人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a7) 2023/11/23(Thu) 9:36:14

【人】 苗床環者 メディウム

− 植物園・雷恩と −


>>1:257

…………違う、本心だ。


[「そう思いたいのか」と問われた事に、彼方の記憶が反応する。否応なしに想起される痛切な哀願と、号哭の感情が。吐き出してしまいたくなるのを堪えて返答する。]

>>1:258

…………むなしいだけ、だから。


[きっと返答の意味は伝わらないだろう。]
(21) 2023/11/23(Thu) 18:39:12

【人】 苗床環者 メディウム

…………生命に触れる、というのは。そういう事なのかもな。


[ふと出された、彼の片割れの名前。紛れもない、彼の同族。おそらくは自分とは天と地ほどの差異がある、本物の『新人類』の名。……この2人は、どういう位置付けで産まれたのだろう。感情の片端に芽生えそうになったモノを押さえつけて、気が付かないふりを続ける。
(妬けちゃうわよね?)
]


ほら、着いたぞ。


[そうしている間に栗鼠の生息区域へとたどり着いていた。適当な場所から木の実を拾い、小さな生命を手招く。少しして、1匹の栗鼠が近寄ってきたので木の実を渡す。ここに住んでいる動物はリヒトたちがきちんと世話をしているからか、とても懐っこいのである。]


触れてみるか?


[両手のひらに収まってきた栗鼠を、雷恩へと掲げてみる。]*
(22) 2023/11/23(Thu) 18:41:04

【人】 苗床環者 メディウム

− 農園・桜花と −


>>1:200

……そう、か?ならばよかった。


[言葉にはそう示したけれど。彼が内心でこちらへ良い感情を持っていない事は理解できてしまった。それはそうか、だって大切な片割れへ手を出してしまったのだから。]


>>1:201

え、えと……ほら。近しい仲のようだったから、そういう、「特別」な相手かもしれないなって、思って。本当に、居場所を奪ったりは、しないから……
(本当よ……)

言わないよ、
言えないよ。
言えるわけがないよ……



[表情からも言葉からも。彼から片割れに対する強い想いを察してしまって。涙こそ溢すことは無かったけれど、内側へ湧き出してきた感情に心が押し流されそうになる。だめだ、自分はそういう事を思える立場なんかじゃない。]
(26) 2023/11/23(Thu) 18:53:20

【人】 苗床環者 メディウム

>>1:202

……え?


……………あ、


[ぶっきらぼうに渡された、赤く輝く果実。そのまま去っていく桜色の姿を追いかけることはしなかったできなかった。

泣きそうなのはきみの方じゃないか


内側で騒めく“これ”が訴えたい事が、理解できてしまいそうになって。その思考を必死に振り払う様にその場を後にした。


だって浮かんできた感情は、ものすごくみっともなくて。浅ましくて。あの白く美しい花には及ばないであろう事が、ことが、



赤い果実は、自室に持ち帰って冷蔵保管庫にしまった。……食べられない果実は自身の意味を失ってしまうから、きちんと還元したいとは思っているけど。これを、食べていいのか、躊躇ってしまったから。]**
(27) 2023/11/23(Thu) 18:55:54
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a10) 2023/11/23(Thu) 19:03:14

【人】 苗床環者 メディウム

− 植物園・雷恩と −


[>>23 返答への反応は。何かを考え込む様な仕草で。……それでいい。理解は求めていないから。]

>>24
「私」が、お前に?
……まあ興味深くはある。一つの生命体の在り方として、だがな。
(勿論、私たちは……あなたの事を、あなた自身の事を、もっと知りたい。私たちの事も、知ってほしい。)


ほら、そんな事よりも初めての栗鼠はどうだ?


[2つの相反する
(そう思っているのは貴女だけよ)
意識が応える。

ーーーー彼の指が、優しく小さな生命へと触れる。]
(83) 2023/11/23(Thu) 23:13:45

【人】 苗床環者 メディウム

>>25

温かいだろう?恒温動物だからな。触っても温かくない生命も存在しているが……魚とか……こういう生き物は、大抵が温かいんだ。


[今までは、どこかぎこちなく硬い表情しか見せてくれなかったのだが。栗鼠に触れた彼は、今までとはずっと違う顔をしていて。]


…………綺麗、だ。
(…………美しいわ。)



[小さく口に出してしまった。その一瞬の表情に見惚れてしまったのは、取り繕えない程に事実だったから。]*
(84) 2023/11/23(Thu) 23:14:48

【人】 苗床環者 メディウム

− 植物園・リヒトーヴと −


>>1:204
……そうだよ。「私」が望んでやった事だ。


[リヒトから最初に聞かれたのは、先日の行動の事だった。これには迷いなく是を唱える。こういう、細やかな気遣いをしてくれるリヒトは、本当に優しいなと思う。本人は「そういう存在だからです」と主張するだろうから言わないけれど。]


>>1:205
いや、別にいいよ。本題以外の事だって、リヒトが「どう感じたのか」というのに変わりはないからな。

……なるほど、それは面白い解釈だな。彼らとは、けっこう仲良くやれてるんじゃないか?


[内側以外のものへも興味がちゃんと出来るんだな、と少し安心する。リヒトはいつだってここの保全に努めているから、外部から新しい空気を取り込める事は、悪い事では無いと、思う。]
(93) 2023/11/24(Fri) 0:00:44

【人】 苗床環者 メディウム

[>>1:206 こちらへと質問が移る。本当に、何の気もない疑問だったのだろうけど。]


…………仲良く、やっているのかは。正直分からないというのが本当のところだ。「私」だって、彼らに比べたら型落ちの『新人類』だからな。


[つるりと口から溢れたものは、複雑な胸中を示すもので。ハッとしてリヒトの顔を見た。……「私」は、リヒトの望んだ答えを出せたのだろうか?]*
(94) 2023/11/24(Fri) 0:01:16

【人】 苗床環者 メディウム

− 病棟・直青たちの部屋 −


[>>1:207 入室した矢先に、投げかけられた言葉。どこからそんな見解を手に入れたんだろう、と疑問に思えど今必要なのはそこではない。]


飲み物はいい。……それよりも、「私」がなんだって?彼……雷恩、どのに自殺幇助を促していると?

……それは誤解だ。「私」はあくまで、体内に根差す“これ”を引き剥がしてしまいたいだけだから。……分たれたら死ぬ、というのなら。間接的にはそういう事になるかもしれないな。


…………いやしかし正直に言おう、あなた方の大切な人へ迷惑をかけてしまっていて、すまない……


[まず当初の目的は、雷恩の関係者に対する謝罪行為である。丁寧に、頭を下げた。]*
(97) 2023/11/24(Fri) 0:09:38

【人】 苗床環者 メディウム

− 研究所内・フランクルと −


>>1:218
まあ、気にしすぎもよくはないとはいえ……ある程度は博士に診せてあげたほうが、あの人も喜ぶと思うから。

[どこか遠くを見つめる様な眼差しを向けるフランクの様子は、いつもとは少し違って見えたけれど。]


じゃあ、「私」はこの辺で。フランク、また後で会おうな。


[彼の内心なんて知り得ない「私」は、その場所を後にした。]**
(100) 2023/11/24(Fri) 0:17:21

【人】 苗床環者 メディウム

− 病棟・緋雁と −


…………そうなのか。


[>>1:227 人好きがしそうな笑顔からは、特になんだってない返答。ウキクサ博士に求めるものは無いと、彼は言う、
(けど)
]


…………雷恩、どのか?まあ、悪くもなければ良くもないといった感じだと、思う。きっと。


[単純に、身内の交流関係を喜ぶ性質なのだろう。そこに悪感情は乗っていなかったの感じる。

これ以上、とくに話すこともなかったから、「それじゃあまたな」と言って離れようとした刹那、]
(101) 2023/11/24(Fri) 0:24:44

【人】 苗床環者 メディウム

(貴方も、自分の可能性を信じてみなさいな。)
(102) 2023/11/24(Fri) 0:25:42

【人】 苗床環者 メディウム

…………っ、


[一瞬、意識が遠のいた。緋雁どのに、”これ“が何かを語りかけた事だけはたしかなのだが。]


あ、あぁすまない……本当に、またな。


[それだけ言い残して、今度こそ立ち去った。]**
(103) 2023/11/24(Fri) 0:28:20

【人】 苗床環者 メディウム

− 検査室・博士と −


[>>1:236 「おはようございます」と告げて、その後呟いてしまった疑問に対して返答する彼女の言葉を、ベッドの上で静かに聴いていた。]


>>1:237
…………水、ですか。
生物のほとんどは、水が無いと生きられませんよ?でも、博士が伝えたいのは。そういう事ではありませんよね。
……急に変な事を言って、ごめんなさい。

>>1:238
……はい、申し訳ありません。禁止までは、しないでください。


[「接触禁止令」の単語に内側が騒めいてしまう。幸い、「私」の意思次第だという事なのでそちらは出さないでもらう事にした。
……少し事件を起こしたというのに。


検査は滞りなく進み、最後にいつもの問診をしてから部屋をあとにした。]**
(105) 2023/11/24(Fri) 0:42:24
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a32) 2023/11/24(Fri) 0:50:32

【人】 苗床環者 メディウム

− 病棟・直青たちの部屋 −


>>104

……………ぐ、


[目の前にいるAIは、表情こそ笑顔でいるけれど。伝わってくるのは冷ややかな感情。

どうしよう。言って、しまって、いいのか。言わないと、いけないのか。]


…………ぼ、「私」が、迷惑になる、というのは。…………きっと『執着』して、しまう、から。あなたたちの、いずれ去り行くあなたたちの、大切な、方、に。”これ“は、本能として『種子を得て、実を結びたい』という性質が、ある。だけど、それ以上に。…………『執着』してしまうんだ。理由は知らないけれど。強く強く、求めてしまうんだ。心に根差した誰か、を。


[途切れ途切れに返答する。本当は言いたくなんてなかったけれど、正直に答えないときっと、これ以上に酷い事になるだろうから。

内側に秘めて押さえ込んでいる執着心を隠し続けていたのは、
(……執着が、相手への凶器になってしまう事。分かっているのに、私たちの心の核には強いコレが咲いている。)
]*
(121) 2023/11/24(Fri) 12:48:11

【人】 苗床環者 メディウム

− 植物園・リヒトーヴと −


>>107>>108
あ、あぁ……すまない。ありがとう、リヒト。


[己の失言を、重ねて埋めてくれるような言葉に安堵する。リヒトは気がついていないだろうけれど。あなたはいつだって優しくて、どこか遠くを見る視線には慈しみが在る。

そっと、背伸びして頭を撫でてみる。機械の身体だけど、柔らかな髪の感触が心地いい。]


リヒトは、いつも優しいな……親切で、そして。
いつも寂しそうだ
(いつも寂しそうね)



きみの心が、
(あなたの感情が)
いつかこの場へ注いだ分だけ
(いつか与えた情の分まで)
還元されていきますように。


[そう願わずにはいられなかった。]
**
(122) 2023/11/24(Fri) 12:51:25
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a38) 2023/11/24(Fri) 12:54:32

苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a39) 2023/11/24(Fri) 13:01:47

【人】 苗床環者 メディウム

− 植物園・雷恩と −


[>>95 「私」の回答に、何か言葉を飲み込んだように思えたが。すぐに彼は栗鼠へと触れる。]


>>96
そうだぞ?知識だけでは経験には勝てない。……これを機会に興味を持ったのであれば、おまえもこうやって動物と触れ合ってみ……


[直後続いた台詞と、表情に息を呑む。そんな事を言うなんて思ってもいなくて、そんな事は、そんなのは、

狡いよ。
]

(興味があるの?嬉しいわ。嬉しい、嬉しい!)
(133) 2023/11/24(Fri) 18:17:53

【人】 苗床環者 メディウム

…………そんな事を言うな…………言わないでくれ…………どうせ、興味があるのは、ぼ、「私」じゃなくって、”これ“の方だろう。おまえが気にいっているのも、”これ“の甘言に惑わされているだけなんだ。


そうだよ、そうだと言ってよ。そんな風に思わせぶりなことしないで、お願いだから。



(もっと私たちを知って。もっと私たちを見て。ずっと見ていて)

…………黙れよ…………



[側からみたらどれだけ滑稽に映ったんだろう。歓喜の感情が隠せないでいる”これ“が、勝手に咲こうとするのも。僕がそれを必死に抑えようとしている様子も。]*
(134) 2023/11/24(Fri) 18:18:32

【人】 苗床環者 メディウム

>>135>>136

う、……………うぅ…………


[返す言葉なんて無かった。それは、その通りであるから。

赦されたかったとか、訪れた当時に意図はしていなかたとしても。そういうものが無意識下にあったのだろう。全てを見透かしてこちらへ投げられた言葉は、鋭く重い。]


>>137
わかり、ました……じゃあ、これで……お邪魔しました。


[静かに扉を閉めて、部屋を後にする。

廊下を歩いているうちにたまらなくなって走り出す。全身が痛むけれど、そんな事を気にしてられないくらい、全力で逃げた。]
(139) 2023/11/24(Fri) 18:52:37

【人】 苗床環者 メディウム

[>>123 以前、似たような事を彼らの同胞に言われた。あの時はただ了承の意を示してそのままだったけれど。


こんな気持ちになるなら、いっそ「敵」と見做されて、排除された方がマシだよ。



途中で誰かに見られたら、何を思われただろうか。脇目も振らずに全力で自室に駆け込んだから、分からない。]
(140) 2023/11/24(Fri) 18:53:16
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a50) 2023/11/24(Fri) 19:01:08

【人】 苗床環者 メディウム

− 植物園・雷恩と −


>>145
……………経験がほしかった、か。それは紛れもなく「心」だと、思うぞ。
(ちゃんとあるじゃない、あなたにも「感情」が。)



[取り乱した自身を宥めながら、静かな彼の言葉を聴く。感情が希薄だと言っていたけれども、凪いだように見えるだけで確かに細波が立っていたのだろう。それを、表にするのが不得意なだけで。]
(190) 2023/11/24(Fri) 22:14:10

【人】 苗床環者 メディウム

>>146

そんな事、ない……
そんなはずはない!

あいしてほしくなんて無いしたすけてほしいとも言ってない!!!

僕には!必要無かったはずなんだ!!!



[優しい声色に、気遣うような言葉に、宥めたはずの感情が、また湧き上がってしまう。駄目だ、律しなきゃ抑えなきゃ、感情なんてものが芽生えたってその先へ向かいたいと願ったって叶うはずもないんだって期待しちゃいけないんだって知ってるのにしっていたのに]
(191) 2023/11/24(Fri) 22:16:46

【人】 苗床環者 メディウム

…………ごめん、なさい。

(…………)



[深呼吸してから、表面上は落ち着いたように振る舞う。実際のところは何一つおさまってなどいないんだけど。


少ししてから、彼に視線を送る。これの意図は伝わっているはずだった。]*
(192) 2023/11/24(Fri) 22:17:49
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a61) 2023/11/24(Fri) 22:41:02

苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a64) 2023/11/24(Fri) 23:31:53

【人】 苗床環者 メディウム

[植物園にある、大樹の下で。
樹木を思わせる青年の腕の中に、小柄な植物の娘が収まっている。

娘の方はどうやら意識を飛ばしているらしく。しばらく目覚める事は無いだろう。彼女の内側から生えている葉の中に、一輪だけ甘い香りを放つ小さな花が咲いていた事に気がついた者はいたのか、それは分からない。

娘の方は誰かが自室まで運んだだろうか、それとも。]**
(207) 2023/11/25(Sat) 1:16:50
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a66) 2023/11/25(Sat) 1:20:12

【人】 苗床環者 メディウム

− 植物園・大樹の下で −


[夢を見ていた。
遠い記憶の底に沈んでいた日々の夢を。


『母』は深く愛情を注いでくれた。まだ産まれたばかりの己に、ありったけ。慈しみ、包んでくれた。それをするのが当然であるとばかりに。そして注ぎきって、彼女は世界から去った。

『父』は愛情の使い方を教えてくれた。己に注がれたものを丁寧に解いて、注ぎ方を学んだ。己はそれを還そうとした、拙くとも応えられるようにと。しかし彼は己では満たせなかったのだろう。気がつけば遠くへと去ってしまった。


…………残された己は、無力を呪った。]
(239) 2023/11/25(Sat) 16:13:38

【人】 苗床環者 メディウム

[>>215

微睡の合間に、ぼんやりと意識が浮上する。己は今、誰かの腕の中に在る。霞んだ視界に映る輪郭は、男性のものだろうか。ひょっとしたら、『父』が帰ってきてくれたのかもしれない……何故かそんな事を思ってしまった。


そっと輪郭に手を伸ばして、その頬を両手で包む。]
(240) 2023/11/25(Sat) 16:16:03

【人】 苗床環者 メディウム


…………どこにも行かないで。
(241) 2023/11/25(Sat) 16:16:30

【人】 苗床環者 メディウム

[そうしてまた、微睡の中へと落ちていく]*
(242) 2023/11/25(Sat) 16:16:55

【人】 苗床環者 メディウム

[>>215
青年の元へやってくる、2人の影。頭部がフラスコになった背の高い人物と、頭部が水槽になった体格のいい人物……研究員のインビトロとビオトである。


「こんばんは、お客様。
こんな所にいたんですね、メディウム。そろそろ消灯時間ですよ。…………駄目ですね、ぐっすり眠っています。」

フラスコ頭、インビトロから声が発せられる。柔らかな女声である。

「お客様〜居心地はどうですか〜?いやいや、ウチのメディウムと仲良くしてくれてありがとうね!」

水槽頭、ビオトからも声が発せられる。快活そうな男声である。


「そろそろ消灯時間ですので、お客様も戻って頂けるとありがたいですわ。その子は、私たちが部屋まで運びます。」

揺れるフラスコが優しく告げる。

「消灯つっても完全に真っ暗にはしないから、院内を散歩してても大丈夫だよ〜オレらもまだ起きてるし。」

揺れる水槽の脳が明るく告げる。]
(243) 2023/11/25(Sat) 16:42:29

【人】 苗床環者 メディウム

[「それにしても……うふふ、まるで恋人同士のように寄り添っていましたのね。」

「まるでオレたちみたいだな!」

「もう、ビオトったらやめなさい。」


冗談混じりで投げられたその言葉は、少女には聴こえていない。けれど、青年の方には伝わっているだろう。


「では、私たちはこれで失礼します。お客様はごゆっくりお過ごしくださいね。」

「またな!」

水槽頭が少女を抱え、フラスコ頭と共に去っていく。後には、樹木の青年だけが残されていた。]*
(244) 2023/11/25(Sat) 16:44:44