人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


「……なんじゃ?寝てる間に移動させられてたんじゃが。ここは何処かの?」

辺りを見渡す。祭りの会場ではなさそうだ。
立ち上がり歩いてみれども何もなし。

「つまらんのぉ。これでは暇つぶしにもならぬわ」

退屈そうに小石を蹴った。

「人の身は不便じゃのお。睡眠も必要だしのぉ」

小石を蹴ってさっき蹴った小石に当てている。
暇の極みだ。


あと昨日は体調不良おこしておりまして来れませんでした。申し訳ありませんでした(陳謝)

「こういうときは、この すまほ という板があれば外の様子がわかるんじゃったな。どれどれ」

胸元をあさりスマホを取り出すが、無情にも圏外と表示されている。

「なんじゃ、使えんの。誰ぞおらぬか。妾は酒と甘味を所望するのだが」

外に向かって呼びかける。

「祭の屋台荒らしすぎてしまったかの。差し入れ感謝じゃよ、宿の」

嬉しそうにベリーベリーミルクsakeフォンダンショコラsweetを受け取った。

メモを貼った。

メモを貼った。

メモをはがした。

まるで広大な獣の胎のように
湿り気の漂う薄暗い祠の中で
座して黙する青年が、その暗い瞳を浮かべていた。