人狼物語 三日月国


138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 高校生 三國萌々子

回想・隠り世 奥の院の宴席



  ──ぇ……どう、して?

[>>5彼女が残ると言った時。
私は驚いて目を見開いた。

……うぅん。驚いたフリをしてたのかも。
どこかそんな気がしてた。
彼女がちゃんと手を繋いでいたから。
迷子になってなかったから。
私が見つけなくても、大丈夫だったんだって。]


  …………
色々、あったけど。



[私はその時だけ、目を伏せて。
けれど直ぐに目を開くと彼女の方を見て。]
(7) 2022/03/22(Tue) 10:14:24

【人】 高校生 三國萌々子


  真珠ちゃんが謝ることじゃ、なーいよ。
  本当だって、分かってるし。

[>>5だから気にしないで、と。
一言一言話していると、なんだか
別れの挨拶みたいな気がして……嫌だな、って思うのに
あんまり言葉が上手く出てこない。]
(8) 2022/03/22(Tue) 10:16:08

【人】 高校生 三國萌々子


  ずっと……。
  そっか、それなら、仕方ないね。

[まじゅには、私が見えないものを見てる時があった。
不思議に思っていたのだけど
彼女が見ていたのはこういった世界だったのかも知れない。
それに彼女が惹かれて、ずっと来たかった、と言うなら
私が挟める口は、どこにも無かったのかも。]


  ……ぅん。……うん。
  私は、……帰るよ。

  ──っ、わ、わた……私だって
  私だって、真珠のこと…
  ずっと友達だって思ってる!
  大切な、友達だって、そう……そう思ってる、からっ…!

[悲しそうにしていても笑ってくれていた彼女に対して
私はポロポロと涙をこぼして
今にも膝から崩れ落ちそうで。

早すぎる別れが私の胸をぐさりと刺して
それでも真珠が
もう片方の手を差し出してくれたのが嬉しくて……。

私はその手を。]
(9) 2022/03/22(Tue) 10:24:31

【人】 高校生 三國萌々子


[ーーーしゃりん。]


現世


[私が伸ばした手は届かないままに。
鈴の音と共に、視界は白く染まり
気付けば>>0:147本殿前、賽銭箱の前に私は立っていた。

あれだけ時間が経ったというのに
周りの景色は何も変わっておらず、陽は高いまま。
私の服だって、ボロボロで緋袴を履いていたのに
今は隠り世に来た時と
なんら変わらない格好の普段の服のまま。

何事も無かったかのように。]
(10) 2022/03/22(Tue) 10:29:05

【人】 高校生 三國萌々子


[ぺたん、と膝から崩れ落ちて
地べたに座り込みながら
どこにも向かえなかった私の手は痛む胸元に向かい
ぎゅぅぅ、と誤魔化すように押し付ける。]


  ……神様。

  ……神様、返してください。
  私の、……私の大切な友達、なんです……



[彼女の願いが、あちらに留まることだったとして。
私はきっと彼女を笑顔で見送るのが正解なのに。
1人になった途端、私は、私は本当は
彼女に一緒に現世に帰ってきて欲しかったのだと。

独りよがりな思いをただ、空に向けて零すのだった]*
(11) 2022/03/22(Tue) 10:32:13

【人】 高校生 三國萌々子

現世



  …………は、…っ。

[>>18暫く、私は放心していて
人から声を掛けられて、漸く意識を取り戻した。
涙は乾き切って、目元は腫れていたけれど
ぐしゅ、っと手で拭って、そちらを見る。

仮面をつけた男の人だ。]
(19) 2022/03/22(Tue) 23:52:31

【人】 高校生 三國萌々子

 

  ………うぁええぇぇぇん……っ
  ひぃぇぇん……っ


[>>18『一人?』と聞かれて
私はまた泣き出してしまった。
彼は知る由もないけど
今の私にはとても刺さる言葉だったから。

みっともなく、子供のように
声を上げて泣いてしまった。

だから周りの、神社に来てた人達に
じろじろと見られた事でしょう。
『あんな若い子に?』『何があったのかしら』
ひそひそ。と。]*
(20) 2022/03/22(Tue) 23:56:17

【人】 高校生 三國萌々子

─現世・本殿前─


  はい……はいっ……

[>>31ぐじゅぐじゅと泣きながらも
男の声に従ってよろよろと歩き出す。
彼の方にしがみつきながら、人の邪魔にならない方に。

移動し切った頃には
涙は幾分か落ち着いていて
泣き腫らした目にハンカチを押し当てて
その涙を拭っていた。]
(32) 2022/03/24(Thu) 18:59:21

【人】 高校生 三國萌々子


  あり。がとうございます。

  ……貴方、さっきも居たんですか?

[私が言っているのは
隠り世のことだったけれど
果たして伝わったのかどうか。

>>18ただ彼の言葉を考えると
もしかしたら忘れていたのかもしれない。]*
(33) 2022/03/24(Thu) 19:01:22

【人】 高校生 三國萌々子

現世・参道


  ……ありがと、です。

[>>34ずびっ、と鼻を啜りながら
彼からハンカチを受け取る。
自分ので鼻を、彼からのものは涙を拭くのに使って
感情が爆発すると身体から色々と溢れるのは
人体のバグではないだろうか。]
(37) 2022/03/25(Fri) 0:18:04

【人】 高校生 三國萌々子


  ……暫く、前。

[>>35彼の言葉はいまいち辻褄が合わない。
だから彼は隠り世に行ってないから
あるいは忘れてしまったのだろう。]


  …………んびっ。

[連れが居たんだけど
と言う言葉はずばっと心に突き刺さったけど
これ以上泣いてしまうのを赤の他人に
見せるのは幾らなんでも、と我慢する]
(38) 2022/03/25(Fri) 0:20:32

【人】 高校生 三國萌々子


  ……すん、すんっ……

  お腹?

[>>36彼の言葉に思うのは
迷子だった真珠を探していて
露店をあまり巡っていなかった事を思い出す。
お参りをして、それからお店に行こう、と。]


  ……はい。食べまず。

[ダミ声になりつつも
彼にそう言ったのは、こんなに胸は辛いのに
お腹は空くから。

ストレスだってすっごく溜まって
だから、所謂やけ食いなのかもしれなかったけど。]
(39) 2022/03/25(Fri) 0:24:53

【人】 高校生 三國萌々子


  ……チョコバナナ食べたいです。


[そう言ってから私は神社を振り返る。
あの時の喧騒が、肉欲の宴が
私を抱く男の人の腕の力も
咲夜さんの悲しげな顔も
真珠の最後の表情も。

私は覚えているけれど。]
(40) 2022/03/25(Fri) 0:27:16

【人】 高校生 三國萌々子



  ……また来るね。


[二度と祭りに参加するつもりは無かったけれど
もしかしたら友達とは
会えることがあるかもしれないから。]
(41) 2022/03/25(Fri) 0:28:43

【人】 高校生 三國萌々子


  ……ところで
  お名前は……?

  私は、三國って言います。

[そう言って
借りていたハンカチは洗って返すからと
彼のことを聞いてみたり。]*
(42) 2022/03/25(Fri) 0:30:01

【人】 高校生 三國萌々子


  ………。

[>>45下の名前も聞かれたので
ちょっと考えるように空を見上げたけど
包装を剥がされたチョコバナナを差し出されて
受け取ると、口を開いた。]


  萌々子です。ももこ。
  
[チョコバナナを口に咥えると
ぱき、っと薄い表面のチョコが割れて
中の柔らかなバナナが舌の上になる。

もきゅもきゅと食べていると
糖分が頭に回って来て、ちょっと落ち着いてくる。
……とか言うとなんか食いしん坊のよう。]*
(46) 2022/03/25(Fri) 1:05:20

【人】 高校生 三國萌々子


  今のご時世ですよ?

[>>47私はそんな事を言ったけど
本気でそんな事を思ってる訳ではない。
だって結局、お店を一緒に回ってる訳だし。]


  ありがとうございます。

[にこぉ、って笑ったのだけど
平時よりは幾分も元気は無かっただろう。
もっとも、彼はその平時を知らない訳だが。]

  そうですねぇ。
  ……あれ、疲れてるんですか?

[私はそう聞く。]
  
(49) 2022/03/25(Fri) 1:36:05

【人】 高校生 三國萌々子


  いえ、流石に。
  奢っていただきましたし……ありがとうございます。
  これ以上は大丈夫です。

[>>48手で制止しながらそんな事を。]


  あぁ……いえ……はい。
  それは、そう……大丈夫です。

[何かと、一人、と言うのが突き刺さる。
しかし、ふと気付いた。]
(50) 2022/03/25(Fri) 1:39:16

【人】 高校生 三國萌々子


  あれ?
  じゃあ、今も危ない感じなんです?

[と軽く笑う。
失礼と捉えられてもおかしくはないけど
それくらいのジョークは通じる方と思って。

軽口を叩けるぐらいには
気持ちは落ち着いて来たのかも。]*
(51) 2022/03/25(Fri) 1:40:37

【人】 高校生 三國萌々子


  どういたしまして。
  失礼だと思われなくて良かったです。

[>>52実際、苗字だけでも十分だと思ったのだけれど。
それはそうと>>42名前を聞いたのは
私の方からなのだから、それは少し酷かったかも。]


  え、あそこですか?
  ……その割には、お面も付けて
  お祭り楽しんでるんですね?

[>>52勤め先に思い当たるとそんな事を。
意外とフットワークが軽い方なのか。]
  
(54) 2022/03/25(Fri) 2:09:33

【人】 高校生 三國萌々子


  そうなんですか?
  でも空木さん、女子高生に
  手を出しちゃうような人なので?

[>>53男は大体そうだ、と答えると言うけれど
それは相手にも寄るのではないだろうか、とか。
なんとか。

一体何を言ってるのだろうと苦笑い。]*
(55) 2022/03/25(Fri) 2:12:06

【人】 高校生 三國萌々子

現世・日乃輪神社


  それは偉いですね。
  お疲れ様です。

  ……はぁ。
  なるほど、ミステリアスな人かと思いましたが
  お化けの正体枯れ尾花でしょうか…。

[>>56聴きたくない事を聞いてしまったかもしれないが
その分、親しみというか
彼の人間味は感じられて
先程までの異界の体験の反動からか
安心感を覚えるのだった。]


  なんで最後に、多分、が付くんですか。
  なるほどそうでしたか。
  今回は私が大泣きしてましたからね。

[>>57普段のパターンからは外れたのだろう、と。]
(75) 2022/03/25(Fri) 20:48:44

【人】 高校生 三國萌々子


  私は子供ですかっ。

  ……まぁ、そうですね。
  駅でいいです。

[>>57彼の言葉に少し反論しつつ
結局のところ、私は彼の申し出を受ける。

そのまま歩き始める前に、彼の手を
私は軽く掴んで手を繋いだ。
離そうとするなら
私は悲しそうに首を振って駄々を捏ねよう。

今は。
私は酷く寂しいのだ。
繋がなかったこの手が、行きどころを失っているから。
ひと時の温もりを求めるのだ。
……それは迷子になった子供のような。
そんなものだったかもしれない。]*
(76) 2022/03/25(Fri) 20:52:19

【人】 高校生 三國萌々子


  おや、バレてしまいました。
  えぇ、まぁ。楽しいです。

  そこは確かな意思を見せて欲しかったですねぇ。

[>>81未知数なのはその通りなんだけど
くすりと笑って。]


  ……まぁ、そうですか。
  それならまぁ。はい。

[真っ当に心配してくれてると言うなら
それは言葉通りに。しかりと受け取ろう。]
(83) 2022/03/25(Fri) 22:24:16

【人】 高校生 三國萌々子



  ふ。
  まぁ、はぐれたとしても
  良いんですけどね、私たち。

[>>82私から手を繋ぎに行ったわけなのに
こうして憎まれ口を叩いてしまうのもどうかと思うけど
冷静になってみると恥ずかしさも
あったから、それを誤魔化すためだったのかも。

ぽつぽつ、と歩きながら
二人で来た神社を、違う2人で帰って行く。
真珠のご家族は警察に連絡するだろうか。
学校はどんな対応を取るんだろうか。

消えてしまった席は、空席のままなんだろうか。]
(84) 2022/03/25(Fri) 22:29:30

【人】 高校生 三國萌々子


  ……はぐれないように。

  迷子にならないように。

[私はそんな言葉を呟いて。

ぎゅぅ、と男の手を強く握りしめた。]
(85) 2022/03/25(Fri) 22:31:55
三國萌々子は、**これ付け忘れた!
(a1) 2022/03/25(Fri) 22:32:06

【人】 高校生 三國萌々子


  はっきり危ないです、っていう人なら
  速攻で私逃げてますね。

[>>86言った方が良かった?なんて言われたらそう返す。
足、速い方なんですよ?と
よく分からないアピールをしつつ
そもそもこんな人混みの中なんだけども。]


  あ、ひどーい。
  女子を捕まえておいて言う台詞じゃありませんよ?

[>>87手を揺すって抗議する男に
むしろこちらが抗議する。
何度も言うけど、私の方がむしろ捕まえてる側なのだけど。
全部そこは棚上げだ。]
(90) 2022/03/26(Sat) 0:30:58

【人】 高校生 三國萌々子


[>>88駅につけば手が離れる。
それを寂しいとは思わない。
今まで繋いでくれただけで十分だ。

それに離れたとして、もう会えないわけではないから。]


  あ、はい。
  ……頂きます。

[>>89握らされたのは彼の個人情報、連絡先。
少し呆気に取られつつも、その後に続く言葉に。]


  ……そうですね。
  また次に会った時にお返しします。

[そう答えて、彼とはそのまま別れるだろう。
駅の中、人混みの中。

携帯を取り出して
ピッ、と押して改札を通る。]
(91) 2022/03/26(Sat) 0:34:46

【人】 高校生 三國萌々子


[ホームに降りる前に
通るために取り出した携帯に
ぴ、ぴ、ぴ、ぴ、とタッチパネルを押して。

るるる、と電話を掛ける。]
(92) 2022/03/26(Sat) 0:35:43

【人】 高校生 三國萌々子


[それどけ言うと、ぶつ、と携帯を切って。
アドレスに彼のものを登録する。

そうしてホームに降りて行くと
私の家に帰る電車がちょうどやってくる。

寂しい。本当に。
けれど時間は過ぎて行く。
また新しい縁ができていく。]
(93) 2022/03/26(Sat) 0:39:42