人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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壊れていた。

『叩かれた』。

『殴られた』。

『泣き喚いて周りの者たちに取り押さえられる人物を、静かに見送った』。

血色に染まった指先を見ている。こんなものか。

箱の中。丸くなって眠っている。

牢獄の中でメモを書く。『L:〇 D:〇 V:u N:〇?』

「現行法ではまだ、
 死刑は採用されていなくて助かっています」

薄い暴行の痕が残りつつも、
そんな冗談を言えるくらいは元気そうだ。

「さて、今度は何でしょう。
 警察の内部事情は何も知らないと言えって言われてますが」

檻の前、ずっと俯いている。

リヴィオは、リヴィオ・アリオストはいつも通りだ。
(a1) 2023/09/23(Sat) 22:20:17

リヴィオは、変わらない笑顔を浮かべている。
(a2) 2023/09/23(Sat) 22:20:29

If the sky...that we look upon...Should tumble and fall...もし僕らの見上げる空が 崩れ落ちて来ても♪」

それなりの人々が集まる#収容所 の一角で。
にぎやかとはとても言えない空気観の中、
露骨に周囲から距離を取られている男がいた。

I won't cry,I won't cry, No,I won't shed a tear...僕は泣かない、泣いたりしない、涙も流さない♪」

男は鼻歌を歌いながら、壁際でのんびりと脚を伸ばしている。
トレード・マークの黒眼鏡はさすがに持ち込めていないが、それでも彼の顔を知る者は少なくない。
にこやかに話しかけようというものも、そう多くはないだろう。

牢獄の中でメモを書く。『V:△ O:〇 c:〇 f:〇 d:△ a:A』

#収容所 に足を運ぶことも出来ない状態にある。

 フィオレ

「それについても知らぬ存ぜぬで通せと上が……」

勿論大嘘だ。一個人の好みを黙らせるほど、
有無を言わさない緘口令が敷かれてるはずはない。

「まあ、特別好きなものはありませんよ。
 甘い物から苦い物でも、なんでも食べます。

 ああでもこんなところに放り込まれてるのだから、
 活力が付くようなものが恋しいですね」

現在の収容所の管理も知れたところだから、
そうしてしゃがみこまれても気にする様子はない。
見つかったらその時はその時で上手い事やるだろう。

大事な人の名を呼んだ。

 フィオレ

「何を不安になる要素があったのやら」

毒が盛られてたってこれ以上物事は悪くなるまい。

「……ふむ、ローストビーフサンド……

 気のせいでなければ、なんですが、
 ここ最近の俺の生活の周りには食がいつにも増して多い。
 まさかとは思いましたが、牢の中でまでありつけるとはね」

お菓子といいジェラテリアといい、
あるいはベーカリーといい。そういう巡りなのだろうか。

「やっぱりあげない、なんて言われたら、
 今すぐ大声を上げて係の者を呼び寄せます」

メモを貼った。

メモを貼った。

 フィオレ

「は〜あ?」

あーんとはまた別種の。
口を開けてはいるものの、食べにかかるのではなく、
デカデカと困惑と疑問を浮かべるような声が出る。

「尻尾を出したなバカめ。たった今バカなことを言ったぞ。
 何故俺があんたに食わせられなければならない」

置いていけ、と顎で示す。
手は──背に置いたまま出す様子はない。

時折動かしている様からして、
不自由というわけではなさそうだったが。

フィオレ

「……言ったでしょう。
 俺は傷つけあうような趣味は持っていない」

それは、見せれば要らぬ負担を掛けると言っていると同義であり。最大限の譲歩で、引いた線から踏み入らせないようにしている。

信用できないからではなく、
信用しているから。相手の優しさを。その危うさを。

「いいですか。
 あんたは勝手に俺の世話を焼いているんです。
 感謝なんかしてやりません。甘えもしません」

自分は、自己価値という見返りを求めていた。
花も人も、己に少しでも光を分けてくれるものだった。

けれどあんたは、他に見返りに足るものがあるのかもしれないが───今の俺にはそれが見えない。

「それを食べる前に……ひとつだけ聞かせてください。
 フィオレさんは何故。……何故なんです?」

子どもたちのために頑張るのはわかる。
けれど俺の友人として近くにいたこと。
前や、今もこうして食べ物を持ち込んだこと。

質問そのものはまとまらなかったというのに、
その理由が、はっきりとした言葉で知りたくなってしまった。

あんたもバカなことをって言ったでしょうが。

いっその事全員休んでしまえと、無責任に嘯いていた。


牢の隅。主張が下手な女だから押し出され、
気付けば人の多い地帯に押し込まれていた。

顔には叩かれたのであろう赤い痕が、
腕や足には紫色になった痣が広がるが、
まだ自分は大したことない方だと言い聞かせる。

顔色は随分と蒼白で陰鬱とした空気を身に纏っている。
時折何か呟こうと口を開く素振りはあるが、実際に声は出ず。
ただ、何をするわけでもなく静かに俯いていた。

#収容所


人間、蹲ってぐるぐる考え続けるのにも限度があるらしい。

風邪で気が弱るとか、そういうのもあったのだろう。
牢に入れられて三日目、熱が少し引いて思考がもう少し回るようになった頃。
万が一の感染症疑いが晴れた男もまた、収容所の移動に混ざるようになっていた。

  黒眼鏡

……で。

何やら聞こえてきた鼻歌に視線を彷徨わせると、周囲から露骨に避けられてる人を見つける。
姿を認めれば顔を顰め、近づいていって──唐突に鼻歌人の脛を蹴ろうとした。
じゃれ合いよりは強めに、普通にいたいかもぐらい。
当たるにせよ当たらないにせよ、蹴りに行った本人は折れてる手の骨に響いて呻いていたわけだが。情けない声が出てた。

#収容所

 アリーチェ

「おう、嬢ちゃん。冗談で言ってたのをほんとにするやつがあるかい」

静かに俯くあなたの傍に、急にしゃがみ込む男がいる。

#収容所

 ニーノ

「いって!」

ぴょんと膝が跳ねて、鼻歌が止まる。

「お。元気してるか?
 具合は?」

呻くあなたの様子に気づいているだろうに、なんだか気軽な様子。

#収容所

この男もその場にはいたはず。
隅の方で壁に寄りかかって腕を組んでいた。
その姿はほかの収容者と比べて不自然に傷がなかった。

金色の瞳は相変わらず面々の方に向けられているのだが、
突っかかっていく様子は見られない。
その辺りはそういうふうに言い含められてでもいるのだろう。
規則には従順な男のことだ。

#収容所

 フィオレ

「この……常軌を逸するほどの物好きめ」

向こうもそう言っているだろうに。
最初から、それは示され続けていたのに。
それでも聞いてしまったなんて、焼きが回ったのだろうか。

「あの時も、今も、俺は変わっていません。
 あんたに対してさほど思入れはない。
 全部、全て、そっちが勝手にやってるだけのこと」

「それでも、貰ってしまったものは……
 少しは返さないといけないだろう。

 路辺でただただ静かに咲いていたらよかったのに」

負け惜しみのように告げて、
それから大口を開けて、差し込まれたサンドイッチを齧る。
咀嚼している間も拗ねたような表情を見せていて。

「あんたは花の内の例外です。
 俺がただ一つ愛さない、押し付けがましい毒の花」

「それでも枯れるまでは面倒を見なくてはならない。
 本当に───難儀なことだ」

きっと、その場に居なかった。

【人】 無敵の リヴィオ

>>7 ダニエラ

今日は君との
約束通り
、男は午後から休みを取っていた。
そうして約束通り、
明日に君へ元気な姿を見せる──訳ではなく。

「……やぁ、ダニエラ君」

何の要件か。
こうして今、君の元を訪れたのだった。
名を呼びながら身を屈め、パラソル下の君に微笑みかける。
そこに浮かぶ笑顔はやはり、いつもと変わらない姿。

「偶然だね。いや、出会うのは必然だったのかな。
 こうして午後も君に出会えて嬉しいよ」

「……あぁ、すまない。こうして話していては、
 せっかくのジェラートが溶けてしまうね。
 ここでさようならをするのもひとつだが」

──少し、君と話がしたいんだ。

そう付け足して、
図々しくも同じパラソル下の席へ座ろうとする。
最もここで嫌な顔をされようが座る気満々。
どこかへ立ち去る様子もないのでどうか許して欲しい。

#specchio
(8) 2023/09/24(Sun) 2:51:49
メモを貼った。

リヴィオは、ダニエラから
最初に
貰ったヘアピンを前髪に付けている。 #specchio
(a11) 2023/09/24(Sun) 2:55:24

めげないなあこの人……

血を吐き、笑う。多分、後で酷く痛む。

頭がぐちゃぐちゃになりそうだ。

黒眼鏡
「…… アレッサンドロさん。
 ……そうね、困ったわ。何をしていたかバレたら、
 それが冗談でも再逮捕されかねないわね、わたし」

少々"共犯"という響きがこの状況では不味すぎる。
それは女にもわかったのか、顔を上げて気落ちのまま笑う。

【人】 無敵の リヴィオ

>>9 ダニエラ

「はは、そう言われるんじゃないかとは思ったよ。
 だけどね、今日
だったから
必然なんだ」

仏頂面にも怯まず笑顔のまま席へと座る。
そうして腕を組み、首を僅かに傾けながら口を開いて。

「……で、だ。こういうのは単刀直入に話そうと思う」

ジェラートは食べながらで構わないよ。
溶けてしまってはジェラート屋の店主が可哀想だ。
話しかけた側が何を言っているのかという話だが。

いつもと同じスーツのポケットの内側、
そこから小さな袋を取り出して、
君にも見やすいようテーブル上へと置いて見せる。
万が一のため、その袋に左手は添えたままだ。

きっと君には──いや、君なら、見覚えがあるはずだ。

#specchio

(11) 2023/09/24(Sun) 8:05:45
 アリーチェ

「マジで墓参りで捕まった…ワケじゃなさそうだな」

周囲から避けられているのをいいことに、
そのままあなたの隣にどすん、と座ろうとする。
その様子はなんとも軽々しく、追い返せばどっかいくだろう。

「話し相手? 懺悔室の…アー…神父? 抱き枕?
 それとも涙を拭くハンカチーフ…いやなんでもいいが。
 俺が助けになれることはあるかい」

【人】 無敵の リヴィオ

>>9 >>11 ダニエラ

その透明な袋の中には『銀のヘアピン』が入れられている。
勿論、知らないとただ首を振るのも簡単だろうが。

「……俺は、嘘つきでどうしようもない人間だが。
 君が言葉を渋り、いつもとは違う様子を見せたのなら、
 近付かれても間抜けに笑っているほど無能じゃない」

「最も、無能な人間は上に沢山居そうだけどね」

目が飾りの代理様とかね。
口にはせずとも態度に出していく。

「まぁ、それに……君と俺は案外似ているらしい。
 本当の意味で仲良くやって行けそうな程にね。
 俺としては、あー……犬カフェに行きたいのは本音だ」

単刀直入と言いながらいつもの声色で、
いつもの……とは異なる柔く弱々しい笑顔を浮かべて、
まるで会話を早々に終わらせるのは惜しいというように
語り続け、その翠眼は揺れることなく君を見ていた。

#specchio
(12) 2023/09/24(Sun) 8:08:49

【人】 無敵の リヴィオ

>>13 >>14 ダニエラ

銀のヘアピンこれ』を壊さずにいた理由は
単に壊したところで怪しまれるだろうという点と、
君に疑われるのならそれもいいかと考えてしまったから。

流石にルチアーノとのやり取りの際には上着を脱ぎ、
ベンチへと放り投げて会話の一部を隠していたが、
それ以外は敢えてずっとポケットの中に仕舞いこんでいた。

君がこれを贈り物とせずにいてくれたことが、
男にとって何よりの救いなんだろうと思う。
男は今まで何かを受け取る側にはなれなかったからこそ。


言い訳がないことに安堵したのか。あるいは胸を痛めたのか。
どちらとも言えるし、どちらとも言えない表情を浮かべて、
少し伏せた視線は、また君へと戻されていく。

「……はは、残念がってくれるのかい?
 それは嬉しいものだね、惜しまれるとは思わなかった」

こんな男だが、何故か慕ってくれる後輩は居た。
嘘ばかりで、嘘の自分を慕われることが苦しかったが、
彼らとの日常は、とても楽しい日々だった。

それは確かに、嘘じゃない。心からの本音だ。

#specchio

(15) 2023/09/24(Sun) 9:48:24
リヴィオは、リヴィオ・アリオストは嘘吐きだ。
(a12) 2023/09/24(Sun) 9:49:24

リヴィオは、別に、無敵なんかじゃあない。
(a13) 2023/09/24(Sun) 9:49:46

【人】 リヴィオ

>>13 >>14 >>15 ダニエラ

「どうして欲しい、か……そうだね」

考えるような素振りを見せるが、答えは既に決めている。
任されたから為すのではなく、それは男が決めた答えだ。
わざとらしい笑顔に切り替え、一呼吸置いてから。

一緒に自首俺とデートをしよう、ダニエラ君」

「その一度きりのデートでは満足とは言えないだろうから、
 全てが終わったその先で犬カフェにいこうもう一度デートしよう

未来はいらない。ここで破滅してしまいたい。
そう考えていた過去を思えば、
未来の話をする男はきっと、少しは前を向いている。
お節介で、お人好しで、物好きなやつらのおかげせいで。

それにきっと、終わることを許してくれないんだ。
仲間の一人を思い浮かべて、思わずため息が出そうになった。

「……そういうのは、駄目かな?」

わざとらしい笑顔は外して、何処か伺うように、
やっぱり弱々しさのある表情で君を見る。
傍から見れば君に振られた失恋男って感じだ。

まだ振られてはいない。色気のない口説き文句ではあるが。

#specchio
(16) 2023/09/24(Sun) 9:50:56
リヴィオは、ただのひとりの人間だ。
(a14) 2023/09/24(Sun) 9:52:02

 黒眼鏡

「突然捕まるし熱出るし痛いことされるしサイアク」

むっす〜と頬膨らませて拗ねた様子。
手に響かない程度にもう一度蹴った、まあ八つ当たりだ。

「ファミリーの幹部カポにでもなれば、
 こんな状況でも鼻歌歌ってられるの?」

げし。

#収容所

 ニーノ

「体調崩したのか?
 おめー、一応拘留されてても診察受ける権利はあるぞ。
 ちゃんと看守に言えよ。
 通じるかわからんけど」

無遠慮に手を伸ばし、様子を確かめるようにべちぺたと頬や肩を叩く。

「いや、俺がスペシャルにタフガイrobustoだからだ。」

止めることも無くそのまま蹴られながら、
ハハハ、なんて笑う。

「お。なんだ、随分耳聡く・・・なったな。偉いぞ」

#収容所

 黒眼鏡

「どうせいつもの熱だし、なんかもうそこまで頭働かなかったし……」

頬は多少熱いがピークは越えたところ。
無遠慮に伸ばされた手を嫌がる様子は無いが、眉間の皺は深まっていた。
慮るそれに近いと分かっていたから。

「崖から落としてもぴんぴんしてそうだもんな」

嫌味、ひとつ落としたあと。

「嫌でもなるだろ、ここにいるんだから」
「えらくない、別に」
「……なあ」

足を止めて、笑みを見上げた。

「なんでマフィアしてるの」

#収容所

ニーノ

「そうか。ったく、無理すんなよ。
 飯はちゃんと出てるだろ?
 なかったら俺が訴えてやるからちゃんと食えよ」

がしがしと、あなたの髪を持ち上げるように掻く。
乱暴な指先が頭皮にがつがつとぶつかって、けっこう痛く感じるだろう。

「崖は無理だ。3階…いや、4階からならイったことあるが」

大真面目に答えながら、片膝を立てて腰を下ろす。
どすんと乱暴に動くさまは、牢獄暮らしの癖に力がありあまっているようだった。
心なしか血色もよく、あの狭く油臭いカウンターの裏で味気のないパンをかじっている時よりも健康そうだ。
…ここが性に合っているのかもしれない。

「なんで、か。
 んー……」

霧の中を悩み探るというより、
つるはしでガンガンと記憶をひっくり返すように
眉間に力を入れてから。

喧嘩ケンッカが強かったから…だな!」

グ、と力こぶをひとつ作り、にっと笑った。

#収容所

「あ〜いってえ……」

腹の辺りを抑えながら収容所をよたよた歩く。

「あのバカ野郎マジで蹴りやがったな……
 肋骨とか折れてたらどうすんだっつの……
 いや、怪我はお互い様か……」

呟く顔にも傷はあるし、白衣のあちこちに血はついてるし。
包帯は巻いてるし、髪も所々くすんだ赤が付着している。
何をやったのかはさておいて、ふらつく足取りから
まあ"それなりに"やりあったのは確実だ。

一応、見知った顔を幾つか見つける度、
両手に嵌められた手錠ごとふりふり手を振った。

#収容所

 カンターミネ

「よう、おしゃべり。
 ここでは流石にちょっとは静かか?」

手をひらり、声をかける。
痛々しい様子がなかったら、肩でも組んでバンバン叩いていそうな勢いだったが、
流石に遠慮したのか距離が遠い。

#収容所

黒眼鏡

「カフェのマスターは元気そうだな……羨ましいぜ。
 散々喋ったんで疲れたんだよ、はーあ……」

手を振り返し、のそのそ寄る。いや、距離は遠いけど。
だってバンバンされたら今流石にキツいし。

「嫁入り前の乙女にこんな傷負わせる奴いるか?
 信じられねえよなあぁ〜……」

#収容所

【人】 リヴィオ

>>17 >>18 >>19 ダニエラ

こんな口説き文句だけじゃ、
君はきっと落ちてくれないだろうとは考えた。

自分の裏は隠し、『証拠』を突きつけ笑って、
君だけを責めてしまうことは簡単だったが……。
だけどそれが出来なかったからこそ、
まずは真っ直ぐな言葉で伝えるしかなかったんだ。

その後にどうするかなんて、その時考えるしかない。
お姫様抱っこでもして警察署お城に向かうのも悪くはないけどね。
そうじゃないと、彼の呆れ顔を見ることになってしまう。
まぁ、辿り着く前にお巡りさんへ通報されかねないが。

「……俺個人ではなく、
頼み
でもなければ、
 俺は多分君を見逃してしまっていたんだろう」

誰でも良かった。でも、誰でもいい訳じゃなかった。
知っている人間も、知らない人間も。
誰も彼も、無実の人間はあの狭い場所に行くべきじゃない。

本当はずっと分かっているし、
選ばないってのは責任逃れに過ぎない。
狡い人間なんだ、本当は。

#specchio

(20) 2023/09/24(Sun) 12:34:12

【人】 リヴィオ

>>17 >>18 >>19 >>20 ダニエラ

まぁだから、君が見逃して欲しいと口にするなら、
それもいいかと代わりに俺も見逃してくれと笑って、
きっとその後は自己嫌悪に陥っていたんだろう。

そんな過去も未来も、なかった訳だが。

「…だから、すまないね。見逃される諦められることを諦めてくれ。
 君を休ませて座らせてやりたいと言った
のためにもね」

誰が言ったかまで教える必要はないだろうが、
ヒントくらいはいいだろう。
あとはその当人が後で問い質されればいい。

座る場所はどうにも心地がいいとはいえなさそうだが、
仕事を休むって意味でも悪くはない。
しかしもしも彼女に何かをする輩がいるなら、
俺が殴っても噛み付いても許されるだろう。

彼女に何かを思う人間だった場合は?
…どうしようか、特に何も考えていない。
出来ることならそうならなければいいと願うだけ。

代わりに俺を殴る案でどうにかならないだろうか。
別にマゾヒストじゃないが。

#specchio

(21) 2023/09/24(Sun) 12:35:48

【人】 リヴィオ

>>17 >>18 >>19 >>20 >>21 ダニエラ

問いに誤魔化すことなく頷いて。

「あぁ、そうだよ。
俺達
は俺が最後のひとりだ。
 だからね、君がこれ以上に頑張る必要はないんだ。
 安心していいよ、俺は嘘吐きだが──そういう嘘は吐かない」

自分さえ食い殺したかった凶狼【A.C.A】一匹ひとりは笑う。

こんなにも綺麗にひとりになるとは思わなかったな。
最後が俺ってのもどうなんだって話だけどね。

「という訳でだ、ダニエラ君。
 『この街の執行役が全員いなくなれば平和だと思わないか』」

だってさ、これも君を座らせたいやつの言葉。

表舞台は残る人間に任せよう。幸い、そこに宛はある。
というか、黙って隠していたからでもあるが、
【A.C.A】のひとりに協力を頼む有能なやつがいるんだ。

それだけじゃなくて、流石にやり過ぎなこの状態じゃ
あの目がない代理様も残り僅かの天下になるだろう。

そうなって欲しいからそう願っておく。

#specchio
(22) 2023/09/24(Sun) 12:36:56