人狼物語 三日月国


23 【完全身内】Días preciosos【R18RP村】

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極夜の季。異形の刃が朱に染まれば、月の女神が蒼ざめる。
地上の民は怯え、惑い、鋭き刃に蹂躙される。
女神はただただ無力を嘆き、涙を零すのみ。

――三日月国の伝承

【人】 とある書物

化学と魔術が混ざった世界

夜と暗闇を支配する悪鬼が跋扈し
神に選ばれた寵児のみが狩る力を得ると信じられていた。


これはある狩人見習いと半吸血鬼の青年に焦点をあてた
ごく一部の足跡
(0) 2020/02/24(Mon) 21:47:31
ハンター見習い ミゲルが参加しました。

【人】 ハンター見習い ミゲル

   吸血鬼なんか大っ嫌いだ


僕から何もかも奪い去る。何もかも奪うあの×が

────憎い。

憎い憎い憎い憎い憎い
殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる


すべて吸血鬼なんてすべて滅びればいい。
僕はそう思っていた。

八年前のあの日からずっとずっとずっと
憎しみは糧だ、生きる糧だった

否定は則ち僕自身の否定だ。

だから此奴のことだって
虚偽の申告でもして始末してやればいい
(1) 2020/02/24(Mon) 22:00:09

【人】 ハンター見習い ミゲル


  そんな風に思っていた【ハズレ籤の相棒】
  連携も交流も取ろうとしない
  愛想も何もない此奴だって

  人類の、いいや
僕の敵だ。
(2) 2020/02/24(Mon) 22:00:13

【人】 ハンター見習い ミゲル




──────…えっ?


 
(3) 2020/02/24(Mon) 22:00:16

【人】 ハンター見習い ミゲル

僕がその時見たのは
鋭く尖った牙でもなく

 大嫌いな紅でも、なく……
(4) 2020/02/24(Mon) 22:00:18

【人】 ハンター見習い ミゲル

─某国・街中─

[ミゲルの機嫌はそこぶる悪かった。
普段ならボタンの2つほど外しているのにキッチリと襟首まで止めている。
その襟の向こうには真新しい白い包帯。

衣服を見れば世界に浸透する教会のシンボルは欠けており見習いを示していた。]


……アンタさぁ

[黙りを決め込んでいる外聞上の相棒に視線をやる。
上背のある男を睥睨しても迫力はないのは承知だが
済ましきっている横顔に向かって忌々しげに目が吊り上がるのは半ば条件反射]


俺に何か言うことないわけ?


[吐き捨てるように言って、苛立つように早足になる。
時折きちんと付いてきているかの確認を怠らないのは監視も兼ねているからだ。

ミゲルは吸血鬼狩りのハンター見習い。
目下のところ正式なハンターになれるかの試験真っ最中であり、
この数ヶ月幾度も理不尽だと罵った相棒は────教会が囲っている半吸血鬼だ。**]
(5) 2020/02/24(Mon) 22:00:34
ハンター見習い ミゲルは、メモを貼った。
(a0) 2020/02/24(Mon) 22:00:37

半吸血鬼 クラレンスが参加しました。

【人】 半吸血鬼 クラレンス



 [ 時たま私は夢を見る


   月すら隠すような厚い雲
      虫一匹と鳴かぬ静寂
         夢にはあまりにリアルな紅


               そして 地に伏せる一際濃い
 ]

 
(6) 2020/02/25(Tue) 0:40:35

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 前も後も切り取られたように
   同じ景色だけ繰り返し、繰り返し

   記憶になく 知りもしない映像
  
だけど どこか苦しくて



                  今日もうまく眠れないのだ ]
 
(7) 2020/02/25(Tue) 0:41:20

【人】 半吸血鬼 クラレンス





[ だいじなものが こわれたおとが やけに鮮明、で ]




 
(8) 2020/02/25(Tue) 0:41:59

【人】 半吸血鬼 クラレンス

─ 某国・街中 ─

 [ 半吸血鬼
   この世界の暗闇に潜む悪鬼を
   唯一、完全に滅する事が出来る者

   教会が半吸血鬼を囲い
   吸血鬼ハンターと呼ばれる特殊な力を発現した者と
   共に人類の敵である吸血鬼を殺す、時代

   ご機嫌ナナメなハンター見習いの後ろについてくる
   これまた嫌そうな顔をする半吸血鬼 ]


   悪かったとは思ってるよ


 [ 吐き捨てられた言葉>>5に返したのは
   これまた謝罪の心、約数ミリの言葉

   口の中に残るのは不快感
  
身体の方は充足感を得てるのが余計ムカつく
 ]
 
(9) 2020/02/25(Tue) 0:42:51

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 逐一後ろを振り向くのは
   監視対象でしかないからなのだろう

   気がつけば教会に居た
   そこからは逆らえば死をという世界だった
   世界の敵吸血鬼
   それを狩れる半吸血鬼も管理下になければ恐怖の対象だ

   目の前にいるコイツだって吸血鬼嫌いで
   向ける目線は大抵鋭いもの
   そんな相手に連携も交流も愛想も
   真面目にできるほど器は広くない ]


   …………


 [ 首の傷は大丈夫かなどと声はかけない

   そう、今の彼にあるのは
   普段はやれと言われても拒否する不快な事柄を
   無意識のうちにしてしまった事に対して
   自分自身への嫌悪感だけだった ]**
 
(10) 2020/02/25(Tue) 0:43:17

【人】 ハンター見習い ミゲル

─ 某国・街中 ─

[ それ>>9は世界の真実だ。

  夜に潜む悪鬼を滅ぼすには
  等しく闇に魂を沈めた存在だけが完全に滅することが出来る

   他の方法では如何な能力者であろうとも
   幾歳月の最中に復活を遂げてしまう。

  一部にしか知られぬ真実は
  ミゲルをひどく落胆せしめたのも、数ヶ月前のこと
  無愛想極まりない半吸血鬼

無意識にカリッと首に爪を立てる ]
 

  何に対して?
  俺が手を差し出したのに首からしたこと?


[  数ヶ月前
  見習いからハンターになるために出会った時より
 
  以来変わらぬ憎悪と嫌悪まじりの鋭い視線 ]
(11) 2020/02/25(Tue) 9:12:14

【人】 ハンター見習い ミゲル



[ …────…寸時柔いでしまうのを

  同行している
 半吸血鬼が知っているかは定かではない。 ]


  
(12) 2020/02/25(Tue) 9:12:18

【人】 ハンター見習い ミゲル




  
   …… めんどくさ…



  
(13) 2020/02/25(Tue) 9:12:20

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 何もかも喪ったのだ、八年前のあの日に


孤児である僕を差別せずにいてくれた
  あの暖かな場所はもう記憶にしかない。

   優しかった親代わりの神父も
   声をかけてくれたおばあさんも
 
   誰よりも仲良かった。
   何でも話せた幼馴染みとの思い出の場所も


 
  例えそれが偽りの安寧の場所であろうとも

  すべては焼けて灰塵と化した。 ]
(14) 2020/02/25(Tue) 9:12:23

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 向けた視線は半吸血鬼の禍々しい緋を下り
  左手の袖へと注がれる

  あの時に……
  この目に映った”アレ”は何だったのか ]


  少しぐらい悪いって思うんならさ
  ……”それ”見せてくれない?


[ 指定の宿を探す最中
  雑踏の中に消え入りそうな声音を

  名義上の相棒が拾ったかも定かではない

  手首を指でつつくジェスチャーで伝わっただろう
  紐飾りのような”それ”

  知らなければ、と勇み足になるのが自身の性分か
  知りたくない、と訴えるのは何故なのか

   期待をしたくない
   落胆をしたくない


 確かめないままのほうが、良いではないか
 内で鳴り響く警鐘はミゲルの”性質”を止めるには足りない**]
(15) 2020/02/25(Tue) 9:12:52
吸血鬼 ルゴールが参加しました。

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 帰ってきた言葉にはしばらく時間を置いてから返した

   凝り固まった心で相方に壁を作った彼が
   柔らいだ視線に気付くことはなかった ]


   噛んだ事に決まってるだろ


 [ 吸血するのは嫌だ
   半吸血鬼の癖に?なんて
   誰かに言われた事もあっただろうが

   心が拒絶する。理由は知れない
   だが当然に、本能はそうではなく
   喉が渇く。水では癒す事のできない飢え ]
 
(16) 2020/02/25(Tue) 12:09:27

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ アレは手を差し出したつもりだったのか>>11
   言葉などなんとでも言えると雑に無視をした

  
吸血鬼との戦闘時以外は吸血厳禁

   教会所属の半吸血鬼に定められた掟のひとつ
   今回は完全に戦闘外で襲った
   その気でコイツが上に報告すれば
   早急に自分は処分を受けることとなるだろう ]


   …?まあいいけど
   宿に着いてから


 [ いつもよりやけに素直に話を聞いたのは
   自分にデメリットが無いのもあったが

   報告しそうにない態度だったから>>15
   その理由は、自分が利用される立場だからだろうが
   この程度の事を聞いて重い重い処分を逃れられるなら
   当然、誰だって従うだろう? ]
 
(17) 2020/02/25(Tue) 12:10:43

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 血統上の半吸血だって
   生まれた時は人の子の様に赤子で
   人間と同じ様に歳を取っていく
   その地に突然現れた様に生を受けることなどない

   だから、”気付けば教会に居た”の前には
   欠落した過去がある、のだけれども


   そんな事は一時も、気にもしなかった
   全くもって気にも留めなかった

   どうせ、喪った過去を想った所で
   なんの糧にもなりやしないのだ、と
   そう思ってる癖に、だ ]

 
(18) 2020/02/25(Tue) 12:11:42

【人】 半吸血鬼 クラレンス



 [ 左手に通したそれを手放さなかったのは何故だろう
   目覚めた時から共にあったもの


              ただ綺麗だったから?それとも? ]**

 
(19) 2020/02/25(Tue) 12:12:56

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ ミゲルがハンターとなるには半吸血鬼を飼い慣らすこと
  宛がわれた半吸血鬼を

報告をすれば再試験
  不都合な記憶の除去と面倒が満載だった

  世界は半吸血鬼に優しくないが
  ハンター見習いなど捨て駒に過ぎぬのも事実だ

  この半吸血鬼は知らないのであろう
  憐れだな────
           ……お前も僕も  ]


   へぇ、やけに素直じゃん

   いっつもそうだったら
   こっちも世話焼けないんだけど

   薬あげようとして倒れるとか無様過ぎない?
   寝首掻かれたいの?

[ それはソレとして湧き上がるイライラさんはぶつけてしまおう
 原因も現況も此奴です!
 八つ当たり相手も此奴しかいない!
 正当防衛になるって先生も言ってました
 
先生まだいない
 
]
(20) 2020/02/25(Tue) 17:23:54

【人】 ハンター見習い ミゲル

 [ 左手に通した襤褸の革紐が…────…
   まるで と 想ったことも気づかれたくなかった


  
色褪せて
 
朽ち果てて

   
擦り切れて
 
使い果てて

           
いずれは捨てられるのだろう


    まるで元々この世から無かったように  ]


    ────…まるで、お前みたいだなんて

                         )



[ そんな感情はらしくない。抱いてはならない
  吸血鬼への憎悪こそが僕の糧なのだから。  ]
(21) 2020/02/25(Tue) 17:23:59

【人】 ハンター見習い ミゲル

─宿の一室─

[ 無駄に宿の店員に愛想振りまいて疲れた
 以上が報告書では駄目だろうか

 特別な通信機器の報告は一日一回が見習いの義務
 ミゲルが最も苦手な作業だ

  最も得意なことは後々に明かされるだろう、きっと
  無愛想の仏頂面を絵に描いたような半吸血鬼を待たせて
  ────端末を放り投げる。 ]


  で、それ見せてよね


[ さも今思い出したと言わんばかりの態度は、
  我ながら愛想も可愛げも何もないと喉で笑う

  必要性もない
  飼い慣らせという上のお達しには
  仲を深めろとは言われてはいない。

  子どもじみた持論なのは理解していても、だ。 ]
(22) 2020/02/25(Tue) 17:24:01

【人】 ハンター見習い ミゲル



  
  
  …────……ッ!





[左の袖を捲り”それ”を見せて貰おうとした矢先
 どっと押し寄せるのはしまい込んだ万華鏡のような記憶


 消え入りそうな呼び掛けは、
 半吸血鬼の仮初めの名ではなくて




  遠い昔の胴の飾りに掘った友の名  ]
 
(23) 2020/02/25(Tue) 17:24:03

【置】 ハンター見習い ミゲル

   大切なものは夜に喰われてしまった
   すべて吸い尽くされて干からびて

     激情憎悪≠内に宿して 彷徨う
     こころはずっと夜の真夜中のまま

        陽の明るさを、忘れて。
(L0) 2020/02/25(Tue) 17:24:05
公開: 2020/02/25(Tue) 17:30:00

【置】 ハンター見習い ミゲル

─Memory─


  産まれて間もない赤子の頃に
  辺境の村の教会に置き去りにされていた。

  有り触れた話だろう?
  親のいないことも捨て子であったことも
  産まれた時からそうであり
  周囲が蔑視しないなら気にならないものだ。


  ものごころ付く前から友達もいた。
  親代わりの神父が多忙そうであろうとも

  あの子が仲良くしてくれたから
  ────…寂しくなんて無かった。



    幼子ふたりで遊んだ夜の森で
    見上げた星空は燦々と輝いていた。



   
 いつか、また 


      僕にとってあの子は極星だ
      夜に置き去りにされた僕の道標
(L1) 2020/02/25(Tue) 17:24:08
公開: 2020/02/25(Tue) 17:30:00