言葉を嘘だと、勘違いしてしまった。

不信感と恐怖で、軽いものであるならば
きっと信じ込むのは難しいのだろう。]
(51) 2022/03/18(Fri) 21:44:04

【人】 高校生 三國萌々子



  あ、貴方、ほんとに…………ヒト?


[震える身体は
周りから突き刺さる好奇の視線と
今目の前に男の、得体の知れなさに気づき始めて。]*
(52) 2022/03/18(Fri) 21:45:20

【人】 高校生 三國萌々子

──奥の院──>>58>>59


  …………ぅ。

[男の言葉は刺さった。
そう、私の中で今唯一と言っていい縁は
友達である真珠だけだったから。

真珠の様子は……おかしい。
おかしいけれど、真珠は真珠だと思っているから
人間だから。

今の状況は酷くても最悪では無いのだと
そう思えるから。]
(60) 2022/03/18(Fri) 22:58:19

【人】 高校生 三國萌々子


  ……い、行く……。

[>>59彼が人間なのかどうか。
その質問に彼は答えていないのに
私は既にその質問を忘れて
彼の言う通りに移動しようとした。

暗示が良く効いたのが分かるだろう。

真珠のいる席まで
お互いの姿こそ見えて、声は届くけど
多少は離れてる場所まで。]*
(61) 2022/03/18(Fri) 23:01:24
高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a13) 2022/03/18(Fri) 23:06:48

【人】 高校生 三國萌々子

──奥の院──


  雛……真珠と同じ……
  愛でられる…?

  ……うぅん。いや違う。
  わ、私。私は雛じゃない。
  そんな存在じゃ……

[>>63うつらうつら、と。
先程まで恐怖でクリアだった意識は
いつの間にか霞がかかったように。

それでも、雛というのはおかしい。
愛でられるための存在に
私が成ってるのはおかしい。

そう、残った頭でなんとか
なんとか拒絶しようとして]
(69) 2022/03/19(Sat) 1:06:17

【人】 高校生 三國萌々子



  ──ぁ。

[>>67真珠と目があった気がした。
それから彼女が床に手をついて、誰か知らない男と
>>68キス……のような、そんな事をしてるのを見た。]
(70) 2022/03/19(Sat) 1:08:11

【人】 高校生 三國萌々子


 ──おかしな事があれば、真珠ちゃんが止めてくれる。
 そうだろう?真珠ちゃんは、君の友達なんだから。──

  そ……そう、かも。
  ……おかしい事は何も。

[>>63それならば
真珠が今してた事は、おかしな事ではない?
あんな姿、私は当然見たことない。]
(71) 2022/03/19(Sat) 1:10:39
高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a16) 2022/03/19(Sat) 1:14:17

【人】 高校生 三國萌々子

──奥の院──

  そんなの……誰だってそう、でしょ?
  私。
  私は私だけのものだもの。

[>>77彼らが使う、雛、と言う言葉を
私は、贄、と捉えている。
勘違いかも知れないが
それが強く意識されるから暗示も掛かりづらい。]

  ────ぇ?

[だからこそ。
強固に拒んでいたからこそ。
不意にそう言われてしまうのだから呆気に取られて
気持ちが少し、緩む。]
(86) 2022/03/19(Sat) 18:12:12
高校生 三國萌々子は、メモを貼った。
(a35) 2022/03/20(Sun) 1:26:11