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【人】 無敵の リヴィオ>>17 ニーノ ねこ! と突然の声に振り返る男は、まるで知り合いだと確信めいているような様子で。 浮かべた笑顔をこちらへ向かってくる君へと向け、 片腕をあげ緩やかにその手を振ってみせる。 「やぁニーノ、お疲れ様。 これと眼鏡が関係あるかと聞かれればNoだが…」 と君が近くまで来れば、 振っていた手を止め人差し指で黒猫を示して。 「昨日からのおニューでね。 気に入ったから今日も付けてきたんだ」 可愛くて声が出てしまう気持ちは分かる。 そう言いたげに頷いて君の肩を軽く叩き身を屈めた。 身長差がある分少し見えにくいだろうから、 この素敵な黒猫が君に見えやすいようにするために。 #街中 (24) 2023/09/11(Mon) 23:43:22 |
【人】 無敵の リヴィオ>>52 ニーノ 恥ずかしいと口にする君へ頷くのは、 その気持ちが"普通"であると知っているからこそだ。 「きっと似合うさ、楽しみにしているよ」 まるで君が自分へ見せてくれる前提に微笑みかけ。 綺麗なブロンドだ。似合わない色はないだろうとは思うが、 君の髪で輝く可能性の色を思い浮かべた。 そうこうしているうちに、小さな声で聞こえた「恋人」という言葉。 それに合わせて思春期のような反応に、珍しく男は吹き出した。 「…いや、残念ながら今はフリーだよ。 友人というのも違うね」 まるで勿体ぶるように言葉を選んで、指先を滑らし顎を撫でる。 言えない相手ではないし、可愛い後輩からの贈り物というだけだが、 面白い反応を見せられては素直に返すのも……というところ。 #街中 (70) 2023/09/12(Tue) 20:32:53 |
【人】 無敵の リヴィオ>>73 ニーノ 砕けたところで指摘もしない。嫌な顔もしない。 むしろそのままで構わないというように微笑んでいる。 今までも例えその瞬間があったとしても、 同じように笑顔を見せていたはすだ。 引き続き面白い反応を見せる君に、 顎を撫でていた手を口元に運び、 普段は見せない真っ当そうな反応で声を上げ笑い始めた。 「ははっ……いや、からかってすまないね。 特に秘密の関係という訳でもないさ。 …ネタばらしをするとね、可愛い後輩からだよ」 笑い終えて深めの息を吸った後、 君とは反対に両手をパッと開いて簡単なネタばらし。 仕事についてはショーウィンドウを鏡にする時点で今更だ。 気にしないでくれと笑いながら変わらない平和な街を一瞥した。 #街中 (82) 2023/09/12(Tue) 23:14:21 |
【人】 無敵の リヴィオ>>101 ニーノ 「おや、随分と残念そうだ。 スクープがある方が好ましかったかな?」 何を言ったところで残念ながらスクープは生まれてこない。 変わり者の男には浮ついた話など存在しなかった。 「さぁ、どうだろう。直接思いを問いかけたことがないからね。 それでもそうならいいね、せっかく続いている縁だ」 詳しいことはお互いに語らないし、語る必要もないが。 それでも今尚続くその行為にそうした感情があればいいね。 サプライズにはならないであろう言葉には頷いてお礼を添える。 別にサプライズにすることが全てではないのだから、 何かを渡したいという気持ちだけでも有難いものだ。 「…話したいことか。うん、勿論構わないよ。 夜はそれなりに空いているからね、いつでも連絡してくれ」 見上げるその瞳を見つめ返し、また笑みを浮かべる。 後輩からのお誘いにはいつだって乗ろう。 #街中 (103) 2023/09/13(Wed) 12:15:04 |
【人】 無敵の リヴィオ>>106 ニーノ 「はは、どきどきする……か、なるほど。 それなら俺よりももっと相応しい人達がいるかもしれないね」 色恋話題でそわつくのは何も失礼とは言いきれない。 とはいえ男には出せる色恋話題がないため、 他の人間ならと可能性の話を君に伝えて。 「そうだね、確認するのも悪くはないが、 俺はこのままでもいいと思っているから機会があればね」 今のままでも十分居心地のいい関係と言える。 ただ、何かのきっかけがあるならそれも悪くはない。 また連絡するという言葉に頷きながら、 プレゼントの主を一瞬思い浮かべた。 「こちらこそ、休み中にありがとう。 連絡楽しみに待っているよ、それじゃあ」 また、職場かプライベートか。 どちらにしても君に会う機会はそれなりにある。 当たり前のように再会を期待して、 見送ってくれる君へ、手を振り返しながら歩き出そう。 そんな今日の見回りはきっと、 変わらず平和なものだったことだろう。 #街中 (152) 2023/09/14(Thu) 20:22:39 |